JPH02131476A - 新規チアジアジン類、その製造法および該化合物を含有する殺虫殺ダニ剤 - Google Patents

新規チアジアジン類、その製造法および該化合物を含有する殺虫殺ダニ剤

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JPH02131476A
JPH02131476A JP1048475A JP4847589A JPH02131476A JP H02131476 A JPH02131476 A JP H02131476A JP 1048475 A JP1048475 A JP 1048475A JP 4847589 A JP4847589 A JP 4847589A JP H02131476 A JPH02131476 A JP H02131476A
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中屋 道彦
Koji Fukushi
幸治 福士
Kenji Odaka
建次 小高
Masayuki Ooka
大岡 真行
Shiro Shiraishi
白石 史郎
Masahiko Nakamura
雅彦 中村
Satoshi Numata
智 沼田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式(1) (式中、RlおよびRzはそれぞれハロゲン原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示し、R3は炭素数1〜4
のハロアルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロアルキル
オキシメチル基、炭素数2〜4のハロアルケニルオキシ
基、炭素数1〜4のハロアルキルチオ基、炭素数1〜4
のハロアルキルチオメチル基、炭素数2〜4のハロアル
ケニルチオ基、炭素数2〜8のハロアルキル基、炭素数
2〜8のハロアルケニル基、炭素数1〜8のアルキルオ
キシカルボニル基、置換フェノキシカルボニル基または
置換ビリジルオキシ基を示し、mは0,1,2または3
を示し、nは0、1,2または3を示す.)で表される
テトラヒドロー1.3.5−チアジアジン−4−オン類
またはその塩類、それらの製造方法およびそれらの1種
または2種以上を有効成分として含有することを特徴と
する殺虫殺ダニ剤に関する. 本発明化合物は各種産業分野において有用であり、特に
殺虫殺ダニ剤として農業分野において有用である. (従来の技術〕 従来、テトラヒドロー1.3.5−チアジアジン−4−
オン類が、殺虫、殺ダニ作用をもつことは、日本国公開
特許公報昭54−3083号、同昭54−12390号
、同昭54−154780号に記載されている.この中
で、式(IV) で表わされる2−ターシャリープチルイミノ−3−イソ
プロビル−5−フェニルーテトラヒドロ1,3.5−チ
アジアジン−4−オン(一般名:ブブロフェジン: B
uprofezin)が殺虫剤として実用に供されてい
る.さらに日本国公開特許公報昭61−140577号
においては、2−イミノ基または3一位又は5一位のう
ち少なくとも1つ以上がある種の置換フェニルアルキル
基で置換されたテトラヒドロー1.3.5−チアジアジ
ン−4−オン類は殺虫、殺ダニ作用をもつ新規化合物で
あり、特に2−イミノ基または3一位のうち少なくとも
1つ以上がある種の置換フェニルアルキル基で置換され
たテトラヒドロー1.3.5−チアジアジン−4−オン
類は公知化合物であるププロフェジンに比べて顕著な殺
虫、殺ダニ作用を示したとの記述がある.しかしながら
これらの殺虫、殺ダニ剤は半翅目害虫、鞘翅目害虫には
殺虫活性を有するが、鱗翅目害虫には十分な殺虫活性を
有していない.これらの殺虫、殺ダニ剤と同様な作用性
を持ち鱗翅目害虫にも卓越した殺虫活性を有する新規薬
剤の開発が要望されている. 〔本発明が解決しようとする課題〕 本発明は、前記従来技術の問題点を解決した、新しい構
造、広い殺虫スペクトラムおよび高い殺虫活性を示す優
れた殺虫性化合物、殺虫殺ダニ剤およびその簡易な製造
法を提供することを課題と(il題を解決するための手
段および作用〕本発明者らは前記課題を解決すべくテト
ラヒドロー1.3.5−チアジアジン−4−オン類につ
いて鋭意検討した結果、2− (2,2.2−1−リフ
ルオロエチルイミノ)一テトラヒド口−1,3.5−チ
アジアジン−4−オン類またはその塩類が広い殺虫スペ
クトラムを持ちしかも公知の類縁化合物では十分な殺虫
活性を示さない鱗卸目害虫に対しても高い殺虫活性を有
することを見いだし本発明を完成させた. すなわち、本発明は一般式(1) (+) (式中、RlおよびRtはそれぞれハロゲン原子または
炭素数1〜4のアルキル基を示し、Rsは炭素数1〜4
のハロアルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロアルキル
オキシメチル基、炭素数2〜4のハロアルケニルオキシ
基、炭素数1〜4のハロアルキルチオ基、炭素数1〜4
のハロアルキルチオメチル基、炭素数2〜4のハロアル
ケニルチオ基、炭素数2〜8のハロアルキル基、炭素数
2〜8のハロアルケニル基、炭素数1〜Bのアルキルオ
キシカルボニル基、置換フェノキシカルボニル基または
置換ピリジルオキシ基を示し、mは0、1、2または3
を示し、nは0、1,2または3を示す.)で表される
テトラヒドロー1.3.5一チアジアジン−4−オン類
またはそれらの塩類、一般式(n) (式中、Rlおよびmはそれぞれ前記の意味を示す。)
で表わされる化合物を、−1’G式(I[[)(式中、
Rz ,R3およびnは、それぞれ前記の意味を示す.
)で表わされる化合物と反応させることを特徴とする一
般式(!)で表わされるテトラヒド口−1.3.5−チ
アジアジン−4−オン類またはそれらの塩類の製造法、
および一般式(1)で表わされるテトラヒド口−1.3
.5−チアジアジン−4−オン類およびそれらの塩類の
1種または2種以上を有効成分として含有することを特
徴とする殺虫殺ダニ剤である. 一般式(・■)で表わされる本発明化合物のうちチアジ
アジン環の3一位ベンジル基が1つの置換基を有する場
合は、ベンジル基の3一位または4一位W換が好ましく
、特に4一位置換が好ましい。
3一位ベンジル基が2つの置換基を有する場合は、ベン
ジル基の3.4一位置換が好ましく、3一位置換基とし
てはハロゲン原子が好まし《、特にフッ素原子または塩
素原子が好ましい。4一位置換基がハロアルキルオキシ
基である場合は、ハロゲン原子としては、臭素原子、塩
素原子またはフッ素原子が好ましく、特にフッ素原子が
好ましい.ハロアルキルオキシ基としては、ジフルオ口
メトキシ基、トリフルオ口メトキシ基、クロロジフルオ
口メトキシ基、プロモジフルオロメトキシ基、2,2.
2−}リフルオ口エトキシ基、1.1.2.2−テトラ
フルオ口エトキシ基、2,2.3.3−テトラフルオ口
プロピルオキシ基または2.2,3,3,4,4.4−
ヘキサフルオロブトキシ基が好ましく、特にトリフルオ
ロメトキシ基が好ましい.4一位置換基がハロアルキル
オキシメチル基である場合は、ハロゲン原子としては、
臭素原子、塩素原子またはフッ素原子が好ましく、特に
フッ素原子が好ましい.ハロアルキルオキシメチル基と
してはジフルオ口メトキシメチル基、トリフルオロメト
キシメチル基、クロロジフルオ口メトキシメチル基、プ
ロモジフルオ口メトキシメチル基、2,2.2−}リフ
ルオロエトキシメチル基、1.1.2.2−テトラフル
オロエトキシメチル基、2.2.2−トリフルオロー1
−メチルエトキシメチル基が好ましく、特に2,2.2
−トリフルオロエトキシメチル基が好ましい.4一位置
換基がハロアルケニルオキシ基である場合は、ハロゲン
原子としては、臭素原子、塩素原子またはフッ素原子が
好ましく、特にフッ素原子または塩素原子が好ましい.
ハロアルケニルオキシ基としては、1,2.2−トリク
ロロビニルオキシ基、2,2−ジクロロ−1−フルオロ
ビニルオキシ基、2−クロロ−2−プロペンオキシ基、
2−ブロモー2−プロペンオキシ基、2.3−ジクロロ
ー2−プロペンオキシ基、3−クロロー2−ノルマルー
ブテンオキシ基、3−クロロー3一ブテンオキシ基が好
ましく、特に1,2.2−}リクロロビニルオキシ基ま
たは2−クロロ−2一プロベンオキシ基が好ましい.4
一位置換基がハロアルキルチオ基である場合は、ハロゲ
ン原子としては、臭素原子、塩素原子またはフッ素原子
が好まし《、特にフッ素原子が好ましい.ハロアルキル
チオ基としては、ジフルオ口メチルチオ基、トリフルオ
口メチルチオ基、クロロジフルオ口メチルチオ基、プロ
モジフルオ口メチルチオ基、2,2.2−}リフルオロ
エチルチオ基、1,1,2.2−テトラフルオロエチル
チオ基、2,2,3.3−テトラフルオ口プロピルチオ
基または2,2,3,3.4,4.4−へキサフルオロ
ブチルチオ基が好まし《、特にトリフルオ口メチルチオ
基が好ましい.4一位置換基がハロアルキルチオメチル
基である場合は、ハロゲン原子としては、臭素原子、塩
素原子またはフッ素原子が好ましく、特にフッ素原子が
好ましい.ハロアルキルチオメチル基としてはジフルオ
ロメチルチオメチル基、トリフルオロメチルチオメチル
基、クロロジフルオロメチルチオメチル基、プロモジフ
ルオロメチルチオメチル基、2.2.2−トリフルオロ
エチルチオメチル基、1,1,2.2−テトラフルオロ
エチルチオメチルL 2,2.2−}リフルオロ−1−
メチルエチルチオメチル基が好ましく、特に2,2.2
−}リフルオロエチルチオメチル基が好ましい.4一位
置換基がハロアルケニルチオ基である場合は、ハロゲン
原子としては、臭素原子、塩素原子またはフッ素原子が
好ましく、特にフッ素原子または塩素原子が好ましい.
ハロアルケニルチオ基としては、1,2.2−}リクロ
ロビニルチオ基、2.2−ジクロロー1−フルオロビニ
ルチオ基、2−クロロー2−プロベンチオ基、2−ブロ
モー2−プロペンチオ基、2.3−ジクロロー2−プロ
ペンチオ基、3−クロロー2−ノルマルーブテンチオ基
、3−クロロー3−プテンチオ基が好ましく、特に1.
2.2−}リクロロビニルチオ基または2−クロロー2
−プロペンチオ基が好ましい.4一位置換基がハロアル
キル基である場合は、ハロゲン原子としては、臭素原子
、塩素原子または、フッ素原子が好ましく、特にフッ素
原子が好ましい.ハロアルキル基としては、ペンタフル
オロエチル基、ノルマルーヘプクフルオロプロピル基、
ノルマルートリデカフルオ口ヘキシル基、2,2.2−
}リフルオロエチル基または2.2−ビス(トリフルオ
ロメチル)−3.3.4,4.5.5.5−ヘプタフル
オロペンチル基が好ましく、特にペンタフルオロエチル
基が好ましい.4一位置換基がアルキルオキシカルボニ
ル基である場合は、アルキルオキシカルボニル碁として
は、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ノ
ルマループロボキシカルボニル基、イソープロポキシカ
ルボニル基、ノルマルーブトキシカルボニル基、イソー
プトキシカルボニル基、セカンダリ一一ブトキシカルボ
ニル基、ターシャリ一一プトキシカルボニル基、ノルマ
ルーベンチルオキシカルボニル基、イソーベンチルオキ
シカルボニル基、ノルマルーヘキシルオキシカルボニル
基、2−メチルペンチルオキシ力ルボニル基、3−メチ
ルベンチルオキシカルボニル基、ノルマルーヘプチルオ
キシ力ルボニル基、ターシャリ一一へプチルオキシ力ル
ボニル基またはノルマルーオクチルオキシカルボニル基
が好ましく、特にクーシャリー−プトキシ力ルボニル基
が好ましい.4一位置換基が置換フェノキシカルボニル
基である場合は、置換フェノキシカルボニル基としては
、フ・エノキシカルボニル基、2−クロロフエノキシカ
ルボニル基、3−クロロフエノキシカルボニル基、4−
クロロフエノキシカルボニル基、2−フルオロフエノキ
シカルポニル基、3−フルオロフエノキシカルボニル基
、4−フルオロフエノキシカルボニル基、2.4−ジク
ロロフエノキシカルボニル基、3.4−ジクロロフエノ
キシカルボニル基、3.5−ジクロロフエノキシ力ルボ
ニル基、2.4−ジフルオロフエノキシカルボニル基、
2.6−ジフルオロフエノキシカルボニル基、4−トリ
フルオロメチルフエノキシカルボニル基、4−トリフル
オロメトキシフェノキシカルボニル基、4−メトキシフ
エノキカルボニル基、2−メチルフェノキシカルボニル
基、3−メチルフェノキシ力ルボニル基、4−メチルフ
ェノキシ力ルボニル基、2.4−ジメチルフエノキシカ
ルボニル基または4−クーシ+りー−プチノレフェノキ
シカノレボニル基が好ましく、特に2.4−ジクロロフ
エノキシカルボニル基が好ましい.4一位置換基が置換
ピリジルオキシ基である場合は、置換ビリジルオキシ基
としては、3−クロローピリジルオキシ碁、3.5−ジ
クロロー2−ピリジルオキシ基、5−トリフルオロメチ
ルービリジルオキシ基または3−クロロー5−トリフル
オロメチルーピリジルオキシ基が好ましく、特に3−ク
ロロ−5−トリフルオロメチルーピリジルオキシ基が好
ましい.またチアジアジン環の5一位フェニル基が1つ
の置換基を有する場合は、ハロゲン原子では臭素原子、
塩素原子またはフッ素原子が好ましく、特にフッ素原子
が好ましい.フッ素原子置換の場合は特に2一位フッ素
原子置換が好ましい.また、アルキル基ではメチル基、
エチル基、イソープロピル基またはクーシャリー−ブチ
ル基が好ましく、特にメチル基が好ましい.メチル基置
換の場合は特に3一位または4一位メチル基置換が好ま
しい.5一位フェニル基が2つの置換基を有する場合は
、ハロゲン原子としては臭素原子、塩素原子またはフン
素原子が好まし《、特にフッ素原子が好ましい.ま・た
、アルキル基としてはメチル基、エチル基、イソープロ
ビル基またはターシャ.リー−ブチル基が好ましく、特
にメチル基が好ましい。フェニル基の2つの置換基の置
換位置としては、2.4−位1tA、3.4−位1if
A、2,6一位!1Aが好ましく、2一位置換基として
はフッ素原子が好ましく、3一位置換基としてはメチル
基が好ましく、4一位置換基としてはメチル基が好まし
《、6一位置換基としてはフッ素原子が好ましい。5一
位フェニル基が3つの置換基を有する場合は、ハロゲン
原子としては臭素原子、塩素原子またはフッ素原子が好
ましく、特にフッ素原子が好ましい。また、アルキル基
としてはメチル基、エチル基、イソーブロビル基または
ターシャリー−ブチル基が好ましく、特にメチル基が好
ましい.フェニル基の3つの置換基の置換位置としては
、フェニル基の2.4.6一位置換、3,4.6一位置
換が好ましく、2一位置換基としてはフッ素原子が好ま
しく、3一位置換基としてはメチル基が好ましく、4一
位置換基としてはメチル基が好ましく、6一位置換基と
してはフッ素原子が好ましい。
一m式(1)で表わされる本発明化合物の塩類の例とし
ては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨー化水素酸塩、フッ化
水素酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩、硝酸塩、塩素酸塩、過
塩素酸塩、リン酸塩、リン酸水素塩、リン酸二水素塩、
チオシアン酸塩、テトラフルオ口ホウ酸塩などの無機酸
塩、ギ酸塩、酢酸塩、トリクロル酢酸塩、トリフルオロ
酢酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、シュウ酸塩、グリコール
酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、リンゴ酸塩、ドデシル
ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、サリチル酸塩、ニ
コチン酸塩などの有機酸塩が挙げられる。
次に一般式(1)で表される本発明化合物の代表例を第
1表に示すが、本発明はこれらに限定されるものではな
い. 第1表材硼化合物 第1表 オ屓男呪ヒ合物(つづき) 第1表本発明化合勿(つつき) 第1表 本発明化合物(つづき) 第1表本発明化合物(つつき) 第1表本発明化合物(つづき) 第1表 本発明化合物(つづき) 第1表本発卯ヒ合物(つづき) 第1表 本発明化合物(つづき) 第1表 ネWヒ合物ぐアプき) 第1表 オS用と合物(つづき) 第1表−1PM4(昭物(つづき) 第1表本発明化合物(つづき) 第1表本Mヒ合物(つづき) 第1表 本発明化合物(つづき) 第1表本発卯ヒ合物(つづき) 第1表 本発明化合物(つづき) 第1表本発明化合物(つづき) 一般式(1)で表わされる本発明化合物は次の方法によ
り製造することが出来る. 第1表中、Q’、Q”、Q暑ガ反下の措造式を示す,Q
’ Q” Q3 (式中、Rl 、R富、R’,mおよびnは前記の意味
を示す.) すなわち、一般式(n)で表わされるカルバモイルクロ
リド誘導体と式(III)で表わされるチオ尿素誘導体
とを溶媒不存在下または存在下、好ましくは溶媒存在下
に反応させて得ることが出来る.適当な溶媒としては、
アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン、エチルエーテル、ベン
ゼン、トルエン、アセトニトリル、エタノール、プロパ
ノール、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシド、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノン、水および反応に影響しないその他の溶媒を使用す
ることが出来る. 反応は、加熱又は塩基の存在下に行われる.加熱により
反応を行う場合には、反応温度は出発物質に応じて広範
囲に変化させることが出来るが、一般的には30〜25
0℃、好ましくは40〜150℃、反応時間は、0.1
〜30時間、好ましくは0.5〜24時間である. 塩基を用いて反応を行う場合には、適当な塩基としては
、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、トリエチルアミ
ン、ビリジン、N,N−ジメチルアニリン、1.8−ジ
アザビシクロ−[5.4.OF−7−ウンデセン等が挙
げられる。反応温度および反応時間は出発物質に応じて
広範囲に変化させることができるが、一般的には反応温
度は−10〜200゜C、好ましくは室温ないし150
℃、反応時間は0.1〜30時間、好ましくは0.5〜
24時間である. 本発明に係わる反応を行うに当たって、一般式(n)で
表わされるカルバモイルクロリド誘導体と式(III)
で表わされるチオ尿素誘導体は等モルまたはどちらか一
方をやや過剰に用いても良い.塩基を用いて一般弐N)
で表わされる化合物を遊離の形で得る反応の際には、塩
基を、一般式(n)で表わされるカルバモイルクロリド
誘導体の2倍モルないしやや過剰に用いると良い.また
前記反応式において一般式(II)で表わされる出発化
合物であるカルバモイルクロリドv,導体は公知の方法
(ジャーナル オプ オーガニック ケミストリー: 
Journal of Organic Chemis
try:第39巻、289フ頁 (1974) )に従
って合成することが出来る.また式(III)で表わさ
れるチオ尿素は公知の方法に従って合成することが出来
る.一般式(1)で表わされる本発明化合物の塩類は公
知の方法に従って製遣することが出来る.すなわち、−
i式(1)で表わされる本発明化合物を塩酸、臭化水素
酸、ヨー化水素酸、フッ化水素酸、硫酸、硝酸、塩素酸
、過塩素酸、リン酸、チオシアン酸、テトラフルオ口ホ
ウ酸などの無機酸類;ギ酸、酢酸、トリクロル酢酸、ト
リフルオロ酢酸、クエン酸、乳酸、シュウ酸、グリコー
ル酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸、安患香酸、サリチル酸、ニコチン酸など
の有m酸頚等の所望の酸により処理することにより製造
することができる. 一般式(1)で表わされる本発明化合物は農業、林業、
園芸等の分野において遭遇する多種の脊害な節足動物類
から植物を保護するために供することができる. 例えば、ヒメトビウンカ、トビイロウンカ、セシロウン
カ、ツマグロヨコバイ、イナズマヨコバイ、チヤミドリ
ヒメヨコバイ、キジラミ類、オンシツコナジラミ、ミカ
ントゲコナジラミ、モモアカアブラムシ、ワタアブラム
シ、ダイコンアブラムシ、ユキヤナギアブラムシ、グン
バイムシ類、ホソヘリカメムシ、ホンハリカメムシ、ク
モへりカメムシ、シラホシカメムシ、ミナミアオカメム
シ、ヤノネカイガラムシ、サンホーゼカイガラムシ、タ
ワシロカイガラムシ等の半翅目(Hemiptara)
害虫、ニカメイガ、コブノメイガ、アワノメイガ、イネ
ットムシ、フタオビコヤガ、キンモンホソガ、クマナギ
ンウワバ、クマナヤガ、カブラヤガ、リンゴコカクモン
ハマキ、モモシンクイガ、ミカンハモグリガ、ナシチビ
ガ、コスカシバ、マイマイガ、アメリカシロヒトリ、コ
ナガ、アワヨトウ、ヨトウガ、ハスモンヨトウ、モンシ
ロチョウ等の鱗翅目(Lepidoptera)害虫、
ドウガネブイブイ、ヒメコガネ、マメコガネ、コアオハ
ナムグリ、イネミズゾウムシ、イネゾウムシ、カンシャ
クシコメツキ等の鞘翅目(Coleoptera )害
虫、キリウジガガンボ、ダイズサヤタマバエ、ウリミバ
エ、ミカンコミバエ、イネミギワバエ、ネギハモグリバ
エ、ナスハモグリバエ、タマネギバエ、タネバエ等の双
翅目(Diptera)害虫、チャノキイ口アザミウマ
、ミナミキイロアザミウマ、ネギアザミウマ等のスリッ
プス類、ナミハダニ、カンザワハグニ、ニセナミハダニ
、ミカンハダニ、リンゴハダニ、オウトウハダニ、チャ
ノホコリハダニ等のダ二類に有効である. また上記分野に限らず、人間や家畜に対して伝染病媒介
、吸血、刺咬、皮膚炎の発生等の害をなす各種の害虫類
、例えば、アカイエカ、チカイエ力、コガクアカイエカ
、ヒトスジシマカ、イエバエ、センチニクバエ、オオク
ロバエ、クロキンバエ、キイロショウジョウバエ、ワモ
ンゴキブリ、チ十バネゴキフ゛り、クロゴキフ゛り、ト
ビイロゴキブリ、ヤマトゴキブリ、イエダニ、コロモジ
ラミ、アタマシラミ、トコジラミ、ヒトノミ、イヌノミ
、ネコノミ、ドクガ、チャドクガ、アオズムカデ、アオ
バアリガタハネカクシ、アオカミキリモドキ等、また食
品や貯穀に被害を与える害虫類、例えばケナガコナダニ
、コクヌスト、ヒラタコクヌストモドキ、コクゾウ、ア
ズキゾウムシ、ハラジロ力ツオブシムシ、シノシメマダ
ラメイガ等、また家具、建材、書籍、衣類等に被害を与
える害虫類、例えば、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、
ヒラクキクイムシ、フルホンシバンムシ、イガ、ヒメカ
ツオブシムシ等、またいわゆる不快害虫類、例えばオウ
チョウバエ、オオユスリカ、カマドウマ、クサギカメム
シ、ゲジ、ヤケヤスデ、オカダンゴムシ、ワラジムシ等
、多種の有害な節足動物からの被害防止にも有用である
.とりわけ本発明化合物は鱗翅目害虫に対し公知化合物
と比較して顕著な殺虫活性を示した. 本発明化合物を実際に施用する場合には、他の成分を加
えずに単味の形でも使用できるが、防除薬剤として使い
やすくするため担体を配合して適用するのが一般的であ
る.本発明化合物の製剤化に当たっては、何らの特別の
条件を必要とせず、一殻農薬に準じて当業技術の熟知す
る方法によって乳剤、水和剤、粉剤、粒剤、微粒剤、油
剤、エアゾール、燻煙剤、毒餌等の任意の剤型に調整で
き、これらをそれぞれの目的に応じた各種用途に供しう
る. ここでいう担体とは、処理すべき部位への有効成分の到
達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送、取扱いを
容易にするために配合される合成または天然の無機また
は有機物質を意味する。
適当な固体担体としてはモンモリロナイト、カオリナイ
トなどの粘土類;ケイソウ土、白土、タルク、バーミキ
ュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリカゲル、硫安な
どの無機物質;大豆粉、鋸屑、小麦粉などの植物性有機
物質および尿素などが挙げうれる. 適当な液体担体としてはトルエン、キシレン、クメンな
どの芳香族炭化水素類;ケロシン、鉱油などのパラフィ
ン系炭化水素類;四塩化炭素、クロロホルム、ジクロロ
エタンなどのハロゲン化炭化水素類:アセトン、メチル
エチルケトンなどのケトン類、ジオキサン、テトラヒド
ロフランなどのエーテル類;メタノール、エタノール、
プロバノール、エチレングリコールなどのアルコール類
;ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド;水な
どが挙げられる. さらに本発明化合物の効力を増強するために、製剤の剤
型、適用場面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に
、または組合わせて以下のような補助剤を使用すること
もできる. 乳化、分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的ではリ
グニンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキル硫酸エステル等のア二オン界面活性剤;ボリオ
キシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレ
ンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルキルアミン、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、
ポリオキシアルキレンアルキルチオエーテル、ポリオキ
シアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン
ソルビクン脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレンポリ
オキシエチレンプロックボリマー等の非イオン性界面活
性剤:ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤;イ
ソプロビルヒドロジエンホスフェート等の安定剤;その
他メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カ
ゼイン、アラビアゴム等が挙げらる.しかし、これらの
成分は以上のものに限定されるものではない.さらにこ
れら本発明化合物は2種以上の配合使用によって、より
優れた殺虫力を発現させることも可能である.また例え
ばフェンチオン、フェニトロチオン、ダイアジノン、ク
ロルビリホス、クロルピリホスメチル、メチダチオン、
ジクロルボス、チオメトン、アセフェート、トリクロル
ホン、イソキサチオン、ピリダフェンチオン、サリチオ
ン、プロチオホス、プロパホス、EPN,スルブロホス
、NAC,MTMC,MIPC%BPMC,PHC,M
PMC,XMC,ビリミカープ、カルボスルファン、ペ
ンフラカルプ、メソミル、オキサミル、ピレトリン、テ
トラメスリン、フタルスリン、ペーパースリン、アレス
リン、レスメトリン、フェンバレレート、エスフェンバ
レレート、パーメスリン、サイパーメスリン、フルバリ
ネート、エトフェンブロックス、フルシスリネート、シ
ハロスリン、ビフェンスリン、ジフルベンズロン、クロ
ロフルアズロン、テフルベンズロン、フルフェノクスロ
ン、シブロマジン、ププロフェジン、フェノキシカルプ
、ペンゾエピン、ネライストキシン、ペンスルタップ、
チオシクラム、アベルメクチン、ディコホル、アミトラ
ズ、ポリナクチン複合体、酸化フェンブタスズ、水酸化
トリシクロヘキシルスズ、ヘキシチアゾクス、フルベン
ザミン、トリアラセン、クロフェンテジン、ミルベマイ
シンなどの殺虫剤、殺ダニ剤その他の殺虫剤、殺ダニ剤
あるいは殺凹剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調整剤、
肥料、機械油、その他の農薬等と混合することによりさ
らに効力の優れた多目的組成物をつくることも出来、ま
た相乗効果も期待できる.なお、本発明化合物は光、熱
、酸化等に安定であるが、必要に応じ酸化防止剤あるい
は紫外線吸収剤、例えばBIT(2.6−ジーL−ブチ
ルー4−メチルフェノール)、BHA(プチルヒドロキ
シアニソール)のようなフェノールtMFn体、ビスフ
ェノール誘導体、またフェニルーα一ナフチルアミン、
フエニルーβ−ナフチルアミン、フェネチジンとアセト
ンの縮合物等のアリールアミン類あるいはペンゾフェノ
ン系化合物類を安定剤としてal加えることによって、
より効果の安定した組成物を得ることが出来る. 本発明に係わる殺虫剤は有効成分として該化合物を0.
1〜95重量%、好ましくは0.3〜50重量%含有さ
せる.本発明殺虫剤を施用するには、一般に有効成分0
.Ol〜5000ppm、好ましくは0.1〜1000
ppmの濃度で使用するのが望ましい.また10aあた
りの施用量は、一般に有効成分でIg〜300gである
. [実施例] 次に、一般式(I)で表わされる本発明化合物の実施例
をあげて本発明化合物の合成方法を説明するが、本発明
はこれらに限定されるものではない。
N−クロロメチルーN−フェニルカルバモイルクロライ
ド0.61 gと1−(4−トリフルオロメトキシベン
ジル’)−3− (2.2.2−}リフルオ口エチル)
チオ尿素1.00 gをベンゼン30m1に溶解し4時
間加熱還流した.反応終了後、減圧下でベンゼンを留去
し、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリ
カ・ゲル、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エチル(10:1
) )で精製し目的の2−(2.2.2−トリフルオロ
エチルイミノ)−3−(4−トリフルオロメトキシベン
ジル)−5−フェニルーテトラヒドロ−1.3.5−チ
アジアジン−4−オン0.68 gを得た. 融点; 54,0〜56.0゜C 1395、1260、l140、1120.930,8
40.765CDCI! ’HNMR  δ   (p+)n+):3.78(2
8,q,J=911z)、TMS 4.84(2H,s).5.25(2H.s).7.0
4〜7.91(911,m)尚、異性体として、2−(
4−トリフルオ口メトキシベンジルイミノ)−3− (
2.2.2−1リフルオ口エチル)−5−フェニルーテ
トラヒドロ−1.3.5−チアジアジン−4−オン0.
 17 gを得た. 融点? 84.0〜87.0゜C IR  vκB r <。
1118X ’):1690.1615、1505、l495、14
40、1390、1260、1170. 1120.8
35.820.755CDCh ’HNMR  δ   (pp+*):4.52(2H
,s)、ThS 4.69(211,s).5.09(2H.Q.J=9
Hz>、7.11〜7.36(9H,+m) ルイミノ)−3−(4−ジフルオロメトキシベンジル)
−5− (4−メチルフェニル)一テトラヒド口−1.
3.5−チアジアジン−4−オン0.80gを得た. 屈折率n20・1.5461 D N−クロロメチルーN− (4−メチルフェニル)カル
バモイルクロライド0.69gト1−(4 −ジフルオ
口メトキシベンジル)−3− (2.2.2−トリフル
オロエチル)チオ尿素1.OOgをトルエン30a+1
に溶解し、4時間加熱還流した.反応終了後、減圧下で
ベンゼンを留去し、得られた油状物をカラムクロマトグ
ラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エ
チル(10:l))で精製し、目的の2− (2,2.
2−}リフルオ口エチ1400.1270、1130、
1090、1045.940.850.820.755
CDCI. 盲HNMR    δ     (ppm) :2.3
3(3H.s) 、TMS 3.75(2H,Q,J=9tlz).4.75(21
1,s).5.18(2H,s)、6.39(LH.t
,J=74tlz),6.90 〜7.44(8H,n
+)尚、異性体として、2−(4−ジフルオ口メトキシ
ベンジルイミノ)−3−(2.2.2−トリフルオロエ
チル)−5− (4−メチルフェニル)一テトラヒド口
−1.3.5−チアジアジン4−オン0. 19 gを
得た. 融点; 88.5〜90.0゜C 1390.1265、l175、1l20、1050.
830’HNMR  6CD””(ppm):2.36
(3H.s)、TMS 4.46(2H.s).4.79(2H,s)、5.0
4(2H.q.J−9Hz)、6.33(IH, t,
J−74Hz).6.97〜7.28(8H.m)1.
3.5−}リフェニルーへキサヒドロ−S一トリアジン
1.89 gをテトラヒドロフラン20mlに熔かした
溶液に室温にて撹拌下、窒素気流下に、トリクロロメチ
ルクロロホルメート1.77 gをベンゼン10mlに
溶かした溶液を滴下した.反応液を室温で1.5時間撹
拌した.次に、1−(4−}リフルオロメチルチオベン
ジル)−3− (2.2.2−トリフルオロエチル)チ
オ尿素3.0gを室温にて撹拌下に添加し、続いてトリ
エチルアミンを1.5 ml加え、そのまま室温にて1
2時間撹拌した.反応液にアンモニア水301を加え酢
酸エチル150mlで抽出した.酢酸エチル溶液を水洗
、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し、得られた油状
物をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶
媒;ヘキサンー酢酸エチル(10:l))で精製し目的
の2− (2.2.2−}リフルオロエチルイミノ)−
3−(4−}リフルオロメチルチオベンジル)−5−フ
ェニルーテトラヒドロ−1. 3. 5ーチアジアジン
−4−オン0.47gを得た.融点;89.5〜90.
0℃ l395、12B5.1270,1215、1140、
1120、1085.930.840、750.715 CDCI! ’HNMR  δ   (ppn+) :3.80(2
H,q,J=9Hz)、TMS 4.84(2B,s)、5.32(2H.s),7.2
0〜7.60(9H,s)尚、異性体として、2− (
4−}リフルオ口メチルチオベンジルイミノ)−3−(
2,2.2−トリフルオロエチル)−5−フェニルーテ
トラヒドロ−1.3.5−チアジアジン−4−オン0.
11gを得た. 半固体 KBr I R   v   (cm−’):1695、l61
5、1490、1440、1390.WaX 1335、1255、1170、l150、l120、
1080,810.755CDC 1 s ’HNMR  δ   (ppm):4.28(2H,
s).↑MS 4.78(2H. s) .5.OL (2H.Q. 
J−9Hz)、7.10〜7 . 49 (9H , 
n)1,3.5−}リフエニルーへキサヒド口ーS−ト
リアジン1.08gをテトラヒドロフラン20+s 1
に溶かした溶液に室温にて撹拌下、窒素気流下に、トリ
クロロメチルクロロホルメート1.0Ogをベンゼン1
0mlに溶かした溶液を滴下した.反応液を室温で1.
5時間撹拌した.次に、!− (4− (2,2.2−
}リフルオロエトキシ)ベンジル}−3− (2,2.
2−}リフルオロエチル)チオ尿素3. 46gを室温
にて撹拌下に添加し、続いてトリエチルアミンを5.0
1加え、そのまま室温にて12時間撹拌した.反応液に
水301を加え酢酸エチル150mlで抽出した.酢酸
エチル溶液を水洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去
し、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリ
カ・ゲル、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エチル(10:1
))で精製し目的の2− (2.2.2−}リフlレオ
口エチノレイミノ)−3− (4− (2.2.2−}
リフルオロエトキシ)ベンジル}−5−フェニルーテト
ラヒドロ−1.3.5−チアジアジン−4−オン0.5
6gを得た. 1380. 1350. 1260、1250. 12
25、1200、1170.1150.1130、11
10.1080.1070、9654.31(2H.d
,J=8Hz).4.80(2H,s).5.27(2
H.s)、6.88(211.d,J−9Hz).7.
20 〜7.60(7H.m)尚、異性体として、2−
 {4− (2,2.2一トリフルオロエトキシ)ベン
ジル}イミノー3一(2,2.2−トリフルオロエチル
)−5−フェニルーテトラヒドロ−1.”3.5−チア
ジアジン−4−オン0.51 gを得た. 融点. 103.0〜104.5℃ 1350.1285%l260、l230、1090、
1160、1150.1135、1100、1060.
1035.965CDCIs ’HNMR  δ   (pp+m) :4.32(2
R.d,J=8Hz)、TMS 4.47(2H,s).4.87(2M,s).5.1
3(2H.d,J=10Hz).6.94(21{.d
,J=8Hz).7.20 〜7.60(7H.m)1
.3.5−1−リス(p一トリル)一へキサヒドロ−S
−}リアジン0.76gをテトラヒドロフラン101に
溶かした溶液に室温にて撹拌下、窒素気流下に、トリク
ロロメチルクロロホルメー}0.65gをベンゼン20
mlに溶かした溶液を滴下した.反応液を室温で1時間
撹拌した.次に、1− (4−(1.1.2.2−テト
ラフルオロエトキシ)ペンジル}−3〜(2.2.2−
}リフルオ口エチル)チオ尿素2.20gを室温にて撹
拌下に添加し、続いてトリエチルアミンを4ml加え、
そのまま室温にて6時間撹拌した.反応液に水50+s
lを加え酢酸エチル200mlで抽出した.酢酸エチル
溶液を水洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し、得
られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲ
ル、展開熔媒;ヘキサンー酢酸エチル(10:1) )
で精製し目的の2− (2.2.2−}リフルオロエチ
ルイミノ)−3− {4− (1.1,2.2テトラフ
ルオロエトキシ)ベンジル1 −5− (4−メチルフ
ェニル)一テトラヒドロ−1.3.5ーチアジアジン−
4−オン0.23 gを得た.屈折率n20・1.52
42. D 1360、1285、1270、1265. 1210
、1190.1145、1130CDC1z ’HNMR  δ   (ppm) :2.37(31
1,s)、T門S 3.80(2H,q,J−9FIz).4.80(21
1,s).5.28(28,s)、5.89(IH. 
tm,J=52Hz).7.0〜7.4(61{,m)
、7.30(2H.d,J−8Hz). 尚、異性体として、2− (4− (1,1,2.2−
テトラフルオロエトキシ)ペンジルイミノ}−3− (
2,2.2−トリフルオロエチル)−5−(4−メチル
フェニル)一テトラヒドロ−1.3.5−チアジアジン
−4−オン0.32gを得た.融点; 89.0〜90
.5℃ 1425、!410、1395、I300、I265、
l260、!205、1!80、1160、1110 4.52(21,s).4.86(21{,s).5.
15(2H,q,J−IOHz)、5.93(IH, 
tm,J−52Hz) .7.10〜7.50(811
,m)実施例6.−22−  フルオロエ ルイミノ −3一  一ペン フルオロエチルベンジル
 −5一  一  ルフェニルN−クロロメチルーN−
 (4−メチルフェニル)カルバモイルクロライド0.
71g.!=1−(4 −ペンタフルオロエチルベンジ
ル)−3− (2.2.2−トリフルオロエチル)チオ
尿素1.20gをトルエン30m lに溶解し4時間加
熱還流した.反応終了後、減圧下でトルエンを留去し、
得られた油状物をカラムクロマトグラフィ−(シリカ・
ゲル、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エチル(10:1))
で精製し、目的の2− (2,2.2−トリフルオロエ
チルイミノ)−3−(4−ペンタフルオロエチルベンジ
ル)−5−(4−メチルフェニル)一テトラヒドロ−1
.3.5−チアジアジン−4−オン0.72 gを得た
. 屈折率n” =1.5053 D 1450. 1390. 1290, 1260, 1
200, 1140. 1105, 1095,104
5.975,940,890,845,815,750
,720’HNMR  6CD””(ppm):2.3
2C3H.s)、TMS 3. 74 (2H. q. J−8Hz) . 4.
 74 (2H. s) . 5. 24 (2H, 
s).7. 17(4H.s)、7.28(211.d
.Jamll2Hz)、7.38(2H.d.Jam−
2HZ)尚、異性体として、2−(4−ペンタフルオロ
エチルベンジルイミノ)−3− (2.2.2−}リフ
ルオロエチル)−5− (4−メチルフェニル)一テト
ラヒドロ−1.3.5−チアジアジン−4−オン0. 
16 gを得た. 融点; 102.9〜103.6℃ IR  yKB’(cs+−’)=3030.2980
.2800、1700、1625、一ax 1510、1450、l395、1335、129o、
1260, 1210. 1170、1l20、105
0. 970、950,815.750.730CDC
Is ’I{NMR  δ   (ppIm):2.36(3
H,s)、4.547MS 4.54(2H.s),4.82(21!,s).5.
06(2H,q.J−8Hz)、、7.18(4H.s
).7.44(2H.d,JamJHz)、7.60(
2H.d.JanJHz) 実施例7.   一      一   ルオロエルイ
ゝ N−クロロメチルーN− (4−メチルフェニル)カル
バモイルクロライド0.65gと1−(4−(2−クロ
ロー2−プロペンオキシ)ベンジル)−3−(2,2.
2−}リフルオロエチル》チオ尿素1.0gをトルエン
30III1に溶解し3時間加熱還流した.反応終了後
、減圧下でトルエンを留去し、得られた油状物をカラム
クロマトグラフィ−(シリカ・ゲル、展開溶媒二ヘキサ
ンー酢酸エチル(10:1))で精製し目的の2−(2
,2.2−トリフルオロエチルイミノ)−3− (4−
 (2−クロロー2−プロペンオキシ)ベンジル) −
5− (4一メチルフェニル)一テトラヒドロ−1.3
.5一チアジアジン−4−オン0.82gを得た.屈折
率n20−1.5641 D IR  νNeatca+−’):1680、1610
. 1510、1450. 1390、WaX l360、l290、l265、1240、121O、
l170、l140、1090、1045,940,8
90,845.820、760,745.7206.9
4(2H.d.Jas−10Hz)、 7.22(4H
,s)、7.26(2H.d.Jam−10Hz)3.
77(2H.q,J−10Hz),4.52(2H.s
)、4.72(2H.s)、5.20(2H,s).5
.40(IH,s)、5.54(IH,s).6.86
(2}1,d,Jam諺911z)、7.10(4H,
s)、7.48(28,d,Jaml19Hz)尚、異
性体として、2− {4− (2−クロロー2−プロペ
ンオキシ)ベンジルイミノ}−3−(2.2.2−トリ
フルオロエチル)−5−(4−メチルフェニル)一テト
ラヒドロ−1.3.5−チアジアジン−4−オン0.1
4gを得た.半固体 1300、1260、1220.1160、1115.
1160.1115、1045、890,820,76
5,720 4.46(2H.S)、4.60(2H,s).4.8
0(211,s).N−クロロメチルーN− (4−メ
チルフエニル)カルバモイルクロライド0.31 gと
1−(4−ターシャリーーブトキシカルボニルベンジル
)−3− (2.2.2−}リフルオロエチル)チオ尿
素0.49gをベンゼン30mlに溶解し5時間加熱還
流した.反応終了後、減圧下でベンゼンを留去し、得ら
れた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル
、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エチル(9:l))で精製
し目的の2− (2.2.2−}リフルオロエチルイミ
ノ)−3− (4−クーシャリー−フトキシ力ルポニル
ベンジル)−5−(4メチルフエニル)一テトラヒドロ
−1.3.5−チアジアジン−4−オン0.34 gを
得た。
5.07(2H,q.J=10Hz).5.42(Il
l,s).5.57(IH,s)、屈折率n” −1.
5329 1380.1360.1305、1290、1260.
1200.1160、1140、l110、1085、
1040、1010.990、930,840.810
CDCli ’HNMR  δ   (ppm) :1.57(9H
,s)、丁MS 2.35(3H,s)、3.77(21I.q,J=1
0Hz).4.80(2}1.s).5.27(21,
s).7.21(4H.s).7.48(211,d,
Jan−8Hz).7.94(2B,d,JAm−8H
z)尚、異性体として、2−(4−ターシャリ一一ブト
キシ力ルポニルベンジルイミノ) −3− (2,2.
2−}リフルオロエチル)−5−(4−メチルフェニル
)一テトラヒドロ−1.3.5−チアジアジン−4−オ
ン0.10gを得た.融点105.0〜108.0℃ 1360、1290、1265.1200.1155、
1110、1070、1040、1010.980,9
65,840,830,810、745CDC I 2 IHNMR   δ    (+)I)0+):1.6
0(9H,S).TMS 2.37(3H,s).4.56(2M,s),4.8
4(2H.s).5.09(2H.q.J=10Hz)
.7.24(4H.s)、7.43(2H, d, J
Al=9HZ) .8.04 (211, d, Ja
m=9Hz)N−クロロメチルーN−(2−フルオロ−
4=メチルフェニル)カルバモイルクロライド0.60
g.1!:1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)
−3−(2.2.2−}リフルオロエチル)チオ尿素0
.84 gをトルエン50011に溶解し5時間加熱還
流した.反応終了後、減圧下でトルエンを留去し、得ら
れた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル
、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エチル(9:l))で精製
し、目的の2− (2,2.2−トリフルオロエチルイ
ミノ)−3−(4−トリフルオロメトキシベンジル)−
5− (2−フルオロー4−メチルフェニル)一テトラ
ヒドローl,3.5−チアジアジン−4−オン0.68
 gを得た.4.52(2}1,s).4.76(2H
,s),5.08(211,Q,J=9flz).6.
91〜7.37(78,m) 1360、1260、1220.1140、1100、
1080. 1040、1015、935,840,8
10.745 3.76(2H.q.J=9.6Hz>.4.70(2
H,s).5.2DC2H.s)、6.92〜7.24
(511,II1).7.43(2H,d,J=9}1
z)尚、異性体として、2−(4−トリフルオロメトキ
シベンジルイミノ)−3− (2,2.2−}リフルオ
口エチル)−5− (2−フルオt:+−4−メチルフ
ェニル)一テトラヒド口−1.3.5−チアジアジン−
4−オン0.17gを得た.半固体 1390. 1360. 1330、1270、125
0、1220、1150、1105、1035、830
,815.755 ?し幻ヱ) N−クロロメチルーN−(4−メチルフェニル)カルバ
モイルクロライド0.6gと1−13−フルオロー4−
トリフルオロエトキシ)ベンジル} −3− (2,2
.2−トリフルオロエチル)チオ尿素1.00gをトル
エン50m lに溶解し3時間加熱還流した.反応終了
後、減圧下でトルエンを留去し、得られた油状物をカラ
ムクロマトグラフィ−(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキ
サンー酢酸エチル(4:1))で精製し目的の2−(2
,2■ 2−トリフルオロエチルイミノ)−3− (3
−フルオロ−4− (2,2.2−}リフルオ口エトキ
シ)ベンジル] −5− (4−メチルフエニル)一テ
トラヒドロー1.3.5−チアジアジン−4−オン0.
63gを得た. 融点94.1〜95.6℃ I R  yKBr(cm−’):1690、1620
.1515,1445、1395、一aX 1290,1265.1215. 1165、1115
、1055、975,865,820、1425. 1
410. 1315、1290、1265、1170.
 1145、1l25、965、935、830, 7
65. 7553.81(2H.q,J−9Hz),4
.37(2H.q.J−8Hz)、4.80(2H,s
).5.16(2H,s),6.90〜7.40(71
1,+a)尚、異性体として、2−13−フルオロ−4
−(2.2.2−}リフルオロエトキシ)ペンジルイミ
ノ}−3−(2.2.2−}リフルオロエチル)−5−
 (4−メチルフェニル)一テトラヒド0−1.3.5
−+7ジアジン−4−オンo.o4gを得た. cacts IHNMR    δ      (ppm):2.3
5(3H.s)、TMS 4.39(2B,q.J−8Hz).4.44(2H,
a).4.82(2H,s)、5.06(2H.q.J
−9Hz)、7.00〜7.30(7H.m)次に実施
例1〜10に準じた方法で製造される化合物例のIHN
MRデータ,IRデータ及び物性値を第2表に示す. 第2表実格例 第2表実物例(つつき) 第2表尤做1つづき) 第2表実於Vリ(つづき) 第2表8w/り(つづき) 第2表刀絞(つづき) 第2表実格例(つづき) 第2表実施例(つづき) 次に本発明化合物の出発原料の製造例を以下に示す. 精製し目的のN一(4−トリフルオ口メトキシベンジル
)フタルイミド14.17gを得た.融点; 82.1
〜83.6゜C (1)N−(4−トリフルオロメトキシベンジル)フタ
ルイミド 4−トリフルオロメトキシベンジルアルコール10.0
 gに、三臭化燐5.17gを−lθ℃でlO分間で滴
下し、そのまま室温で2時間撹拌した.反応液を氷水に
そそぎ込みヘキサン100mlで抽出した.ヘキサン溶
液を水洗、乾燥後、減圧下でヘキサンを留去し、白色結
晶13. 13 gを得た.これをジメチルホルムアミ
ド601に溶解しフタルイミドカリウム19.26g、
ヨウ化カリウムIgを加え100゜Cにて3時間加熱撹
拌した.反応液に水50−lを加え酢酸エチル200m
 lで抽出した.酢酸エチル溶液を水洗、乾燥後、減圧
下で酢酸エチルを留去し、得られた油状物壱カラムクロ
マトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒τヘキサンー
酢酸エチル(5:1))で1425.1410、139
5.1300、l265、1260,.1205、1l
80、1160.1110 IHNMR  δCD””(pp+m):4.83(2
H,s)、TMS 7.04〜7.85(8H.+o) (2)4−トリフルオロメトキシベンジルイソチオシア
ネート N−(4−トリフルオ口メトキシベンジル)フタルイミ
ド12gをエタノール501に溶解し、ヒドラジンヒド
ラート2.34 gを滴下した.次に4時間、加熱還流
し放冷後、濃塩酸10mlを加え、濾過し、濾液のエタ
ノール溶液を減圧下で留去し、水酸化ナトリウム水溶液
によりP旧lとした.酢酸エチル100mlを添加し、
水洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し、油状物6
.55gを得た.得られた油状物6.55gをジシクロ
へキシルカルボジイミド(DCC) 10.32 g 
,二硫化炭素20ml、エチルエーテル10hlの混合
溶液に撹拌しながら−lθ℃で滴下した.そのまま室温
に戻し、12時間放置した.反応液を濾過し、残査をエ
チルエーテルで洗浄し濾液と合わせて減圧下で溶媒を留
去し、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シ
リカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エチル(19:
1))で情製し目的の4−トリフルオ口メトキシベンジ
ルイソチオシアネート7.53gを得た.I R  v
neath(c+a−’):2080、1510、14
40、1340.1260.WaX 1215. 1160. 1015.920CDC I
 3 ’HNMR  δ   (ppm):4.69(2H,
s).TMS 7.28(2}1,d,J.=9Hz).7.40(2
H,d.Jan=9Hz)参考文献 アンゲバンテ ヘ
ミー インターナショナル エジシジン: Angew
andte ChemieInter−nationa
l Edition :第6巻、174頁(1967)
(3)1− (4−トリフルオロメトキシベンジル)−
3− (2.2.2−}リフルオロエチル)チオ尿素 (2)で得られた4−トリフルオロメトキシベンジルイ
ソチオシアネート6.0gと2.2.2−トリフルオロ
エチルアミン3.06gを酢酸エチル50mlに溶解し
、室温で24時間放置した.減圧下で酢酸エチルを留去
し、得られた白色結晶をヘキサンで再結し目的の1− 
(4−トリフルオロメトキシベンジル)−3−(2,2
.2−}リフルオロエチル)チオ尿素6.05gを得た
. 融点; 94.7〜96.4゜C I R  yneaL(cm −’):3240.30
60、1570、1510、1300、S+aX 1250.1180、1170、1150. 1110
.975,920,825.680CDCh ’HNMR   δ   (Ppo):4.31(2H
.q,J=911z)、丁MS 4.66(2H.s,).6.30(IH,m).6.
74(18,m).7.12〜7.55(9H,+a)
. (1)N− (4−}リフルオ口メチルチオベンジル)
フタルイミド 4−トリフルオロメチルチオトルエン15.5gとN−
プロモスクシンイミド17.2gをベンゼン100ml
に加え、さらに2,2゜−アゾビスイソブチロニトリル
約100+sgを加えて徐々に加温した.内温86゛c
付近で反応液が赤黄色に変色した.同温度で40分間撹
拌した。反応液を氷水にそそぎ込み酢酸エチル200m
 lで抽出した。酢酸エチル溶液を水洗、乾燥後、減圧
下で酢酸エチルを留去し、油状物21gを得た。これを
ジメチルホルムアミド50mlに溶解しフタルイミドカ
リウム14.9 g ,ヨウ化カリウムIgを加え60
゜Cにて1時間加熱撹拌した.反応液に水50mlを加
えトルエン200mlで抽出した.トルエン溶液を水洗
、乾燥後、減圧下でトルエンを留去し、目的のN−(4
−}リフルオロメチルチオベンジル)フタルイミド2i
.O gを得た.融点. 130.0〜131 . 5
 ”CI R  νKBr(cn−’):3180、1
765、l710、1600.1465、max 1430、1390、1340、1325、l150、
1120、10B0.935、735.710 CDCIz ’HNMR  δ   (ppm):4.92(2H,
s)、TMS 7.40〜7.90(8Lm) (2)4−}リフルオ口メチルチオベンジルイソチオシ
アネート N−(4−トリフルオロメチルチオベンジル)フタルイ
ミド18gをエタノール20On+1に溶解し、ヒドラ
ジンヒドラート4gを滴下した。次に3時間、加熱還流
し放冷後、濃塩酸10mlを加え、さらに4時間加熱還
流した。析出物を濾別し、濾液のエタノール溶液−f:
減圧下で留去し、残査を水100+l+に溶解した.こ
れをヘキサン50mlで洗浄役、水酸化ナトリウム水溶
液によりpl{11とした。酢酸エチル100mlを添
加し、水洗、乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し、油
状物8、Ogを得た。得られた油状物8.0gをジシク
ロへキシルカルポジイミド(DCC)7.9 g、二硫
化炭素40ml、エチルエーテル20+a 1の混合溶
液に撹拌しなから25゜C以下に氷冷しながら滴下した
.そのまま室温に戻し、12時間放置した.反応液を濾
過し、残査をエチルエーテルで洗浄し濾液と合わせて減
圧下で溶媒を留去し、得られた油状物をカラムクロマト
グラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサン)で精
製し目的の4−トリフルオロメチルチオベンジルイソチ
オシアネー} 6.0gを得た. I R  ν”th(cm −’):2120.150
0.l440、1340.1305.一ax 1160.1120,10B5、1020CDCIg ’HNMR    δ      (ppm):4.7
6(2H,s)、TMS 7.34(2H,d,J−9Hz).?.66(2H.
d.J−911z)(3)1− (4−}リフルオロメ
チルチオベンジル) −3− (2.2.2−}リフル
オロエチル)チオ尿素 (2)で得られた4−トリフルオロメチルチオベンジル
イソチオシアネート6.0gと2.2.2−トリフルオ
ロエチルアミン2.5gを酢酸エチル20n+1に溶解
し、室温で24時間放置した.減圧下で酢酸エチルを留
去し、得られた白色結晶をヘキサンで再結し目的の1−
(4−}リフルオロメチルチオベンジル)−3−(2.
2.2−}リフルオロエチル)チオ尿素6.66gを得
た.融点; 113.5〜114.5℃ IR    ν”ath(cm−’):3260、30
70.1565、1380、1300、一a× 1255、1140.1120、1090.1020、
960,855’HNMR  6CDCl3(ppm)
:4.34(2H.dq.J=9Hz)、TMS 4.72(21,d,J−8Hz)、6.00 〜6.
20(IH.s)、6.60〜6.80(IH,+m)
、7.38(2H,d,J−8Hz)、7.68(2H
,d,J=8Hz) リチウムアルミニウムハイドライド2.0gを乾燥エチ
ルエーテル100mlに加え、水冷下、撹拌しなから4
− (2,2.2−トリフルオロエトキシ)ペンゾニト
リル10.0 gを乾燥エチルエーテル501に溶解し
た溶液を30分で滴下した.3IA剰のリチウムアルミ
ニウムハイドライドをメチルアルコール、水で分解した
後、反応液をエチルエーテル100mlで抽出した.エ
チルエーテル溶液を水洗、乾燥後、減圧下でエチルエー
テルを留去し、油状物11.34gを得た.得られた油
状物のうち5.63gをジシクロへキシルカルボジイミ
ド(DCC) 5.60g、二硫化炭素13ml,エチ
ルエーテル30mlの混合溶液に撹拌しながら−lO“
Cで滴下した.そのまま室温に戻し、12時間放置した
.反応液を濾過し、残査をエチルエーテルで洗浄し濾液
と合わせて減圧下で溶媒を留去し、得られた油状物をカ
ラムクロマトグラフィ−(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘ
キサンー酢酸エチル(19:1))で精製し精製物7.
20gを得た.これと2.2.2−トリフルオロエチル
アミン4.00 gを酢酸エチル20mlに溶解し、室
温で24時間放置した.減圧下で酢酸エチルを留去し、
得られた白色結晶をヘキサンで再結し目的の1−(4−
 (2.2.2−}リフルオロエトキシ)ベンジル} 
−3− (2.2.2−トリフルオロエチル)チオ尿素
9.54 gを得た. 融点i 119.0〜120.5゜C l460、1365、1290.1250、1240.
 1180. 1165. 1130、’ H N M
 R  6 Acet”” ” (pps+) :TM
S 4.30〜4.90(68,m).7.01(2H,d
,J=9Hz)、7.34(2H.d,J=9Hz).
7.20 〜7.80(2H.br).(1)4−ペン
タフルオロエチルベンゾニトリルペンタフルオロプロピ
オン酸ナトリウム塩l5.Ogとヨウ化tM15.8g
を減圧下乾燥し、そこへ乾燥N−メチルビロリドン80
mlに溶解した4−プロモベンゾニトリル4.9gを加
えた.反応液を乾埋アルゴン気流下162℃で5時間撹
拌し、放冷後ジエチルエーテル300ml と水200
a+ 1を加え不溶物を濾過することによって取り除い
た.濾液を水、飽和食塩水で順次洗浄し乾燥後、減圧下
でジエチルエーテルを留去し、得られた油状物をカラム
クロマトグラフィー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサ
ンー酢酸エチル(9:l))で精製し目的の4−ペンタ
フルオロエチルベンゾニトリル3.2gを油状物108
0.975 として得た(収率;53.4χ). 1205、1155. 1100、985,960,8
35.740IHNMR  δCD””(ppm.) 
:7.70(2H.d.JamJHz)、TMS 7.84(2H.d,Ja++JHZ)(2)4−ペン
タフルオロエチルベンジルアミンリチウムアルミニウム
ハイドライド0.79 gをジエチルエーテル50a+
 1に懸濁し、ジエチルエーテル301に溶解した4−
ペンタフルオロエチルベンゾニトリル4.6gを滴下し
た.滴下終了後室温で30分撹拌し水5−1を30分間
で滴下した.不溶物を濾過することにより除き、エーテ
ル眉を乾燥後、減圧下でジエチルエーテルを留去して目
的の4−ペンタフルオロエチルベンジルアミン4.7g
を油状物として得た. 1415、1340、1285、1200、1140、
1090.970.805.740’HNMR  δ”
”3(ppm):1.40(28,b)、TMS 3.90(2B,b)、7.32(2H.d,J*s−
811z).7.44(2H.d,Jas−8Hz)(
3)4−ペンタフルオロエチルベンジルイソチオシアネ
ート 4−ペンタフルオロエチルベンジルアミン4.7gをジ
シクロへキシルカルボジイミド(DCC) 4.8g、
二硫化炭素20ml、エチルエーテル50mlの混合溶
液に撹拌しながら−10″Cで滴下した。そのまま室温
に戻し、12時間放置した。
反応液を濾過し、残査をエチルエーテルで洗浄し濾液と
合わせて減圧下で溶媒を留去し、得られた油状物をカラ
ムクロマトグラフイ−(シリカ・ゲル、展開溶媒:ヘキ
サン)で精製し目吟の4−ペンタフルオロエチルベンジ
ルイソチオシアネー}2.1gを油秋物として得た. 1340.1285. 1200、1145、1095
.970.805.745CDC1i ’HNMR  δ   (ppII+):4.70(2
}1,s).TMS 7.30(2H,d,.LAm−8Hz).7.50(
2H,d,JxsJHz)(4)l− (4−ペンタフ
ルオロエチルベンジル)−3−(2.2.2−}リフル
オロエチル)チオ尿素 4−ペンタフルオロエチルベンジルイソチオシアネート
2.1gと2.2.2−}リフルオ口エチルアミン0.
78 gを酢酸エチル20mlに溶解し、室温で24時
間放置した.減圧下で酢酸エチルを留去し、得られた白
色結晶をヘキサンで再結し目的の1−(4−ペンクフル
オロエチルベンジル) −3−(2.2.2−1リフル
オロエチル)チオ尿素2.6gを得た. 融点, 97.3〜98.8゜C 1250.1215、1200、1165、1130.
 1090.975.935.815、?DC13 HNMR  δ   (ppm):4,1〜4.5(2
11,+*)、TMS 4.74(2}!,d,J=6Hz).5.70(IH
,b).6.25(18,b)、7.34(2H,d.
Jam■8}1z).7.52(28,d,JAmJH
z)参考例5.   一  一  一 口ロ一 一 ロ
ペンオキシ ベンジル −3−  2  2  2−ル
オロエ ル  オ  の人 (1)4− (2−クロロー2−プロペンオキシ)ペン
ゾニトリル 4−シアノフェノールio.o gと炭酸カリウム11
.6 gをジメチルホルムアミド1001に懸濁し、ソ
コへ2.3−ジクロロプロペン 9.4gを滴下した.
反応液を80℃で3時間撹拌した後放冷、水200ml
にそそぎ込んだ.酢酸エチルで抽出し有機層を飽和食塩
水で洗浄し乾燥後、減圧下で酢酸エチルを留去し、得ら
れた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ・ゲル
、展開溶媒;ヘキサンー酢酸エチル(9:1) )で精
製し、目的の4−(2−クロロー2−プロペンオキシ)
ペンゾニトリル15.2 gを油状物として得た。
I R  vNeat(c+++−’h2210,16
30.L600、15’?0.15Q5.a+aX 1450. 1300、1255、1225、1l65
、1040、1020.890.8305.46(IH
.d,J=2Hz) .5.53(IH.d.J=21
1z) .?.96(2H,d.JmslI10Hz)
、7.56(2H.d,Jai■10Hz)(2)4−
 (2−クロロー2−プロペンオキシ)ベンジルアミン リチウムアルミニウムハイドライド1.36 gをジエ
チルエーテル501に懸濁し、ジエチルエーテル40−
lに溶解した4−(2−クロロー2−プロペンオキシ)
ペンゾニトリル7.0gを滴下した.滴下終了後室温で
30分撹拌し水10mlを30分間で滴下した.不溶物
を濾過することにより除きエーテル層を乾燥後、減圧下
でジエチルエーテルを留去して、目的の4−(2−クロ
ロー2−プロペンオキシ)ペンジルアミン6.7gを油
状物として得た.IR  yNeath(cm−’):
3360、326G.2920.2860、1635.
麟ax 1605、1580. 1505. 1450、138
5. 1300、1240、1215.1170、l0
45、890, 820,715.690’HNMR 
 6CDC1”(ppm):3.72(2H,b)、T
MS 4.48(2H.s)、5.28(IH,d,J−21
1z) .5. 40 (IH. d, J−2Hz)
 , 6. 72(2H, d. JamJHz)、7
.06(2H.d.Jas富9HZ)(3)4− (2
−クロロー2−プロペンオキシ)ペンジルイソチオシア
ネート 4− (2−’lロロー2−7”ロペンオキシ)ペンジ
ルアミン6.7gをジシクロへキシルカルポジイミド(
DCC)7.7 g、二硫化炭素20+wl,エチルエ
ーテル100mlの混合溶液に撹拌しながら−10℃で
滴下した.そのまま室温に戻し、12時間放置した。反
応液を濾過し、残金をエチルエーテルで洗浄し濾液と合
わせて減圧下で溶媒を留去し、得られた油状物をカラム
クロマトグラフイー(シリカ・ゲル、展開溶媒;ヘキサ
ン)で精製し、目的の4−(2一クロロー2−プロベン
オキシ)ペンジルイソチオシアネ−1−6.6gを油状
物として得た。
IR  y”’(cm−’):2160.20?0.1
690.1640、l610、霞aX 1510,1450、l445、1350、1300、
1245、1220、l170、890%850.82
0 CDCIコ ’HNMR  δ   (ppm) : 4 . 55
 (21+ , s)、TMS 4.60(2H,s).5.38(IH,d,J=2H
z)、5.49(1B,d,JJI1!).6.86(
2H,d.JAm・911z)、7. 1? (211
. d. JAmt=9H2)(4)1−(4− (2
−クロロー2−プロペンオキシ)ベンジル))−3− 
(2,2.2−}リフルオロエチル)チオ尿素 4−(2−’7ロロー2−7”ロベンオキシ)ペンジル
イソチオシアネー}6.6gと2.2.2−}リフルオ
口エチルアミン2.7gを酢酸エチル1001に溶解し
、室温で24時間放置した.減圧下で酢酸エチルを留去
し、得られた白色結晶をヘキサンで再結し、目的の1−
(4−(2−クロロー2−プロペンオキシ)ベンジル)
−3− (2.2.2−トリフルオロエチル)チオ尿素
5.9gを得た.融点3 83.4〜84.9℃ l380、1350. 1295、l250、l225
、1165、1115、1040、960,900.8
20 CDCI署 ’HNMR   δ    (ppIm):TMS 4.30(2H,dq,J−6Hz.9Hz).4.5
2(2H,d.J=61lz)、4.54(2}1,s
).5.40(IH.d,J−2Hz)、5.51(I
H,d,J−2Hz)、5.94(1}1,b).6.
56(IH,b)、6.94(2H.d.Jam嵩9H
Z)、7.24(21,d,Jaa=91l2)金底 (1)3−フルオロ−4−(2、2.2−1リフルオ口
エトキシ)ベンゾ二トリル 油性水素化ナトリウム(60χ品)2.2gをジメチル
ホルムアミド2t)mlに懸濁し、20℃にてトリフル
オロエタノール5.50gを滴下した.1時間撹拌した
後ジメチルホルムアミドLoafに溶解した3.4−ジ
フルオロベンゾニトリル6.96gを滴下した.反応温
度は30゜Cまで上昇した.反応液をそのまま5時間撹
拌後、酢酸2II11を加え氷水1001にそそぎ込ん
だ.トルエンで抽出し有機層を乾燥後、減圧下でトルエ
ンを留去し、得られた粗結晶をヘキサンで洗浄、目的の
3−7ルオロ−4− (2.2.2−トリフルオロエト
キシ)ペンゾニトリル10.30 gを得た. 融点62.0〜67.0゜C 1505、1455.1420.1315.1275.
1250、1220、1180、l150、1120.
1050.960TMS 7.00〜7 . 60 (3H , +n)(2)3
−フルオロ−4−(2.2.2−トリフルオロエトキシ
)ペンジルイソチオシアネートリチウムアルミニウムハ
イドライド1.40 gをジエチルエーテル50+ol
にFA f5し、10〜20゜Cでジエチルエーテル1
0mlに溶解した3−フルオロ−4−(2,2.2−ト
リフルオロエトキシ)ペンゾニトリル8.00 gを滴
下した.滴下終了後室温で30分撹拌し、続いて水10
a+1を30分間で滴下した.不溶物を濾過することに
より除きエーテル層を乾燥後、減圧下でジエチルエーテ
ルを留去して、粗3−フルオロ−4− (2,2.2−
1リフルオ口エトキシ)ペンジルアミン7.54 gを
油状物として得た。
得られた粗3−フルオロー4− (2,2.2−トリフ
ルオロエトキシ)ベンジルアミン7.54gをジシクロ
へキシル力ルポジイミド(DcC) 7.45g,二硫
化炭素15ml、エチルエーテル30III1の混合溶
液に撹拌しながら−10℃で滴下した.そのまま室温に
戻し、3時間放置した.反応液を濾過し、残査をエチル
エーテルで洗浄し濾液と合わせて減圧下で溶媒を留去し
、得られた油状物をカラムクロマトグラフィー(シリカ
・ゲル、展開溶媒;ヘキサン)で精製し、目的の3−フ
ルオロー4−(2,2.2−}リフルオロエトキシ)ベ
ンジルインチオシアネー}3.93gを得た。
融点38.0〜40.0゜C 1335、13lO、1280.1270、1250、
1210.1170、1145、1120、1055、
960.850 CDCh ’HNMR   δ    (PPI1) :4.42
(211.q.J−81lz)、TMS 4.65(2H.s)、6.80〜7.40(3H.+
I1)(3)1− {3−フルオロ−4− (2.2.
2−トリフルオロエトキシ)ベンジル}−3(2, 2.2−}リフルオ口エチル)チオ尿素3−フルオロ−
4− (2,2.2−トリフルオロエトキシ)ペンジル
イソチオシアネート3. 15 gと2.2.2−トリ
フルオロエチルアミン1.5mlを酢酸エチル20ml
に溶解し、室温で24時間放置した。減圧下で酢酸エチ
ルを留去し、得られた白色結晶をヘキサンで再結し、目
的の1−{3−フルオロ−4− (2,2.2−トリフ
ルオロエトキシ)ベンジル} −3− (2.2.2−
トリフルオロエチル)チオ尿素3.92 gを得た.融
点; 88.0〜90.0’C 1440.1390、l350、1310、1290.
1270、l255、1195、1l80、.1165
、1135、1125.9754.81(2H,d,J
=6Hz).6.90  〜7.70(511.m)次
に参考例1〜6に準じた方法で製造される化合物例の’
 H N M Rデータ、IRデータ及び物性値を第3
表に記す. 次に、−S式(+)で表わされる本発明化合物を有効成
分とする製剤および本発明に係わる殺虫剤の製剤方法を
製剤例を挙げて具体的に説明するが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
製剤例1. 乳剤 本発明化合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・10部ソルボール355S・・・・・・・・・・・・
・・・・10部(東邦化学登録商品名) キシレン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・80部以上を溶解混合して乳剤を得る. 製剤例2. 永和剤 本発明化合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20部リグニンスルホン酸ナトリウム ・・10部アル
キルナフタレンスルホン酸ナトリウム5部 ホワイトカーボン・・・・・・・・・・・・・・・5部
ケイソウ土・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・60部以上を均一に混合粉砕して水和剤を得る6製剤
例3. 粉剤 本発明化合物3部をアセトン10部に溶解し、粉剖用ク
レ−97部を加えた後アセトンを蒸発させて粉剤を得る
. 製剤例4. 粒剤 本発明化合物3部、リグニンスルホン酸ナトリウム1部
、タルク20部、ベントナイト76部を混合し、適量の
水を加えて混練した後、造粒、乾燥して粒剤を得る. 製剤例5. 毒餌剤 本発明化合物1部、砂I!5部、フスマ50部、米ヌカ
20部、小麦粉24部を混合し、適量の水を加えて混練
した後、造粒、乾燥して毒餌剤を得る.次に、本発明化
合物がすぐれた殺虫活性を有することを明確にするため
以下の試験例において具体的に説明する.また、試験は
すべて3連制で実施し、結果はその平均値で示した. 試験例1. ハスモンヨトウに対する効果製剤例lに従
って調整した乳剤を水で500ppm.50pp麟の濃
度になるように希釈しカンラン葉を浸漬処理する。風乾
後、処理葉をプラスチックカップへ移し、ハスモンヨト
ウ2令幼虫10頭ずつに摂食させて5日後に死虫率を調
査した.結果を第4表に示す. 第4表から、本発明化合物は、公知の構造類似比較化合
物に比べて強い殺虫活性を有することが判る. 試験例2. コナガに対する効果 ポット植のカンラン苗(5〜6葉期)に、製剤例lによ
って調製した乳剤を水で500ppm. 50ppII
1の濃度になるように希釈しハンドスプレイヤーで薬液
がかるくしたたる程度に敗布した.風乾後葉を切り取っ
てプラスチック・カップに入れ、コナガ2令幼虫lO頭
に摂食させて5日後に死虫率を調査した二結果を第5表
に示す. 第5表から、本発明化合物は、公知の構造類憤比較化合
物に比べて強い殺虫活性を有することが判る. 試験例3.  ヒメトビウンカに対する効果イネ苗(3
葉期)5〜6本に、製剤例lによって調製した乳剤を水
で500pPl1+ 50ppmのら=度になるように
希釈しハンドスプレイヤーで薬液がかるくしたたる程度
に散布した.gL乾後、樹脂円筒中に保持させる.そこ
へ脱皮後約1日のヒメトビウンカ終令幼虫をlθ頭づつ
接種して、25゜C、16時間明、8時間暗条件下に保
ち、5日後に死虫率を調査した.結果を第6表に示す. 第6表から、本発明化合物は、公知の構造類似比較化合
物に比べて同等またはそれ以上の強い殺虫活性を有する
ことが判る. 試験例4. ナミハダニに対する効果 湿らせた脱脂綿上に置いた直径3c++のインゲンリー
フデスク上でナミハダニ卵を卿化させて得られた30〜
50頭の幼虫に、製剤例1によって調製した乳剤を水で
50ppmの濃度になるように希釈し、リーフデスク面
での薬液量が約2μl/cm”に相当する量を垂直に散
布した.処理虫は25゜Cの恒温室内に静地し、4日後
に死虫率を調査した.結果を第7表に示す. 第7表から、本発明化合物は、公知の構造類似比較化合
物に比べてナミハダニに対して同等またはそれ以上の強
い殺ダニ活性を有することが判る.従って、以上の試験
例により本発明化合物は、鱗翅目害虫に対しては公知の
構造類似比較化合物に比べてそれ以上の強い殺虫活性を
有することが判り、また半翅目害虫に対しては公知の横
造類似比較化合物に比べて同等またはそれ以上の強い殺
虫活性を有し、さらにダニに対してもそれ以上の殺ダニ
活性を有することが判る。
第4表 ハスモンヨトウに対する効果 第5表 コナガ対する効果 第4表 ハスモンヨトウに対する効果 (つづき) 第5表 コナガ対する効果(つづき) 第5表 コナガ対する効果(つづき) 第7表 ナミハダニ対する効果 第6表 ヒメ トビウンカ対する効果 比較化合物(a) 日本国公開特許公報 昭61 号に記載の化合物. 化合物(b) 一瓜名 ジクロルボス (DDVP) (CI!30)!  P  O  C}I=CC1!比
較化合物(c) 一般名 グイアジノン 比較化合物(d) 一般名 ピリダフェンチオン 〔発明の効果〕

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1およびR^2はそれぞれハロゲン原子ま
    たは炭素数1〜4のアルキル基を示し、R^3は炭素数
    1〜4のハロアルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロア
    ルキルオキシメチル基、炭素数2〜4のハロアルケニル
    オキシ基、炭素数1〜4のハロアルキルチオ基、炭素数
    1〜4のハロアルキルチオメチル基、炭素数2〜4のハ
    ロアルケニルチオ基、炭素数2〜8のハロアルキル基、
    炭素数2〜8のハロアルケニル基、炭素数1〜8のアル
    キルオキシカルボニル基、置換フェノキシカルボニル基
    または置換ピリジルオキシ基を示し、mは0、1、2ま
    たは3を示し、nは0、1、2または3を示す。)で表
    されるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−
    オン類またはその塩。
  2. (2)一般式( I )において、mが0である請求項第
    1項記載の化合物。
  3. (3)一般式( I )において、R^1がハロゲン原子
    または炭素数1〜4のアルキル基である請求項第1項記
    載の化合物。
  4. (4)ハロゲン原子がフッ素原子である請求項第3項記
    載の化合物。
  5. (5)フッ素原子が2−位置換である請求項第4項記載
    の化合物。
  6. (6)炭素数1〜4のアルキル基がメチル基である請求
    項第3項記載の化合物、
  7. (7)メチル基が3−位置換である請求項第6項記載の
    化合物。
  8. (8)メチル基が4−位置換である請求項第6項記載の
    化合物。
  9. (9)一般式( I )において、R^3がトリフルオロ
    メトキシ基である請求項第1〜8項のいずれかに記載の
    化合物。
  10. (10)トリフルオロメトキシ基が4−位置換である請
    求項第9項記載の化合物。
  11. (11)一般式( I )において、R^3がペンタフル
    オロエチル基である請求項第1〜8項のいずれかに記載
    の化合物。
  12. (12)ペンタフルオロエチル基が4−位置換である請
    求項第11項記載の化合物。
  13. (13)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^1はハロゲン原子または炭素数1〜4のア
    ルキル基を示し、mは0、1、2または3を示す。)で
    表わされる化合物を、一般式(III)▲数式、化学式、
    表等があります▼(III) (式中、R^2はハロゲン原子または炭素数1〜4のア
    ルキル基を示し、R^1は炭素数1〜4のハロアルキル
    オキシ基、炭素数1〜4のハロアルキルオキシメチル基
    、炭素数2〜4のハロアルケニルオキシ基、炭素数1〜
    4のハロアルキルチオ基、炭素数1〜4のハロアルキル
    チオメチル基、炭素数2〜4のハロアルケニルチオ基、
    炭素数2〜8のハロアルキル基、炭素数2〜8のハロア
    ルケニル基、炭素数1〜8のアルキルオキシカルボニル
    基、置換フェノキシカルボニル基または置換ピリジルオ
    キシ基を示し、nは0、1、2または3を示す。)で表
    わされる化合物と反応させることを特徴とする一般式(
    I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1、R^2、R^3、mおよびnはそれぞ
    れ前記の意味を示す。)で表わされるテトラヒドロ−1
    ,3,5−チアジアジン−4−オン類またはそれらの塩
    類の製造法。
  14. (14)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1およびR^2はそれぞれハロゲン原子ま
    たは炭素数1〜4のアルキル基を示し、R^3は炭素数
    1〜4のハロアルキルオキシ基、炭素数1〜4のハロア
    ルキルオキシメチル基、炭素数2〜4のハロアルケニル
    オキシ基、炭素数1〜4のハロアルキルチオ基、炭素数
    1〜4のハロアルキルチオメチル基、炭素数2〜4のハ
    ロアルケニルチオ基、炭素数2〜8のハロアルキル基、
    炭素数2〜8のハロアルケニル基、炭素数1〜8のアル
    キルオキシカルボニル基、置換フェノキシカルボニル基
    または置換ピリジルオキシ基を示し、mは0、1、2ま
    たは3を示し、nは0、1、2または3を示す。)で表
    されるテトラヒドロ−1,3,5−チアジアジン−4−
    オン類およびそれらの塩類の1種または2種以上を有効
    成分として含有することを特徴とする殺虫殺ダニ剤。
  15. (15)一般式( I )において、mが0である請求項
    第14項記載の殺虫殺ダニ剤。
  16. (16)一般式( I )において、R^1がハロゲン原
    子または炭素数1〜4のアルキル基である請求項第14
    項記載の殺虫殺ダニ剤。
  17. (17)ハロゲン原子がフッ素原子である請求項第16
    項記載の殺虫殺ダニ剤。
  18. (18)フッ素原子が2−位置換である請求項第17項
    記載の殺虫殺ダニ剤。
  19. (19)炭素数1〜4のアルキル基がメチル基である請
    求項第16項記載の殺虫殺ダニ剤。
  20. (20)メチル基が3−位置換である請求項第19項記
    載の殺虫殺ダニ剤。
  21. (21)メチル基が4−位置換である請求項第19項記
    載の殺虫殺ダニ剤。
  22. (22)一般式( I )において、R^3がトリフルオ
    ロメトキシ基である請求項第14〜21項のいずれかに
    記載の殺虫殺ダニ剤。
  23. (23)トリフルオロメトキシ基が4−位置換である請
    求項第22項記載の殺虫殺ダニ剤。
  24. (24)一般式( I )において、R^3がペンタフル
    オロエチル基である請求項第14〜21項のいずれかに
    記載の殺虫殺ダニ剤。
  25. (25)ペンタフルオロエチル基が4−位置換である請
    求項第24項記載の殺虫殺ダニ剤。
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