JPH02130257A - 内燃機関の燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射弁

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JPH02130257A
JPH02130257A JP28153988A JP28153988A JPH02130257A JP H02130257 A JPH02130257 A JP H02130257A JP 28153988 A JP28153988 A JP 28153988A JP 28153988 A JP28153988 A JP 28153988A JP H02130257 A JPH02130257 A JP H02130257A
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JP
Japan
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fuel
needle
nozzle body
tip
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP28153988A
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English (en)
Inventor
Yasunori Iwakiri
保憲 岩切
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ガソリン機関等の内燃機関に用いられる電
磁式の燃料噴射弁の改良に関する。
従来の技術 例えばガソリン機関の吸気ボートに各気筒毎に設けられ
る燃料噴射弁としては、ソレノイドの励磁によってニー
ドルをリフトさせることで、先端の噴孔を開くようにし
たニードルタイプの電磁式燃料噴射弁が一般に用いられ
ている。
第6図は、−例としてSAEペーパ870124に記載
された燃料噴射弁の要部を示したものであって、ノズル
ボディ41の先端中心部に単一の噴孔42が貫通形成さ
れているとともに、この噴孔42の上流側に円錐形をな
すシート部43が形成されている。44は、上記ノズル
ボディ41中心部に摺動可能に嵌合し、かつ図示せぬソ
レノイドによってリフトするニードルであって、このニ
ードル44先端部が上記シート部4゛3に着座して噴孔
42をシールしている。
ここで上記ニードル44は、上下一対の大径な案内部4
5.46を有し、この案内部45.46のみがノズルボ
ディ41内周面に抱接しているものであって、両案内部
45.46の中間部並びに案内部46よりも先端側部分
は小径に形成されている。そして、このニードル44の
先端側案内部46とノズルボディ41との間に、シート
部43を覆うように先端燃料室47が画成されている。
また、この例では、両案内部45.46の中間部に連通
ずるようにノズルボディ41側面に燃料人口48が開口
形成されている。そして、上記案内部45.46の外周
面が、第7図に示すように部分的に平坦面に機械加工さ
れており、これによってノズルボディ41内周面との間
に形成される間隙49を通して燃料人口48から先端燃
料室47への燃料の通流か確保されている。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成では、燃料人口48と先端燃料室47と
の間の通路断面積つまり間隙49の通路断面積が必ずし
も十分でなく、従ってニードル44がリフトを開始した
際に、先端燃料室47内の燃料圧力が若干低下する。そ
のため、燃料温度の高温時に、先端燃料室47内で燃料
蒸気が発生し易くなり、円滑な燃料供給が妨げられて、
第8図に示すように、実際の燃料噴射量が低下する不具
合がある。これは、内燃機関の高温再始動性を著しく悪
化させる原因となる。
課題を解決するための手段 そこで、この発明は、先端の噴孔上流にシート部を備え
たノズルボディと、このノズルボディ内に摺動可能に嵌
合し、かつ上記シート部に着座するニードルと、このニ
ードル先端部と上記ノズルボディとによってシート部近
傍に画成された先端燃料室と、上記ニードルをリフトさ
せるソレノイドとを備えてなる内燃機関の燃料噴射弁に
おいて、上記先端燃料室へ燃料を導入する燃料通路を、
ノズルボディもしくはニードル内部に形成したことを特
徴としている。
作用 上記構成ではノズルボディもしくはニードル内部の燃料
通路を通して先端燃料室へ燃料が導入されるので、ニー
ドルがリフトした際の先端燃料室の圧力低下を抑制でき
る。
実施例 第11図は、この発明に係る燃料噴射弁lを燃料ギヤラ
リ2に装着した状態で示す断面図である。
同図において、3は上部ピース3aと下部ピース3bと
からなり、かつ内部に円環状のソレノイド4を収納した
ノズルホルダ、5はこのノズルホルダ3の基端に取り付
けられ、かつコネクタ部6を備えたキャップ、7は上記
ノズルホルダ3の先端に保持された略円筒状のノズルボ
ディ、8はこのノズルボディ7と上記ノズルホルダ3と
の間に介装されたストッパ、9は上記ノズルホルダ3の
中心部に設けられたスプリング支持部材である。
尚、上記ノズルホルダ3の側面には、主に冷却用の燃料
を通流させるための燃料出入口10が開口形成されてい
る。
上記ノズルボディ7は、先端中心に単一の噴孔11を有
し、かつこの噴孔11上流側に円錐形のシート部12が
形成されている。そして、上記ノズルボディ7の中心部
に、ニードル13が摺動可能に嵌合している。このニー
ドル13はコイルスプリングI4によって常時図下力に
付勢されており、先端部が上記シート部12に着座して
噴孔llをシールしている。またニードル13基端部に
圧入された磁性体からなるアーマチュア15が上部ピー
ス3aの端面にわずかな間隙を介して対向しており、ソ
レノイド4が励磁されると上方にリフトするようになっ
ている。
また上記ニードル13は、その基端側および先端側に夫
々大径な案内部16.17を有し、これらの案内部16
.17のみがノズルボデイフ内周面に摺接している。そ
して、その先端側の案内部17とノズルボデイフ底面と
の間に、シート部12を覆うように先端燃料室18が画
成されている。
尚、上記案内部16.17は、前述した従来のものと同
様に、その外周面が部分的に平坦面に機械加工されてお
り、これによって燃料の通流が可能な間隙が確保されて
いる。また上記ノズルボディ7に、複数本の燃料通路I
9が貫通形成されている。この燃料通路19は、ノズル
ボディ7中心線に対し斜めに形成されており、その一端
が上記先端燃料室18に連通しているとともに、他端が
ノズルボデイフ外周面中央部の燃料入口部20に開口し
ている。尚、2Iは上記ノズルボディ7先端面に装着さ
れたプロテクタである。
上記燃料噴射弁1が各気筒毎に装着される燃料ギヤラリ
2は、気筒数に応じた噴射弁収納室22を有し、かつ各
噴射弁収納室22を横切るように燃料通路23を備えて
いる。そして、上記燃料噴射弁lは、上記噴射弁収納室
22内に挿入配置されており、かつ上部ピース3a外周
のシール部材24とノズルボデイフ外周のシール部材2
5とによってシールされている。尚、上記燃料通路23
には、噴孔11出口側圧力つまり吸気マニホルド内圧力
に対し一定差圧(例えば2〜2 、5 kg/ ax”
 )だけ加圧された燃料が導入されるようになっている
上記の構成においては、ノズルボデイフ内部の複数の燃
料通路19を介して先端燃料室18が燃料ギヤラリ2の
噴射弁収納室22内に直接に連通している。そのため、
ニードルI3のリフトが開始した際に、先端燃料室18
で生じる圧力低下が掻めて小さく抑制される。従って、
燃料高温時においても、先端燃料室18内での燃料蒸気
の発生が防止され、第8図に示したように、噴射量の低
下を抑制できる。
次に、第2図に示す実施例は、上述した燃料通路19の
ほかに、ノズルボディ7側面に燃料人口26を開口形成
したものである。この燃料入口26は、ニードル13基
端側の案内部16と先端側の案内部17との間に連通し
ている。
従って、この実施例では、ノズルボディ7周辺の燃料が
燃料通路19を通して先端燃料室18に供給されるとと
もに、燃料人口26から案内部17とノズルボデイフ内
周面との間の間隙を通して供給されることになる。
次に、第3図に示す実施例は、ニードル13内部に燃料
通路28を形成した実施例を示している。
上記燃料通路28は、ニードル13の中心線に沿って設
けられた通路28aと、先端部でこれと直交する通路2
8bと、中間部で直交する28cとから構成されており
、通路28aの基端がニードル13基端面に開口してい
る。また先端側の通路28bが、先端燃料室18に開口
している。そして、通路28cが、両案内部16.17
の中間部に開口しており、つまりノズルボディ7側面の
燃料入口26近傍に連通している。
従って、この実施例では、燃料入口26から先端燃料室
I8へニードル13基端の燃料通路28を通して速やか
に燃料供給がなされ、やはり圧力低下による蒸気発生が
防止される。
また第4図に示す実施例は、ノズルホルダ3側面に設け
た燃料入口30のみから燃料を取り込むようにした構成
のものである。すなわち、燃料通路32を備えた燃料ギ
ヤラリ31からノズルボディ7部分が突出した形となっ
ており、燃料人口30から流入した燃料が燃料噴射弁I
内部を通してニードル13側へ供給されるようになって
いる。
そして、上記ニードル13には、通路28aと通路28
bとからなる燃料通路28が形成されており、この燃料
通路28を通して先端燃料室18がニードル13基端側
に連通している。
また第5図に示す実施例はノズルホルダ3のソレノイド
4中心部に配設されたコア33の基端に、燃料人口34
を設けた構成を示している。この燃料人口34は、コア
33中心部の燃料通路35を通してニードル13基端側
に連通している。そして、上記ニードル13には、やは
り通路28aと通路28bとからなる燃料通路28が設
けられており、先端燃料室18とニードル13基端側と
が連通されている。尚、36は上記コア33端部に接続
された燃料ギヤラリを示している。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、この発明に係る内燃機関
の燃料噴射弁においては、ノズルボディもしくはニード
ル内部の燃料通路を通して先端燃料室へ速やかに燃料が
導入されるので、ニードルのリフト開始時における先端
燃料室の圧力低下を抑制できる。従って、燃料高温時に
おいても燃料蒸気の発生が抑制され、正規の燃料噴射量
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る燃料噴射弁の一実施例を示す断
面図、第2図、第3図、第4図および第5図は、夫々こ
の発明の異なる実施例を示す断面図、第6図は従来にお
ける燃料噴射弁の要部を示す断面図、第7図は第6図の
■−■線に沿った断面図、第8図は燃料温度と噴射量と
の関係を示す特性図である。 1・・・燃料噴射弁、4・・・ソレノイド、7・・・ノ
ズルボディ、12・・・シート部、13・・・ニードル
、18・・・先端燃料室、19・・・燃料通路。 第2図 28・燃料a角 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端の噴孔上流にシート部を備えたノズルボディ
    と、このノズルボディ内に摺動可能に嵌合し、かつ上記
    シート部に着座するニードルと、このニードル先端部と
    上記ノズルボディとによってシート部近傍に画成された
    先端燃料室と、上記ニードルをリフトさせるソレノイド
    とを備えてなる内燃機関の燃料噴射弁において、上記先
    端燃料室へ燃料を導入する燃料通路を、ノズルボディも
    しくはニードル内部に形成したことを特徴とする内燃機
    関の燃料噴射弁。
JP28153988A 1988-11-08 1988-11-08 内燃機関の燃料噴射弁 Pending JPH02130257A (ja)

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JP28153988A JPH02130257A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 内燃機関の燃料噴射弁

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JPH02130257A true JPH02130257A (ja) 1990-05-18

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ID=17640584

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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JP (1) JPH02130257A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5794856A (en) * 1995-05-19 1998-08-18 Siemens Automotive Corporation Air assist injector and retainer shroud therefor
US5967419A (en) * 1997-01-08 1999-10-19 Aisan Kogyo Kabushiki Kaisha Injector improved in noise reduction

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5794856A (en) * 1995-05-19 1998-08-18 Siemens Automotive Corporation Air assist injector and retainer shroud therefor
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