JPH02129610A - 光接続具及び光端子具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 韮ｙすＬ吐 本発明は、光接続具及び光端子具、より詳細には、屋上
等に備えられた太陽光収集装置によって一収集された太
陽光又は人工光源からの光を光導体ケーブルを通して屋
内に導き、その光放出端を屋内の壁面等に固定して一方
の光接続具を構成し、一方、屋内では、一端に前記壁面
等に固定された光接続具に着脱自在に接続される光接続
具を有し。

他端に光放出部となる光ラジェータを有する光導体ケー
ブルを有し、使用時は、前記光導体ケーブルの光接続具
を前記壁面に設けられた光接続部に接続して前記光ラジ
ェータから光を放出させて照明その他の使用に供し、非
使用時は、前記壁面に設けられた光接続具に前記光導体
ケーブルに代って光端子具を装着して前記壁面に設けら
れた光接続具から光が放出されるのを防止するようにし
たものである。

蓑」Ｑ組板 第４図は、本出願人が先に提案した太陽光収集装置の一
例を説明するための構成図で、図中、３０は透明体の保
護カプセル、３１はフレネルレンズ、３２はレンズホル
ダー、３３は太陽光方向センサ、３４はフレネルレンズ
の焦点位置に受光端が配設された光ファイバー又は多数
本の光ファイバーから成る光フアイバーケーブル（以下
光導体という）、３５は光ファイバー又は光フアイバー
ケーブルホルダー、３６はアーム、３７はパルスモータ
、３８は該パルスモータ３７によって回転される水平回
転軸、３９は前記保護カプセル３０を搭載するための基
台、４０はパルスモータ。

４１は該パルスモータ４０によって回転される垂直回転
軸で、該太陽光収集装置は、太陽光方向センサ３３によ
って太陽の方向を検出し、その検出信号によって該太陽
光方向センサ３３が太陽の方向を向くように前記水平回
転軸３８及び垂直回転軸４１のパルスモータ３７及び４
０をそれぞれ駆動し、それによって各レンズ３１によっ
て収束された太陽光がそれぞれのレンズの焦点位置に受
光端が配設された光導体３４内に導入されるようになっ
ている。各レンズ毎に配設された光導体３４は一括して
束ねられ、光導体ケーブル４２として該太陽光収集装置
より導出され、任意所望の箇所に導かれ、照明、動植物
の栽培、日光浴等種々の使用に供される。

第５図は、前記レンズ３１によって収集した太陽光を光
導体内に導入するための詳細を説明するための図で、図
中、３１はフレネルレンズ等のレンズ、３４はレンズ３
１によって集束された太陽光を導入し、該導入された太
陽光を任意所望の箇所へ伝達するための光導体であるが
、太陽光をレンズ系によって集束した場合、その太陽像
は、第６図に示すよう、中心部Ａはほぼ白色光になり、
その周辺部Ｂはその焦点位置に合った波長の光成分を多
く含むようになる。すなわち、太陽光をレンズ系によっ
て集束した場合、その焦点位置及び太陽像の大きさは光
の波長によって異なり、例えば、波長が短い青色系統の
光はＰｌの位置に直径Ｄ１の太陽像を、緑色系統の光は
Ｐ２の位置に直径Ｄ２の太陽像を、また、赤色系統の光
はＰ、の位置に直径り、の太陽像を結ぶ。従って、図示
の場合、Ｐｌの位置に光導体の受光端面を配置すれば、
青色成分の光を周辺部に多く含んだ太陽光を収集するこ
とができ、Ｐ２の位置に配置すれば緑色系統の光成分を
周辺部に多く含んだ太陽光を、また、Ｐユの位置に配置
すれば赤色系統の光成分を周辺部に多く含んだ太陽光を
収集することができ、その際、光導体の直径を収集しよ
うとする光成分に合わせて、例えば、青色系統の時はＤ
２．緑色系統の時はＤ２．赤色系統の時はり、としてお
けば、光導体の使用量を少なくして最も効率的に所望の
光成分を多葉に含んだ太陽光を収集することができる。

また１図示のように、光導体２４の受光端面の直径を大
きくしてり、とじ、全ての波長成分を含んだ光を収集す
るようにすることも可能である。なお、光導体３４の受
光端面をレンズ系の焦点位置に合わせるに際し、予め、
生産工場側で受口端面を焦点位置に同定しておいてもよ
く、或いは、光導体の受口端面をレンズ系の光軸方向に
調節可能にしておき、ユーザ側で所望の色の光に合わせ
て調節、固定するようにしてもよい。上述のように、太
陽光をレンズ系によって集束させた場合、その太陽像の
中心部Ａは白色光であるが、周辺部Ｂの光はレンズから
の距離によって相違し、レンズに近い場合は青色系統の
光、遠い場合には赤色系統の光となるが、受光端の位置
を調整することによって赤外線や紫外線を除くことがで
き。

日光浴や動植物の育成に有効な光を得ることができる。

而して、上述のごとき太陽光収集装置を屋上に設置し、
収集した太陽光を光導体ケーブルを通して部屋に導いて
、例えば、日光浴、観賞植物の栽培、熱帯魚の育成等に
使用することが考えられるが、その場合、太陽光収集装
置より導かれた光導体ケーブルの光放出端を部屋の壁面
に固定して光接続部の一方の光接続具を構成し、他方、
室内では、一方の端部に該壁面に設けられた光接続具に
着脱自在に接続可能な接続具を有し、他方の端部に光放
出端を有する光導体ケーブルを用意しておき、使用時、
該光導体ケーブルを前述のごとくして壁面に設けた光接
続具に接続して使用するようにすれば、特に、本装置を
ビル等に設置する場合に非常に効果的である。すなわち
、ビルの建設に当っては、下層階から工事を進めていく
が、その場合、建築されるビルの高さ等を考慮して、壁
面に設けられる光接続具から太陽光収集装置までの距離
を算出し、該距離に相当する長さの光導体ケーブルを予
め準備し、この光導体ケーブルの先端に光放出端側の光
接続具を接続して部屋内の壁面の所望の位置に配設する
ことができ、その後、該光接続具が配設された部屋より
上層の部屋が増築される毎に前記光導体ケーブルを伸ば
していけばよく、従って、ビルの建築工事と並行して部
屋の壁面に光接続具を配設し、建築工事の進行と共に光
導体ケーブルを伸ばしていけば、工事の竣工と略同時に
、本発明による装置を設置することが可能となる。

目　　　　　的 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
特に、屋上等に設置された太陽光収集装置又は人工光源
から導かれた光導体ケーブルの光放出端を部屋の壁面に
固定して光接続具の一方の端子を形成し、部屋内におい
て該端子に光導体ケーブルを接続して、該先導体ケーブ
ルの他方の端子から放出される光を利用し得るようにし
た光接続具、及び、非使用時、前記壁面に設けられた端
子部から光が放出されないようにした先端子具を提供す
ることを目的としてなされたものである。

構　　　成 第１図は、本発明の一実施例を説明するための構成図で
、図中、１は第４図に示した光導体ケーブル４２の先端
部に取り付けられた光接続具、１０は該光接続具１に着
脱自在に接続される光導体ケーブルの一方の端子に設け
られた光接続具で、該光接続具１０が接続されている光
導体ケーブルの図示しない端部には、該先導体ケーブル
を通して伝送された光を放出するための光放出器具が設
けられ、日光浴、或いは、観賞植物の栽培、熱帯魚の育
成等に使用される。なお、第１図において、（ａ）図は
、（ｂ）図をＡ−Ａ線方向から見た図、（ｂ）図は、（
ａ）図のＢ−Ｂ線断面図、（ｏ）図は（ｄ）図のＣ−Ｃ
＠断面図、（ｄ）図は（ｃ）図をＤ−Ｄｉ力方向ら見た
図で、光接続具１と１０は、丁度、電気配線におけるコ
ンセントとプラグの関係にあり、光接続具１は部屋の壁
面に固定され、光接続具１０は、移動可能なケーブルの
一端に取り付けられ、使用時、光接続具１に接続されて
使用される。

光接続具１は太陽光収集装置から伝送されてくる何本（
図示例の場合７本であるが、７本に限定されるものでは
ない）かの光導体、ケーブル３４を固定するための端子
金具２と、該端子金具２の外周側において該端子金具２
を固定する接続金具３とを有し、端子金具２の表面には
複数本の位置決め用のビン４が設けられ、また、接続金
具３の外側には光接続具１０側の袋ナツトに係合するね
じ５、及び該光接続具１を壁面に取り付けるためのカラ
一部６が設けられている。なお、７は壁面、８は取り付
は金具で、該光接続具１は、図示のように、ビス９によ
って壁面７に取り付けられた取り付は金具８に固定され
て取り付けられる。

光接続具１０は端子金具１１と該端子金具１１の外側に
設けられた袋ナツト１４とを有し、端子金具１１の表面
側には光接続具１側の前記光導体３４に対向した位置に
対向して光導体１２が設けられるとともに前記位置決め
ピン４の位置に対応した位置に位置決め用の穴１３が設
けられ、また、袋ナツト１４の内側には前記接続金具の
ねじ５に螺合するねじ１５が設けられている。従って、
使用時、光接続具１０の穴１３を接続具１のピン４に合
わせて押し込み、袋ナツト１４を回してねじ５にねじ込
めば光接続具１と１０は正確に位置決めされて接続され
、従って、光導体３４と１２が正確に対向し、光導体３
４よりの光を光導体１２に効率よく伝達することができ
る。なお、位置決め用のピンの数を多くすれば、非使用
時、光放出端面に子供等が指を差し込んだり、紙等の可
燃物が入り込んだすせず、火傷、火災等の危険を防止す
ることができる。また、ピン４の長さによって、光接続
具１の光放出端面と壁面との距離りをかせぐことができ
、これによっても危険を防止することができる。

第２図は、上述のごとくして伝送されてくる太陽光を使
用しない時に、前記壁面に設けられた光接続具１から光
が放出されないようにするための先端子具を説明するた
めの図で、（ａ）図は（ｂ）図をＡ−Ａ線方向から見た
図、（ｂ）図は（ａ）図のＢ−Ｂ線断面図で、同図は、
光接続具１に先端子具２０が装着されている状態を示し
ている。

而して、該先端子具２０は、第１図に示した光接続具１
０において光導体ケーブル１２を具備していないものに
相当し、端子部材２１と、袋ナツト２２とを有し、端子
部材２１には光接続具１の位置決めピン４に対向して位
置決め用の穴２３を有し、これら位置決め用のピン４と
穴２３を合わせ、袋ナツト２２を螺合させると、第１図
の場合と同様にして、光接続具１の端子金具の表面と端
子部材２１の表面とが密接し、光導体ケーブル３４を通
して伝送されてきた光は、該端子部材２１の表面で反射
されて元きた光導体ケーブルに戻される。

なお、当然のことながら端子部材２１の表面ば反射面に
形成されている。

第３図は、第２図に示した先端子具の改良例を説明する
ための図で、この先端子具は、図示のように、光接続具
１の光導体３４の少なくとも１つと対向した位置に貫通
孔２５が設けられ、該貫通孔２５内に光フイルタ−、光
滅衰部材、ハーフミラ−等の半光透過部材２６が設けら
れており、該先端子具２０を光接続具１に接続した時に
、光導体３４を通して光が伝送されているか否かを知る
ことができ、いちいち外に出て天気の状態を見る必要が
なく、非常に便利である。なお、先端子具１０又は２０
を図示しない鎖等によって壁面に取り付けるようにして
おけば、該先端子具を紛失するようなことはなく、非常
に便利である。

なお、以上は、太陽光収集装置によって太陽光を収集し
、収集された太陽光を光導体ケーブルを通して伝送して
部屋内にて利用する例について説明したが、太陽光が利
用できない曇天時、夜間等を考慮して一部の光導体ケー
ブルに人工光を導入し、該人工光を利用するようにする
ことも可能である。

劾ニーー釆− 以上の説明から明らかなように本発明によると。

部屋の壁面に設けられた光接続部に装着して簡単にかつ
効率よく使用することができ、また、非使用時、伝送さ
れてきた光を効果的に反射することのできる光接続具及
び先端子具を提供することができる。

また、光接続具１，１０及び先端子具２０は、その表面
が常に清浄に保たれていなければならず、その表面を時
々洗浄する必要がある。その場合、本発明によると、電
気的配線を一切含んでいないので、光接続具及び先端子
具を超音波洗浄槽内に入れることによって簡単に洗浄す
ることができる。

特に、光接続具１の場合、ビス９を取り外すことによっ
て、光接続具１を光導体ケーブルごと壁面から引っ張り
出して洗浄することができ、非常に便利である。

また、更に本装置をビル等に設置する場合に非常に効果
的である。すなわち、ビルの建設に当っては、下層階か
ら工事を進めていくが、その場合。

建築されるビルの高さ等を考慮して、壁面に設けられる
光接続具から太陽光収集装置までの距離を算出し、該距
離に相当する長さの光導体ケーブルを予め準備し、この
光導体ケーブルの先端に光放出端側の光接続具を接続し
て部屋内の壁面の所望の位置に配設することができ、そ
の後、該光接続具が配設された部屋より上層の部屋が増
築される毎に前記光導体ケーブルを伸ばしていけばよく
、従って、ビルの建築工事と並行して部屋の壁面に光接
続具を配設し、建築工事の進行と共に光導体ケーブルを
伸ばしていけば、工事の竣工と略同時に１本発明による
装置を設置することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による光接続具の一実施例を説明する
ための構成図、第２図及び第３図は、それぞれ光端子具
の一実施例を説明するための構成図、第４図は、本出願
人が先に提案した太陽光収集装置の一例を説明するため
の図、第５図及び第６図は、光導体ケーブル内に光を導
入するための動作原理を説明するための図である。 １．１０・・・光接続具、４・・・位置決めピン、２０
・・・光端子具、１２．３４・・・光導体、１３．２３
・・・位置決め穴、１４・・・袋ナツト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、光導体ケーブルの光受入端に装着される第１の光接
   続具と、光導体ケーブルの光放出端に接続される第２の
   光接続具から成り、前記第１の光接続具と第２の光接続
   具を接続して前記第２の光接続具が装着されている第２
   の光導体ケーブルから前記第１の光接続具が装着されて
   いる第１の光導体ケーブルへ光を伝達するための光接続
   具であって、前記第１の光接続具は各導光路を所定の配
   置関係をもって固定し、かつ、端面が前記導光路と同一
   平面を形成し、かつ、２以上の位置決め用の穴を有する
   第１の端子金具を有し、前記第２の接続具は、前記第１
   の各導光路の端面に対向して各導光路の端面を固定し、
   かつ、端面が該各導光路の端面と同一平面を形成し、か
   つ、前記第１の光接続具の位置決め用の穴に対向した位
   置に位置決め用のピンを有する第２の端子金具を有する
   ことを特徴とする光接続具。 ２、前記第１の光接続具は前記第１の端子金具の外側部
   に袋ナットを有し、前記第２の光接続具は前記第２の端
   子金具の外側部に前記袋ナットに螺合するねじを有する
   ことを特徴とする請求項第１項に記載の光接続具。 ３、前記第２の光接続具の前記位置決め用のピンに対向
   した位置に該ピンに係合する穴を有し、該穴を有する側
   の端面が反射面に形成されていることを特徴とする光端
   子具。 ４、請求項第３項の光端子具において、該光端子具の外
   側部に前記第２の光接続具に設けられた前記ねじに螺合
   する袋ナットを有することを特徴とする光端子具。 ５、請求項第３項又は第４項の光端子具において、前記
   第２の光接続具の少なくとも１つの導光路に対向した位
   置に貫通導光路を有し、該貫通導光路に光滅衰部材を有
   することを特徴とする光端子具。