JP2513259Y2 - 光接続具 - Google Patents

光接続具

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JP2513259Y2
JP2513259Y2 JP2527393U JP2527393U JP2513259Y2 JP 2513259 Y2 JP2513259 Y2 JP 2513259Y2 JP 2527393 U JP2527393 U JP 2527393U JP 2527393 U JP2527393 U JP 2527393U JP 2513259 Y2 JP2513259 Y2 JP 2513259Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案は、光接続具、より詳細には、屋上
等に備えられた太陽光収集装置によって収集された太陽
光又は人工光源からの光を光導体ケーブルを通して屋内
に導き、その光放出端を屋内の壁面等に固定して一方の
光接続具を構成し、一方、屋内では、一端に前記壁面等
に固定された光接続具に着脱自在に接続される光接続具
を有し、他端に光放出部となる光ラジエータを有する光
導体ケーブルを有し、使用時は、前記光導体ケーブルの
光接続具を前記壁面に設けられた光接続部に接続して前
記光ラジエータから光を放出させて照明その他の使用に
供するようにした光接続具に関するものである。
【0002】
【従来技術】図5は、本出願人が先に提案した太陽光収
集装置の一例を説明するための構成図で、図中、40は
透明体の保護カプセル,41はフレネルレンズ,42は
レンズホルダー,43は太陽光方向センサ,44はフレ
ネルレンズの焦点位置に受光端が配設された光ファイバ
ー又は多数本の光ファイバーから成る光ファイバーケー
ブル(以下光導体という),45は光ファイバー又は光
ファイバーケーブルホルダー,46はアーム,47はパ
ルスモータ,48は該パルスモータ47によって回転さ
れる水平回転軸,49は前記保護カプセル40を搭載す
るための基台,50はパルスモータ,51は該パルスモ
ータ50によって回転される垂直回転軸である。
【0003】該太陽光収集装置は、太陽光方向センサ4
3によって太陽の方向を検出し、その検出信号によって
該太陽光方向センサ43が太陽の方向を向くように前記
水平回転軸48及び垂直回転軸51のパルスモータ47
及び50をそれぞれ駆動し、それによって各レンズ41
によって収束された太陽光がそれぞれのレンズの焦点位
置に受光端が配設された光導体44内に導入されるよう
になっている。各レンズ毎に配設された光導体44は一
括して束ねられ、光導体ケーブルとして該太陽光収集装
置より導出され、任意所望の箇所に導かれ、照明、動植
物の栽培、日光浴等種々の使用に供される。
【0004】図6は、前記レンズ41によって収集した
太陽光を光導体内に導入するための詳細を説明するため
の図で、図中、41は図4に示したフレネルレンズ等に
相当するレンズ、44はレンズ41によって集束された
太陽光を導入し、該導入された太陽光を任意所望の箇所
へ伝達するための光導体であるが、太陽光をレンズ系に
よって集束した場合、その太陽像は、中心部がほぼ白色
光になり、その周辺部はその焦点位置に合った波長の光
成分を多く含むようになる。すなわち、太陽光をレンズ
系によって集束した場合、その焦点位置及び太陽像の大
きさは光の波長によって異なり、例えば、波長が短い青
色系統の光はP1の位置に直径D1の太陽像を、緑色系統
の光はP2の位置に直径D2の太陽像を、また、赤色系統
の光はP3の位置に直径D3の太陽像を結ぶ。
【0005】従って、図示の場合、P1の位置に光導体
の受光端面を配置すれば、青色成分の光を周辺部に多く
含んだ太陽光を収集することができ、P2の位置に配置
すれば緑色系統の光成分を周辺部に多く含んだ太陽光
を、また、P3の位置に配置すれば赤色系統の光成分を
周辺部に多く含んだ太陽光を収集することができ、その
際、光導体の直径を収集しようとする光成分に合わせ
て、例えば、青色系統の時はD1、緑色系統の時はD2
赤色系統の時はD3としておけば、光導体の使用量を少
なくして最も効率的に所望の光成分を多量に含んだ太陽
光を収集することができる。
【0006】また、図示のように、光導体44の受光端
面の直径を大きくしてD0とし、全ての波長成分を含ん
だ光を収集するようにすることも可能である。なお、光
導体44の受光端面をレンズ系の焦点位置に合わせるに
際し、予め、生産工場側で受口端面を焦点位置に固定し
ておいてもよく、或いは、光導体の受口端面をレンズ系
の光軸方向に調節可能にしておき、ユーザ側で所望の色
の光に合わせて調節、固定するようにしてもよい。上述
のように、太陽光をレンズ系によって集束させた場合、
その太陽像の中心部は白色光であるが、周辺部の光はレ
ンズからの距離によって相違し、レンズに近い場合は青
色系統の光、遠い場合には赤色系統の光となり、受光端
の位置を調整することによって赤外線や紫外線を除くこ
とができ、日光浴や動植物の育成に有効な光を得ること
ができる。
【0007】而して、上述のごとき太陽光収集装置を屋
上に設置し、収集した太陽光を光導体ケーブルを通して
部屋に導いて、例えば、日光浴、観賞植物の栽培、熱帯
魚の育成等に使用することが考えられるが、その場合、
太陽光収集装置より導かれた光導体ケーブルの光放出端
を部屋の壁面に固定して光接続部の一方の光接続具を構
成し、他方、室内では、一方の端部に該壁面に設けられ
た光接続具に着脱自在に接続可能な接続具を有し、他方
の端部に光放出端を有する光導体ケーブルを用意してお
き、使用時、該光導体ケーブルを前述のごとくして壁面
に設けた光接続具に接続して使用するようにすれば、特
に、本装置をビル等に設置する場合に非常に効果的であ
る。
【0008】すなわち、ビルの建設に当っては、下層階
から工事を進めていくが、その場合、建築されるビルの
高さ等を考慮して、壁面に設けられる光接続具から太陽
光収集装置までの距離を算出し、該距離に相当する長さ
の光導体ケーブルを予め準備し、この光導体ケーブルの
先端に光放出端側の光接続具を接続して部屋内の壁面の
所望の位置に配設することができ、その後、該光接続具
が配設された部屋より上層の部屋が増築される毎に前記
光導体ケーブルを伸ばしていけばよく、従って、ビルの
建築工事と並行して部屋の壁面に光接続具を配設し、建
築工事の進行と共に光導体ケーブルを伸ばしていけば、
工事の竣工と略同時に、本考案による装置を設置するこ
とが可能となる。
【0009】図7は、上述のごとき太陽光収集装置によ
って収集された太陽光を部屋内に導いて使用する場合に
一例を説明するための斜視図で、図中、60は上述のご
とき太陽光収集装置によって収集された太陽光が伝送さ
れてくる光導体ケーブル(図5に示した光導体ケーブル
44に接続されて使用される光導体ケーブル)、61は
光照射スタンドで、該光照射スタンド61は、固定基台
62、該固定基台に対して矢印方向に移動可能な可動基
台63、該可動基台63に立設された1又は複数の変形
自在の可撓性のコンジット64、及び該コンジット64
の先端部に取り付けられて前記光導体ケーブル60を着
脱自在に支持するための支持具65とより成り、使用
時、該光導体ケーブル60の先端部を支持具65に支持
し、該コンジット64を任意所望の形に変形して光導体
ケーブル60から放出される光を所望の方向に向けて放
射するものであるが、使用時、該光導体ケーブル60の
図示しない受光端は前述のごとくして部屋の壁面に配設
された光接続具に接続されて使用される。
【0010】
【目的】本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、屋上等に設置された太陽光収集装置又は
人工光源から導かれた光導体ケーブルの光放出端を部屋
の壁面に固定して光接続具の一方の端子を形成し、部屋
内において該端子に光導体ケーブルを接続して、該光導
体ケーブルの他方の端子から放出される光を利用し得る
ようにした光接続具を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0011】
【構成】図1乃至図4は、本考案の一実施例を説明する
ための構成図で、図中、1は図5に示した光導体ケーブ
ル44の図示しない先端部に取り付けられた光接続具、
図6に示した光導体ケーブル60の図示しない端部に取
り付けられた光接続具で該光接続具20は前記光接続具
1に以下に説明するようにして着脱自在に接続される。
【0012】図1は、両接続具を結合した状態を示す断
面図で、一方の光接続具1は、光導体ケーブル2(図5
に示した光導体ケーブル44に相当)をその中心に保持
するスリーブ3が設けられ、他方の接続具20にも、同
様に光導体ケーブル22(図7に示した光導体ケーブル
60に相当)をその中心に保持するスリーブ23が設け
られている。スリーブ3は、図2(a)に示すようにそ
の先端部に嵌合凹部4を有し、スリーブ23は、図2
(b)に示すようにその先端部に前記嵌合凹部4に係合
する嵌合凸部24を有し、接続具が図1に示すように接
続された状態において嵌合凹部4と嵌合凸部24が嵌合
し、両スリーブの中心に保持された光導体ケーブルの先
端部が衝合して光エネルギーが伝達される。両スリーブ
の衝合に適当な力を支えるため、それぞれのスリーブ
2,23に鍔部5,25を設け、これら鍔部5,25と
光接続具の底板6,26との間に押圧スプリング7,2
7を設けて各スリーブを衝合方向に押圧している。
【0013】図3は、前記光接続具1を説明するための
説明図で、図(a)は底面図、図(b)は断面図、図
(c)は図(b)のC部拡大図で、上述したスリーブ3
はこの実施例では6個設けられ、スリーブ保持部材8に
設けられた孔に摺動自在に挿入されている。スリーブ保
持部材8はケーシング9に嵌合され、ケーシングの側部
に設けられた止めねじ用の穴10に図示しない止めねじ
を螺合して回転止めされる。ケーシング保持部材8の中
央部には円形の嵌合孔14が設けられている。また、ケ
ーシング9にはフランジ11が設けられ、そのねじ孔1
2により壁面等に固定できる。組み立ては、スリーブ保
持部材8に6本のスリー部を後部より挿入し、スプリン
グ7を嵌挿した後、底板6で押さえ、袋ナット13で一
体化する。
【0014】図4は、光接続具20を説明するための図
で、図(a)は底面図、図(b)は断面図、図(c)は
図(b)のC部拡大図で、スリーブ23は光接続具1と
同様に6個設けられ、スリーブ保持部材28に設けられ
た孔に摺動自在に挿入されている。スリーブ保持部材2
8はケーシング29に嵌合され、ケーシングの側部に設
けられた止めねじ用の孔30に図示しない止めねじを螺
合して回転止めがされる。ケーシング保持部材28の中
央部には嵌合突起34が設けられるケーシング29には
袋ナット31が設けられ、光接続具1の先端部のねじ1
5に螺合して接続の際の固定を行なう。組み立ては、ス
リーブ保持部材28に6本のスリーブを後部より挿入
し、スプリング27を嵌挿した後底板26で押さえ、袋
ナット33で一体化する。
【0015】両光接続具の嵌合は、嵌合突起34と嵌合
孔14とにより行なわれるが、円形の嵌合孔14の嵌合
面には図3(c)に示すようにバネ17により付勢され
たボール16が設けられる。他方、嵌合突起34には図
4(c)に示すようにその外周面に周溝36が設けられ
る。さらに周溝36には60度の間隔をもって凹部37
が設けられている。周溝36とボール16との間隔は、
スリーブの嵌合が外れた位置において係合するよう軸方
向に間隔をもっている。したがって、両接続具を周溝と
ボールとが一致した位置まで引き出すと両者を回転させ
ることができ、スリーブ同士が対向した位置でボール1
6が周溝36の凹部37に落ちこむから、その状態で押
し込むことによりスリーブを結合させることができる。
この利点は、光接続具1に対して光を導入するスリーブ
を例えば1個又は2個又は3個とし、これに対する接続
具20をその接続位置を変更することにより光路の切り
替えを6段又は3段又は2段に行なうことを可能とす
る。なお、嵌合突起34と嵌合孔14とを非円形にする
と結合位置の規制ができる。また、上述したボールと周
溝とは、ケーシング側に設けることもできる。
【0016】
【効果】以上の説明から明らかなように、本考案による
と、光接続具に対してスリーブを付勢して設けてあるの
で、接続に対して光ファイバ同士が適度の力で接触し、
良好な光結合を行なうことができる効果がある。また、
本考案によると、光源側の光導体ケーブルの数を少なく
して、例えば、光源側の光導体ケーブルを1本とし、出
力側の光導体ケーブルを6本とし、接続位置を切り換え
ることにより6箇所に切り換えて使用することができ、
太陽光のより効果的な利用を図ることができる。また、
切り換え時、光接続具を完全に切り離すことなく、所定
量引き出した位置で、すなわち、周溝を嵌合突起の位置
まで引き出した位置で、所定量回動すると、図示例の場
合60°回動すると次の光導体が接続されることにな
り、切り換え操作が非常に楽である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例の説明図である。
【図2】 本考案の一実施例の説明図である。
【図3】 本考案の一実施例の説明図である。
【図4】 本考案の一実施例の説明図である。
【図5】 本出願人が先に提案した太陽光収集装置の一
例を説明するための図である。
【図6】 光導体ケーブル内に光を導入するための動作
原理を説明するための図である。
【図7】 部屋内での太陽光の利用態様の一例を示す図
である。
【符号の説明】
1,20…光接続具、3,23…スリーブ、7,27…
スプリング、8,28…スリーブ保持部材、14,34
…嵌合部、31…袋ナット。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光導体ケーブルの光受入端に装着
    される第1の光接続具と、第2の光導体ケーブルの光放
    出端に接続される第2の光接続具から成り、前記第1の
    光接続具と第2の光接続具を接続して前記第2の光接続
    具が装着されている第2の光導体ケーブルから前記第1
    の光接続具が装着されている第1の光導体ケーブルへ光
    を伝達するための光接続具であって、両接続具は、互に
    対向する位置に配設され、中心に光ファイバを保持する
    スリーブを複数有し、該各スリーブは、接続端に向けて
    付勢されるよう前記接続具内に保持され、対向するスリ
    ーブ同士が、その先端部において嵌合され、かつ光導体
    ケーブルの端面同士が当接するよう構成されている光接
    続具において、前記第1及び第2の光接続具は、それぞ
    複数のスリーブが同一円周上に等間隔をもって配置さ
    れ、且つ、中心部に、一方の光接続具においては突起
    (34)が、他方の光接続具においては該突起(34)
    が嵌挿される凹部(14)が形成されてなる回転可能
    嵌合部が形成され、該凹部(14)が形成された光接続
    具においては、前記突起(34)との嵌合面に向けて伸
    縮自在に付勢された突起(16)を有し、突起(34)
    を有する他方の光接続具においては、嵌合面に周溝(3
    6)を有し、かつ該周溝(36)に前記スリーブの間隔
    に対応する間隔をもって前記突起(34)に係合する凹
    (37)を有することを特徴とする光接続具。
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