JPH0212894Y2 - - Google Patents

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JPH0212894Y2
JPH0212894Y2 JP1985120757U JP12075785U JPH0212894Y2 JP H0212894 Y2 JPH0212894 Y2 JP H0212894Y2 JP 1985120757 U JP1985120757 U JP 1985120757U JP 12075785 U JP12075785 U JP 12075785U JP H0212894 Y2 JPH0212894 Y2 JP H0212894Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、衣服やカバン等に付ける釦に関し、
特に板磁石を使用したマグネツト式釦に関するも
のである。
従来の技術 衣服における釦、特にスナツプ釦、カバン等に
おけるスナツプ釦や止金具の代わりに通常の板磁
石を用いて、衣服やカバン等の蓋部を係止するよ
うにしたものが知られている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、衣服におけるスナツプ釦やカバン等に
おける止金具の操作に比較すれば、その操作は簡
単であるが、通常の2つの相反する磁極を有する
2つの板磁石は、その中心においてはぴつたりと
吸着せず、中心からずれた位置において2つの板
磁石は吸着してしまい、衣服生地等にしわが生じ
てしまうという問題点があつた。
本考案は、上記点に着目してなされたものであ
つて、2個の相反する磁極を有する板磁石が、そ
の中心において吸着可能となり、衣服等がしわが
生ずることがないマグネツト式釦を提供すること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点は本考案によれば、中心部1のN極
と周縁部2のS極を合成樹脂製の非磁性部で連結
した板磁石M1を有する一方の釦A1を生地C1
に装着し、前記板磁石M1の中心部1及び周縁部
2の磁極とそれぞれ相異なる磁極を合成樹脂製の
非磁性部3で連結した板磁石M2を有する他方の
釦A2を生地C2に装着したことを特徴とするマ
グネツト式釦とすることにより解決される。
実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基いて説明
する。
第1図及び第2図は、本考案の釦に使用される
板磁石の構造を示したものであり、該板磁石は、
合成樹脂材料に磁粉を混入して作られたものであ
つて、その形状は丸形状、四角形状あるいは8角
等の多角形状をした任意形状のものでよい。
第1図イに示す板磁石M1は、その中心部1が
N極であり、その周縁部2がS極となるように作
られており、前記中心部1と周縁部2との間は合
成樹脂材である非磁性部3である。
第1図ロに示す板磁石M2は、第1図イに示し
た板磁石M1とその構造は同様であるが、磁極が
逆となるように作られている。すなわち、その中
心部1はS極であり、周縁部2がN極となるよう
に作られている。
従つて2つの板磁石M1とM2は、第3図イに
示されるようにその周縁部2,2同士は磁極が相
異なるため吸着するが、第3図ロに示されるよう
にそれぞれの周縁部2,2がそれぞれの中心部
1,1に位置するように近づいた場合は、M1の
周縁部2の磁極とM2の中心部1の磁極とが同極
となると共に、M1の中心部1の磁極とM2の周
縁部2の磁極とが同極となり、2つの板磁石M1
とM2とは反撥し合うこととなる。しかし第3図
ハに示されるようにそれぞれの板磁石M1とM2
の周縁部2,2が中心部1を通り過ぎると、それ
ぞれの板磁石M1とM2の周縁部2,2はそれぞ
れの磁極の異なる周縁部2,2に近づくと共に、
磁極の異なる中心部1,1同士も近づき、両板磁
石M1,M2は急激に吸引力を増加し、第3図ニ
に示すように中心がずれることなく吸着する。
なお、第2図に示すようにこの板磁石は、前述
したように合成樹脂材に磁粉を混入しているもの
であつて、該磁粉は合成樹脂よりもその質量が大
きいため板磁石を製造する際、磁粉は板の下方に
沈澱し、一面側に強磁面4が、他面側に弱磁面5
が形成され、両面においてその磁極の強さが異な
るものである。従つて、両板磁石M1とM2とを
吸着させる場合は、強磁面4が相対向するように
する。
6は、強磁面4側を示す凹部である。
第4図は、上述した板磁石M1及び板磁石M2
を利用して衣服の釦やカバンの止具とした実施例
を示すものである。
一対の前記釦A1,A2は、それぞれ前記板磁
石M1,M2と、これを生地C1,C2等に加締
め止める鋲B1,B2とからなつている。前記板
磁石M1,M2の中央部には、鋲B1,B2の柱
部B11,B21が挿通する貫通孔7,7が形成
されており、該貫通孔7,7と連通する拡大凹部
8,8が両板磁石M1,M2の強磁面4,4側に
形成されている。この拡大凹部8,8に鋲B1,
B2の先端部が加締められ膨大部B12,B22
となつて、板磁石M1,M2を鋲B1,B2によ
つて生地C1,C2に取付けられるようになつて
いる。すなわち、釦A1,A2の板磁石M1,M
2は、強磁面4,4側がそれぞれ表面側となるよ
うに鋲B1,B2により生地C1,C2に取付け
られる。従つて、2つの釦A1とA2は、強い吸
引力でもつて中心がずれることなく吸着されるこ
ととなる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、中心がずれるこ
となく吸着する2個の板磁石を用いたマグネツト
式釦としたので、釦の吸着において中心がずれる
ことなく、従つて生地しわがよらず見栄えがよい
他、各釦にそれぞれ板磁石を用いているのでそれ
だけ吸着力が強力となるという実用的効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に使用する板磁石の平面図、
第2図は、第1図における−線拡大断面図、
第3図は、相異なる磁極を有する2つの板磁石の
吸着作用を示す該略図、第4図は、本考案に係る
釦の断面図である。 M1,M2:板磁石、A1,A2:釦、B1,
B2:鋲、C1,C2:生地、1:中心部、2:
周縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部1のN極と周縁部2のS極を合成樹脂製
    の非磁性部3で連結した板磁石M1を有する一方
    の釦A1を生地C1に装着し、前記板磁石M1の
    中心部1及び周縁部2の磁極とそれぞれ相異なる
    磁極を合成樹脂製の非磁性部3で連結した板磁石
    M2を有する他方の釦A2を生地C2に装着した
    ことを特徴とするマグネツト式釦。
JP1985120757U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH0212894Y2 (ja)

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JP1985120757U JPH0212894Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP1985120757U JPH0212894Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JPS6229110U JPS6229110U (ja) 1987-02-21
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