JPH0641510U - 装飾用ボタン - Google Patents

装飾用ボタン

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Publication number
JPH0641510U
JPH0641510U JP8979392U JP8979392U JPH0641510U JP H0641510 U JPH0641510 U JP H0641510U JP 8979392 U JP8979392 U JP 8979392U JP 8979392 U JP8979392 U JP 8979392U JP H0641510 U JPH0641510 U JP H0641510U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
button
decorative
pedestal
convex portion
buttons
Prior art date
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Pending
Application number
JP8979392U
Other languages
English (en)
Inventor
貞子 秋山
貞夫 山田
澄彦 栗田
Original Assignee
貞子 秋山
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Publication date
Application filed by 貞子 秋山 filed Critical 貞子 秋山
Priority to JP8979392U priority Critical patent/JPH0641510U/ja
Publication of JPH0641510U publication Critical patent/JPH0641510U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】陶磁器のような装飾性に優れ加工の難しい材料
をボタンに適用可能とし、かつ自在な形状、色調、好み
のデザインを有するボタンとすることを目的とする。併
せて一つの台座に対し複数の異なる装飾用ボタンを衣服
の目的に応じて使用することができるようにする。 【構成】本考案の装飾用ボタンは、装飾された表面部お
よびこの表面部に一体化され少なくとも一部が磁性体で
なりかつ凹部あるいは凸部を有する基体部からなるボタ
ンと、ボタンの凹部あるいは凸部に係合する凸部あるい
は凹部を有しかつボタンの磁性体と吸着する部分を具備
する台座とでなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、衣類に用いられる装飾用ボタンに関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラウス、ジャケット及びスーツなどの衣服の合わせ目を止めるためにボタン が用いられている。従来のボタンは、衣服の合わせ目を止めるという機能を重視 したものて、通常ボタン本体に複数の孔を穿ち衣類に糸で固定し、予め相対する 衣類に設けられたボタン孔を通して止めるものてある。従って、ボタン本体の材 料としては、孔加工の容易な金属、合成樹脂、木などが用いられている。
【0003】 近年、ファッション感覚の変化により、ボタンが衣服の装飾の大きなポンイト であるという考え方が出て来ている。例えば洋服とボタンの組み合わせを自在に 変えたい或いはボタンとイヤリング、ブローチを組み合わせたいなどの要望があ る。従って、ボタンとして装飾性の高いもの及び自在な組み合わせが出来るもの が求められている。装飾性の高い材料として例えば陶磁器が考えられるか、陶磁 器は色調、光沢など重厚な装飾性を有するもののボタン孔の加工の困難さと孔部 分の脆さからボタンとしての活用がなされていない。また、装飾という観点から ボタンの大きさについても任意に選択することが要望されるが、ボタン孔を通過 させるという制限があり、任意の大きさにすることが出来なかった。
【0004】 ボタンを自在に組み合わせることに対しては、従来から種々工夫がなされてお り、例えば実開昭47−13104号には、磁石を利用したマグネット・ボタン が開示されている。しかしながら、このものは磁石の吸着力を利用して着脱を自 在にするものであるがボタンと台座部分の双方にボタン孔を設けそれぞれを衣類 に付けるものであり、磁石の孔加工が複雑であるとともにそれぞれを衣服に固定 するものであるため、衣服との組み合わせを任意に行うことが出来ないものであ る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した従来の問題点を解決するもので、例えば上記の陶磁器のよ うな装飾性に優れかつ自在な形状、色調を有する材料のボタンへの適用が容易で ありさらに衣服への組み合わせが自在なボタンを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】
本考案の装飾用ボタンは、装飾された表面部およびこの表面部に一体化され少 なくとも一部が磁性体でなりかつ凹部あるいは凸部を有する基体部からなるボタ ンと、ボタンの凹部あるいは凸部に係合する凸部あるいは凹部を有しかつボタン の磁性体と吸着する部分を具備する台座とでなることを特徴とする。
【0007】 本考案の装飾用ボタンは、例えば次のように構成される。任意の形状、色調に 成型・焼成された陶磁器でなる表面部に鉄材及び(又は)永久磁石などの磁性体 を有機接着剤などで接合しいずれかの部分に凹部あるいは凸部を設けたボタンと 、ボタンの磁性体に吸着する鉄材及び(又は)永久磁石などの磁性体を備え表面 にボタンに係合する凸部あるいは凹部を有する台座からなり、ボタンと台座は少 なくともいずれかに含まれる永久磁石により互いに吸着することにより衣類の布 を重ね合わせてこれらを係止または一方の布に設けられた孔を通して互いに係止 するものである。台座は、台座に設けられたかがり孔により衣類に装着される。
【0008】 このような装飾用ボタンでは、ボタンが台座に着脱自在であるため、衣服に合 わせて任意のボタンを組み合わせることができる。また、イヤリングあるいはブ ローチ等に合わせてボタンを選択し任意に組み合わせることができる。さらに、 ボタンの表面部には、かがり孔などの加工が不要であり装飾性に優れる陶磁器な どの難加工材を自由に組み合わせることが出来る。なお、表面部は陶磁器などの 難加工材に限定されるものではない。ボタンの表面部と基体部との接合は有機接 着剤が好適であるが圧接などの機械的手段による接合も適用できる。また、表面 部の陶磁器等と基体部の永久磁石とを接合する場合これらの間に鉄片を挿入する ことによりバックヨーク(継鉄)の役割を持たせ永久磁石の着磁方向を二極化す ることにより磁力を高め、係止部を小形化することができる。また、この構造に よれば磁力線を遮蔽擦ることが出来ボタン装着時の磁気カードなどヘの万一の影 響も防止することができる。
【0009】 本考案に用いる永久磁石は、小形で磁力が強いものが良い。磁石の吸引力は磁 束密度の2乗と磁石面積の積に比例する。従って特に磁束密度の大きいものが良 く、この点でサマリウム・コバルト磁石、ネオジウム・鉄磁石等の希土類磁石が 好ましい。
【0010】 ボタンと台座との係合はそれぞれに設けられた凹部と凸部の組み合わせ及び少 なくともいずれかに設けられた永久磁石の吸着力によるが、これらの組み合わせ の態様は任意に設定することが出来る。また凹部と凸部の組み合わせ部分は、ホ ック状の圧接部または捩じ込み等の機械的接合を併せて適用してもよい。
【0011】 本考案の装飾用ボタンによれば、着脱自在であり形状に制限されることなく、 好みのデザイン、色調、光沢等をいかした陶磁器等を適用することができる。ま た一つの台座を固定することにより複数の異なる装飾用ボタンを衣服の目的に応 じて使用することができる。
【0012】
【実施例】
図1に本考案の実施例を示す。ボタンの表面部1は陶磁器製であり裏面には有 機樹脂接着剤で鉄2が接合されさらにサマリウム・コバルト磁石でなる凸部3が 設けられてボタンを形成している。鉄でなる台座4にはボタンの凸部3に対応す る凹部5が設けられ、かがり孔6により糸で布地7に固着されている。この様に 構成された装飾用ボタンによればボタンの凸部を台座の凹部5に装着することに より布地7と布地8を止着する。この場合ボタンと台座とは凹凸で係合するとと もに凸部の永久磁石により強固に吸着された状態になる。ボタンは台座に着脱自 在であるので異なる表面部を有するボタンを任意に選択することができる。
【0013】 図2に他の実施例を示す。図2のものは、ボタンの基体部分をサマリウム・コ バルト磁石とこれを取り囲む鉄で構成したものである。図3は台座に凸部を設け たものであり、布地のボタン孔を小さくすることが出来る。図4は凸部を有する 台座であって先端にふくらみを設けたものであり、ボタンを係合した際係合部で 互いに押圧しはずれにくくしたものである。以上述べたように、本考案のボタン と台座の組み合わせは多くのパターンがあり実施例に限定されるものではない。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案の装飾用ボタンによれは、陶磁器のような装飾性に優れ 加工の難しい材料をボタンに適用することが可能となり、かつ自在な形状、色調 、好みのデザインを有するボタンとすることができる。また一つの台座に対し複 数の異なる装飾用ボタンを衣服の目的に応じて使用することかできる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装飾用ボタンの実施例を示す断面図で
ある。
【図2】本考案の装飾用ボタンの他の実施例を示す断面
図である。
【図3】本考案の装飾用ボタンの他の実施例を示す断面
図である。
【図4】本考案の装飾用ボタンに用いる台座の一例であ
る。
【符号の説明】
1 ボタンの表面部 2 鉄 3 凸部 4 台座 5 凹部 6 かがり孔 7 布地 8 布地

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装飾された表面部およびこの表面部に一
    体化され少なくとも一部が磁性体でなりかつ凹部あるい
    は凸部を有する基体部からなるボタンと、ボタンの凹部
    あるいは凸部に係合する凸部あるいは凹部を有しかつボ
    タンの磁牲体と吸着する部分を具備する台座とでなる装
    飾用ボタン。
  2. 【請求項2】 装飾された表面部は陶磁器でなり、磁性
    体および磁性体と吸着する部分の少なくともいずれかが
    希土類磁石で構成された請求項1記載の装飾用ボタン。
JP8979392U 1992-11-17 1992-11-17 装飾用ボタン Pending JPH0641510U (ja)

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JP8979392U JPH0641510U (ja) 1992-11-17 1992-11-17 装飾用ボタン

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JP8979392U JPH0641510U (ja) 1992-11-17 1992-11-17 装飾用ボタン

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Publication Number Publication Date
JPH0641510U true JPH0641510U (ja) 1994-06-03

Family

ID=13980581

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JP8979392U Pending JPH0641510U (ja) 1992-11-17 1992-11-17 装飾用ボタン

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JP (1) JPH0641510U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028022A (ja) * 2003-07-11 2005-02-03 Eika Kk マグネットボタン及びマグネットボタン付き衣服

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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