JPH0212893Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0212893Y2 JPH0212893Y2 JP13104285U JP13104285U JPH0212893Y2 JP H0212893 Y2 JPH0212893 Y2 JP H0212893Y2 JP 13104285 U JP13104285 U JP 13104285U JP 13104285 U JP13104285 U JP 13104285U JP H0212893 Y2 JPH0212893 Y2 JP H0212893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- punch
- fastener
- top stop
- receiving surface
- stop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、スライドフアスナーに上止を取付け
る上止取付機におけるパンチ装置に関するもので
ある。
る上止取付機におけるパンチ装置に関するもので
ある。
従来の技術
上止取付機におけるパンチ装置によりフアスナ
ーチエーンのフアスナーテープの側縁部にその上
方から上止を取付けるようにしたものとして例え
ば特開昭50−60356号に示すように、パンチ装置
の下方にダイ部Aと、ダイ部Aに向つてその下端
を揺動させて上止Cを締付けるところの一対のパ
ンチレバーBとを設けて、上止Cをダイ部Aとパ
ンチレバーBの各下端部に形成した間隙部間で弾
性的に保持し、パンチ装置を下降させて保持した
上止CをフアスナーテープDの側縁部に締付けて
取付けるようにしたものが知られていた。(第8
図参照) 考案が解決しようとする問題点 前記のパンチ装置はダイ部とパンチレバーの各
下端部の平らな側面で上止を保持するため、上止
の下端縁部が側面より露出することになり、パン
チ装置をフアスナーテープの側縁部に向けて下降
して行く際に、フアスナーテープの側縁部が上止
の下端縁部に引掛り、上止内に円滑に導くことが
できないおそれがあり、また上止を保持するダイ
部とパンチレバーの各下端部は全体に平らな面と
なつているため、フアスナーテープの側縁部を誘
導案内する働きがなく確実性に欠ける点が問題と
なつていた。
ーチエーンのフアスナーテープの側縁部にその上
方から上止を取付けるようにしたものとして例え
ば特開昭50−60356号に示すように、パンチ装置
の下方にダイ部Aと、ダイ部Aに向つてその下端
を揺動させて上止Cを締付けるところの一対のパ
ンチレバーBとを設けて、上止Cをダイ部Aとパ
ンチレバーBの各下端部に形成した間隙部間で弾
性的に保持し、パンチ装置を下降させて保持した
上止CをフアスナーテープDの側縁部に締付けて
取付けるようにしたものが知られていた。(第8
図参照) 考案が解決しようとする問題点 前記のパンチ装置はダイ部とパンチレバーの各
下端部の平らな側面で上止を保持するため、上止
の下端縁部が側面より露出することになり、パン
チ装置をフアスナーテープの側縁部に向けて下降
して行く際に、フアスナーテープの側縁部が上止
の下端縁部に引掛り、上止内に円滑に導くことが
できないおそれがあり、また上止を保持するダイ
部とパンチレバーの各下端部は全体に平らな面と
なつているため、フアスナーテープの側縁部を誘
導案内する働きがなく確実性に欠ける点が問題と
なつていた。
そこで本考案は、前記の問題点を解消して上止
を取付けるフアスナーテープの側縁部の上止内へ
の導入を円滑にしかも確実に行うことができるス
ライドフアスナーの上止取付機におけるパンチ装
置を提供することを目的としたものである。
を取付けるフアスナーテープの側縁部の上止内へ
の導入を円滑にしかも確実に行うことができるス
ライドフアスナーの上止取付機におけるパンチ装
置を提供することを目的としたものである。
問題点を解決するための手段
本考案は前記問題点を解決するため、第1図に
示すようにパンチ受け面4を設けたダイ部5と、
パンチ受け面4と相対応するパンチ部7を設けた
一対のパンチアーム8とを備えたスライドフアス
ナーの上止取付機におけるパンチ装置において、
パンチ受け面4とパンチ部7とを夫々略U字状断
面形状の上止30を保持するように凹部15に形
成すると共に、この各凹部15より下方の相対す
る各側面を、下方に向つて間隙が漸次広くなるよ
うにテーパー状に形成して、保持した上止30の
下端縁部が略露出しないようにすると共にフアス
ナーテープの側縁部を下方のテーパー面18,1
9により誘導案内するようにして上止の取付を円
滑にしかも確実に行うことができるように構成し
たものである。
示すようにパンチ受け面4を設けたダイ部5と、
パンチ受け面4と相対応するパンチ部7を設けた
一対のパンチアーム8とを備えたスライドフアス
ナーの上止取付機におけるパンチ装置において、
パンチ受け面4とパンチ部7とを夫々略U字状断
面形状の上止30を保持するように凹部15に形
成すると共に、この各凹部15より下方の相対す
る各側面を、下方に向つて間隙が漸次広くなるよ
うにテーパー状に形成して、保持した上止30の
下端縁部が略露出しないようにすると共にフアス
ナーテープの側縁部を下方のテーパー面18,1
9により誘導案内するようにして上止の取付を円
滑にしかも確実に行うことができるように構成し
たものである。
実施例
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案のパンチ装置の要部の概略を示
した斜視図であり、第2図は本考案のパンチ装置
に適用するフアスナーチエーンであつて、上止の
取付位置を示す平面図である。また、第3図はそ
の上止取付位置における断面でU字状断面の上止
の取付状態を示したものである。
した斜視図であり、第2図は本考案のパンチ装置
に適用するフアスナーチエーンであつて、上止の
取付位置を示す平面図である。また、第3図はそ
の上止取付位置における断面でU字状断面の上止
の取付状態を示したものである。
本考案のパンチ装置の概略を示す第1図につい
て説明すると、パンチ装置は、フレーム1に装着
したパンチホルダーガイド部2内に適宜駆動手段
例えばエアシリンダーによつて上下方向に往復動
しうるように設けたパンチホルダー3と、該パン
チホルダー3の下方外面に突設され、両側にパン
チ受け面4を備えたダイ部5と、前記パンチホル
ダー3の外面に夫々中間部において支軸部6で枢
支され、下端部に前記パンチ受け面4に相対向す
るパンチ部7を備えた一対のパンチアーム8と、
更にこの一対のパンチアーム8の各上端部に第1
回動軸部9により連結した一対のリンク10と、
この一対のリンク10の夫々上端部同士を第2回
動軸部11で互いに連結すると共に、この第2回
動軸部11に連結され適宜駆動手段例えばエアシ
リンダー等で上下方向に往復動するラム12とか
ら構成されている。そして適宜駆動手段によりラ
ム12を上下往復動させリンク機構を介して一対
のパンチアーム8を支軸部6を中心として揺動さ
せて、下端部のパンチ部7をダイ部5のパンチ受
け面4に押圧して上止30をフアスナーチエーン
31のテープ側縁部35に締付けて取付けるよう
になつている。またパンチホルダー3は、第1図
に示す上止供給装置から下方の上止取付位置へパ
ンチホルダーガイド部2内を上下方向に往復動し
うるようになつている。
て説明すると、パンチ装置は、フレーム1に装着
したパンチホルダーガイド部2内に適宜駆動手段
例えばエアシリンダーによつて上下方向に往復動
しうるように設けたパンチホルダー3と、該パン
チホルダー3の下方外面に突設され、両側にパン
チ受け面4を備えたダイ部5と、前記パンチホル
ダー3の外面に夫々中間部において支軸部6で枢
支され、下端部に前記パンチ受け面4に相対向す
るパンチ部7を備えた一対のパンチアーム8と、
更にこの一対のパンチアーム8の各上端部に第1
回動軸部9により連結した一対のリンク10と、
この一対のリンク10の夫々上端部同士を第2回
動軸部11で互いに連結すると共に、この第2回
動軸部11に連結され適宜駆動手段例えばエアシ
リンダー等で上下方向に往復動するラム12とか
ら構成されている。そして適宜駆動手段によりラ
ム12を上下往復動させリンク機構を介して一対
のパンチアーム8を支軸部6を中心として揺動さ
せて、下端部のパンチ部7をダイ部5のパンチ受
け面4に押圧して上止30をフアスナーチエーン
31のテープ側縁部35に締付けて取付けるよう
になつている。またパンチホルダー3は、第1図
に示す上止供給装置から下方の上止取付位置へパ
ンチホルダーガイド部2内を上下方向に往復動し
うるようになつている。
次に本考案の特徴とする上止30を保持し締付
けるところのダイ部5の両側に設けたパンチ受け
面4とパンチアーム8の下端部に設けたパンチ部
7について詳しく説明すると、上止30は、第1
図に示すようにパンチアーム8の側方前部に設け
たエアシリンダー13に作動される上止送爪14
によつて供給されるのであるが、上止30を受入
れるパンチ受け面4とパンチ部7との間は、上止
30を受け入れるように所定の微少間隔を保つて
配置されており、また相対向するパンチ受け面4
とパンチ部7の側面は第7図イに示すように、略
U字状断面形状の上止30を収納保持するように
夫々凹部15が形成されている。そしてこの各凹
部15は逆U字状に供給された上止30の下端縁
部の厚みと略同じ深さを有し、上止30を保持し
た時に上止30の下端縁部が側面より略露出しな
いように形成されている。またダイ部5およびパ
ンチアーム8の各凹部15に続く下方側面はフア
スナーテープ33の側縁部35が挿入し易いよう
に間隔を下方に向つて漸次広くなるように円弧状
または斜面状等のテーパー状に形成されている。
なお各凹部15に続く下方側面のテーパー面を凹
部15の直下を垂直面17としこれに続いてテー
パー面18,19に形成すれば、より正確な姿勢
でフアスナーテープ33の側縁部35を上止30
内に挿入でき安定した上止の取付けができる。ま
たダイ部5の先細の下端をパンチアーム8の下端
より長く垂下することにより、パンチ部が下降し
た時に先にフアスナーチエーン31のスペース部
34に挿通され、パンチ受け面4とパンチ部7と
のテープ挿通間隔16内に確実に導くことができ
る。
けるところのダイ部5の両側に設けたパンチ受け
面4とパンチアーム8の下端部に設けたパンチ部
7について詳しく説明すると、上止30は、第1
図に示すようにパンチアーム8の側方前部に設け
たエアシリンダー13に作動される上止送爪14
によつて供給されるのであるが、上止30を受入
れるパンチ受け面4とパンチ部7との間は、上止
30を受け入れるように所定の微少間隔を保つて
配置されており、また相対向するパンチ受け面4
とパンチ部7の側面は第7図イに示すように、略
U字状断面形状の上止30を収納保持するように
夫々凹部15が形成されている。そしてこの各凹
部15は逆U字状に供給された上止30の下端縁
部の厚みと略同じ深さを有し、上止30を保持し
た時に上止30の下端縁部が側面より略露出しな
いように形成されている。またダイ部5およびパ
ンチアーム8の各凹部15に続く下方側面はフア
スナーテープ33の側縁部35が挿入し易いよう
に間隔を下方に向つて漸次広くなるように円弧状
または斜面状等のテーパー状に形成されている。
なお各凹部15に続く下方側面のテーパー面を凹
部15の直下を垂直面17としこれに続いてテー
パー面18,19に形成すれば、より正確な姿勢
でフアスナーテープ33の側縁部35を上止30
内に挿入でき安定した上止の取付けができる。ま
たダイ部5の先細の下端をパンチアーム8の下端
より長く垂下することにより、パンチ部が下降し
た時に先にフアスナーチエーン31のスペース部
34に挿通され、パンチ受け面4とパンチ部7と
のテープ挿通間隔16内に確実に導くことができ
る。
パンチ装置の下方には、フアスナーチエーン3
1の上止を取付ける位置のスペース部34が移送
され、これに隣接するフアスナーエレメント32
列の噛合が所定の長さにわたつて噛合割りが行わ
れ、上止を所定位置即ち噛合割りをした最端のフ
アスナーエレメント32に密接したスペース部3
4に取付ける。そしてこのような取付準備を行う
ための拡開部材と押え部材が設けられている。拡
開部材21は、第4図に示すようにフアスナーチ
エーン31が移送されてスペース部34が所定位
置に達した時、フアスナーチエーン31を停止
し、拡開部材21を適宜駆動手段例えばエアシリ
ンダー等によつて上昇させて、上端に設けた突き
矢部22をスペース部34に挿通し、次いで突き
矢部22に隣設したくさび状のフアスナーエレメ
ント噛合割り部23をスペース部34の隣接する
フアスナーエレメント32列に突出してフアスナ
ーエレメントの噛合割りを行うものである。なお
フアスナーエレメント噛合割り部23のくさび状
先端部を、突き矢部22と段違いにし、また第4
図に示すように前方に低く傾斜をつけておけば、
拡開部材21が上昇した時に、フアスナーエレメ
ントの噛合割りがスペース部34から順次無理な
く行うことできる。また拡開部材21の下方両側
に第1図および第5図に示すように段部24を設
けておけば、拡開部材21が上昇した時に第5図
に示すように噛合割りしたフアスナーエレメント
32を支持し、フアスナーエレメント32を設け
た側を積極的に上向きに向けることができ、パン
チ受け面4とパンチ部7とのテープ挿通間隙16
に導きやすくすることができる。押え部材25
は、フアスナーチエーンガイド部材20の上方に
あつて、拡開部材21が上昇した時に、その上部
のフアスナーエレメント噛合割り部23の両側を
押え付けるような位置に設けてあり、そして押え
部材25は第4図および第6図に示すように引張
りスプリング26により互いにフアスナー噛合割
り部23の方に常時付勢されていて、拡開部材2
1と押え部材25との間にフアスナーテープ33
を挾み、フアスナーテープ33の側縁部を積極的
に上向きに保持し、確実に支持して所定位置まで
上昇させることができるように構成されている。
1の上止を取付ける位置のスペース部34が移送
され、これに隣接するフアスナーエレメント32
列の噛合が所定の長さにわたつて噛合割りが行わ
れ、上止を所定位置即ち噛合割りをした最端のフ
アスナーエレメント32に密接したスペース部3
4に取付ける。そしてこのような取付準備を行う
ための拡開部材と押え部材が設けられている。拡
開部材21は、第4図に示すようにフアスナーチ
エーン31が移送されてスペース部34が所定位
置に達した時、フアスナーチエーン31を停止
し、拡開部材21を適宜駆動手段例えばエアシリ
ンダー等によつて上昇させて、上端に設けた突き
矢部22をスペース部34に挿通し、次いで突き
矢部22に隣設したくさび状のフアスナーエレメ
ント噛合割り部23をスペース部34の隣接する
フアスナーエレメント32列に突出してフアスナ
ーエレメントの噛合割りを行うものである。なお
フアスナーエレメント噛合割り部23のくさび状
先端部を、突き矢部22と段違いにし、また第4
図に示すように前方に低く傾斜をつけておけば、
拡開部材21が上昇した時に、フアスナーエレメ
ントの噛合割りがスペース部34から順次無理な
く行うことできる。また拡開部材21の下方両側
に第1図および第5図に示すように段部24を設
けておけば、拡開部材21が上昇した時に第5図
に示すように噛合割りしたフアスナーエレメント
32を支持し、フアスナーエレメント32を設け
た側を積極的に上向きに向けることができ、パン
チ受け面4とパンチ部7とのテープ挿通間隙16
に導きやすくすることができる。押え部材25
は、フアスナーチエーンガイド部材20の上方に
あつて、拡開部材21が上昇した時に、その上部
のフアスナーエレメント噛合割り部23の両側を
押え付けるような位置に設けてあり、そして押え
部材25は第4図および第6図に示すように引張
りスプリング26により互いにフアスナー噛合割
り部23の方に常時付勢されていて、拡開部材2
1と押え部材25との間にフアスナーテープ33
を挾み、フアスナーテープ33の側縁部を積極的
に上向きに保持し、確実に支持して所定位置まで
上昇させることができるように構成されている。
本考案は以上のような構成によつて移送されて
きたフアスナーチエーン31に対して拡開部材2
1を上昇させて上止を取付ける位置のスペース部
34に隣接するフアスナーエレメント32の噛合
を部分的に割り、フアスナーテープ33の側縁部
35を第5図に示すように上に向け、次いでパン
チ装置を第6図に示すように拡開部材21の後方
に降下させて、パンチアーム8の下端のテーパー
面18とダイ部5の下端のテーパー面19とによ
りフアスナーテープの側縁部35を案内して、第
7図ロに示すようにパンチ部7とパンチ受け面4
の各凹部15に保持した上止30内に導入し、次
いでラム12を下降させて第7図ハに示すように
一対のパンチアーム8の下端を揺動させて上止3
0をフアスナーテープの側縁部35に締付けて取
付けるものである。このようにして長尺のフアス
ナーチエーン31のスペース部34のフアスナー
エレメント32の後端に上止30を次々に取付け
て行くものである。
きたフアスナーチエーン31に対して拡開部材2
1を上昇させて上止を取付ける位置のスペース部
34に隣接するフアスナーエレメント32の噛合
を部分的に割り、フアスナーテープ33の側縁部
35を第5図に示すように上に向け、次いでパン
チ装置を第6図に示すように拡開部材21の後方
に降下させて、パンチアーム8の下端のテーパー
面18とダイ部5の下端のテーパー面19とによ
りフアスナーテープの側縁部35を案内して、第
7図ロに示すようにパンチ部7とパンチ受け面4
の各凹部15に保持した上止30内に導入し、次
いでラム12を下降させて第7図ハに示すように
一対のパンチアーム8の下端を揺動させて上止3
0をフアスナーテープの側縁部35に締付けて取
付けるものである。このようにして長尺のフアス
ナーチエーン31のスペース部34のフアスナー
エレメント32の後端に上止30を次々に取付け
て行くものである。
考案の効果
本考案にパンチ装置におけるパンチ部とパンチ
受け面の相対する各側面に夫々凹部を設け、これ
らの凹部に略U字状断面形状の上止の下端縁部を
略収納するようにしたため、フアスナーテープの
側縁部の上止内への導入に際して引掛ることもな
く円滑に挿入が行えると共に、上止を支持する各
凹部の夫々下方側面を、パンチ部とパンチ受け面
との間の間隙が下方向に向つて漸次広くなるよう
にテーパー面に形成したため、パンチ部がフアス
ナーテープの側縁部の方へ下降した時にフアスナ
ーテープの側縁部を積極的に上止の方向へ誘導す
ることができるので取付けが確実となる。そして
上止の取付けの自動化を容易にするところの実用
的な優れた考案ある。
受け面の相対する各側面に夫々凹部を設け、これ
らの凹部に略U字状断面形状の上止の下端縁部を
略収納するようにしたため、フアスナーテープの
側縁部の上止内への導入に際して引掛ることもな
く円滑に挿入が行えると共に、上止を支持する各
凹部の夫々下方側面を、パンチ部とパンチ受け面
との間の間隙が下方向に向つて漸次広くなるよう
にテーパー面に形成したため、パンチ部がフアス
ナーテープの側縁部の方へ下降した時にフアスナ
ーテープの側縁部を積極的に上止の方向へ誘導す
ることができるので取付けが確実となる。そして
上止の取付けの自動化を容易にするところの実用
的な優れた考案ある。
第1図は本考案のパンチ装置の要部の斜視図、
第2図は上止を取付けたフアスナーチエーンの平
面図、第3図は第2図−線の断面図、第4図
は拡開部材が突出してフアスナーエレメントの噛
合割りが行われた状態の要部の斜視図、第5図は
拡開部材の段部によつてフアスナーエレメントが
支持されている状態の断面図、第6図はパンチ装
置が下降して上止が取付られる状態の要部の拡大
斜視図、第7図はパンチ装置によつて上止が取付
けられる状態を順次示したパンチアーム先端の部
分図、第8図は公知のパンチ装置の断面図であ
る。 4…パンチ受け面、5…ダイ部、7…パンチ
部、8…パンチアーム、12…ラム、15…凹
部、18,19…テーパー面、21…拡開部材、
23…フアスナーエレメント噛合割部、24…段
部、25…押え部材、30…上止、31…フアス
ナーチエーン、35…テープ側縁部。
第2図は上止を取付けたフアスナーチエーンの平
面図、第3図は第2図−線の断面図、第4図
は拡開部材が突出してフアスナーエレメントの噛
合割りが行われた状態の要部の斜視図、第5図は
拡開部材の段部によつてフアスナーエレメントが
支持されている状態の断面図、第6図はパンチ装
置が下降して上止が取付られる状態の要部の拡大
斜視図、第7図はパンチ装置によつて上止が取付
けられる状態を順次示したパンチアーム先端の部
分図、第8図は公知のパンチ装置の断面図であ
る。 4…パンチ受け面、5…ダイ部、7…パンチ
部、8…パンチアーム、12…ラム、15…凹
部、18,19…テーパー面、21…拡開部材、
23…フアスナーエレメント噛合割部、24…段
部、25…押え部材、30…上止、31…フアス
ナーチエーン、35…テープ側縁部。
Claims (1)
- パンチホルダー3の下方外面に、両側面にパン
チ受け面4を設けたダイ部5と、下端部に前記パ
ンチ受け面4と所定間隙をおいてこれと相対向す
る位置にパンチ部7を設け、上端部を作動部材
9,10,11,12と連結し、中間部を支軸部
6で枢支した一対のパンチアーム8とを備えたス
ライドフアスナーの上止取付機におけるパンチ装
置において、前記パンチ受け面4とパンチ部7が
夫々略U字状断面形状の上止30を保持する凹部
15からなると共に、該各凹部15よりの下方の
相対する各側面が、下方に向つて間隙が漸次広く
なるようなテーパー面18,19よりなることを
特徴とするスライドフアスナーの上止取付機にお
けるパンチ装置。
Priority Applications (15)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13104285U JPH0212893Y2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | |
CA000516143A CA1282944C (en) | 1985-08-28 | 1986-08-18 | Apparatus for attaching top end stops to a continuous slide fastener chain |
US07/897,815 US4787140A (en) | 1985-08-28 | 1986-08-19 | Apparatus for attaching top end stops to a continuous slide fastener chain |
BR8604161A BR8604161A (pt) | 1985-08-28 | 1986-08-25 | Aparelho para a anexacao de paradas da extremidade superior a uma cadeia continua de fecho corredico |
DE8686111830T DE3669984D1 (de) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | Vorrichtung zum anbringen von oberen endgliedern an einer fortlaufenden reissverschlusskette. |
KR2019860013035U KR880000593Y1 (ko) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | 연속 슬라이드 파스너에의 한쌍의 상지구 부착장치 |
AU61895/86A AU563064B2 (en) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | Attaching top end stops to continuous slide fastener |
KR2019860013037U KR880000595Y1 (ko) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | 연속 슬라이드 파스너에의 한쌍의 상지구 부착장치 |
KR2019860013036U KR880000594Y1 (ko) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | 연속슬라이드 파스너에의 한쌍의 상지구 부착 장치 |
ES868601399A ES2001599A6 (es) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | Aparato aplicador de topes terminales a cierres de cremallera |
EP86111830A EP0213599B1 (en) | 1985-08-28 | 1986-08-27 | Apparatus for attaching top end stops to a continuous slide fastener chain |
GB08620816A GB2179999B (en) | 1985-08-28 | 1986-08-28 | Apparatus for attaching top end stops to a continuous slide fastener chain |
MYPI87001120A MY101966A (en) | 1985-08-28 | 1987-07-24 | Apparatus for attaching top end stops to a continuous slide fastener chain. |
SG564/90A SG56490G (en) | 1985-08-28 | 1990-07-17 | Apparatus for attaching top end stops to a continuous slide fastener chain |
HK668/90A HK66890A (en) | 1985-08-28 | 1990-08-23 | Apparatus for attaching top end stops to a continuous slide fastener chain |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13104285U JPH0212893Y2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6239507U JPS6239507U (ja) | 1987-03-09 |
JPH0212893Y2 true JPH0212893Y2 (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=31029119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13104285U Expired JPH0212893Y2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212893Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP13104285U patent/JPH0212893Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6239507U (ja) | 1987-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5152223A (en) | Automatic rubber stamp | |
JPH0219049Y2 (ja) | ||
JPH0212893Y2 (ja) | ||
CA1098683A (en) | Method for the fabrication of a slide fastener chain with reinforcement tapes and an apparatus therefor | |
JPS5941694Y2 (ja) | スライドフアスナ−チエ−ンのスペ−ス作成装置 | |
JPH02174801A (ja) | スライドファスナー用金属製務歯の取付装置 | |
KR880000593Y1 (ko) | 연속 슬라이드 파스너에의 한쌍의 상지구 부착장치 | |
JPH0767403B2 (ja) | スライドファスナーチエーンのスペース部作成装置 | |
JPH0131969B2 (ja) | ||
JPS63176099U (ja) | ||
JP2504789B2 (ja) | 熱交換器用かしめ装置 | |
JPS6218211Y2 (ja) | ||
KR890005474Y1 (ko) | 전자식 타자기의 종이 밀착 장치 | |
US4832521A (en) | Closure mechanism for a loose-leaf holder | |
JPH0333115Y2 (ja) | ||
KR830001789B1 (ko) | 자동 정지장치가 부착된 슬라이더의 감삽장치 | |
JPH049753Y2 (ja) | ||
JPH0448954Y2 (ja) | ||
JPH0126888Y2 (ja) | ||
JPS5943063Y2 (ja) | 位置決めクランプ装置 | |
JP2918259B2 (ja) | 横葺外囲体 | |
JPH0158632B2 (ja) | ||
KR200148341Y1 (ko) | 자동차용 케이블 고정클립의 구조 | |
JPH059821Y2 (ja) | ||
JP3059474U (ja) | シートパイル圧入用チャック |