JPH02128330A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

Info

Publication number
JPH02128330A
JPH02128330A JP63281578A JP28157888A JPH02128330A JP H02128330 A JPH02128330 A JP H02128330A JP 63281578 A JP63281578 A JP 63281578A JP 28157888 A JP28157888 A JP 28157888A JP H02128330 A JPH02128330 A JP H02128330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
dielectric layer
layer
recording layer
absorptivity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63281578A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ogino
慎次 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63281578A priority Critical patent/JPH02128330A/ja
Publication of JPH02128330A publication Critical patent/JPH02128330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高い感度を有し、記録情報の長期信転性に優れ
た、書き換え可能な光ディスクの光記録媒体に関する。
【従来の技術〕
近年情報記録の高密度化、大容量化に対する要求が高ま
り、国内外でその研究開発が盛んに行なわれているが、
とくにレーザを光源として用いる光ディスクは、従来の
磁気記録媒体に比べておよそ10〜100倍の記録密度
を有−し、しかも記録、再生ヘッドと記録媒体とが非接
触状態で情報の記録。
再生ができるために記録媒体の損傷も少なく、長寿命で
あるなどの特徴があることから、膨大な情報量を記録、
再生する手段として有望である。
この光ディスクは用途に応じて再生専用型、追記型、書
き換え型の3種類に大別することができる。再生専用型
は情報の読み出しのみが可能な再生用ディスクであり、
追記型は必要に応じて情報を記録し再生することはでき
るが、記録した情報の消去は不可能なものである。これ
に対して書き換え型は情報の記録、再生とさらに記録済
みの情報を消去して書き換えることが可能であり、コン
ピュータ用のデータファイルとしての利用が望まれ、最
も期待の大きいものである。
書き換え型のディスクについては、光磁気方式と相変態
方式の二つの記録方式の開発が進められているが、いず
れの方式も記録材料や書き込み機構などの点でなお改良
の余地が残されている1、これらのうち、相変態方式は
一般にレーザ光をディスクの記録面に集光して加熱し、
レーザ光のパルス出力とパルス幅とを制御することによ
って生ずる記録材料の相変態、すなわち結晶状態から非
晶質状態への移行または相転移などを起こさせ、それぞ
れの状態における反射率の違いで情報の記録と消去を行
なうものである。
この光変態方弐の光記録媒体の要部構成断面図を第3図
に示す、第3図においてこの光記録媒体は例えばポリカ
ーボネートなどの基板1の表面にスパッタなどによりS
tOの下地誘電体層2を形成し、その上にGeTeなど
の記録層3を設け、さらにその上に上地誘電体層4を順
次堆積した構造をもっている。
そしてこの相変態方式の書き換え型のディスクの記録及
び消去の方法として従来いくつか提案されているが、例
えば、記録時には円形スポットのレーザビームを使用し
、消去時には楕円形のレーザビームを使用し、レーザの
照射時間を変えて記録及び消去を行う方法があるが光学
系が複雑になるという欠点があった。そこで例えばGe
Teを主成分として必要に応じて添加元素を含有した材
料のように高融点を有するとともにレーザ光を照射した
ときに非晶質状態から結晶状態に遷移する時間の短い材
料を記録層とした場合には記録時と同様の円形スポット
のレーザビームを記録時よりは低いパワーにして照射す
ると記録の消去が可能な所謂ワンビームオーバライドが
ある。しかし、この方法では新たに書き換えても非記録
部と記録スポット部とでは同じようにレーザを照射して
も光エネルギの吸収率が異なるために、新たに記録スポ
ット部または非記録部になった部分は以前の状態の影響
を受けるために消え残るという現象が生ずる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように古い情報を消しながら書き込むというワンビ
ームオーバライドを実施しようとする場合には記録スポ
ット部と非記録部とではレーザビームを照射したときの
光エネルギの吸収率が異なるために古い情報が消え残る
というのが従来の光記録媒体の欠点となっている。
本発明の目的は照射した光エネルギを高い効率で吸収で
きるようにするだけでなく、非記録あるいは記録の状態
にかかわらず記録層のすべての箇所で同じ吸収率を実現
してワンビームオーバライド時の消え残りを生ずること
のない光記録媒体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記l[!JIを解決するために光の多重反射
を考慮に入れて記録層が記録スボント部に相当する非晶
質状態のときの吸収率を^amorとし、記録層が非記
録部に相当する結晶状態のときの吸収率をAcrysと
したときに、 Acrys となるように記録層および誘電体層の膜厚を規定したも
のである。
(作用〕 上記のようにした本発明の光記録媒体は記録スポット部
と非記録部にレーザ光を照射したときに光エネルギの吸
収率が同じなので熱履歴が同じになり、ワンビームオー
バライドを実施しても以前の記録が消え残るということ
はない。
〔実施例〕
再び第3図を参照し、基板lとしてポリカーボネート 
(複素屈折率ii −1,58)、下地誘電体層2およ
び上地誘電体層4として5iO(i> = 1.82−
0.005+)記録層3としてGoTo (結晶状B 
: Fl −4,23−3,88り。
非晶質状B : i’i −3,87−0,5341)
を材料として使用したときの実施例について述べる。第
3図において下地の誘電体層2の厚さを10On−に固
定したときに、上地の誘電体N4と記録層3の厚さを変
えたときの吸収率1反射率のコントラスト及び吸収率の
コントラストをこれらの値で区分すると第1図のように
なる。第1図では非晶質状態での吸収率へamorと結
晶状態での吸収率Acrysが0.5以上の領域と下記
111式で定義した反射率コントラス)CIが0.5以
上と0.6 以上の領域と(2)式で定義 した吸収率コントラストC6が0.1以下と0.05以
下の領域を示し1である。
crys ここで、C5:反射率コントラスト Ramor  :非晶質状態での反射率Rcrys  
:結晶状態での反射率 crys CA :吸収率コントラスト Aa糟or  :非晶質状態での吸収率Acrys  
:結晶状態での吸収率 第1図中黒丸で示した3つの点5,6.7はいずれも結
晶状態と非晶質状態での吸収率が0.5以上1反射率コ
ントラストも0.6以上と高く、光エネルギの吸収効率
が高く、低パワーで書込及び消去ができ、かつ高いC/
Nが期待できる膜厚構成を有する。
ただしこの3つの点で異なるのは吸収率コン−ナラスト
で黒丸5の点ではCA <0.05で、黒丸6の点では
0.05< CA<0.1で、黒丸7の点ではCA〉0
.1である。そこでポリカーボネート基板1上に下地の
誘電体層2としてSiOを1100nコーテイングした
後、次のように3つの条件で記fil’W3としてGe
Teと上地の誘電体層4としてSiOをコーティングし
、ディスクを作成した。
記録層(n−)   上地誘電体層(n−)黒丸5の点
  130    150 黒丸6の点  130    180 黒丸7の点  130    150 そしてこれらのディスクを周速8 vg/sで書込みパ
ワー15mW、消去パワー111で2 MHzでスパッ
タのままの状態のディスクに書込みを実施した後、更に
1 、5MHzでワンビームオーバライドを実施した結
果を第2図に示す、第2図はそのときの吸収率コントラ
ストCAの値とC/N比の関係を、これら3種のディス
クから求めた線図である。その結果吸収率コントラスト
が低い程オーバライド以前のデータS鼻−存率が低く、
特に吸収率コントラストが0.05以下では残存率が2
dBとほぼ完全に消すことが可能となった。すなわち第
1図の点5の属する領域のものは消え残りがないと言え
る。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明によれば、光の多重反射を考
慮に入れて吸収率コントラストが0.05以下になるよ
うに誘電体層及び記録層の膜厚構成を設計して作成した
ディスクをワンビームオーバライドを実施しても消え残
りのほとんどない光記録媒体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光記録媒体の吸収率1反射率コントラスト、吸
収率コントラストの膜厚依存性を表わす線図、第2図は
吸収率コントラストを変えたときの書き込み後のC/N
とオーバライド後のC/Nの関係を示した線図、第3図
は光記録媒体の要部構成を示した断面図である。 1:基板、2:下地誘電体層、3:記録層、4:上地誘
電体層、5:吸収率コントラストが0.05以下の点、
6:@収率コントラストが0.05以上0.1 以下の点、 7 : 吸収率コン トラス トが0.1 以上の点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)基板上に下地誘電体層、記録層、上地誘電体層をこ
    の順に積層し、レーザ光を照射して前記記録層に可逆的
    相変態を起こさせることにより情報の記録、再生、消去
    を行ない、前記下地誘電体層の厚さが100nm、前記
    記録層の非晶質状態の吸収率(Aamor)>0.5、
    結晶状態の吸収率(Acrys)>0.5なる光記録媒
    体であって、前記上地誘電体層と記録層が互に下記条件
    を満足する厚さを有することを特徴とする光記録媒体。 ▲数式、化学式、表等があります▼
JP63281578A 1988-11-08 1988-11-08 光記録媒体 Pending JPH02128330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63281578A JPH02128330A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 光記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63281578A JPH02128330A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 光記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02128330A true JPH02128330A (ja) 1990-05-16

Family

ID=17641121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63281578A Pending JPH02128330A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 光記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02128330A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05109113A (ja) * 1991-10-14 1993-04-30 Nec Corp 相変化型光デイスク
JPH07320298A (ja) * 1994-05-20 1995-12-08 Nec Corp 相変化型光ディスク
US5631895A (en) * 1994-10-18 1997-05-20 Nec Corporation Optical information recording medium
WO1999054875A2 (en) * 1998-04-20 1999-10-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Rewritable optical information medium
WO2002049025A1 (en) * 2000-12-15 2002-06-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Optical information medium and its use

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01149238A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学的情報記録媒体
JPH0296940A (ja) * 1988-10-03 1990-04-09 Hitachi Ltd 相変化光情報記録担体とそれを用いる相変化光情報記録方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01149238A (ja) * 1987-12-04 1989-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学的情報記録媒体
JPH0296940A (ja) * 1988-10-03 1990-04-09 Hitachi Ltd 相変化光情報記録担体とそれを用いる相変化光情報記録方式

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05109113A (ja) * 1991-10-14 1993-04-30 Nec Corp 相変化型光デイスク
JPH07320298A (ja) * 1994-05-20 1995-12-08 Nec Corp 相変化型光ディスク
US5631895A (en) * 1994-10-18 1997-05-20 Nec Corporation Optical information recording medium
WO1999054875A2 (en) * 1998-04-20 1999-10-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Rewritable optical information medium
WO1999054875A3 (en) * 1998-04-20 1999-12-23 Koninkl Philips Electronics Nv Rewritable optical information medium
WO2002049025A1 (en) * 2000-12-15 2002-06-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Optical information medium and its use
EA005347B1 (ru) * 2000-12-15 2005-02-24 Конинклейке Филипс Электроникс Н.В. Оптический носитель информации и его использование

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3076230B2 (ja) 光ディスク
JP2850754B2 (ja) 相変化型光ディスク
JP3698905B2 (ja) 光学的情報記録媒体、その情報記録方法、その情報消去方法
JPH05159360A (ja) 相変化型光ディスク
JPH02128330A (ja) 光記録媒体
JP3138661B2 (ja) 相変化型光ディスク
JP2650507B2 (ja) 光学的情報記録用媒体
JPH023119A (ja) 光記録媒体
JPH04223191A (ja) 相変化型光記録媒体
JPH0312824A (ja) 相変化型光記録媒体の記録・消去・再生方法及び構成方法
JP3165354B2 (ja) 光学的情報記録用媒体
JPH0863781A (ja) 相変化型光ディスク
JPH03141028A (ja) 光ディスクの記録消去法
JP2510320B2 (ja) 光記録媒体
JPH10293942A (ja) 光学情報記録媒体および光学情報記録再生消去方法
JP2803245B2 (ja) 情報記録再生方法
JPS61276127A (ja) 光デイスクの記録方法
JPH03292630A (ja) 情報の記録方法
JP3523799B2 (ja) 相変化記録媒体
JP2810092B2 (ja) 光学情報記録媒体
JPH0554428A (ja) 光記録媒体
JPH03153389A (ja) 光記録媒体
JPH03216816A (ja) 光記録媒体の初期化方法
JPH01165043A (ja) 光記録媒体
JPH04113529A (ja) 光記録媒体