JPH02128195U

JPH02128195U -

Info

Publication number: JPH02128195U
Application number: JP3680889U
Authority: JP
Priority date: 1989-03-30
Filing date: 1989-03-30
Publication date: 1990-10-23

Description

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれこの考案の第１
実施例による弦楽器用トレモロ装置を示し、第１
図はその平面図、第２図は第１図の−線に沿
う断面図、第３図は同弦楽器用トレモロ装置の弦
支持体の外観斜視図、第４図は同弦支持体に備え
られるバランスばねの取付構造図、第５図は同弦
楽器用トレモロ装置のアーミング軸の支持構造図
、第６図は同弦楽器用トレモロ装置の第１弦、第
３弦、第６弦に対応する要部を示した拡大断面図
、第７図は同弦楽器用トレモロ装置の各弦支持体
のスライド量に対応する各楽音のピツチ変化を数
値（周波数）で示した図、第８図は第７図におけ
る各楽音のピツチ変化を曲線グラフで示した図、
第９図は同弦楽器用トレモロ装置の各カムの別の
実施例（第２実施例）を示した断面図、第１０図
ａ，ｂは同弦楽器用トレモロ装置の各カムのさら
に別の実施例（第３実施例）を示した断面図、第
１１図および第１２図はこの考案の弦楽器用トレ
モロ装置の他の実施例（第４実施例）を示し、第
１１図はその平面図、第１２図はその断面図、第
１３図は同弦楽器用トレモロ装置を備えた弦楽器
本体のネツク部の断面図、第１４図は従来の弦楽
器用トレモロ装置の各弦の張力変化を楽音のピツ
チ変化として数値（周波数）で示した図、第１５
図は第１４図における楽音のピツチ変化を曲線グ
ラフで示した図である。１，１′……弦楽器本体、２……弦楽器用トレ
モロ装置、３〜８，３′〜８′……弦、１２〜１
７……弦支持体、１８……アーミング軸、１９〜
２４，１９′，２１′，２４′，４８，４９……
カム、２６……ガイド部材、２６ａ，２６ｂ……
側壁、２６ｃ……後部壁、２９……垂直壁、３４
……弦振動ピツクアツプ装置、３５……バランス
ばね、３７……トレモロアーム、５０……ピニオ
ンギア、５１……ラツクギア、５２……水平壁、
Ｄ_１……カムの最小径、Ｄ_２……カムの最大径。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】 (1) 弦楽器本体上に張設された複数の弦の張力
をアーミング操作が可能なトレモロ操作子により
全弦同時に変化させて、弦振動検出手段により検
出された弦振動ピツクアツプ信号に応答して発音
中の楽音のピツチを全弦同時に変更する弦楽器用
トレモロ装置において、前記複数の弦の一端を支持固定する複数の弦支
持体を、前記各弦の張設方向と同じ方向に移動可
能となるように前記弦楽器本体上に取り付け、前
記トレモロ操作子によりアーミング操作がなされ
ると、そのアーミング操作に連動して前記各弦支
持体が静止状態を崩し、それぞれ独立して、前記
弦楽器本体上を前記各弦の張設方向と同じ方向に
、互いに特定の関係をもつて移動するようにした
ことを特徴とする弦楽器用トレモロ装置。 (2) 弦楽器本体上に張設された少なくとも一本
の弦の張力をアーミング操作が可能なトレモロ操
作子により変化させて、弦振動検出手段により検
出された弦振動ピツクアツプ信号に応答して発音
中の楽音のピツチを変更する弦楽器用トレモロ装
置において、前記弦の一端を支持固定する弦支持体を、前記
弦の張設方向と同じ方向に移動可能となるように
前記弦楽器本体上に取り付け、前記トレモロ操作
子によりアーミング操作がなされると、そのアー
ミング操作に連動して前記弦支持体が静止状態を
崩し、前記弦楽器本体上を前記弦の張設方向と同
じ方向に移動するようにしたことを特徴とする弦
楽器用トレモロ装置。 (3) 各弦支持体の移動量は、対応する弦の線径
が大きいものほど移動量が大きくなるように設定
されたことを特徴とする請求項第(1)項に記載の
弦楽器用トレモロ装置。 (4) 前記トレモロ操作子は前記弦楽器本体に対
し回動可能に取り付けられたアーミング軸に取り
付けられており、前記トレモロ操作子によるアー
ミング操作で前記アーミング軸が回転すると、そ
の回転運動が前記各弦支持体にそれぞれ独立して
伝達されることを特徴とする請求項第(1)項に記
載の弦楽器用トレモロ装置。 (5) 前記トレモロ操作子は前記弦楽器本体に対
し回動可能に取り付けられたアーミング軸に取り
付けられており、前記トレモロ操作子によるアー
ミング操作で前記アーミング軸が回転すると、そ
の回転運動が前記弦支持体に伝達されることを特
徴とする請求項第(2)項に記載の弦楽器用トレモ
ロ装置。 (6) 前記アーミング軸には前記各弦支持体にそ
れぞれ独立してその回転運動を伝達するための複
数の回転運動伝達手段が設けられていることを特
徴とする請求項第(4)項に記載の弦楽器用トレモ
ロ装置。 (7) 前記アーミング軸には前記弦支持体にその
回転運動を伝達するための回転運動伝達手段が設
けられていることを特徴とすする請求項第(5)項
に記載の弦楽器用トレモロ装置。 (8) 前記各回転運動伝達手段は、前記各弦支持
体に設けられた垂直壁面に摺接するカムであるこ
とを特徴とする請求項(6)項に記載の弦楽器用ト
レモロ装置。 (9) 前記回転運動伝達手段は、前記弦支持体に
設けられた垂直壁面に摺接するカムであることを
特徴とする請求項第(7)項に記載の弦楽器用トレ
モロ装置。 (10) 前記カムの外径形状は対応する弦の線径が
大きいものほど前記アーミング軸の回転運動を前
記弦支持体に伝達する量が大きくなるように設定
されていることを特徴とする請求項第(8)項に記
載の弦楽器用トレモロ装置。 (11) 前記カムはそれぞれ最小径が同じであり最
大径が対応する弦の線径に応じて異なる接線カム
であることを特徴とする請求項第(8)項に記載の
弦楽器用トレモロ装置。 (12) 前記カムはそれぞれ最小径および最大径が
対応する弦の線径に応じて異なる接線カムである
ことを特徴とする請求項第(8)項に記載の弦楽器
用トレモロ装置。 (13) 前記各カムは最大アーミング・アツプ時に
おいてその最大径部が前記垂直壁面と接触し、最
大アーミング・ダウン時においてその最小径路が
前記垂直壁面と接触することを特徴とする請求項
第(11)または第(12)項に記載の弦楽器用トレモロ
装置。 (14) 前記カムは対応する弦の線径に応じて偏心
量の異なる偏心カムであることを特徴とする請求
項第(8)項に記載の弦楽器用トレモロ装置。 (15) 前記各回転運動伝達手段は、前記各弦支持
体の水平壁面に設けられたラツクギアと噛み合う
ピニオンギアであることを特徴とする請求項第(6
)項に記載の弦楽器用トレモロ装置。 (16) 前記回転運動伝達手段は、前記弦支持体の
水平壁面に設けられたラツクギアと噛み合うピニ
オンギアであることを特徴とする請求項第(7)項
に記載の弦楽器用トレモロ装置。 (17) 前記ピニオンギアは対応する弦の線径が大
きいものほど前記アーミング軸の回転運動を前記
弦支持体に伝達する量が大きくなるように設定さ
れていることを特徴とする請求項第(15)項に記載
の弦楽器用トレモロ装置。 (18) 前記ピニオンギアはそれぞれ同一のピツチ
円径を有し、かつ、対応する弦の線径に応じて歯
数が異なることを特徴とする請求項第(15)項に記
載の弦楽器用トレモロ装置。 (19) 前記弦支持体は前記弦楽器本体上に着脱可
能に固定された水平板状のトレモロ基板上に配置
され、該トレモロ基板上を前記弦の張設方向と同
じ方向に移動するようになつていることを特徴と
する請求項第(1)項または第(2)項に記載の弦楽器
用トレモロ装置。 (20) 前記トレモロ基板上には、さらに前記弦に
対応してガイド部材が設けられており、前記弦支
持体はこのガイド部材にガイドされて前記トレモ
ロ基板上を移動することを特徴とする請求項第(1
9)項に記載の弦楽器用トレモロ装置。 (21) 前記ガイド部材はコ字状の枠構造をなして
おり、前記弦支持体はそのコ字状の枠構造をなし
たガイド部材の両側壁内面に摺接して移動するこ
とを特徴とする請求項第(20)項に記載の弦楽器用
トレモロ装置。 (22) 前記弦支持体に、前記弦の振動を検出して
所定の電気信号に変換する弦振動ピツクアツプ装
置を設けたことを特徴とする請求項第(2)項に記
載の弦楽器用トレモロ装置。 (23) 前記弦支持体には、前記トレモロ操作子が
非アーミング操作時にあるとき、前記弦支持体が
前記弦の張力で前記弦楽器本体上を移動しないよ
うに、前記弦の張力とのバランスをとつて前記弦
支持体を前記弦楽器本体上に静止させるバランス
ばねが設けられていることを特徴とする請求項第
(1)項または第(2)項に記載の弦楽器用トレモロ装
置。 (24) 前記バランスばねは、前記弦支持体の後部
に設けられた垂直壁と前記弦楽器本体上の前記弦
支持体の後方に設けられた垂直壁との間に介装さ
れたコイルスプリングであることを特徴とする請
求項第(23)項に記載の弦楽器用トレモロ装置。 (25) 前記コイルスプリングは、前記弦支持体後
方の垂直壁側に設けられたコイル部の長さを可変
する機構によりそのばね力が調整可能とされてい
ることを特徴とする請求項第(24)項に記載の弦楽
器用トレモロ装置。