JPH0212808A - X線リソグラフィー用マスクの作成方法 - Google Patents

X線リソグラフィー用マスクの作成方法

Info

Publication number
JPH0212808A
JPH0212808A JP63160713A JP16071388A JPH0212808A JP H0212808 A JPH0212808 A JP H0212808A JP 63160713 A JP63160713 A JP 63160713A JP 16071388 A JP16071388 A JP 16071388A JP H0212808 A JPH0212808 A JP H0212808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
mask
mask film
film body
metal layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63160713A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ikeda
勉 池田
Masao Sugata
菅田 正夫
Hideo Kato
日出夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP63160713A priority Critical patent/JPH0212808A/ja
Publication of JPH0212808A publication Critical patent/JPH0212808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、X線リソグラフィーに用いるマスク構造体を
作成する方法に関する。 〔従来の技術] X線リソグラフィー用マスクを作成する方法として、平
板上に形成したマスク膜体を、ホルダーに転移する方法
がある。この方法は、ホルダー上に直接マスク膜体を形
成する方法に比べ、面精度、バラツキ、製品歩留り等の
点で卓抜し、また、シリコンウニへ=上にシリコン、二
酸化けい素、窒化けい素等の膜を形成し、その上にマス
クパターンを形成した後、ウェハー裏面側からエツチン
グしてマスク構造体を作成する方法に比べても、工程が
簡素化、迅速化し、歩留まりも良い。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、この転移方式を採用する場合、ホルダー
への転移操作に問題があり、しばしばマスクパターンと
平板との分離がうまくゆかないことがあり、実用化のた
めにはこの問題を解消することが急務となっている。 即ち、この問題の本質は、通常は平行平板上で形成され
るマスク膜体はX線透過層とパターン化されたX線吸収
体とで構成される膜体より成るが、通常高分子膜で構成
されるX線透過層と極めて平面度の高い平行平板とが緊
密に接着しているため、これを剥離することが至難であ
る点にある。 これまでも、超音波による剥離(特開昭60−6833
7号)、または感光性有機膜を分離層として設ける(特
開昭60−68338号)等の方法が採られている。し
かしながら、ポリイミド前駆体を用いる場合を例にとれ
ば、X線透過層の硬化温度が低いとき(100〜200
℃)は、ある程度満足であったが、それ以上の高い温度
では、マスク膜体は平板と接着し剥離が困難であった。 そこで、本発明者は、上記の問題点を解決すべく鋭意検
討した結果、平板とマスク膜体との分離操作について有
効な手段を見いだし本発明に到達した。 本発明の目的は、平板上に形成されたマスク膜体をホル
ダーに転移する際に、マスク膜体と平板の分離を容易か
つ迅速に行うことができ、これによって、より、迅速で
歩留り高く、X線リソグラフィー用マスクを作成できる
簡易な方法を提供することにある。 [課題を解決するための手段J 上記の目的は、平板上に、X線透過層及びX線吸収体で
構成されるマスク膜体を形成した後、マスク膜体を保持
体に固定すると共に平板をマスク膜体から分離し、保持
体にマスク膜体を転移してX線リソグラフィー用マスク
を作成する方法において、マスク膜体と平板との間に、
金属層を設け、両者の分離をスムーズにすることにより
達成できる。 即ち、本発明では、後述するような材料、成膜法で設け
られた金属層は、平板から、マスク膜体な伴い比較的容
易に離脱するので、分離がスムーズに進行する。 以下、添付した図面に即して、本発明の方法の一実施態
様を詳しく説明する。 まず、第1図に示すように、平板1上に、金属層2を形
成する。平板lとしては、その役割を果たすだけの剛性
があり、平面加工可能なものであ。 ればどのようなものでもよいが、シリコン、ガラス、石
英、窒化シリコン、炭化シリコン、アルミナ、合金、あ
るいは表面に薄い酸化層が形成された金属(例えば、ア
ルミニウム、クロム、チタン)等を用いることができる
。 金属層2としては、平板1と容易に化合物を形成せず、
接着性の乏しいものであればどのようなものでもよいが
、好ましくは周期率表IB属金属(例えば、金、銀、錫
、パラジウム、ロジウム)等を用いることができる。 金属層2の成膜には、一般的手法が適用できる0例えば
、真空加熱蒸着法、スパッター法等が利用できる。 金属層2は、金属種または成膜法によっても異なるが、
ピンホールのない膜が得られるのは、通常200〜30
0八以上である。従って、金属層2の膜厚は200A以
上が好ましい、上限は特に制限はない。 次に、第2図に示すように、X線透過層3、X線吸収体
4、X線透過層5を順次設置し、マスク膜体6を作成す
る。これらの屡の材料、作成法は、一般的に利用されて
いるものが使用可能である。 X線透過層3.5としては、ポリイミド等の高分子膜が
使用できる。その作成には、上記のような高分子の溶液
なス゛ビナ−、デイツプ、スプレー、スクイジー等の塗
布方法で塗布、乾燥、加熱硬化すればよい。 X線吸収体4の材料としては、金、白金、タンタル、タ
ングステン等の貴金属、重金属等が使用でき、その作成
には、このような材料をEB熱蒸着法、スパッタ法、イ
オンビーム法等で成膜した後、フォトリソグラフィーあ
るいはX線、エレクトロビーム、イオン等を利用したリ
ソグラフィーにより、バターニングすればよい、あるい
はリソグラフィーによるレジストパターニング後、めっ
き処理することによりパターニングすればよい。 なお、各X線透過層3.5の厚さは、通常、約2〜8 
Hum程度とする。X線吸収体4の厚さは、0.5〜1
.2μ程度とする。 以上のようにマスク膜体6を作成する一方で、第3図に
示すような、接着剤8を上面に一様に塗布したマスク用
保持体7を用意する。 このマスク保持体7は、円環状であり、例えば、石英、
ガラス、シリコン、窒化シリコン、アルミナ等のセラミ
ックスまたは黄銅、リン青銅、ニッケル、コバルト、鉄
、アルミニウム等の金属、合金等からなる。 接着剤8としては、エポキシ系、エマルジョン系、アミ
ン系等、種類は特に問わない、また熱硬化型、光硬化型
、溶媒型等、いずれのタイプでもよいが、疎水系の耐熱
性を有する接着剤が好ましい。 第4図に示すように、接着剤8の塗布された保持体7に
、平板1およびマスク膜体6を反転させて載置、貼着す
る0次いで、接着剤8を十分に固化させ、接着剤8のは
み出し部分を切除した後、合体した保持体7、マスク膜
体6及び平板1を溶媒中に入れ、平板1を分離する。こ
のとき使用する溶媒としては、水、アルコール、ケトン
等の極性溶媒が好ましく、具体的には、水、メタノール
、エタノール、プロパツール、ブタノール等の単独また
は混合液、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン等
のケトン類の単独またはアルコールとの混合液等が好ま
しい。 溶媒に浸漬後、数分〜数時間で、平板1と金属層2とが
自然に分離する。 最後に、一体になっている金属N2とマスク膜体6から
、金属層2を溶解除去やプラズマエツチング等の方法に
より金属層2を取り除く。 実施例1 十分に平面性の良いシリコンウェハー上に抵抗加熱法に
よりAuIWを50OA形成した。続いてこの上にイミ
ド系ポリマー溶液(商品名PIQ:日立化成)を2.5
μ履塗布し、90℃で1時間、220℃で1時間、35
0℃で1時間ベークした。更にこの上に電子線蒸着法に
よりCr層(厚さ50A)、Au層 (厚さ500A)
を順に形成した0次に、この上層として、PMMA系レ
ジスト(商品名: DEBR−1000、東京応化)を
1u塗布し、プリベークを行った。これを電子線描画に
よってパターニングし、現像を行い、0.25μライン
アンドスペースパターンを得た。続いて、 Auメツキ
を行い、膜厚0.9μのAuパターンを形成後、PMM
Aをメチルエチルケトンにより剥離除去した。 次に、5iftマスク用保持棒保持ポキシ系接着剤を塗
布し、上記マスク膜体に接着した。接着剤を十分に硬化
後、接着剤のはみ出し部分を切除し、合体した保持体、
マスク膜体および平板をエタノール中に入れ、2時間放
置したところ、平板とAu層の間より分離した。続いて
このAu層をヨウ化カリウム及びヨウ素の水溶液で溶解
除去した0以上より良好な0.25μラインアンドスペ
ースパターンを保持したX線マスクが作成できた。 実施例2 十分に平面性の良いシリコウェハー上に抵抗加熱法によ
りAg層を500A形成した。続いてこの上にイミド系
ポリマー溶液(商品名PIQ:日立化成)を2.5μ急
塗布し、90℃で1時間、220℃で1時間、350℃
で1時間ベータした。更にこの上にスパッタ法によりW
層(厚さ7000A)を形成した0次に、この上層とし
て、ノボラック系レジスト(商品名:RE−5000p
 :自立化成)を1μ鳳塗布し、ブリベータを行った。 これを電子線描画によってパターニングし、現像を行い
、0.35μラインアンドスペースパターンを得た。続
いて、ドライエツチングを行い、膜厚0.7μ鳳のWパ
ターンを形成後、RE−50009を酸素プラズマエツ
チングにより除去した。 次に、パイレックス製マスク用保持体にエポキシ系接着
剤を塗布し、上記マスク膜体に接着した。接着剤十分に
硬化後、接着剤のはみ出し部分を切除し、合体した保持
体、マスク膜体および平板をエタノール中に入れ、20
分間間放置したところ、平板とAg層の間より分離した
。続いてこのAg層を硝酸で溶解除去した0以上より良
好な0.35μラインアンドスペースパターンを保持し
たX線マスクが作成できた。 実施例3〜6 金属層として、錫、白金、パラジウム、ロジウムを使用
した以外は実施例1と実質的に同様にX線マスクを作成
したところ、各々良質なものであり、作成過程はスムー
ズに進行した。 なお、分離に要した時間、金属層の除去法は次の通りで
ある。 以上詳細に説明したように、本発明によれば、平板上に
形成されたマスク膜体を保持体に転移する際に、平板と
マスク膜体とが金属層によりスムーズに分離でき、これ
によって、分離過程が至極容易かつ迅速に行えるように
なった。したがって、従来マスク作成上のネックとされ
ていた問題点を解消することができ、マスクを、より迅
速、製品歩留り高く作製可能になる等、転移方式のX線
リソグラフィー用マスク作成の実用に資するところ大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜4図は、本発明の一態様を、工程順に示した図
である。 1 平板 2:金属N 3.5:X線透過層4:X線吸
収体 6:マスク膜体 7:保持体    8:接着剤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)平板上に、X線透過層及びX線吸収体で構成される
    マスク膜体を形成した後、マスク膜体を保持体に固定す
    ると共に平板をマスク膜体から分離し、保持体にマスク
    膜体を転移してX線リソグラフィー用マスクを作成する
    方法において、マスク膜体と平板との間に、金属層を設
    け、マスク膜体と平板との分離をスムーズにすることを
    特徴とするX線リソグラフィー用マスクの作成方法。 2)前記金属層が、金、銀、錫、白金、パラジウム、ロ
    ジウムの1種または2種以上を含む金属である請求項1
    記載のX線リソグラフィー用マスクの作成方法。
JP63160713A 1988-06-30 1988-06-30 X線リソグラフィー用マスクの作成方法 Pending JPH0212808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63160713A JPH0212808A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 X線リソグラフィー用マスクの作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63160713A JPH0212808A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 X線リソグラフィー用マスクの作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0212808A true JPH0212808A (ja) 1990-01-17

Family

ID=15720862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63160713A Pending JPH0212808A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 X線リソグラフィー用マスクの作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0212808A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10245759B2 (en) 2010-03-19 2019-04-02 Upcycle Holdings Limited Moulding machine and process for forming a mould

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10245759B2 (en) 2010-03-19 2019-04-02 Upcycle Holdings Limited Moulding machine and process for forming a mould

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4677042A (en) Mask structure for lithography, method for preparation thereof and lithographic method
US4773971A (en) Thin film mandrel
US4837123A (en) Mask structure for lithography, method of preparation thereof and lithographic method
JP2004190057A (ja) パターニングされたマスク被膜と支持体からなる積層構造の薄膜パターン形成用マスク及びその製造方法
US4039698A (en) Method for making patterned platinum metallization
FR2641383A1 (fr) Procede pour l'obtention des masques pour lithographie aux rayons x
CN111115564B (zh) 一种干法转印光刻胶制备微纳结构的方法
JPH0212808A (ja) X線リソグラフィー用マスクの作成方法
RU2421833C2 (ru) Металлическая сеточная структура и способ ее изготовления
US5057388A (en) Method for the preparation of mask for X-ray lithography
JPH02100312A (ja) X線マスク用メンブランの製造方法およびx線マスクの製造方法
JPH02138468A (ja) パターン形成法
JPS6068337A (ja) X線リソグラフィ−用マスクの作成方法
US6921630B2 (en) Photoresist substrate having robust adhesion
JP3143035B2 (ja) 転写マスクの製造方法
JPH0656831B2 (ja) リソグラフィー用マスク構造体の製造方法、及び薄膜の製造方法
JPH0481853B2 (ja)
JPS6156317B2 (ja)
JPH0482049B2 (ja)
JPH09139564A (ja) 厚膜配線及びその形成方法
JPS6376324A (ja) X線露光用マスクの製造方法
JPH0690998B2 (ja) X線リソグラフィー用マスク構造体の製造方法
JPS63300954A (ja) 微小白金電極の製造法
JPH0481854B2 (ja)
JPS59177924A (ja) 半導体装置の製造方法