JPH02128002A - 道路用路盤材 - Google Patents

道路用路盤材

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JPH02128002A
JPH02128002A JP28133088A JP28133088A JPH02128002A JP H02128002 A JPH02128002 A JP H02128002A JP 28133088 A JP28133088 A JP 28133088A JP 28133088 A JP28133088 A JP 28133088A JP H02128002 A JPH02128002 A JP H02128002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wooden
blocks
unit
hole
units
Prior art date
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Pending
Application number
JP28133088A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomiji Koyama
小山 富司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMATOMI SANGYO KK
Original Assignee
YAMATOMI SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、木質ブロックからなる道路用路盤材に関し
、特に屈曲状に敷設可能な道路用路盤材に関するもので
ある。
〈従来の技術〉 周知のように、アスファルト等の舗装路面をスパイクタ
イヤ等、滑り止めを施したタイヤで走行すると、路面や
スパイク等が削れて粉塵が発生し、この粉塵が粉塵公害
として問題になっている。そこで、本出願人は、先に、
木質ブロックを前後左右に結合した道路用路盤材を提案
した(特開昭63−118402号公報)。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記した木質ブロックからなる道路用路盤材は、車道に
敷設した場合に、粉塵の発生を防止するばかりではなく
、吸音効果を有した極めて有益なものである。また、車
道のように広範囲な区域に敷設する場合には作業が容易
となって実用的価値が高い。
しかし、上記した木質ブロックからなる道路用路盤材を
、屈曲状に敷設することは、各木質ブロックが互いに当
接して困難であった。従って、上記した木質ブロックか
らなる路盤材を、遊歩道などに適用し、木質ブロックが
持っている安らぎや優しさを生かすことはできなかった
また、従来の木質ブロックからなる路盤材は、木質ブロ
ックが乾燥するとひび割れを起すなど、耐久性や維持管
理に問題があった。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記に鑑み提案されたもので、天然木からなる
木質ブロックの側面に通孔を開設し、上記木質ブロック
を複数個に並べると共に、隣接する木質ブロックの間に
スペーサを介在させて隙間を形成し、各木質ブロックの
通孔には結束材を一連に挿通し、該結束材の端部を外縁
に位置する木質ブロックの側面で止着してユニットを構
成し、該ユニットを路床上に配こすると共に上記隙間に
充填材を充填するようにしたものである。
〈作 用〉 木質ブロックの通孔に挿入した結束材を止着することに
より複数の木質ブロックからなるユニットを構成し、各
木質ブロックの間に介在させたスペーサにより隙間を確
保し、この隙間によりユニットを湾曲可能とすると共に
、上記隙間に充填した充填材が保有する水分により木質
ブロックの乾燥を防止することができる。
〈実 施 例〉 以下、本発明を図面の実施例について説明する。
本発明に係る路盤材は、複数の木質ブロックlを並べる
と共に、各木質ブロック1を結束材2により連結してユ
ニット3を構成してなる。
旧記木質ブロック1は、天然の木材を製材して形成した
ものであり、図示の実施例では例えば1辺1Oc11程
度の立方体のブロックを示しているが、丸太を輪切りに
したものであってもよい。
尚、この木質ブロックlは木口に年輪の表れる心持ち材
が好ましい。
第1図ないし第2図は本発明の基本的な実施例を示すも
のである。この実施例においては、木質ブロック1の一
側面のほぼ中央から対応する他の側面のほぼ中央に向け
て通孔4を開設する。尚。
上記のような木質ブロック1は、必要に応じて人畜に無
害な防腐剤、硬化剤等を適宜塗布するなり含浸させて処
理しておく、そして、上記通孔4を有する複数の木質ブ
ロック1を各通孔4が揃うように並べると共に、各木質
ブロック1の間にスペーサ5を介在させて隙間を形成す
る0次に、上記各通孔4に結束材2を一連に挿通すると
共に、この結束材2の両端部を外縁に位置する木質ブロ
ック1の側面で止着することにより一つのユニット3を
構成するのである。
上記スペーサ5は、若干の弾力性を有するものがよく1
例えばプラスチックや合成ゴム等を成形したものである
。また、スペーサ5の形状は図示のように透孔6を有し
た短筒形に限ることなく、結束材2を挿通することがで
き、かつ隣接する木質ブロック1,1の間に通出な隙間
りを確保することができれば、他の形状に成形したもの
でもよい。
また、上記した結束材2は、例えば、鋼棒からなり、上
記のように並べた各木質ブロックlの通孔4及びスペー
サ5の透孔6へ挿通した後、両端部2a、2bに座金7
を嵌着すると共にほぼ直角に屈曲させ、あるいは溶接し
て抜は止をする。
尚、上記抜は止めは、溶接ばかりではなく、例えば、内
縁にバネ性を有する歯を設けた歯付座金を用い、この歯
付座金に結束材を嵌着させると共に 結束材の端部を屈
曲させてもよい。
上記のようにして複数の木質ブロックト・・を連結した
ユニット3は、各木質ブロック1の間に隙間りが確保さ
れており、ユニット3の長手方向に沿って自由に湾曲さ
せることができる。従って、第2図に示すように、各ユ
ニット3を湾曲させて配置することが可能になり、屈曲
した位置にも自由に木質ブロック1を配置できる。また
、上記のようなユニット3は単一の路盤材として取り扱
うことができるので、敷設あるいは運搬に際して極めて
便利である。更に、上記ユニット3は工場で一貫生産す
るので品質が安定すると共に廉価に作成できる。
第3図ないし第6図は本発明の他の実施例を示し、この
実施例が上記した実施例と相違する点は、複数の木質ブ
ロックト・・を前後左右に連結してユニット3を構成し
ている点にある。
この実施例においては、木質ブロックlの側面に十字状
の通孔4.4を開設する。即ち、木質ブロックlの一側
面から対応する側面に向けて第1の通孔4aを開設する
と共に、上記両側面に直交する側面に第1の通孔4aの
径の分だけ位置を上又は下へずらせて第2の通孔4bを
開設するのである。このようにすれば、第1の通孔4a
と第2の通孔4bとが木質ブロックlのほぼ中心で互い
に交差して十字状となる。尚、図示の実施例においては
、第1の通孔4aと第2の通孔4bとが交差部Tにおい
て連通していないが、両道孔4a、4bへ結束材2を挿
通できれば互いに連通していてもよい、そして、上記の
ような木質ブロックlは、必要に応じて人畜に無害な防
腐剤、硬化剤等を適宜塗布するなり含浸させて処理して
おく。
この実施例におけるユニット3は上記のような木質ブロ
ックlを前後方向及び左右方向に複数個並べて構成する
が、各木質ブロックlの間にはスペーサ5を介在させて
隙間りを形成しておく、このスペーサ5は、前記実施例
と同様に若干の弾力性を有するものがよい。
上記のようにして隙間りを確保して並べた木質ブロック
lを結束材2により互いに連結して一つのユニット3を
構成する。即ち、ユニット3の外縁に位置する木質ブロ
ック1の側面から結束材2の先端を第1の通孔4aへ挿
通し、次いでスペーサ5の透孔6へ挿通し、更に隣接す
る木質ブロフク1の第1の通孔4aへ挿通し、これらを
順次繰り返して先端に抜は止めをする。一方、第2の通
孔4bに対しても第1の通孔4aと同様に結束材2を挿
通して両端を抜は止めする。このようにして前後左右に
複数の木質ブロック1を連結して一つのユニット3を構
成する。
上記ユニット3は、各木質ブロック1の間に隙間りが確
保されていると共に、スペーサ5が若干の弾性を有して
いるので、各方向に対して湾曲することができる。従っ
て、縁が湾曲している部分にも自由に敷設することがで
き、屈曲状に形成する遊歩道などにも適用することがで
きる。また、路盤材は前記した実施例と同様にユニット
化しであるので、敷設や輸送が極めて容易であるし、工
場で簡単に一貫生産でき、品質が安定している。
次に、本発明に係る路盤材による一般的な施工法を第7
図に示す。路床8上に厚さ10cm程度の砕石層9を設
け、該砕石層9の上に3〜5cm程度の砂層10を設け
、該砂層10の上に上記のように構成したなユニット3
を載置し、このユニット3を必要に応じて適宜木質ブロ
ック1を通して路床8に打ち込む固定杭11により固定
する。そして、各木質ブロック1の間に形成した隙間り
に、充填材12として砂Sを充填するのである。尚、上
記砕石層9は例えば40メツシュ程度の粒度調整砕石か
らなる。
上記充填材12としての砂Sは、各木質ブロックlを安
定して保持すると共に、保水材の作用をなし、木質ブロ
ックlが乾燥してひび割れすることを防止する。また、
上記した固定杭11は路盤が凍結した際のユニット3の
浮き上りを防止する。
尚、本発明の路盤材は、既設のアスファルト路面上に路
盤を整地して敷設してもよい。しかし、実質的に路面が
高くなって不都合が生じるとか、他の事情がある場合に
はアスファルト層を剥離し、砕石、砂部分を整地してそ
の上に敷設してもよい。
上記ような路盤材のユニット3は、湾曲自在なので湾曲
した部分にも自由に敷設することができ、敷設場所を選
ぶことがない。従って、屈曲状に形成する遊歩道や、公
園、ゴルフ場、ジョギング道、あるいは家庭の庭などに
適用することができる。この場合、天然木を使用してい
るので、季節の緑や草木と調和し、人々に安らぎを与え
、自然を求める人間としての原始的な欲求を満足させる
。また、ジョギング道などに使用した場合には、着地の
際のショックが緩衝されるので、かかとや膝に負担が掛
らず脚に対して優しい、更に、ユニット3は天然木を使
用し、各木質ブロック1には年輪が表れているので、視
覚的な刺激が少なく目に対しても優しい、一方、ゴルフ
場などスパイクシューズを着用する場所に適用した場合
には、スパイクで雑音が発生することがないし、スバイ
ツも傷まない。そして、降雨、積雪の際には、水が木質
ブロック1及び隙間りの砂Sから速やかに吸収されるの
で、水溜りが生じることがなく1通行人にはねも上らな
い。
一方、上記のような路盤材を車道に適用する場合には、
粉塵が発生することがなく、木材の持つ吸音効果のため
に騒音も発生しない。
以上、本発明を図示の実施例について説明したが、本発
明は上記した各実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載の構成を変更しない限り適宜に実施で
きる。
〈発明の効果〉 以上要するに本発明は、天然木からなる木質ブロックの
側面に通孔を開設し、上記木質ブロックを複数個並べる
と共に、隣接する木質ブロックの間にスペーサを介在さ
せて隙間を形成し、各木質ブロックの通孔には結束材を
一連に挿通し、該結束材の端部を外縁に位置する木質ブ
ロックの側面で止着してユニットを構成し、該ユニット
を路床上に配置すると共に上記隙間に充填材を充填する
ようにしたので、複数の木質ブロックからなるユニット
を湾曲させて敷設することができ、しかも各木質ブロッ
クの隙間には充填材を充填しであるので、この充填材が
保水作用をなして木質ブロックの乾燥を防止すると共に
、各木質ブロックを安定して保持することができる。従
って、木質ブロックが乾燥によりひび割れたり、人の歩
行や車両の通行により位置がずれることがなく、維持管
理が容易になる。また、本発明は天然の木材を材料とし
ているので、木材の持つ優しさや柔らかさを生かすこと
ができ、自然を指向する人々の欲求を満足させることが
できる。そして、本発明は、加工、製作が容易であるば
かりではなく、運搬、敷設が容易であって、しかも廉価
に製作できるなど多くの作用効果を有した実用的価値の
高いものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1の実施例の
ユニットを示す斜視図、第2図は第1の実施例の施工状
態を示す斜視図、第3図は第2の実施例のユニットの分
解斜視図、第4図は同上ののユニットを示す斜視図、第
5図は同上の一部欠截平面図、第6図は同上の施工状態
の平面図、第7図は施工状態の断面図である。 1・・・木質ブロック、2・・・結束材、3・・・ユニ
ー。 ト、4・・・通孔、5・・・スペーサ、12・・・充填
材。 特 許 出 願 人 山富産業株式会社 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 天然木からなる木質ブロックの側面に通孔を開設し、上
    記木質ブロックを複数個に並べると共に、隣接する木質
    ブロックの間にスペーサを介在させて隙間を形成し、各
    木質ブロックの通孔には結束材を一連に挿通し、該結束
    材の端部を外縁に位置する木質ブロックの側面で止着し
    てユニットを構成し、該ユニットを路床上に配置すると
    共に上記隙間に充填材を充填するようにしたことを特徴
    とする道路用路盤材。
JP28133088A 1988-11-09 1988-11-09 道路用路盤材 Pending JPH02128002A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28133088A JPH02128002A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 道路用路盤材

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JP28133088A JPH02128002A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 道路用路盤材

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JPH02128002A true JPH02128002A (ja) 1990-05-16

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ID=17637600

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JP28133088A Pending JPH02128002A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 道路用路盤材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316508A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Ilb Kk ブロック舗装

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924401B2 (ja) * 1978-09-28 1984-06-09 昭和電線電纜株式会社 光ファイバケ−ブルの接続部
JPS63125702A (ja) * 1986-11-15 1988-05-28 小山 富司 道路用路盤材

Patent Citations (2)

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