JPH02127929A - 絞り加工機 - Google Patents

絞り加工機

Info

Publication number
JPH02127929A
JPH02127929A JP63280900A JP28090088A JPH02127929A JP H02127929 A JPH02127929 A JP H02127929A JP 63280900 A JP63280900 A JP 63280900A JP 28090088 A JP28090088 A JP 28090088A JP H02127929 A JPH02127929 A JP H02127929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
squeeze
hole
finger
die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63280900A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sakuma
佐久間 達夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKUMA KK
Original Assignee
SAKUMA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAKUMA KK filed Critical SAKUMA KK
Priority to JP63280900A priority Critical patent/JPH02127929A/ja
Publication of JPH02127929A publication Critical patent/JPH02127929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は絞り加工機に係り、特に順送り機構に特徴を
有する有底円筒状ケース形成用の絞り加工機に関する。
[従来の技術] この種の絞り加工機は技術評論社刊[金型製作の基礎知
識」に記載されているものがある。
この従来の技術は絞り加工に当り加工品の形状に合せて
7ランジなし絞り型、スプリングパッド付絞り型、逆絞
り型があり、これら金型を用いてその加工に数工程を要
する場合、1台のプレス機と金型を用い、そのいくつか
の工程を一定のピッチをおいて配列し、フープ材をこの
ピッチ分ずつ動かして逐次工程を積み重ねて行なうこと
で高速生産、複数の加工を1つの金型で実行できること
をねらった順送り機構が紹介されている。
[発明が解決しようとする課題] 前記した従来の技術は、加工品をフープ材から切り離さ
ずに複数の加工を実行するものであるが、このようなフ
ープ材から加工品を切離さないでフープ材ごと搬送する
ためプレス機は特殊な専用機を用いることなく、汎用機
でよく、この汎用機に送り装置を付加することで実行で
きるというメリットがある反面、例えばケミカルコンデ
ンナ用のケースのように底深い有底筒状体のように複数
回の絞り加工を必要とする場合には不向きであり、第1
回の絞り加工以降はフープ材から加工品を切り離し、作
業者が金型に送り込むことが行なわれているため極めて
作業効率が悪くコスト高になるという問題点があった。
この発明は前記した各問題点を除去するために、フープ
材から切り離された加工品の同一加工機による複数回の
絞り加工のための自動順送りを可能にした絞り加工機を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記したこの発明の目的はしぼり孔およびしぼり品薄下
孔を設けた下ダイと、この下ダイ上に配置された加工品
を前記しぼり北上まで挾持して運ぶ第1のフィンガおよ
びしぼり北上がらしぼり品落下北上まで運ぶ第2のフィ
ンガをそれぞれ前記しぼり孔の孔間隔で下ダイ上に配設
し、かつ前記各フィンガ上にあって前記上ダイの下動時
に前記各フィンガと係合してこれら第1のフィンガ、第
2のフィンガをそれらの自己閉じ力に抗して開らくと共
に、前記しぼりピンに嵌合したしぼり加工製品を前記し
ぼりピンから外ずすストリッパ部ならびに前記各フィン
ガを備え前記下ダイ上に配設した可動板をそれぞれ有す
る順送り機構と、前記上ダイの上下動に関連して前記可
動板を前記番孔の孔間隔で移動させる細長いほぼ6角形
のカム部および上下に切換爪を有するカム機構と、萌記
上ダイに弾力的に突設した前記しぼりピンとストリッパ
押さえピンとをそれぞれ具備することで達成される。
[作 用] この発明の絞り加工機は1次しぼり加工した加工品に更
に2次しぼり加工を施すに当り、この1次加工された加
工品を押し込みロッドで下ダイ上に設けられている順送
り機構の第1フインガに挟持させる。
上ダイか待機位置から上死点まで上動してから下動を始
めると、この上ダイの上、下動に連動するカム機構によ
り順送り機構を構成する可動板が右動し加工品を下ダイ
のしぼり孔位置まで前記可動板に取付けである第1のフ
ィンガが挾持して運ぶ。
上ダイの下動でしぼり孔位置に運ばれてきた加工品をバ
ネ付きしぼりピンが軽ろく押さえて動かないようにする
と共に、上ダイのストリッパ押さえピンがストリッパ部
に作用してこれを押し下げ前記フィンガを開らく。
このあとの上ダイの下動で可動板が左側に移動し第2フ
インガがしぼり孔位置にある加工品のところまでくる間
にしぼりピンが加工品をしぼり孔に押し込み2次しぼり
が始まる。
この2次しぼりが終ると下死点まで下りていた上ダイが
上動を始め、この間も可動板が左動を行なっており、し
ぼりピンがしぼり孔から抜は出る時点で第2フインガが
しぼり孔位置に達し、フィンガは未だ開い゛た状態にあ
る。
このあと上ダイの上動でストリッパ部を押し下げていた
ストリッパ押さえピンが上グイと共に上動し、ストリッ
パ部が上り、フィンガが閉じるがこの前にしぼりピンに
食いついているしぼり加工流量がストリッパに当りしぼ
りピンから外れる。
この外れる時点でフィンガが前述のように閉じこれを挾
持する。
この間に第1のフィンガに次の加工品が押し込みロッド
で押し込まれ、この押し込み動作が終る時点で前記カム
機構により可動板が左動して第1フイガで挾持している
加工品をしぼり孔位置に、第2フインガで挾持している
しぼり加工流量をしぼり品薄下孔まで次の上ダイの下動
に伴って送り出す。
前述と同様しぼりピンが加工品をしぼり孔位置に軽ろく
押さえた時点でストリッパ部がストリッパ押さえピンで
押されてフィンガを開らき、既にしぼり品薄下孔位置に
あるしぼり加工流量を前記落下孔に落す。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
この発明の絞り加工機は第1図乃至第3図に示すように
上下ダイ1、順送り機構2、カム機構3および上ダイ4
とで構成されている。
下ダイ1は第1図、第2図に示すように、ダイホルダ1
1とダイプレート12とで構成されており、ダイホルダ
11には後述するダイ121のしぼり孔122と対応し
て前記しぼり孔122に挿着されているノックアウトピ
ン123を弾発する弾発バネ113を挿着しその抜は出
しを阻止すると共にバネ圧力を調整する調整ねじ114
を螺着させたバネ収容孔111と、前記ダイプレート1
2のしぼり品薄下孔112と対応する位置にこの孔をダ
イホルダ下まで連通ずるしぼり品薄下孔112がそれぞ
れ明けられている。
また、このダイホルダ11上にあるダイプレート12に
はしぼり孔122を有するダイ121が嵌着固定するダ
イ取付孔126と、しぼり品薄下孔112とが明けられ
、前記ダイ121のしぼり孔122内には一端に抜は止
め用の7ランジの付いたノックアウトピン123が挿入
され、前記弾発バネ113により常にピンの先端がしぼ
り孔122の上部開口端と面一を保つよう弾発されてい
る。
順送り機構2は可動板21、フィンガ機構22、蓋板2
3、押し込みロッド24およびストリッパ部25とで構
成されている。
可動板21は第1図乃至第3図に示すように、ダイプレ
ート12上にあってこの上を摺動させる、もので、前記
ダイプレート12のしぼり孔122、しぼり品薄下孔1
12位置に対応する個所が開らくよう右側から前記両孔
径よりも十分に幅広の切欠ぎ211が設けられ、この切
欠き211の両側には第3図に示すようにフィンガ機構
22を配設する複数個ずつの段付き切込み部212が形
成されている。
そして第1図に示すように前記可動板21にはその長辺
側にダイプレート12に螺入した複数のガイドピン12
4が挿入され、可動板21の左右動をガイドする一対の
細長いガイド孔213が明けられ、また一方の長辺の一
端には後述するカム機構3と係合するカム溝係合ピン2
14が突出している。
フィンガ機構22は第1図、第3図に示すように、少な
くとも2種類のフィンガがあり第1フインガ221と、
第2フインガ222のうち、第1フインガ221はフィ
ンガヘッド223の加工品挿入側に傾斜面が形成され押
し込みロッド24による加工品Aの取込みを容易にして
あり、第2フインガ222のフィンガ223は上側に傾
斜面があり、ストリッパ部25と係合し後退し得るよう
になっている点が相違し、他の構成は同一である。
すなわち、フィンガヘッド223には円形の加工品Aを
挟む際滑って逃げないように加工品の曲面と同じ曲面の
窪み224が設けられ、このフィンガヘッド223の後
側には上面に規制ネジ232の入る溝226を形成した
角筒状のばね収容部227が突設されており、この中に
フィンガ弾発バネ228が収容されている。
この第1および第2フィンガ221,222は共に第3
図に示すように可動板21の段付き切込み部212内に
配設し、この段付き切込み部形成側の可動板上面に形成
した蓋板取付溝215に蓋板23を嵌着し蓋取付ネジ2
33で固定し、前記フィンガの上方への抜は出しを阻止
し、蓋板23のフィンガ配設位置にはフィンガ規制ネジ
232を螺入し、このネジの端部を溝226内に突入さ
せフィンガ弾発バネ228による弾発力で第1および第
2フィンガ221,222が段付き切込み部212から
扱は出るのを阻止すると共に、前記バネの弾力に抗して
後退する後退量を規制するようになっている。
押し込みロッド24は、第1図に示すようにロッド24
1の端部に加工品△の曲面と同じ曲面の窪み242を設
け、他のプレス機でフープ材から打ち抜き1次絞り加工
した加工品Aを第1フインガ221に渡す機能を有し、
図示してない駆動手段によりダイプレート12上を左右
に摺動する。
ストリッパ部25は第2図、第3図に示すように断面が
くさび状のストリッパ251とこれを取付けたストリッ
パホルダ252とで構成され、前記ストリッパ251は
第3図に示すように後述する上ダイ4のしぼりピン42
が挿通するピン挿通孔253が設けである。
またストリッパホルダ252にも該ピン挿通孔253と
対応する位置に前記ピン挿通孔253と同芯でかつ該挿
通孔253よりも大径のα通孔254が明けられている
カム機構3は第1図、第2図、第4図乃至第7図に示す
ように、カム板31と上、下部切換爪32.33とで構
成されている。
カム板31は第4図乃至第7図に示すように、−面側で
その中央が一端に開口しカム板31の長辺と前記カム板
の全長の略1/7だけ平行する第1の垂直溝311とこ
の溝端から満幅分だけ前記垂直溝の溝長分左右に傾斜す
る第1左傾斜溝312、第1右傾斜満313とで分岐し
、この第1左傾斜溝312、第1右傾斜満313のそれ
ぞれの端からカム板31の長辺に平行に第2垂直溝31
4、第3垂直溝315が平行して設けられ、これら第2
垂直溝314、第3垂直溝315の端からカム板31の
中央に設けられた第4垂直溝318の端でこの溝に結合
する第2左傾斜溝316、第2右傾斜溝317が形成さ
れ、第1、第2左傾斜溝312゜316、第1、第2右
傾斜溝313,317と第2、第3垂直満314.31
5で囲まれた島319からなるカム溝310が形成され
ている。そして上記島319の両端にはカム溝に摺接し
て動く前記したカム溝係合ピン214の移動を規制する
自己復帰の下部切換爪32と上部切換爪33がそれぞれ
設けられている。
両切換爪32.33は第8図(ω〜(e)に示すように
、共に爪板321,331が島319の端部に形成され
た爪板321,331の厚みに等しい段付部3191.
3192に明けられた軸孔3193,3194に前記爪
板321゜331に取付けた軸322.332を挿入し
、カム板31の裏面側に突出した前記各軸322.33
2の端部にはレバー323.333が取付けられ、この
各レバー323、333の端部にはカム板31に立設し
たピン324.324との間にスプリング325,32
5を取付け、爪板321,331共に時計方向の回動力
を付与しである。
カム溝の長さすなわち第1垂直溝311の端から第4垂
直溝318の端までの長さが後述する上ダイ4のストロ
ーク長に相当する。
上ダイ4は第9図に示すようにダイプレート41にしぼ
りピン帰り孔411とストリッパ押えピン帰り孔412
とが明けられ、前記しぼ゛リピン帰り孔411の一端側
にはピンガイドスリーブ413が取付けられ、しぼりピ
ン42の抜は出しを阻止すると共にガイドを行なう、。
またストリッパ押さえピン帰り孔412の一端にはピン
ガイドスリーブ414が取付けられストリッパ押さえピ
ン43の抜は出しを阻止すると共にガイドを行なう。
しぼりピン42はその取付は側からスプリング挿入穴4
21が明けられ、この穴の開口縁の鍔422がしぼりピ
ン帰り孔411の周壁と摺接している。また前記しぼり
ピン帰り孔411の他端からしぼりピン42のスプリン
グ挿入穴421にまで入る長い弾発バネ423としぼり
ピン42のしぼりピン帰り孔411への帰り量を規制す
るストッパ424とが挿入され、これらの抜は止めねじ
425が前記しぼりピン帰り孔411の開口端に螺着さ
れている。
ストリッパ押さえピン43はその取付側からスプリング
挿入穴431が明けられ、この穴の開口縁の鍔432が
ストリッパ押さえピン帰り孔412の周壁と摺接してい
る。
また前記ストリッパ押さえピン帰り孔412の他端から
ストリッパ押さえピン43のスプリング挿入穴431に
まで入る長い弾発バネ433と前記弾発バネ433より
も大径で前記鍔432に当る大径の弾発バネ434を挿
入し、前記弾発バネ434の中にある弾発バネ433の
中−に挿入しバネ同志のからみを防止するからみ防止棒
435を取付けたバネ抜止めねじ436が前記ストリッ
パ押さえピン帰り孔412の開口端に螺着されている。
前記したダイプレート41から突設したカム板取付は突
起415にはカム機構3が取付けられている。
前述した下ダイ1のダイホルダ11上のダイプレート1
2には第9図に示すように、ストリッパ部25を支持す
る支持ピン挿入孔125が明けられ、ダイプレート12
上には前記支持ピン挿入孔125の開口部分に支持ピン
256をガイドするガイドスリーブ255が取付けられ
弾発バネ挿入孔115から挿入された前記支持ピン25
6をガイドし、該支持ピン256は前記弾発バネ挿入孔
115に挿入した弾発バネ257により鍔が支持ピン挿
入孔125の段付部に当接するよう弾発し、この弾発バ
ネ257は弾発バネ挿入孔115の開口部に螺入されて
いる調整ネジ258で挿発力の調整とその抜は止めがな
されるようになっている。
この発明の絞り加工機は以上の各部分で構成され、以下
に述べるように動作し加工品Aの絞り加工と排出を連続
して行なうことができる。
各部の動作の理解を容易にするために各部の動作と図番
との対応を次のマトリックス表に示す。
加工例として、アルミのフープ材から抜きおよび1次絞
り加工された加工品Aからケミカルコンデンサ用のケー
スのような深底円筒ケースを加工する場合について説明
する。
図示してないプレス機を用いて1次加工の浅絞りされた
加工品Aは第1図乃至第3図、第9図、第36図および
第54図に示すように押し込みロッド24の前方にあり
、この時第1フインガ221、第2フインガ222はス
トリッパホルダ252にストリッパ押さえピン43が接
しておらず、前記ストリッパホルダ252は弾発バネ2
57で上昇位置にある支持ピン256を介して上方に押
し上げられているためストリッパ251は第1フインガ
221、第2フインガ222に軽く接しているもののフ
ィンガ弾発バネ228によりフィンガ規制ネジ232が
溝226の後端に係止するまでそれぞれ前方に押し出さ
れいずれも閉の状態にある。
この時上ダイ4は中間位置にあり、可動板21のカム溝
係合ピン214は第3の垂直溝314の中央に位置し、
前記可動板21はダイプレート12上で最も左側に位置
している。
このあと押し込みロッド24が矢示方向く右側)に動き
加工品Aを第10図、第37図および第55図に示すよ
うに第1フインガ221の側面から弾発バネ228の弾
力に抗してこれを後退させて挿入し、第1フインガ22
1に挟着させる。
この加工品Aが第1フインガ221で挟着される動作に
連動して上ダイ4が上昇を始めるとカム溝係合ピン21
4は第11図、第38図および第56図に示すように第
1右傾斜溝312を通り、下部切換爪32を第12図に
示すようにスプリング325の弾力に抗して反時計方向
に回動させつつ第1の垂直溝311に入る。
前記カム溝係合ピン214が第1右傾斜溝312に入る
と可動板21はガイドピン124とガイド孔213で規
制されながら右側に移動し、第10図、第25図に示す
ように第1フインガ221で挾持した加工品Aをダイプ
レー1−12上を摺動させてしぼり孔122位置へと移
送する。
第13図、第39図に示すようにカム溝係合ピン214
が第1垂直溝311に入り、その中間位置まで進むと上
ダイ4は上死点に達し、前記カム溝係合ピン214が第
1右傾斜溝314から第1垂直溝311に入った時点で
可動板21の右方向への移動が瞬間停止する。
上ダイ4が上死点を越えると、こんどは第14図、第1
5図、第40図、第41図および第57図に示すように
上ダイ4の下動に伴ないカム溝係合ピン214が第1垂
直溝311から下部切換爪32で第1右傾斜溝312へ
入るのを阻止させて第1左傾斜溝313に入り、可動板
21は再び右側へ移動し、この第1左傾斜溝313から
第3垂直溝315に入る時点で前記可動板21は最も右
側に移動しており、弾発バネ113の弾力より弱い弾力
の弾発バネ423で押されているため加工品Aはしぼり
孔122に合致する。
第16図および第58図に示すように上ダイ4の下動で
カム溝係合ピン214が第3垂直溝315から第2右傾
斜溝311に入る手前でストリッパ押さえピン43の端
部がストリッパホルダ252の上部に軽く当接する。
この状態ではストリッパ押さえピン43はストリッパホ
ルダ252を押していない。また弾発バネ423の弾力
が弾発バネ113より弱いためしぼりピン42はしぼり
ピン帰り孔411内に後退しっつ弾発バネ423の弾力
で加工品Aを押さえている。
第17図、第42図および第58図に示すように、上ダ
イ4の更に下動に伴ないカム溝係合ピン214が第2左
傾斜溝317に入る直前でストリッパ押さえピン43を
押す弾発ピン433.434の弾発力が弾発バネ257
の弾発力に打ち勝って支持ピン256が下動しストリッ
パホルダ252がガイドスリーブ255に当接する。
これでストリッパ部25は約2N4下動してストリッパ
251が第1および第2フィンガ221,222の間に
入り込み、フィンガヘッド223を弾発バネ228の弾
力に抗して後退させて前記各フィンガを開く。この時点
でしぼりピン42と加工品Aとの関係は前記と同様であ
る。
次に第18図および第58図に示すように上ダイ4の下
動でカム溝係合ピン214が第2左傾斜溝317に入る
と、可動板21が左側に移動し、加工品Aはしぼりピン
42でしぼり孔122位置に押さえられている。
第19図、第58図に示すようにカム溝係合ピン214
が上部切換爪33をスプリング325の弾力に抗して反
時計方向に回動させつつ第2左傾斜満317から第4垂
直溝318に入る寸前ではしぼりピン42はしぼりピン
帰り孔411に後退してストリッパ424に当接した状
態でまだしぼりピン42を押し下げてはいない。
このときストリッパホルダ252が前記したようにガイ
ドスリーブ255に当接しているため、ストリッパ押さ
えピン43はストリッパ押さえピン帰り孔412内に後
退している。
第20図、第43図に示すように上ダイ4の引き続く下
動でカム溝係合ピン214が第4垂直溝318に入ると
、これからの上ダイ4の下動でしぼりピン42を下動さ
せ、加工品Aの2次しぼりを始める。
第21図に示すように、カム溝係合ピン214が第4垂
直溝318の中央では加工品Aの2次しぼり加工が続行
中で、第22図、第44図および第59図に示すように
上ダイ4の下動が下死点位置で、カム溝係合ピン214
は第4垂直溝318の端部に位置し、加工品Aの2次し
ぼり加工が完了する。
第23図、第59図に示すように上ダイ4の上動に伴な
いカム溝係合ピン214が第2左傾斜溝317に入るの
を上部切換爪33が阻止し、第2右傾斜溝316に入る
直前ではしぼりピン42は弾発バネ423でしぼりピン
帰り孔411から抜は出し、この時点では前記した上ダ
イ4の下死点のままである。
上ダイ4の上動が更に進み、第24図、第45図および
第59図に示すように、カム溝係合ピン214が第2右
傾斜溝316に入ると可動板21が左動を始め、しぼり
ピン42およびストリッパ押さえピン43は前記した第
33図の場合と同じである。
第25図、第46図に示す−ように上ダイ4の上動に伴
ないカム溝係合ピン214が第2右傾斜満316から第
2垂直溝314に入ると可動板21の左動が停止し、前
記可動板21は最も左に移動した状態になる。
ここでノックアウトピン123の弾発バネ113の弾力
よりもしぼりピン42を下圧している弾発バネ423の
弾力が小さくなり、しぼりピン42は2次加工されたし
ぼり加工済量Bと共にしぼり孔122から抜は出てくる
この時点でストリッパ押さえピン43はストリッパホル
ダ252に当接しており、第17図、第42図および第
58図以降第1および第2フィンガ221,222は開
状態である。
なお絞り終り後における上ダイ4の上昇復帰に伴なって
しぼりピン42がしぼり加工済量Bと共にノックアウト
ピン123のバネ113の弾力で上昇復帰するようにし
てもよい。
前記した状態から第26図、第47図に示すようにカム
溝係合ピン214が第27図に示すように第2垂直溝3
14に入って若干中央寄りまで進むと支持ピン256を
上圧している弾発バネ257の弾力よりもストリッパ押
さえピン43を下圧する弾発バネ433での下圧力が弱
くなり、ストリッパ部25は前記した2mだけ上昇し、
第1、第2フィンガ221,222が共に閉じ、可動板
21は最左側でしぼりピン42は上昇直前である。
次に第28図、第48図および第60図に示すように、
上ダイ4の上昇でしぼりピン42にくいついているしぼ
り加工済量Bはストリッパ251に当って前記しぼりピ
ン42から半分以上抜け、第1フインガ221には押し
込みロッド24の前に置かれた次の1次加工品Bが前記
押し込みロッド24で押送され、閉じている前記第1フ
インガ221に前述のようにこれを後退させて挾持させ
る寸前にある。
上ダイ4の上昇で第29図、第49図におよび第61図
に示すようにカム溝係合ピン214が第2垂直溝314
から第1左傾斜満312に入ると下部切換爪32をスプ
リング325の弾力に抗してこれを反時計方向に回動さ
せて進入する。
ここで、上ダイ4の上昇でしぼりピン42も上昇し、し
ぼり加工流量Bは前記しぼりピン42から完全に抜け、
第2フインガ222に挟持され、次の加工品Cが第1フ
インガ221に押し込みロッド24で押し込まれて挾持
され、可動板21が右側に移動し始める。
カム溝係合ピン214が第30図に示すように第1左傾
斜溝312の中間位置ではり動板21が右側に移動中な
のでしぼり加工流量Bを第2フインガ222が挾持し、
次の加工品Cを第1フインガ221が挟持して、次の加
工品Cをしぼり孔122に、またしぼり加工流量Bをし
ぼり品薄下孔112方向へ移送する。
第31図および第50図に示すように上ダイ4の上昇に
よりカム溝係合ピン214が第1左傾斜溝212から第
1垂直溝211に入ると可動板21は瞬間停止し、カム
の上死点に前記カム溝係合ピン214が達する。
次に上ダイ4の下動が生じると第32図に示すようにカ
ム溝係合ピン214は第1垂直満211から下部切換爪
32で第1左傾斜溝212に入るのを阻止され、第1右
傾斜溝213に入り可動板21は前記した瞬間停止のあ
と再び右側に移動し、第1フインガ221、第2フイン
ガ222で挾持している次の加工品C,Lぼり加工流量
Bをそれぞれしぼり孔122 、Lぼり品薄下孔112
の直前まで移送する。
第33図および第51図に示すように上ダイ4の下動に
伴ないカム溝係合ピン214が第1右傾斜溝213から
第3垂直溝315に入る直前では第1フインガ221が
挾持している次の加工品Cがしぼり孔122に合致し、
第2フインガ222が挾持しているしぼり加工流量Bが
しぼり品薄下孔112に合致する位置にそれぞれ達する
次に前述した第17図、第42図および第58図に示す
状態と同じ状態に第34図、第52図および第62図に
示すようになり、ストリッパ押さえピン43がストリッ
パホルダ252の上部を押しストリッパ251が第1お
よび第2フィンガ221.222の各1対ずつのフィン
ガ間に入いりこれを後退させるため、両フィンガで挾持
していた次の加工品Cとしぼり加工流量Bはそれぞれフ
ィンガから外れる。
次の加工品Cはしぼり孔122と合致した位置でしぼり
ピン42で押さえられ、しぼり加工流量Bはしぼり品薄
下孔112から下方に落下する。
最後に第35図および第53図に示すように、前述した
第17図、第42図および第58図の説明と同じように
可動板21は右側へ移動し、しぼり品薄下孔112から
落下したしぼり加工流量Bはこの孔上に配設されている
回収箱5内に回収される。
このあとの次の加工品Cのしぼり加工に要する一連の連
続動作は第19図および第58図の前述した説明以下の
動作と同じであって重複説明となるので省略する。
[発明の効果] この発明は以上説明したように構成されているので、以
下に記載する効果を奏する。
この発明の絞り加工機はしぼり型内に押送された加工品
を上ダイの上、下動に連動してしぼり北上に送り込み、
しぼり加工が終ったらしぼり品薄下孔位置に自動的に送
り出す順送り機構を設けたので、小物探しぼり加工が連
続的にでき、量産化と合せて自動化ができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの発明の1実施例を示すもので、第1図
は絞り加工機の下ダイ上の順送り機構とカム機構の関係
を示す平面図、第2図は第1図の■−■断線における断
面図、第3図は第1図の■−■断線における断面図、第
4図はカム機構の正面図、第5図は同じく裏面図、第6
図は第4図の断線における断面図、第7図は第5図の断
線における断面図、第8図(a)から第8図telまで
はそれぞれカム機構の構成を示す組立手順の斜視図、第
9図、第13図、第16図、第17図および第19図か
ら第26図まではいずれも絞り加工機の要部のより詳し
い縦断面による動作説明図、第10図、第11図、第1
2図、第14図、第15図、第18図および第27図か
ら第35図まではいずれも前記加工機の要部の縦断面に
よる動作説明図、第36図から第53図まではいずれも
下ダイ上の順送り機構の要部の動作説明図、第54図は
下ダイおよび順送り機構部分の断面図、第55図は第3
7図の断線に沿った断面図、第56図は第38図の断線
に沿った断面図、第57図から第61図まではいずれも
下ダイおよび順送り機構部分の断面による動作説明図、
第62図は第52図の断線に沿った断面図である。 1・・・下ダイ 112・・・しぼり品薄下孔 122・・・しぼり孔 2・・・順送り機構 21・・・可動板 221・・・第1のフィンガ 222・・・第2のフィンガ 24・・・押し込みロンド 25・・・ストリッパ部 3・・・カム機構 4・・・上ダイ      A・・・加工品42・・・
しぼりピン    B・・・しぼり加工済量43・・・
ストリッパ押さえピン C・・・次の加工品持 許 出 願 人 株 式 第8図(こ) 222・・第2のフィンガ 第16図 第17図 222・・・第2のフィンガ 第18図 第19図 第20図 ・第2のフィンガ 222・・・第2のフィンガ 222・・・第2のフィンガ 222・・・第2のフィンガ 111…第2のフインガ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. しぼり孔122を設けた下ダイ1としぼりピン42を設
    けた上ダイ4とを用いて被加工物をしぼり加工するもの
    において、しぼり孔122およびしぼり品落下孔112
    を設けた下ダイ1と、この下ダイ1上に配置された加工
    品Aを前記しぼり孔122上まで挟持して運ぶ第1のフ
    ィンガ221およびしぼり孔122上からしぼり品落下
    孔112上まで運ぶ第2のフィンガ222をそれぞれ前
    記しぼり孔122としぼり品落下孔112との孔間隔で
    下ダイ1上に配設し、かつ前記第1および第2の各フィ
    ンガ221、222上にあって前記上ダイ4の下動時に
    前記第1および第2の各フィンガ221、222と係合
    してこれら第1のフィンガ221、第2のフィンガ22
    2をそれらの自己閉じ力に抗して開らくと共に、前記し
    ぼりピン42に嵌合したしぼり加工済品Bを前記しぼり
    ピン42から外ずすストリッパ部25ならびに前記第1
    および第2の各フィンガ221、222を備え前記下ダ
    イ1上に配設した可動板21をそれぞれ有する順送り機
    構2と、前記上ダイ4の上下動に関連して前記可動板2
    1を前記各孔122、112の孔間隔で移動させる細長
    いほぼ6角形のカム部および上下に切換爪を有するカム
    機構3と、前記上ダイ4に弾力的に突設した前記しぼり
    ピン42とストリッパ押さえピン43とをそれぞれ具備
    してなる絞り加工機。
JP63280900A 1988-11-07 1988-11-07 絞り加工機 Pending JPH02127929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63280900A JPH02127929A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 絞り加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63280900A JPH02127929A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 絞り加工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02127929A true JPH02127929A (ja) 1990-05-16

Family

ID=17631511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63280900A Pending JPH02127929A (ja) 1988-11-07 1988-11-07 絞り加工機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02127929A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102950187A (zh) * 2012-12-12 2013-03-06 慈溪市天时机械有限公司 新型多工位自动拉伸冲床

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127128A (ja) * 1985-11-26 1987-06-09 ゼ ユ−エス ベア−ド コ−ポレ−シヨン 迅速変換ダイセツト装置を備えたトランスフアプレス
JPS63140730A (ja) * 1986-12-03 1988-06-13 Uemura Kinzoku Kogyo Kk トランスフア送り機構を備えたプレス金型

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127128A (ja) * 1985-11-26 1987-06-09 ゼ ユ−エス ベア−ド コ−ポレ−シヨン 迅速変換ダイセツト装置を備えたトランスフアプレス
JPS63140730A (ja) * 1986-12-03 1988-06-13 Uemura Kinzoku Kogyo Kk トランスフア送り機構を備えたプレス金型

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102950187A (zh) * 2012-12-12 2013-03-06 慈溪市天时机械有限公司 新型多工位自动拉伸冲床
CN102950187B (zh) * 2012-12-12 2015-04-01 慈溪市天时机械有限公司 新型多工位自动拉伸冲床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112467494B (zh) 一种汽车连接器端子折弯裁切机
CN112404678A (zh) 一种铁板等离子打孔设备
EP0539669A1 (de) Verfahren zum Betreiben eines Tafelanlagesystems für Stanzpressen.
CN113083980A (zh) 一种变压器电力金具冲压成型机械及冲压成型方法
DE2320625A1 (de) Maschine zum herstellen von anschlussdraehten
US5799391A (en) Apparatus for significantly advancing a carrier strip and crimping various terminal configurations
JPH02127929A (ja) 絞り加工機
US3130620A (en) Punch and guide assembly
US3354692A (en) Electrical connector contact crimping tool
EP0601408A2 (de) Werkzeug zum Verpressen von isolierten Aderendhülsen in Bandform
US4218004A (en) Incremental strip feeder
US3390567A (en) Crimping press with automatic feed
US3665795A (en) Two stage workstock locator for punch presses
DE2062759C3 (de) Vorschub- und Schneideeinrichtung für eine Maschine zum gleichzeitigen Anschlagen mehrerer elektrischer Verbinder
JPH02117082A (ja) 電気コネクタを終端接続する方法及び装置
CN212171761U (zh) 文件夹夹具
CN220944002U (zh) 压接装置
DE2201377A1 (de) Behaelterverschluss-Zufuehrvorrichtung
CN220585685U (zh) 线束端子模具强制内退料结构
US3919909A (en) Press with adjustable stroke
CN210547583U (zh) 一种快速定向取料系统
CN116511351B (zh) 一种金属件冲压模具及其使用方法
CN215145306U (zh) 一种卧式数控开料机
CN216710600U (zh) 立式垫片送料机构
CN214283516U (zh) 一种纽扣铆接机及直列纽扣铆接机构