JPH02127626A - 並列光演算モジュール - Google Patents

並列光演算モジュール

Info

Publication number
JPH02127626A
JPH02127626A JP28040388A JP28040388A JPH02127626A JP H02127626 A JPH02127626 A JP H02127626A JP 28040388 A JP28040388 A JP 28040388A JP 28040388 A JP28040388 A JP 28040388A JP H02127626 A JPH02127626 A JP H02127626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
slm
incident
reflected
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28040388A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kurokawa
隆志 黒川
Seiji Fukushima
誠治 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP28040388A priority Critical patent/JPH02127626A/ja
Publication of JPH02127626A publication Critical patent/JPH02127626A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、画像のような配列ディジタルデータ光 算処理できる並列光演算モジュールに関するものである
(従来の技術) 従来の電子計算機においては、大容量配列のディジタル
データの演算を1データずつ行なっている。
このような演算装置においては、配列の処理は、処理を
施されるデータ数の回数だけ繰り返すことになる。具体
的には、大容量メモリ内の演算処理対象のデータは、プ
ロセッサ(CP U)からアクセスされると、データバ
スを経由して読み出される。このデータは、CPU内で
プログラムに従って処理された後、再度データバスを経
由して大容量のメモリーに書き込まれる。この処理が、
1組のデータの演算結果を得るために必要なステップで
ある。多次元のシミュレーションや画像処理においては
、1個から100個程度のCPU、あるいはレジスター
を使用して、必要な回数だけ上記したような処理を繰り
返して演算を行っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の演算装置においては、次
のような問題点を有していた。
■大容量の配列データの演算を行う時、処理されるデー
タを記憶装置から取り込み、演算終了後、記憶装置に書
き込む処理を時系列的に行うので、配列のデータ数が増
加すると、処理に必要な時間はデータ数に比例して長く
なる。
■半導体LSIのプロセッサ、あるいは半導体LSIの
プロセッサ内のレジスタを複数配置し高速化が図られて
いるが、配線などの実装上の問題により、従来の電子回
路の技術ではその数の限度は低い。
■半導体LSIのプロセッサと記憶装置は、双方向の通
信を行うデータバスで接続されているため、半導体LS
Iのプロセッサと記憶装置の時間的な利用率が低く、処
理の効率が悪い。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、大容量の配列デー
タに対して、複数個のデータの処理を同時に行うことが
でき、高速な処理が可能で、かつ簡易な構成を有する並
列光演算モジュールを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)では、配列ディ
ジタルデータ光を並列に処理する並列光演算モジュール
において、光源部と、プログラム信号の印加状態によっ
てデータ光の照射領域に入射した光源光の偏光状態を変
化させる空間光変調素子と、光源光を空間光変調素子に
入射させ、かつ、空間光変調素子の反射光を光源光の入
射方向と所定角度をもった方向に分岐する反射光分岐手
段とからなる第1の演算部と、プログラム信号の印加状
態によってデータ光の照射領域に入射した光の偏光状態
を変化させる空間光変調素子と、この空間光変調素子へ
前記反射光分岐手段による分岐光を入射させ、当該空間
光変調素子の反射光を該分岐光の入射方向と所定角度を
もった方向に分岐する反射光分岐手段とからなる第2の
演算部と、第1並びに第2の演算部の各空間光変調素子
にデータ光を入射させる入力部と、前記第2の/XX顔
部反射光分岐手段による分岐光から所定の偏光面を有す
る光を抽出する偏光抽出手段と、2次元的な受光部を有
し、前記第2の演算部の反射光分岐手段による光を電気
信号に変換する光電変換部と、該光電変換部で変換され
た電気信号を記憶するとともに、前記第1及び第2の演
算部にプログラム信号を出力する電子制御部とを備えた
また請求項(2)は、プログラム信号の印加状態によっ
て光の偏光状態および通過状態を変化させるプログラム
液晶パネルを、光源部と第1の演算部の光源光入射側間
と、第1の演算部の分岐光出射側と第2の演算部の該分
岐光の入射側間にそれぞれ配置した。
(作用) 請求項(1)によれば、光源部から出射した光源光は、
第1の演算部の反射光分岐手段を透過した後、空間光変
調素子に入射する。ここで、電子制御部によるプログラ
ム信号が、例えば正電圧状態で空間光変調素子に印加さ
れ、かつ画像のような2次元のディジタルデータ光が入
力部によって空間光変調素子に照射されているならば、
光源光はその偏光状態が変化されて、反射される。一方
、データ光が照射されていなければ、入射時の偏光状態
が保持されて反射される。
このようにして反射された光源光は、反射光分岐手段で
光源光の入射方向と所定角度をもった方向に分岐され、
この分岐光は、第2の演算部に入射し、反射光分岐手段
によって第2の演算部の空間光変調素子に入射する。
この空間光変調素子に、上記と同様に電子制御部による
プログラム信号が、例えば正電圧状態で印加され、かつ
画像のような2次元のディジタルデータ光が入力部によ
って当該空間光変調素子に照射されているならば、入射
光はその偏光状態が変化されて反射される。一方、デー
タ光が照射されていなければ入射時の偏光状態が保持さ
れて反射される。このようにして反射された第1の演算
部による前記分岐光は、第2の演算部の反射光分岐手段
によって、前記分岐光の入射方向とは所定角度をも・)
た方向に分岐されて、偏光抽出手段に入射する。この偏
光抽出手段により所定の偏光面を存する光のみが抽出さ
れて、この抽出光が光電変換部の受光部で受光され、電
気信号に変換される。この電気信号が、演算処理結果と
して電子制御部に入力され、記憶される。
また、請求項(2)によれば、光源部から出射した光源
光は、プログラム液晶パネルに入射する。
このプログラム液晶パネルへの電子制御部によるプログ
ラム信号の印加状態に応じて、例えば偏光状態を変化あ
るいは保持されて、第1の演算部の反射光分岐手段を透
過した後、空間光変調素子に入射する。ここで、電子制
御部によるプログラム信号が例えば正電圧状態で空間光
変調素子に印加され、かつ画像のような2次元のディジ
タルデータ光が入力部によって空間光変調素子に照射さ
れているならば、光源光はその偏光状態が変化されて、
反射される。一方、データ光が照射されていなければ、
入射時の偏光状態が保持されて反射される。
このようにして反射された光源光は、反射光分岐手段で
光源光の入射方向と所定角度をもった方向に分岐され、
プログラム液晶パネルに入射する。
このプログラム液晶パネルへの電子制御部によるプログ
ラム信号の印加状態に応じて、例えば偏光状態を変化あ
るいは保持され、さらには通過するか否かが制御される
。このプログラム液晶パネルを通過した光は、第2の演
算部に入射し、反射光分岐手段によって第2の演算部の
空間光変調素子に入射する。
この空間光変調素子に、上記と同様に電子制御部による
プログラム信号が、例えば正電圧状態で印加され、かつ
画像のような2次元のディジタルデータ光が入力部によ
って当該空間光変調素子に照射されているならば、入射
光はその偏光状態が変化されて反射される。一方、デー
タ光が照射されていなければ入射時の偏光状態が保持さ
れて反射される。このようにして反射された第1の演算
部による前記分岐光は、第2の演算部の反射光分岐手段
によって、前記分岐光の入射方向とは所定角度をもった
方向に分岐されて、偏光抽出手段に入射する。この偏光
抽出手段により所定の偏光面を有する光のみが抽出され
て、この抽出光が光電変換部の受光部で受光され、電気
信号に変換される。この電気信号が、演算処理結果とし
て電子制御部に入力され、記憶される。
(実施例) 第1図は、本発明による並列光演算モジュールの一実施
例を示す構成図である。第1図において、1は光源部、
2は第1の演算部、3は第2の6A算部、4は入力部、
5は光電変換部、6は電子制御部、DBはデータバス、
PBはプログラムバス、7はその内部に光源部1、第1
及び第2の演算部2.3、入力部4、光電変換部5を配
設した筐体である。
光源部1は、レーザダイオード(以下、LDという。)
11とLDllによるレーザ光(以下、光源光という。
)を平行ビーム光とするレンズ12とから構成している
第1の演算部2は、電子制御部6によるプログラム信号
P1の印加状態によって後記するようにレンズ12を介
した光源光の偏光状態を変化させるプログラム液晶パネ
ル(以下、PLCという。)21と、電子制御部6によ
るプログラム信号v1の印加状態によって後記するよう
に画像等の2次元ディジタルデータ(以下書き込みデー
タという。)光D1の照射領域がリセット状態となり、
また書き込みデータ光D1の照射領域に入射した光源光
の偏光状態を変化させる空間光変調素子(以下、SLM
という。)22と、PLC21を通過した光源光を透過
してS LM22に入射させ、かつSLM22の反射光
を光源光の入射方向に対して角度90″をもって反射(
分岐)するようにPLC21とSLM22間に配置した
ハーフミラ−プリズム(以下、HMPという。)23と
から構成している。
第2の演算部3は、電子制御部6によるプログラム信号
P2の印加状態によって後記するように、第1の演算部
2のHMP23の反射光の偏光状態および通過状態を変
化させるPLC31と、電子制御部6によるプログラム
信号V2の印加状態によって、後記するように画像等の
2次元の書き込みデータ(ディジタルデータ)光D2の
照射領域がリセット状態となり、また、書き込みデータ
光D2の照射領域に入射した前記反射光の偏光状態を変
化させるSLM32と、PLC31を通過した前記反射
光をSLM32に入射させ、かつ、S LM32の反射
光を前記HMP23の反射光の入射方向に対して角度9
0°をもって透過するように配置したHMP33と、H
MP 33の透過側に配置され電子制御部6によるプロ
グラム信号P3の印加状態によってHMP33の透過光
の偏光状態を変化させるPLC34と、PLC34の通
過光のうち所定の偏光面を有する光(例えばP偏光)の
みを通過させる偏光板(偏光抽出手段)35とから構成
している。
また、第1の演算部2のHMP2Bと第2の演算部3の
PLC31との間にはガラスブロックBLが配置しであ
る。
入力部4は、書き込みデータ光D1を第1の演算部2の
SLM22 (の書き込み面)に結像させるレンズ41
と、書き込みデータ光D2を第2の演算部のSLM32
に結像させるレンズ42とから構成している。
光電変換部5は、第2の演算部3の偏光板35の通過光
を集光するレンズ51と、レンズ51(;よる光が結像
され、この光強度を電気信号に変換するCCDセンサア
レイ52とから構成している。
電子制御部6は、プログラムバスPBを介してプログラ
ム信号y1.y2をSLM22,32に、プログラム信
号PL、P2.P3をPLC21゜31.34にそれぞ
れ出力し、データバスDBを介して光電変換部5による
電気信号を一時記憶するとともに、光源部1のLDII
に動作電力を供給する。
次に第2図に基づいて、前記SLM(空間光変調素子)
22および32の構成並びに動作原理について説明する
。なお、本実施例では、機能的にSLM22.32は同
一のものを採用しているため、SLM22を例にとり説
明することにする。
第2図において、221a、221bはガラス等からな
る透明基板、222a、222bは透明電極、223は
光伝導層、224は多層膜ミラー225は強誘電性液晶
で、透明基板221a221b間に、透明基板221a
の側から透明電極222 a s光伝導層223、多層
膜ミラー224、強誘電性液晶225、透明電極222
bの順に積層、配設してS LM22を構成している。
このような構成を有するSLM22は、透明基板221
a側から、書き込みデータ光D1が入力部4のレンズ4
1を介して結像され、読み出し光となる光源光が、HM
P 23を透過して透明基板221b側から入射し、か
つ、透明電極222aを接地し、透明電極222bにプ
ログラム信号v1を印加するようになっている。
次に、SLM22の動作原理を説明する。まず、透明電
極222bに負電圧状態のプログラム信号V1を印加し
、かつ、全面に書き込みデータ光D1を照射しリセット
状態とする。このとき、光伝導層223は、全面で低抵
抗となり、これにょリ、強誘電性液晶224に負電圧が
印加され、0°の配向状態となる。
次に、透明電極222bに正電圧状態のプログラム信号
V1を印加し、読み出し光となる光源光(平行ビーム光
)を直線偏光の状態で、例えばp (s)偏光をHMP
23を介してSLM22に入射させるとともに、書き込
みデータ光D1を照射する。このとき、この書き込みデ
ータ光D1の照射領域では、光伝導層223の抵抗が低
くなり、これにより、強誘電性液晶225に正電圧が印
加されるため配向状態が45@変わり、多層膜ミラー2
24で反射された光源光は、偏光方向が90″と回転し
た直線偏光s (p)偏光となって反射され、HMP2
3で反射される。
一方、書き込みデータ光D1の照射されていない領域で
は、光伝導層223の抵抗が高いために、正電圧が強誘
電性液晶225に印加されず、初めのリセット状態の配
向状態が保持されたままとなっている。従って、光源光
の偏光状態は変わらず、元の直線偏光p (s)偏光の
ままで反射され、HMP23で反射される。
なお、強誘電性液晶225では、配向状態が保持される
性質があるため、書き込みデータ光D1の照射を停止し
ても読み出し状態は変わらない。
従って、このメモリ状態をリセットするには、最初のよ
うに、透明電極222bに負電圧状態のプログラム信号
v1を印加し、かつ、全面に書き込みデータ光D1を照
射すればよい。
次に、第3図に基づいて、前記PLC(プログラム液晶
パネル)21.31および34の構成並びに動作原理に
ついて説明する。なお、本実施例では、PLO21,3
4では同一のものを採用しているため、第3図の(a)
においてPLC21を例にとって説明し、PLC31に
ついては、第3図の(b)にて説明することにする。
第3図(a)において、211a、211bはガラス等
からなる透明基板、212a、212bは透明電極、2
13は強誘電性液晶で、透明基板211a、211b間
に、透明基板211a側から透明電極212a、強誘電
性液晶213、透明電極212bの順に積層、配設して
PLC21を構成している。また、透明電極212aを
接地し、透明電極212bにプログラム信号P1を印加
するようになっている。
このような構成を有するPLC21では、強誘電性液晶
213が22.5”方向に配向されており、透明電極2
12bに正電圧状態のプログラム信号P1を印加すると
、当該PLC21への入射光はその偏光方向が90@回
転する。即ち、p偏光はS偏光に、S偏光はp偏光とな
って出射する。
一方、透明電極212bに負電圧状態のプログラム信号
P1を印加すると、偏光方向は変わらない。
即ち、p偏光あるいはS偏光ともそのままの状態で出射
する。
また、第3図(b)において、311a、311bは透
明基板、312a、312bは透明電極で、これら透明
電極31.2a、312b間にゲストホスト液晶313
を配設してPLC31を構成している。また、透明電極
312a、312b間にプログラム信号P2を印加する
ようになっている。
ゲストホスト液晶313では、ホスト液晶にホモジニア
ス配向したネマティック液晶を、ゲスト材料には使用波
長に吸収をもつ色素を用いである。
従って、プログラム信号P2が印加されていないときに
は、偏光状態が不変のまま、即ち、p偏光はp偏光、S
偏光はS偏光のままで通過し、一方、プログラム信号P
2が印加されていないときには、p偏光は通過せず、S
偏光はそのまま通過するように配向の向きを設定しであ
る。
次に、上記構成による並列光演算モジュールの演算動作
例を、電子制御部6によるプログラム信号Pi、P2.
P3のPLC21,31,34への印加状態の組合せに
対応して第4図に従い、順を追って説明する。なお、第
4図においては、プログラム信号Pl、P2.P3が正
電圧、負電圧または印加されていない場合、かつ、書き
込みデータ光DI、D2の照射、非照射をそれぞれ論理
レベルrlJ、rOJに対応させ、LDllによる光源
光はp偏光とし、さらに各PLC21゜31.34、S
LM22,32、偏光板35を通過した光の偏光面をp
/Sで、また通過しない場合を「0」で示し、かつ、光
の各到達部材は、第1図に付した符号を用いて表わして
いる。また、以下の動作ではSLM22.32はリセッ
トされた後、プログラム信号Vl、V2が正電圧状態で
SLM22.32に印加されているものとする。
まず、第4図(a)に示すように、プログラム信号PI
、P3が負電圧状態(PL、P3−0)で印加され、プ
ログラム信号P2が印加されていない(P2−0)場合
について説明する。この場合、光源部1のLDllから
出射したp偏光の光源光は、レンズ12で平行ビーム光
とされて、PLC21に入射し、PLC21をp偏光の
ままの状態で通過し、さらにHMP23を透過した後、
S LM22に入射する。
ここで、書き込みデータ光D1がSLM22に照射され
ていないときには、光源光はS LM22において、偏
光方向の回転作用を受けない。従って、光源光は、p偏
光のままでSLM22で反射され、さらにHMP23で
反射されてガラスブロックBLを伝搬した後、PLC3
1に入射するが、PLC31にはプログラム信号P2が
印加されていないので、PLC31を通過することがで
きず、演算処理結果は「0」となる。
一方、書き込みデータ光D1が、入力部4を介してSL
M22に照射されていると、S LM22に入射したp
偏光の光源光は、偏光方向が90″回転した直線偏光、
即ち、S偏光となって反射され、さらにHMP23で反
射されてガラスブロックBLを伝搬した後、PLC31
に入射する。この入射光はS偏光であるのでPLC31
を通過し、さらに、HMP33で反射されて、SLM3
2に入射する。
ここで、書き込みデータ光D2がSLM32に照射され
ていないときには、入射したS偏光は偏光方向の回転作
用を受けずに、S偏光のままで反射され、HMP33を
透過し、さらにPLC34を通過して偏光板35に入射
する。しかし、この入射光はS偏光であるので、偏光板
35を通過できず、演算処理結果は「0」となる。
一方、書き込みデータ光D2が、SLM32に照射され
ていると、S LM32に入射したS偏光は、偏光方向
が90@回転されてp偏光となって反射され、HMP3
3を透過し、PLC34を通過して偏光板35に入射す
る。この入射光はp偏光であるので、偏光板35を通過
して、光電変換部5のレンズ51で集光されてCCDセ
ンサアレイ52で受光される。ここで電気信号に変換さ
れて、データバスDBを介して電子制御部6に、この演
算処理結果が「1」として記憶される。
このように、各プログラム信号がPI−0゜P2−0.
P3−0の設定条件では、当該並列光演算モジュールは
、書き込みデータ光DI、D2の両者がSLM22.3
2にそれぞれ照射されているときのみ、演算処理結果が
「1」となる、いわゆるrANDJとして機能している
次に、第4図(b)に示すように、プログラム信号P1
が負電圧状B(Pl−0)で印加され、プログラム信号
P3が正電圧状態(P3−1)で印加され、プログラム
信号P2が印加されていない(P2−0)場合について
説明する。この場合、SLM22に書き込みデータ光D
1が照射されていないときは、前記第4図(a)の場合
と同様の演算動作をなして、同一の演算処理結果「0」
となる。
一方、書き込みデータ光D1が、入力部4を介してSL
M22に照射されているときには、p偏光の光源光が偏
光方向が90″回転されてS偏光となって反射され、こ
のS偏光がHMP 2B、ガラスブロックBL、PLC
321,HMP33を介して、SLM32に入射する。
このとき、書き込みデータ光D2が、人力部4を介して
SLM32に照射されていないならば、S偏光はそのま
まの状態でS L M 32で反射され、HMP3 B
を透過してPLC34に入射する。ここでPLC34に
入射したS偏光は、偏光方向が90°回転されて、p偏
光となって偏光板35に入射する。
この入射光はp偏光であるので、偏光板35を通過し、
光電変換部5のCCDセンサアレイ52で受光される。
ここで電気信号に変換され、データバスDBを介して電
子制御部6に、この演算処理結果が「1」として記憶さ
れる。
他方、S偏光がSLM32に入射したときに、書き込み
データ光D2がSLM32に照射されているときには、
S偏光は偏光方向が90@回転されて、p偏光となって
SLM32で反射され、HMP33を透過した後、PL
C34に入射する。
この入射したp偏光は、偏光方向が90″回転されてS
偏光となって偏光板35に入射するが、S偏光であるの
で偏光板35を通過できず、演算処理結果は「0」とな
る。
このように、各プログラム信号がPI−0゜P2−0.
P3−1の設定条件では、当該並列光演算モジュールは
、書き込みデータ光D1がS LM22に照射され、か
つ書き込みデータ光D2がSLM32に照射されていな
いときのみ、演算処理結果が「1」となる。
次に、第4図(C)に示すように、プログラム信号PI
、P3が負電圧状態(PI、P3−0)”l?印加され
、プログラム信号P2が印加されている( P 2−1
. )場合を説明する。この場合、上記したと同様に、
光源部1のLDllによるp(&i光の光源光はレンズ
12、PLC21、HMP23を介し゛cp偏光のまま
でSLM22に入射する。このとき、入力部4を介して
書き込みデータ光D1がSLM22に照射されていない
ときには、光源光は偏光方向の回転作用を受けず、p偏
光のままでSLM22で反射され、さらにHMP23で
反射されてPLC31を通過し、HMP33で反射され
て、S L M 32に入射する。
ここで、書き込みデータ光D2がSLM32に照射され
ていないときには、入射したp偏光は偏光方向の回転作
用を受けずに、p偏光のままでS LM32で反射され
、HM P 3 Bを透過し、さらにPLC34を通過
して偏光板35に入射する。
この入射光はp偏光であるので、偏光板35を通過して
、光電変換部5のレンズ51で集光されて、C,CDセ
ンサアレイ52で受光される。ここで電気信号に変換さ
れ、データバスDBを介して電子制御部6に、この演算
処理結果が「]」として記憶される。
一方、書き込みデータ光D2がS L M 32に照射
されているときには、S LM32に入射したp偏光は
、偏光方向が90″回転されてS偏光となって反射され
、HMP33を通過し、さらにPLC34を通過して、
偏光板35に入射する。
しかし、この入射光はS偏光であるので、偏光板35を
通過できず、演算処理結果は「0」となる。
また、p偏光の光源光がSLM22に入射したときに、
書き込みデータ光D1がSLM22に照射されていると
きは、p偏光の光源光は偏光方向が90″回転されてS
偏光となって反射され、このS偏光がHMP2B、ガラ
スブロックBL。
PLC31,HMP33を介してSLM32に入射する
。このとき、書き込みデータ光D2がSLM32に照射
されていないならば、S偏光はそのままの状態でSLM
32で反射され、HMP33を透過し、さらにPLC3
4を通過して偏光板35に入射する。しかし、この入射
光はS偏光であるので偏光板35を通過できず、演算処
理結果は「0」となる。
一方、S偏光となった光源光がSLM32に入射したと
きに、書き込みデータ光D2がSLM32に入射されて
いるときには、S偏光は偏光方向が90″回転されてp
偏光となってS LM32で反射され、HMP33を透
過した後、PLC34、偏光板35に入射する。この入
射光はp偏光であるので、偏光板35を通過し、光変換
部5のCCDセンサアレイ52で受光される。ここで電
気信号に変換され、データバスDBを介して電子制御部
6に、この演算処理結果か「1」と(7て記憶される。
このように、各プログラム信号がそれぞれPl−O,P
2−1.P3−0の設定条件では、当該並列光演算モジ
ュールは、両書き込みデータ光DI、D2ともSLM2
2.32に照射されていないとき、または、両書き込み
データ光D]。
D2とも照射されているときに演算処理結果が「1」と
なる、いわゆるrX N ORJとして機能している。
次に第4図(d)に示すように、プログラム信号が負電
圧状態で(P 1−0)で印加され、プログラム信号P
2が印加されていて(P2−1)、プログラム信号P3
が正電圧状態(P3−1)で印加されている場合につい
て説明する。この場合、書き込みデータ光D1がSLM
22に照射されていないとき、あるいは、SLM22に
照射されているときに、このSLM22によって反射さ
れたp偏光あるいはS偏光がSLM32に入射するまで
の動作は、前述の第4図(c)の場合と同様である。
ここで、書き込みデータ光D1がSLM22に照射され
ておらず、それによるp偏光がS LM32に入射した
ときに、書き込みデータ光D2がSLM32に照射され
ていないときには、入射したp偏光は、p偏光のままで
SLM32で照射され、HMP33を透過しPLC34
に入射する。この入射したp偏光は偏光方向が90°回
転されてS偏光となって偏光板35に入射するが、S偏
光であるので偏光板35を通過できず、演算処理結果は
rOJとなる。
一方、p偏光がSLM32に入射したときに、書き込み
データ光D2がSLM32に照射されているときには、
p偏光は偏光方向が90°回転されてS偏光となってS
LM32で反射され、HMP33を透過し、PLC34
に入射する。この入射したS偏光は偏光方向が90″回
転されて、p偏光となって偏光板35に入射する。この
入射光はp偏光であるので、偏光板35を通過し、光電
変換部5のCCDセンサアレイ52で受光される。ここ
で電気信号に変換され、データバスDBを介して電子制
御部6に、演算処理結果が「1」として記憶される。
また、書き込みデータ光D1がSLM22に照射されて
いて、これによるS偏光がS LM32に入射したとき
に、書き込みデータ光D2がSLM32に照射されてい
ないときには、入射したS偏光はS偏光のままでSLM
32で反射されてHMP33を透過し、PLC34に入
射する。この入射したS偏光は偏光方向が90″回転さ
れてp偏光となって偏光板35に入射する。この入射光
はp偏光であるので偏光板35を通過し、光電変換部5
のCCDセンサアレイ52で受光される。
ここで、電子信号に変換され、データバスDBを介して
電子制御部6に、演算処理結果が「1」としてご己憶さ
れる。
一方、S偏光がSLM32に入射したときに、書き込み
データ光D2がSLM32に照射されているときには、
S偏光は偏光方向が90″回転されて、p偏光となって
SLM32で反射され、HMP33を透過し、PLC3
4に入射する。この入射したp偏光は、偏光方向が90
回転されてS偏光となって偏光板35に入射するが、S
偏光であるので偏光板35を通過できず、演算処理結果
は「0」となる。
このように、各プログラム信号がそれぞれP1=0.P
2−1.P3−1の設定条件では、書き込みデータ光D
1がSLM22に照射されていて、かつ、書き込みデー
タ光D2がSLM32に照射されていないとき、あるい
は書き込みデータ光D1がS LM22に照射されてお
らず、かつ、書き込みデータ光D2がSLM32に照射
されているときに演算処理結果が「1」となる、いわゆ
るrXORJとして機能している。
次に、第4図(e)に示すように、プログラム信号P1
が正電圧状態(P 1−1)で印加され、プログラム信
号P2が印加されておらず、プログラム信号P3が負電
圧状態(P3−0)で印加されている場合について説明
する。この場合、PLC21に入射した光源部1のLD
llによるp偏光の光源光は、偏光方向が90″回転さ
れてS偏光となってPLC21を通過し、HMP 2 
Bを透過した後、SLM22に入射する。
ここで、書き込みデータ光D1がS L M 22 +
、:照射されていないときには、光源光はS偏光のまま
でS LM22で反射され、ざらにHMP23で反射さ
れ、ガラスブロックBL、PLC3]をa過し、HMP
33で反射されてS LM32に入射する。このとき、
S LM32に書き込みデータ光D2が照射されていな
いならば、SLM32に入射したS偏光は、S偏光のま
までSLM32で反射され、HMP33を透過し、さら
にPLC34を通過して偏光板35に入射するが、S偏
光であるので、偏光板35を通過できず、演算処理結果
は「0」となる。
一方、S偏光がS LM32に入射しているときに、書
き込みデータ光D2がSLM32に照射されているとき
には、S偏光は偏光方向が90″回転され、p偏光とな
ってS LM32で反射され、HMP33を透過した後
、PLC34を通過して偏光板35に入射する。この入
射光はp偏光であるので、偏光板35を通過し、光電変
換部5のCCDセンサアレイ52で受光される。ここで
、電気信号に変換され、データバスDBを介して電子制
御部6に、演算処理結果が「1」として記憶される。
また、S偏光となった光源光がSLM22に入射したと
きに、書き込みデータ光D1がSLM22に照射されて
いるときは、S偏光は偏光方向か90@回転され、p偏
光となってS LM22で反射され、さらにHMP23
で反射され、ガラスブロックBLを伝搬後、PLC31
に入射する。
しかし、この入射光はp偏光であるので、PLc31を
通過することができず、演算処理結果は、書き込みデー
タ光D2の照射、非照射状態にかがわらず、「0」とな
る。
このように、各プログラム信号がそれぞれPl−1、P
 2−0.  P 3−0(7)設定条件テハ、当該並
列光演算モジュールは、書き込みデータ光D1がSLM
22に照射されておらず、かつ、書き込みデータ光D2
がS LM32に照射されているときのみ、演算処理結
果が「1」となる。
次1:、第4図(f)に示すように、プログラム信号P
I、P3が正電圧状!’(Pi、P3−1)で印加され
、プログラム信号P2が印加されていない(P2−0)
場合について説明する。この場合、書き込みデータ光D
1がS LM22に照射されていないときに、SLM2
2で反射されたS偏光がSLM32に入射し、このS 
LM32に書き込みデータ光D2の照射、非照射時のS
 L M 32で反射されたS偏光、p偏光が、PLC
34に入射するまでの動作、かつ、S偏光がSLM22
に入射したときに、書き込みデータ光D1がSLM22
に照射されていて、それによりp偏光がPLC31を通
過できずに、演算処理結果が「0」になる動作は第4図
(e)の場合と同様である。
ここで、書き込みデータ光DI、D2の両者が非照射状
態であるためにPLC34に入射したS偏光は、偏光方
向が90″回転され、p偏光となって偏光板35に入射
する。この入射光はp偏光であるので、偏光板35を通
過し、光電変換部5のCCDセンサアレイ52で受光さ
れる。ここで電気信号に変換され、データバスDBを介
して電子制御部6に演算処理結果が「1」として記憶さ
れる。
一方、書き込みデータ光D1がSLM22に照射されて
おらず、書き込みデータ光D2がSLM32に照射され
ているために、PLC34に入射したp偏光は、その偏
光方向が90’回転されてsW光となって偏光板35に
入射するが、S偏光であるので偏光板35を通過できず
、演算処理結果はrOJとなる。
このように、各プログラム信号がそれぞれPl−1,P
2−0.P3−1の設定条件では、当該並列光演算モジ
ュールは、書き込みデータ光DI。
D2の両者がSLM22.32に照射されていないとき
のみ、演算処理結果が「1」となる、いわゆるrNOR
Jとして機能している。
次に、第4図(g)に示すように、プログラム信号P1
が正電圧状態(P 1−1)で印加され、プログラム信
号P2が印加されていて(P2−1)プログラム信号P
3が負電圧状!!(P3−0)で印加されている場合に
ついて説明する。この場合SLM22にS偏光が入射し
たときに書き込みデータ光DI、D2の両者が、SLM
22.32に照射されていないときに、演算処理結果が
「0」であり、書き込みデータ光D1がSLM22に照
射されておらず、かつ、書き込みデータ光D2がSLM
32に照射されているときに、演算処理結果が「1」で
あり、また、SLM22にS偏光が入射しているときに
、書き込みデータ光DIがS LM22に照射されてい
て、p偏光がPLC31に入射するまでは、前記第4図
(e)の場合と同様である。
ここで、書き込みデータ光D1がSLM22に照射され
ているために、PLC31に入射したp偏光は、PLC
31を通過し、HMP33で反射されてSLM32に入
射する。このときSLM32に書き込みデータ光D2が
照射されていないならば、p偏光のままS LM32で
反射され、HMP33を透過した後、PLC34を通過
して偏光板35に入射する。この入射光は、p偏光なの
で偏光板35を通過し、光電変換部5のCCDセンサア
レイ52で受光される。ここで電気信号に変換され、デ
ータバスDBを介して電子制御部6に、演算結果が「1
」として記憶される。
一方、p偏光がS L M 32に入射したときに、S
LM32に書き込みデータ光D2が照射されていると、
入射したp偏光は偏光方向が90°回転されてS偏光と
なって反射され、HMP33を透過し、PLC34を通
過して偏光板35に入射するが、S偏光であるので偏光
板35を通過できず、演算処理結果は「0」となる。
このように、各プログラム信号がPI−1゜P2−1.
P3−0の設定条件では、当該並列光演算モジュールは
、前述した第4図(d)の場合と同様にrXORJとし
て機能している。
次に、第4図(h)に示すように、プログラム信号PI
、P3が正電圧状=<pl−、P3−1)で印加され、
プログラム信号P2が印加されている(P2−1)場合
について説明する。この場合、書き込みデータ光DI、
D2の両者が、S LM22.32に照射されていない
ときに演算処理結果が「1」であり、また、書き込みデ
ータ光D1がSLM22に照射されず、かつ、書き込み
データ光D2が SLM32に照射されているときに演
算処理結果が「0」であり、S LM22に書き込みデ
ータ光D1か照射されているために、PLC31にp偏
光が入射するまでの動作は、前述の第4図(f)の場合
と同様である。
二二で、書き込みデータ光D1がS LM22に照射さ
れているために、PLC31に入射したp偏光は、PL
C3ゴを通過し、HMP33で反射されてS LM32
に入射する、このとき、SLM32に書き込みデータ光
D2が照射されていないならば、p偏光のままS LM
32で反射され、HMP3Bを透過してPLC34に入
射する。この入射光は、偏光方向が90°回転され、S
偏光となって偏光板35に入射するが、S偏光であるた
めに偏光板35を通過できす、演算処理結果は「0」と
なる。
一方、p偏光がSLM32に入射したときに、書き込み
データ光D2がS LM32に照射されているときには
、入射したp偏光は偏光方向が90″回転されてS偏光
となってS LM32で反射され、HMP 33を透過
し、さらに、PLC34を通過して偏光板35に入射す
る。この入射光はp偏光であるので、偏光板35を通過
し、光電変換部5のCCDセンサアレイ52で受光され
る。ここで、電気信号に変換され、データバスを介して
電子制御部6に、演算処理結果が「1」として記憶され
る。
このように、各プログラム信号がそれぞれPl−1,P
2−1.P3−1の設定条件では、前述した第4図(c
)の場合と同様に、rX N ORJとして機能してい
る。
以上のように、本実施例によれば、画像のような2次元
の配列ディジタルデータを光パターンとして並列に入力
し、その演算処理に関してSLM22.32、PLC2
1,31,34のような演算素子を空間的に多数配置し
、これらを電子制御部6のプログラムに信号Vl、V2
.Pi、P2P3によって、各演算素子毎にプログラム
可能なので、演算および素子間のデータ伝送を並列に実
行でき、簡易な構成で演算処理の高速化を実現できる。
なお、本実施例において、光源としてLDllを用いた
が、これに限定されるものではなく、例えば、大出力発
光ダイオードを用いることができるが、この場合は、偏
光板を配置する必要がある。
また、SLM22,32およびPLC21゜34に用い
た強誘電性液晶は材料自身にメモリ機能を有するので、
SLM22.32あるいはプログラム21.34に書き
込まれたデータあるいはプログラムは、その内容が変化
するまで書き換える必要がない。また、SLMあるいは
PLCには強誘電性液晶のほかにツイストネマティック
液晶を用いることができるが、この場合、液晶自身メモ
リ機能を有していないので、随時データあるいはプログ
ラムを書き換える必要がある。
また、本実施例にあっては、PLC21,31゜34は
全面において均一な電極を使用し、簡単なプログラム信
号によって全画素において、同一の演算が実行可能であ
るが、ストライブ状の透明電極を用い各画素毎に独立し
たプログラム信号を印加できるように構成すれば、画素
毎に異なるスペースバリアントな演算が実行可能となる
また、光電変換部5の別の構成として、第2演算部3か
らPLC34と偏光板35を除去し、光電変換部内に偏
光ビームスプリッタを配置し、p偏光とS偏光の出力光
を二つのCCDCCセンサアレイに光電変換することも
できる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)によれば、画像のよ
うな2次元の配列ディジタルデータを光パターンとして
並列に入力し、それぞれの演算素子毎に並列に処理し、
また各演算素子毎にプログラム可能なので、演算処理時
間を大幅に削減でき、大容量データの演算の高速化を図
れる利点がある。
また、画像処理システムや科学計算用計算機などに組み
込むことができ、高速なデータ処理を行わせることがで
きる。
また、請求項(2)によれば、請求項(1)の効果に加
えて、さらに多機能化を図れる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による並列光演算モジュールの一実施例
を示す構成図、第2図は本発明に係る空間光変調素子の
構成図、第3図は本発明に係るプログラム液晶パネルの
構成図、第4図は本発明に係る演算動作を説明するため
の図である。 図中、1・・・光源部、11・・・半導体レーザ(LD
)12・・・レンズ、2・・・第1の演算部、3・・・
第2演算部、21,31.34・・・プログラム液晶パ
ネル(PLC) 、22.32・・・空間光変調素子(
SLM) 、23.33・・・ハーフミラ−プリズム(
HMP、反射光分岐手段)、35・・・偏光板(偏光抽
出手段)、4・・・入力部、41.42・・・レンズ、
5・・・光電変換部、51・・・レンズ、52・・・C
CDセンサアレイ、6・・・電子制御部、Vl、V2.
Pi。 P2  P3・・・プログラム信号。 特許出願人 日本電信電話株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)配列ディジタルデータ光を並列に処理する並列光
    演算モジュールにおいて、 光源部と、 プログラム信号の印加状態によってデータ光の照射領域
    に入射した光源光の偏光状態を変化させる空間光変調素
    子と、光源光を空間光変調素子に入射させ、かつ、空間
    光変調素子の反射光を光源光の入射方向と所定角度をも
    った方向に分岐する反射光分岐手段とからなる第1の演
    算部と、プログラム信号の印加状態によってデータ光の
    照射領域に入射した光の偏光状態を変化させる空間光変
    調素子と、この空間光変調素子へ前記反射光分岐手段に
    よる分岐光を入射させ、当該空間光変調素子の反射光を
    該分岐光の入射方向と所定角度をもった方向に分岐する
    反射光分岐手段とからなる第2の演算部と、 第1並びに第2の演算部の各空間光変調素子にデータ光
    を入射させる入力部と、 前記第2の演算部の反射光分岐手段による分岐光から所
    定の偏光面を有する光を抽出する偏光抽出手段と、 2次元的な受光部を有し、前記第2の演算部の反射光分
    岐手段による光を電気信号に変換する光電変換部と、 該光電変換部で変換された電気信号を記憶するとともに
    、前記第1及び第2の演算部にプログラム信号を出力す
    る電子制御部とを備えた ことを特徴とする並列光演算モジュール。
  2. (2)プログラム信号の印加状態によって光の偏光状態
    および通過状態を変化させるプログラム液晶パネルを、
    光源部と第1の演算部の光源光入射側間と、第1の演算
    部の分岐光出射側と第2の演算部の該分岐光の入射側間
    にそれぞれ配置した請求項(1)記載の並列光演算モジ
    ュール。
JP28040388A 1988-11-08 1988-11-08 並列光演算モジュール Pending JPH02127626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28040388A JPH02127626A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 並列光演算モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28040388A JPH02127626A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 並列光演算モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02127626A true JPH02127626A (ja) 1990-05-16

Family

ID=17624547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28040388A Pending JPH02127626A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 並列光演算モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02127626A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sawchuk et al. Digital optical computing
Sawchuk et al. Optical crossbar networks
US4948212A (en) Optical processing in III-V and II-VI compound semiconductors
JPH0394530A (ja) 神経平面ネットワーク
US4747069A (en) Programmable multistage lensless optical data processing system
JPH03208029A (ja) 空間光変調器
US5071231A (en) Bidirectional spatial light modulator for neural network computers
Cathey et al. Digital computing with optics
US4764891A (en) Programmable methods of performing complex optical computations using data processing system
JPH02127626A (ja) 並列光演算モジュール
US5682520A (en) Array processor for morphological image processing
US5654538A (en) Optically addressed general purpose programmable logic device
JPH0365933A (ja) 並列光演算装置
EP0215008B1 (en) Programmable methods of performing complex optical computations using data processing system
JPH02171905A (ja) 光加算装置
JPH0285831A (ja) 並列光演算装置
JPH087641B2 (ja) 光学的並列全加算の方法及びその装置
Collins Optical Computing with Optical Spatial Light Modulators
Huang et al. Implementation of a prototype digital optical cellular image processor (DOCIP)
EP0215822B1 (en) Programmable multistage lensless optical data processing system
McArdle et al. A smart-pixel parallel optoelectronic computing system with free-space dynamic interconnections
Walker et al. Design and Construction of a Programmable Optical 16x16 Array Processor
JP2726664B2 (ja) 光学的並列乗算の方法及びその装置
Kuznia et al. Two-dimensional parallel pipeline smart pixel array cellular logic (SPARCL) processors-chip design and system implementation
JPH02310545A (ja) 並列光処理デバイス