JPH0365933A - 並列光演算装置 - Google Patents

並列光演算装置

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JPH0365933A
JPH0365933A JP20261689A JP20261689A JPH0365933A JP H0365933 A JPH0365933 A JP H0365933A JP 20261689 A JP20261689 A JP 20261689A JP 20261689 A JP20261689 A JP 20261689A JP H0365933 A JPH0365933 A JP H0365933A
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JP
Japan
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light
spatial light
spatial
modulation element
readout
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JP20261689A
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Takashi Kurokawa
隆志 黒川
Seiji Fukushima
誠治 福島
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は内機のような大容量の配列データを、それぞれ
の演算素子ごとに並列に光を用いて演算処理できるよう
ににした並列光演算装置に関するものである。
[従来の技術] 従来の電子計算機の技術において、大容量の配列のディ
ジタルデータの演算は、■データづつなされている。こ
の方法において、配列の処理は、処理を施されるデータ
数の回数だけ繰り返すことによってなされる。具体的に
は、メモリー内の演算処理されるデータは、プロセッサ
(CPU)からアクセスされると、データバスを経由し
て読み出される。このデータは、CPU内でプログラム
に従って処理された後、再度データバスを経由してメモ
リー内に書き込まれる。この処理が、1組のデータの演
算結果を得るために必要なステップである。多次元のシ
ュミレーシロンや画像処理においては、1個から100
個程度のcpu、あるいはレジスタを使用して、必要な
回数だけ処理を繰り處して演算を行っていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の技術における演算装置には、
以ドのような問題点があった。
(1)大容量のデータの演算を行うとき、処理されるデ
ータを記憶装置から取り込み、演算処理後、記憶装置に
書き込む処理を時系列に行うので、配列のデータ数が壇
加すると、処理に必要な時間はデータ数に比例して長く
なる。
(2)半導体LSIのプロセッサ、あるいは半導体LS
Iのプロセッサ内のレジスタを複数配置することによっ
て高速化が図られているが、配線等の実装上の問題によ
り、従来の電子回路の技術ではその数の限界は低い。
(3)半導体LSIのプロセッサと記憶装置は、双方向
の通信を行うデータバスで接続されているため、半導体
LSIのプロセッサと記憶装置の時間的な利用率が低く
、処理の効率が悪い。
本発明は、このような背景のもとになされ、上記問題点
を解決するために創案されたもので、大容量の配列デー
タに対して、複数個のデータの処理を同時に高速に行う
ことが可能で、かつ構成がIItIQlな並列光演算装
置を提供することを目的とする。
[課題を解決するtこめの手段] 上記の目的を達成するための本発明の並列光演算装置の
構成(よ、 制御部からの信号に応じ第1の配列データを示す書き退
み光に対応して直線偏光の第1の読み出し光の偏光状態
を変化させ第1のプリズム部を介し出力光として分岐す
る第1の空間光変調素子と、前記第1の空間光変i@1
素子の出力光を第2の涜み出し光として大QJ L n
iJ記制御部からの信号に応じ第2の配列データを示す
書き込み光に対応して該第2の読み出し光の偏光状態を
変化させ第2のプリズム部を介し出力光として分岐する
第2の空間光変調素子と、 前記第2の空間光度R素子の出力光を書き込み光とする
とともに前記制御部からの信号に応じ該書き込み光に対
応して直線偏光の第3の読み出し光の偏光状態を変化さ
U′第3のプリズム部を介し所定方向に出力光として分
岐する第3の空間光変!111s子とを有することを特
徴とする。
[作用〕 本発明は、配列データを画像光として第1と第2の光空
間変調素子に入力し、これらを読み出して第3の光空間
変調素子に書き込むことにより、各光空間変調素子の光
変調機能を利用して種々の演算機能を実現する。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の第1の実施例を示ず構成図である。W
P+は第1の配列データに対応する画像、WF2は第2
の配列データに対応する画像である。
本実施例は、この2つの画像WPI、WP2を3つの空
間光変調素子SLMI、SLM2.SLM3を用いて、
大容量の配列データについて並列に種々の演算を行う。
第1の空間光変調素子SLMIの書き込み面側には、レ
ンズL4を配置し、画象WPIを書き込み光として結像
させる。空間光変調素子SLMIは、制御部CLからの
印加パルスSSIでその書き込みを行う。第1の空間光
変調素子SLMIの読み出1.而側には、第1のプリズ
ム部である偏光ビームスプリッタPBS Iを配置し、
その後方にp偏光を透過する偏光板Piと平行光を作成
するレンズLlを介して光源LAIを設ける。光源LA
lは、レーザーあるいはLEDなどで構威し、制御部C
しからの信号Stに応じて第!の読み出し光を出射する
。この第!の読み出し光は、偏光FLPIでpltm光
とされ、レンズL1で平行光とされて、偏光ビームスプ
リブタPBS lを透過し空間光変調素子SLMSの読
み出し面に入射される。
空間光変調素子SLM目よ、書き込み光に対応して第1
の読み出し光の偏光状態を変化させる。空間光変調素子
SLMIからの偏光面が変化した反射光は、出力光とし
て偏光ビームスプリッタPB81により、入射方向と所
定角度の方向に分岐する。
第2の空間光変調素子SLM2は第1の空間光変調素子
S L M Iと並列に配置し、その書き込み面側には
レンズL5を配置し、画像WF2を書き込み光として結
像させる。空間光変調素子SLM2は、制御部CLから
の印加パルスSS2でその書き込みを行う。第2の空間
光変調素子SLM2の読み出し面側には、第2のプリズ
ム部である偏光ビームスプリッタPB52を配置し、レ
ンズL2を通って入射する第1の偏光ビームスプリッタ
PBS lからの出力光を入射方向に対し90°方向に
反射してその書き読み出し面に入射させる。
上記の出力光は、第2の空間光変調素子SLM2に対す
る第2の読み出し光となる。第2の空間光変調素子S 
L M 2は、上記の書き込み光に対応して第2の読み
出し光の偏光状態を変化させる。第2の空間光変化素子
SLM2からの偏光面が変化した反射光は、出力光とし
て偏光ビームスプリッタPB92を透過し後方に出射さ
れる。
第3の空間光変調素子SLM3は、その書き込み面杢偏
光ビームスプリッタPBS2の出力光の出射方向に向け
て配置し、その出力光を書き込み光とする。この書き込
み光に対してレンズし3を介設し、空間光変tJ8素子
Sl、M3の書き込み面に結像させる。空間光変調素子
SLM3は、制御部CLからの印加パルスSS3でその
書き込みを行う。第3の空間光変調素子SLM3の読み
出し面側には、第3のプリズム部である偏光ビームスプ
リッタr’Bs 3を配置する。偏光ビームスプリッタ
I) B S 3の側面にはS偏光を透過する偏光板P
2と平行光を作成するレンズL6を介して光源りへ2を
設ける。光源りへ2も、レーザーあるいはLEDなとで
構成し、制御部CLからの信号S2に応じて第3の読み
出し光を出射する。この第3の読み出し光は、偏光板P
2でS偏光とされ、レンズL6で平行光とされて、偏光
ビームスプリッタPBS3で90”方向に反射され、空
間光変調素子SLM3の読み出し面に入射される。空間
光変馴素子SLM3は、書き込み光に対応して第3の読
み出し光の偏光状態を変化させる。空間光変調素子SL
M3からの偏光面が変化した反射光は、偏光ビームスプ
リッタPB93を透過し、本装置の演算結果として出力
される。
次に空間光変調素子の構造例を説明する。第2図(a)
、(b)は、本実施例に好適な強誘電性液晶(以下FL
Cと記す)を用いた空間光変調素子の構成図であり、本
出願人が先に出願した特願平1−45716号にて開示
したものであって、(a)はOf!1面図、(b)は電
極パターンを示すための上面図である。この空間光変調
素子lは、以下のように構成される。II、II’ は
ガラス基板、121よ書き込み光に対し感光する光伝導
層、13は誘電体ミラー 14は強誘電性液晶(F L
C)、15.15’ はFLCを配向させるための配向
膜、16.16’ 、16″は透明電極、17はF L
 CI 4層の厚みを一定に保持するためのスペーサー
、18は封止かつ固定するための接着剤、19は上の透
明電極16′をリード電極2′と接続するための下側の
透明電極16″と電気的に接続するための銀ペースト層
である。書き込み面側の一方のガラス基板Il上には透
明電極is、t6″を形成し、その透明電極16上には
無極性の光伝導i12を模椎積の手法によって形成し、
さらに光伝導層12上に順に誘導体ミラー13と配向P
tAl 5を形成する。また、読み出し面側の他方のガ
ラス基板11′上には透明電極■6′を形成し、その透
明電極IG’上には配向膜15’を形成する。配向11
415.15′間は、スペーサーI7によって隙間が形
成され、その隙間にFLC14を充填している。
以上のように構成した実施例の動作および作用を述べる
まず、第2図に示した空間光変調素子の動作を説明する
。第3図(a)、(b)は強誘電性液晶FLC14の配
向状態を示す図であり、第4図(a)。
(b)(よ、空間光変調素子の動作説明図である。
第3図において、ガラス基板z、z’上の配向膜の配向
処理の方向に対し、液晶分子+4aは第2図の透明電極
16.16’に印加される電界の向きに応じて、負電圧
印加時には(lL)に示すように左回転方向に22.5
度の方向(up状態)に配向し、正電圧印加時には(b
)に示すように右回転方向に22.5度の方向(dow
n状態)に揃って配向する。上記において、up状態の
液晶の配向方向と同一または直交方向に偏波した直線偏
波光をr” L CI 4層に入射すると、反射した光
は元の偏光状態のまま戻って来る。一方、d。
wn状態においては、先のような直線偏波光を入射する
と、FLCi 4の屈折率異方性のため戻って来る光は
偏光面が90度回転する。第4図において、(a)は空
間光変調素子1の読み出し面側に偏光ビームスプリッタ
3を配置し、書き込み面側にパターンを書き込んだ時に
偏光ビームスプリッタ3にp偏光を入射さUoた場合の
例である。p偏光は偏光ビームスプリッタ3を透過し、
空間光変調素子lに入射する。ここで、空間光変調素子
lの書き込み面全面に消去光を例えば回路のLED等か
ら印加すると同時に負パルスを空間光変量素子lに印加
しup状態にリセットした後、書き込み像WPを照射す
ると同時に正パルスV=+ l Vlを空間光変調素子
tに印加すれば、書き込み像WPと同じ正規像NWPが
読み出される。逆に空間光変調素子lの書き込み面全面
に消去光を印加すると同時に正パルスV=+ l V 
lを空間光変調素子lに印加しd own状態にリセッ
トした後、書き込み像WPを照射すると同時に負パルス
V=−IVIを空間光変調素子に印加すれば、書き込み
像WPとl!II暗が逆の反転像IWPが読み出される
。(b)は読み出し光をS偏光とし、(a)の場合と直
角方向から偏光ビームスプリッタ3に入射した場合を示
す。このとき読み出し光は、偏光ビームスプリブタ3で
反転し空間先変調素子1に入射する。この場合も(a)
と同様に書き込み時の偏光ビームスプリッタ3への印J
JUパルス■の正負(±1v1)に応じて、正規像NW
Pまたは反転像I W Pが読み出される。
次に、上記の空間光変調素子の動作を踏まえ、第1図の
実施例の動作を説明する。第5図(a)。
(b)、(c)、(d)は第Iの実施例における印加パ
ルスと応答動作を示すタイミングチャート、第6図は第
1の実施例におけるXOR(エクスクル−シブオア)動
作のタイミングチャート、第7図は第1の実施例におけ
るNAND (ナンド)動作のタイミングチャートを示
している。
第1図において、空間光R’JR素子SLMI、SLM
2にはそれぞれWPI、WP2の画像が書き込まれる。
読み出し光は光源LAIより偏光板Plを通ってp偏光
となり、更にレンズLlにより平行ビームとなった後、
偏光ビームスプリッタPBSlを道って空間光変調素子
SLMIに入射する。空間光変調素子SLMIから読み
出された出力光がさらに空間光変調素子SLM2に入射
して読み出される場合の像として、4つの組合せが得ら
れる。即ち、空間光変U8素子SLMlへの書き込みI
IWPIに対し、印加パルスSSlの状態に応じてWP
tの正規像(NWPIと表示)または反転像(IWPI
と表示)が得られるが、空間光変調素子SLM2につい
ても同様であるから、2つの空間光変調素子SLMI、
SLM2を通って読み出される像は、第5図のそれぞれ
に示すように各々の空間光変調素子SLMへの制御部C
Lからの印加パルスのSSI、SS2の状態に応じて、
(a)NWP 1−NWP2、(b)NWP l ・I
WP2、(c)IWP l ・NWP 2、(d)I 
WP I iWP 2の4つのパターンが読み出される
。つまり、2つの人カバターンの画像WP1.WP2の
間の4積用の画像間演算結果が空間光変凋素子SLM2
の後で出力光として出力される。
次にこの読み出し光は空間光変調素子SLM3の書き込
み面側に入射し、空間光変調素子SLM3に書き込まれ
る。空間光変凋素子SLM3の読み出し光は光源LA2
より偏光板P2を通ってS偏光となり、更にレンズによ
り平行ビームとなった後、r’L1s3で反射されたS
LM3に入射する。
ここで、空間光変調素子SLM3に制御部CL上り印加
されるパルスSS3の長さを変えることにより、先の4
種類の演算結果の組合せの和を得ることができる。例え
ば、第6図に示すように、空間光変調素子SLMI、S
LM2への各印加パルスSSI、SS2を第5図の(b
)、CC)の組み合せで印加し、その間に空間光変調素
子SLM3ヘパルスSS3を印加して書き込み状態にず
れば、NWPI−IW+)2とIWPI−NWPIの像
を空間光変凋素子SLM3に書き込むことになり、空間
光変調素子SLM3からは2つの画像WPI、WP2の
間のxORの演算結果が読み出される。第7図は、同様
に空間光変凋素子SLMI。
SLM2への各印加パルスSS3とSS3を第5図の(
b)、(c)、(d)の組み合せで印加し、その間に空
間光変調素子SLM3ヘパルスSS3を印加し書き込み
状態にすることにより、2つの画(II!WPI、WP
2の間のNANDの演算を実行させる場合を示している
。このように、本実施例では強誘電性液晶(FLC)を
用いた空間光変調素子のメモリ性を利用して、空間光変
調素子の後へ出力される4種の演算結果を多重的に空間
光変調素子SLM3に書き込み、それを読み出すことよ
り先の4種の演算結果の複数の組み合せの出力が空間光
変調素子SLM3から得られる。以上によって、画像W
PI、WP2で表されている個々の配列データは並列に
演算されることになる。
第8図は本発明の第2の実施例を示す構成図である。本
実施例は第監図の第■の実施例における空間光変tJ!
4T:子SLMIとSLM2の間に光学的結合を1つの
偏光ビームスプリッタPB94で行うようにして、より
簡単な構成とする場合を示している。第8図において、
第1図と同様に構成する部材や要素には同一の符号を付
しである。本実施列は、1つの偏光ビームスプリブタP
B84の反射面を挾む両側面に空間光変凋素子SLMI
と空間光変!IAI素子SL、M2を読み出し面側を向
けて配置する。光&1ILAI、偏光板Pi、レンズL
lは、空間光変調素子SLMIの読み出し面の反対側の
偏光ビームスプリッタI) BS 4面の後方に配置し
、光源LAIが発する直線偏光の読み出し光を偏光ビー
ムスプリッタPBS4を透過してその読み出し面に入射
する。偏光ビームスプリッタP1394の空間光変調素
子SLM2の反対側の側面には、空間光変調素子SLM
3をその書き込み面側を向けて配置する。この空間光変
調素子SLM3の読み出し面側には、第1図と同様に偏
光ビームスプリッタP[3S3と光1LA2.偏光板P
2゜レンズL6を配置する。偏光ビームスプリッタPB
S3を透過して出力される演算結果は、レンズL7を通
して外部へ出射する。2つの入力画像WPI、WP2は
第1図と同様にそれぞれレンズL4、L5を通して各空
間光変調素子SLMI、SLM2へ書き込まれる。ここ
で、光源LAIからの読み出し光は、Plでp偏光とな
った後、偏光ビームスプリッタPB84を透過して空間
光変調素子SLMIに入射する。空間光変調素子SLM
lによりS偏光に変換された部分の光のみが、偏光ビー
ムスプリッタPBS4で反射し、空間光変換素子SLM
2に入射する。さらに、空間光変調素子SLM2により
再度p偏光に変換された部分の光のみが、偏光ビームス
プリッタPBS4を透過し、空間光度n*子SLM3に
書き込まれる。
従って、本実施例は、第1の実施例と同様な動作となる
。本実施例(第8図)を第1の実施例(第1図)と比較
すると、第1の実施例の2つの偏光ビームスプリッタP
BSI、PB92を1つの偏光ビームスプリブタPBS
4で共用している形態になっている。
第9図は本発明の第3の実施例を示す構成図である。本
実施例は、第1の実施例または第2の実施例の第1の空
間光変調素子SLMIの代わりに、電気書き込み形の空
間光変調素子LCPを用いた四である。第9図(よ第8
図の第2の実施例に適用したものであり、一つの偏光ビ
ームスプリッタP1(S 4 ’の対向する面に上記空
間光変調素子LCPと第2の空間光変調素子SLM2の
読み出し面111+1を配置し、偏光ビームスプリッタ
PB94’ で分岐される空間光度R素子SLM2から
の偏波面が変化した反射光を受ける偏光ビームスプリッ
タPB84’の側面に第3の空間光変調素子SLM3を
配置する。その他の構成は、第8図と同様である。
上記において、電気書き込み形の空間光変調素子LCP
は、例えば信号が電気的に入力される液晶パネルであっ
て、各画素ごとに信号に応じて液晶に電圧がかかる。従
って、書き込まれる画像Wptti電気信号の形で空間
光変調素子1.CI’に入力される。偏光板Piによっ
てp偏光となった読み出し光は、空間光変調素子LCP
によって変調された後、p偏光のパターンのみが空間光
変調素子SLM2に入射し、空間光変調素子SLM2に
書き込まれた画111WP2によってさらに変調され、
S偏光となったパターンのみが空間光変調素子SLM3
に書き込まれる。空間光変調素子LCPに書き込まれる
データは、正規像NWPIまたは反対像IWP+の電気
信号の形で空間光変調素子LCPに書き込まれる。従っ
て、この場合も先の第1図の第1の実施例と同様な動作
となる。
なお、上記実施例の空間光変調素子の駆動形態において
は、消去光パルスを用いない別の駆動形態ら可能である
。この場合は消去光パルスを用いない代わりに、消去の
ための空間光変調素子への負印加電圧を書き込み時の正
印加電圧よりも絶対値を大きくする。即ち、負印加電圧
に対応する強誘電性液晶への印加電界を十分大きくすれ
ば、消去光が無くとも空間光変調素子の状態をリセット
することができ、消去光のある場合と同様な空間光変調
素子が可能となる。また、本発明は演算の種類は制限さ
れることにはなるが、強誘電性液晶(FLC)を用いな
い空間光変調素子で構成することら当然可能である。画
像を入力する手段としては、カメラやLEDアレイや液
晶デイスプレィなどが考えられるが、前段の並列光演算
装置の演算結果を後段の並列光演算装置の入力画像とす
ることにより、本発明の並列光演算装置を従属に接続す
ることも可能である。このように、本発明はその主旨に
沿って種々に応用され、種々の実施態様を取り得るもの
である。
[発明の効果1 以上の説明で明らかなように、本発明の並列光演算装置
によれば、画像のような配列データを並列に処理し、ま
たプログラム可能なので、大容量のデータの演算を高速
に実行することができる。
本発明は、画像処理システムや計算機などに組み込むこ
とができ、高速なデータ処理を実行できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第!の実施例を示す構成図、第2図(
a)、(b)は本実施例に好適な強誘電性液晶を用いた
空間光変調素子の構造図、第3図(a)、(b)は強誘
電性液晶の配向状態図、第4図(a)、(b)は空間光
変調素子の動作説明図、第5図(a)、(b)、(c)
、(d)は第!の実施例の印加パルスと応答動作を示す
タイミングチャート、第6図は第1の実施例におけるX
OR動作のタイミングチャート、第7図は第1の実施例
におけるNAND動作のタイミングチャート、第8図は
本発明の第2の実施例の構成図、第9図は本発明の第3
の実施例の構成図である。 しA1.LA2・・・光源、PI、P2・・・偏光板、
L 1.L2.L3.L4.L5.L6.L7・・・レ
ンズ、PBS l、PBS2.PBS3.PBS4・・
・偏光ビームスプリッタ、SLMl、SLM2.SLM
3・・・空間光変調素子、CL・・・制御部、WPl、
WF2・・・入力データ(画像)、LCP・・・電気入
力形空間先安EI4素子、l・・・空間光変調素子、2
.2′ リード電極、12・・・光伝導層、13・・・
誘電体ミラー14・・・強誘電性液晶、15.15’・
・・配向膜、16゜ 1 6′ 6# ・・・透明電極、 7・・・スペー サー 8・・・接着剤、 ■ 9・・・銀ペースト層。 電芥 (b) 第3図 、ガ去t1 5宵去尤1 (a) (b) 消去光1 (d) 第5図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制御部からの信号に応じ第1の配列データを示す
    書き込み光に対応して直線偏光の第1の読み出し光の偏
    光状態を変化させ第1のプリズム部を介し出力光として
    分岐する第1の空間光変調素子と、 前記第1の空間光変調素子の出力光を第2の読み出し光
    として入射し前記制御部からの信号に応じ第2の配列デ
    ータを示す書き込み光に対応して該第2の読み出し光の
    偏光状態を変化させ第2のプリズム部を介し出力光とし
    て分岐する第2の空間光変調素子と、 前記第2の空間光変調素子の出力光を書き込み光とする
    とともに前記制御部からの信号に応じ該書き込み光に対
    応して直線偏光の第3の読み出し光の偏光状態を変化さ
    せ第3のプリズム部を介し所定方向に出力光として分岐
    する第3の空間光変調素子とを有することを特徴とする
    並列光演算装置。
  2. (2)請求項1に記載の並列光演算装置において、第1
    の空間光変調素子の第1のプリズム部と第2の空間光変
    調素子の第2のプリズム部とを共用した形態に配置する
    ことを特徴とする並列光演算装置。
  3. (3)請求項1または請求項2に記載の並列光演算装置
    において、 第1の空間光変調素子が電気入力形であり配列データが
    電気信号の形で入力されることを特徴とする並列光演算
    装置。
  4. (4)請求項1ないし請求項3までに記載のいずれかの
    並列光演算装置において、 第1から第3までの1つ以上の光空間変調素子が強誘電
    性液晶を用いた構造のものであることを特徴とする並列
    光演算装置。
JP20261689A 1989-08-04 1989-08-04 並列光演算装置 Pending JPH0365933A (ja)

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