JPH0212729A - 自動組立用成形ケース付遮断器ハンドル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の背景〉 住宅および産業両用の成形ケース付遮断器は、現在、そ
の製造コストを大幅に削減するため自動組立用として設
計されている。米国特許第４，６７９．０１９号および
第４，７３６，１７４号には、ロボット組立用として特
別仕様の遮断器作動部品が記載されている。

成形ケース付遮断器に、プリント配線板上に配置された
電気引外しユニットが備えられている場合には、遮断器
操作ハンドルは、ｒＯＮＪおよびｒｏＦＦＪ位置間での
操作ハンドルの移動を容易にするため、遮断器カバーの
内面とプリント配線板の上面との間に隙間を形成するよ
うに一部修正されている。１９８７年６月１１日に出願
され、発明の名称が「接触状態を表示するハンドルを有
する成形ケース付遮断器」の米国特許出願第０６０．５
７６号には、上述した回路遮断器ハンドル形状の一例が
記載されている。しかし、その操作ハンドルの組立には
、ハンドルヨーク組立品に取付けるための追加的工程を
必要とする。したがって、遮断器操作ハンドルをハンド
ルヨークに取付け、一体となった操作ハンドルおよびハ
ンドルヨークを一度の操作で遮断器操作機構に取付ける
ことができるようにすれば、好都合である。

本発明の−の目的は、電子引外しユニットに使用され、
高速自動組立プロセスにおいて遮断器操作機構にハンド
ルヨークを取付ける前に、ハンドルヨークに取付ける手
段を有する遮断器操作ハンドル組立品を提供することで
ある。

〈発明の概要〉 プラスチック製遮断器操作ハンドルは、曲線形状のハン
ドルスカート部材と一体に形成された一体形成直立アク
セスポストを有する。該スカート部材の底面に形成され
た一対のデテントは、ハンドルヨークの一部と機械的に
連動し、それにより一つの製造工程でハンドルおよびヨ
ークを遮断器操作機構にロボット組立てできるようにす
る。

〈発明の好適な実施例の説明〉 第１図に示された遮断器１０は、遮断器操作機構１３が
遮断器ケース１２内へ組込まれ、その後カバー１１が該
ケースに取付けられて組立プロセスを完成する完全下向
装着プロセスにおけるロボット組立用に配置されている
。この配置は、上述の米国特許第４，６７９，０１９号
に記載されている。該米国特許において、コンタクトア
ーム１５は、遮断器ケース１２内の部組中のクロスバー
１４に取付けられている。その後、上述の米国特許第４
．７３６．１７４号に記載された操作機構と類似の操作
機構１３は、一対の対向する機構側部フレーム９Ａおよ
び９Ｂによってクロスバ−に組付けられる。操作ハンド
ル１７がハンドルスカート２０によってハンドルヨーク
１８に取付けられることにより、ハンドルヨーク部組４
４が構成される。上記操作機構が上記ケース内に完全に
組込まれた場合において、上記カバーが上記ケースに取
付けられたとき、ハンドルポスト２１は、上記カバーに
形成されたハンドルスロット１９を貫通して上方へ突出
する。その後、遮断器用外しアクチュエータユニット１
６は、上記遮断器カバーに形成された凹部８内に挿入さ
れ、遮断器組立品を完成する。クロスパー１４に関する
十分な説明は、米国特許第４．７３６．１７４号中でな
されており、他方、操作機構に関する十分な説明は、米
国特許第４，７３３，２１１号中でなされている。引外
しアクチュエータ１６は、１９８７年６月１２日付で出
願され、発明の名称が「成形ケース付遮断器付属品密閉
箱」の米国特許出願第０６１．２４４号に記載されてい
る。上述の米国特許および特許出願は、参考のため本明
細書に引用される。上記ハンドルおよびヨークは、上述
の米国特許出願第０６１，２４４号において別体として
組立てられるけれども、第１図に示された遮断器の構成
によれば、ハンドルおよびヨーク部組４４は、−工程で
操作機構１３に取付けられる。操作ハンドル１７および
ハンドルヨーク１８は、第２図および第５図を参照する
ことにより最も良く理解されるように、オフライン仮組
立プロセスにおいて一組に結合されハンドルおよびヨー
ク部組４４を構成する。

操作ハンドル１７上のハンドルポスト２１は、プラスチ
ック組成物から、弓形上面２２および弓形底面２３を有
するハンドルスカート２０と一体形成されている。この
形状は、上述の米国特許出願第０６０．５７６号に記載
されたものと類似しているとともに、可撓アーム２８と
対向的に隣合って、一部にフック３２を有する突起２４
を含む点でそれと異なる。上記可撓アーム２８は、該可
撓アームの底面に連設され、Ｌ字形フック３５を存する
該可撓アームの自由端まで延びた斜面状突起２５から突
出している。第１図および第５図に示されたヨーク１８
は、１個の金属打抜き加工物から形成され、該加工物に
おいて上端平板部材２９は、一対の垂下したヨーク脚２
７Ａおよび２７Ｂと相互結合されている。■字形スロッ
ト２６が上端平板部材２９に形成され、上記ヨーク脚２
７Ａおよび２７Ｂ間にある程度の撓みが生じるのを可能
とする。垂下した平板延長部３４が上記上端平板部材２
９に連設され、該平板延長部の一端から突出した舌片３
０を有する。ハンドル１７がヨーク１８に取付けられる
とき、上端部材２９の端部に連設された張出し部２９Ａ
が先ずフック状突起２４の下側に捕捉され、ハンドル１
７は、可撓アーム２８の一端に設けられたＬ字形フック
３５が延長部３４に連設された舌片３０と接触するよう
に、時計回り方向に回転される。上記操作ハンドル１７
の回転を続行することにより、可撓アーム２８は、上記
時計回り方向に移動し、Ｌ字形フック３５が舌片３０の
下側で摺動するのを可能とする。その後、可撓アームは
、初期位置に戻る。

Ｌ字形フック３５と舌片３０との係合は、第３Ａ図を参
照することにより最も良く理解される。

第３八図中、ハンドルおよびヨーク部組４４は、一体組
立品として示されている。フック状突起２４に連設され
たフック３２は、上端部材２９の一端に形成された張出
し部２９Ａの下側に固定される。垂下した延長部３４に
連設された舌片３０は、可撓アーム２８の一端に形成さ
れたＬ字形フック３５の下側に捕捉される。この構成は
、第３Ｂ図に示された先行技術にかかる構成４５と異な
っている。第３Ｂ図において、先行技術による操作／％
ンドル３９は、プラスチック材料から形成されており、
先行技術によるスカート３８は、前部垂下脚４１を存し
、該前部垂下脚は、該前部垂下脚と一体形成のフック４
３から成る自由端を有する。

先行技術にかかるハンドルスカート３８は、後部垂下脚
４０も有しており、該後部垂下脚は、その自由端に該後
部垂下脚と一体形成のフック４２を有する。先行技術に
かかるハンドルスカート３８の上面と脚４０の下端部と
の間の距離ｄ１が第３Ａ図に示された本発明のハンドル
およびヨーク部組４４のハンドル操作スカート２０間の
距離ｄ２よりも大きいことに注意してほしい。第３Ｂ図
中の先行技術にかかる組立品４５を参照すれば分るよう
に、先行技術にかかる脚４０は、仮想垂直面内で湾曲す
ることにより、フック４２と先行技術にかかるヨーク３
７との係合を可能とする。本発明による第３Ａ図のハン
ドルおよびヨーク部組４４を再び参照すれば、最も良く
理解されるように、距離ｄ２によって、上記垂直面内に
おける可撓アーム２８の突出が阻止されるから、可撓ア
ーム２８は、第３Ａ図中の仮想水平面内で垂下延長部３
４（第２図）と平行に変位する。

組立てられた本発明のハンドルおよびヨーク部組は、ハ
ンドルスカート２０の一端に形成されたフック状突起２
４とハンドルヨーク１８の上端部材２９との係合を詳し
く示す第４Ａ図および第４Ｂ図に示されている。ハンド
ルスカート２０に連設された可撓アーム２８の背後にお
けるハンドルヨーク１８の延長部３０の捕捉は、ｍ４８
図に詳しく示されている。先に第１図に示したように、
遮断器操作機構１３へ一体のハンドルおよびヨーク部組
４４の自動組立を可能とすることに加えて、ハンドルは
、該機構に確実に保持されることにより、自動組立プロ
セスの残工程中に脱落するのを防げる。

上記ハンドルは、回路操作機構に取付けられる前にハン
ドルおよびヨーク部組として組立てられた状態で示され
ているけれども、これは、単なる例示にすぎない。所望
であれば、やや高速の製造組立プロセスにおいてハンド
ルヨークにハンドルを取付ける前に、ハンドルヨークを
先ず遮断器操作機構に取付けることができることをはっ
きりと理解すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、自動組立用に設計された成形ケース付遮断器
を上から視た斜視図、第２図は、ハンドルヨークと係合
する前の遮断器操作ハンドルを下から視た斜視図、第３
Ａ図は、本発明による遮断器操作ハンドルおよびハンド
ルヨークの側面図、第３Ｂ図は、従来技術に従ってハン
ドルヨークに取付けられた遮断器操作ハンドルの側面図
、第４Ａ図および第４Ｂ図は、第３Ｂ図の遮断器操作ハ
ンドルおよびヨーク組立品の正面図および背面図、第５
図は、第２図に示されたハンドルヨークを上から視た斜
視図である。 ２１・・・ハンドルポスト、２５・・・突起、２８・・
・可撓アーム、　　　３２・・・フック部材。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）上面から突出したハンドルポストを有する成形プ
   ラスチック製ハンドルと、該プラスチック製ハンドルの
   底面の一端から突出したフック部材と、該底面の反対端
   に支持され該底面に沿って延びる可撓アームと、該アー
   ムから所定距離だけ延びた、上記アームの一端に形成さ
   れた突起を備えた成形ケース付遮断器操作ハンドル組立
   品。 （２）上記上面が曲線形状を有することを特徴とする請
   求項１記載の成形ケース付遮断器操作ハンドル組立品。 （３）上記底面が曲線輪郭の形状を有することを特徴と
   する請求項１記載の成形ケース付遮断器操作ハンドル組
   立品。 （４）上記アームが上記底面と平行な第１面内で撓むこ
   とを特徴とする請求項１記載の成形ケース付遮断器操作
   ハンドル組立品。 （５）上記底面に取付けられたハンドルヨークを有する
   ことを特徴とする請求項１記載の成形ケース付遮断器操
   作ハンドル組立品。 （６）上記ハンドルヨークが平板状上端部材によって連
   結された一対の平行な脚を有することを特徴とする請求
   項５記載の成形ケース付遮断器操作ハンドル組立品。 （７）上記平板状上端部材の一端が垂下板を形成するこ
   とを特徴とする請求項６記載の成形ケース付遮断器操作
   ハンドル組立品。 （８）上記平板状上端部材の反対端が張出し部を形成す
   ることを特徴とする請求項７記載の成形ケース付遮断器
   操作ハンドル組立品。 （９）上記垂下板が該板から突出する舌片を有すること
   を特徴とする請求項７記載の成形ケース付遮断器操作ハ
   ンドル組立品。 （１０）上記平板状上端部材が上記フック部材と上記ア
   ームとの間に捕捉されることを特徴とする請求項７記載
   の成形ケース付遮断器操作ハンドル組立品。 （１１）上記アームに形成された突起が上記垂下板に形
   成された舌片を捕捉することを特徴とする請求項９記載
   の成形ケース付遮断器操作ハンドル組立品。 （１２）上記底面に形成されたフック部材が上記平板状
   上端部材に形成された上記張出し部を捕捉することを特
   徴とする請求項８記載の成形ケース付遮断器操作ハンド
   ル組立品。（１３）ハンドルヨークに形成された板の一
   端を遮断器ハンドルに形成されたフックの下側に位置決
   めする工程と、上記ハンドルヨークおよび上記板を回転
   して該板に形成された舌片を上記ハンドルに形成された
   アームから突出した突起と当接させる工程と、上記舌片
   から遠去るように上記突起を変位させ上記板を上記ハン
   ドルの下側に位置決めする工程と、上記突起を上記舌片
   の下側に位置決めし、上記ハンドルヨークを上記ハンド
   ルに固定する工程とから成る遮断器ハンドルのハンドル
   ヨークへの取付方法。 （１４）上記突起を変位する工程が上記アームを上記板
   と平行な面内で撓ませる工程を含むことを特徴とする請
   求項１３記載の方法。