JPH02127196A - 航空写真撮影用飛行船装置 - Google Patents

航空写真撮影用飛行船装置

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JPH02127196A
JPH02127196A JP28209488A JP28209488A JPH02127196A JP H02127196 A JPH02127196 A JP H02127196A JP 28209488 A JP28209488 A JP 28209488A JP 28209488 A JP28209488 A JP 28209488A JP H02127196 A JPH02127196 A JP H02127196A
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JP
Japan
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airship
attached
signal
camera
receiver
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JP28209488A
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English (en)
Inventor
Sadatoshi Nanba
難波 貞敏
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NANBA GIKEN KK
Original Assignee
NANBA GIKEN KK
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Publication date
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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、航空写真の撮影に利用される航空写真撮影
用飛行船装置に関し、特に、ガス袋内に空気より軽いガ
スを満たし、その浮力と内圧とを利用したもののなかで
、推進装置をもつ航空写真撮影用飛行船装置に関する。
(従来技術) 従来、この種の航空写真撮影用飛行船装置には、飛行船
本体に↑最影用カメラとモニター用ビデオカメラが取り
付けられていて、上空のモニター用ビデオカメラで撮影
した被写体を地上にセントとしたモニターテレビに常時
受像し、モニターテレビに映った被写体を確認しながら
カメラのシャッターを地上よりきることができる航空写
真撮影用飛行船装置があった。この場合、飛行船本体に
取り付けられた撮影用カメラおよびモニター用ビデオカ
メラの操作は、ケーブルなどの有線を介して地上で行わ
れていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の航空写真撮影用飛行船
装置では、飛行船本体を上空に上げた際に、飛行船本体
に自刃飛行をするためのたとえばエンジン等が取り付け
られていないために、いわば風まかせによるわずかな移
動しかできなかった。
また、飛行船本体に取り付けられた撮影用カメラおよび
モニター用ビデオカメラの操作をケーブルなどの有線を
介して行っていたので、飛行船本体の上空での行動範囲
は限られた狭いものであった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、飛行船本体を上
空に上げた後、飛行船本体を広い範囲で自在に自刃飛行
させ、無線操作によって航空写真を撮ることができる、
航空写真撮影用飛行船装置を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、飛行船本体と、飛行船本体に取り付けられ
、飛行船本体を移動するための移動手段と、飛行船本体
を移動するための移動信号を無線で送信するための第1
の送信機と、飛行船本体に取り付けられ、移動信号を受
信するための第1の受信機と、飛行船本体に取り付けら
れ、第1の受信機で受信された移動信号によって、移動
手段を制御するだめの制御手段と、飛行船本体に取り付
けられ、航空写真を撮るためのカメラと、カメラのシャ
ッターをきるためのシャッター信号を無線で送信するた
めの第2の送信機と、飛行船本体に取り付けられ、シャ
ッター信号を受信するための第2の受信機と、カメラに
取り付けられ、第2の受信機で受信されたシャッター信
号によって、カメラのシャッターをきるためのシャッタ
ー駆動手段と、カメラとほぼ同じ方向を向くように、飛
行船本体に取り付けられるモニターカメラと、飛行船本
体に取り付けられ、かつ、モニターカメラに接続され、
モニターカメラの映像信号を無線で送信するための第3
の送信機と、映像信号を受信するための第3の受信機と
、第3の受信機に接続され、映像信号によって画像を映
し出すディスプレイとを含む、航空写真撮影用飛行船装
置である。
(作用) 第1の送信機を操作することによって、飛行船本体を移
動させるための移動信号が無線で送信される。そして、
その移動信号は、第1の受信機で受信される。受信され
た移動信号で、制御手段は、移動手段を制御し、それに
よって、飛行船本体が移動される。したがって、第1の
送信機を操作することによって、飛行船本体を移動させ
ることができる。
また、第2の送信機を操作することによって、カメラの
シャンターをきるためのシャッター信号が無線で送信さ
れる。そして、そのシャッター信号は、第2の受信機で
受信される。受信されたシャンク−信号によって、シャ
ッター駆動手段は、カメラのシャッターをきる。したが
って、第2の送信機を操作することによって、カメラの
シャッターをきることができる。
モニターカメラは、カメラの向いている方向とほぼ同じ
方向の映像を撮影し、かつ、第3の送信機によって、モ
ニターカメラの映像信号が無線で送信される。そして、
その映像信号は、第3の受信機で受信される。受信され
た映像信号によってディスプレイには、カメラの向いて
いる方向とほぼ同じ方向の映像が映し出される。したが
って、モニターカメラによって映し出される映像をディ
スプレイをみることによって、カメラで撮影する被写体
を監視することができる。
(発明の効果) この発明によれば、無線によって飛行船本体を移動手段
によって自刃で移動させ、さらに、飛行船本体に取り付
けられた撮影用カメラおよびモニター用ビデオカメラを
無線で操作することができるので、飛行船本体を上空に
上げた後で、飛行船本体を広い範囲で自刃飛行させるこ
とができ、かつ、広い範囲で写真撮影をすることができ
る、航空写真撮影用飛行船装置が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、この発明の一実施例を示す図解図である。
航空写真撮影用飛行船装置10は、たとえば平面形状が
略楕円形に近い卵形の気球体からなる飛行船本体12を
含む。
この飛行船本体12は、たとえば合成樹脂からなる卵形
のガス袋に、空気より軽いたとえばヘリウムガスを満た
し、その浮力と内圧とを利用して、さらに、推進装置に
よって自刃飛行することができる。
そこでまず、この飛行船本体12の推進装置について説
明する。
この飛行船本体12のほぼ中央下部には、エンジン収納
ケース14が設けられる。エンジン収納ケース14は、
第2図に示すように、たとえば矩形枠体のエンジン取り
付は枠16を含む。エンジン取り付は枠16は、たとえ
ば断面円形のパイプなどで形成される。このエンジン取
り付は枠16には、その中央より下にたとえば矩形のエ
ンジン支持枠18が取り付けられる。このエンジン支持
枠18もたとえば断面円形のパイプなどで形成される。
この場合、パイプ18a、18b、18cおよび18d
によってエンジン支持枠18が形成される。パイプ18
aの上方には、適宜間隔を隔ててパイプ19がエンジン
取り付は枠16に設けられる。パイプ18aおよびパイ
プ19の中央には、たとえば矩形板状の取り付は板20
が設けられる。この取り付は板20によって推進用エン
ジン22がパイプ18aおよびパイプ19に取り付けら
れる。また、この推進用エンジン22には、3枚の羽根
からなるプロペラ24が水平方向に船首側へ向いて取り
付けられる。
さらに、パイプ18aとパイプ18bとの間には、適宜
間隔を隔てて2本のパイプ(図示せず)が取り付けられ
、その上部には、上昇用エンジン26が設けられる。こ
の上昇用エンジン26には、たとえば3枚の羽根からな
るプロペラ28が垂直方向に飛行船本体12側へ向いて
取り付けられる。
この上昇用エンジン26は、飛行船本体12のスピード
がOでも飛行船本体12を上昇および下降させることが
できる。飛行船本体12の浮力は、通常、0かわずかに
マイナスである。飛行船本体12を地上に降下させる場
合に、急激に降下して飛行船本体12を破壊しないよう
に、上昇用エンジン26によって飛行船本体12の浮力
を補っている。
また、推進用エンジン22と上昇用エンジン26との間
には、ボックス30が設けられる。このボックス30に
は、第3図に示すように、推進用エンジン22および上
昇用エンジン26を動かすために、その移動信号を受信
するための第1の受信機32と、それに接続されていて
、移動信号によって推進用エンジン22を制御するため
のサーボモータ34と、上昇用エンジン26を制御する
ためのサーボモータ35と、推進用エンジン22および
上昇用エンジン26の始動用バッテリ36と、第1の受
信機32のバッテリ38とが内蔵される。
また、エンジン支持枠18のパイプ18aとパイプ18
bとの間には、たとえば矩形板状の支持板42および支
持板44が架は渡される。そして、この支持板42およ
び支持板44の上には、たとえばアルコールとひまし油
等を含む燃料が貯蔵された燃料タンク46および燃料タ
ンク48が設けられる。
このエンジン取り付は枠16の上部には、その4隅にス
プリング50がそれぞれ2つずつ取り付けられる。この
2つのスプリング50の先端には連結渭52が取り付け
られ、さらに、この連結謂52には、たとえばなす鎧な
どのフックで形成された吊り下げ金具54が設けられる
一方、飛行船本体12の略中央下部には、第4図に示す
ように、たとえば断面円形のパイプからなる2木の取り
付は棒60が適宜間隔を隔てて平行に設けられる。
すなわち、飛行船本体12の内壁12aには、第5図な
いし第7図に示すように、たとえば略円形の吸着盤56
がたとえば接着剤で接合されていて、この吸着盤56の
中央上部に設けられたたとえば矩形の突起部58の孔5
8aに取り付は棒60が嵌め込まれて取り付けられる。
飛行船本体I2にエンジン収納ケース14を取り付ける
ためには、取り付は棒60に吊り下げ金具54を引っ掛
けて取り付ければよい。この場合、エンジン収納ケース
14は、スプリング50を介して吊り下げ金具54で飛
行船本体12に取り付けられるので、エンジン収納ケー
ス14への振動をスプリング50によって緩衝できる。
なお、収納ケース14を飛行船本体12に取り付けるに
は、取り付は棒60を使用せずに、吊り下げ金具54を
直接吸着盤56の孔58aに引っ掛けて取り付けてもよ
い。
エンジン取り付は枠16上部には、その長手方向のパイ
プの一方に、たとえば矩形板状の保護用カバー62が取
り付けられる。この保護用カバー62は、飛行船本体1
2が飛行している時に、エンジン取り付は枠16が風で
揺れて、パイプの角が飛行船本体12に当たって飛行船
本体12が損傷することを防ぐために設けられたもので
ある。
すなわち、エンジン取り付は枠16は飛行船本体12の
下部に当たっても保護用カバー62によって平面的に当
たるように形成される。
また、エンジン取り付は枠16の下部に形成される長手
方向のパイプの一方には、その両端から前方(船首側)
に延びてたとえば断面円形のバイブロ4およびパイプ6
6が設けられる。なお、このバイブロ4および66は、
そのほぼ中央で、たとえば「<」の字形に斜め上方へ曲
げられてせり上がるように形成される。さらに、このバ
イブロ4およびパイプ66の先端から延びてエンジン取
り付は枠16に接続されるように、たとえば断面円形の
バイブロ8およびパイプ70が設けられる。
バイブロ4およびパイプ66は、斜め上方にせり上がる
ように形成されるので、飛行船本体12が着地した場合
にその先端が地中にめり込んでしまうようなことはない
次に、飛行船本体12の飛行方向を制御する垂直翼およ
び水平翼について説明する。
飛行船本体12の船尾において、その船尾上部には、垂
直翼72が設けられ、船尾下部には、垂直翼74が設け
られる。また、飛行船本体12の船尾において、その船
尾両側部には、その一方に水平翼76が設けられ、他方
に水平翼78が設けられる。
垂直翼72は、第8図および第9図に示すように、たと
えば略台形板状の垂直安定板82を含む。
この垂直安定板82には、たとえば略台形板状の方向舵
84がたとえば布からなるひんしなどで垂直安定板82
に対して水平方向に左右に動くように取り付けられる。
また、垂直安定板82には、たとえば箱形のコントロー
ルボックス85が設けられ、その中には、方向舵84を
無線によって動かすために、方向転換用の電気的信号を
受信する第1の受信機86が内蔵される。この第1の受
信機86の近傍には、バッテリ8Bおよびスイッチ90
が設けられる。また、コントロールボックス85の横に
は、たとえば矩形の凹部91が設けられ、その中には第
1の受信機86に接続され、方向舵84を制御するため
のサーボモータ92が内蔵される。さらに、この凹部9
1をふさぐようにして、たとえば矩形板状の保持板93
が軸93aおよび軸93bによって取着される。このサ
ーボモータ92の軸にはアーム94が取り付けられてい
て、アーム94には、軸96によって、たとえば矩形板
状の作動部材98が回動可能に取り付けられる。さらに
、この作動部材98は、方向舵84に設けられた、たと
えば断面円形の作動棒100に取り付けられる。この場
合、作動部材98の先端に設けられた軸98aに取り付
けられた連結金具99によって作動棒100に作動部材
98が取り付けられる。また、この軸98aには、2つ
のスプリング102aおよび102bが取り付けられ、
それらの先端は軸93bに取着される。このスプリング
102aおよび102bによって、方向舵84が垂直安
定板82に弾性的に支持される。
方向舵84は、無線によって操作され、その電気的信号
が第1の受信機86によって受信され、その信号によっ
てサーボモータ92が作動し、サーボモータ92のアー
ム94が前後に動くことによって、作動部材98が方向
舵84に設けられた作動棒100を押したり引っ張った
りするために、方向舵84を垂直安定板82に対して水
平方向に左右に動かすことができる。
また、もう一方の垂直翼74は、前記垂直翼72と同じ
構造に形成される。
水平翼76は、第10図に示すように、たとえば略台形
板状の水平安定板106を含む。水平安定板106には
、たとえば略台形板状の昇降舵108がたとえば布から
なるひんしなどで水平安定板106に対して垂直方向に
上下に動くように設けられる。なお、この昇降舵10日
を動かすための機構は、先に述べた方向舵84を動かす
ための機構と同様である。すなわち、水平安定板106
には、昇降舵108を無線で動かすために、昇降舵10
8を動かすための電気的信号を受信する第1の受信機1
10が設けられていて、この第1の受信機110には、
その電気的信号によって昇降舵108を作動させるため
のサーボモータ112が接続される。サーボモータ11
2のアーム114には、作動部材116が取着され、さ
らに、作動部材116には、昇降舵10Bに設けられた
作動棒118が連結される。サーボモータ112のアー
ム114が前後に変位することによって作動部材116
も前後に変位し作動棒118を引っ張ったり押したりす
ることによって昇降舵108を水平安定板106に対し
て垂直方向に上下に動かすことができる。
また、もう一方の水平翼78は、前記水平翼76と同じ
構造に形成される。
飛行船本体12を無線によって移動させるためには、た
とえば第11図に示す第1の送信機150を操作するこ
とによって行われる。この実施例では、第1の送信機1
50は、たとえば、プロポと称されるもので2むトラッ
クの運転席に設置される。この第1の送信機150は、
送信アンテナ152を有する。また、推進用エンジン2
2を無線によって動かし、また、方向舵84を左右に動
かすための操作レバー154と、上昇用エンジン26を
無線によって動かすための操作レバー156とが設けら
れる。さらに、昇降舵108を無線によって上下に動か
すためのつまみ158が設けられる。
次に、飛行船本体12に設けられる撮影装置について説
明する。
飛行船本体12の前下部には、第12図ないし第14図
に示すように、後述する撮影装置取り付は枠192など
でたとえば矩形枠体の収納枠162が回動可能に吊り下
げられている。この収納枠162の下部には、たとえば
矩形板状の保持部材164と保持部材166とがそれぞ
れ軸168と軸170とによって回動自在に収納枠16
2に取り付けられる。保持部材164および保持部材1
66の下端には、たとえば矩形板状の保持片172が架
は渡されて接続されている。なお、保持部材164と保
持部材166と保持片172とは、正面略コ字形に一体
的に形成されている。保持片172の上には、撮影用カ
メラ180およびシャッタードライブ181が取り付け
られ、保持片172の下には、モニター用ビデオカメラ
182とフラッシュ184とが横並びに取り付けられる
また、この収納枠162の上部中央には、たとえば円筒
形の連結部材186および連結部材188が設けられる
。この連結部材186および連結部材188には、回転
軸190が挿通され、その−万端は収納枠162に固着
され、その他方端は後述する撮影装置取り付は枠192
に回動可能に取り付けられる。
すなわち、この収納枠162の上方には、たとえば矩形
枠体の撮影装置取り付は枠192が設けられていて、こ
の撮影装置取り付は枠192のほぼ中央に回転軸190
が軸受191によって支持される。また、この撮影装置
取り付は枠192には、支持片194,196および1
98が取り付けられている。支持片194は、その一方
端が撮影装置取り付は枠192に固着され、その他方端
は連結部材186に固着されている。さらに、支持片1
96と支持片198とは、その一方端が撮影装置取り付
は枠192に固着され、その他方端は連結部材188に
固着されている。
この撮影装置取り付は枠192は、飛行船本体工2に取
り付けられるが、その取り付は構造は、第4図ないし第
7図に示したエンジン収納ケース14の取り付は構造と
同様である。すなわち、撮影装置取り付は枠192の4
隅には、スプリング200が取り付けられ、スプリング
200の先端には、連結m202が設けられる。さらに
連結部202には、吊り下げ金具204が設けられる。
そして、この吊り下げ金具204を飛行船本体12の前
下部に設けられた取り付は棒206に引っ掛けて、撮影
装置取り付は枠192を飛行船本体12に取り付ける。
なお、撮影装置取り付は枠192を飛行船本体12に取
り付けるには、取り付は棒206を使用せずに、吊り下
げ金具204を直接吸着盤の孔に引っ掛けて取り付けて
もよい。
撮影装置取り付は枠192の上には、無線によって撮影
用カメラ180のシャッターを切るためのシャッター信
号を受信する第2の受信機210、第2の受信機210
用のバッテリー212.モニター用ビデオカメラの映像
信号を無線で送信するための第3の送信機214および
第3の送信機214用のバッテリー216が設けられる
。また、撮影装置取り付は枠192の上には、回転軸1
90の近傍に、無線で撮影用カメラ180やモニター用
ビデオカメラ182のアングルを決定するための電気的
信号を受信する受信機218が設けられる。
さらに、この受信機218には、先の電気的信号によっ
て回転軸190を回転させるためのサーボモータ219
が電気的に接続されている。第15図に示すように、サ
ーボモータ219には、その軸にアーム220が取り付
けられていて、アーム220には、案内アーム222が
取り付けられる。案内アーム222の先端にはロッド2
24の一端が固着され、このロッド224の他端には、
連結片225を介して作動棒226が固着される。
作動棒226の先端には連結部材228が設けられる。
一方、回転軸190は、円板230に固着されていて、
円板230は、軸受191に回動自在に支持されている
。さらに、軸受191は、撮影装置取り付は枠192の
ほぼ中央に固着される。
円板230には、たとえば断面円形棒状の作動部材23
2が設けられ、この作動部材232に前記連結部材22
8が取り付けられる。サーボモータ219は、受信機2
18によって受信された電気的信号によって作動し、ア
ーム220をその軸219aを枢軸としてほぼ180度
回転させることができる。この場合、アーム220は回
転することによって案内アーム222でロッド224を
前後に変位させ、ロッド224を前後に動かせる。
ロッド224は、連結片225を介して、作動棒226
を前後に変位させ、さらに連結部材228を変位させ作
動部材232を引っ張ったり押したりすることができる
。すなわち、作動部材232が前後に変位することによ
って回転軸190を回転させることができる。そして、
回転軸190を回転させることによって収納枠162も
それに従って回転させることができる。したがって、撮
影用カメラ180およびモニター用ビデオカメラ182
の水平方向のアングルをこの回転軸190の゛回転によ
って決定することができる。
なお、回転軸190を回転させるためには、第15図に
示すサーボモータ219の代わりに、たとえば、第16
図に示す別のサーボモータ232を使用してもよい。こ
の場合、サーボモータ232のドラム234と円板23
0との周囲にエンドレスのワイヤー236が架は渡され
る。そして、サーボモータ232のドラム234が回転
することによって円板230も回転し、回転軸190を
360度回転させることができる。
また、収納枠162には、第12図に示すように、撮影
用カメラ180およびモニター用ビデオカメラ182の
上下のアングルを決定するためのサーボモータ240が
たとえば矩形板状の支持板162aに設けられる。この
サーボモータ240は、撮影装置取り付は枠192の上
に設けられた受信機218に電気的に接続されている。
サーボモータ240のアーム242には、軸244によ
って回動自在に作動棒250が取着される。この作動棒
250の先端には、作動アーム252が設けられる。こ
の作動アーム252は、軸254によって保持部材16
4に取着される。受信機218に受信された電気的信号
によってサーボモータ240が駆動し、アーム242を
その軸242aを枢軸として上下に変位させることがで
きる。アーム242が上下に変位することによって、作
動棒250を軸244を枢軸にして上下に変位させるこ
とができる。さらに、作動棒250の先端に設けられた
作動アーム252が上下に動き、保持部材164を軸2
54を枢軸として上下に動かせることができる。したが
って、撮影用カメラ180およびモニター用ビデオカメ
ラ182は、サーボモータ240が駆動することによっ
てその上下方向に動くことができる。
撮影用カメラ180およびモニター用ビデオカメラ18
2のアングルを決定するためには、第17図に示す送信
機290を操作することによって、希望するカメラアン
グルの位置に撮影用カメラ180およびモニター用ビデ
オカメラ182を動かせることができる。
モニター用ビデオカメラ182によって映した映像は、
第14図に示す第3の送信機214によって映像信号と
して送信される。送信された映像信号は、第1図および
第17図に示すアンテナ260を介して第3の受信機2
62によって受信され、モニターテレビ264に映し出
される。
なお、モニター用ビデオカメラ182と第3の送信機2
14との電源は、飛行船本体12が地上にある時に手動
でオンにされているので、飛行船本体12が上空にある
時は、常時、映像信号は送信される。
モニターテレビ264を監視しながら希望の撮影方向を
決定し、第2の送信機280を操作することによってシ
ャッター信号を送信する。送信されたシャッター信号は
、第14図に示す第2の受信機210によって受信され
、そのシャッター信号はサーボモータ(図示せず)によ
って第13図に示すシャッタードライブ181を駆動し
、撮影用カメラ180のシャッターを切ることができる
撮影用カメラ180のシャッターを切った場合、フラッ
シュ184がたかれ、その光がモニター用ビデオカメラ
182に映ってモニターテレビ264に映し出されるの
で、シャッターを切ったことをモニターテレビ264で
確認することができる。
なお、アンテナ260は、第1図に示すように、地上に
あるたとえば2tl−ランク400などに取り付けられ
ている。また、この2t)ラック400の運転席には、
第3の受信機262.モニターテレビ264.増幅器を
含む周波数変換器270、第1の送信機150.第2の
送信機280およびカメラのアングルを決定するための
送信機290などが設置されている(第17図参照)。
この場合、アンテナ260の出力端子は、増幅器を含む
周波数変換器270の入力端子に接続され、前記増幅器
を含む周波数変換器270の出力端子は第3の受信機2
62の入力端子に接続される。さらに、前記第3の受信
機262の出力端子は、モニターテレビ264の入力端
子に接続される。
なお、この飛行船本体12は、安全性の面から、たとえ
ば、てぐすなどで係留されている。
飛行船装置10は、たとえば建築、造成工事の着手前、
あるいは完成写真の撮影に使用される。
第18図は、飛行船本体12にたとえばヘリウムガスを
充填し、かつ回収するための飛行船用ガス充填回収装置
の一例を示す図解図である。
この飛行船用ガス充填回収装置300は、たとえば円筒
形の圧力容器302を含む。この圧力容器302は、た
とえば2t)ラック400の荷台に載置される。圧力容
器302には、その後部に安全弁304が設けられ、そ
の横には、ヘリウムガスを飛行船本体12に注入するた
めの出口306が設けられ、注入バルブ307の開閉に
よって制御される。また、圧力容器302の前部には、
ヘリウムガスを圧力容器302に回収するための入口3
08が設けられ、回収バルブ309の開閉によって制御
される。さらに、圧力容器302の中央下部にはドレン
バルブ310が設けられる。
このドレンバルブ310は、圧力容器302にヘリウム
ガスをボンベ311から補充するための補充用のバルブ
も兼用している。なお、この圧力容器302には圧力計
312が設けられている。さらに、圧力容器302を洗
浄したり点検したりするための人の出入口であるマンホ
ール314が設けられる。なお、圧力容器302の上方
には、作業台340が設けられ、この作業台340の後
部には、人が作業台340に登るための昇降階段342
が取り付けられている。
また、2tトラツク400の荷台前部には、圧力容器3
02の近傍に、圧縮機320が設けられる。この圧縮機
320は、2tトラツク400に取り付けられた動力取
出装置(図示せず)によって、駆動される。動力取出装
置は、2tトラツク400のダツシュボードの下に設け
られ、クラッチを切ることによって入れ換えが行われる
。動力取出装置は、レバー式になっていてレバーを引く
とエンジンの駆動力を圧縮機320に伝達することがで
き、圧縮機320を駆動する。
圧縮機320の注入口320aには、回収ホース322
が取り付けられ、この回収ホース322によって飛行船
本体12からヘリウムガスを回収する。圧縮機320に
よって回収されたヘリウムガスはその一方端が圧力容器
302の入口308に取り付けられ、その他方端が圧縮
機320の吐出口320bに取り付けられたホース32
4によって圧力容器302に貯蔵される。なお、回収ホ
ース322の先端には、第19図および第20図に示す
吸出部材330が取り付けられる。この吸出部材330
の先端には、たとえばそれぞれ直径の異なった円筒形の
パイプ332 a、  332 b。
332c、332d、332eおよび332fが取り付
けられている。これらのパイプ332a〜332fには
、それぞれたとえば円形の孔が複数個設けられる。この
複数の孔からヘリウムガスを吸出すので、飛行船本体1
2から均衡にヘリウムガスを抜くことができる。この吸
出部材330を第21図に示す飛行船本体12の最後部
にあるヘリウムガスの出入口350に差し込んでヘリウ
ムガスを回収する。この出入口350は、たとえば直径
15co+の円筒形に形成されている。ヘリウムガスを
注入した後は、たとえばひもなどで結ばれる。
また、ヘリウムガスを飛行船本体12に充填する場合に
は、圧力容器302の出口306に取り付けられたホー
ス306aをヘリウムガスノ出入口350に差し込んで
注入すればよい。
飛行船本体12に使用されるヘリウムガスは、飛行船用
ガス充填回収装置300によって回収し、再利用できる
ので、従来のようにその都度、ヘリウムガスを捨ててい
た場合に比べて、飛行船を飛行させるための経費を節減
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す図解図である。 第2図は、推進用エンジン、上昇用エンジンおよびその
周辺を示す斜視図である。 第3図は、燃料タンクにはさまれたボックスの内部を示
す図解図である。 第4図は、飛行船本体とエンジン収納ケースとの取り付
は状態を示す斜視図である。 第5図ないし第7図は、吸着盤および取り付は棒と、飛
行船本体との取り付は構造を示す要部図解図であり、第
5図はその正面図解図であり、第6図はその側面図解図
であり、第7図はその平面図解図である。 第8図は、垂直翼を示す図解図である。 第9図は、方向舵およびその周辺を示す図解図である。 第10図は、水平翼を示す図解図である。 第11図は、第1の送信機を示す斜視図である。 第12図は、撮影装置取り付は枠と収納枠およびその周
辺を示す斜視図である。 第13図は撮影用カメラおよびその周辺を示す斜視図で
ある。 第14図は、第2の受信機およびその周辺を示す斜視図
である。 第15図は、回転軸の回転方法を示す要部斜視図である
。 第16図は、回転軸の別の回転方法を示す要部斜視図で
ある。 第17図は、モニターテレビおよびその周辺を示す斜視
図である。 第18図は、飛行船用ガス充填回収装置の一例を示す斜
視図である。 第19図はおよび第20図は、吸出部材を示し、第19
図はその斜視図であり、第20図はその正面図解図であ
る。 第21図は、ヘリウムガスの出入口を示す要部図解図で
ある。 図において、10は飛行船装置、12は飛行船本体、2
2は推進用エンジン、26は上昇用エンジン、32,8
6,110は第1の受信機、72.74は垂直翼、76
.78は水平翼、150は第1の送信機、180は撮影
用カメラ、182はモニター用ビデオカメラ、184は
フラッシュ、210は第2の受信機、214は第3の送
信機、260はアンテナ、262は第3の受信機、26
4はモニターテレビ、270は周波数変換器、280は
第2の送信機、300は飛行船用ガス充填回収装置、3
02は圧力容器、320は圧縮機を示す。 特許出願人 株式会社 なんば技研 代理人 弁理士 岡 1) 全 啓 7≠ 第 図 第 図 第 図 11と 第 14図 第 17図 第 図 第 G 図 DO 320も 手続主甫正書(自発) 事件の表示 昭和63年 特許願 第282094号発明の名称 航空写真撮影用飛行船装置 補正をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 岡山県倉敷市玉島長尾214番地の1名 称 
  株式会社 なんば技研 代表取締役 難 波  貞 敏 代 理 人 [有]541宣大阪(06) 252−6
888 (代)住 所 大阪市中央区南本町4丁目2番
21号自発補正 7゜ 補正の内容 願書添付の図面企図を別紙の通り補正する以上 第 図 第 図 1フ 第14 図 第15図 第 16図 第18 図 第20図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 飛行船本体、 前記飛行船本体に取り付けられ、前記飛行船本体を移動
    するための移動手段、 前記飛行船本体を移動するための移動信号を無線で送信
    するための第1の送信機、 前記飛行船本体に取り付けられ、前記移動信号を受信す
    るための第1の受信機、 前記飛行船本体に取り付けられ、前記第1の受信機で受
    信された前記移動信号によって、前記移動手段を制御す
    るための制御手段、 前記飛行船本体に取り付けられ、航空写真を撮るための
    カメラ、 前記カメラのシャッターをきるためのシャッター信号を
    無線で送信するための第2の送信機、前記飛行船本体に
    取り付けられ、前記シャッター信号を受信するための第
    2の受信機、 前記カメラに取り付けられ、前記第2の受信機で受信さ
    れた前記シャッター信号によって、前記カメラのシャッ
    ターをきるためのシャッター駆動手段、 前記カメラとほぼ同じ方向を向くように、前記飛行船本
    体に取り付けられるモニターカメラ、前記飛行船本体に
    取り付けられ、かつ、前記モニターカメラに接続され、
    前記モニターカメラの映像信号を無線で送信するための
    第3の送信機、前記映像信号を受信するための第3の受
    信機、および 前記第3の受信機に接続され、前記映像信号によって画
    像を映し出すディスプレイを含む、航空写真撮影用飛行
    船装置。
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