JPH03112799A - 軽航空機 - Google Patents

軽航空機

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Publication number
JPH03112799A
JPH03112799A JP24946689A JP24946689A JPH03112799A JP H03112799 A JPH03112799 A JP H03112799A JP 24946689 A JP24946689 A JP 24946689A JP 24946689 A JP24946689 A JP 24946689A JP H03112799 A JPH03112799 A JP H03112799A
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JP
Japan
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airship
shape
attached
engine
frame
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JP24946689A
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English (en)
Inventor
Sadatoshi Nanba
難波 貞敏
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NANBA GIKEN KK
Original Assignee
NANBA GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、軽航空機に関し、特に、ガス袋内にたとえ
ば水素およびヘリウムなどの空気より軽いガスを満たし
、その浮力と内圧とを利用して空中を飛ぶ気球や飛行船
などの軽航空機に関する。
(従来技術) 従来、この種の軽航空機には、小型エンジンなどの推進
装置を有し、気球体の形状が卵形の飛行船があ゛った。
また、この飛行船は、たとえばロープなどの長い索で地
上に係留されている。
この飛行船では、風の弱い場合には、係留索だけの操作
で飛行船を操作することができた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の飛行船では、風の強い
場合には、係留索だけの操作だけでは飛行船を操作する
ことができず、推進装置を使用する必要があった。
すなわち、このような飛行船では、その気球体の形状が
卵形であるために、風の強い場合には、風を受けて横に
吹き流されてしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、それを上空に上
げた後、風を受けても横に吹き流されにくい、軽航空機
を提供することである。
(課題を解決するための手段) この発明は、気球体と、気球体に取り付けられ、気球体
の底部を平坦に維持するための保型手段とを含む、軽航
空機である。
(作用) 気球体は、その底部が保型手段によって、平坦に形成さ
れるので、前から吹きつけられる気流が気球体の下側で
はその流れが密になり、気球体の上側ではその気流が粗
になるので、前から吹きつけられた風を上向きの揚力に
変えながら気球体を移動させることができる。
(発明の効果) この発明によれば、保型手段によってその底部が平坦に
形成された気球体は、前から受けた風を利用して、その
風を上向きの揚力に変えて飛行させることができるので
、風が強い場合でもその風で横に吹き流されることがな
く、それを上空に上げた後、係留索の操作だけで飛行さ
せることができる、軽航空機が得られる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、この発明の一実施例を示す図解図である。
この実施例では、たとえば航空写真の撮影に利用される
航空写真撮影用飛行船装置について説明する。
航空写真撮影用飛行船装置10は、たとえば塩化ビニル
などの合成樹脂で、その平面形状が略楕円形に近い卵形
の気球体に形成される飛行船本体11を含む。
この飛行船本体11には、第2A図ないし第2C図、お
よび第3図に示すように、その底部を平坦に維持するた
めの保型手段としての保型部材12が形成される。保型
部材12は、たとえば複数枚の袋部材13および板13
aで形成される。これらの複数枚の袋部材13および板
13aは、飛行船本体11の底部の内壁11aに形成さ
れる。
すなわち、飛行船本体11の底部内壁11aには、飛行
船本体11の長手方向に横並びに複数の袋部材13が形
成され、その中にそれぞれ仮13aが収納される。これ
ら複数の袋部材13は、それらを横並びに配置した時に
、その平面形状が飛行船本体11の平面形状よりもひと
まわり小さい略楕円形に形成される。
また、これら複数の袋部材13は、飛行船本体11の底
部内壁11aに縫い込まれて形成される。
さらに、袋部材13の中には、それぞれ、袋部材13の
形状に対応する仮13aが収納されている。
なお、袋部材13は、たとえば塩化ビニルなどの合成樹
脂材料で形成される。
したがって、飛行船本体11の底部は、平坦面として形
成される。なお、保型部材12としては、複数枚の板1
3aを直接飛行船本体11の底部内壁11aにたとえば
接着剤で接合してもよい。
さらに、この飛行船本体11の底部には、適宜間隔を隔
てて飛行船本体11の長手方向にたとえば2つの保型用
のパイプI 4.j 4が形成される。
この2つの保型用のパイプ14.14は、飛行船本体1
1の底部内壁11aを平坦面に形成するために設けられ
た保型部材12を飛行船本体11の長手方向に沿って保
型するためのものである。
この場合、飛行船本体11の底部には、第2c図、およ
び第4図ないし第6図に示すように、たとえば略円形の
吸着盤14a、、14b、14cおよび14dがたとえ
ば接着剤で接合される。吸着盤14aと14bとは、飛
行船本体11の底部に設けられた保型部材12の一方側
部に、その長手方向に所定の間隔を隔てて形成される。
また吸着盤14cと14dとは、保型部材12の他方側
部の長手方向に所定の間隔を隔てて形成される9さらに
、これらの吸着盤14aないし14dには、その中央上
部に、たとえば矩形の突起部15aないし15dがそれ
ぞれ形成され、これらの突起部15aないし15dには
、たとえば円形の孔16aないし16dが形成される。
そして、突起部15aおよび15bの孔16aおよび1
6bに保型用のパイプ14が嵌め込まれて取り付けられ
、吸着盤14cおよび14dの孔16cおよび16dに
もう一方の保型用のパイプ14が嵌め込まれて取り付け
られる。この2つの保型用バイブ14.14によって、
保型部材12の長手方向の形状が保型される。また、保
型部材12の複数の板13aはそれぞれ飛行船本体11
の幅方向の保型機能の役割を果たすので、これらの複数
の板13aと、それらの長手方向を保型する2つのパイ
プ14.14とによって、この飛行船本体11の底部は
2次元的にその底部を平坦に維持し保型することができ
る。
さらに、この飛行船本体11の外周面には、適宜複数の
たとえば合成樹脂からなる糸17が、たとえば網目状に
覆われている。すなわち、この糸17によってこの飛行
船本体11の形状を立体的に維持し保型している。
この飛行船本体11は、その底部が保型部材12によっ
て平坦面に形成されるので、この飛行船本体11を上空
に上げた後、前から吹きつけられる風がこの飛行船本体
11の下側でその受けた風を上向きの揚力に変えながら
飛行することができるので、風で飛行船本体11が横に
吹き流されることがなく、たとえば風速が4〜5m/s
においても係留索の操作だけで飛行船本体11を操作す
ることができる。
なお、この実施例では、飛行船本体11の外周面に適宜
糸17を覆うことによって立体的にその形状を維持する
ように保型したが、糸17に換えて、たとえば、第7図
に示すように、飛行船本体11の内部にたとえば合成樹
脂材料からなる柱状の支持部材17′で部屋分けをすれ
ば、支持部材17′そのものが糸17の役割を有し、飛
行船本体11を立体的に、その形状を維持し保型するこ
とができる。この場合、支持部材17′は、伸縮自在に
形成され、その両端が飛行船本体ll内の上部および下
部の内壁面にたとえば溶着されて取り付けられている。
なお、飛行船本体11の底部を平坦にするためには、た
とえばアルミニウム合金の骨組みで、その底部を平坦状
にした流線形の船体を作り、その中にガス袋を入れた形
式にしてもよい。
また、この飛行船本体11は、気球体(ガス袋)内に、
空気より軽いたとえばヘリウムガスを満たし、その浮力
と内圧とを利用して、さらに、推進装置によって自刃飛
行することができる。
そこでまず、この飛行船本体11の推進装置について説
明する。
この飛行船本体11のほぼ中央下部には、エンジン収納
ケース18が設けられる。エンジン収納ケース18は、
第8図に示すように、たとえば矩形枠体のエンジン取り
付は枠19を含む。エンジン取り付は枠19は、たとえ
ば断面円形のパイプなどで形成される。このエンジン取
り付は枠19には、その中央より下にたとえば矩形のエ
ンジン支持枠20が取り付けられる。このエンジン支持
枠20もたとえば断面円形のパイプなどで形成される。
この場合、パイプ20a、20b、20cおよび20d
によってエンジン支持枠20が形成される。パイプ20
aの上方には、適宜間隔を隔ててパイプ21がエンジン
取り付は枠19に設けられる。パイプ20aおよびパイ
プ21の中央には、たとえば矩形板状の取り付は板22
が設けられる。この取り付は板22によって推進用エン
ジン23がパイプ20aおよびパイプ21に取り付けら
れる。また、この推進用エンジン23には、3枚の羽根
からなるプロペラ24が水平方向に船首側へ向いて取り
付けられる。
さらに、パイプ20aとパイプ20bとの間には、適宜
間隔を隔てて2本のパイプ(図示せず)が取り付けられ
、その上部には、上昇用エンジン26が設けられる。こ
の上昇用エンジン26には、たとえば3枚の羽根からな
るプロペラ28が垂直方向に飛行船本体11側へ向いて
取り付けられる。
この上昇用エンジン26は、飛行船本体11のスピード
が0でも飛行船本体11を上昇および下降させることが
できる。飛行船本体11の浮力は、通常、0かわずかに
マイナスである。飛行船本体11を地上に降下させる場
合に、急激に降下して飛行船本体11を破壊しないよう
に、上昇用エンジン26によって飛行船本体11の浮力
を補っている。
また、推進用エンジン23と上昇用エンジン26との間
には、ボックス30が設けられる。このボックス30に
は、第9図に示すように、推進用エンジン23および上
昇用エンジン26を動かすために、その移動信号を受信
するための第1の受信機32と、それに接続されていて
、移動信号によって推進用エンジン23を制御するため
のサーボモータ34と、上昇用エンジン26を制御する
ためのサーボモータ35と、推進用エンジン23および
上昇用エンジン26の始動用バッテリ36と、第1の受
信機32のバッテリ38とが内蔵される。
また、エンジン支持枠20のパイプ20aとパイプ20
bとの間には、たとえば矩形板状の支持板42および支
持板44が架は渡される。そして、この支持板42およ
び支持板44の上には、たとえばアルコールとひまし油
等を含む燃料が貯蔵された燃料タンク46および燃料タ
ンク48が設けられる。
このエンジン取り付は枠19の上部には、その4隅にス
プリング50がそれぞれ2つずつ取り付けられる。この
2つのスプリング50の先端には連結謂52が取り付け
られ、さらに、この連結鑵52には、たとえばなす謂な
どのフックで形成された吊り下げ金具54が設けられる
一方、飛行船本体11の略中央下部には、第1O図に示
すように、たとえば断面円形のパイプからなる2本の取
り付は棒60が適宜間隔を隔てて平行に設けられる。
すなわち、飛行船本体11の内壁11aには、第11図
ないし第13図に示すように、たとえば略円形の吸着盤
56がたとえば接着剤で接合されていて、この吸着盤5
6の中央上部に設けられたたとえば矩形の突起部58の
孔58aに取り付は棒60が嵌め込まれて取り付けられ
る。
飛行船本体11にエンジン収納ケース18を取り付ける
ためには、取り付は棒60に吊り下げ金具54を引っ掛
けて取り付ければよい。この場合、エンジン収納ケース
18は、スプリング50を介して吊り下げ金具54で飛
行船本体11に取り付けられるので、エンジン収納ケー
ス18への振動をスプリング50によって緩衝できる。
なお、収納ケース18を飛行船本体11に取り付けるに
は、取り付は棒60を使用せずに、吊り下げ金具54を
直接吸着盤56の孔58a、に引っ掛けて取り付けても
よい。
エンジン取り付は枠19上部には、その長手方向のパイ
プの一方に、たとえば矩形板状の保護用カバー62が取
り付けられる。この保護用カバー62は、飛行船本体1
1が飛行している時に、エンジン取り付は枠19が風で
揺れて、パイプの角が飛行船本体11に当たって飛行船
本体11が損傷することを防ぐために設けられたもので
ある。
すなわち、エンジン取り付は枠19は飛行船本体11の
下部に当たっても保護用カバー62によって平面的に当
たるように形成される。
また、エンジン取り付は枠19の下部に形成される長手
方向のパイプの一方には、その両端から前方(船首側)
に延びてたとえば断面円形のバイブロ4およびパイプ6
6が設けられる。なお、このバイブロ4および66は、
そのほぼ中央で、たとえば「<」の字形に斜め上方へ曲
げられてせり上がるように形成される。さらに、このバ
イブロ4およびパイプ66の先端から延びてエンジン取
り付は枠19に接続されるように、たとえば断面円形の
バイブロ8およびパイプ70が設けられる。
バイブロ4およびパイプ66は、斜め上方にせり上がる
ように形成されるので、飛行船本体11が着地した場合
にその先端が地中にめり込んでしまうようなことはない
次に、飛行船本体11の飛行方向を制御する垂直翼およ
び水平翼について説明する。
飛行船本体11の船尾において、その船尾上部には、垂
直翼72が設けられ、船尾下部には、垂直翼74が設け
られる。また、飛行船本体11の船尾において、その船
尾両側部には、その一方に水平翼76が設けられ、他方
に水平翼78が設けられる。
垂直翼72は、第14図および第16図に示すように、
たとえば略台形板状の垂直安定板82を含む。この垂直
安定板82には、たとえば略台形板状の方向舵84がた
とえば布からなるひんしなどで垂直安定板82に対して
水平方向に左右に動くように取り付けられる。また、垂
直安定板82には、たとえば箱形のコントロールボック
ス85が設けられ、その中には、方向舵84を無線によ
って動かすために、方向転換用の電気的信号を受信する
第1の受信機86が内蔵される。この第1の受信機86
の近傍には、バッテリ88およびスイッチ90が設けら
れる。また、コントロールボックス85の横には、たと
えば矩形の凹部91が設けられ、その中には第1の受信
機86に接続され、方向舵84を制御するためのサーボ
モータ92が内蔵される。さらに、この凹部91をふさ
ぐようにして、たとえば矩形板状の保持板93が軸93
aおよび軸93bによって取着される。このサーボモー
タ92の軸にはアーム94が取り付けられていて、アー
ム94には、軸96によって、たとえば矩形板状の作動
部材9,8が回動可能に取り付けられる。さらに、この
作動部材98は、゛方向舵84に設けられた、たとえば
断面円形の作動棒100に取り付けられる。この場合、
作動部材98の先端に設けられた軸98aに取り付けら
れた連結金具99によって作動棒100に作動部材98
が取り付けられる。また、この軸98aには、2つのス
プリング102aおよび102bが取り付けられ、それ
らの先端は軸93bに取着される。
このスプリング102aおよび102bによって、方向
舵84が垂直安定板82に弾性的に支持される。
方向舵84は、無線によって操作され、その電気的信号
が第1の受信機86によって受信され、その信号によっ
てサーボモータ92が作動し、サーボモータ92のアー
ム94が前後に動くことによって、作動部材98が方向
舵84に設けられた作動棒100を押したり引っ張った
りするために、方向舵84を垂直安定板82に対して水
平方向に左右に動かすことができる。
また、もう一方の垂直翼74は、前記垂直翼72と同じ
構造に形成される。
水平翼76は、第16図に示すように、たとえば略台形
板状の水平安定板106を含む。水平安定板106には
、たとえば略台形板状の昇降舵108がたとえば布から
なるひんしなどで水平安定板106に対して垂直方向に
上下に動くように設けられる。なお、この昇降舵108
を動かすための機構は、先に述べた方向舵84を動かす
ための機構と同様である。すなわち、水平安定板106
には、昇降舵10Bを無線で動かすために、昇降舵10
8を動かすための電気的信号を受信する第1の受信機1
10が設けられていて、この第1の受信機110には、
その電気的信号によって昇降舵lO8を作動させるため
のサーボモータ112が接続される。サーボモータ11
2のアーム114には、作動部材116が取着され、さ
らに、作動部材116には、昇降舵108に設けられた
作動棒118が連結される。サーボモータ112のアー
ム114が前後に変位することによって作動部材116
も前後に変位し作動棒118を引っ張ったり押したりす
ることによって昇降舵108を水平安定板106に対し
て垂直方向に上下に動かすことができる。
また、もう一方の水平翼78は、前記水平翼76と同じ
構造に形成される。
飛行船本体11を無線によって移動させるためには、た
とえば第17図に示す第1の送信機150を操作するこ
とによって行われる。この実施例では、第1の送信機1
50は、たとえば、プロポと称されるもので2t)ラッ
クの運転席に設置される。この第1の送信機150は、
送信アンテナ152を有する。また、推進用エンジン2
2を無線によって動かし、また、方向舵84を左右に動
かすための操作レバー154と、上昇用エンジン26を
無線によって動かすための操作レバー156とが設けら
れる。さらに、昇降舵108を無線によって上下に動か
すためのつまみ158が設けられる。
次に、飛行船本体1工に設けられる撮影装置について説
明する。
飛行船本体11の前下部には、第18図ないし第20図
に示すように、後述する撮影装置取り付は枠192など
でたとえば矩形枠体の収納枠192が回動可能に吊り下
げられている。この収納枠162の下部には、たとえば
矩形板状の保持部材164と保持部材166とがそれぞ
れ軸168と軸170とによって回動自在に収納枠16
2に取り付けられる。保持部材164および保持部材1
66の下端には、たとえば矩形板状の保持片172が架
は渡されて接続されている。なお、保持部材164と保
持部材166と保持片172とは、正面路コ字形に一体
的に形成されている。保持片172の上には、撮影用カ
メラ180およびシャッタードライブ181が取り付け
られ、保持片172の下には、モニター用ビデオカメラ
182とフラッシュ184とが横並びに取り付けられる
また、この収納枠162の上部中央には、たとえば円筒
形の連結部材186および連結部材188が設けられる
。この連結部材186および連結部材188には、回転
軸190が挿通され、その一方端は収納枠162に固着
され、その他方端は後述する撮影装置取り付は枠192
に回動可能に取り付けられる。
すなわち、この収納枠162の上方には、たとえば矩形
枠体の撮影装置取り付は枠192が設けられていて、こ
の撮影装置取り付は枠192のほぼ中央に回転軸190
が軸受191によって支持される。また、この撮影装置
取り付は枠192には、支持片194,196および1
98が取り付けられている。支持片194は、その一方
端が撮影装置取り付は枠192に固着され、その他方端
は連結部材186に固着されている。さらに、支持片1
96と支持片198とは、その一方端が撮影装置取り付
は枠192に固着され、その他方端は連結部材188に
固着されている。
この撮影装置取り付は枠192は、飛行船本体11に取
り付けられるが、その取り付は構造は、第10図ないし
第13図に示したエンジン収納ケース18の取り付は構
造と同様である。すなわち、撮影装置取り付は枠192
の4隅には、スプリング200が取り付けられ、スプリ
ング200の先端には、連結部202が設けられる。さ
らに連結部202には、吊り下げ金具204が設けられ
る。
そして、この吊り下げ金具204を飛行船本体11の前
下部に設けられた取り付は棒206に引っ掛けて、撮影
装置取り付は枠192を飛行船本体11に取り付ける。
なお、撮影装置取り付は枠192を飛行船本体11に取
り付けるには、取り付は棒206を使用せずに、吊り下
げ金具204を直接吸着盤の孔に引っ掛けて取り付けて
もよい。
撮影装置取り付は枠192の上には、無線によって撮影
用カメラ180のシャッターを切るためのシャッター信
号を受信する第2の受信機210、第2の受信機210
用のバッテリー212.モニター用ビデオカメラの映像
信号を無線で送信するための第3の送信機214および
第3の送信機214用のバッテリー216が設けられる
。また、撮影装置取り付は枠192の上には、回転軸1
90の近傍に、無線で撮影用カメラ180やモニター用
ビデオカメラ182のアングルを決定するための電気的
信号を受信する受信機218が設けられる。
さらに、この受信機218には、先の電気的信号によっ
て回転軸190を回転させるためのサーボモータ219
が電気的に接続されている。第21図に示すように、サ
ーボモータ219には、その軸にアーム220が取り付
けられていて、アーム220には、案内アーム222が
取り付けられる。案内アーム222の先端にはロッド2
24の一端が固着され、このロッド224の他端には、
連結片225を介して作動棒226が固着される。
作動棒226の先端には連結部材228が設けられる。
一方、回転軸190は、円板230に固着されていて、
円板230は、軸受191に回動自在に支持されている
。さらに、軸受191は、撮影装置取り付は枠192の
ほぼ中央に固着される。
円板230には、たとえば断面円形棒状の作動部材23
2が設けられ、この作動部材232に前記連結部材22
8が取り付けられる。サーボモータ219は、受信機2
18によって受信された電気的信号によって作動し、ア
ーム220をその軸219aを枢軸としてほぼ180度
回転させることができる。この場合、アーム220は回
転することによって案内アーム222でロッド224を
前後に変位させ、ロフト224を前後に動がせる。
ロッド224は、連結片225を介して、作動棒226
を前後に変位させ、さらに連結部材228を変位させ作
動部材232を引っ張ったり押したりすることができる
。すなわち、作動部材232が前後に変位することによ
って回転軸190を回転させることができる。そして、
回転軸190を回転させることによって収納枠162も
それに従って回転させることができる。したがって、撮
影用カメラ180およびモニター用ビデオカメラ182
の水平方向のアングルをこの回転軸190の回転によっ
て決定することができる。
なお、回転軸190を回転させるためには、第21図に
示すサーボモータ219の代わりに、たとえば、第22
図に示す別のサーボモータ232を使用してもよい。こ
の場合、サーボモータ232のドラム234と円板23
0との周囲にエンドレスのワイヤー236が架は渡され
る。そして、サーボモータ232のドラム234が回転
することによって円板230も回転し、回転軸190を
360度回転させることができる。
また、収納枠162には、第18図に示すように、撮影
用カメラ180およびモニター用ビデオカメラ182の
上下のアングルを決定するためのサーボモータ240が
たとえば矩形板状の支持板162aに設けられる。この
サーボモータ240は、撮影装置取り付は枠192の上
に設けられた受信機218に電気的に接続されている。
サーボモータ240のアーム242には、軸244によ
って回動自在に作動棒250が取着される。この作動棒
250の先端には、作動アーム252が設けられる。こ
の作動アーム252は、軸254によって保持部材16
4に取着される。受信機2工8に受信された電気的信号
によってサーボモータ240が駆動し、アーム242を
その軸242aを枢軸として上下に変位させることがで
きる。アーム242が上下に変位することによって、作
動棒250を軸244を枢軸にして上下に変位させるこ
とができる。さらに、作動棒250の先端に設けられた
作動アーム252が上下に動き、保持部材164を軸2
54を枢軸として上下に動かせることができる。したが
って、撮影用カメラ180およびモニター用ビデオカメ
ラ182は、サーボモータ240が駆動することによっ
てその上下方向に動くことができる。
撮影用カメラ180およびモニター用ビデオカメラ18
2のアングルを決定するためには、第23図に示す送信
機290を操作することによって、希望するカメラアン
グルの位置に撮影用カメラ180およびモニター用ビデ
オカメラ182を動かせることができる。
モニター用ビデオカメラ182によって映した映像は、
第20図に示す第3の送信機214によって映像信号と
して送信される。送信された映像信号は、第1図および
第23図に示すアンテナ260を介して第3の受信機2
62によって受信され、モニターテレビ264に映し出
される。
なお、モニター用ビデオカメラ182と第3の送信機2
14との電源は、飛行船本体11が地上にある時に手動
でオンにされているので、飛行船本体11が上空にある
時は、常時、映像信号は送信される。
モニターテレビ264を監視しながら希望の撮影方向を
決定し、第2の送信機280を操作することによってシ
ャッター信号を送信する。送信されたシャッター信号は
、第20図に示す第2の受信機210によって受信され
、そのシャッター信号はサーボモータ(図示せず)によ
って第19図に示すシャッタードライブ181を駆動し
、撮影用カメラ180のシャッターを切ることができる
撮影用カメラ180のシャッターを切った場合、フラッ
シュ184がたかれ、その光がモニター用ビデオカメラ
182に映ってモニターテレビ264に映し出されるの
で、シャッターを切ったことをモニターテレビ264で
確認することができる。
なお、アンテナ260は、第1図に示すように、地上に
あるたとえば2tトラツク400などに取り付けられて
いる。また、この2t)ランク400の運転席には、第
3の受信機262.モニターテレビ264.増幅器を含
む周波数変換器270、第1の送信機150.第2の送
信機280およびカメラのアングルを決定するための送
信6290などが設置されている(第23図参照)。
この場合、アンテナ260の出力端子は、増幅器を含む
周波数変換器270の入力端子に接続され、前記増幅器
を含む周波数変換器270の出力端子は第3の受信機2
62の入力端子に接続される。さらに、前記第3の受信
Ja262の出力端子は、モニターテレビ264の入力
端子に接続される。
なお、この飛行船本体11は、安全性の面から、たとえ
ば、ローブなどの係留索で係留されている。
飛行船装置10は、たとえば建築、造成工事の着手前、
あるいは完成写真の撮影に使用される。
第24図は、飛行船本体11にたとえばヘリウムガスを
充填し、かつ回収するための飛行船用ガス充填回収装置
の一例を示す図解図である。
この飛行船用ガス充填回収装置300は、たとえば円筒
形の圧力容器302を含む。この圧力容器302は、た
とえば2tl−ラック400の荷台に載置される。圧力
容器302には、その後部に安全弁304が設けられ、
その横には、ヘリウムガスを飛行船本体12に注入する
ための出口306が設けられ、注入バルブ307の開閉
によって制御される。また、圧力容器302の前部には
、ヘリウムガスを圧力容器302に回収するための入口
308が設けられ、回収バルブ309の開閉によって制
御される。さらに、圧力容器302の中央下部にはドレ
ンバルブ310が設けられる。
このドレンバルブ310は、圧力容器302にヘリウム
ガスをボンベ311から補充するための補充用のバルブ
も兼用している。なお、この圧力容器302には圧力計
312が設けられている。さらに、圧力容器302を洗
浄したり点検したりするための人の出入口であるマンホ
ール314が設けられる。なお、圧力容器302の上方
には、作業台340が設けられ、この作業台340の後
部には、人が作業台340に登るための昇降階段342
が取り付けられている。
また、2tトランク400の荷台前部には、圧力容器3
02の近傍に、圧縮機320が設けられる。この圧縮機
320は、2tトラツク400に取り付けられた動力取
出装置(図示せず)によって、駆動される。動力取出装
置は、2tトラツク400のダツシュボードの下に設け
られ、タラッチを切ることによって入れ換えが行われる
。動力取出装置は、レバー式になっていてレバーを引く
とエンジンの駆動力を圧縮機320に伝達することがで
き、圧縮機320を駆動する。
圧縮機320の注入口320aには、回収ホース322
が取り付けられ、この回収ホース322によって飛行船
本体11からヘリウムガスを回収する。圧縮機320に
よって回収されたヘリウムガスはその一方端が圧力容器
302の入口308に取り付けられ、その他方端が圧縮
機320の吐出口320bに取り付けられたホース32
4によって圧力容器302に貯蔵される。なお、回収ホ
ース322の先端には、第25図および第26図に示す
吸出部材330が取り付けられる。この吸出部材330
の先端には、たとえばそれぞれ直径の異なった円筒形の
バイブ332a、332b。
332c、332d、332eおよび332rが取り付
けられている。これらのパイプ332a〜332fには
、それぞれたとえば円形の孔が複数個設けられる。この
複数の孔からヘリウムガスを吸出すので、飛行船本体1
1から均衡にヘリウムガスを抜くことができる。この吸
出部材330を第27図に示す飛行船本体11の最後部
にあるヘリウムガスの出入口350に差し込んでヘリウ
ムガスを回収する。この出入口350は、たとえば直径
15cmの円筒形に形成されている。ヘリウムガスを注
入した後は、たとえばひもなどで結ばれる。
また、ヘリウムガスを飛行船本体11に充填する場合に
は、圧力容器302の出口306に取り付けられたホー
ス306aをヘリウムガスの出入口350に差し込んで
注入すればよい。
飛行船本体11に使用されるヘリウムガスは、飛行船用
ガス充填回収装置300によって回収し、再利用できる
ので、従来のようにその都度、ヘリウムガスを捨ててい
た場合に比べて、飛行船を飛行させるための経費を節減
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す図解図である。 第2A図ないし第2C図は、飛行船本体の要部図解図で
あり、第2A図はその正面図解図であり、第2B図はそ
の側面図解図であり、第2C図はその底面図解図である
。 第3図は、袋部材および板の取り付は状態を示す要部図
解図である。 第4図ないし第6図は、吸着盤および保型用のパイプと
、飛行船本体との取り付は構造を示す要部図解図であり
、第4図はその正面図解図であり、第5図はその側面図
解図であり、第6図はその平面図解図である。 第7図は、第2A図ないし第2C図に示す飛行船本体の
変形例を示す要部図解図である。 第8図は、推進用エンジン、上昇用エンジンおよびその
周辺を示す斜視図である。 第9図は、燃料タンクにはさまれたボックスの内部を示
す図解図である。 第10図は、飛行船本体とエンジン収納ケースとの取り
付は状態を示す斜視図である。 第11図ないし第13図は、吸着盤および取り付は棒と
、飛行船本体との取り付は構造を示す要部図解図であり
、第11図はその正面図解図であり、第12図はその側
面図解図であり、第13図はその平面図解図である。 第14図は、垂直翼を示す図解図である。 第15図は、方向舵およびその周辺を示す図解図である
。 第16図は、水平翼を示す図解図である。 第17図は、第1の送信機を示す斜視図である。 第18図は、撮影装置取り付は枠と収納枠およびその周
辺を示す斜視図である。 第19図は撮影用カメラおよびその周辺を示す斜視図で
ある。 第20図は、第2の受信機およびその周辺を示す斜視図
である。 第21図は、回転軸の回転方法を示す要部斜視図である
。 第22図は、回転軸の別の回転方法を示す要部斜視図で
ある。 第23図は、モニターテレビおよびその周辺を示す斜視
図である。 第24図は、飛行船用ガス充填回収装置の一例を示す斜
視図である。 第25図および第26図は、吸出部材を示し、第25図
はその斜視図であり、第26図はその正面図解図である
。 第27図は、ヘリウムガスの出入口を示す要部図解図で
ある。 図において、10は飛行船装置、11は飛行船本体、1
2は保型部材、13は袋部材、13aは板、14.14
は保型用のパイプ、17は糸、18はエンジン収納ケー
ス、19はエンジン取り付は枠、20はエンジン支持枠
、20a〜20dおよび21はパイプ、22は取り付は
板、23は推進用エンジン、26は上昇用エンジン、3
2,86.110は第1の受信機、72.74は垂直翼
、76、−78は水平翼、150は第1の送信機、18
0は撮影用カメラ、182はモニター用ビデオカメラ、
184はフラツクス、210は第2の受信機、214は
第3の送信機、260はアンテナ、262は第3の受信
機、264はモニターテレビ、270は周波数変換器、
280は第2の送信機、300は飛行船用ガス充填回収
装置、302は圧力容器、320は圧縮機を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 気球体、および前記気球体に取り付けられ、前記気球体
    の底部を平坦に維持するための保型手段を含む、軽航空
    機。
JP24946689A 1989-09-25 1989-09-25 軽航空機 Pending JPH03112799A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007001458A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Tokyo Institute Of Technology 繋留型気球
US9415852B2 (en) 2011-07-19 2016-08-16 Dirisolar Airship, anchoring device, and landing and mooring method

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6441497A (en) * 1987-08-06 1989-02-13 Nippon Academic Center Kk Light-weight structural material

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