JPH02126466A - 磁気シート制御部材 - Google Patents

磁気シート制御部材

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Publication number
JPH02126466A
JPH02126466A JP27743588A JP27743588A JPH02126466A JP H02126466 A JPH02126466 A JP H02126466A JP 27743588 A JP27743588 A JP 27743588A JP 27743588 A JP27743588 A JP 27743588A JP H02126466 A JPH02126466 A JP H02126466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic sheet
sheet
control member
magnetic
negative pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP27743588A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsumoto
隆 松本
Daisuke Mihashi
三橋 大助
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP27743588A priority Critical patent/JPH02126466A/ja
Publication of JPH02126466A publication Critical patent/JPH02126466A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、可撓性を有する磁気シートに対して記録再生
を行う磁気シート記録再生装置において、その磁気シー
トに対する磁気ヘッドの当たりを良好に保つための磁気
シート制御部材に関する。
〈従来の技術〉 可撓性を有する薄肉の磁気シートを記録媒体として用い
る記録再生装置においては、単に磁気ヘッドを磁気シー
トに当接させるだけでは、磁気シートが磁気ヘッドに押
圧されることで撓んで逃げてしまうので、安定した接触
がなされない。
そこで従来、磁気シートとの間で負圧を発生する磁気シ
ート制御部材を磁気ヘッドに近接して配置し、ここで発
生する負圧によって磁気シートを磁気ヘッド側へ吸引す
ることで磁気シートを磁気ヘッドに押付け、それによっ
て安定したヘッドタッチを得るようにしたものが提案さ
れている。例えば、特開昭61−9868号公報では、
磁気ヘッドを挾んで磁気シートの回転方向上流側及び下
流側に位置して制御部材を機枠に固設し、これらの制御
部材の磁気シートに対向する面を下流側に行くほど磁気
シートから離れる傾斜面とすることにより、磁気シート
の高速回転に伴って生じる空気流にその傾斜面で負圧を
発生させるようにしている。また、USP4.620.
250号公報は、磁気シートに対向して負圧を発生させ
る比較的小形の制御部材を磁気ヘッドに固定し、磁気ヘ
ッドのシーク運動にこの制御部材を連動させるものを開
示している。
〈発明が解決しようとする課題〉 一般に磁気シートの中心部には記録再生装置の駆動軸に
装着するためのセンタコアが取付けられており、このセ
ンタコアに近い内周側では、磁気シートの撓み変形に対
する剛性が高く、反対に外周側では撓み易くなっている
。そのため、上記制御部材の磁気シートに対向する傾斜
面の傾斜角度が内周側と外周側とでは同様であるので、
内周側と外周側に発生する負圧が同じになり、内周側と
外周側とのうちいずれかのへラドタッチをある程度犠牲
にせざるを得なかった。
本発明は、このような実状に鑑みて成されたものであり
、位置に応じて必要なだけの且つ十分な負圧を得ろこと
のできる磁気シート制御部材を提供することを目的とし
ている。
く課題を解決するための手段〉 上述の目的を達成するため、本発明にかかる磁気シート
制御部材の構成は、回転する可撓性磁気シートに磁気ヘ
ッドを摺接させて記録再生する際に用いられ且つ前記磁
気ヘッドに隣接して機枠に固定されると共に前記磁気シ
ートの記録トラック方向に沿って該磁気シートのシート
面から漸次遠ざかるように傾斜した傾斜面を有し、前記
磁気シートとの間で負圧を発生させる磁気シート制御部
材において、前記磁気シートの半径方向の内周側と外周
側とに対向する前記傾斜面の傾斜角度が異なるように傾
斜させ、磁気シートとの間に発生する外周側の負圧発生
量に較べて内周側の負圧発生量を大とすることを特徴と
する。
く作   用〉 前記構成において、磁気シートを回転させろと、該磁気
シートと、この磁気シートに対向する傾斜面とで負圧が
発生するが、磁気シートの半径方向においては、内周側
と外周側とでは傾斜面の角度が異なるために、外周側に
較べて内周側の負圧発生量が大となる。
く実 施 例〉 以下、本発明を磁気ディスクシート記録再生装置に適用
した実施例について説明する。
ここで、本発明は前述の如く、制御部材による負圧発生
量を変更するものであるが、記録媒体に対向する制御部
材の表面を記録媒体の移動方向前方へ行くに従って漸次
記録媒体から遠ざかる傾斜面とした制御部材にあっては
、制御部材と記録媒体との距離、傾斜面の傾斜角度、傾
斜面表面の凹凸(表面粗さ)等がその負圧発生量に影響
を及ぼすことが知られている。
第5図は制御部材と記録媒体との距離及び傾斜面の傾斜
角度が負圧発生に及ぼす影響を調べた実験結果の一例を
表わしている。第5図において、(a)〜(f)のグラ
フはそれぞれ横軸に傾斜角度θ〔度〕、縦軸に負圧発生
量X〔エタノール柱間〕を採ったものであり、(a)〜
(flは各々第7図に示した制御部材11の傾斜面表面
上の位置a % fにおける測定結果を表わしている。
また、同グラフ中でO印、Δ印2口印は、第6図に示し
た状態で制御部材11と記録媒体12どの距fiTがそ
れぞれ+40μm、0μm、−40μmの場合を示して
いる。尚、図中で矢印Mは記録媒体12の移動方向を示
すものである。
この実験結果によれば、大略、傾斜角度θが2〜3度以
下の範囲内において、角度が太き(なるに従って負圧発
生量が増大し、また場所によっては極大値を与える。さ
らに、−般的には、制御部材11と記録媒体12との距
離Tが小さい程、負圧発生量が増す。以下の各実施例は
このような知見に基づくものである。
第1図は本発明の一実施例にかかる磁気シート制御部材
の斜視図、第2図はその断面図(第4図のI−n断面図
)、第3図はその断面図(第4図のI−1[断面図)、
第4図はその平面図である。
第1図〜第4図に示すように、本磁気シート制御部材(
以下「制御部材」という。)20は、磁気シート21に
対して磁気ヘッド22と同じ側に位置し、該磁気シート
21の回動時に磁気シート21との間で負圧を発生させ
ることにより磁気シート21を磁気ヘッド22側へ吸引
するものである。この制御部材20には、その磁気シー
ト21のシート面に対向する傾斜面23が磁気シート2
1の停止状態にあるシート面に対して磁気シート21の
回転方向(矢印R方向)の下流側に行くほど遠ざかる方
向に傾斜しており、磁気シート21の回転に伴って生じ
ろ空気流がこの傾斜面23と磁気シート21との間に導
入されることで負圧を発生するようになっている。この
傾斜面23の中央部には、凹溝24が形成され、この凹
t#22内に沿って磁気ヘッド22が半径方向(矢印C
方向)に移動できろように位置し、磁気ヘッド22のシ
ーク連動を可能としている。
本実施例では、制御部材20は、磁気ヘッド22を挾む
ように磁気シート21の回転方向(矢印R方向)の上流
側(Upper )及び下流側(Lover )にそれ
ぞれ該磁気シート21に対向する傾斜面23U、23L
をそれぞれ形成している。これら傾斜面23U、23L
は磁気シート21の停止状態にあるシート面に対して各
々磁気シート21の回転方向下流側に行くほど漸次遠ざ
かる方向に傾斜している。
更にこれら傾斜面23U、23Lは、磁気シート21の
半径方向に亙って外周側(0uter )と内周側(I
nner )とで、外周側に対して内周側の傾斜角度が
大となるように傾斜しており、シート面とのなす角がθ
。U〈θ+u’ θ。、くθILとなるように設定され
ている。よって、磁気シート21の回転に伴って生じる
空気流がこれら傾斜面23U、23Lと磁気シート21
との間に導入されることで、外周側に較べて内周側の方
が大となるような負圧が発生する。
よって磁気シート21の内周側の剛性が高い場合、外周
側に較べて内周側でより大きな負圧を必要とするが、前
述したように、制御部材20の内周側の傾斜角θluj
 θILを外周側の傾斜角θ。1.θ。、よりも大とす
ることにより、内側の負圧力を大とすることにより、磁
気シート21の磁気ヘッド22に対するヘッドタッチが
均一で且つ安定する。
尚、傾斜角度θ。0.θILI’θ。1.θ、Lは、記
録再生装置の特性に応じて適宜選択されるものであり、
例えば2インチ径、厚み40μmの磁気シート21を3
60 Orpmで回転させて記録再生を行う本実施例の
装置においては、θ。。、θ。、は0.5〜1度、θI
ll’ θ1Lは1.5〜2度程度とするのがよい。尚
、第1図〜第3図において、傾斜面23の角度の大きさ
は図解を容易にするために誇張して描いである。
従って、このような装置によれば、磁気シート21の内
周側でより大きな負圧を発生させることができ、それに
よってどのような位置でも磁気シート21を磁気ヘッド
22側へ十分に引き寄せて安定な記録再生を行うことが
可能となる。
尚、本実施例は、前述したように第5図に示すデータに
基づいて、内周側の傾斜角θを外周側の傾斜角θ。より
もその傾斜面を大となるようにしたが内周側の傾斜角を
外周側の傾斜角よりも小としてもよい。例えば第5図中
(d)及びff)を基にして、内周側の傾斜角θを2゜
とし、外周側の傾斜角θ。を3°とし、傾斜角をθ、く
θ。とする場合でも、内周側で発生する負圧量は外周側
のそれよりも大となり、本目的を達成し得る。
また、上述の実施例では磁気ヘッド22に対して磁気シ
ート21の回転方向上流側及び下流側の制御部材20を
一体で構成したものを示したが、上流側と下流側で制御
部材20を別体で構成してもよい。
さらに、本発明は磁気シート記録再生装置に限るもので
はなく、記録媒体として可撓性のものを用い、制御部材
が発生ずる負圧にて記録媒体をトランスジューサー側へ
引き寄せて所定位置に案内するようにした記録再生装置
であれば適用でき、例えば光を用いた記録再生装置であ
ってもよい。
〈発明の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明によ
れば、記録媒体である磁気シートの起動時に制御部材の
内外周の負圧発生量を異るように内外周の傾斜角を変化
させなので、起動時にも常に安定した記録再生を行うこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる磁気シート制御部材
の斜視図、第2図、第3図はその断面図、第4図はその
平面図、第5〜7図は実験データの説明図である。 図面中、 20は磁気シート制御部材、 21は磁気シート、 22ば磁気ヘッド、 23は傾斜面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転する可撓性磁気シートに磁気ヘッドを摺接させて記
    録再生する際に用いられ且つ前記磁気ヘッドに隣接して
    機枠に固定されると共に前記磁気シートの記録トラック
    方向に沿って該磁気シートのシート面から漸次遠ざかる
    ように傾斜した傾斜面を有し、前記磁気シートとの間で
    負圧を発生させる磁気シート制御部材において、前記磁
    気シートの半径方向の内周側と外周側とに対向する前記
    傾斜面の傾斜角度が異なるように傾斜させ、磁気シート
    との間に発生する外周側の負圧発生量に較べて内周側の
    負圧発生量を大とすることを特徴とする磁気シート制御
    部材。
JP27743588A 1988-11-04 1988-11-04 磁気シート制御部材 Pending JPH02126466A (ja)

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