JPH02126182A - 一部材から成る時計バンドを備えた腕時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、一部材から成る時計バンドを備えた腕時計で
あって、時計バンドの自由端部がバックルを介して互い
に結合可能であり、時計バンドが時計ケーシングの底部
範囲と解離可能に結合される形式のものに関する。

［従来の技術１ 上記のような腕時計では、時計ケーシングが２つの部材
から形成されており、時計ガラスを備えた上方ケーシン
グ部材と底部ケーシング部材とが分離されている形式の
ものが公知である一部材から成る時計バンドの中央範囲
が、上方ケーシング部材と底部ケーシング部材との間に
配置されており、これら２つのケーシング部材は時計バ
ンドをそれらの間で締付は固定しながら、互いに結合さ
れている。この場合、底部ケーシング部材から上方ケー
・シング部材へ向かって突出したビンが、上方ケーシン
グ部材に設けられた適当な孔内へ締りばめされながら差
込まれることによって、上記２つのケーシング部材が互
いに結合される。

上記の場合、時計バンドを交換するためには時計ケーシ
ングが分解されねばならず、そのために特別な分解装置
が必要である。その結果、時計ケーシングがひっかかれ
て傷だらけになるような損承を受けることは避けられな
い。

［発明が解決しようとする課題１ 本発明の課題は、時計バンドが時計ケーシングの損承を
回避するように容易に時計ケーシングに取付けられ、か
つそれから取外されるような、はじめに述べた形式の腕
時計を提供することにある。

［課題を解決するための手段１ 上記課題は、本発明によればはじめに述べた形式の腕時
計において、時計ケーンングの底部に両端部の開いた収
納部が形成されており、収納部が腕時計の表示面に対し
てほぼ平行に延びており、時計バンドが上記収納部内を
貫通案内されており、時計バンドの縦方向で見てほぼ中
央の範囲に保持範囲が設けられており、保持範囲におい
て時計ケーシングが、収納部内の時計バンドの弾性的゛
な締付は力ｌこよって時計バンドに固定されていること
によって解決されている［作用及び効果１ 上記の解決手段によれば、どんな特別な装置及び工具も
使用されることなく、時計バンドの、時計ケーシングへ
の取付は及びそれからの取外しが容易かつ迅速に行われ
る。さらに、時計ケーシングの損承が完全に回避される
。その結果、時計バンドを時計ケーシングに保持してい
る構成部材が摩耗されることなく、時計バンドが頻繁に
取付けられかつ取外される。

簡単な構成において、時計バンドの、１性ゴムから成る
保持範囲の厚さは、収納部の高さよりも大きい。

正確な取付は位置への迅速な取付けのために、時計バン
ドの保持範囲は、時計バンドに設けられた剛性のストッ
パによってパンクル側で制限されてもよい。このストッ
パは、時計バンドの縦方向に対して横向きに延びており
、かつ時計バンドの平面から突出している。時計バンド
を時計ケーシングに保持している構成部材がほとんど目
に見えないようにするために、時計バンドは二層の皮バ
ンド及び繊維バンド又はプラスチックバンドとして形成
されてもよい。保持範囲において上記２つの層の間には
、弾性ゴムから成るバンドが配置されている。

さらなる利点は、保持範囲のバックル側の端部において
上記２つの層の間に、時計バンドの縦方向に対して横向
きに延びる線材が配置されていることにある。この線材
は、有利にはプラスチック線材として形成されている。

［実施例］ 次に図示の実施例につき本発明を説明する。

図面に示された腕時計は、時計ケーシング１及び時計バ
ンド２から形成されている。

時計ケーンングｌの底部には、腕時計の表示面３に対し
てほぼ平行で、時計の針の６時から１２時の方向に一貫
して延びる収納部４が設けられている。収納部４の横断
面は、時計バンド２の中央範囲の横断面にほぼ相応して
いる。

時計バンド２は一部材から形成されており、かつその一
方の自由端部にバックル５を有している。時計バンド２
の他方の自由端部の範囲には、バックル５の留め針７が
差込まれる、−列のベルト穴〇が形成されている。

時計バンド２は二層の皮バンドとして形成されている。

時計バンド２の中央範囲には保持範囲８が設けられてい
る。保持範囲８において時計バンド２の２つの層の間に
は、弾性ゴムから成るパッドが配置されている、それに
よって、保持範囲８における時計バンド２の厚さが収納
部４の高さよりも大きくなる。

保持範囲８の側方のパンクル５側において時計バンド２
の２つの層の間には、時計バンド２の縦方向に対して横
向きに延びるプラスチック線材が配置されている。これ
によって、ＩＩ？　計バンド２の下方平面から突出する
ストッパ９が形成される。その結果、ストッパ９におけ
る時計バンド２の厚さが収納部４の高さよりも大きくな
る。

時計バンド２を時計ケーシング１に取付けるために、ス
トッパ９が収納部４の開口部に当接し、引続く貫通案内
を制限するまで、時計バンド２の、バックル５とは反対
の自由端部が収納部４内へ差込まれ、この中を貫通案内
される。

時計バンド２がこのように貫通案内されるさいに保持範
囲８が収納部４内へ到達するとすぐに、時計バンド２の
差込み方向で見て突出した湾曲部を形成する、弾性ゴム
から成るパッドが弾性的に圧縮され、かつ時計バンド２
の収納部４内で弾性的にプレロードされながら、最終的
な組込み位置に保持される。

・１ 時計バンド２は時計ケーシングｌから取外されるために
、上記とは反対の方向で収納部４から抜さ出されさえす
ればよい。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明による腕時計の一実施例を示すもので、 第１図は本発明による腕時計の側面図及び時計ケーシン
グの底部の部分断面図、第２図は第１図による腕時計の
時計ケーシングの底面図、第３図は第２図による時計ケ
ーシングの側面図及びケーソング底部の部分断面図、第
４図は第２図による時計ケーシングの側面図、第５図は
第１図による腕時Ｊ１の時計バンドの平面図、第６図は
第５図による時計バンドの側面図である１・・・時計ケ
ーンング、２・・・時計バンド、３・・・表示面、４・
・・収納部、５・・・バックル、６・・・ベルト穴、７
・・・留め針、８・・・保持範囲、９・・・ストツパ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、一部材から成る時計バンドを備えた腕時計であって
   、時計バンドの自由端部がバックルを介して互いに結合
   可能であり、時計バンドが時計ケーシングの底部範囲と
   解離可能に結合される形式のものにおいて、時計ケーシ
   ング（１）の底部に両端部の開いた収納部（４）が形成
   されており、収納部（４）が腕時計の表示面（３）に対
   してほぼ平行に延びており、時計バンド（２）が上記収
   納部（４）内を貫通案内されており、時計バンド（２）
   の縦方向で見てほぼ中央の範囲に保持範囲（８）が設け
   られており、保持範囲（８）において時計ケーシング（
   １）が、収納部（４）内の時計バンド（２）の弾性的な
   締付け力によって時計バンド（２）に固定されているこ
   とを特徴とする、一部材から成る時計バンドを備えた腕
   時計。 ２、時計バンド（２）の、弾性ゴムから成る保持範囲（
   ８）の厚さが、収納部（４）の高さよりも大きいことを
   特徴とする請求項１記載の腕時計。 ３、時計バンド（２）の保持範囲（８）が、時計バンド
   （２）に設けられた剛性のストッパ（９）によってバッ
   クル側で制限されており、ストッパ（９）が時計バンド
   （２）の縦方向に対して横向きに延びており、かつ時計
   バンド（２）の平面から突出していることを特徴とする
   請求項１又は２記載の腕時計。 ４、時計バンド（２）が二層の皮バンド及び繊維バンド
   又はプラスチックバンドとして形成されており、保持範
   囲（８）において上記２つの層の間に、弾性ゴムから成
   るパッドが配置されていることを特徴とする請求項１か
   ら３までのいずれか１項記載の腕時計。 ５、保持範囲（８）のバックル側の端部において上記２
   つの層の間に、時計バンド（２）の縦方向に対して横向
   きに延びる線材が配置されていることを特徴とする請求
   項３又は４記載の腕時計。 ６、上記線材がプラスチック線材として形成されている
   ことを特徴とする請求項５記載の腕時計。