JPH02125932A - 変速機を備えたエンジン駆動車両 - Google Patents

変速機を備えたエンジン駆動車両

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JPH02125932A
JPH02125932A JP27703388A JP27703388A JPH02125932A JP H02125932 A JPH02125932 A JP H02125932A JP 27703388 A JP27703388 A JP 27703388A JP 27703388 A JP27703388 A JP 27703388A JP H02125932 A JPH02125932 A JP H02125932A
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JP
Japan
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engine
valve
speed
throttle valve
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP27703388A
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English (en)
Inventor
Takeshi Goto
剛 後藤
Koichi Hatamura
耕一 畑村
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、変速機を備えたエンジン駆動車両に関するも
のである。
(従来技術) 般に自然吸気式のエンジンでは、例えば第19図に示ず
J:うにアクセル開度の低い領域では一応スロットル開
度に対して等馬力特性を示すが、スロットル開度が全開
に近付くに従って右上りの馬力特性となる。そのために
、例えば加速が必要な領域では例えば第20図に示すよ
うに7フトアツプ時に駆動力(エンジントルク)の大き
な変化が生じ、特に自動変速機付車両に搭載されたよう
な場合には失速風を発生させる問題がある。
これは、また例えばスーパヂャージャーやターボチャー
ジャーなどの機械式過給機を備えたエンジンを同じく自
動変速機付車両に搭載した場合にも同様である。
例えばトルクコンバータ型の自動変速機の場合でも変速
そのものは多段変速歯車を備えギヤ比を変えることによ
って行っているしのであるために、変速を行った時、つ
まりギヤ比の変化を生した時には、その時のエンジン回
転エネルギーの放出または吸収により必ずある程度のト
ルクショックというものを発生する。そして、これはま
た上述のようにエンジンの駆動力が等馬力特性でない時
はど著しい。
ところで、以上のような事情に鑑み、従来より例えば特
開昭60−8427号公報に示されているように、可変
プーリー機構を利用してエンジンの回転数変化に対応し
てスーパーチャーツヤ等機械式過給機の回転数をコント
ロールし、過給圧を設定過給圧値に制御するとともに不
必要な駆動ロスを生ぜしめないようにしたものが知られ
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、該従来技術は単に過給圧を所定の設定値以下に
制限するとともに当該制限時の駆動トルクロスを低減し
ようとするにすぎないものであり、上述したような変速
ショック低減、走り感向」二のためにエンジン出力の等
馬力特性を実現しようとするものではない。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記の問題を解決することを目的としてなさ
れたもので、変速機を備えた車両に搭載されるエンジン
において、エンジンの出力トルクを制御するエンジント
ルク制御手段を設け、エンジンの出力トルク特性がス[
1ットル開度に対して少くとも高開度領域において等馬
力特性となるように制御するようにしたことを特徴とす
るものである。
(作 用) 上記本発明の変速機を備えたエンジン駆動車両の構成で
は、エンジンの出力トルクを任意に制御するエンジント
ルク制御手段が設けられており、該エンジントルク制御
手段によりエンジンの出力トルクがスロットル高開度領
域においても等馬力特性となるように制御されるように
なっている。
(発明の効果) 従って、本発明の変速機を備えたエンジン駆動車両によ
れば、エンジントルクが通常得られるスロットル低開度
領域での等馬力特性と併せてスロットル開度の全開度域
に亘って、その変化に対して等馬力で変化することにな
る。その結果、低速域から高速域までの広い運転領域ま
で変速ショックのない安定した走り感を得ることができ
るようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例に係る変速機として自動変速機を
備えたエンジン駆動車両の構成を第1図〜第14図を参
照して詳細に説明する。先ずエンジンの過給装置の全体
的な構成を示す第1図において、符号1は吸気通路であ
り、その上流側から、エアクリーナ2、エアフロメータ
3、スロットル弁4、過給機用絞り弁5、スーパチャー
ジャーによって形成された機械式過給機76、インクク
ーラ75、サージタンク8、燃料噴射弁9が順に配設さ
れている。
上記スロットル弁4及び過給機用絞り弁5の回動軸4a
、5aには、それぞれ長い第1ロッド部材I2及び短い
第20ツド部材13が連結され、該第1ロッド部材12
の中間部分がリンク部材14の一端に、さらに第20ツ
ド部材13の他端がリンク部材14の他端に形成された
穴14aに各々連結されているそして、第エロツド部材
12の先端にアクセルペダル(図示せず)が連係されて
おり、該アクセルペダルの踏み込みによりスロットル弁
4及び過給機用絞り弁5の開度が任意に変化するように
なっている。また、上記過給機用絞り弁5の開度は、上
記機械式過給機76の上流側に吸気音(吹き返し音)が
生じるような場合には、それを防ぐように制御される。
上記機械式過給機76の回動軸76aは、電磁クラッチ
手段15を介して、可変ブーり機構16に連係されてい
る。尚、電磁クラッチ手段15は、第2図に示り゛よう
に当該クラッチの耐久性から、低負荷低回転領域(設定
負荷Peo以下では設定回転数Neo以下の領域)を除
いて常時on状態となっており、また一方上記機械式過
給機76は、第3図の特性に示すように、原則としてエ
ンジン回転数が上昇するに伴って回転数が高まるように
なっている。
さらに符号21は吸気のバイパス通路であり、上記機械
式過給機76をバイパスする形で上述した吸気通路lの
スロットル弁4下流の」二記過給機用絞り弁5上流側と
インタークーラ75の下流とを接続している。
該吸気バイパス通路21の途中には、例えばグイヤフム
ラ装置22によって開閉制御される開閉弁23が介設さ
れている。上記ダイヤフラム装置22は、そのケーシン
グ22aが、ダイヤフラ1.22bにて第1作動室22
cと第2作動室22dとに相互に画成され、第1作動室
22cに」〕記ダイヤフラム22bに一端が固着された
作動ロッド22eが貫通し、該作動ロッド22eの他端
が上記開閉弁23に連結されている。一方、第2作動室
22dには、スプリング22「が縮装されているととも
に、また負圧回路25を介してサージタンク8内に連結
されている。これによって、当該サージタンク8内の負
圧が設定値以上であればダイヤプラム22bがスプリン
グ22fのスプリング力に抗して偏位し、開閉弁23を
開作動させるようになっている。
次に上記のように構成した場合における上記ス0ツトル
弁4、過給機用絞り弁5および電磁クラッチ手段15の
エンジン回転数に対応した動作について説明する。
(1)  エンジン回転数700−300 Qrpmの
低回転領域の場合(第5図参照)。
この場合、低負荷時(第5図A1点参照)では、第4図
(a)に示すように、電磁クラッチ手段15がo[Tで
、機械式過給機76は駆動されておらず、従ってスc+
 ツトル弁4及び過給機用絞り弁5が閉で、上記吸気バ
イパス通路21は連通しているので、該吸気バイパス通
路21を通じて吸気が流れる。すなわち、自然吸気状態
となる。このとき、最大過給圧を2 aim、その時の
空気量を■とすると、スロットル弁4下流の圧力は例え
ば略0.4atm程度で、吸気量は、最大吸気量■の1
15である。
また、それより若干負荷の上昇した第5図の82点では
第4図(b)に示すようにスロットル弁4は若干開き始
めるが、一方過給機用絞り弁5の方は閉じており電磁ク
ラッチ手段15もoffであり、上記機械式過給機76
が駆動されていないので、スロットル弁4下流の圧力は
問えば略0.6atm程度で、吸気量3/IOVとなる
。その後第4図(c)に示すように、やがてスロットル
弁4が全開となって吸気量は1/2■となり、圧力はl
 at+n程度となる。そして、過給機用絞り弁5が少
し開きはじめる この状態で電磁クラッチ14がONになって第4図(d
)に示すように吸気バイパス通路21が開閉弁23によ
って閉じられても絞り弁5の開度を適切に調整すれば、
機械式過給機76を通じて吸気が流れ始め、その場合の
吸気量としてはl/2Vである。
このようにして、第5図の01点では、電磁クラッチ手
段14/+(onされ、吸気バイパス通路21は開閉弁
23によって閉じられ、機械式過給機76が駆動される
。その結果、過給機用絞り弁5下流の圧力は1.6aL
mで、サージタンク8上流の圧力は1.2aLmとなり
、吸気量は315Vとなる。
(2)エンジン回転数3000−600Orpmの中回
転領域から高回転領域の場合(第5図参照)。
低負荷時(第5図のA2参照)には、第6図(a)に示
すように、スロットル弁4および絞り弁5はともに閉で
、スロットル弁4下流の圧力が例えば0.4aL+aで
あり、また絞り弁5下流の圧力が0.2at鵬で、サー
ジタンク8上流の吸気圧は0.4atmで、吸気量は1
15Vである。
中負荷時(第5図のB2参照)にはスロットル弁4が全
開で、絞り弁5が若干開き、その下流の圧力は0.6a
Lmとなり、燃焼室内に吸入される吸気圧はl 、 2
atmで、吸気量は315■となる。
高負荷時(第5図の02参照)には、スロットル弁4、
絞り弁5は共に開き、機械式過給機76下流の圧力は1
.6aLmとなり、サージタンク8上流の吸気圧は2a
tI11で、吸気量はVとなる。
尚、中負荷時、高負荷時には、吸気バイパス通路21は
開閉弁23によって閉じられている。
次に、上記本発明の基本システムを適用した例えばV型
6気筒エンジンの更に具体的な構造について説明する。
すなわち、第8図に示されるように先ずシリンダブロッ
ク31に林左右バンクのシリンダヘッド32と33がそ
れぞれ配設され、該シリンダブロック31とシリンダヘ
ッド32.33により、同■型エンジン本体の左バンク
Lと右バンクRとがそれぞれ形成されている。
上記バンクL、R間でシリンダブロック31の上側の取
付部材(図示省略)を介して上記機械式過給976が配
設されている。該機械式過給機76の駆動軸76aは、
クランク軸37の前端に取付けられたプーリ38と、シ
リンダブロック31と右側外方に配設された2つの同軸
中間プーリ3940と、駆動軸36a前端のプーリ41
と、」二記各プーリ38,39及び40.41間に巻掛
けられた2つのベルト42.43とを介して、クランク
軸37により回転駆動されるようになっている。
中間プーリ3B、39は共に、後述する可変プーリ機構
16を構成する可変ブーりで、第11図に示すようにプ
ーリ40の軸40aおよびクランク軸37に固定される
固定部材38a、39aと、上記両軸40a、37に摺
動可能に設(Jられた可動+1 部材39aとプーリ40との間にはスプリング39dが
介装されている。そして回転数に応したスプリング39
dの伸縮によって、それらの間のクリアランス39cが
変化してプーリ径を可変する。
また中間プーリ38側の、可動部材38bと、クランク
軸37に固定された固定部材38aとの間にはオイルが
流入4〜るオイル作動室38cが介装されている。そし
て、該オイル作動室38cに油圧制御弁lotを介して
作用する油圧力と中間プーリ38の回転数による遠心力
との作用ににす、エンジン回転数が高くなるにつれて、
従動側プーリ39のピッチ径が大きくなる一方、他方そ
れに応してプーリー38のピッチ径が所定の特性で相対
的に小さくなるように変化するので、その結果、エンジ
ン回転数の上昇に伴い当該機械式過給機76の回転数が
低下せしめられ、過給気型が適正に調整され、機械式過
給機76の駆動損失が生じないようになっている。−・
方、上記プーリ38のピッチ径は例えばスロットル高開
度領域でエンジン出力の等馬力特性か得られるように第
21図のマツプを利用した第7図のフローチャートに示
ずようなプーリ比コントロールンステムを備えている。
すなわち、上記中間プーリ38のオイル作動室38cに
は上記油圧制御弁lotを介してオイルポンプ102か
らのオイルが供給されるようになっており、該オイルの
供給圧は上記油圧制御弁101の一定開弁量(絞り加減
)の下でのオイルドレン量をコントロールすることによ
り行われるようになっている。そして、該ドレン量は」
1記油圧制御弁+01のドレン通路途中に設けられたデ
コーティーソレノイド弁+03のデユーティ−値(開弁
時間)をプーリ比コントローラ+00によって第7図の
ように制御することによってなされる。
すなわち、先ずステップS1で、エンジン回転数N、ス
ロットル開度θTVO1」−記従動側中間ブーリ39の
実回転数Nsを各々入力する。
次にステップS、では、上記エンジン回転数N1スロッ
トル開度θTVOから第21図のマツプに基いて第15
図〜第17図に示すようなエンジンの等馬力特性を得る
ための従動側中間プーリ39の目標回転数Nsoを読み
出して設定する。
その後、さらにステップS贋こ進み、該設定値Nsoに
所定の不感値±ΔNsを加えた基準目標回転数域N5l
−Ns2の範囲内に上記実回転数Nsが収束しているか
否かを判定する。その結果、Ns<Ns、の目標とする
基準回転数域よりも実回転数Nsの方が低い場合には−
に記駆動側プーリ38のピッチ径を拡大して増速比を高
めるへく、ステップS4で」−記デューティーソレノイ
ト弁103のデコーティー値を低減してオイルのドレン
量を減らし、」−記オイル作動室38cへのオイル供給
量を増加さける。一方、それとは逆に上記基準となる目
標回転数域を越えて実回転数Nsが高くなっているNs
>Ns、の時には上記とは逆にステップS5に進んで」
−記デューティー値を増大させ、オイルドレン量を増や
し、中間プーリ38のピッチ径を縮小させて増速比を下
げる。また、適切に基準となる目標回転数域に収束して
いるNs≦Ns≦N 82(Y E S )の時には、
現在のデユーティ−値を固定(ホールト)したままステ
ップs7に進む。
ステップS7では、それぞれステップS、、S、、S。
で設定されたデユーティ−値の信号でデユーティ−ソレ
ノイド弁103を駆動して上記目標とするピッチ径の制
御を行う。この結果、第17図に示すような等馬力のト
ルク特性を得ることができ、第16図に示すような変速
時にも駆動力変化を伴わない滑かな変速特性を得ること
ができるようになる。
また符号57.58は補強用プーリ、59はオルタネー
タである。
また、上記各シリンダヘッド32.33には吸排気を所
定のタイミングで行う吸気弁及び排気弁(図示せず)を
それぞれ駆動するためのカム軸が枢支されている さらに、上記各バンクL、Hのバンク外方側の排気用カ
ム軸の前端には同一ピッチ径を有するタイミングプーリ
48.48が配設され、該プーリ48.48のピッチ径
の半分のピッチ径を打するタイミングプーリ49がクラ
ンク軸37の前端に取付けられ、該各タイミングプーリ
4 B、48.49間にはタイミングベルト50が巻掛
けられている。すなわち、上記各タイミングヘルド50
を介して、左右の排気弁の昇降行程が逆になるように4
、記υ1気弁用カム軸か同期して回転駆動されるように
なされており、上記各タイミングベルト50により、ク
ランク軸37の回転を各排気弁用カム軸に伝達する同期
伝動機構が構成されている。
また、上記機械式過給機76の両側下方には、タイミン
グベルト50がガイドする2つのアイドルプーリ54.
54が該タイミングベルト50の外面に当接するように
配設されている。該アイドルプーリ54.54により、
」−記機械式過給機76とタイミングベルト50とが互
いに干渉しないように、例えばタイミングベルト50側
が下方に付勢されている。尚、上記クランク軸37の上
方にも、タイミングベルト50の外面に当接して該タイ
ミングベルト50をガイドする2つのアイドルプリー5
5a、55bが配設されている。このうち、アイドルプ
リー55aはテンノヨンプーリとして構成されている。
さらに、上記各バンクL Rには、タイミングプーリ4
8.48と同軸状にギヤ46が配設され、該ギヤ46と
同一のピッチ径とモジュールを有し、吸気用カム軸に取
付けられたギヤ47と噛合することによって、排気用カ
ム軸の回転を吸気用カム軸に伝達するOHC同期伝動機
構が構成されている。
また、符号62.63はそれぞれ各シリンダヘッド32
.33上に配設されたシリンダへラドカバ、64はタイ
ミングベルト50で囲まれる空間を利用して配設した水
ポンプのケーシング、65はンリンダブロック31の下
側に配置されたオイルパンである。
さらに、73.73は、各バンクL、R上方に設けられ
、左右両側でそれぞれ各シリンダ34,34.34間を
吸気が流通可能に連通ずるサージタンク(第1図の符号
8に対応する)、74は機械式過給$76の上方から前
方に向って延びた後両側に分岐して上記各サージタンク
73.73に接続される吸気通路、75.75は吸気通
路74の両側に介設され、機械式過給機76から吐出さ
れる吸気を冷却するためのインタクーラ、77はエンジ
ンの低負荷低回転時に回転数に対して機械式過給機76
のコンブレソザの回転数を停止するだめの電磁クラッチ
である。
−・方、第14図は当該車両の自動変速機の構成を示し
ており、同図において符号81は上記■型エンジン本体
100の出力軸に連結された例えばオーバドライビング
機構付【1ツクアツプトルクコンバータ型の自動変速機
本体を示している。該自動変速機は、例えば1ノツクア
ツプクラツヂ82.1ノツクアツプ制御バルブ83、[
Jソクアップソレノイト84、ロックアツプ−Iントロ
ール部を含む変速機コントロールユニット(ATCLJ
)90等よりなる変速機コントロール装置と、オーバド
ライビングギヤ87、オーバドライビングバルブ88、
オーバドライビングソレノイド84、オーバドライビン
グスイッチ85等よりなるオーバドライビング機構と、
当該変速機自体のギヤトレン部86と、該ギヤトレン部
86を介して変速機出力軸側に設けられたタービン回転
数Nt検出用の遠心ガバナ89と、上記ロックアツプ制
御バルブ83、オーバドライビングギヤ87、オーバド
ライビングバルブ88、ギヤトレン部86等をコントロ
ールするコントロールバルブ91と、キックダウンソレ
ノイド92並びにキックダウンスイッチ93等とを備え
て構成されており、上記変速機コンi・ロールユニット
90は、これらの各部のコントロール機能をも含んで成
されている。
そして、上記変速機コントロールユニット90のロック
アツプコントロール部は、各種センサからの人力信号を
基にオーバドライブおよびロックアツプOKの状況を判
断し、各々OKの条件を具備している場合には、上記キ
ックダウンソレノイド92、コントロールバルブ91を
介して」二足ロツタアップ制御バルブ83、オーバドラ
イビングギヤ87、オーバドライビングバルブ88、ギ
ヤトレン部86等を作動可能に制御するとともにロック
アツプソレノイド84にロックアツプ信号を供給してロ
ックアツプ機構のロックアップクラッヂ82を作動させ
て」二足トルクコンバータのロックアツプを行なう。該
ロックアツプ信号は、必要に応じて」二足エンジン本体
lOO側のエンジンコントロールユニソ1−(ECtJ
)に入力される。
さらに、符号95は上記自動変速機本体81の7フトレ
バ一部97に設置されたインヒヒダスイソヂであり、当
該自動変速機本体81のンフトレバー96の操作ボノノ
ヨン(P −N −D・2・し)を検出して該検出信号
を」−記変速機コントロールユニット90の変速コント
[J−ル部に入力する。
さらに、」1記変速機コントロールユニット90の」1
記変速コントロール部には、また例えば上記エンジン側
の図示しないス【7ノトル開度センザで検出されたスロ
ットル弁開度検出信号θTVOや車速検i1.j (i
j壮■、また水711にスイッチのON・Olr F信
号なども入力されるようになっており、上記変速機側の
各段の変速ソレノイドSL、、SL、、SL、l(図示
省略)を当該変速機の変速マツプ(変速線図)に従って
各々制御Wるようになっている。
以」二のように可変プーリ機構16によって過給圧が任
意に制御できるように構成された機械式過給機76を備
え、かつトルクコンバータ型何段式の自動変速機2Iと
結合されるエンジンによjいて、本発明実施例では更に
当該エンジンが例えば第15図及び第16図に示すよう
なスロットル開度の全開度域で等馬力特性を発揮するよ
うな過給圧制御システムを有して構成されている。
すなわち、本発明の実施例では(1)先ず」1記可変プ
ーリ機構のプーリ比(増速比)をユ=ンジン回転数Nと
スロットル開度θTVOとに応じて変えろ(制御する)
ことによって特に中低速域でのエンジントルクを十分に
高くする一方、他方高回転域では逆に同プーリ比(増速
比)を低くすることによってエンジンのトルク特性を第
17図に示すような等馬力特性に形成する。(2)次に
以上のようにして得られる十分な中低速トルクとエンジ
ン回転数(スロットル開度)に応じた等馬力特性とを前
提として各変速段(第1速〜第4速)の減速比(ギヤ比
)を例えば次の表に示すように従来一般の設定値よりも
大幅に下げ(−段程度下っている)低回転域ての高速走
行を可能にすることによって燃費性能の向−にをはかる
、という2つの重要な構成手段を含んで構成されている
(減速比) 本発明の実施例の場合、」二記した可変ブーり機構16
の構成並びに作用の説明[(1)〜(3)コから明らか
なように当該可変プーリ機構16自体のエンジン回転数
とスロy bル開度とに応した過給圧制御により、エン
ジン回転数が低く従って上記可変ブーり機構16の増速
比が高い時には機械式過給機76の回転数が高く制御さ
れる。その結果、エンジンへの吸気の過給圧が上昇して
エンジン出力が大きく向1−uシめられろ。これにより
、特に中低速トルクが十分に向」−することになる。一
方、高回転域では、遠心力の増大により上記可変ブーリ
機構16の増速比が逆に小さくなり、従って機械式過給
機76の回転数は低下して」−記吸気の過給圧も低下す
る。そのためにエンジン出力が相え1的に低下してエン
ジン出力(馬力)、エンジン駆動力(トルク)は各々第
15図及び第16図に示4′ような等馬力特性、等トル
ク特性で得ることができることになる訳である。この結
果、加速時に於けるノットアップ状態でもエンジン駆動
力の大きな変化がないから、エンジン回転数変化に基く
慣性エネルギーの放出量も少なく、またエンジン音変化
も生じないので失速感等変速達和感のない自然な走りが
可能となる。
しかも、本実施例の場合、」二足等馬力特性はスロット
ル開度変化の0/8〜8/8開度までの全負荷領域に亘
って実現することができるから特に有効となる。
ところで、この場合上述のように等馬力特性を得るごと
ができたとしても、本来1・分な最大出力(最大車速)
、加速性能が得られないのでは意味がない。該最大出力
は本来当該エンジンの燃焼効率、熱効率を最大にするこ
とによって得ることができる。
般にエンジンの燃焼効率、熱効率のよい燃焼ノステムと
しては、一般にアトギンソンザイクルが良く知られてい
る。該アトキンノンサイクルは、排ガスを完全掃気した
後に必要量の大気圧の空気を吸入し、適度に圧縮して大
きく膨張させるサイクルであり、要するに圧縮比よりら
膨張比の方が大きいことを特徴としている。従って、そ
れによると低燃費化が可能である。
そして、これを通常のレノプロエンジンで実現しようと
すると、吸気弁の遅閉じ(又は早閉じ)によって有効圧
縮比を減少させるとともに高圧縮比によって膨張比を増
大させ、また掃気率を向−にさせることが必要である。
そして、これが実現できれば、部分負荷時のボンピノグ
ロスが低減される一方、膨張比増大により当該部分負荷
時の熱効率を向−1ニさせることができる。
しかし、本来のアトキンソノザイクル専用のエンジンと
異なり、通常のレノプロエンジンの場合には有効吸入容
積が小さいために、どうしても最大出力は小さくなる。
しかし、この点は−L述のように本実施例の如く低速域
でも十分に作用するスーパーチャーツヤによる機械式過
給機76を使用4′ることによって十分にカバー4−る
ことかできる。
他方、このように機械式過給機76を使用すると、今度
は圧縮上死点の温度が大きく上昇するからノッキングが
生し易くなる。このため本実施例では上記機械式過給機
76を使用したアトキンノンサイクルに加え、インター
クーラ(+/C)75を使用して圧縮上死点の温度を下
げ、ノッキングの抑制を図りながら外部ポンプである当
該機械式過給機76により過給圧縮する、所謂ミラーザ
イクルが組合わされている。この結果、ノッキングは生
じにくい。
さらに、本実施例ではスーパチャージャ一方式の機械式
過給機76特有の掃気方法として吸排気オーバラップの
拡大による残留ガス掃気方式をム採用している。つまり
、背圧よりも過給圧を人にして完全に掃気するようにし
ている。このようにすると、十分な最大出力を発揮させ
ながら高圧縮比を実現することが可能となる。
以上の各手段の組合Uにより、例えば部分負荷領域では
アトキンソンザイクルによる低燃費の実現、また中低速
域における高負荷状態では掃気ミラーザイクルによるノ
ッキングを抑制しながらの高トルク化が共に可能となる
従って、上記本発明の実施例における自動変速機を備え
たエンジン駆動車両によると、次のような作用効果を得
ることができる。
(a)  等馬力、等トルク特性のエンジンを提供する
ことができるから、変速時の失速感を生しさせない自然
な走り感のある有段式の自動変速機付車両を提供するこ
とができる。
(b)  中低速域での高トルク化が可能となったこと
に伴い各変速段のギヤ比を低下させることが可能になり
、極めて広い車速域で変速が不要となる。
その結果、加速性能も向上するとともにキックダウン操
作のないドライビングが楽しめるようになる。
(C)  高速域でもエンジン回転数が低くて済むこと
から、エンジン音が静かであり、また燃費性能も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る自動変速機を備えたエ
ンジン駆動車両のシステム構成を示4゛エンジン制御系
統図、第2図は、同装置の電磁クラッチ手段の作動領域
の説明用特性図、第3図は、同装置に於けるエンジンの
回転数と過給機回転数との関係を示すグラフ、第4図は
、エンジン低回転域でのスロットル弁と過給機用絞り弁
の作動状態との関係を示す説明用概略図、第5図は同実
施例に於けるエンジン回転数とブースト圧との関係を示
すグラフ、第6図は、それぞれエンジンの中回転域及び
高回転域における上記第4図と同様の説明用概略図、第
7図は、エンジンの等馬力特性を得るための過給圧制御
のフローチャート、第8図は、上記可変ブーり型の過給
圧制御装置を備えた■型エンジンの具体的な構造を示す
側面図、第9図は、同平面図、第1O図は、その要部の
平面図、第11図は、上記7す変プーリ機構部の一部切
欠正面図、第12図は、上記機械式過給機の側面図、第
13図は、同側面図、第14図は、同実施例における自
動変速機側の構成を示す概略図、第15図は、同本発明
の実施例におけるエンジン回転数Nと馬力Psとの関係
を示す特性図、第16図は、同実施例におけろ車速とエ
ンジン駆動トルクとの関係を示す特性図、第17図は、
エンジン回転数とトルクとによ−)で示された等馬力特
性図、第18図は、本発明実施例に係るギヤ比低下時の
エンジンのI・ルク特性図、第19図は、従来のエンジ
ン回転数と馬力との関係を示−ケグラフ、第20図は、
同じ〈従来の車速とエンジンの駆動トルクとの関係を示
すグラフ、第21図は、上記第7図のフ【J−で使用さ
れるマツプ図である。 l・・・・・吸気通路 2・・・・・エアクリーナ 5・・・・・過給機用絞り弁 15・・・・電磁クラッチ 16・・・・可変ブーり機構 2 l ・ ・ 22 ・ ・ 76 ・ ・ 8 l ・ ・ +00  ・ ・吸気バイパス通路 ・ダイヤフラム装置 ・機械式過給機 ・自動変速機本体 ・ブーり比コントローラ 出 代 願 理 人 人 マ  ツ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.変速機を備えた車両に搭載されるエンジンにおいて
    、エンジンの出力トルクを制御するエンジントルク制御
    手段を設け、エンジンの出力トルク特性がスロットル開
    度に対して少くとも高開度領域において等馬力特性とな
    るよう制御するようにしたことを特徴とする変速機を備
    えたエンジン駆動車両。
  2. 2.エンジンに過給機を付設するとともに該過給機の過
    給圧を制御する過給圧制御手段をエンジントルク制御手
    段として構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の変速機を備えたエンジン駆動車両。
JP27703388A 1988-10-31 1988-10-31 変速機を備えたエンジン駆動車両 Pending JPH02125932A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59197656A (ja) * 1983-04-26 1984-11-09 Mazda Motor Corp 自動車の駆動制御装置
JPS608427A (ja) * 1983-06-25 1985-01-17 Fuji Heavy Ind Ltd 機械式過給機付エンジン

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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