JPH02125877A - 固体上に保護用被膜を形成する方法 - Google Patents

固体上に保護用被膜を形成する方法

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JPH02125877A JP27770988A JP27770988A JPH02125877A JP H02125877 A JPH02125877 A JP H02125877A JP 27770988 A JP27770988 A JP 27770988A JP 27770988 A JP27770988 A JP 27770988A JP H02125877 A JPH02125877 A JP H02125877A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の利用分野」 本発明は下地被膜と、この被膜上に光学的ハンド中が1
.OeV以上特に1.5〜5.5cVを有する炭素また
は炭素を主成分とする被膜をテープ状キャリアに仮付け
された固体の被形成面一ににコーティングすることによ
り、これら固体の表面でSMT (サフェイス・マウン
ト・テクノロジ 表面実装技術以下SMTという)にお
けるマウントの際必要な滑り(平滑性)をよくし、また
電子部品を摩擦によって生ずる静電気の発生に、Lる破
損から防ごうとした複合体の作製方法に関する。
「従来技術」 炭素膜のコ−う−インクに関しては、本発明人の出願に
なる特許願「炭素被膜を有する複合体およびその作製方
法A (特願昭56−146936  昭和56年9月
17日出願)が知られている。しかしこれらはその形成
温度が150℃以下、好ましくは室温で成膜し、かつ、
これらの温度でも耐熱性を有する有機樹脂を主成分とす
るテープ状キャリア上の固体である被形成面に形成せん
とする場合の例はまったく述べられていない。
また種々の材料表面を複合して有する固体をまず下地被
膜で覆い、その上に積層して炭素または炭素を主成分と
する被膜を形成する例はいわんや述べられていない。
「従来の問題点J 従来、炭素膜に関しては、種々の材料の表面、特に酸化
物材料の表面または金属表面への密着性を考慮した例は
述べられていない。炭素膜を室温(プラズマにより15
0℃以下にまで表面が昇温する)で作るという条件では
形成された被膜が71かれやすくこの密着性は重要であ
る。この低温での被膜作製方法でも十分な硬度を有せし
め得ることの特徴を有しつつも、固体上ではしばしば固
体表面とは剥がれやすいという問題があった。特に、1
つの固体がセラミック表面、有機樹脂表面、金属表面、
ガラス表面等の複合した表面を有するとともに、一部(
例えば外部接触用電極等)を選択的に被膜を形成せずに
多量生産することは不可能とされていた。
「問題を解決すべき手段」 本発明は、テープ状4−ヤリア−にに仮付けされた固体
上に下地被膜として被酸化物、特に々’i’ 71: 
L <は、珪素、炭化珪素(SiXC1−x O<X<
IL窒化硅素(SiJ4−x O≦X〈4)またはこれ
らを主成分とする被膜を室温〜150℃の温度で形成し
、さらにごの」二に密接させ炭素または炭素を主成分と
する被膜をプラズマ表面コーティングし、その表面での
SMTの際のローディングロボントとの耐摩耗性等の機
械的強度を補強し、またこれらローディング「Jボソ[
との平滑性を向上せしめたというものである。
特にかかる下地被膜である第1の被膜上に、炭素または
炭素を主成分とする第2の被膜を形成せしめることによ
り、実質的に固体と密着性が向上できる。また第2の被
膜である炭素または炭素を主成分とする被膜はlXl0
6〜5X10.”0cmの比抵抗をもつため、この表面
に静電気が摩擦等でこずれて発生しても、局部的に集中
し固体即ち例えば電子部品を破損するということがない
。このため、本発明において炭素または炭素を主成分と
する被膜は、光学的エネルギハンドi’l(Egという
)が1 、 OeV以ト、好ましくは1.5〜5.5e
Vを有するダイヤモンドに類似の1×106〜5 xl
QI3Ωcmの半絶縁性の炭素を形成することを特徴と
している。
さらに本発明は、その硬度もビッカース硬度が1000
Kg/mm2以上、好ましくは2500Kg/mm2以
」二というダイヤモンド類似の硬さを有するアモルファ
ス(非晶質)または5〜200人の大きさの微結晶性を
有するセミアモルファス(半非晶質)構造を有する炭素
またはこの炭素中に水素または弗素の如きハロゲン元素
が25原子%以下、または111価寸、たはV価の不純
物が5原子%以下の濃度に添加されたいわゆる炭素、ま
たは炭素を主成分とする(以下本発明においては単に炭
素という)被膜を、下地材料特に絶縁性下地+A料であ
る酸素が添加された珪素、炭化珪素(SixC1−XO
<X<])または窒化■1素(SiJa−x O≦X〈
4)またはこれを主成分とした被膜上に設けた複合体を
設けんとしたものである。
本発明は、さらにこの下地材料と炭素とが形成される固
体表面を150℃以下好ましくは室温の従来より知られ
たCVO法に比べて100〜1000℃も低い温度で形
成せしめ得るため、耐熱性のない有機樹脂股上にもコー
ティングが可能であることを実験的に見出したことを他
の特徴とする。
また本発明は、この炭素に■価の不純物であるホウ素を
0.1〜5原子%の濃度に添加し、P型の炭素を設け、
またV価の不純物であるリン、窒素を同様に0.1〜5
原子%の濃度に添加し、N型の炭素を設けることにより
、この基板」−面の炭素をlXl06〜5X1013Ω
cmと半絶縁性の導電性にしく6) たことを他の特徴としている。
また本発明は基体として、特に1)ET(ポリエチレン
テレフタ−1・)、PI3.IIMMA、 テフロン、
エポキシ、ポリ・イミド等の有機樹脂または金属のメソ
シュ状のテープキャリア、紙等テープ状キ中リアを用い
た。そしてテープ状キャリア上に半導体金属、セラミッ
クス、有機樹脂、磁性材料が複合化した固体、特に半導
体集積回路、トランジスタ、ダイ第1等の個別部品を仮
付けまたは配設し、ロール・ツー・ロール(roll 
to roll以下RTRという)方式で移動しつつ、
このテープ状キャリア上の固体表面上に下地材料の第1
の被膜とこの被膜上に炭素膜の第2の被膜を形成せんと
するものである。
特に複数種類の材料表面をもつ複合化した材料である半
導体集積回路、1ヘランジスタ、ダイオド、抵抗、コン
デンサ等の個別部品に対し、本発明は有効である。
本発明は、耐摩耗材であり、かつ耐ずベリやすさを表面
に必要とする電気部品に特に有効である。
以下に図面に従って本発明に用いられた複合体の作製方
法を記す。
「実施例1」 第1図は本発明の炭素または炭素を1゛成分と勺る被膜
を形成するためのRTI?方弐のプラズマCν1〕装置
の概要を示す。
図面において、ドーピング系(10)において、−)−
ヤリアガスである水素を(10−1)より、反応性気体
である炭化水素気体、例えばエチレンを(10−2)よ
り、C2F、を(10−3)より、V価不純物のアンモ
ニア、トリメチルアミン(N(CI+3)、I) 、l
・リエチルアミン (N (C2H5) 3)を(10
−4)よりバルブ(28)、流量計(29)をへて反応
系(30)中にノスル(25)より導入Jる。また下地
材用被膜形成用として窒素(II−1)、ジシラン(S
i211J を(11−2)より、メタンまたはエチレ
ンを(11−3)より、エツチング用にSl’6、Nl
ン3またはC2F6を(11−4)よりバルブ(28)
、流量計(29)をへて導入する。このノズルに至る前
に、反応性気体の励起用にマイクロ波エネルギを(26
)で加えて予め活性化させることは有効である。
反応系(30)では、第1のロール(4)より第2のロ
 ル(5)に補助ロール(6) 、 (7)を経て移動
する。
この補助し1−ル(7)は固体を仮付または配設したテ
ープ状キャリアの基体(1)にたるみがこないように一
定の張力(テンション)を与えるべく、ハネ(27)を
具備する。補助ロール間には、第1の電極(2)、被形
成面を具備するテープ状キャリア(1)第2の電極(3
)を有し、一対の電極(2) 、 (3)間には高周波
電極(15)、マンチングトランス(16)、直流バイ
ヤス電1ffl(17)より電気エネルギが加えられ、
プラスマ(40)が発生ずる。排気系(2o)は圧力調
整バルブ(25) 、 ターボ分子ポンプ(22)、 
 ロークリポンプ(23)をへて不要気体を排気する。
これらの反応性気体は、反応空間(4o)で0.01〜
0.3torr例えば0.1torrとし、高周波によ
る電磁エネルギにより0.1〜5KWのエネルギを加え
られる。直流バイアスを(17)より、被形成面上に−
50〜−600vを加える。
第1の被膜用の反応性気体は珪素膜を形成する場合はジ
シランと水素とを反応室に導入し、高周波エネルギを加
えてプラズマ化し、アモルファスシリコン膜を形成する
。また炭化珪素膜を形成−υんとする場合は、ジシラン
とエチレンとを導入して、その混合比をC2+14/5
i2116= ]として導入する。
この割合を0.1〜10に可変することによって、5i
xC+−xにおけるXの値を可変できる。ごれらは電気
抵抗が105〜1010を有し、光でその電気伝導度を
可変させ得る。このため、絶縁膜を形成−1んとする時
は窒化珪素膜がよい。また酸素が5〜40原子%程度添
加された低級酸化珪素がよい。5i02の如く酸素が多
量にあると、炭素膜との密着性が悪い。この場合はジシ
ランと窒素とを5izll+、/Nz−0,01〜0.
1として窒化珪素SiJ<−x O≦X<4を形成した
さらにこの上に炭素膜を形成せんとする時、この第1の
被膜の形成に用いた反応性気体を完全に排除し、次に反
応性気体として、C2F6:C2+14:++21:1
:5にNH3,N (CHi) 3を添加して用いた。
第1の電極は冷却手段(9)を有し、冷却液体を(8)
より入れ、(8゛)に排出させ、150〜−100’c
に保持させる。かくしてプラズマにより被形成面上に例
えば窒化珪素膜とその上にピンカース硬度1000Kg
/mm2以」二を有するとともに、平滑性を有するSP
3軌道を有するC−C結合を多数形成したアモルファス
構造または微結晶構造を有する炭素を生成させた。
この電磁エネルギは50W〜IKWを供給し、単位面積
あたり0.03・〜3 W / c +n 2のプラズ
マエネルギを加えた。このプラズマ密度が大きい場合、
また予めマイクロ波で反応性気体が励起されている場合
は、5〜200人の大きさの微結晶性を有するナミアモ
ルファス構造の炭素を生成させることができた。
成膜速度は100−1000人/分を有し、特に表面温
度を一50〜150℃とし、負の直流ハ゛イアスを−1
00〜−300v加えた場合、ビッカース硬度として1
000Kg/mm2以上の硬度を有しつつその成膜速度
は100〜200人/分を得た。
ごの反応生成物は、基体(1)が冷却媒体(9)により
所定の温度になった固体上面に被膜として形成される。
反応後の不純物は排気系(20)よりタボ分子ポンプ、
ロータリーポンプを経て排気される。反応系は0.00
1〜]0torr代表的には0.01〜0.5torr
に保持されており、マイクi′1波(2G)、高周波の
エネルギ(15)により、反応系内はプラズマ状態(4
0)が生成される。特に励起源が1Gllz以上、例え
ば2.45Gllzの周波数にあっては、C−11結合
より水素を分離し、さらに周波源が0.1〜50M1l
z例えば13.56M1lzの周波数にあっては、C−
C結合、OC結合を分解し、C−C結合または C−C
−結合を作り、炭素の不対結合手同志を互いに11i突
させて共有結合させ、安定なグイ・)・モノ1構造を局
部的に有した構造とさせ得る。
かくしてテープ状キャリア」−に半導体(シリコ1ンウ
エハ)、セラミックス、磁性体、金属または電気部品の
固体が仮付けまたは配設された固体表面上に炭素特に炭
素中に水素を25モル%以下含有する炭素またP、Iま
たはN型の導電型を有する炭素被膜を形成させることが
できた。
「実施例2」 第2図は実施例1の作製方法によって417られた下地
被膜である窒化珪素膜とその上に炭素が:lティングさ
れた固体である複合体の例である。
即ち第2図(A)に示す如く、テープ状キャリア七に固
体である電気部品(45)(この固体の形状は任意に被
コーテイング材によって決められる)等が仮付けされて
いる。これを第1図のRTR方式にてこの上面に窒化珪
素膜を200人〜5μn)の厚さに形成し、さらに炭素
を200人〜5μmの厚さに設けた複合被膜(50)を
示す。
さらにこれらの複合膜(50)をコートした後、これら
固体(45)をテープ状キャリア(41)よりとりはず
し、第2図(B)に示すようにそれぞれ分離した。
かかる電気部品の一例として、SMT用の半導体集積回
路、抵抗、コンデンサ、磁気ヘット、サマルヘノト、密
着型イメージセンサがあげられる。
[実施例3J 本発明において、第1図のロールの上下を逆向きとし、
第3図(A) 、 (B)に示す如く固体(45)をテ
ブ状キャリアの上面に配設した。この固体上に実施例1
に示したプラズマCVD法により下地材料の第1の被膜
を形成した。さらに第1図においてそれに用いた気体を
排気した後、この上面に第1図のテープキャリアの働き
を逆向きにして移動しつつ炭素膜を流れ作業的にコーテ
ィングすることも有効である。
かかる場合にも固体の一例として半導体のウェハ(45
)例えばシリコンウェハの表面側に炭素膜をコートする
ことは有効である。この炭素膜は窒化珪素膜が形成され
る上に1×IO6〜5X10”Ωcmの半絶縁性を有し
、平滑性を有するため、静電気破壊に対する防止に有効
である。さらに炭素膜は熱伝導度がよいため、半導体集
積回路におりるパワートランジスタ部等の局部発熱を全
体に均一に逃がすことができる。そしてウェハの表面に
形成される場合、炭素膜は0.02〜5μmの厚さ、例
えば0.3〜1μmの厚さに形成した。この厚さは下地
材料として窒化珪素膜を0.1〜1μmの厚さに形成し
ているため密着性が阻害されず厚くでき、ひいては熱伝
導を大きくすることができた。
さらに、選択除去用レジストを選択的にコ−1・し、酸
化物気体のプラズマエツチングにより炭素膜および窒化
珪素膜に関し、ボンディングパント部のみ除去した。こ
の後、これらの上のレジストを除去した。そして炭素膜
をファイナルコート膜としてIcチップの上面に構成さ
せた。
このコーティングの後、ウェハのプローブテストを行い
、さらにそれぞれのIcチップにするため、スクライブ
、ブレイク工程を経て、各半導体チップの裏面に炭素膜
がコートされた状態でダイボンディング、ワイヤボンデ
ィングをして完成させた。
「実施例4」 この実施例においては、下地材料の被膜および炭素膜を
半導体集積回路が予め形成されたチップにスクライブ、
ブレイクされたシリコン半導体の上表面および裏面のす
べてにわたり第2図(B)に示す如く形成した。この場
合、シリコン半導体のパッド部に予め金等でハンプ(外
部接続点)を作り、この部分をテープキャリアに仮付し
た。するとこの仮付した部分のみには複合膜が形成され
ないため、第2図(B)に示した如く、テープキャリア
より固体を分離した時もハンプを除きすべてを静電破壊
防止用の複合膜が覆うことができる。
かくすると、パワートランジスタ等により局部加熱をさ
らに速やかに全体に広げることができた。
加えて、ナトリウムイオンに対するブロン4−ングも可
能となった。もちろんこの炭素膜はアルミニューム配線
間またこの炭素膜上に他の酸化珪素膜等を残存させても
よい。
「効果」 本発明方法は、S酊等一部に異種材料がその表面をこす
って走行する電気用部材にきわめて有効である。特にこ
の炭素膜は熱伝導率が大きいため、高速テープ状キャリ
ア走行により発生ずる熱を全体に均一に逃がし、局部的
な昇温およびそれに伴う磁気ヘッドの特性劣化を防くこ
とができる。そのめ、耐摩耗性、耐静電気破壊性、高熱
伝導性、炭素膜特有の高平滑性等、多くの特性を併用し
て有効に用いている。
以上の説明より明らかな如く、本発明は有機樹脂または
それに複合化させたガラス、磁性体、金属またはセラミ
ック、さらに半導体またはそれらの複合体を構成し、そ
れら複合材料の表面を有する固体表面に下地材料である
窒化珪素膜とその上の炭素または炭素を主成分とした被
膜をコーティングして設けたものである。
この複合体は他の多くの実施例にみられる如くその応用
は31り知れないものであり、特にこの下地材料である
が絶縁性であることを必要としない場合、珪素、炭化珪
素または3 XIO20cm−’以下の微量の酸素が添
加された珪素とし得る。また絶縁性である場合、有機材
料を下地材料とし、その上に炭素をともに150℃以下
の低温で形成させてもよい。
本発明は、固体に対する密着性が下地被膜を設けたこと
によりきわめて優れているのが特徴である。
本発明におけるセラミックはアルミナ、ジルコニア、カ
ーボランダムでもよく、また旧CaBaCuO等の超伝
導材料、YBCO系の酸化物超伝導材料にも適用できる
また磁性体はサマリューム、コバルト等の希土類磁石、
アモルファス磁性体、酸化鉄またはこれにニッケル、ク
ロム等がコートされた形状異方形の磁性体であってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の下地被膜と炭素または炭素を主成分と
する被膜とを基体の被形成面上に作製Jるロール・ツー
・ロール方式の製造装置の概要を示す。 第2図および第3図は本発明の複合体の実施例を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、テープ状キャリア表面上に固体を仮付けまたは配設
    する工程と、前記固体とテープ状キャリアとを反応室内
    の第1のロールより第2のロールに移動させつつ前記ロ
    ール間で直流または高周波電圧を用いたプラズマを発生
    せしめ、珪素、炭化珪素(Si_XC_1_−_X0<
    X<1)または窒化珪素(Si_3N_4_−_X0≦
    X<4)またはこれらを主成分とする第1の被膜を形成
    するための反応性気体をプラズマ化せしめ、前記固体上
    に形成する工程と、同一反応室または異なる反応室にて
    直流または高周波電圧を用いたプラズマを発生せしめ、
    前記第1の被膜上に炭素または添加物の添加された炭素
    を主成分とする第2の膜を形成する工程を有する、また
    はこの後前記被膜の形成された固体を前記テープ状キャ
    リアより離脱させる工程とを有することを特徴とする固
    体上に保護用被膜を形成する方法。 2、特許請求の範囲第1項において、前記固体は電子部
    品よりなることを特徴とする固体上に保護用被膜を形成
    する方法。 3、特許請求の範囲第1項において、第1および第2の
    被膜は室温〜150℃の温度で形成することを特徴とす
    る固体上に保護用被膜を形成する方法。
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