JPH02125847A - 低熱膨張合金 - Google Patents

低熱膨張合金

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JPH02125847A
JPH02125847A JP27738788A JP27738788A JPH02125847A JP H02125847 A JPH02125847 A JP H02125847A JP 27738788 A JP27738788 A JP 27738788A JP 27738788 A JP27738788 A JP 27738788A JP H02125847 A JPH02125847 A JP H02125847A
Authority
JP
Japan
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thermal expansion
alloy
coefficient
less
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP27738788A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Okiyama
沖山 卓司
Hisao Yasumura
安村 久雄
Takuji Hara
卓司 原
Yutaka Kawai
川合 裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02125847A publication Critical patent/JPH02125847A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱膨張係数の低い合金であって、熱膨張係数が
フェライト系ステンレス!(0〜100℃の平均熱膨張
係数、9.5〜11.OX 10−’ / ’C)より
も低く、シかもNi、 Mo等の高価な合金元素を必要
としない安価な大量消費型の低熱膨張材料に関するもの
である。
〔従来技術とその問題点〕
0〜100℃における平均熱膨張係数が10.OX10
−’ / ℃以下の汎用合金として36〜42%Niと
FeおよびCrからなるアンバー型合金(3〜7XlO
−’/℃)が知られており、 リードフレーム材、ブラ
ウン管のシャドーマスク材や色ずれ防止用フレーム材、
さらにバイメタルの低膨張素材として広く用いられてい
る。しかしこのアンバー型合金は高価なNiを多量に要
するため価格が著しく高いという欠点がある。また比較
的安価なCrやMnを主成分としたフェライト系ステン
レス鋼や、高マンガン鋼があるが、これらの合金の熱膨
張係数は9.5〜11.5Xl0−G/”Cであり、炭
素鋼、軟鋼やオーステナイト系ステンレス鋼に比べると
小さいが、アンバー型合金の熱膨張係数に比べるとかな
り大きい。それゆえ従来より0〜100℃での平均熱膨
張係数が5.0〜9.OX 10−’ / ’Cとアン
バー型合金に近くかつ安価な低熱膨張材料が望まれてい
た。
〔問題解決に関する知見〕
本発明は、0〜100℃での平均熱膨張係数が9.5X
 10−’ / ℃以下であって、安価な低熱膨張材料
を開発することを課題とし、課題解決に関し、C:0.
5%以下、Sl:1%以下、Mn : 32〜45%、
Cr:4〜12%、N : 0.08%以下を含有し、
残部がFeおよび不可避的不純物からなり、前記Mnと
Crとの間に3≦Mn(%) −3×Cr(%)≦24
なる関係を有する安価な合金が本課題を満足するという
知見を得た。
〔発明の構成〕
上記課題は、 C: 0.5%以下、Si:1%以下、Mn:32−4
5%、Cr:4−12%、N : 0.08%以下を含
有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、前記
肚とCrとの間に3≦Mn(%) −3×Cr(%)≦
24なる関係を満足し、0−100℃の平均熱膨張係数
が9.5X10−’/℃以下であることを特徴とする低
熱膨張合金によって達成される。
次に本発明における組成限定の理由について説明する。
CTCはオーステナイトを安定化させるために有効な元
素であるが、多量に含有すると熱膨張係数が大きくなる
ばかりでなく、熱間加工性を阻害するため0.5%以下
に限定した。
Si : Siは高マンガン鋼溶製時の脱酸元素として
有効であるほか、湯流れ性を高める作用もあるが、多量
に含有すると熱膨張係数が大きくなるために1.0%以
下に限定した。
Mn : Mnは安定なオーステナイト組織と低熱膨張
特性を得るために必須の元素である。このため少なくと
も32%以上含有する必要がある。しかし多量に含有す
ると価格が高くなるとともに熱膨張係数が大きくなるた
め上限を45%に限定した。
Cr : Crは高マンガン鋼の熱膨張係数を低下させ
るため、本発明成分組成のなかでも最重要元素の1つで
ある。しかしCrが4%未満ではその効果は小さく、1
2%より多量に含有すれば逆に熱膨張係数を大きくする
ため組成を4〜12%に限定した。
さらに本発明の特徴であるMnとCrの比率は、0〜1
00℃の平均熱膨張係数が9,5 X 10−’ / 
℃以下を得るためにはMn(%) −3×Cr(%)の
値が3〜24の範囲を満足することが必要であることが
、後の実施例に示す第1表、第2表及び第2図において
3≦Mn(%)−3×Cr(%)≦24であって、成分
組成が限定内にあるものが、平均熱膨張係数9.5 X
 10−6/℃以下を満足することにより立証される。
N:NはCと同様にオーステナイト安定化元素であると
同時に強力な強化元素であるが、多量に含有すると熱膨
張係数を大きくするため0.08%以下に限定した。
〔発明の具体的開示〕
本発明の実施例について説明する。
第1表、第2表に示す組成の30kg合金塊を真空溶解
により溶製し、通常の鍛造、熱間圧延を施してそれぞれ
4mm厚さの板とした。こうして得られた各試料の0〜
100℃の平均熱膨張係数を測定した結果を第1表、第
2表に示す。
第1図は第1表、第2表の結果よりCr量と0〜100
°Cの平均熱膨張係数の関係を示したものであるが、3
3〜42%のMn量においてはCr量の増大と共に平均
熱膨張係数が低下することが認められる5また第2図は
第1表、第2表の結果より全試料のうち0〜100°C
の平均熱膨張係数が9.5 X 10−’ /℃以下を
満足するMnとCrの組成と満足しない組成とをプロッ
トしたものである。
第2図から明らかなように図中の実線内の領域、即ち3
≦Mn(%) −3×Cr(%)≦24では平均熱膨張
係数が9.5 X 10−’ / ℃以下を満足するこ
とが認められる。なお、3≦Mn(%) −3×Cr(
%)≦24を満足しても、本発明成分組成限定外のもの
は平均熱膨張係数9,5 X 10−’/℃を満足しな
い。
〔発明の効果〕
本発明の請求範囲の組成を選ぶことにより、フェライト
系ステンレス鋼や一般の高マンガン鋼の熱膨張係数より
低く、 0〜100℃の平均熱膨張係数が9.5 X 
10−’ / ℃以下の優れた低熱膨張合金を得ること
ができる。さらに高価な原料を多く含有していないので
安価であり、ブラウン管内のフレーム材や、バイメタル
の低膨張素材として好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はMnを33%、38%および42%を含有する
合金のCr量と0〜100℃の平均熱膨張係数の関係を
示す図、第2図はMn量、Cr量と0〜100℃の平均
熱膨張係数を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、C:0.5%以下、 Si:1%以下、 Mn:32〜45%、 Cr:4〜12%、 N:0.08%以下 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、 前記MnとCrとの間に 3≦Mn(%)−3×Cr(%)≦24 なる関係を満足し、 0〜100℃の平均熱膨張係数が9.5×10^−^6
    /℃以下であることを特徴とする低熱膨張材料。
JP27738788A 1988-11-04 1988-11-04 低熱膨張合金 Pending JPH02125847A (ja)

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