JPH02123A - 新規含フッ素芳香族化合物並びにその製法及び用途 - Google Patents

新規含フッ素芳香族化合物並びにその製法及び用途

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JPH02123A
JPH02123A JP8392288A JP8392288A JPH02123A JP H02123 A JPH02123 A JP H02123A JP 8392288 A JP8392288 A JP 8392288A JP 8392288 A JP8392288 A JP 8392288A JP H02123 A JPH02123 A JP H02123A
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逢坂 洋之助
Tsutomu Kobayashi
勉 小林
Motonobu Kubo
久保 元伸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な含フツ素芳香族化合物並びにその製法
及びその用途に関するものである。
[従来の技術] 従来、炭素原子に2つのベンゼン環と2つのトリフルオ
ロメチル基を有する化合物は、いくつか知られている。
例えば、米国特許明細書第3959350号には式 で示される化合物が、又ジャーナル・オブ・ポリマー・
サイエンス(Journal of PolymerS
cience)、B−3,1021(1965)には、
式で示される化合物が記載されている。これらの化合物
は、含フツ素ポリエポキシド樹脂及び含フツ素ポリイミ
ドを製造する際の原料化合物として有用である。しかし
、これらの化合物中のトリフルオロメチル基の代わりに
、炭素数が2以上のパーフルオロアルキル基を導入した
化合物は知られていない。それは、トリフルオロアルキ
ル基の代わりに炭素数が2以上のパーフルオロアルキル
基を導入することは立体障害のため困難なことによるも
のと考えられる。
従来含フツ素エポキシ樹脂として、式 %式%) −3,1021(1965)参照)。しかし、この含フ
ツ素エポキシ樹脂の硬化後における屈折率(no”)は
1.524〜1.527である。エポキシ樹脂を石英光
ファイバー用の接着剤として使用する場合、硬化後の屈
折率は石英の屈折率(n♂3=1.46)に近い程好ま
しいと言われており、この含フツ素エポキシ樹脂は石英
光ファイバーやコネクター等光学部品用接着剤としては
満足のゆくものではなかった。
また、ポリイミド系ポリマーは耐熱性及び電気絶線性に
優れていることが知られており、フレキシブルプリント
基板、各種素子の保護膜、チップを基板に付ける接着剤
等の用途に使用されている。
しかし、通常のポリイミドは吸水性が大きく、これらの
用途において腐食が起こったり、接着性が低下する等の
問題があった。そこで、吸水性を改良した含フツ素ポリ
イミドとして、 で示されるものが知られている(ジャーナル・オ(特公
昭43−1876号公報参照)なる構成単位を有するも
のや (アレス・トランスアクション(Ales Trans
−action) 27.  l 89(1984)参
照)なる構成単位を有するもの等が提案されている。
しかし、これらの含フツ素ポリイミドは、従来のポリイ
ミドに比べると吸水率は低いが、それでも0.5〜1.
0%程度の吸水率を示しており、さらに吸水率の低いポ
リイミドの開発が望まれていた。
半導体装置の耐湿性向上及びα線によるソフトエラー防
止のために半導体素子表面にポリイミド樹脂の保護皮膜
を施すことは知られている。また、ポリイミド樹脂を配
線導体層間に絶縁膜として用いた多層配線構造を有する
半導体装置も知られている。しかし、通常のポリイミド
は吸湿率が大きく、これらの用途において腐食が起こっ
たり、接着性が低下する等の問題があった。これらは、
実用的にはLSIなどの配線材であるアルミニウムや銅
の腐食断線、ハンダ付けやボンディング工程での急加熱
時の絶縁膜のふくれ、あるいはPN接合部の露出端部上
の表面安定化膜に用いた場合には、リーク電流の増加な
どの問題になって現れる。
そこで、吸湿率を改良した含フツ素ポリイミドを導体装
置の保護皮膜に用いることが提案されている。例えば、
特開昭60−177659号公報には、式 で示されるテトラカルボン酸二無水物と式CF。
で示されるジアミンとを反応させて得られるポリアミッ
ク酸を半導体素子表面に塗布したのち、加熱硬化させる
半導体装置の製造方法が記載されている。
しかし、上記製造方法を用いても、まだ耐湿性の改善が
満足すべきレベルに達しておらず、吸湿によって生ずる
前記問題点は解決されていない。
C発明の目的コ 本発明の第1の目的は、2個のベンゼン環が結合した炭
素原子に、今まで導入が困難であった炭素数が2以上の
パーフルオロアルキル基を含む置換基を少なくとも1つ
導入し、従来の含フツ素芳香族化合物よりもフッ素原子
の含有量が多く、含フツ素ポリイミドや含フツ素エポキ
シ樹脂等の原料化合物として有用な新規含フツ素芳香族
化合物及びその製法を提供することにある。
本発明の第2の目的は、石英光ファイバーやコネクター
等光学部品用の接着剤として好適な含フツ素エポキシ樹
脂を提供することにある。
本発明の第3の目的は、従来の含フッ素ポリイミドより
更に吸水率が低く、かつ耐熱性に優れた含フツ素ポリイ
ミドを提供することにある。
本発明の第4の目的は、従来の半導体装置より、更に耐
湿性が改善され、実用上前記のような問題が生じない半
導体装置を提供することにある。
「発明の構成] 本発明の新規含フツ素芳香族化合物は一般式%式%(1
) 6式中、Xは Rf    Rf (CIlf ) 1)(CHF)Q(CFO) r(C
FCF to) S (CF 、 CP tcF to
) tR’ r(Rrは炭素Ml−10のパーフルオロ
アルキル基、R’fは炭素数1〜12のパーフルオロア
ルキル基、pは炭素数1〜3の整数、qはO〜3の整数
、rは0又はl、sはO〜5の整数、tはθ〜5の整数
)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 それぞれのAは同−又は異なって (Dは、アミノ基、カルボキシル基、水酸基、メチル基
又はハロホルミル基、nはl又は2の整数)又は をそれぞれ表す。] で示される。本発明の新規化合物は、従来導入が困難と
されていた炭素数が2以上のパーフルオロアルキル基を
メチレン基を介することによって導入することができた
ものである。
本発明の新規化合物のうち、ベンゼン環にメチル基又は
水酸基を有するものは、 C0Y (II) [式中、Xは (Rfは炭素数1−10のパーフルオロアルキル基、R
’fは炭素数1−12のパーフルオロアルキル基、pは
炭素数l〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
の整数、Sは0〜5の整数、tはθ〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基をそれ
ぞれ表す。] で示される化合物と、一般式 %式%() [式中、Aは (D’は水酸基又はメチル基、nはl又は2の整数)を
表す。コ で示される化合物をルイス酸の存在下に反応させること
によって合成することができる。
一般式(■)で示される化合物として、例えば、Cs 
F 17CHt CH* COCF sC++ F ?
 OC(CF s ) F CHt CHt COCF
 3C4F s CH* CH* COCF sCs 
F + q CHt CHt COHCsF+7CLC
LCOCLCLCFzCL(OCF*CFtCFz)n
F(n=1〜5) H(CF * CF * )3 CHt CHt CO
CF aH(CF ! CF t ) 3 CHt C
Ht COCHt CHt Cs F l 7が挙げら
れる。
一般式(1111)で示される化合物として、例えば、
トルエン、0−キシレン、フェノール、カテコールが挙
げられる。反応は求電子置換反応なので、一般式(I[
l)で示される化合物は、電子供与基を含む化合物であ
れば特に限定されることはなく、同様な反応によって無
置換又は電子供与基を含む芳香族化合物を合成すること
ができる。
前記一般式(If)で示される化合物は、例えば次のよ
うなグリニヤール反応によって容易に得ることができる
1 )  Mg/(CyHs)0 2 )  CF 3 COOCH3 [式中、Rf、R’ f、p、q、r、s及びtは前記
と同意義。]前記一般式(11)で示される化合物1当
量に対して首記一般式(1)で示される化合物を2当量
以上反応させる。
反応は、ルイス酸の存在下に行うことを必須の要件とす
る。ルイス酸としては、フッ化水素、塩化アルミニウム
、塩化鉄(■)、塩化亜鉛、三フッ化ホウ素、HS b
 F s SHA s F s、HPF、、HBP、等
を例示することができ、就中、フッ化水素が特に好まし
い。
ルイス酸の使用量は、肋記一般式(n)で示される化合
物の15〜100倍モル、好ましくは20〜50倍モル
である。
反応の実施にあたっては溶媒の使用が好ましく、ジメチ
ルホルムアミド(DMF)、ヘキサメチルホスホルアミ
ド(HMPA)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、
N−メチルピロリドン、1.1,2.2−テトラクロロ
−1,2−ジフルオロエタン、ジメチルスルホキシド(
DMSO)、テトラヒドロフラン(THF)等を使用す
ることができる。なお、ルイス酸として使用するフッ化
水素は溶媒としても使用することができる。
反応温度は、通常50〜200℃、好ましくは70〜1
50℃である。圧力は通常5〜20kg/cn+”、好
ましくは7〜15 kg/cm”である。反応時間は反
応温度等により変化しうるが、通常1〜24時間の範囲
である。
反応生成物は、通常の方法で回収することができ、例え
ば、反応生成物をトリクロロトリフルオロエタンやクロ
ロホルム等で抽出し、この抽出液から溶媒を留去するこ
とによって回収できる。
本発明の新規化合物のうち、ベンゼン環にカルボキシル
基を有するものは、前記製法によって得た一般式 [式中、X、Y及びnは前記と同意義。コで示される化
合物を酸化することによって合成することができる。
ここで、酸化は通常酸化剤の使用によって行われ、好ま
しい酸化剤としては、硝酸、亜硝酸、クロム酸、過マン
ガン酸、塩素酸等を例示することができる。この酸化反
応は、140〜200°C1好ましくは170〜190
℃で撹拌しながら行う。
反応時間は、通常05〜10時間、好ましくは2〜4時
間である。
本発明の新規化合物のうち、ベンゼン環にアミノ基を有
するものは、前記製法によって得た一般[式中、X、Y
及び1は前記と同意義。]で示される化合物とアジ化水
素酸を強酸存在下に反応させることによって合成するこ
とができる。
ここで、アジ化水素酸の使用量は、前記一般式(V)で
示される化合物1モルに対して、1〜2モルである。強
酸としては、硫酸、塩酸、硝酸等を使用することができ
る。その使用量は前記一般式(V)で示される化合物に
対して20〜50当量である。反応は40〜60℃、好
ましくは50〜60℃で撹拌しながら行う。反応時間は
通常1〜IO時間、好ましくは2〜4時間である。反応
は溶媒の存在下で行うことが好ましく、溶媒としてはク
ロロホルム等を使用することができる。
本発明の新規化合物のうち、一般式 [式中、X及びYは前記と同意義。] で示される化合物は、前記製法によって得た一般式 [式中、X及びYは前記と同意義。] で示される化合物を脱水することによって合成すること
ができる。脱水は、減圧下又は窒素気流下において、1
00〜200℃、好ましくは140〜180℃に加熱す
ることによって行われる。減圧する際の圧力は、10〜
200 mmHg、好ましくは20〜100mmHgで
ある。また、脱水は溶媒を使用して行うことも可能であ
り、前記化合物を溶媒に溶解して、使用した溶媒の沸点
に加熱することによって行われる。溶媒としては、例え
ば、キシレン、クロロベンゼン、トルエン、n−オクタ
ン、1,1,1.2−テトラクロロエタン、1,1゜2
.2−テトラクロロエタン等をあげることができる。
本発明の新規化合物のうち、ベンゼン環にクロロホルミ
ル基を有する化合物は、前記製法によって得た一般式(
V)で示される化合物と五塩化リン、三塩化リン又は塩
化チオニルを反応させることによって合成することがで
きる。反応は、一般式(V)で示される化合物に対して
、五塩化リン等を1当量以上の割合で撹拌混合すること
によって行われる。反応は通常は発熱反応なので冷却し
ながら行うが、必要により加熱して行うこともできる。
溶媒は特に必要ではないが、クロロホルム、ベンゼン又
は石油エーテル等に溶解して反応させることもできる。
生成物は精留によって分離することができる。
本発明の新規化合物のうち、ベンゼン環にブロムホルミ
ル基を有する化合物は、前記製法によって得た一般式(
V)で示される化合物と五臭化リン又は三臭化リンを反
応させることによって合成することができる。反応は前
記のクロロホルミル基を有する化合物を製造する場合と
同様である。
本発明の新規化合物は、各種ポリマーの原料化合物とし
て有用である。本発明の新規化合物を重合することによ
って、ポリアミド、ポリイミド、ポリアリ−レート、エ
ポキシ樹脂、ポリエステル、ポリカーボネート等を得る
ことができる。これらのポリマーは含フツ素量が多いの
で、耐候性に優れ、吸水性も極めて小さい。
本発明の新規化合物からは、新規な含フツ素エポキシ化
合物が得られる。本発明の新規含フツ素エポキシ化合物
は、一般式 [式中、X及びYは前記と同意義、 nはθ〜30の数を表す。] で示される。本発明の新規含フツ素エポキシ化合物は、
重合度によって液状ないし固体状を呈する。
本発明の新規含フツ素エポキシ化合物は、一般式 °[式中、X及びYは前記と同意義。]で示される化合
物とエピクロルヒドリンを反応さ仕ることによって合成
することができる。一般式(Vl)で示される化合物は
、 XC0Y          (If)[式中、X及び
Yは前記と同意義。コ で示される化合物とフェノールをルイス酸の存在下に反
応させることによって合成することができる。
萌記一般式(Vl)で示される化合物1モルに対して、
エピクロルヒドリン10〜30モルを反応させる。反応
は、萌記一般式(V[)で示される化合物とエピクロル
ヒドリンを水酸化ナトリウムの存在下で、撹拌しながら
80〜90℃に加熱することによって行われる。反応生
成物は、過剰のエピクロルヒドリンを減圧留去し、副生
じた塩化ナトリウムをろ別することによって回収するこ
とができる。
本発明の含フツ素エポキシ樹脂は、通常のエポキシ樹脂
の硬化方法で硬化させることができる。
すなわち、硬化剤を加えて、5〜200℃で10分〜l
O時間放置することによって硬化させることができる。
使用する硬化剤としては、ポリメチレンジアミン、ポリ
エーテルジアミンのような脂肪族ジアミン; ノエチレ
ントリアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、アミノ
エチルエタノールアミンのような直鎖又は分岐状脂肪族
ポリアミン;メンタンジアミン、イソホロンジアミン、
Nアミノエチルピペラジンのような脂環式ポリアミン;
エチレンテトラミンのアダクツのような変性アミン;m
−フェニレンジアミン、4,4°−メチレンジアニリン
、ジアミノジフェニルエーテル、ジアミノジフェニルス
ルホンのような芳香族ジアミン;N−メチルピペラジン
、ピペ゛リジンのような第2級アミン、N、N’−ジメ
チルピペラジン、トリエタノールアミン、ベンジルジメ
チルアミンのような第3級アミン;三フッ化ホウ素−モ
ツメチルアミンコンプレックス:メラミン樹脂、スルフ
ィド樹脂等の低分子量物;無水フタール酸、無水クロレ
ンド酸のような酸無水物等が挙げられる。
なお、硬化剤の使用量は、本発明の含フツ素エポキシ樹
脂中に含まれるエポキシ基1当量に対して0.1〜10
当量、好ましくは0.5〜3当量である。
また、本発明の含フツ素エポキシ樹脂は、紫外線カチオ
ン反応開始剤を加えて、紫外線照射することによって硬
化することができる。紫外線カチオン反応開始剤として
は、例えばp−メトキシベンゼンジアゾニウムヘキサフ
ルオロフォスフェート、p−クロロベンゼンジアゾニウ
ムヘキサフルオロフォスフェート等のジアゾニウム塩、
ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロフォスフェート
、44−ジ−t−ブチルフェニルヨードニウムヘキサフ
ルオロフォスフェート等のジアリールヨードニウム塩、
ジフェニル−4−チオフェノキンフェニルスルホニウム
等のトリアリールスルホニウム塩等が挙げられる。
本発明の含フツ素エポキシ樹脂は、フッ素含有量が多く
、耐熱性、耐水性、耐トラツキング性、耐候性等が優れ
ており、接着剤、塗料、成形材料等に有用である。特に
、石英光ファイバーやコネクター等光学部品用接着剤と
して使用した場合、硬化後の屈折率が石英の屈折率に近
いので好ましい。
本発明の新規含フツ素化合物から、含フツ素ポリイミド
を製造できる。本発明の含フツ素ポリイミドは、一般式 [式中、R1は芳香族テトラカルボン酸二無水物から2
個の酸無水物基を除いた残基、R1は芳香族ジアミンか
ら2個のアミノ基を除いた残基であって、R1及びR3
の少なくとも一方は、主鎖にC− (X及びYは前記と同意義)で示される基を含む。
nは10以上の整数を示す。] で示されるものである。
本発明の含フツ素ポリイミドの特徴は、その繰り返し単
位中の芳香環と芳香環の間に X (X及びYは前記と同意義)で示される基を含む点にあ
る。
すなわち、 R1とR″の少なくとも一方は 主鎖に を含むもの、 R1であれば C(CI+3)t C(CF3)を 又は 5i(CH2)。
置換基R1を具体的に例示すると、 ことができる。
また、 置換基R′を具体的に例示すると CJ− l1H4 又は C,H,−0 C@I+。
C,H。
)、 (cH2)a (cut)a−。
−CH,− C(CI+3)。
C(CF、)。
−8O2 5i(CI(J*  )及び 本発明のポリイミドは、一般弐 HtN  R”  NHt [式中、R2は前記と同意義。] で示される芳香族ジアミンと一般式 %式% CC(CH3)を−又は−5−)  等を挙げることか
できる。
本発明のポリイミドは、一般式 %式% [式中、R2は前記と同意義。] で示される芳香族ジアミンと一般式 %式% ] [式中、R1は前記と同意義。] で示される芳香族テトラカルボン酸二無水物を反応させ
て、一般式 [式中、R1は前記と同意義。] [式中、R1及びR1は前記と同意義、nは10以上の
整数を表す。] で示されるポリアミド酸を生成させて、次いでこのポリ
アミド酸をポリイミドに転化することによりて得ること
ができる。
ただし、上記芳香族ジアミンと芳香族テトラカルボン酸
二無水物との組み合わせにおいて、芳香族ジアミンに一
般式 族ジアミンを使用しなければならない。
前記の一般式(■)で示される芳香族ジアミンは、前記
式(n)で示される化合物とトルエンをルイス酸の存在
下に反応させて一般式 [式中、X及びYは前記と同意義。] で示されるらの以外の芳香族ジアミンを使用する場合は
、芳香族テトラカルボン酸二無水物は一般式 [式中、X及びYは前記と同意義。] で示されるものでなければならない。また、芳香族テト
ラカルボン酸二無水物に前記の一般式(■)で示される
らの以外のものを使用する場合は、芳香族ノアミンは前
記の一般式(■)で示される芳香[式中、X及びYは前
記と同意義。] で示される化合物を得て、この化合物を酸化した後、ア
ジ化水素酸と反応させることによって得ることができる
。また、前記の一般式(■)で示される芳香族酸無水物
は、前記の一般式(II)で示される化合物と、0−キ
ンレンとルイス酸の存在下に反応させて、一般式 [式中、X及びYは前記と同意義。] で表される化合物を酸化したのち、加熱脱水することに
よって得ることができる。
使用することができる他の芳香族ジアミンを具体的に例
示すると、4.4°−ジアミノジフェニルエーテル、3
,3°−ジアミノジフェニルエーテル、3.4°−ジア
ミノジフェニルエーテル、4.4ジアミノジフエニルチ
オエーテル、3.3°−ジアミノジフェニルチオエーテ
ル、3.4°−ジアミノジフェニルチオエーテル、4,
4°−ジアミノベンゾフェノン、3.3°−ジアミノベ
ンゾフェノン、3.4°−ジアミノベンゾフェノン、4
.4°−ジアミノジフェニルスルホン、3,3°−ジフ
ェニルスルホン、3.4’−ジフェニルスルホン、4.
4’ジアミノジフエニルメタン、3.3゛−ジアミノジ
フェニルメタン、3,4°−ジアミノジフェニルメタン
、2.2°−ビス(4−アミノフェニル)プロパン、2
.2°−ビス(3−アミノフェニル)プロパン、ベンツ
ジン、3,3°−ジアミノビフェニル、34°−ジアミ
ノビフェニル、p−フェニレンジアミン、m−フェニレ
ンジアミン、ビス(4−アミノ)ジメチルシラン、ビス
(4−アミノフェニル)ジエチルシラン、ビス(4−ア
ミノフェニル)ジフェニルシラン等を挙げることができ
る。
使用することができる他の芳香族テトラカルボン酸二無
水物を具体的に例示すると、ピロメリット酸二無水物、
2,3,6.7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物
、3.3°、4,4°−ジフェニルテトラカルボン酸二
無水物、1.2,5.6−ナフタレンテトラカルボン酸
二無水物、2.2’、3゜3°−ジフェニルテトラカル
ボンニ無水物、2.3’、3,4°−ジフェニルテトラ
カルボン酸二無水物、2.2°−ビス(3,4−ジカル
ボキシフェニル)プロパンニ無水物、ビス(3,4−ジ
カルボキシフェニル)スルホンニ無水物、3,4,9.
to−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、ビス(3,
4−ジカルボキシフェニル)エーテルニ無水物、カタレ
ンー1.4,5.8−テトラカルボン酸二無水物、2゜
2−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパンニ
無水物、l、1−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル
)エタンこ無水物、1.1−ビス(3,4−ジカルボキ
シフェニル)エタンニ無水物、!、lビス(3,4−ジ
カルボキシフェニル)エタンニ無水物、ビス(2,3−
ジカルボキシフェニル)メタンニ無水物、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)メタンニ無水物、ビス(3,
4−ジカルボキシフェニル)チオエーテルニ無水物、3
,4.3’、4°−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二
無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ジメチ
ルシランニ無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)ジメチルシランニ無水物、ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)ジフェニルシランニ無水物等を挙げるこ
とができる。
前記製法の反応は、通常溶媒存在下で、等モル量の上記
酸無水物と芳香族ジアミンを撹拌混合することによって
行われる。反応温度は0〜60℃、好ましくは20〜4
0℃、反応時間は1〜24時間、好ましくは3〜12時
間である。使用する溶媒としては、N−メチル−2−ピ
ロリドン(NMP)、ジメチルアセトアミド(D M 
A c)、ジメチルホルムアミド(D M F )、ス
ルホラン、テトラヒトフラン等を例示することができる
。なお、前記−般式(■)で示される芳香族ジアミンと
前記一般式(■)で示される酸無水物を反応させる場合
は、溶媒として前記の溶媒にテトラクロロヘキサフルオ
ロブタン、トリクロロトリフルオロエタン、テトラクロ
ロジフルオロエタン、パークロルエチレン等のハロゲン
系溶媒を加えた混合溶媒を用いるのが好ましい。
上記の反応によって生成させたポリアミド酸は、常法に
よってポリイミドに転化することができる。
例えば、ポリアミド酸を200℃以上、例えば230〜
400℃で加熱することによって、容易にポリイミドに
転化することができる。
本発明の含フツ素ポリイミドは、本発明の半導体装置の
被覆として特に適している。本発明によれば、前記ポリ
アミド酸を半導体素子及びリード線の表面に塗布し、加
熱硬化させて被覆を形成して、半導体装置を製造するこ
とができる。
[実施例] 以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
参考例 冷却管、温度計、窒素導入管及び撹拌器を取り付けた5
124つロフラスコにマグネシウム24.31g(1モ
ル)、乾燥ジエチルエーテル15〇−及び少量のヨウ素
結晶を加えて、窒素を導入しながら撹拌した。ジエチル
エーテル600−に溶解したC、Fl?CHICH言 
574g(1モル)を徐々に滴下し、滴下終了後、2時
間加熱還流した。次に反応溶液を室温に戻し、CF、C
O,CI$ 128g(1モル)を滴下し、滴下後2時
間撹拌した。
反応が終了した後、反応溶液に硫酸溶液を加えて酸性に
し、ジエチルエーテル層を3回水洗した後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、更に五酸化リンで乾燥した。このジエチ
ルエーテル層を減圧蒸留して、Cs F l 7 CH
t CH* COCF sなるケトン化合物(沸点96
〜98℃/ 17 mmHg)h月74g(収率32%
)得られた。
fR(NaCOν[cm−’];  1780,125
0゜1210.1150.1010 ”F−NMR(CC1,)δ[ppa]; −12、7
(s。
3F)、35.9(broad、2F)、43.2(b
road、 6 F )、44.0 (broad、 
2 F )、44,3(broad、 2 F )、4
7.5 (broad、 2 F)実施例! 300−オートクレーブにトルエン15.2g(0,1
65モル)、参考例で得られたCIFI?−CH*CH
*C0CFs 40.9g(0,075モル)及びフッ
化水素40fflI2を仕込んだ。次に撹拌しながら温
度90〜100℃、圧力9 kg/c♂で18時間反応
させた。
反応が終了した後、フッ化水素を除去し反応生成物をト
リクロロトリフルオロエタンで抽出した。
この抽出物からトリクロロトリフルオロエタンを威圧留
去すると式 %式% ] 100Il+12オートクレーブに実施例!で得た式C
F。
で示される化合物20.Og(0,028モル)、酢酸
73tn(lを仕込み、80℃の温度に加熱撹拌しなが
ら酸化クロム(Vl)18.3gを加えた。反応温度を
80〜90℃に保ちながら12時間撹拌した。
反応が終了した後、反応生成物から酢酸を減圧留去した
。残った固形物に5%水酸化ナトリウム溶液4QOm1
2を加えて溶解し、ろ過して酸化クロム(III)をろ
別した。ろ液に硫酸水溶液を加えて酸性にすると白色固
体が析出し、この白色固体をろ別し乾燥すると、式 %式% ]: 9 (broad、 2 F )、43.0(broa
d、6F)、44.0 (broad、 2 F )、
44.3(broad、2 F)、47 、3 (br
oad、 2 F )実施例3 500m123つロフラスコに、実施例2で得た式で示
される化合物15.0g(0,0195モル)、濃硫酸
63g及びクロロホルム’lOQm(lを加えた。
温度40〜50℃に加熱しながら、アジ化水素酸(1,
0ON)58.5m12を滴下し2時間還流した。
反応が終了した後、反応溶液を室温に戻し、水400m
12中に投入すると、析出物が生じた。この析出物をろ
過して分別し、これに水酸化ナトリウム溶液を加えてア
ルカリ性にし、これをクロロホルム500a+12で抽
出した。この抽出液からクロロホルムを留去すると、式 %式% ] 100−オートクレーブに0−キシレン17.17g(
0,1617モル)、CsF+?CHtCH*C0CF
、40.Og(0,0735モル)及びフッ化水素37
m(lを仕込んだ。次に撹拌しながら、温度90〜10
0℃、圧力9kg/am’で18時間反応させた。
反応が終了した後、反応生成物をトリクロロトリフルオ
ロエタンで抽出した。この抽出液からトリクロロトリフ
ルオロエタンを減圧留去すると式%式% 500m12オートクレーブに、実施例4で得た式CF
で示される化合物38.0g(0,05モル)、60%
硝酸58m12及び水57m12を仕込み、170〜1
80℃で2時間反応させた。
反応が終了した後、反応生成物をろ過し、残った固形物
に5%水酸化ナトリウム溶液を加えて溶解し、ろ過した
。ろ液に硫酸水溶液を加えて酸性にし、エーテルで抽出
した。この抽出液からエーテルを留去すると、式 で示される化合物39.7g(収率90%)が得られた
I R(KBr)ν[cm−’];  3400,30
00.1710 1615 1580.1510.14
25 1210 1160.1110.1070゜10
20.980,820,800,725.7’H−NM
R(アセトンd、/TMS)δ[ppm];  17〜
3.3(m、4H)、6.6〜7.6(broad、4
H)、7.6〜8.0(m、6H) 19F−NMR(アセトンd、/T F A)δ[pp
mコ;11.5(s、3F)、3.6(t、3F)、3
6゜9 (broad、 2 F )、44.3(br
oad、6F)、45.2 (broad、 2 F 
)、45 、5 (broad、 2 F)、48.6
(broad、2F) 実施例6 実施例5で得た式 で示される化合物39.7gを(0,046モル)を2
00m12ナス型フラスコに入れ、減圧下温度150−
160℃で6時間加熱した。
加熱が終了した後、ナス型フラスコから反応生成物を取
り出し、これをエーテルで再結晶すると白色結晶の式 %式% ] ] 100meオートクレーブにフェノール15,22g(
0,162モル)、Cs F 17 CHt CHtC
OCF、40.0g(0,0735モル)及びフッ化水
素37mQを仕込んだ。次に撹拌しながら、温度85〜
90°C1圧力9 kg/ am”で15時間反応させ
た。
反応が終了した後、フッ化水素を除去すると黄色固体の
生成物49.6gが得られた。この生成物を五フッ化プ
ロパツールで再結晶すると、白色結晶の式 で示される化合物31 8g(収率70%)が得られ た。
I R(KBr)ν[cm−’];  3350.16
10,1600.1515,1460,1440,13
50.1250,1210,1155.1110100
5.830,700 ’H−NMR(アセトンds/TMS)δ[ppm];
  1゜7〜3.2(m、4H)、6.95(dd、J
=8Hz。
28Hz、8H)、8.35(s、2H)”F−NMR
(アセトンd、/T F A)δ[ppm];−12,
2(s、3 F)、2.2(t、3F)、359 (b
road、 2 F )、43 、2 (broad、
 6 F)、44 、3 (broad、 4 F )
、47.5(broad、2F)実施例8 500ff1gオートクレープニ7工/ −ル20.6
 F s 8g(0,22モル)、Cs F ? OCF CHt
 CHt C0CF341.0g(0,1モル)及びフ
ッ化水素50g(2,5モル)を仕込んだ。撹拌しなが
ら、温度80〜84℃で15時間反応させた。
反応が終了した後、反応溶液を氷水に投入し、デカンテ
ーションでフッ化水素を除去すると、高粘度の液体が得
られた。この液体をジエチルエーテル300m12で抽
出し、抽出液を炭酸水素ナトリウムで中和し、2回水洗
した。次に抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥させた後、エ
ーテルを留去すると式 で示される化合物(沸点203〜205℃/ 1 mm
Hg)34.1g(収率59%)が得られた。
I R(KBr)ν[cm−’]; 3360,161
5,1605.1520,1440.+340.130
5.1230,1200,1160,1090゜101
0.975,840.750 ’HNMR(DMSOda/TMS)δ [ppmコ;
1.5〜3.0(m、4H)、6.82(dd、J=8
Hz、 24 Hz、 8 H)、9.42(s、2H
)”F  NMR(DMSO−do/TFA)δ[pp
渭〕;−12,2(s、3 F)、2.9(m、5F)
、47(d、3F)、51.3(m、3F)実施例9 500m12t−トクレーブL: トルエン60.81
g(0,66モル)、C4F sCHzCHtCOCF
 s 103.23g(0,3モル)及びフッ化水素!
50gを仕込んだ。次に撹拌しながら、温度85〜90
℃で反応させた。
反応が終了した後、反応生成物をトリクロロトリフルオ
ロエタンで抽出した。この抽出液からトリクロロトリフ
ルオロエタンを減圧留去すると式で示される化合物12
7.7g(収率83%)か得られた。
IR(NaC1)ν[cm−’];  3000,16
15.1520、+465.1350,1225.11
35.1010,920,880.850.81Q。
H−NMR(CDCIs/TMS)δ[ppm];  
17〜2.9(m、4H)、2.35(s、6H)、7
゜17(s、8H) ”F−NMR(CDCIりδ Eppmコ;   −1
2,3(s。
3F)、2.7(t、3F)、36.4(m、2F)、
47.6(t、2F) 実施例10 101O0オートクレーブに実施例9で得た式で示され
る化合物105.0g(0,206モル)、60%硝酸
128mQ及び水126mQを仕込んだ。
次に撹拌しながら、温度180〜190℃で反応させた
反応が終了した後、反応生成物から固形物をろ別した。
この固形物に5%水酸化ナトリウム溶液400m+2を
加えて溶解し、不溶物をろ別した。ろ液に硫酸水溶液を
加えて酸性にすると白色固体が析出し、この白色固体を
ろ別し、乾燥すると式で示される化合物112.4g(
収率96%)が得られた。
I  R(KBr)ν [:cm−’コ、  3000
,1615  1520.1465,1350,122
5.1+35.1010,920,880,850.8
10゜’H−NMR(CDCI、/TMS)δ[ppm
];  17〜2.9(m、4H)、2.35(s、6
H)、717(s、8H) ”F −NMR(CD CI、)δ[ppm]; −1
2,3(s。
3F)、2.7(t、3F’)、36.4(m、2F)
、45.7(m、2F)、47.6(t、2F)実施例
If 2Qの3つロフラスコに実施例10で得た式で示される
化合物64.0g(0,112モル)、濃硝酸176g
及びクロロホルム350IIIQを加えた。
温度を0〜5℃に保ちながら、アジ化水素酸(!。
IN)306m12を滴下し、滴下後温度40〜45℃
で2時間加熱撹拌した。次に室温で12時間撹拌後、ク
ロロホルム層と水層を分別した。水層を水酸化ナトリウ
ムでアルカリ性にし、クロロホルム400m(2で抽出
した。抽出液を硫酸ナトリウムで乾燥した後、クロロホ
ルムを留去し、石油ベンジン−ジエチルエーテルで再結
晶すると式、CF、。
で示される化合物32.8g(収率54%)が得られた
IR(KBr)ν[cm−’];  3420,335
0,1620.1520,1460,1360,132
0.1280.1250.1220,1200゜116
0.1130,1020,1005,920.850,
835,720 ’ HN M R(D M S  Odo)δ [pp
mコ;  1.5〜3.8(m、4H)、5.21(s
、4H)、6.74(dd、J=8Hz、36Hz、8
H)”F    NMR(DMS  Oda)δ [p
pmコ、−12゜6(s、3F)、2.4(t、3F)
、35.9(II、2F)、45.8(+n、2F)、
47.5(t、2F)実施例12 100m12オートクレーブに0−キシレン63゜Og
(0,594モル)、C−F s CHt CH*C0
CFs 92.9g(0,27モル)及びフッ化水素1
35gを仕込んだ。次に撹拌しながら温度75〜80℃
で17時間反応させた。
反応が終了した後、反応生成物をトリクロロトリフルオ
ロエタンで抽出した。この抽出液からトリクロロトリフ
ルオロエタンを留去すると式で示される化合物130.
9g(収率90%)が得られた。
I R(NaC1)ν[cm−’];  2950. 
l 620. !575.1505,1450,122
5,1130.990,880,810,730,72
0.1015.900,740,725,700’H−
NMR(CC1,)δ[ppm1;  1.6〜3.9
(m。
4H)、2.23(s、12H)、7.00(s、6H
)”F −NMR(CC1,)δ[PPff1];  
 12.4(s。
3F)、2.9(t、3F)、36.6(m、2F)、
45.9(m、2F)、47.9(t、3F)実施例1
3 500−オートクレーブに実施例12で得た式で示され
る化合物80.8g(0,15モル)、60%硝酸16
6m12及び水164−を仕込み、温度170−180
℃で2時間反応させた。
反応が終了した後、反応生成物をろ過し、残った固形物
に5%水酸化ナトリウム溶液を加えて溶解し、ろ過した
。ろ液に硫酸水溶液を加えて酸性にし、エーテルで抽出
した。この抽出液からエーテルを留去すると式 %式% 0 1160.1130,1070,1010゜880
,850,800,720 ’H−NMR(DMSO−da)δ [ppmコ、1.
8 〜3.8(+a、4H)、7.3〜7.8(m、6
H)、lO〜12 (broad、 4 H) ”F−NMR(DMSO−da)δ [ppmコ、−1
3゜2(s、3F)、2.1(t、3F)、35.3(
m、2F)、45.4(m、2F)、47.2(t、2
F)実施例14 実施例13で得た式 で示される化合物86.9g(0,132モル)を20
0−ナス型フラスコに入れ、減圧下温度160℃で5時
間加熱した。
加熱が終了した後、オートクレーブから生成物を取り出
し、これをエーテルで再結晶すると、白色結晶の式 %式% 温度計、撹拌機及び還流管を備えた3Q丸底フラスコに
、式 で示される化合物600g(0,840モル)、エピク
ロルヒドリン1166g(12,60モル)、純水4m
Q及び水酸化ナトリウム3gを仕込んだ。内温か83〜
87℃になるように加熱し、水酸化ナトリウムが消失す
るまで撹拌した。内温を83〜87℃に保ちながら再び
水酸化ナトリウムを加えた。
以後、内温を83〜87℃に保ちながら水酸化ナトリウ
ムを5gずつ加えて、全量で70g(1,75モル)加
えた。水酸化ナトリウムを全量添加した後、発熱が鎮ま
ったら、内温を83〜87℃に保ちながら1時間撹拌し
た。
反応が終了した後、反応液を減圧蒸留して未反応のエピ
クロルヒドリンを留去した。次に残留物を70℃まで冷
却し、ベンゼンを10〇−加えた後、副生物の塩化ナト
リウムをろ別した。ろ液を減圧蒸留してベンゼンを除去
すると式 (式中、nの平均は0.2) ′で示される液状のエポキシ樹脂652gが得られた。
なお、式中のnはHPLC(高速液体クロマトグラフィ
ー)により測定した値である。
IR(NaC1)ν[cm−’]; 3000,16 
+ 5.1585.1520.1460.1260〜1
100、+030.1000,970,915,860
.830,770,740,725,710’H−NM
R(CC1,)δ[ppm]; 6 、86 (dd、
 9 。
6H,J=9Hz、27Hz)、4.2−3.7(〜4
.28)、3.3〜3.0(m、2.21()、2.9
〜2.3(m、7.28)、2 、3〜1 、5 (b
road。
2.4H) ”F−NMR(CC1,)δ[ppm]: −12、1
(s。
3F)、2.3(t、3F)、35.9(b、2F)、
43.2(b、6F)、43.2(b、6F)、44゜
3(b、4F)、47.5(b、2F)実施例!6 温度計、撹拌機及び還流管を備えた100mQフラスコ
に式 ムをろ刑した。ろ液を減圧蒸留してベンゼンを留去する
と式 で示される化合物14.51g(0,025モル)、エ
ピクロルヒドリン34.70g(0,375モル)及び
純水0.13gを仕込んだ。内温を80〜85℃になる
ように加熱し、水酸化ナトリウム0.65gを加えた。
次に内温か70〜75℃になるように調節し、水酸化ナ
トリウムを0.7gずつ2回に分けて添加し、全量で2
.05g(0,051モル)の水酸化ナトリウムを加え
た。内温か80〜85℃に保ちながら1時間撹拌した。
反応が終了した後、反応液を減圧蒸留して未反応のエピ
クロルヒドリンを留去した。次に残留物にベンゼンを1
5m12加え、副生じた塩化ナトリウ(式中、nの平均
は0.2) で示される液状のエポキシ樹脂16.89gが得られた
I R(NaC1)ν[cm−’];  2900,1
610 1580、+515.1460.1330,1
290.1240,1200,1150,1080゜+
030,1010.910,830,750’H−NM
R(CC1,)δ[ppm] ;  6 、85 (d
d、 96H,J=9Hz、26Hz)、4.2〜3.
7(m。
4.28)、3.3〜3,0(m、2.4H)、2,9
〜2.3(m、7.2H)、2 、2〜1 、7 (b
road。
2.4H) ”F−NMR(CC1,)δ[ppm]:  −12、
1(s。
3F)、2.6(m、5F)、4.4(d、3F)、5
1.0(s、3F) 試験例 実施例15及び実施例16で得た含フツ素エポキシ樹脂
並びに比較例1として式 で示される含フツ素エポキシ樹脂について、下記に示す
(1)〜(3)の物性について測定を行った。
なお、硬化の条件は次のとおりであった。
硬化剤  : エボミックQ−694 (三井石油化学工業株式会社製) 硬化剤配合割合  : 実施例+5で得た樹脂32部に対して硬化剤5部実施例
16で得た樹脂47部に対して硬化剤10部比較例1の
樹脂1夏部に対して硬化剤4部硬化温度 : 65℃ 硬化時間 二 6時間 測定する物性は次のとおりであった。
(1)屈折率の測定 アツベ屈折計を用いて23℃で行った。
(2)ガラス転移温度(Tg)の測定 (3)せん断接着強度の測定 JIS−に−6850に従い、5US304を使用して
行った。
以上の(1)〜(3)の各物性の測定結果を第1表に示
す。
第    1    表 第1表に示した結果より、本発明の含フツ素エポキシ樹
脂の屈折率は、従来の含フツ素エポキシ樹脂よりも屈折
率が小さく、石英の屈折率(n♂3= 1.46)に近
いことがわかる。
実施例17 式 で示される芳香族ジアミン14.25g(0,02モル
)をジメチルアセトアミド35.0gとテトラクロロヘ
キサフルオロブタン65.0gとの混合溶媒に溶解した
後、式 で示される酸無水物16.45g(0,02モル)を粉
末のまま加えて撹拌しながら、温度25℃で12時間反
応させた。反応が終了した後、粘度14000cps 
(23℃)、濃度23,5重量%のポリアミド酸を得た
。次にこのポリアミド酸をガラス板上に塗布し、オーブ
ン中で、80℃で20分、更に100℃、200℃、3
00℃で各1時間乾燥してポリイミドフィルムを得た。
このポリイミドフィルムについて赤外線吸収スペクトル
を測定した結果、1785c11と1720c1′にイ
ミド基のC=O伸縮振動に基づく吸収が認められた。
次に、このポリイミドフィルムについて次の各物性値を
測定した。
(り吸水率 ポリイミドフィルムから76.2mmX25.4mmの
切片を作成し、この切片を50±3℃の温度で24時間
乾燥後、デシケータ−中で放冷してから秤量する。この
ときの重量をW、とする。次にこの切片を蒸留水中に2
3±1℃の温度で24時間浸漬した後、水中から取り出
して水滴を布でふきとってから秤量する。このときの重
量をW、とする。そして吸水率Aを次の式によって算出
する。
(2)ガラス転位温間(T g) パーキンエマル社製DSCn型示差走査熱量計を用い、
Iθ℃/分の昇温速度で吸熱が始まる温度を測定する。
(3)熱分解温度(Td) 島津製作所製示差熱重量分析計DT−30を用い、10
℃/分の昇温速度で重量減少の始まる温度を測定する。
各物性値の測定結果を第2表に示す。
実施例18 式 で示される芳香族ジアミン10.25g(0,02モル
)と、式 で示される酸無水物12.45g(0,02モル)を実
施例17と同様にして反応させ、粘度2000 cps
及び濃度20.1重量%のポリアミド酸を得た。
次にこのポリアミド酸から実施例I7と同様にして、ポ
リイミドフィルムを作成し、各物性値を測定した。結果
を第2表に示す。
実施例19 式 で示される芳香族ジアミン7.12g(0,01モル)
をジメチルアセトアミド30.0gに溶解した後、無水
ピロメリット酸2.18g(0,01モル)を粉末のま
ま加えて実施例+7と同様に反応させた。
反応が終了した後、粘度9000cps、濃度23゜7
重量%のポリアミド酸を得た。
次にこのポリアミド酸から実施例17と同様にして、ポ
リイミドフィルムを作成し、各物性値を測定した。結果
を第2表に示す。
実施例20 ジアミノジフェニルエーテル4.00g(0,02モル
)をN−メチル−2−ピロリドン60gに溶解した後、
式 次にこのポリアミド酸から実施例17と同様にして、ポ
リイミドフィルムを作成し、各物性値を測定した。結果
を第2表に示す。
比較例2 式 で示される芳香族ジアミン1.333g(3ミリモル)
を、ジメチルアセトアミド20.0gに溶解した後、式 で示される酸無水物12.45g(0,02モル)を粉
末のまま加えて実施例17と同様に反応させた。
反応が終了した後、粘度12000cps、1度21.
5重量%のポリアミド酸を得た。
で示される酸無水物1.003g(3ミリモル)を加え
て、実施例17と同様にして反応させた。反応が終了し
たのち、濃度10.5重量%のポリアミド酸を得た。
次にこのポリアミド酸から実施例17と同様にして、ポ
リイミドフィルムを作成し、各物性値を測定した。結果
を第2表に示す。
比較例3 式 %式% で示される構成単位を有するポリイミド(デュポン社製
「カプトンHJ)を用いて、実施例17と同様にしてフ
ィルムを作成し、各物性値を測定した。
結果を第2表に示す。
実施例21〜24及び比較例4 温度計、撹拌機及び窒素ガス吹き込み口を備えた4つロ
フラスコに下記第3表に示す精製したジアミン0.1モ
ルをとり、下記第3表に示す溶媒を加えて溶解した。次
に、この溶液に下記第3表に示すテトラカルボン酸二無
水物011モルを撹拌下に少量ずつ加えた。この反応系
の温度を25±2℃に保った。テトラカルボン酸二無水
物の添加が完了し、全体が均一溶液になってから、反応
後の固形分濃度が15重量%となるように溶媒を追加し
た。その後窒素気流下中で25±2℃に保ちながら、2
4時間撹拌を続け、ポリアミック酸溶液を調製した。
次に、前記ポリアミック酸溶液を256にビットD−R
AMメモリ用LSI(16ピン)の素子及びリード線上
に滴下し、80℃、100℃、150℃及び200℃で
各1時間加熱し、最後に250℃で20分間加熱して素
子及びリード線上に含フツ素ポリイミドの被覆膜を生成
させた。生成したポリイミドの膜厚は20〜60μmで
あった。
このようにして得られた素子を下記のように調製したエ
ポキシ樹脂組成物でトランスファー成形(180℃、1
.5分間、75 kg/ cm”) して封止した。
このものをさらに185℃で5時間ポストキュアして樹
脂封止型半導体装置を得た。各実施例のそれぞれ100
個のLSIについてプレッシャクッ力試験器を用いて耐
湿信頼性を調べた。結果を第4表に示す。なお、耐湿信
頼性は120℃、2気圧の水蒸気中に封止した素子を放
置した時のアルミ配線腐食による断線故障した個数で表
示したものである。
第 表 エポキシ樹脂組成物を調製した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 それぞれのAは同一又は異なって ▲数式、化学式、表等があります▼ (Dは、アミノ基、カルボキシル基、水酸基、メチル基
    又はハロホルミル基、nは1又は2の整数)又は ▲数式、化学式、表等があります▼ をそれぞれ表す。] で示される新規含フッ素芳香族化合物。 2、一般式 XCOY [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼  (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基をそれ
    ぞれ表す。] で示される化合物と、一般式 A−H [式中、Aは (D’は水酸基又はメチル基、nは1又は2の整数)を
    表す。] で示される化合物をルイス酸の存在下に反応させること
    を特徴とする一般式 [式中、X,Y及びAは前記と同意義。] で示される新規含フッ素芳香族化合物の製法。 3.一般式 [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 nは1又は2の整数をそれぞれ表す。] で示される化合物を酸化することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X,Y及びnは前記と同意義。] で示される新規含フッ素芳香族化合物の製法。 4.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’rは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 nは1又は2の整数をそれぞれ表す。] で示される化合物とアジ化水素酸を強酸の存在下に反応
    させることを特徴する一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X、Y及びnは前記と同意義。] で示される新規含フッ素芳香族化合物の製法。 5.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは (Rrは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基を表す
    。] で示される化合物を脱水することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X及びYは前記と同意義。] で示される新規含フッ素芳香族化合物の製法。 6.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 nは1又は2の整数をそれぞれ表す。] で示される化合物と、五塩化リン、三塩化リン又は塩化
    チオニルを反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X、Y及びnは前記と同意義。] で示される新規含フッ素芳香族化合物の製法。 7.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 nは1文は2の整数をそれぞれ表す。] で示される化合物と三臭化リン又は五臭化リンを反応さ
    せることを特徴とする一般式 [式中、X、Y及びnは前記と同意義。] で示される新規含フッ素芳香族化合物の製法。 8.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 nは0〜30の数を表す。] で示される新規含フッ素エポキシ樹脂。 9.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基をそれ
    ぞれ表す。] で示される化合物とエピクロルヒドリンを反応させるこ
    とを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X及びYは前記と同意義、nは0〜30の数を
    表す。] で示される含フッ素エポキシ樹脂の製法。 10.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は芳香族テトラカルボン酸二無水物から
    2個の酸無水物基を除いた残基、R^2は芳香族ジアミ
    ンから2個のアミノ基を除いた残基であって、R^1及
    びR^2の少なくとも一方は、▲数式、化学式、表等が
    あります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基をそれ
    ぞれ表す)で示される基を含む。nは10以上の数を表
    す。] で示される新規含フッ素ポリイミド。 11.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 nは10以上の数を表す。] で示される特許請求の範囲第10項記載の新規含フッ素
    ポリイミド。 12.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^2は芳香族テトラカルボン酸二無水物から
    2個の酸無水物基を除いた残基、 Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 nは10以上の数を表す。] で示される特許請求の範囲第10項記載の新規含フッ素
    ポリイミド。 13.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基、 R^2は芳香族ジアミンから2個のアミノ基を除いた残
    基、 nは10以上の数を表す。] で示される特許請求の範囲第10項記載の新規含フッ素
    ポリイミド。 14.特許請求の範囲第10項記載の含フッ索ポリイミ
    ドで被覆された半導体装置。 15.特許請求の範囲第11項の含フッ素ポリイミドで
    被覆された半導体装置。 16.特許請求の範囲第12項記載の含フッ素ポリイミ
    ドで被覆された半導体装置。 17.特許請求の範囲第13項記載の含フッ素ポリイミ
    ドで被覆された半導体装置。 18.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は芳香族テトラカルボン酸から4個のカ
    ルボキシル基を除いた残基、R^2は芳香族ジアミンか
    ら2個のアミノ基を除いた残基であって、R^1及びR
    ^2の少なくとも一方は、 (Xは ▲数式、化学式、表等があります▼ (Rfは炭素数1〜10のパーフルオロアルキル基、R
    ’fは炭素数1〜12のパーフルオロアルキル基、pは
    炭素数1〜3の整数、qは0〜3の整数、rは0又は1
    、sは0〜5の整数、tは0〜5の整数)、 YはXと同意義であるか又は水素原子、炭素数1〜8の
    アルキル基、炭素数1〜8のフルオロアルキル基)で示
    される基を含む。nは2以上の数を表す。] で示されるポリアミド酸を半導体素子及びリード線の表
    面に塗布し、これを加熱硬化して生成するポリイミドを
    半導体素子及びリード線の表面に被着することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
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