JPH02122965A - 平面走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、平面走査型スキャナ又はプロッタ等において
、原稿読取又は画像記録のために原稿又は記録材を、読
取又は記録を行うスキャンユニットに対して往復動させ
る平面走査装置に関する。

従来の技術 従来、平面走査型スキャナ又はプロッタは、第５図、第
６図に示すように、本体１と、光学スキャンユニット２
（スキャナの場合は読取用スキャンユニット、プロッタ
の場合は記録用スキャンユニット）と、原稿又は記録材
３を載せる原稿台又は記録台等の支持台４と、この支持
台４を光学スキャンユニット２に対して往復動させる駆
動機構（図示せず）等を有しており、支持台４を光学ス
キャンユニット２の手前に位置させた状態で支持台４に
原稿又は記録材３をセットし、その支持台４を光学スキ
ャンユニット２に対して往復動させることにより、平面
走査を行い、原稿読取或いは画像記録を行っていた。な
お、光学スキャンユニット２の前に位置する支持台４の
下方には、本体１の上面を覆い、本体１の内部及び機構
部ベツド５を保護及び防塵するための機構部カバー６が
設けられている。

ここで、支持台４のサイズは、一般用写真サイズ（例え
ば半切り、キャビネ等）及び紙サイズ（例えばＡ４．Ｂ
４等）という寸法に、各サイズの周辺部分の余白部（例
えば数ｍ程）を加算したサイズ、すなわち定尺型と呼ば
れている寸法を持つサイズが一般的である。その為、原
稿又は記録材のサイズは定尺型のサイズにカントされで
あることを条件に原稿の読取り又は記録材の露光が行わ
れている。

ところで、工程上或いは後処理上の関係で、原稿又は記
録材を、指定されだ定尺型のサイズより長尺のサイズの
ままで、読取ったシ、記録したシする必要性が出てきて
いる。その場合には、長尺の原稿又は記録材を、その一
部が支持台からはみ出る状態で支持台上に載せ、支持台
をトラバースさせて、所定の読取又は記録を行っていた
。

発明が解決しようとする課題 しかし、従来の構成によれば、原稿又は記録材を、一部
が支持台からはみ出る状態で支持台上に載せると、支持
台の安定したトラバース動作が困難となり、読取又は記
録面の良好な画質が得られないという問題があった。

上述の問題は以下の理由で生ずる。すなわち、第７図、
第８図に示すように、長尺の原稿又は記録材７を支持台
４に載せると、当然指定されたサイズより長い為、その
原稿又は記録材７の端部は、支持台４よりはみ出ること
になる。一方、機構部カバー６は本体１の前方側のみに
設けである為、長尺の原稿又は記録材７の端部は、先頭
側では機構部カバー６の前方で機構部ベッド５方面に垂
れ下がる結果となってしまう。また、後尾側の方では、
支持台４をはみ出した原稿又は記録材７の端部を機構部
カバー６で支持させることができる（第７図参照）が、
この端部が、本体１よりはみ出た場合は下方に垂れ下が
ってしまう（第８図参照）。このだめ、原稿又は記録材
７の端部がカールし、更には折れ曲がりが激しくなる可
能性がでてくるといった問題が発生し、トラバース動作
上、ジャム発生といった欠点となっていた。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、支持
台より長尺の原稿又は記録材を使用しても、トラバース
動作上ジャム発生せず、良好な読取り或いは記録を可能
とし、これによって任意のサイズでも原稿又は記録材を
光学スキャンユニットに対してトラバースさせることの
可能な平面走査装置を提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 本発明は上述の問題点を解決するため、支持台のトラバ
ース領域の下方及びその延長位置に、前記支持台からは
み出した原稿又は記録材を走行可能に支える案内面を備
えた案内ガイドを設けるという構成を備えたものである
。

作用 本発明は上述の構成によって、支持台にそれよりも長尺
サイズの原稿又は記録材を載せた場合、支持台下方の案
内ガイドの案内面が、原稿又は記録材の支持台からはみ
出した部分を走行可能に支持し、これによって、支持台
が原稿又は記録材のはみ出した部分を案内ガイドに支持
させた状態でトラバースすることができ、ジャムの発生
を防止でき、且つ原稿又は記録材のはみ出しだ部分の折
れ曲がり、傷といった問題の発生を防止し、より安定し
たトラバース動作が可能となる。

実施例 以下、図面に示す実施例を説明する。第１図、第２図は
本発明の実施例による平面走査装置を備えた平面走査型
スキャナ又はプロッタを示す概略斜視図及び側面図を示
す。第１図、第２図において、１１は平面走査型スキャ
ナ又はプロッタの本体で、制御関係及び機構関係の部品
を内蔵している。

１２はその本体１１の上部に設けられた光学スキャンユ
ニットであり、スキャナの場合には読取ユニットが、プ
ロッタの場合には記録ユニットが内蔵されている。１３
は、原稿又は記録材を載せる支持台であり、図面で左右
方向に、すなわち、光学スキャンユニット１２に対して
トラバースする構成となっている。１４は本体１１内に
設けられた機構部ベツドで、光学スキャンユニット１２
をトラバースさせる駆動機構（図示せず）を保持してい
る。１５．１６は、支持台１３のトラバース領域の下方
に、本体１１の全長に渡って設けられた案内ガイドであ
り、その上面に支持台１３からはみ出した原稿又は記録
材の部分を走行可能に支える案内面を備えている。

この案内ガイド１５．１６は、本体１１の上面を覆い、
本体内部の保護及び防塵を行う機構部カバーを兼ねてい
る。なお、この案内ガイド１５．　１６は、組立容易に
するため、２分割された構造としているが、一体構造と
してもよい。１７．１８は、案内ガイド１５゜１６の延
長位置になるように、且つ本体１１に対して取シ外し可
能に取付けられた案内ガイドであり、この案内ガイド１
７．１８もその上面に、支持台１３かもはみ出した原稿
又は記録材の部分を走行可能に支える案内面を備えてい
る。これらの支持台１３、その駆動機構（図示せず）、
案内ガイド１５〜１８等が平面走査装置を構成する。

以上のように構成された平面走査装置を備えた平面走査
型スキャナ又はプロッタについて、以下その動作を説明
する。

第３図、第４図は、上記実施例によるスキャナ又はプロ
ッタにおいて、支持台１３に、支持台１３よりも長尺の
原稿又は記録材１９を載せた状態を示す概略斜視図及び
側面図である。原稿又は記録材１９を支持台１３に載せ
ると、原稿又は記録材１９が長尺のため、その端部が支
持台１３よりはみ出すこととなる。このはみ出した部分
は、案内ガイド１５〜１８の案内面で支持される。この
状態で支持台１３が光学スキャンユニット１２に対して
トラバースし、或いは記録材１９の支持台１３上に載せ
られた所望の部分に対する読取り或いは記録が行われる
。このトラバースの際、原稿又は記録材１９の支持台１
３よりはみ出した部分は、案内ガイド１５〜１８の案内
面上を滑りながら走行する。これによって、原稿又は記
録材１９の支持台１３よりはみ出した部分が、大きく折
れ曲がるということがなく、トラバース時のジャムの発
生が防止され、また、原稿又は記録材１９に対する傷の
発生が防止される。′また、より安定したトラバース動
作が可能となる結果、良好な読取り或いは記録が行われ
る。

なお、長尺の原稿又は記録材１９の使用頻度が少ない時
は、本体１１の外側に設けた案内ガイド１７゜１８は取
り外しておいてよい。案内ガイド１７．１８を取り外す
と本体１１から突出する部分がなくなり、オペレータの
作業の邪魔にならないので、好ましい。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、支持台のト
ラバース領域の下方及びその延長位置に、原稿又は記録
材の支持台からはみ出した部分を走行可能に支える案内
面を備えた案内ガイドを設けることによって、支持台に
それよりも長尺サイズの原稿又は記録材を載せた場合に
、原稿又は記録材のはみ出した部分を案内ガイド上を滑
らせながら支持台をトラバースさせることができ、ジャ
ムの発生を防止し、且つ原稿又は記録材のはみ出した部
分の折れ曲がり、傷の発生を防止してより安定したトラ
バース動作を行うことができ、原稿又は記録材の任意の
サイズに対応できるという効果を有するものである。

なお、図示実施例に示すように、支持台のトラバース領
域外に設けた案内ガイド１７．１８を取り外し可能とす
ると、長尺の原稿又は記録材１９を使用しない場合には
、この案内ガイド１７．１８を邪魔にならないよう、取
り外すことができるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による平面走査装置を備えた平
面走査型スキャナ又はプロッタを示す概略斜視図、第２
図はその概略側面図であり、支持台の位置を若干移動さ
せた状態で示している。第３図は上記実施例を、長尺の
原稿又は記録材を支持台上に載せた状態で示す概略斜視
図、第４図はその概略側面図であり、支持台の位置を若
干移動させた状態で示している、第５図は従来の平面走
査型スキャナ又はプロッタを示す概略斜視図、第６図は
その概略側面図であり、支持台の位置を若干移動させた
状態で示している、第７図は上記従来装置を、長尺の原
稿又は記録材を支持台上に載せた状態で示す概略斜視図
、第８図はその概略側面図であり、支持台の位置を若干
移動させた状態で示している。 １１・・・本体、１２・・・光学スキャンユニット、１
３・・・支持台、１４・・・機構部ベツド、１５．１６
．１７．１８・・・案内ガイド、１９・・・原稿又は記
録材。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名第１
ｂ 第 図 第５図 第 弔 図 ！ ん 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿又は記録材を載せる支持台と、この支持台に載せた
   原稿又は記録材に対する読取又は記録を行うため、前記
   支持台をスキャンユニットに対してトラバースさせる駆
   動機構と、前記支持台のトラバース領域の下方及びその
   延長位置に設けられ、前記支持台からはみ出した原稿又
   は記録材を走行可能に支える案内面を備えた案内ガイド
   とを有する平面走査装置。