JPH02122948A - サーマルヘッド - Google Patents

サーマルヘッド

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Publication number
JPH02122948A
JPH02122948A JP27798888A JP27798888A JPH02122948A JP H02122948 A JPH02122948 A JP H02122948A JP 27798888 A JP27798888 A JP 27798888A JP 27798888 A JP27798888 A JP 27798888A JP H02122948 A JPH02122948 A JP H02122948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
synthetic resin
thermal head
common electrode
resistant synthetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP27798888A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadatoshi Murakami
村上 貞利
Satoru Yamazaki
悟 山崎
Sumito Yamane
山根 住人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27798888A priority Critical patent/JPH02122948A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、熱転写プリンターに使用される熱放散性を
向上させたサーマルヘッドに関スるものである。
[従来の技術] 第3図は熱転写プリンターに使用される従来のサーマル
ヘッドの断面図である。同図において従来のサーマルヘ
ッドを説明する。発熱抵抗体lに電気信号が入力され発
熱が起こる。この発生熱がサーマルヘッドに蓄熱される
と、長時間安定した印画品質を有する印画物が得られな
くなるので、この発生熱は以下のように伝達して逃がさ
れるようになっていた。すなわち発生熱は時間の経過と
共に、セラミック基板2、及びその基板に配設されたコ
モン電極3、及びコモン電極3と放熱板5の間に電気絶
縁性を保つために介在された耐熱性合成樹脂フィルム4
aを介して放熱板5へと伝達される。この時、熱伝達性
を向上させるためにコモン電極3と耐熱性合成樹脂フィ
ルム4aの間、及び耐熱性合成樹脂フィルム4aと放熱
板5の間に熱伝達の悪い空気層が形成されないように熱
電導性グリースあるいは熱電導性コンバンド4bを介在
させていた。
[発明が解決しようとする課題] 第3図に示す従来例において、耐熱性合成樹脂フィルA
4aはそれ自身熱伝導率が低くかつその厚みは、組立操
作性を確保するために50μm以上となり、熱伝達の障
害となっていた。又、熱伝達性を向上させるための熱電
導性グリースあるいは熱電導性コンパウンド4bの塗布
又は充填の作業は本サーマルヘッドの組立作業の複雑化
の原因となっていた。
本発明は以上の問題点を解決し、熱電導性が高(熱電導
性グリース等の塗布を必要としないサーマルヘッドを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るサーマルヘッドハ セラミック基板と、 前記セラミック基板の裏面に形成されたコモン電極と、 前記コモン電極の前記セラミック基板と反対側の面に積
層された耐熱性合成樹脂層と、前記耐熱性合成樹脂層の
前記コモン電極と反対側の面に積層された放熱板と を用いるサーマルヘッドであって、 前記耐熱性合成樹脂層と前記コモン電極又は前記放熱板
との少なくともいずれか1つの間に熱電導性材料の固形
物微片とその固形物微片を結合する合成樹脂を成分とす
る層を介在させたことを特徴とする。
[作用] この発明においてはサーマルヘッドの発生熱がセラミッ
ク基板及びその裏面に形成されたコモン電極を伝わり、
コモン電極と耐熱性合成樹脂層間又は耐熱性合成樹脂層
と放熱板間の少なくとも一方に介在し、合成樹脂によっ
て結合された熱電導性材料の固形物微片の層を効率よく
伝わり、放熱板より放出される。
[実施例] この発明に係るサーマルヘッドをその一実施例について
第1図を用いて説明する。
第1図において発熱抵抗体lに電気信号が入力され発熱
が起こる。この発生熱は時間の経過と共に、セラミック
基板2、及びその基板に配設されたコモン電極3、及び
コモン電極3と放熱板5の間に電気絶縁性を保つために
介在された電気絶縁性放熱シート4cを介して放熱板5
へと伝達される。
ここでこの電気絶縁性放熱シート4cの断面図を第2図
に示す。
第2図において耐熱性合成樹脂フィルム4aは例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリイミド、ポリエーテル
スルフォン、ポリフェニレンサルファイド等のフィルム
であり、その厚さはコモン電極3に印加される電圧及び
取扱い操作の上から厚さは3〜100μmが望ましい。
耐熱性合成樹脂フィルム4aの両面に流動性を有する合
成樹脂としてBステージ状態(加熱をすることによって
、いったん溶融し、更に加熱し続けることによって架橋
反応により三次元構造をとり、熱により、不溶、不融の
性質を示すような合成樹脂の加熱を行う前の状態)を示
す加熱溶融固化型合成樹脂8例えば、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、シリコーン樹脂等を溶剤で希釈したもの
をバインダーとして塗工機により塗布し、熱電導性の良
い材料の固形物微片例えば集成マイカ箔7を結合してマ
イカ層6を形成する。次にその両側にコモン’m1I3
を配設したセラミック基板2と放熱板5を重ねた上で、
加熱乾燥し複合シートとして形成する。この時集成マイ
カ箔7と加熱溶融固化型合成樹脂8の量の比は重量比で
集成マイカ箔lに対して0.3〜0.4が望ましい。又
マイカ層6の厚さは20μm〜100μmが望ましい。
耐熱性合成樹脂フィルム4aがポリエチレンテレフタレ
ートフィルムの場合、熱伝導度は4 x tol ca
l/cn+−5ec・”Cに過ぎないが、本実施例のよ
うに耐熱性合成樹脂フィルム4aを同じポリエチレンテ
レフタレートフィルムとし集成マイカ層7と加熱溶融固
化型合成樹脂8としてエポキシ樹脂を組み合わせた電気
絶縁性放熱シート4bの場合、熱伝導度はIOX to
i cd/cm−see ・”Cとなり熱電導性は数倍
向上する。
また集成マイカ箔7をマイカ層6として耐熱性合成樹脂
フィルム4aと固着させるために使用する加熱溶融固化
型合成樹脂8は第2図に示すようにセラミ・ツク基板2
の裏面に形成されたコモン電極3と放熱板5の間で耐熱
性合成樹脂フィルム4aをはさんでサーマルヘッド全体
に締め付は圧力を加えながら加熱乾燥される。その時加
熱溶融固化型合成樹脂8はその加熱時の流動性によりコ
モン電極3及び放熱板5の表面の微細な凹凸やうねりに
対して密着しながら充填してゆき、空気層を形成するこ
とがない。
前記実施例においては熱電導性の良い材料の固形物微片
として集成マイカ層7の使用を説明したが、他に良好な
熱電導性をもつセラミック微粒子例えばAl2O3,B
N、 AIN、 Bed、 M2O(単結晶)を集成マ
イカ層の代わりに使用可能である。但し、セラミックス
微粒子より、自然に多量に存在する雲母より作られる集
成マイカはセラミックス微粒子より安価である。
また、前記実施例においては流動性を有する合成樹脂と
して加熱溶融固化型合成樹脂8の使用を説明したが、他
に流動性をよく示す材料として粘着性合成樹脂例えば、
アクリル樹脂、シリコーン樹脂等の各種粘着性合成ゴム
を加熱溶融固化型合成樹脂の代わりに使用することも可
能である。これらの粘着合成樹脂は加熱乾燥後も粘着性
を仔し、流動性を失わないためサーマルヘッドの使用時
においても、空気層等の形成を防止できる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、耐熱性合成樹脂層を薄
くし、熱伝導性材料の固形物微片として集成マイカ層又
はセラッミク微粒子よりなる層をその耐熱性合成樹脂層
に組み合わせることによって組立操作時に必要な厚さを
確保しながらかつ、耐熱性合成樹脂層よりもより大きな
熱伝導率が得られる効果が得られ、その上、それらの固
形物微片を結合しそれらの固形物微片よりなる癌を形成
するためにバインダーとして使用される合成樹脂の呈す
るサーマルヘッド組立時の流動性によりマイカ層又はセ
ラミック微粒子の層とサーマルヘッド基板のコモン電極
及び放熱板の間に空気層が形成されず良好な熱伝達が得
られる効果が得られ、従来の熱電導性グリース等の塗布
の工程を省略でき、サーマルヘッドの組立作業が簡単化
される効果が得られる。
またバインダーとして使用される合成樹脂として粘着性
合成樹脂を用いたものはサーマルヘッド組立時だけでな
くサーマルヘッドの使用時においても粘着性合成樹脂が
流動性を失わないため使用に伴う空気層の形成を防止で
きる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は第1図
中の電気絶縁性放熱シートの断面図、第3図は従来のサ
ーマルヘッドの断面図である。 図中、2はセラミック基板、3はコモン電極、4aは耐
熱性合成樹脂フィルム、5は放熱板、7は集成マイカ層
、8は加熱溶融固化型合成樹脂である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミック基板と、 前記セラミック基板の裏面に形成されたコモン電極と、 前記コモン電極の前記セラミック基板と反対側の面に設
    けられた耐熱性合成樹脂層と、 前記耐熱性合成樹脂層の前記コモン電極と反対側の面に
    設けられた放熱板と を用いるサーマルヘッドにおいて、 前記耐熱性合成樹脂層と前記コモン電極又は前記放熱板
    との少なくともいずれか1つの間に熱電導性材料の固形
    物微片とその固形物微片を結合する合成樹脂を成分とす
    る層を介在させたことを特徴とするサーマルヘッド。
  2. (2)前記熱伝導性材料の固形物微片としてセラミック
    微粒子を用い、前記合成樹脂として加熱溶融固化型合成
    樹脂を用いたことを特徴とする請求項1記載のサーマル
    ヘッド。
  3. (3)前記熱伝導性材料の固形物微片としてセラミック
    微粒子を用い、前記合成樹脂として粘着性合成樹脂を用
    いたことを特徴とする請求項1記載のサーマルヘッド。
JP27798888A 1988-11-01 1988-11-01 サーマルヘッド Pending JPH02122948A (ja)

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JP27798888A JPH02122948A (ja) 1988-11-01 1988-11-01 サーマルヘッド

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JPH02122948A true JPH02122948A (ja) 1990-05-10

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ID=17591062

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JP27798888A Pending JPH02122948A (ja) 1988-11-01 1988-11-01 サーマルヘッド

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JP (1) JPH02122948A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008207529A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Seiko Instruments Inc サーマルヘッドとその製造方法、及びサーマルプリンタ

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JP2008207529A (ja) * 2007-02-28 2008-09-11 Seiko Instruments Inc サーマルヘッドとその製造方法、及びサーマルプリンタ

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