JPH02122849A - 空気清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気中の粉塵粒子を捕集する空気清浄装置に
関するものである。

従来の技術 以下従来例の構成について第３図を参考に説明する。

空気清浄において、粉塵粒子の捕集にロール式集塵フィ
ルターを用いることがある。例えば、特開昭６１−２７
８３２２号公報に示される様に、ロール式集塵フィルタ
ーを空気吸込口の裏側を通って引き出す提案がなされて
いる。この特Ｉ３’Ａ昭６１−２７８３２２号公報を第
３図で説明する。１０１は空気清浄機本体であり、１０
２，１０３は空気清浄機本体１０１に設けられた空気の
吸込口及び吹出口である。１０４は空気循環用起風装置
、１０５はローｌし式集塵フィｌレター、１０６はロー
ル式集塵フィルクーの空気の吸込口１０２に対面した部
分、１０７はロール式集塵フィルター１０５の先端部、
１０８はフィルター取出し口、１０９はロール式集塵フ
ィルター１０６の収納部である。

以上の構成において、規定時間使用後の集塵性能の低下
したロール式集塵フィルター１０５の空気の吸込口１０
２に対面した部分１０６を交換する時は、ロール式集塵
フィルター１０５の先端部１０７を上方に引き出すこと
により、ロール状に巻かれていた前記ロール式集塵フィ
ルター１０５の未使用部分が空気吸込口１０２の対面部
に移動して新しい集塵フィルターとして使用されること
が特徴となっている。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記の従来の空気清浄機では、ロール式集塵フ
ィルター１０５の空気の吸込口１０２に対面した部分１
０６はフラットな形状であるため、通風面積が小さく、
圧力損失も大きい。又、大きい圧力損失下で一定風量を
得るためには、風速を上げなければならず、その様な場
合には粉塵粒子の捕集効率が低下するという欠点が生じ
る。更にロール式集塵フィルター１０５を規定使用時間
後に更新した際には更新の前後において空気流量の大幅
な変動が生じるという問題もある。

従って、集塵フィルターの圧力損失を小さくし且つ粉塵
粒子の集塵効率を良好にし、更に空気流量の変動を小さ
くするという課題があった。

本発明は、上記課題に鑑み、圧力損失を小さくかつ捕集
効率が良好であり空気流量の変動の小さい空気清浄装置
を提供するものである。

課題を解決するための手段 本発明は、空気の流れに対して、上流側に放電線と平板
電極とからなる放電部とを設けるとともに、下流側にエ
レクトレットフィルターと、このフィルターの巻取り装
置とを設け、前記エレクトレフトフィルターが通気路を
横ぎるごとくかつ波形状に配置し、かつ空気の流れに対
して下流側に設けた空気吸込みファンの回転数が所定の
回転数より上るとエレクトレットフィルターの巻取り装
置が作動するファン回転数判定手段を備えたものである
。

作　　用 本発明は」二記した描戎により、エレクトレットライｌ
レターの実効面積を上げエレクトレットフイ）Ｖター通
過風速を下げることにより圧力損失を低減し、捕集効率
を上げるとともに　エレクトレットフィルターを巻取る
ことにより空気流量の変動を小さく抑えながらフィルタ
ーを更新する。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図に基づき、説明
する。

第１図は、本発明の空気清浄装置を示す断面概略図であ
る。

第１図において、１は気流上流側に設けられた放電部で
あり、高電圧放電線２．対極接地金属極板３．前記高電
圧放電線２に高電圧を印加する高電圧電源４とより成っ
ている。６は矢印で示す気流の下流側に設けられた集塵
部であシ、エレクトレットフィルター６の巻取り部７．
送り出し部８゜巻取り部下の駆動を行うモータ９．エレ
クトレットフィルター６を波形状に配置するガイドロー
ル１０．１１より成っている。又、気流上流側のガイド
ロー／Ｌ／１０は、対極接地金属極板３に相対し、気流
方向に対しては同一直線上にくる様に形成されている。

１２はエレクトレットフィルター６の気流下流側に設け
られた空気の吸込みファン１３の回転数を検出する回転
計である。１４は回転計１２の信号により回転数が所定
値を越えたかどうかを判定する回転数判定手段である。

１６は回転数判定手段１４の信号をうけてモータの駆動
を制御するモータ制御手段である）１６は放電部１の気
流」二流側に設けられたグレフィルターである。

以上の様に構成された空気清浄装置について第１図、第
２図を用いて説明する。

先ず空気清浄装置の運転スイッチを投入する（　ｇｔｅ
ｐｌ　）。

高電圧電源４により高電圧放電線２に■の高電圧が印加
され、高電圧放電線２から対極接地金属極板３へ放電電
流が流れ電離域が形成される。装置に具備されている空
気循環用起風装置（図示せず）により空気中の浮遊粒子
は空気清浄装置内へ空気と共に取り込まれ、まず粒径の
大きな粒子のわたぼこり等の粗大粒子１７がプレフィル
タ−１６により取り除かれる。プレフィルタ−１６を通
過した微細粒子１８は前述の電離域を通過する時に電離
域内で放出される電子やイオンの衝突電離の繰り返しや
イオンの拡散により■に帯電され帯電粒子１９となる（
Ｂｔｅｐ２）。

帯電粒子１９がガイド、Ｆｌ−／Ｌ’１０　、１１によ
り波形状に配置されたエレクトレットフィルター〇に近
づくと、この帯電粒子１９はエレクトレットフィルター
６の双極分極子のＯ側に静電気力により引きつけられ捕
集される（ｓｔｏｐ　３　）。

帯電粒子１９がエレクトレットフィルター６に捕集され
るとエレクトレットフィルター６の圧力損失が徐々に増
加し、吸込みファン１３の回転数が増加する（　５ｔｏ
ｐ　４　）。

この吸込みファン１３の回転数を回転計１２が計測し、
この計測した回転数の値を信号として回転数判定手段１
４に送り、回転数判定手段１４は制御回転数になる時点
を待つ（５ｔｏｐ　５　）。前記吸込みファン１３の回
転数が制御回転数になると、回転数判定手段１４がモー
タ制御手段１６に信号を送りモータ９が駆動を開始する
。

これにより、エレクトレットフィルター６は、送り出し
部８から送り出され、ガイドロール１０゜１１を介して
波形状に移動し巻取り部７によって気流上流側が内側に
なる様に巻取られる（　５ｔｏｐ６）。この時モータ制
御手段１６は、エレクトレットフィルター６が所定量巻
取られるまでモータ９に駆動信号を送る（　５ｔｏｐ　
７）。エレクトレットフィルクーロの巻取り量が所定量
になると、モク制御手段１５が信号を送りモータ９の駆
動が停止りする（ｓｔｏｐ８）。

エレクトレットフィルター６はガイドロー／Ｌ’１０゜
１１により波形状に配置されているため、フラット形状
の場合に比Ｉ咬しＰ材面績が大きくなっており、エレク
トレットフィルクーロを通過する時の帯′混粒子１９の
通過速度が小さくなる。このため、帯電粒子１９がエレ
クトレットフィルター６中を通過する時間が長くなり、
静電気力及びメカニカル的に捕集される帯電粒子１９の
数が多くなり捕集効率が向上する。又帯′１Ｅ粒子１９
の通過速度が小さくなることによりエレクトレットフィ
ルター６による圧力損失が低減される。また、エレクト
レットフィルター６の粉塵粒子捕集による圧力損失増加
は吸込みファン１３の回転数を増加させることにもなる
ため、吸込みファン１３の回転数の検出によりエレクト
レットフィルター６の交換時期を制御する。このため、
吸込みファン１３の回転数が所定値になった時にエレク
トレットフィルター６の空気流中にある部分がすべて更
新され圧力損失が急激に減少することが６１ｘため空気
流量の変動を小さくするものである。

以上の様に、本発明においては、ガイドロール１ｏ、１
１によりエレクトレットフィルター６を波形に配置して
いるため戸材面積が向上し、帯？Ｅ粒子１９の通過速度
が小さくなるためエレクトレ、トフィルタ−６における
集塵効率が向上し、圧力損失が低減されるという効果が
ある。

又モータ９を用いてエレクトレットフィルター〇の巻取
りを行いエレクトレ・ノトフィｌレター６を自動的に更
新するので、集塵部６フイルターの交換期間の長期化が
図れ、吸込みファン１３の回転数が所定の回転数になっ
た時に巻取りモータ９の制御ヲ行い、エレクトレットフ
ィルター６の空気流中にある部分がすべて更新され圧力
損失が急激に減少することがないため、空気流の変動を
小さくすることができるという効果が得られる。

発明の効果 以上の様に本発明は空気の流れに対して、上流側に牧電
線と平板型（・ｒからなる放電部とを設けるとともに、
下流側に設けたエレクトレットフィルターとこのフィル
ターの巻取り装置を有し、前記エレクトレットフィルタ
ーが通気路を横ぎるごとくかつ波形状に配置され、吸込
みファンの回転数が所定の回転数より上るとフィルター
の巻取り装置が作動し、所定量のフィルターの巻取りが
行われるものであり、以下の効果が得られる。

（１）　　エレクトレットフィルターはガイドＯ−７Ｖ
により波形状に配置されているためＰ材面績が向上する
。これにより同一風量においては粉塵粒子のエレクトレ
ットフィルター通過速度が小さくなるため、エレクトレ
ットフィルターの粉塵粒子の捕集効率が向」ニし圧力が
低減される。

（２）　　モータラ用イテエレクトレ１．クフィルター
の巻取りを行いエレクトレットフィルターを自動的に更
新するので集塵部フィルターの交換期間の長期化が図れ
る。

（３）吸込みファンの回転数検出によりエレクトし１．
トフィルターの交換時期を制御できるので空気流の変動
を小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である空気清浄装置の概略図
、第２図は空気清浄の一例を示すフローチャート、第３
図は従来の空気清浄機の概略図である。 １・・・・・・放電部、２・・・・・・高電圧放電線、
３・・・・・・対Ｆ接地金属甑板、６・・・・・・エレ
クトレットフィルり、７　・・・・巻取り部、１３・・
・−・吸込みファン、１４・・・・・回転数判定手段。 代卯人の代名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１６第 図 ノζＬ 墓 図 第 図 ／θ５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気の流れの上流側に配置した放電線と平板電極とから
   なる放電部と、下流側に設けたエレクトレットフィルタ
   ーと、このフィルターを移動させる巻取り装置とを有し
   、エレクトレットフィルターを波形状に配置し、かつ、
   前記エレクトレットフィルターの気流下流側に設けた空
   気吸込みファンの回転数が所定の回転数より上るとエレ
   クトレットフィルターの巻取り装置が作動するファン回
   転数判定手段を備えた空気清浄装置。