JPH02194868A - 空気清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気中の粉塵粒子を捕集するだめの空気清浄
装置に関するものである。

従来の技術 従来、空気清浄において、粉塵粒子の捕集にロール式集
塵フィルターを用いられていた。例えば、特開昭６１−
２７８３２２号公報に示される様に、ロール式集塵フィ
ルターを空気吸込口の裏側を通って引き出す提案がなさ
れている。この特開昭６１２７８３２２号公報を第４図
で説明する。１０１は空気清浄機本体であり、１０２　
、１０３は空気清浄機本体１０１に設けられた空気の吸
込口及び吹出口である。１０４は空気循環用起風装置、
１０５ｉｄローρ式！塵フィルター、１０６はロー式集
塵フィルターの空気入口に対面した部分、１０７はロー
ル式集塵フィルターの先端部、１０８はフィルター取出
し口、１０９はロール式フィルターの収納部である。

以上の様な構成において、規定時間使用後の集塵性能の
低下したロール式集塵フィルター１０６の空気の吸込口
１０２に対面した部分１０６を交換する時は、ロール式
集塵フィルター１０６の先端部１０７を上方に引き出す
ことにより、ロール状に巻かれていた前記ロール式集塵
フィルター１０５の未使用部分が空気の吸込口１０２の
対面部に移動して新しい集塵フィルターとして使用され
ることが特徴となっている。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記の様な従来の空気清浄機では、ロール式集
塵フィルター１０５の空気の吸込口１０２に対面した部
分１０６はフラットな形状であるため、圧力損失が大き
く又粉塵粒子の捕集効率が悪く更に適正な時期にフィル
ターが更新されないという問題点があった。従って、圧
力損失を小さく粉塵粒子の捕集効率を良好にし、適正な
時期にフィルターを更新する必要があるという課題があ
った。

本発明は、上記課題に鑑み、圧力損失が小さくかつ捕集
効率の良好であシ、適正な時期に適正量のフィルターを
更新する空気清浄装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 本発明の空気清浄装置は、空気の流れに対して、上流側
に放電線と平板電極とからなる荷電部を設けると共に、
下流側に設けたエレクトレットフィルターと、このフィ
ルターの巻取シ装置を有したものである。また、前記エ
レクトレットフィルりを通気路を横ぎるごとくかつ波形
状に配置するト共ニ、エレクトレットフィルターの巻取
シ時期を、高電圧を前記放電線に印加する高電圧電源の
運転時間判定手段によって制御し、かつエレクトレット
フィルターを更新する巻取りモータの運転時間を前記高
電圧電源運転時間判定手段により制御するものである。

作　　用 本発明は上記した構成により、エレクトレットフィルタ
ーの実効面積を上げエレクトレノｌ−フィルター通過風
速を下げることにより圧力損失を低減し、捕集効率を上
げるとともに、トランス運転時間判定手段によって制御
することにより適正な時期にエレクトレットフィルター
の巻取リヲ開始り一定ｉのエレクトレットフィルターの
更新ヲ行うものである。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図から第３図に基
づき説明する。

第１図は、本発明の空気清浄装置を示す断面概略図であ
る。

第１図において、１は気流上流側に設けられた放電部で
あり、高電圧放電線２．対極接地金属極板３．前記高電
圧放電線２に高電圧を印加する高電圧電源４より我って
いる。５は気流下流側に設けられた集塵部であり、エレ
クトレットフィルター６の巻取り部７．送シ出し部８１
巻取り部７の駆動ヲ行つモータ９１エレクトレットフィ
ルり６を波形状に配置するガイドロール１０．１１より
成っている。又、気流上流側のガイドロー／ｖ１０は、
対極接地金属極板３に対し、気流方向に対して同一直線
上にくる様に形成されている。又１２は高電圧電源４の
総連−転時間を計測する高電圧電源縁運転時間計測手段
、１３は高電圧電源縁運転時間計測手段の信号によシ運
転時間が判定値を越えたかどうかを判定する運転時間判
定手段、１４は運転時間判定手段１３の信号によりモー
タ９の運転時間を決定するモータ運転時間決定手段、１
５はモータ運転時間決定手段の信号を受けてモータの駆
動を制御するモータ制御手段である。又１６は放電部１
の気流上流側に設けられたプレフィルターである。

先ず空気清浄装置の運転スイッチを投入する（ｓｔｅｐ
ｌ）。高電圧電源４によシ高電圧放電線２に■の高電圧
が印加され、高電圧放電線２から対極接地金属極板３へ
放電電流が流れ電層域が形成される。装置に具備されて
いる空気循環用起風装置（図示せず）により空気中の浮
遊粒子は空気清浄装置内へ空気と共に取シ込まれ、まず
粒径の大きな粒子の綿ぼこシ等の粗大粒子１７がプレフ
ィルタ−１６によシ取り除かれる。プレフィルタ−１６
を通過した微細粒子１８は前述の電離域を通過する時に
電離域内で放出される電子やイオンの苛突電離の繰シ返
しや、イオンの拡散によシ■に帯電され帯電粒子１８′
となる（ｓｔｏｐ２）。

帯電粒子１８′がガイドロー／ｌ／１０．１１により波
形状に配置されたエレクトレノトフィルター６に近づく
と、この帯電粒子１ぼけエレクトレットフィルター６の
双極分極子の○側に静電気力により引きつけられ捕集さ
れる（ｓｔｏｐ３）。

帯電粒子１８′がエレクトレットフィルタ−６に捕集さ
れるとエレクトレットフィルター６の捕集効率が運転時
間の増加につれて低下する（ｓｔｏｐ４）。

前述の高電圧電源４の運転時間を高電圧電源総運転時間
計測手段１２が計測し、この運転時間の値を信号として
運転時間判定手段１３に送り、運転時間判定手段１３は
判定時間になる時点を待つ。

高電圧電源４の運転時間が判定時間になると、運この時
、エレクトレットフィルタ−６が所定の厚みを有するだ
め、エレクトレットフィルター６の巻取りを行うと巻取
９部７の径が徐々に大きくなり、モータ９の回転時間を
一定にすると巻取り量が多くなり一定の巻取シ景かえら
れないためモータ回転時間決定手段はあらかじめ入力さ
れているモータ回転時間のデータと総運転時間の値によ
シモータ回転時間を決定する（ｓｔｏｐ６）。

そして、モータ回転時間決定手段１４は、モータ制御手
段１５に回転時間の信号を送シ、モータ制御手段１６は
モータの駆動を開始する。これにヨシ、エレクトレット
フィルター６は、送り出し部８から送り出され、ガイド
ロー／ｌ／１０．１１を介して波形状に移動し巻取シ部
７によって気流上流側が内側になるように巻取られる（
ｓｔｅｐ７）。モータ９が所定時間運転するとモータ９
は停止する（ｓｔｏｐ８）。

エレクトレットフィルター６（ｒ！ｉイトａ−ｚｔｚｌ
ｏ、１１により波形状に配置されているだめ、フラット
形状の場合に比較し濾材面積が大きくなっておシ、エレ
クトレットフィルター６を通過スる時の帯電粒子１９′
の通過速度が小さくなる。このため、帯電粒子１９′が
エレクトレントフィルり６中を通過する時間が長くなり
、静電気力及びメカニカル的に捕集される帯電粒子１９
′の数が多くなるため捕集効率が向上する。又帯電粒子
１ヴの通過速度が小さくなることによりエレクトレット
フィルター６による圧力損失が低減される。又第３図で
ポス様にエレクトレットフィルタ−６の捕集効率は高電
圧電源４の運転時間Ｔによりη。

からη１に低下するためエレクトレットフィルター６の
巻取り時期を高電圧電源４の所定運転時間Ｔの倍数時間
で制御することにより捕集効率をη１以上に維持するこ
とができ又、エレクトレットフィルター６の巻取り用モ
ータ９の運転時間を高電圧電源４の総運転時間により制
御するのでエレクトレットフィルター６の更新量を適正
化することができるものである。

下記の表１にエレクトレットフィルター６の巻取り時期
及び更新量を一定にするためのモータ９の回転時間を示
す。

表１　エレクトレットフィルターの巻取り時間及びモー
タ回転時間 Ｔ：高電圧電源４の所定運転時間 Ｔ　ｌ　＞　ＴＩ　＋　１　（１：自然数）以上の様に
、本発明においては、ガイドロール１０、１１　ｔ［い
てエレクトレットフィルター６を波形に配置しているた
め濾材面積を拡大することができ、更に帯電粒子１９′
の通過速度も小さくできる。従って、エレクトレットフ
ィルター６における捕集効率が向上し、圧力損失が低減
できるという効果がある。

又、モータ９を用いてエレクトレットフィルタ６の巻取
りを行いエレクトレットフィルター６を自動的に更新す
るので、フィルターの交換期間の長期化が図れるという
効果がある。

更に高電圧電源４の運転時間によりエレクトンノトフィ
／Ｌ／ター６の巻取り時期？制御するので捕集効率を所
定値以上に維持することができ、又エレクトレットフィ
ルター６の巻取シモータ９の運転時間を高電圧電源４の
総運転時間によシ制御すルノでエレクトレットフィルタ
ー６の更！９４を一定に保つことができるという効果が
ある。

発明の効果 以上の様に本発明は、空気の流れに対して、上流側に放
電線と平板電極とからなる荷電部を設けると共に、下流
側に設けたエレクトレットフィルターと、このフィルタ
ーの巻取り装置を有したものである。また、前記エレク
トレソトフィルりを通気路を横ぎるごとくかつ波形状に
配置すると共ニ、エレクトレットフィルターの巻取り時
期−ｋ、高電圧を前記放電線に印加する高電圧電源の運
転時間判定手段によって制御し、かつエレクトレットフ
ィルターを更新する巻取りモータの運転時間を前記高電
圧電源運転時間判定手段により制御するものであシ以丁
の効果が得られる。

（１）　　エレクトレットフィルターはガイドロールに
より波形状に配置されているため濾は面積が拡大する。

これにより同一風量においては粉塵粒子のエレクトレッ
トフィルター通過速度が小さくなるため、エレクトレッ
トフィルターの粉塵粒子の捕集効率が向上し圧力が低減
される。

（２）　　モータを用いてエレクトレットフィルターの
巻取りを行い、エレクトレットフィルターを自動的に更
新するのでフィルターの交換期間の長期化が図れる。

（３）高電圧電源の運転時間によシエレクトレットフィ
ルタ一の巻取り時期を制御するので捕集効率を所定値以
上に維持できる。

（４）高電圧電源の総運転時間により工ｖクトレットフ
ィルターの巻取シモータの運転時間を制ｉ’ｉ＃するの
でエレクトレットフィルターの更新量を一定に保つこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である空気清浄装置の概略図
、第２図は空気清浄の一例を示すフロチャート、第３図
は高電圧電源運転時間とエレクトレットフィルター捕集
効率の関係を表わす特性図、第４図は従来の空気清浄機
の概略図である。 １・・・・・・放電部、２・・・・・・高電圧放電線、
３・・・・・・対５メ接地金属極板、６・　・・・エレ
クトレソトフィルり７・・・・・巻取り部、４・・・・
・高電圧電源、９・・・・モータ、１３・・・・運転時
間判定手段。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名ノ３
−　運１υ呼閾Ｐ１定Ｊ没 第 図 第 図 高電圧む１浬を蒔関

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 空気の流れに対して上流側に設けた放電線と平板電極か
   らなる放電部と、下流側に設けられかつ通気路を横ぎり
   波形状に配置されたエレクトレットフィルターと、この
   エレクトレットフィルターの巻取り部とからなり、エレ
   クトレットフィルターの巻取り時期を高電圧を前記放電
   線に印加する高電圧電源の運転時間判定手段によって制
   御し、かつエレクトレットフィルターを更新する巻取り
   モータの運転時間を前記高電圧電源運転時間判定手段に
   より制御することを特徴とする空気清浄装置。