JPH02122532A - テープキャリア - Google Patents
テープキャリアInfo
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- JPH02122532A JPH02122532A JP63274359A JP27435988A JPH02122532A JP H02122532 A JPH02122532 A JP H02122532A JP 63274359 A JP63274359 A JP 63274359A JP 27435988 A JP27435988 A JP 27435988A JP H02122532 A JPH02122532 A JP H02122532A
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- Japan
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- outer lead
- lead section
- conductor
- thickness
- inner lead
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- Pending
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/50—Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、半導体チップ実装用のテープキャリアに関す
るもので、さらには、高密度実装として有望なTABテ
ープに関するものである。
るもので、さらには、高密度実装として有望なTABテ
ープに関するものである。
[従来の技術]
近年、半導体チップは、年々、その容量を増大させ、そ
のためチップサイズも数mm角から十数mm角へと大型
化し、また、人出力ピン数も他ピン化の傾向にある。
のためチップサイズも数mm角から十数mm角へと大型
化し、また、人出力ピン数も他ピン化の傾向にある。
そのため、従来のDIP(Dual i n1in
e package)、QFP(QuadF!at
Package)などのようなパッケージに収められ
た半導体チップを実装する方式に代って、半導体チップ
をテープキャリアに支持させて自動実装するTAB(T
ape Aut。
e package)、QFP(QuadF!at
Package)などのようなパッケージに収められ
た半導体チップを実装する方式に代って、半導体チップ
をテープキャリアに支持させて自動実装するTAB(T
ape Aut。
mated Bonding)や、チップの一面にバ
ンプ(電極となる凸部)を備えたFC(Fli p
Ch i p)を用いてペアチップの状態で実装する方
式等の採用が進み、より一層表面実装化する方向になっ
ている。
ンプ(電極となる凸部)を備えたFC(Fli p
Ch i p)を用いてペアチップの状態で実装する方
式等の採用が進み、より一層表面実装化する方向になっ
ている。
特に、TABは、(1)テープキャリアに半導体チップ
がボンディングされた状態でテストが可能、(2)ボン
ディング時間が大幅に短縮可能、(3)高密度実装が可
能、などの理由により、最近、液晶デイスプレィ、時計
、ICカード、サ−マルヘッドなどの分野で採用され、
また、一部、コンピュータにも通用されつつある。
がボンディングされた状態でテストが可能、(2)ボン
ディング時間が大幅に短縮可能、(3)高密度実装が可
能、などの理由により、最近、液晶デイスプレィ、時計
、ICカード、サ−マルヘッドなどの分野で採用され、
また、一部、コンピュータにも通用されつつある。
ところで、かかるTABテープの構造については次の3
タイプに分類される。
タイプに分類される。
(1)銅箔自身をテープキャリアとし、しかもこれをエ
ツチングして導体回路を形成したもの(−層TABテー
プ)。
ツチングして導体回路を形成したもの(−層TABテー
プ)。
(2)接着剤付きのポリイミドフィルムにスプロケット
孔、デバイスホールを開けた後、銅箔を貼り合わせ、そ
の後、銅箔をエツチングして導体回路を形成したもの(
三層TABテープ)。
孔、デバイスホールを開けた後、銅箔を貼り合わせ、そ
の後、銅箔をエツチングして導体回路を形成したもの(
三層TABテープ)。
(3)ポリイミドフィルムに接着剤を介することなく、
直接、スパッタ法や無電解メツキ、あるいはスパッタ法
と電解メツキの組合せで導体層を設け、それをエツチン
グして導体回路を形成、最後に、ポリイミドフィルムを
ケミカルエツチングして、デバイスホール及びスプロケ
ット孔を開けたもの(二層TABテープ)。
直接、スパッタ法や無電解メツキ、あるいはスパッタ法
と電解メツキの組合せで導体層を設け、それをエツチン
グして導体回路を形成、最後に、ポリイミドフィルムを
ケミカルエツチングして、デバイスホール及びスプロケ
ット孔を開けたもの(二層TABテープ)。
(4)銅箔上にポリイミド樹脂溶液を塗布、乾燥させ、
その後、銅箔をエツチングして導体回路を形成する一方
、ポリイミドフィルムもケミカルエツチングして、デバ
イスホール及びスプロケット孔を開けたもの(二層TA
Bテープ)。
その後、銅箔をエツチングして導体回路を形成する一方
、ポリイミドフィルムもケミカルエツチングして、デバ
イスホール及びスプロケット孔を開けたもの(二層TA
Bテープ)。
これらの中で、現在、主流なものは、(2)の三層TA
Bテープであり、国内ではほとんど、このタイプのTA
Bテープが使われている。
Bテープであり、国内ではほとんど、このタイプのTA
Bテープが使われている。
しかし、この三層TABテープにおいては、接着剤層が
存在するため、以下のような問題点がある。
存在するため、以下のような問題点がある。
(a)高温環境下での使用ができない(密着強度が低下
する)。
する)。
(b)不純物イオン(Na”、C1−等)が多いため、
マイグレーションが発生しやすい。
マイグレーションが発生しやすい。
(C)ポリイミドフィルムと貼り合せるためには銅箔を
ある程度厚くする必要があり、そうするとサイトエッチ
が発生して微細回路パターンを形成できない。
ある程度厚くする必要があり、そうするとサイトエッチ
が発生して微細回路パターンを形成できない。
そこで、最近ではこれらの問題を解決するため、上記の
中で、(3)及び(4)の二層TABテープが注目を集
めるに至っている。
中で、(3)及び(4)の二層TABテープが注目を集
めるに至っている。
第3図及び第4図は従来の二層TABテープを示す断面
図及び平面図である。図において、ポリイミド樹脂、ポ
リエステル樹脂等からなるベースフィルム101には、
デーゾのほぼ中心線にそって半導体チップを装入するた
めのデバイスホール106が穿設されるとともに、デバ
イスホール106の周囲には所定の間隔をおいてアウタ
ーリード孔107が穿設されている。また、ベースフィ
ルム101の両サイドにはテープ製造時、半導体チップ
実装時に搬送や位置合せのために用いられるスプロケッ
ト孔105が所定のピッチで連設されている。
図及び平面図である。図において、ポリイミド樹脂、ポ
リエステル樹脂等からなるベースフィルム101には、
デーゾのほぼ中心線にそって半導体チップを装入するた
めのデバイスホール106が穿設されるとともに、デバ
イスホール106の周囲には所定の間隔をおいてアウタ
ーリード孔107が穿設されている。また、ベースフィ
ルム101の両サイドにはテープ製造時、半導体チップ
実装時に搬送や位置合せのために用いられるスプロケッ
ト孔105が所定のピッチで連設されている。
そして、ベースフィルム101上には導体回路102が
その端部(インナーリード部103)をデバイスホール
106の開口部につきだすように(いわゆるオーバーハ
ング構造)形成されており、半導体チップがデバイスホ
ール106に装入された状態で、サポートリング108
に支持されたインナーリード部103と半導体チップの
端子部が接合されるようになっている。また、導体回路
102は、デバイスホール106の周囲に設けられたア
ウターリート孔108を横架(アウターリート部104
)するように形成されており、アウターリード部104
を所定の位置で切断するとともに所定の形状に加工して
プリント配線板の端子部に接合するようになっている。
その端部(インナーリード部103)をデバイスホール
106の開口部につきだすように(いわゆるオーバーハ
ング構造)形成されており、半導体チップがデバイスホ
ール106に装入された状態で、サポートリング108
に支持されたインナーリード部103と半導体チップの
端子部が接合されるようになっている。また、導体回路
102は、デバイスホール106の周囲に設けられたア
ウターリート孔108を横架(アウターリート部104
)するように形成されており、アウターリード部104
を所定の位置で切断するとともに所定の形状に加工して
プリント配線板の端子部に接合するようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上記のような従来の二層TABテーフでは、飛
躍的に高密度化する半導体チップの多ビン化(具体的に
は400〜600ビン、さらにそれ以上)には対応でき
ないという問題点がある。
躍的に高密度化する半導体チップの多ビン化(具体的に
は400〜600ビン、さらにそれ以上)には対応でき
ないという問題点がある。
そこで、最近、このような多ビン化に対応するための一
方法として、デバイスホールを穿設せずにベースフィル
ム上に厚さlOμm程度の導体層を設け、これをエツチ
ングしてインナーリード部を形成する方法が提案されて
いる。この方法では、確かに、導体層が薄いのでエツチ
ングによるファインパターンの形成が容易であり、また
、インナーリード部がいわゆるオーバーハング構造をと
っていないので、導体厚が薄くてもインナーリード部に
ついては強度的に特に問題がない。
方法として、デバイスホールを穿設せずにベースフィル
ム上に厚さlOμm程度の導体層を設け、これをエツチ
ングしてインナーリード部を形成する方法が提案されて
いる。この方法では、確かに、導体層が薄いのでエツチ
ングによるファインパターンの形成が容易であり、また
、インナーリード部がいわゆるオーバーハング構造をと
っていないので、導体厚が薄くてもインナーリード部に
ついては強度的に特に問題がない。
しかしながら、この方法においては、アウターリード部
の導体厚もインナーリード部と同じ<10μm程度であ
るため、基板上にアウターリード部をボンディングする
ことが困難となる。即ち、導体層が薄くなったために、
アウターリード部の機成的強度、例えば剛性や引っ張り
強度などが低下し、そのため、後工程のメツキ処理時に
断線したり曲ったりするのみならず、ボンディングの際
の熱履歴にも弱くなり、アウターリード部の成形が不完
となる上、充分なポンデイグ強度を保つことができない
という問題点があった。
の導体厚もインナーリード部と同じ<10μm程度であ
るため、基板上にアウターリード部をボンディングする
ことが困難となる。即ち、導体層が薄くなったために、
アウターリード部の機成的強度、例えば剛性や引っ張り
強度などが低下し、そのため、後工程のメツキ処理時に
断線したり曲ったりするのみならず、ボンディングの際
の熱履歴にも弱くなり、アウターリード部の成形が不完
となる上、充分なポンデイグ強度を保つことができない
という問題点があった。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、イ
ンナーリード部のファインパターン化が可能であるとと
もに、アウターリード部の機戚強度やボンディング強度
も充分なテープキャリアを提供することを目的とするも
のである。
ンナーリード部のファインパターン化が可能であるとと
もに、アウターリード部の機戚強度やボンディング強度
も充分なテープキャリアを提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決するための手段]
この発明においては、半導体チップの端子部に接続され
るインナーリード部と前記半導体チップが搭載される基
板に接続されるアウターリード部とを備えた導体回路層
を、前記アクタ−リート部と対応する部分にアウターリ
ード孔を穿設するとともに長手方向に所定のピッチでス
プロケット孔を連設したベースフィルム上に、接着剤層
を介することなく形成し、かつ前記インナーリード部の
導体厚を前記アウターリード部の導体厚より薄くしたこ
とによって、上記の課題を達成している。
るインナーリード部と前記半導体チップが搭載される基
板に接続されるアウターリード部とを備えた導体回路層
を、前記アクタ−リート部と対応する部分にアウターリ
ード孔を穿設するとともに長手方向に所定のピッチでス
プロケット孔を連設したベースフィルム上に、接着剤層
を介することなく形成し、かつ前記インナーリード部の
導体厚を前記アウターリード部の導体厚より薄くしたこ
とによって、上記の課題を達成している。
[作用]
この発明においては、導体回路を構成するインナーリー
ド部とアウターリード部で導体厚を変えており、インナ
ーリード部の導体厚を薄く、アクタ−リード部の導体厚
を厚くしている。このため、インナーリード部において
はエツチングによるファインパターンの形成が容易であ
るとともに、アウターリード部においては充分な機械強
度やボンディング性確保することができる。
ド部とアウターリード部で導体厚を変えており、インナ
ーリード部の導体厚を薄く、アクタ−リード部の導体厚
を厚くしている。このため、インナーリード部において
はエツチングによるファインパターンの形成が容易であ
るとともに、アウターリード部においては充分な機械強
度やボンディング性確保することができる。
ここで、インナーリード部の導体厚は、好ましくは10
μm以下、より好ましくは5〜lOμmの範囲が望まし
い。導体厚を10μm以下とすることにより、エツチン
グによって80μmピッチ程度の非常に微細なインナー
リードを形成することが可能となる。また、導体厚を5
μm以上とすることが好ましい理由は、導体層を極端に
薄くすると例えば2μm以下ではピンホール等の欠陥が
発生しやすくなり、後工程での無電解スズメツキ等の表
面処理が困難になるばかりでなく、半導体チップとイン
ナーリード部の接合強度も低下するためである。
μm以下、より好ましくは5〜lOμmの範囲が望まし
い。導体厚を10μm以下とすることにより、エツチン
グによって80μmピッチ程度の非常に微細なインナー
リードを形成することが可能となる。また、導体厚を5
μm以上とすることが好ましい理由は、導体層を極端に
薄くすると例えば2μm以下ではピンホール等の欠陥が
発生しやすくなり、後工程での無電解スズメツキ等の表
面処理が困難になるばかりでなく、半導体チップとイン
ナーリード部の接合強度も低下するためである。
一方、アクタ−リード部の導体厚は、基板上にボンディ
ングする性格上、15μm以上あることが好ましく、3
5μm程度の厚さがより望ましい。また、アウターリー
ド部のピッチは、単に導体厚が厚いということだけでな
く、作業性、ボンディング性等の点から極端に狭くする
ことは望ましくなく、200μm程度以上とすることが
好ましい。
ングする性格上、15μm以上あることが好ましく、3
5μm程度の厚さがより望ましい。また、アウターリー
ド部のピッチは、単に導体厚が厚いということだけでな
く、作業性、ボンディング性等の点から極端に狭くする
ことは望ましくなく、200μm程度以上とすることが
好ましい。
さらに、インナーリード部とアクタ−リード部の境界(
導体厚の境界)は、ベースフィルムに支持された領域内
(従来のサポートリング相当部)であることが望ましい
。なぜなら、アクタ−リード孔とサポートリング相当部
の境界部において導体回路の厚さが変わっていると、境
界部に局所的な応力が加わり、断線等の異常に派生する
危険性があるためである。
導体厚の境界)は、ベースフィルムに支持された領域内
(従来のサポートリング相当部)であることが望ましい
。なぜなら、アクタ−リード孔とサポートリング相当部
の境界部において導体回路の厚さが変わっていると、境
界部に局所的な応力が加わり、断線等の異常に派生する
危険性があるためである。
[実施例]
以下、図面を用いて本発明をさらに詳細に説明する。第
1図及び第2図は本発明の実施例を示す断面図及び平面
図である。図において、ポリイミド樹脂、ポリエステル
樹脂等からなるベースフィルム1に、テープの中央部を
取り囲むようにアウターリード孔7が穿設されるととも
に、テープ製造時、半導体チップ実装時に搬送や位置合
せのために用いられるスプロケット孔5が長手方向に所
定のピッチで連設されているのは従来と同様であるが、
本発明にかかるTABテープにはデバイスホールが設け
られていない。
1図及び第2図は本発明の実施例を示す断面図及び平面
図である。図において、ポリイミド樹脂、ポリエステル
樹脂等からなるベースフィルム1に、テープの中央部を
取り囲むようにアウターリード孔7が穿設されるととも
に、テープ製造時、半導体チップ実装時に搬送や位置合
せのために用いられるスプロケット孔5が長手方向に所
定のピッチで連設されているのは従来と同様であるが、
本発明にかかるTABテープにはデバイスホールが設け
られていない。
そして、ベースフィルム1上にはインナーリード部3を
内側、アワターリード部4を外側にして、アウターリー
ド孔7にアウターリード部を横架するように配置した導
体回路が形成されている。かかる導体回路の淳さはイン
ナーリード部で約lOμ1.アウターリード部で約35
μmとなっており、第1図に示されるようにその導体厚
はベースフィルム1に支持された部分(従来のサポート
リング相当部)で変わっている。また、図では導体回路
を簡略化して示しているが、インナーリード部3とアウ
ターリード部4のピッチはそれぞれ80μm 、 20
0μmとなっている。
内側、アワターリード部4を外側にして、アウターリー
ド孔7にアウターリード部を横架するように配置した導
体回路が形成されている。かかる導体回路の淳さはイン
ナーリード部で約lOμ1.アウターリード部で約35
μmとなっており、第1図に示されるようにその導体厚
はベースフィルム1に支持された部分(従来のサポート
リング相当部)で変わっている。また、図では導体回路
を簡略化して示しているが、インナーリード部3とアウ
ターリード部4のピッチはそれぞれ80μm 、 20
0μmとなっている。
なお、本発明にかかるTABテープの製造方法は特に限
定されるものではないが、上記の実施例で示したような
TABテープは、ベースフィルム1にアクタ−リード孔
7及びスプロケット孔5を穿設した後、無電解メツキ又
はスパッタ法等によってインナーリード形成部とアクタ
−リード形成部をそれぞれ所定の厚さとした導体層(銅
箔)を形成し、しかる後、銅箔をエツチングして導体回
路2を形成することにより作製することができる。この
際、インナーリード部3とアウターリード部4では導体
厚がかなり異なるわけであるから、導体回路2全体を一
度にエツチングせずにアウターリード部4をエツチング
する際にはインナーリード部3をエツチングレジストで
保護する等の配慮が必要である。
定されるものではないが、上記の実施例で示したような
TABテープは、ベースフィルム1にアクタ−リード孔
7及びスプロケット孔5を穿設した後、無電解メツキ又
はスパッタ法等によってインナーリード形成部とアクタ
−リード形成部をそれぞれ所定の厚さとした導体層(銅
箔)を形成し、しかる後、銅箔をエツチングして導体回
路2を形成することにより作製することができる。この
際、インナーリード部3とアウターリード部4では導体
厚がかなり異なるわけであるから、導体回路2全体を一
度にエツチングせずにアウターリード部4をエツチング
する際にはインナーリード部3をエツチングレジストで
保護する等の配慮が必要である。
[発明の効果]
以上のように、本発明は、インナーリード部の導体厚を
薄く、アウターリード部の導体厚を厚くしたことによっ
て、機械強度や基板へのボンディング性を損なうことな
く、インナーリード部のファインパターン化を図ること
かでざるという優れた効果を有するものである。
薄く、アウターリード部の導体厚を厚くしたことによっ
て、機械強度や基板へのボンディング性を損なうことな
く、インナーリード部のファインパターン化を図ること
かでざるという優れた効果を有するものである。
本発明にかかるTABテープを用いれば、半導体チップ
の一層の多ピン化に充分対応することができ、高密度実
装にとって非常に有益である。
の一層の多ピン化に充分対応することができ、高密度実
装にとって非常に有益である。
第1図及び第2図は本発明の実施例を示す断面図及び平
面図、第3図及び第4図は従来例を示す断面図及び平面
図である。 [主要部分の符号の説明] 1・・・ベースフィルム 2・・・導体回路 3・・・インナーリード部 4・・・アウターリード部 5・・・スプロケット孔 6・・・アウターリード孔
面図、第3図及び第4図は従来例を示す断面図及び平面
図である。 [主要部分の符号の説明] 1・・・ベースフィルム 2・・・導体回路 3・・・インナーリード部 4・・・アウターリード部 5・・・スプロケット孔 6・・・アウターリード孔
Claims (1)
- (1)半導体チップの端子部に接続されるインナーリー
ド部と前記半導体チップが搭載される基板に接続される
アウターリード部とを備えた導体回路層を、前記アウタ
ーリード部と対応する部分にアウターリード孔を穿設す
るとともに長手方向に所定のピッチでスプロケット孔を
連設したベースフィルム上に、接着剤層を介することな
く形成し、かつ前記インナーリード部の導体厚を前記ア
ウターリード部の導体厚より薄くしたことを特徴とする
テープキャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274359A JPH02122532A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | テープキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274359A JPH02122532A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | テープキャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02122532A true JPH02122532A (ja) | 1990-05-10 |
Family
ID=17540558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63274359A Pending JPH02122532A (ja) | 1988-11-01 | 1988-11-01 | テープキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02122532A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006310491A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Nitto Denko Corp | 配線回路基板および配線回路基板の製造方法 |
JP2008177618A (ja) * | 2004-11-11 | 2008-07-31 | Sharp Corp | フレキシブル配線基板、及びそれを用いた半導体装置および電子機器 |
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