JPH0212227Y2 - - Google Patents

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JPH0212227Y2
JPH0212227Y2 JP1982148969U JP14896982U JPH0212227Y2 JP H0212227 Y2 JPH0212227 Y2 JP H0212227Y2 JP 1982148969 U JP1982148969 U JP 1982148969U JP 14896982 U JP14896982 U JP 14896982U JP H0212227 Y2 JPH0212227 Y2 JP H0212227Y2
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cylinder
valve
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ear
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JP1982148969U
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、液体化粧料等に使用する塗布容器に
係る。
「従来の技術」 この種の容器として、例えば、実開昭59−
40005号公報のものがある。該容器は、容器本体
の口部に穂を有する穂筒を装着するとともに、容
器本体の口部にシリンダの上部を嵌合し、該シリ
ンダ内に自重で摺動するフリーのピストンを装着
し、更に、シリンダの中間部に液体流通孔を穿設
し、容器本体を倒立させることで、ピストンが自
重で作動してシリンダ内の液体を押込みし、シリ
ンダ内の液体が、シリンダ上面に穿設された流出
孔を経て穂に供給されるよう形成されている。
「考案が解決しようとする課題」 しかし、上記従来例のものは、容器を誤つて転
倒させたり、或いは、容器を倒した状態で携帯す
ると、容器本体内の液体が液体流通孔、シリンダ
を経て流出孔から流れ出し、その結果、穂から垂
れる不都合があつた。
そこで、本考案は、ボールの打撃によるノツク
開弁手段を備えた弁機構を内蔵させて、不使用時
の液洩れを防止し、そして、使用時には液体の撹
拌と穂への適量の供給を得ようとするものであ
る。
「課題を解決するための手段」 本考案は、液体用の容器本体1の口部12に穂
筒2を装着し、該穂筒2の先端に穂3を設けると
ともに、穂筒2内にノツク開弁手段を備えた弁機
構4を装着し、該弁機構4は、上記穂筒2の中間
部22内にシリンダ41の上部を嵌合させ、該シ
リンダ41の下部側面に液体流通孔412を穿設
し、かつ、シリンダ41の上端に弁筒42を嵌着
起立させて、容器本体1から上記液体流通孔41
2、シリンダ41及び弁筒42を介して上記穂3
へと通じる流路Aを形成し、また、シリンダ41
の下端にノツク棒43を出入自在に内挿して、該
ノツク棒43の下部をシリンダ41から下方へと
突出させ、シリンダ41乃至弁筒42の内部に弁
棒44を遊挿させて、該弁棒44の下端を上記ノ
ツク棒43と機械的に連結し、かつ、弁棒44の
上端に弁部441を形成して、該弁部441を弁
筒42の上端に上方への抜出可能に嵌合させ、シ
リンダ41内にスプリング45を内装して上記ノ
ツク棒43及び弁棒44を下方へと付勢し、更
に、シリンダ41の下にノツク開弁手段を講じ、
該ノツク開弁手段は、シリンダ41の下に細長い
篭46を連ねて容器本体1内へと垂下させ、該篭
46内に上記ノツク棒43の下端を打撃するボー
ル47を上下動自在に内装した。
「作用」 如上の構成であり、容器本体1内に液体化粧料
等の適宜液体を収容するが、使用の際は、容器本
体1を倒立させて上下に振ればよく、これによ
り、篭46内でボール47が上下動し、該ボール
が容器本体1内の液体を撹拌するとともに、ノツ
ク棒43を打撃し、弁棒44がそのノツク棒と一
緒にスプリング45に抗して押し込まれて、弁棒
44の上端にある弁部441が弁筒42から抜
け、したがつて、その打撃の度に弁機構4が開弁
して、容器本体1内の液体が流路Aを経て穂3に
供給される。
また、不使用時には、弁機構4は閉弁態勢にあ
り、液体の流出を阻止する。
「実施例」 以下、図面の実施例について説明する。
図において、1は、液体用の容器本体、2は、
該容器本体の口部に螺着した穂筒、3は、該穂筒
の先端に固定した塗布用の穂である。
また、4は、穂筒2内に装着した弁機構で、ボ
ールの打撃によるノツク開弁手段を備えている。
5は、穂筒2に着脱自在に嵌合させたキヤツプで
ある。
容器本体1は、胴11を長くして筆の軸の如く
形成し、口部12を広口にして外周に螺条13を
形成している。
穂筒2は、基部21を大径に、中間部22を中
径に、先端部23を小径に形成し、基部21の内
周に螺条24を設けて、該基部を容器本体1の口
部12に螺着している。
穂3は、獣毛、スポンジ等から成り、下半部を
穂筒2の先端部23内周に固定して上半部を上方
に突出し、下端に小さな外向きフランジ31を設
けて穂筒2に支持させ、かつ、下端部を中空32
に形成している。
弁機構4は、上下2体41a,41bを嵌合し
て成るシリンダ41を設け、該シリンダの中途に
外向きフランジ411を突設して、シリンダ上半
部を穂筒2の中間部22に嵌合固定するととも
に、その外向きフランジ411を穂筒の基部21
に支持させ、シリンダ41上端に小径の弁筒42
を嵌着起立させ、シリンダ41下端側面に液体流
通孔412を穿設して、容器本体1から液体流通
孔412、シリンダ41及び弁筒42を経て穂3
に至る流路Aを形成し、また、シリンダ41下端
にノツク棒43を出入自在に内挿して、該ノツク
棒の下部をシリンダ41から下方へと突出させ、
シリンダ41乃至弁筒42の内部、すなわち、上
記流路A内に弁棒44を遊挿させて、該弁棒の下
端ノツク棒43と機械的に連結し、弁棒44の上
端に弁部441を形成して、該弁部を弁筒42の
上端に上方への抜出可能に嵌合させ、かつ、シリ
ンダ41内にスプリング45を内装して、該スプ
リングによりノツク棒43及び弁棒44を下方
(閉弁方向)へと付勢している。
更に、弁機構4は、ボールの打撃によるノツク
開弁手段を備えており、該ノツク開弁手段は、シ
リンダ41の下半部の外側に細長い篭46を上端
部461で嵌着して容器本体1へと垂下させ、該
篭内に上記ノツク棒43の下端を上方へと打撃押
込みするボール47を上下動自在に内装してお
り、篭の上端部461には、小さな外向きフラン
ジ462を設けて容器本体1の口部11内側へも
嵌合させている。
キヤツプ5は、キヤツプ本体51の下部を穂筒
2の中間部41外周に着脱自在に嵌合させ、該キ
ヤツプ本体内上半に小キヤツプ状の内装部材52
を配し、該内装部材は、下端部522を外方へ膨
出させてキヤツプ本体51に嵌着固定し、かつ、
適所に複数の透孔521…を穿設しており、キヤ
ツプ本体51と内装部材52との間に脱脂綿等の
吸水材53を充填している。
如上の構成であり、容器本体1に化粧液を収容
して使用するが、化粧に供するときはキヤツプ5
を外して容器本体1を倒立させ、上下に振る。
これにより、篭46内でボール47が上下動
し、容器本体1内の化粧液が撹拌されるととも
に、ノツク棒43がスプリング45に抗して突き
込まれて弁棒44が作動し、該弁棒の弁部441
が弁筒42から外へと抜けて、弁機構4がその都
度開弁する。
この開弁によつて、容器本体1内の化粧液が液
体流通孔412、シリンダ41及び弁筒42から
成る流路Aを流動して穂3に供給される。
したがつて、穂3を以て化粧液を塗布すること
ができる。
その後は、キヤツプ5を再び嵌合させればよ
く、この時点では、弁機構4がスプリング45に
より閉弁状態にあるので、化粧液の流出は生じな
い。
万一、穂3に残留していたものが垂れることが
あつても、これは直ちにキヤツプ5内に吸水材5
3に吸収され、外部へ漏れるようなことはない。
「考案の効果」 本考案によれば、ノツク開弁手段を備えた弁機
構4を内装し、該弁機構4は、穂筒2の中間部2
2内にシリンダ41の上部を嵌合させ、該シリン
ダ41の下部側面に液体流通孔412を穿設し、
かつ、シリンダ41の上端に弁筒42を嵌着起立
させて、容器本体1から上記液体流通孔412、
シリンダ41及び弁筒42を介して上記穂3へと
通じる流路Aを形成し、また、シリンダ41の下
端にノツク棒43を出入自在に内挿して、該ノツ
ク棒43の下部をシリンダ41から下方へと突出
させ、シリンダ41乃至弁筒42の内部には弁棒
44を遊挿させて、該弁棒44の下端を上記ノツ
ク棒43と機械的に連結し、かつ、弁棒44の上
端に弁部441を形成して、該弁部441を弁筒
42の上端に上方への抜出可能に嵌合させ、シリ
ンダ41内にスプリング45を内装して上記ノツ
ク棒43及び弁棒44を下方へと付勢し、更に、
シリンダ41の下にノツク開弁手段を講じ、該ノ
ツク開弁手段は、シリンダ41の下に細長い篭4
6を連ねて容器本体1内へと垂下させ、該篭46
内に上記ノツク棒43の下端を打撃するボール4
7を上下動自在に内装したことを特徴としている
ので、普段、容器本体1から穂3に至る流路A
が、弁筒42に弁棒44の弁部441が嵌まつて
閉路され、したがつて、弁機構4が閉弁態勢を維
持し、不使用時の液洩れを確実に防止でき、しか
も、倒立させて上下に振ることにより、ボール4
7で容器本体1内の流体を撹拌できると同時に、
そのボールでノツク棒43を打撃し、弁棒44の
弁部441を弁筒42から抜け出させることがで
きて、その打撃の都度弁機構4を開弁させること
ができ、穂3へ容器本体1から流路Aを通じて適
量の液体を具合よく供給でき、その上、ノツク開
弁手段が一切表出せず、外観を美麗にでき、心地
よく使用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、縦断側面
図、第2図は、第1図−線の断面図である。 1……容器本体、2……穂筒、3……穂、4…
…弁機構、5……キヤツプ、A……流路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体用の容器本体1の口部12に穂筒2を装着
    し、該穂筒2の先端に穂3を設けるとともに、穂
    筒2内にノツク開弁手段を備えた弁機構4を装着
    し、該弁機構4は、上記穂筒2の中間部22内に
    シリンダ41の上部を嵌合させ、該シリンダ41
    の下部側面に液体流通孔412を穿設し、かつ、
    シリンダ41の上端に弁筒42を嵌着起立させ
    て、容器本体1から上記液体流通孔412、シリ
    ンダ41及び弁筒42を介して上記穂3へと通じ
    る流路Aを形成し、また、シリンダ41の下端に
    ノツク棒43を出入自在に内挿して、該ノツク棒
    43の下部をシリンダ41から下方へと突出さ
    せ、シリンダ41乃至弁筒42の内部に弁棒44
    を遊挿させて、該弁棒44の下端を上記ノツク棒
    43と機械的に連結し、かつ、弁棒44の上端に
    弁部441を形成して、該弁部441を弁筒42
    の上端に上方への抜出可能に嵌合させ、シリンダ
    41内にスプリング45を内装して上記ノツク棒
    43及び弁棒44を下方へと付勢し、更に、シリ
    ンダ41の下にノツク開弁手段を講じ、該ノツク
    開弁手段は、シリンダ41の下に細長い篭46を
    連ねて容器本体1内へと垂下させ、該篭46内に
    上記ノツク棒43の下端を打撃するボール47を
    上下動自在に内装したことを特徴とする塗布容
    器。
JP14896982U 1982-09-29 1982-09-29 塗布容器 Granted JPS5951777U (ja)

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JP14896982U JPS5951777U (ja) 1982-09-29 1982-09-29 塗布容器

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JPS5951777U JPS5951777U (ja) 1984-04-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5940005B2 (ja) * 1979-08-17 1984-09-27 松下電器産業株式会社 ジユ−サ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605855Y2 (ja) * 1982-09-08 1985-02-23 オクス工業株式会社 液体化粧品容器

Patent Citations (1)

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JPS5940005B2 (ja) * 1979-08-17 1984-09-27 松下電器産業株式会社 ジユ−サ

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JPS5951777U (ja) 1984-04-05

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