JPH0212228Y2 - - Google Patents

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JPH0212228Y2
JPH0212228Y2 JP1982164390U JP16439082U JPH0212228Y2 JP H0212228 Y2 JPH0212228 Y2 JP H0212228Y2 JP 1982164390 U JP1982164390 U JP 1982164390U JP 16439082 U JP16439082 U JP 16439082U JP H0212228 Y2 JPH0212228 Y2 JP H0212228Y2
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JP
Japan
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valve
cylindrical body
container
ear
valve seat
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JP1982164390U
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JPS5969175U (ja
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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、液体化粧料、薬液等に使用する塗布容
器に係る。
「従来の技術」 この種容器として、例えば、実開昭55−35935
号公報に記載されたものがある。該容器は、容器
本体の口部に、該口部を開閉する弁機構を設け、
また容器本体の上部に筒体を嵌合して、該筒体内
にフエルトを充填し、更に、筒体の頂壁中央部に
小透孔を穿設して、該小透孔から棒状塗布体の下
部を筒体内へ挿入させている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、上記従来例の容器は、容器本体内の液
体を一旦フエルトに含浸させ、更に、フエルトを
介して棒状塗布体に収容液を供給することから、
その供給を迅速に行い得なかつた。
特に、フエルトに含まれていた収容紙を完全に
使用し尽くした場合、収容紙が棒状塗布体に供給
されるまで長い時間を要することとなる。
本案は、そのような欠点を除去することを目的
とする。
「問題点を解決するための手段」 液体化粧料、薬液等を収容する容器本体1の口
部11に筒体2を下端部21で装着し、該筒体の
先端部23から塗布用の穂3を突出すると共に、
筒体内に容器本体1から穂3へ通じる流路a及び
該流路を開閉する弁機構4を設け、該弁機構は、
筒体上端部23の上端内縁を弁座47に形成し
て、該弁座へ弁部46を着座させ、該弁部の中央
に穂3を植設して、該穂を弁座47に挿通させ、
更に筒体の中途部22に横方向に突出可動する押
釦5を装着し、該押釦と弁部46との間をカム手
段6を介して機械的に連係した。
「作用」 如上の構成であるから、容器本体1へ液体化粧
料、薬液等を収容して使用するが、塗布に供する
ときは、容器本体1を倒立させて、押釦5を押
す。そうすると、カム手段6により弁部46が図
で下方へ移動され、該弁部が弁座47から離間し
て、開弁状態となり、容器本体1内の内容液が流
路aを経て穂3に含浸される。こうして適量含浸
されたところで、その穂3により所要箇所へ塗布
する。
「実施例」 図示の実施例について説明すると、1は、液状
化粧料、薬液等と収容する容器本体、2は、容器
本体の口部に装着した筒体、3は、筒体の先端部
から突出する塗布用の穂、4は、容器本体1から
穂23へ通じる流路aを開閉する弁機構、5は、
筒体の中途部22から横方向へ突出可動させた押
釦、6は、押釦5と弁機構4との間を機械的に連
係したカム手段、7は、筒体2に嵌合したキヤツ
プである。
容器本体1は、筆の軸のように細長く形成し、
広口の口部11外周に螺条12を周設している。
筒体2は、下端部21を大径に、中途部22及
び上端部23を次第に小径に形成し、下端部21
の内周に螺条24を周設して、該下端部を容器本
体の口部11へ螺合し、中途部22に押釦5用の
窓孔25を穿設している。
穂3は、獣毛、スポンジ等から成り、弁機構4
の下記昇降体43の上端に植設して、筒体2の上
端から突出させている。
弁機構4は、筒体2の中途部22下位点に、下
部に通液孔42,42を有する支持筒41を嵌合
固定し、また、筒体2内に上下2体の管体43
a,43bを嵌合連結して成る昇降体43を可動
に内装し、該昇降体43の上下にスカート44
a,44bを周設して、該スカートを筒体2の上
端部23内下部と支持筒41内上部とに水密摺動
自在に嵌合し、且つ、昇降体上部のスカート44
aの上側に横孔45,45を穿設し、これによ
り、通液孔42,42、支持筒41内、昇降体4
3内、横孔45,45及び筒体上端部23内を容
器本体1から穂3へ通じる流路aに形成してお
り、更に、昇降体43の上端を弁部46に、且
つ、筒体上端部23の上端内縁を弁座47に形成
し、昇降体43を支持筒41で支えたコイルスプ
リング48で上方へ弾発して、弁部46を弁座4
7へ着座させ、閉塞させている。
後述のように、昇降体43は、下記押釦の押込
みにより下降し、この際、下部のスカート44b
が弁体となつて通液孔42,42を閉塞する。
押釦5は、筒体中途部22の窓孔25へ挿通
し、該押釦と弁機構4との間のカム手段6は、押
釦の内面から左右一対の腕片61,61を突設
し、該腕片の端部に斜め下方に面する傾斜カム面
62,62を形成し、また、昇降体43の下部両
側面にその傾斜カム面62,62に対応する一対
の突子63,63を設けて、傾斜カム面へ当接さ
せている。従つて、押釦5を押すと、傾斜カム面
62,62から突子63,63へ力が加わり、突
子が下方へ押され、昇降体43がスプリング48
に抗して下方へ押され、昇降体43の弁部46が
弁座47から離間して開弁状態となる。
キヤツプ7は、周壁71の下端部を筒体上端部
23へ着脱自在に嵌合して穂3を覆い、内側上部
に複数の小孔73…を穿設した天井板72を設
け、該天井と頂板74との間に吸液材75を収納
している。
従つて、穂3に残留した内容液がキヤツプ7内
に流れ出たときは、これが吸液材75に吸収さ
れ、外部へ洩れ出ることはない。
「考案の効果」 本案によれば、具合よい筆塗りに供することが
できると共に、塗布用の液状化粧料、薬液等を内
蔵させることができ、これを押釦5を押すことで
自動的に穂3へ供給できて、穂へその都度付着さ
せる煩わしさがなくなり、時間的余裕がなくとも
速やかに塗布でき、しかも、その押釦5が筒体2
の中途部22から横向きに突出しているので、操
作が片手操作で極めて容易に行え、頗る便利重宝
である。更に、筒体2に容器本体1から穂3へ通
じる流路a及び該流路を開閉する弁機構4を設
け、該弁機構は、筒体上端部23の上端内縁を弁
座47に形成して、該弁座へ弁部46を着座さ
せ、かつ該弁部の中央に穂3を植設して、該穂を
弁座47に挿通させたから、押釦5を押し込みし
て弁機構4を開弁することで、流路aを通じて収
容液を直接穂3に、従つて、速やかに穂3に供給
することができ、また、収容液の供給時に、穂3
が流路aの出口に位置することから、収容液が流
路aの出口から直接外部へ飛び散ることがない。
よつて、既述従来例の容器が有していた欠点が解
消されることとなる。穂の基部を弁部に固定して
も、穂の脇から穂のまわりに収容液を供給するか
ら、穂は確実に固定でき、しかも、穂に収容液を
供給できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、縦断側面
図、第2図は、第1図−線の断面図である。 1……容器本体、2……筒体、3……穂、4…
…弁機構、5……押釦、6……カム手段、7……
キヤツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液状化粧料、薬液等を収容する容器本体1の口
    部11に筒体2を下端部21で装着し、該筒体の
    先端部23から塗布用の穂3を突出させると共
    に、筒体内に容器本体1から穂3へ通じる流路a
    及び該流路を開閉する弁機構4を設け、該弁機構
    は、筒体上端部23の上端内縁を弁座47に形成
    して、該弁座へ弁部46を着座させ、該弁部の中
    央に穂3を植設して、該穂を弁座47に挿通さ
    せ、更に筒体の中途部22に横方向に突出可動す
    る押釦5を装着し、該押釦と弁部46との間をカ
    ム手段6を介して機械的に連係したことを特徴と
    する塗布容器。
JP16439082U 1982-10-29 1982-10-29 塗布容器 Granted JPS5969175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16439082U JPS5969175U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 塗布容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP16439082U JPS5969175U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 塗布容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5969175U JPS5969175U (ja) 1984-05-10
JPH0212228Y2 true JPH0212228Y2 (ja) 1990-04-05

Family

ID=30360423

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16439082U Granted JPS5969175U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 塗布容器

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JPS5535935B2 (ja) * 1977-07-21 1980-09-17

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JPS5535935B2 (ja) * 1977-07-21 1980-09-17

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JPS5969175U (ja) 1984-05-10

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