JPH02122044A - セラミックス強化アルミニウム合金複合材 - Google Patents

セラミックス強化アルミニウム合金複合材

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JPH02122044A
JPH02122044A JP27550788A JP27550788A JPH02122044A JP H02122044 A JPH02122044 A JP H02122044A JP 27550788 A JP27550788 A JP 27550788A JP 27550788 A JP27550788 A JP 27550788A JP H02122044 A JPH02122044 A JP H02122044A
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JP
Japan
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alloy
ceramics
aluminum alloy
ceramic
whiskers
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Pending
Application number
JP27550788A
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English (en)
Inventor
Akemasa Daimaru
明正 大丸
Toru Ota
徹 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to CA002001137A priority patent/CA2001137C/en
Priority to EP89310860A priority patent/EP0365365B1/en
Priority to DE68922572T priority patent/DE68922572T2/de
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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明はセラミックス強化アルミニウム合金複合材、特
に、セラミックウィスカおよびセラミンク粒子の少なく
とも一方を強化材とし、またアルミニウム合金をマトリ
ックスとした複合材の改良に関する。
(2)従来の技術 従来、前記アルミニウム合金としては、一般に鋳造用A
f−Si系合金が用いられている。このAl2−Si系
合金における共晶シリコンは、針状に析出してマトリッ
クスの靭性を低下させる原因となるため、共晶シリコン
の球状化を実現すべく、鋳造時にSb、Na、Srから
選択される一種が?8 tiltに添加されてその合金
の改善処理が行われる。
(3)発明が解決しようとする課題 しかしながら前記改善処理を行うと、A/2−Si系合
金単体材においては、その靭性が向上する反面、引張強
さが低下し、またこのAl−Si系合金をマトリックス
とした複合材においては、靭性および引張強さが共に低
下するという問題を生じる。
本発明は前記問題を解決し得る前記複合材を提供するこ
とを目的とする。
B0発明の構成 (+)  課題を解決するための手段 本発明は、セラミックウィスカおよびセラミック粒子の
少なくとも一方を強化材とし、またアルミニウム合金を
マトリックスとしたセラミックス強化アルミニウム合金
複合材において、前記アルミニウム合金として、未改善
処理状態のA、e−Si系合金を用いることを第1の特
徴とする。
本発明は、強化材としてセラミンクウィスカおよびセラ
ミック粒子の少なくとも一方を用い、またアルミニウム
合金としてSb、Na、Srから選択される一種により
改善処理を施された/ISi系合金を用いたセラミック
ス強化アルミニウム合金複合材において、前記Sbの添
加量を0.07重世%未満に、またNaの添加量を10
ppm未満に、さらにS「の添加量を0.03重量%未
満にそれぞれ設定したことを第2の特徴とする。
(2)作 用 第1の特徴によれば、セラミンクウィスカまたはセラミ
ック粒子の存在によって、未改善処理状態のAffi−
Si系合金における共晶シリコンの針状化および粗大化
が防止され、これにより引張強さおよび靭性の優れた複
合材が提供される。
第2の特徴によれば、前記セラミックウィスカ等の作用
を得ると同時にSb等の改善作用を得て引張強さおよび
靭性の優れた複合材が提供される。
改善処理の目的において、一般に、Sbは0307〜0
.15重世%、Naは10〜30ppm、、Srは0.
03〜0.05重量%添加され、これにより複合材の引
張強さおよび靭性の低下が惹起されるが、本発明におけ
るSb等の添加量は11コ記下限値を下回っているので
前記不具合を生じない。
(3)実施例 〔実施例1〕 強化材として、直径0.4μm、長さ5〜20μmの炭
化ケイ素ウィスカ(東海カーボン社製、商品名 東方マ
ックス)を用い、真空成形法を適用して5個の円板状強
化用成形体を成形した。各強化用成形体の寸法は直径8
6印、厚さ25mmで、また繊維体積率(Vf)は約1
5%である。
アルミニウム合金マトリックスとして、表1に示す組成
を有する未改善処理状態のA/2−Si系合金を調製し
た。
表 また、前記Al−Si系合金にSbを0.05 。
0.07,0.10,0.15重量%宛添加して、別に
4種の改善処理を施されたAffi−Si系合金を調製
した。
未改善処理状態および改善処理後の前記Affi−Si
系合金を用い、各強化用成形体の予熱処理700℃にて
20分間加熱、金型温度320 ’C1湯1IJL75
0’c、加圧力800 kg/cJの条件の下で加圧鋳
造を行い、各種複合体(+)〜(V)を得た。
また比較のため、前記AN−3t系合金を用いて各種合
金単体材(Vl)〜(X)を得た。
次いで各複合材(+)〜(V)および各合金単体材(v
l)〜(X)に熱処理と停てT6処理を施し、その後各
複合材等に引張り試験および靭性測定のためにシャルピ
ー衝撃試験を行ったところ、それぞれ第1.第2図の結
果を得た。
第1.第2図から明らかなように、Sb無添加、したが
って未改善処理状態のAQ−Si系合金をマトリフクス
とする複合材(1)が最も優れた引張強さおよびシャル
ピー衝撃値を有すル。
また改善処理を行う場合には、Sbの添加量は0.07
重量%未満が適当である。
[実施例2〕 実施例1と同一の炭化ケイ素ウィスカよりなる強化用成
形体を成形した。
また実施例1と同一の未改善処理状態のA25l系合金
を調製した。
さらに前記Aj!−Si系合金にNaを7.10゜30
ppm宛添加して、三種の改善処理を施されたAI!、
−Si系合金を調製した。
次いで前記と同一条件にて三種の複合体(XI)〜(X
lll)を得、それらにT6処理を施した後、各複合材
(XI)〜(XI)に引張り試験およびシャルピー衝撃
試験を行ったところ、表Hに示す結果を得た。
表    ■ 表■から明らかなように、改善処理を行う場合には、N
aの添加量は10ppm未満が適当であ〔実施例3〕 実施例1と同一の炭化ケイ素ウィスカよりなる強化用成
形体を成形した。
また実施例1と同一の未改善処理状態のAl5I系合金
を調製した。
さらに前記Al−Si系合金にS「を0.02゜003
.0.05重量%宛添加して、三種の改善処理を施され
たAI!、−Si系合金を調製した。
次いで前記と同一条件にて三種の複合体(XI)〜(X
VI)を得、それらにT6処理を施した後、各複合体(
XIV)〜(XVI)に引張り試験およびシャルピー衝
撃試験を行ったところ表■に示す結果を得た。
表 ■ 表■から明らかなように、改善処理を行う場合には、S
rの添加量は0.03重量%未満が適当である。
なお、強化材としては、炭化ケイ素粒子を用いることも
可能である。またセラミックウィスカおよびセラミンク
粒子としては、炭化ケイ素つづスカ等の外にSi、N4
ウイスカ、Si、N、粒子、カーボンウィスカ、カーボ
ン粒子、アルミナウィスカ、アルミナ粒子等も使用可能
である。この場合、セラミックウィスカ等の直径は共晶
シリコンの粒径(2〜5μm)以下であることが望まし
い。
C8発明の効果 第(1)項記載の発明によれば、未改佐処理状態のA/
!−Si系合金をマトリックスとし、強化材であるセラ
ミックウィスカ等によりマトリックスの共晶シリコンの
針状化および粗大化を防止した優秀な引張強さおよび靭
性を有する複合材を提供することができる。この場合、
A/!−Si系合金に改善処理を施さなくてもよい、と
いう複合材製造上の利点もある。
第(2)項記載の発明によれば、セラミックウィスカ等
の前記作用を得、またSb等の改善作用を得た、優秀な
引張強さおよび靭性を有する複合材を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はSbの添加量と複合材等の引張強さとの関係を
示すグラフ、第2図はSbの添加量と複合材等のシャル
ピー衝撃値との関係を示すグラフである。 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社 代 理 人 ツ[ 理 士 落 健 同 田 中 隆 秀 複合材および合金単体材の 複合材および合金単体(Aの 引張り強さ(1\g/mm” )

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) セラミックウイスカおよびセラミック粒子の少
    なくとも一方を強化材とし、またアルミニウム合金をマ
    トリックスとしたセラミックス強化アルミニウム合金複
    合材において、前記アルミニウム合金として、未改善処
    理状態のAl−Si系合金を用いることを特徴とするセ
    ラミックス強化アルミニウム合金複合材。
  2. (2) 強化材としてセラミックウイスカおよびセラミ
    ック粒子の少なくとも一方を用い、またアルミニウム合
    金としてSb、Na、Srから選択される一種により改
    善処理を施されたAl−Si系合金を用いたセラミック
    ス強化アルミニウム合金複合材において、前記Sbの添
    加量を0.07重量%未満に、またNaの添加量を10
    ppm未満に、さらにSrの添加量を0.03重量%未
    満にそれぞれ設定したことを特徴とするセラミックス強
    化アルミニウム合金複合材。
JP27550788A 1988-10-21 1988-10-31 セラミックス強化アルミニウム合金複合材 Pending JPH02122044A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27550788A JPH02122044A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 セラミックス強化アルミニウム合金複合材
CA002001137A CA2001137C (en) 1988-10-21 1989-10-20 Silicon carbide-reinforced light alloy composite material
EP89310860A EP0365365B1 (en) 1988-10-21 1989-10-20 Silicon carbide-reinforced light alloy composite material
DE68922572T DE68922572T2 (de) 1988-10-21 1989-10-20 Mit Siliziumkarbid verstärkter Verbundwerkstoff aus einer Leichtmetallegierung.
US07/425,729 US5168014A (en) 1988-10-21 1989-10-23 Silicon carbide-reinforced light alloy composite material

Applications Claiming Priority (1)

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JP27550788A JPH02122044A (ja) 1988-10-31 1988-10-31 セラミックス強化アルミニウム合金複合材

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ID=17556444

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