JPH02121905A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH02121905A
JPH02121905A JP63273979A JP27397988A JPH02121905A JP H02121905 A JPH02121905 A JP H02121905A JP 63273979 A JP63273979 A JP 63273979A JP 27397988 A JP27397988 A JP 27397988A JP H02121905 A JPH02121905 A JP H02121905A
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tyrosinase activity
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culture
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箕笹 裕介
Kyoko Matsui
恭子 松井
Hiroshi Tanaka
弘 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は新規な化粧料、特にすぐれた皮)f美白効果
と皮膚6I5効果のある各種培養菌体抽出物および/ま
たは各種培養生産物(各種培養生産物の抽出物を含む、
以下同じ)を配合した化粧料に関するものであって、さ
らに詳しくは前記各種培養菌体からの各抽出物中または
前記各種培養生産物中に含まれる(alチロシナーゼ活
性抑制作用に基づく皮膚美白効果を有する物質と、(b
l粘性物質の皮膚保湿作用に基づく皮膚?fa/lI効
果を有する物質とを有効成分として含有するもので、し
かも刺激性および毒性が極めて少ない化粧料に関し、さ
らにこれら化粧料の工業的生産を可能とするものに関す
る。
〈従来の技術および発明の背景〉 肌の黒化には色素のメラニンが深く関与しているものと
考えられている。すなわち、メラニンが紫外線等の外的
刺激を受けて肌の皮膚組織で生産され、そのために肌の
黒化が促進されシミ・ソバカス・色黒等の症状が引き起
こされるものと考えられている。
肌の美白の作用機序としてい(つか挙げられるが、メラ
ニンの生成に関与するチロシナーゼ(酵素)の活性化を
抑制することがその一つとして提唱されている。
従来、チロシナーゼの活性を抑制し得る公知物質として
グルタチオンが有効であるとされている。
しかし、このグルクチオンが配合された化粧料が湿性で
ある場合には、該グルタチオンは酸化され易く、かつ変
色・変臭を誘発し易いため特に化粧料については致命的
な問題があった。また、生薬(天然物)中で特に菌類に
は伏茗(Poria  cocos)および木耳(Au
ricularia  auricula )にもチロ
シナーゼ活性抑制効果を有する物質の存在が報告されて
いる(フレグランスジャーナル通巻第13巻1ρ26〜
29)。さらにまた、前記各種生薬のほか、或種のキノ
コ類(・ンクリタケ(八gartcusbisporo
us )の抽出物(特公昭59−48804号)や、シ
イタゲ(LenLinus  edodes)の抽出物
〔主婦の友生活シリーズ[健康食品と健康法jp29.
(昭和50年)〕等々のそれぞれに美白効果を有する物
質が含まれていることが報告されている。しかし、これ
ら天然物中に存在する公知のチロシナーゼ活性抑制物質
はいずれも刺激性が少ないという利点があるが、反面そ
のチロシナーゼ活性抑制率が低いという問題がある。そ
れ故、天然物中に存在し。
チロシナーゼ活性抑制率の高い物質で、しかも化わt料
に通した化学的安定性・保存性および安全性のある物質
の発見および開発が望まれている。
このような要望に応じて発明者は鋭意研究した結果、前
記文献・報告等に認められる公知の各種菌類とは分類学
上全く異なる[屈(genus ) Jに属する菌であ
って、担子菌の一種のケロウジの子実体(キノコ)の抽
出物中に美白効果を有する物質が含まれることを発見し
く特願昭61−273402号)、そのほかにニンギョ
ウタケ、ショウゲンジ。
ホンシメジ、ウスムラサキハツ、ウスムラサキホウキタ
ケ、マイタケの各子実体(キノコ)の抽出物中にもすぐ
れた美白効果を有する物質および粘性物質を含有するこ
とを発見しく特願昭63−124370号)、発明者は
これらについてそれぞれ特許出願をした。
しかし、一方では発明者がした先の特許出願にかかるチ
ロシナーゼ活性抑制物質は、各菌類の子実体くキノコ)
を原料とするために工業的生産に通しないという問題が
あった。そこで、前記要望、つまり天然物中に存在し、
チロシナーゼ活性抑制率の高い物質で、しかも化粧料に
適した化学的安定性・保存性および安全性のある物質で
あることなどの諸条件を満足し、しかも工業的生産・安
定供給に通した物質の発見および開発・製法が望まれて
いる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 この発明は、上記問題点を解消し且つ前記要望に応える
ために、刺激性が少なく且つチロシナーゼ活性抑制効果
を有する物質を検索・開発するために、各種天然物中と
くに各種培養真菌類の菌体からの抽出物のチロシナーゼ
活性抑制物質および培養真菌類の当該培養生産物のチロ
シナーゼ活性抑制物質のそれぞれの検索およびその抑制
率の測定をした。そして、菌種の入手も容易に成し得、
品質の一定したチロシナーゼ活性抑制物質の工業的量産
にも適しているものを得るべ(鋭意研究した結果、発明
者は或種の属に属する菌類のいくつかについてチロシナ
ーゼ活性抑制物質菌体内生産菌およびチロシナーゼ活性
抑制物質菌体外生産菌を検索発見することに成功し、こ
の発明を完成するに至った。
すなわち、■この発明は前記検索発見にかかるチロシナ
ーゼ活性抑制物質菌体内生産菌を培養し。
当該培養菌体(菌糸および菌糸体等)から有ta溶剤お
よび/または水等の各種車独の溶剤またはこれらの複数
混合溶剤により抽出される抽出物中に。
(al優れたチロシナーゼ活性抑制効果を有する新規物
質、および(bl皮膚湿潤効果を有する新規物lR(粘
性物質)が含まれることを発見したこと、並びに■前記
検索発見にかかるチロシナーゼ活性抑制物質菌体外生産
菌等を培養し、当該培養生産物中若しくは当該培養生産
物からの抽出物中に1同様に(al優れたチロシナーゼ
活性抑制効果を有する新規物質、および[b)皮膚湿潤
効果を有する新規物質(粘性物質)が含まれることを発
見したことに基づき完成された。
この発明は、安全性および安定性が高く、また刺激性が
少なく、しかも優れたチロシナーゼ活性抑制作用に基づ
く皮膚美白効果を有し、さらには粘性物質の保湿作用に
基づく優れた皮膚湿潤効果を併せ有する化粧料を工業的
に安定提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、この発明では、■ ピクノ
ボルス(Pycnoporus)属に属するチロシナー
ゼ活性抑制物質菌体内生産菌、グリフォラ属(Grif
ola )に属するチロシナーゼ活性抑制物質菌体内生
産菌〔ただし、マイタケ(Grifola   fro
ndosa   (旧CK、  ex   Flン、 
 )  S、  F。
GRAY)の子実体を除く〕、ファヴォルス(Favo
lus )屈に属するチロシナーゼ活性抑制物質菌体内
生産菌、ポロディスクルス( Porod 1scu I us )屈に属するチロシ
ナーゼ活性抑制物質菌体内生産菌およびフォメス(Fo
mes )属に属するチロシナーゼ活性抑制物質菌体内
生産菌、サルコドン(Sarcodon)属に属するチ
ロシナーゼ活性抑制物質菌体内生産菌の内から選ばれる
1種または2種以上の菌体抽出物を配合したことを特徴
とする化粧料。
■ ビクノボルス(Pycnoporus) nに属す
るチロシナーゼ活性抑制物質菌体外生産菌、グリフォラ
!71 (G r i f o l a )に属するチ
ロシナーゼ活性抑制物質菌体外生産菌、ファウォルス(
Favolus )属に属するチロシナーゼ活性抑制物
質培養液内生産菌およびポロディスクルス(Porod
isculus)属に属するチロシナーゼ活性抑制物質
菌体外生産菌、サルコドン(Sarcodon )属に
属するチロシナーゼ活性抑制物質菌体外生産菌の内から
選ばれる1種または2種以上の菌体培養生産物(たとえ
ば菌体培iI後の培地や培#液等々)および/または当
該培養生産物の抽出物を配合したことを特徴とする化粧
料。
以上のとおり化粧料をそれぞれ構成することとした。
前記各種培養菌体および培養生産物のjJ!it!tI
!!ならびに当該培養生産物からの有効成分の抽出物の
調製方法等をさらに詳細に説明する。
供試菌株は、原則として財団法人 醗酵研究所(所在:
大阪市淀用区十三本町2丁目17385号)から分譲入
手したものを使用する。なお、サルコドン属などの一部
の菌株〔ケロウジ(Sarcodonscabrosu
s  (FR,)に)、シシタケ(Sarcodoni
mbricatus (FR,) KAR3T l )
に関しては、信州大学農学部分析化学ωF究室から分譲
恵与された各菌株の子実体(キノコ)の組織から公知の
培養法により前培養した菌株を使用する。そして、これ
らの各種菌株を、たとえばポテト−デキストロース1&
養液(デイフコ社製)  (Potato−DexLr
oseBrolt+  (Difco社製)〕等その他
の各種培地(合成培地、半合成培地、天然培地)の各組
成を有する培地の各種固体培地で培養した菌体、若しく
は前記各組成を有する各種液体培地で液体培養(振盪培
養または静置培#)シた菌体、または組織培養した菌体
を使用する。
なお、この明細書中においていう「菌体」とは、各種菌
株(菌類)の「菌糸および菌糸体等」を指す。そして、
前記「菌糸および菌糸体等」は、最も広義に解釈するも
のとする。すなわち、(a)糸状の菌糸、(blさらに
菌糸がさかんに分岐して菌糸の網目の集合体となった菌
糸体を言う。また、菌糸体は、(C1基生菌糸、(d)
気菌糸のほか、(e)相互に強く結合して繊維組m(目
bous)を形成したり菌糸が平行に密着した結束糸、
(f)さらに強く塊に結合して高等植物の柔組織のよう
になった菌核、(g)さらには胞子を形成する段階とな
るものおよび子実体等々をも含む概念である。
液体培養等その他の各種培養方法により得た菌体1およ
び組織培養により得た菌体とも、何れの前記供試菌体(
原料)ともに生菌体または乾燥菌体が利用できるが、原
料の菌体は、前記生菌体を天日で約2〜5日間乾燥し、
若しくは適当な乾燥器具で乾燥し、またはデシケータ中
等で常圧下若しくは減圧下で乾燥し、腐敗等を防止した
状態のものを用いるのが好適である。
そして、この発明で利用される前記各種供試菌体の適当
量を分取し、水および/または有機溶剤を用いてチロシ
ナーゼ活性抑制物質および粘性物質等を抽出する。この
各種試料からチロシナーゼ活性抑制効果を有する新規な
有効成分等の抽出用溶剤等としては、各種有機溶剤およ
び水等の単独液またはこれらの2種以上の混合液が利用
できる。
この発明で利用される前記各種菌体からチロシナーゼ活
性抑制効果等を有する新規物質等の抽出に利用される前
記有[3?’H剤の例としては、メタノール、エタノー
ル、プロパツール、イソプロピルアルコール、n−ブタ
ノール、ラウリルアルコール。
セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコー
ル、ベヘニルアルコールなどの炭素数1〜22の直鎖の
1価アルコールおよび側鎖を有する1価アルコールのう
ちのいずれか一方または両方が利用できるほか、アセト
ン、エチルメチルケトン。
イソプロピルメチルケトンなどの各種ケトン類、酢酸エ
チルや脂肪酸のエチルエステルなどの各種エステル類、
ジクロルメタン、クロロホルム、ジクロルエタン等のハ
ロゲン化アルカン(主として塩化物)、ジエチルエーテ
ル、エチルセロソルブ等の各種エーテル類、その他ベン
ゼン、トルエン等の芳香族炭化水素等々、各種極性有機
溶媒および各種非極性有機溶媒のうちのいずれか一方ま
たは両方が利用できる。また、上記有機溶剤等の単−液
で利用することもできるし、適当な配合比に混合した混
合液を利用することもできる。また必要に応じて加温熔
融したものや2種以上の溶剤等の混合熔融したものを適
宜利用することができるのは勿論である。
上記有機溶剤のうち、前記アルコール類ではメタノール
、エタノール、イソプロパツール、n−ブタノールなど
の炭素数1〜5の低級アルコール類、エーテル類ではジ
エチルエーテルなど、ケトン類ではアセトン、エチルメ
チルケトン、イソプロピルメチルケトンなど、エステル
類では酢酸エチルなど、ハロゲン化アルカン類ではジク
ロルメタン。
クロロポルム、ジクロルエタンなど、芳香族炭化水素類
ではベンゼン等々、極性の大きい有機溶剤ないし中程度
の極性を有する有機溶剤が特に好適である。
また、この発明にかかる前記各種菌体からチロシナーゼ
活性抑制効果等を有する新規物質の抽出に利用される多
価アルコールの例としては、ポリエチレングリコール、
プロピレングリコール。
1.3−ブチレングリコール(以下単にrl、3−BG
Jという)等の各種グリコール類が利用できる。その他
に、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン等の3
価アルコール類が利用できる。前記グリコール類では、
1.3−ブチレングリコール(1,3−BG)が特に好
適である。
さらにまた、この発明にかかる前記各種菌体に含まれる
チロシナーゼ活性抑制効果等を有する新規物質は、水に
より抽出することができる。
また、この発明にかかる前記各種菌体からは、チロシナ
ーゼ活性抑制効果等を有する物質が前記各種有機溶剤、
多価アルコール、水等の各種溶剤の単独でも抽出するこ
とができるが、これら各種有機溶剤・多価アルコール類
・水のそれぞれ2種類以上の溶剤の混合液〔たとえば、
30〜50%水性エタノール、ベンゼン/酢酸エチル(
4:HJU合液) 、1.3−ブチレングリコール水溶
液等々〕でも利用することができるし、さらにまた、1
種又は2種以上の前記有機溶剤と1種または2種以上の
前記多価アルコールとの混合液等、またはこれら有機溶
剤/多価アルコール/水との混合液により抽出すること
ができるのは勿論である。
前記各種乾燥(風乾・天日乾燥等を含む)菌体または前
記各種生菌体(1重量部または189部)に対して、た
とえば水、エタノール等の抽出用溶剤などを(約10〜
50重量部または約10〜50容量部)加え、沸騰水浴
中・還流加熱条件下的1時間/回の抽出礫作を1回ない
し3回抽出した後、固液分Ni(遠心分離、濾過等)し
て抽出物(前記例では水抽出液またはエタノール抽出液
)を得る。
この抽出物は、必要に応じて溶媒等を留去して保存し、
必要ならば適切な濃度に希釈したのち以下のチロシナー
ゼ活性抑制率の測定の試料とする。
抽出溶剤は前記例示の水・エタノール等の他に、所望の
有機溶剤、たとえばグリコール、ジクロルメタン等を用
いて同様に前記各種菌体の抽出物を得ることができる。
このようにして得た各種菌体の各抽出物は、チロシナー
ゼ活性抑制率の測定の試料とする。
一方、前記供試菌株の培養生産物(たとえば培養液等)
については、培養液そのまま(原液)を。
または適当な活性濃度に希釈して、チロシナーゼ活性抑
制率の測定の試料とし、各供試菌体のチロシナーゼ活性
抑制効果の菌体外生産性を測定する。
このようにしてgJffl製された各種菌体の前記各抽
出物(たとえばエタノール抽出物、ジクロルメタン抽出
物、蒸留水抽出物等々)のそれぞれ、および各種菌株の
培養液は、チロシナーゼ活性抑制率の測定に供する。そ
の結果、前記抽出物のいずれにも顕著なチロシナーゼ活
性抑制効果が存在するのが認められる。
前記各種菌体の各抽出物および培養液の前記チロシナー
ゼ活性の抑制率の測定は、次の方法により測定する。す
なわち、前記各種菌体の各抽出物を必要に応じて、たと
えば30%1,3−ブチレングリコール水溶液(以下単
に「30%1.3−BG液」という。
以下同じ、)等の適当な溶剤により適当な濃度(たとえ
ば約0.1〜10%等の濃度であって、475部mにお
ける吸光度が適当な値を示す範囲の濃度)に希釈したも
の(前記各種菌体の各抽出液)を「測定用試験/8液」
として調整する。ただし、培養液に関しては活性抑制率
が100%を越える場合には希釈して測定に供する。
試験管にそれぞれL−チロシン溶液(濃度二0.3mg
/ml)  1mlと、マツキルペイン緩衝液(Mcl
lvain’s  Buffer  5olution
  )  (pH6,8)  1mlとを入れておき、
これらの各試験管に前記各種菌体の各抽出物の前記希釈
液(前記「測定用試験溶液」、培養液の測定にあっては
培養液)またはブランクテスト用の30%1.3−BG
液をそれぞれ0.9ml加え、これを37℃の恒温水槽
中で10分間インキユヘートする。
前記インキュベートしたものにチロシナーゼ溶液(1度
:  1mg/mlマノキルベイン緩i!i液)を0.
1ml加えて、よく撹拌し直ちに各反応液を分光光度針
にセットし475部mにおける吸光度を経時的に測定す
る。(各時点での吸光度値を、チロシナーゼ溶液添加直
後に対しては添字。を、添加後X分インキュベート経過
後に対しては添字Xをそれぞれ付して示す)各吸光度値
を次の0式に代入してチロシナーゼ活性抑制率を算出す
る。なお、この発明のチロシナーゼ活性抑制率の算出に
は、反応液投入後10分後の吸光度値を使用する。
チロシナーゼ活性抑制率 Boニブランク溶液の0分後における吸光度値BX ニ
ブランク溶液のX分後における吸光度値Aθ:試験溶液
の0分後における吸光度値Ax :試験溶液のX分後に
おける吸光度値なお、前記吸光度値はドーハクロム(メ
ラニンの前駆物質)の生成量により測定されるものであ
る。
〔本頁以下余白〕
この発明にかかる原料の各種菌体から抽出された前記各
抽出物は、その抽出過程からも明らかなように、各種有
機溶剤(極性溶剤、非極性溶剤)。
水等に対する溶解性に優れている。特に化粧料に使用さ
れる各種基剤および各種有機溶媒等に対する溶解性など
に優れているという特性を有する。
つまり化粧料によく利用される有機溶媒等たとえば、エ
タノール、イソプロピルアルコール、ラウリルアルコー
ル、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアル
コール、ベヘニルアルコール。
プロピレングリコール、1,3〜ブチレングリコール。
ジプロピレングリコール、ミリスチン酸イソプロピル、
パルミチン酸イソプロピル、その他各種動物性オイルお
よび植物性オイル等に対する熔解性等が優れている。
そして、前記各種菌体から各種有機溶剤、水等により抽
出された前記各抽出物および各種菌体培養生産物(当該
培養生産物から抽出された有効成分抽出物等をも含む)
は、公知の各種化粧料基剤等に配合して、クリーム、乳
液、化粧水、パック洗6n料などの各種基礎化粧料、フ
ァンデーション。
はぼ紅1 口紅、白粉などの各種メーキャップ料、石!
、シャンプー、リンス、香水、オーデコロンその他の化
粧料に対して広範囲に通用できる。
また、前記各種化粧料の形状は、溶液、エマルジョン、
軟膏、オイル、ワックス、ゲル、ゾル。
粉末(パウダー)、スプレー(エアゾール)等の各種形
状で通用することが出来る。
なお、菌体培養液などの菌体培養生産物は、そのまま各
種化粧料基剤、各種化粧料添加剤等と配合適用すること
ができるし、また当該菌体培養生産物からチロシナーゼ
活性抑制効果等の有する有効物質を適当な有機溶剤等に
より一旦抽出・濃縮した後、これを化粧料に配合通用す
ることができる。
前記各種菌体から各種有機溶剤および/または水により
抽出された前記各菌体抽出物および各種菌体培養生産物
(培養生産物から抽出された有効成分も含む)は、いず
れも皮膚に対する毒性および刺激性がな((パンチテス
ト法等による)、熱。
光に対する安定性が高く、さらには各種化粧料基剤、各
種化粧料添加剤(たとえば、各種界面活性剤、溶剤2色
素、香料1防腐剤、抗酸化剤、保湿剤、ビタミン、動植
物抽出物その他の各種添加剤)に対する安定性も高いと
いう卓越した特性を有しており、これらの各種化粧料基
剤および化粧料添加剤等とも併用することができる。
前記各種菌体から抽出された各抽出物それぞれの各種化
粧料中に対する配合量は、その使用形態により適宜選択
・変化させることができるので特に限定されない。原則
的には、有効量存在すればよいことになるが、−殻内に
は化粧料組成物中(総重量に対して) 0.01〜20
市9%、好ましくは0.5〜10市量%配合するのがよ
い。
さらにまた、この発明にかかる前記各種菌体から抽出さ
れた各抽出物のうら、特に水抽出物には粘性を有する物
質(粘性物質)が含まれており、その結果これら前記各
種菌体の抽出物を化粧料中に配合するときは、皮JK’
fA潤性を高めることができる。もとより、前記各種菌
体培養生産物、たとえば菌体培¥E液については、当該
培養液中に前記菌体からの抽出物と同様の粘性物質が含
まれており、化粧料中に培養液もしくは培養液抽出物を
配合するときは、皮膚湿潤性を高めることができる。
く作用〉 この発明にかかる化粧料は、各種菌体からの有機溶剤お
よび/または水により抽出される抽出物がaするチロシ
ナーゼ活性抑制作用および前記各種菌株の菌体外に生産
された菌体培養生産物(当該培養生産物の抽出物をも含
む)が有するチロシナーゼ活性抑制作用により、優れた
美白効果を奏する。さらに、前記各種菌体の抽出物およ
び各種菌体培養生産物中に含まれる粘性物質の皮屑゛湿
潤作用により、前記各種菌体の抽出物および/または各
種菌体培養生産物(菌体培養生産物の抽出物を含む)を
配合された化粧料は、皮膚゛にしっとりとした感じとな
めらかさとを与えることができる。
〈実施例〉 つぎに前記各種菌体の抽出物のチロシナーゼ活性抑制作
用試験および粘性物の含有状況等についての実施例およ
びこの発明にかかる各種菌体の各抽出物の化粧料への応
用処方例について述べるが、ここに記載された実施例に
限定されないのは言うまでもない。
■〕各種菌体からの抽出物のチロシナーゼ活性抑制作用
試験結果例および粘性物質の含有沿比較結果例。
fll供試菌株: A)財団法人 醗酵研究所(所在二大阪市淀用区十三本
町2丁目17番85号)から分譲入手した各種菌株(寒
天斜面培地上に培養された菌株:9菌株)。
(alヒイロタケ(Pycnoporus  cocc
ineus  IFO(b)ヒイロタケ(Pycnop
orus  coccineus  IFO(C)シュ
タケ(Pycnoporus  cinnabarin
us  IFO(dlシュタケ(Pycnoporus
  cinnabarinus  IFO(elアミス
ギタケ (Favolus  arcularius 
 (PR,)八MES   IFO49591 (f)マイタケ(Grifola  frondosa
  IFO4911)(glヌルデタケ(Porodi
sculus  pendulus  IF0fhlツ
ガノサルノコシ力ケ(Fomes  fomentar
iusIFOB246  ) (1)ツガノサルノコシカケ(Fomes  fome
ntariusIFO8705) B)信州大学農学部分析化学研究室から分譲恵与された
子実体(キノコ)の組織から培養した菌体を使用した菌
株(2菌株)。
(JJケロウジ(Sarcodon  5cabros
us  (PR,)に)(kllシュタケSarcod
on  imbricatus (FR,)XAl?S
↑ ) (2)供試菌株の培養方法例および培養菌体・培養生産
物の調製方法例。
■子実体からの種菌糸調製方法(前培養)例:前記(j
1ケロウジおよび(kllシュタケ子実体から種菌糸の
調製については、岩出亥之助著「キノコの培養法」 (
地球社)に準じて行う。
すなわち、閑蕾表面を70%エタノールで殺菌し、クリ
ーンベンチ内で殺菌したナイフを用いて2分割し、新し
い切り口がらキノコの小片(約5mm X 5mm X
 2mm)を取り出し、ポテト−デキストロース寒天斜
面培地〔培地組成:市販品ポテト−デキストロース培地
用組成物(デイフコ社製)  (Potato−Dex
troseBroth  (DfFCO社製))の24
gを蒸留水または脱イオン水に溶かして11とする。初
発pH5,1、寒天添加量1〜1.5wt%〕上に接種
し、20〜30℃(最適培養温度:23〜27℃)で約
7〜14日間前培養して、培養された基生菌糸、気菌糸
および/または菌糸、菌糸体をっぎの菌体採築のための
液体培養の種菌糸とする。
■菌体の培養方法例並びに培養菌体および培養生産物(
培養液)のgjl製例。
(al液体培地組成および培養方法例。
市販のボテトープキス1−ロース培地用組成物(デイフ
コ社製) ’ (Potato−DextroseBr
oth  (DIFCO社製))の24gを蒸留水また
は脱イオン水に溶かしてII!になるようにする。初発
pH5,1”0.2 ニ調整し、120”c、 15分
間殺菌後、前記供試菌株〔財団法人醗酵研究所から分糸
を受けた菌株9種(前記供試菌株(al〜(旧および前
記■の前培養にががる種菌糸2種(前記供試菌株01〜
(kl))を培養液100m1に対して供試生菌体量的
5〜1kg接種し、20〜30℃(至適温度23〜27
℃)、振盪条件200〜300rpmの条件下(または
溶存酸素量:約5〜8ppmとなるように空気量を調節
した条件下)で7〜21日間培養し培養菌体を得る。
(bll棒体よび培#液の調製例。
前記(a)で培養した各種供試菌株の培養菌体は、まず
濾紙またはガーゼで予備濾過した後、メンブランフィル
タ−(ポアサイズ1.0μm−)で濾過し、蒸留水で洗
浄した菌体を使用する。一方、培養液は、前記菌体採果
時において最初に濾紙またはガーゼで予備濾過した濾液
を菌体の場合と同様に再度メンブランフィルタ−(ポア
サイズ1.0μmφ)で濾過し、当該濾液を培養液とし
て使用する。
(3)培養菌体からの菌体抽出物の調製例。
前記各種供試菌株の培養菌体(全11種類)の各乾燥菌
体1gに抽出用溶剤50m lを加え、沸騰水浴上で約
1時間還流加熱抽出する。冷却後、遠心分離(3,00
0rpm : 10分間)等により第1回目の固液分離
をする。上澄液をとり、当該上澄液はさらに濾紙を用い
て濾過して第1抽出液とする。一方、第1回目固液分離
後の残渣は、同様に抽出用溶剤25m1で前回と同様沸
騰水浴上で約1時間還流加熱抽出および固液分離・濾過
等の操作を2回おこない、第1回目ないし第3回目の各
抽出液[液)を全てあわせ、減圧下において各種抽出用
溶剤を留去し、各種供試菌株の各培養菌体からの各種溶
剤による抽出物を得る。
なお、この実施例では、上記抽出用溶剤として水、50
%エタノール水溶液、100%エタノール。
ジクロルメタンを使用したときの結果例を第1表に示す
(4)各種(Jli試菌株の各種培養菌体からの菌体抽
出物試験溶液(チロシナーゼ活性抑制効果試験用溶液)
の調製。
前記(3)で調製した各種培養菌体の各抽出物に30%
i、3−BG液を加え、沸騰水浴上で約30分間還流加
熱して当該抽出物を30%1.3−BG液に熔解したの
ら、冷却する。冷却後これを濾過し、濾液についてチロ
シナーゼ活性抑制試験を行う。なお、チロシナーゼ活性
抑制試験を行うのに際して、475nmにお4Jる吸光
度値が測定に通した値となるように調整するために前記
各種菌体抽出物の濃度を30%1.3BG液を用いて適
当な濃度に希釈調整することが肝要である。
(5)この発明にかかる前記各種培養菌体抽出物および
培養液のチロシナーゼ活性抑制率の測定実験。
このようにして得た前記各種培養菌体抽出物および培養
液について、前述の方法によりチロシナーゼ活性抑制率
を測定する。各種培養菌体の各抽出物は30%1.3−
BG液で所定濃度(チロシナーゼ活性抑制率を測定する
に際して、  475nmにおける適当な吸光度値を示
す濃度)に希釈して測定に供する。なお、培養液につい
ては、培養液そのまま(つまり培養液原液)、または蒸
留水にて適当な濃度に希釈して測定に供する。
各種供試菌株の培養菌からの各抽出物および各培養液の
チロシナーゼ活性抑制率の測定には、10分後における
各吸光度の測定を行い、各抽出物および各培養液のチロ
シナーゼ活性抑制率(%)を前記0式に準拠した後記0
式により算出した。
〔本頁以下余白〕
チロシナーゼ活性抑制率 Bo ニブランク溶液の0分後における吸光度値BIO
Sブランク溶液の10分後における吸光度値Ao :試
験溶液の0分後における吸光度値AlO:試験溶液の1
0分後における吸光度値ところで、各種培養菌体抽出物
のチロシナーゼ活性抑制効果測定溶液の30%1.3−
BG液による希釈率が各菌体抽出物に対してまらまちで
あるので、各種培養菌体の抽出物のチロシナーゼ活性抑
制91果δ1+1定溶液の前記希釈率の相違により各チ
ロシナーゼ活性抑制率がそのまま比較出来ないという問
題がある。そこで、各試料のチロシナーゼ活性![11
制率を同一水準の下で比較するために、30%1.3B
G液または蒸留水等による希釈率等、チロシナーゼ話性
抑制率測定時の因子を考慮した上で、次の第■式で示す
計算式で算出した[チロシナーゼ活性を50%抑制する
量」を1単位((LIniL/乾燥菌体1g )または
(Unit/培養液11)〕とする各単位を便宜上設定
し、菌体の抽出物および培養液それぞれのチロシナーゼ
活性抑制率を各単位数として比較検討したものを第1表
に示す。
チロシナーゼ活性抑制単位 (単位:Unit)0式 %式% 第1表の結果より、原則的にはチロシナーゼ活性抑制f
Q位は、各種培養菌体抽出物の方が各種培養液よりもチ
ロシナーゼ活性抑制率が高いことを示唆しており、一方
、各種培養菌体抽出物に関していえば、抽出溶剤別では
一般的には水および50%エタノール水溶液の各抽出物
においてすぐれたチロシナーゼ活性抑制効果が認められ
、次いで100%エタノール抽出物においてチロシナー
ゼ活性抑制すJ果が認められ、例示実施例中ジクロロメ
タン(111出物のチロシナーゼ活性抑制効果が一番低
い値を示した。これにより、抽出溶剤中比較的極性の大
きい溶剤による抽出物が比較的高いチロシナーゼ活性抑
制率を示し、極性の低い溶剤による抽出物が比較的低い
チロシナーゼ活性抑制率を示す傾向があることを示唆し
ているものと予碧、できる。
(6)各種供試菌株の各培養菌体および当該各培養液か
らの粘性物質の分離方法例 (al各種培養菌体からの粘性物質の分離方法例。
この発明にかかる前記各種培養菌体1g(乾燥重量)に
対して酢酸エチル50m lを加え、約2時間沸騰水浴
上で加熱還流する。冷却後、酢酸エチルを濾別して固液
分離−する。そして、濾紙上の残渣を50m lのエタ
ノールでフラスコに移し、同様に沸騰水浴上で約1時間
還流加熱したのちエタノールを濾別する。かくして、前
記各種培養菌体中の油性物質を前記酢酸エチル層および
エタノール層に抽出除去する。さらに、濾紙上の残留物
をフラスコに移し、2(1mlの水で沸騰水浴上で約1
時間還流加熱抽出後濾別し濾紙上の当該残留物を洗浄し
、この水による抽出・濾別・洗浄の各操作を再度(抽出
操作二合計2回)繰り返して各種培養菌体からの粘性物
質を抽出する。前記各粘性物質抽U臂皮および当該洗液
を合わせまとめ、これを約20m1までに濃縮し、エタ
ノール80m1を加えて、よく撹拌し、析出する沈澱物
を集め、少量のエタノールで2回洗浄したのち減圧不乾
燥しく50〜60℃、1時間)、各種培養菌体から抽出
された粘性物質の乾燥重量を求める。第1表は、各種培
養菌体から抽出される粘性物質の合口比較を示す。
(lJ1各種培九液からの粘性物質の分離方法例。
この発明にがかる前記各種培養液と等量の100%エタ
ノールを加え(最終濃度50%エタノール液とし)、よ
<撹1ルし、析出する沈澱物を築め、少量のエタノール
で2回洗浄した後、菌体の場合と同様に、減圧不乾燥し
く50〜eo’c、  1時間)、各種培養液から抽出
された粘性物質の乾燥重量を求める。第1表は、各鍾培
養液がら抽出される粘性物質の含量比較例を示す。
第1表の結果より、前記各種培養菌体抽出物および培養
液中には皮J+を湿潤効果を有する粘性物質を含有する
ことを示唆している。
〔本頁以下余白〕
■〕 各種菌体の各抽出物および/または培養液を配合した化
粧料の処方例。
(11化粧用クリーム 〈組成〉           (重量%)・各種菌体
の抽出物および/または培養液(培養液の抽出物も含む
、以下同じ) ミツロウ ステアリルアルコール ステアリン酸 スクワラン 自己乳化型グリセリル モノステアレート・−−−−−一−−・−・・ポリオキ
シエチレンセチル エーテル(20E、O)〜−−−−−−−−・プロピレ
ングリコール 水酸化カリウム−・−・− 香料 防腐剤・酸化防止剤−−−−一−−・ 5.0 2.0 5.0 8.0 ■0.0 3.0 ■、0 5.0 0.3 適量 通量 ・精製水 残部 (2)乳液 〈組成〉 ・各種菌体の抽出物および/ または培養液 ・スクワラン ・ワセリン ・ミツロウ ・ソルビタンセスキオレエ−1・ ・ポリオキシエチレンオレイル エーテル(201E、o) ・カルボキシビニルポリマー ・プロピレングリコール ・水酸化カリウムー−一−−−〜−−−−−・・エタノ
ール ・香料 ・防腐剤・酸化防止剤 ・精製水 (重量%) 5.0 8.0 2.0 0.5 0.8 ■、2 0.2 5.0 0.1 7.0 通■ 通量 残部 (3)化粧水 〈組成〉 ・各種菌体の抽出物および/ または培養液 ・グリセリン ・ポリオキシエチレンソルビタ モノラウレ−1−(20[,0) ・エタノール ・香料 ・防腐剤・酸化防止剤 ・法定色素 ・ オn市す水 ン (重量%) 5.0 5.0 1.5 1O90 通量 通口 i!i幕 残部 (4)パック剤 〈組成〉 ・各種菌体の抽出物および/ または培rE液 ・酢酸ビニル樹脂エマルジョン ・ポリビニルアルコール オリーブ油 (重量%) 5.0 15.0 10.0 3.0 ・グリセリン ・酸化チタン ・カオリン ・エタノール ・香料 ・防腐剤・酸化防止剤 ・精製水 5.0 8.0 7.0 5.0 適量 通量 残部 〈発明の効果〉 ピクノボルス属に属するチロシナーゼ活性抑制物質生産
菌、グリフォラ屈に属するチロシナーゼ活性抑制物質生
産菌、ファヴォルス屈にに1するチロシナーゼ活性抑制
物質生産菌、ポロディスクルス属に属するチロシナーゼ
活性抑制物質生産菌、フォメス屈に属するチロシナーゼ
活性抑制物質生産菌、およびサルコドン属に属するチロ
シナーゼ活性抑制物質生産菌の各種菌株の培養画体の抽
出物および/または当該各培養生産物(培養生産物の抽
出物も含む、以下同じ)は、安全であり、且つ優れたチ
ロシナーゼ活性抑制効果を示す物質が含まれており、さ
らに前記各種菌体の抽出物には粘性を有し皮j5の湿潤
を保つ粘性物質をも同時に含むので、前記各種培養菌体
の抽出物および培養生産物から選ばれた1種または2種
以上の各種菌体の抽出物・培養生産物(当該培養生産物
を含む)を配合した化粧料は、卓越した皮膚美白効果お
よび皮lit湿潤効果を有する極めてずくれた化粧料を
堤供するとともに、且つ工業的・安定止産にも通してい
る等々、発明目的を達成する顕著な効果を奏する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ピクノポルス(Pycnoporus)属に属す
    るチロシナーゼ活性抑制物質菌体内生産菌、グリフォラ
    属(Grifola)に属するチロシナーゼ活性抑制物
    質菌体内生産菌〔ただし、マイタケ( Grifola frondosa(DICKS.ex
    FR.)S.F.GRAY)の子実体を除く〕、ファヴ
    ォルス(Favolus)属に属するチロシナーゼ活性
    抑制物質菌体内生産菌、ポロディスクルス( Porodisculus)属に属するチロシナーゼ活
    性抑制物質菌体内生産菌およびフォメス(Fomes)
    属に属するチロシナーゼ活性抑制物質菌体内生産菌の内
    から選ばれる1種または2種以上の菌体抽出物を配合し
    たことを特徴とする化粧料。
  2. (2)ピクノポルス(Pycnoporus)属に属す
    るチロシナーゼ活性抑制物質菌体外生産菌、グリフォラ
    編(Grifola)に属するチロシナーゼ活性抑制物
    質菌体外生産菌、ファヴォルス(Favolus)属に
    属するチロシナーゼ活性抑制物質菌体外生産菌およびポ
    ロディスクルス(Porodisculus)属に属す
    るチロシナーゼ活性抑制物質菌体外生産菌の内から選ば
    れる1種または2種以上の菌体培養生産物および当該培
    養生産物の抽出物のうちのいずれか一方または両方を配
    合したことを特徴とする化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1170015A1 (de) * 2000-07-06 2002-01-09 Laboratoires Serobiologiques(Societe Anonyme) Verwendung von Extrakten des Pilzes Grifola frondosa
WO2007142130A1 (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Heimat Co., Ltd. マイタケ抽出物及びこれを含む皮脂産生を促進するための組成物
WO2009063885A1 (ja) * 2007-11-13 2009-05-22 Heimat Co., Ltd. マイタケ抽出物及びこれを含むヒアルロン酸(ヒアルロナン)産生を促進するための組成物

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TWI423810B (zh) * 2007-11-13 2014-01-21 Heimat Co Ltd 舞茸萃取物及含有其的用於促進玻尿酸產生的組成物

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