JPH0212186A - 画像形成装置のシート加熱装置制御方法 - Google Patents

画像形成装置のシート加熱装置制御方法

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JPH0212186A
JPH0212186A JP16226488A JP16226488A JPH0212186A JP H0212186 A JPH0212186 A JP H0212186A JP 16226488 A JP16226488 A JP 16226488A JP 16226488 A JP16226488 A JP 16226488A JP H0212186 A JPH0212186 A JP H0212186A
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JP
Japan
Prior art keywords
image forming
time
sheet
heating device
warming
Prior art date
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JP16226488A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Ibuchi
良明 井淵
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この発明は、画像形成装置においてシートを加熱するシ
ート加熱装置を所定温度まで上昇するシート加熱装置制
御方法に関する。
(b)従来の技術 一般に、複写機を含む画像形成装置は、画像を形成され
たシートを加熱するシート加熱装置を備え、シート上に
画像を定着させるようにしている。また、特開昭58−
88739号公報に開示されている画像形成シートを用
いた画像形成方法を行う装置では、圧力転写位置を通過
した受像シートをシート加熱装置を用いて加熱すること
により、受像シート上における無色染料の発色反応を促
進するとともに、画像に光沢を与えることが提案されて
いる。このような画像形成装置では、画像形成動作の実
行に先立ってシート加熱装置の温度を所定温度まで上昇
させておかなければならない。そこで従来の画像形成装
置では、電源がオンされたときに、シート加熱装置の温
度を所定温度まで上昇するウオーミングアツプを開始す
るようにしていた。このウオーミングアンプが終了しシ
ート加熱装置が所定温度に達すると、操作パネル上に設
けられたレディランプなどを点灯して画像形成動作の開
始可能状態を表示するようにしていた。したがって、最
初の画像形成作業はウオーミングアンプ完了後に開始さ
れることになる。
(C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の画像形成装置では電源がオンされ
たのちにシート加熱装置が、画像の定着や発色反応の促
進に必要な所定温度まで完全に上昇したのちに画像形成
動作の開始可能状態を表示するようにしていたため、シ
ート加熱装置が所定温度に達したのちでなければ画像形
成動作が開始されず、電源がオンされたのち最初の画像
形成作業が終了するまでに長時間を必要とする問題があ
った。
特に、無色染料および光硬化材料を内包した感光性マイ
クロカプセルをコーティングした光受容シートと、無色
染料を発色させる現像材料などをコーティングした受像
シートとを用いた画像形成方法では、光受容シートの感
光性マイクロカプセルに十分な光量の光を配光するため
に、光学系の走査速度が極めて遅くされており露光工程
に長時間を必要とするため、ウオーミングアツプが完全
に終了するまでの間の待機時間が加算されるごとによる
画像形成作業の遅延は特に大きな問題となる。加えて、
上記画像形成シートを用いた画像形成装置では、露光工
程41(、こおける最適露光速度と加圧転写工程中にお
ける最適発色速度との両方を満足さ一部るために、露光
工程において繰り出された光受容シートを装置内に一時
貯留し、加圧転写工程において貯留された光受容シート
を受像シートとともに搬送し、露光工程と加圧転写工程
とを個別に実行することが考えられている。このように
画像形成動作において露光工程と加圧転写工程とを個別
に行うごとどすると、電源がオンされた後に最初の画像
形成作業が終了するまでの時間かさらに長時間化する。
この発明の目的は、シートの先端がシー1加熱装置に達
するまでの画像形成動作の一部または全部をウオーミン
グアツプと並行して実行することにより、電源がオンさ
れた後に最初の画像形成作業が終了までの時間を短縮す
ることができる画像形成装置のシート加熱装置制御方法
を提供することにある。
(d1課題を解決するための手段 この発明の画像形成装置のシート加熱装置制御方法は、
電源かオンされたときに、シート加熱装置の温度を所定
温度まで上昇するウオーミングアンプを開始する画像形
成装置のシート加熱装置制?ffH方法において、 電源がオンされたのち、ウオーミングアンプに必要な時
間から画像形成動作の開始後にシートの先端がシート加
熱装置に達するまでの時間の一部または全部を差し引い
た時間が経過したときに、画像形成動作の開始可能状態
を表示することを特徴とする。
例えば、第1図に示す構成を有する複写機では、電源が
オンされたのちヒータ駆動手段によってシート加熱装置
が有するヒータが駆動され、ウオーミングアツプが開始
される。このウオーミングアツプに必要な時間tcはウ
オーミングアツプ時間発生手段により設定される。一方
、シート搬送時間発生手段により所定時間t rsが設
定される。
タイマは電源がオンされたのちに時間tcから時間tn
を差し引いた時間を計時する。このタイマがタイムアン
プしたときレディランプを点灯して複写動作の開始可能
状態が表示される。シート搬送時間発生手段が設定する
所定時間tnは複写動作が開始されたのちに用紙力セン
トから給紙された用紙がシート加熱装置に達するまでの
時間を最大とする時間である。
(81作用 この発明においては、第2図に示すように、電源がオン
されたのちウオーミングアツプが完了するまでの時間t
cから所定時間tnを差し引いた時間が経過したときに
レディランプの点灯などにより画像形成動作の開始可能
状態が表示される。
したがって、画像形成動作の開始可能状態が表示された
のち、オペレータにより直ちに画像形成動作が開始され
ると、画像形成動作の一部はウオーミングアツプと並行
して実行される。この所定時間tnは画像形成動作の開
始後にシートの先端がシート加熱装置に達するまでの時
間を最大時間として決定されるため、画像形成動作の開
始可能状態が表示されたのち直ちに画像形成動作が開始
された場合にも、その画像形成動作において搬送された
シートの先端がシート加熱装置に達したときにシート加
熱装置のウオーミングアンプは完了する。これらのこと
から、画像形成動作の開始可能状態が表示されたのち直
ちに画像形成動作を開始すると、画像形成動作の一部が
ウオーミングアツプ中に実行され、ウオーミングアツプ
完了後には画像形成動作の残りの部分が実行されること
になる。
(f)実施例 以下にこの発明の実施例を複写機を例に挙げて説明する
第4図は、この発明の実施例である複写機の構成を示す
正面断面の略図である。
複写機本体21の上面には硬質透明ガラス体を素材とし
て形成された原稿台29が設けられている。この原稿台
29の下方には、コピーランプ23、ミラー24〜27
およびレンズ28により構成された光学系装置22が備
えられている。この光学系装置22のうちコピーランプ
23およびミラー24〜26はミラーベース61.62
に搭載されており、原稿台29の下面を矢印GおよびI
]力方向移動して原稿台29上に載置された原稿の画像
を走査する。複写機本体21の内部中央部には一対の圧
力ローラ32,3.3により構成された加圧装置31が
備えられている。この加圧装置31の左側には供給軸3
5に巻回されたロールシート状の光受容シート3・1が
収納されている。この光受容シート34はローラ37〜
39および移動ローラ78により露光位置90を介して
上下の圧力ローラ32,33が当接する圧力転写位置8
0に導かれる。この圧力転写位置80において上下の圧
力ローラ32,33は70〜100 kg/cm程度の
線圧力で当接している。光受容シート34は圧力転写位
置80を通過したのち巻取軸36に巻き取られる。また
、露光位置90と圧力転写位置80との間には、移動ロ
ーラ78が矢印IおよびJ方向に往復移動可能にして備
えられている。
複写機本体21の一方の側面には用紙カセット42.4
3が装着されている。この用紙カセット42.43には
それぞれ異なるサイスに裁断されたカットシート状の受
像シート46a、46bが収納されている。この受像シ
ート46a  (46b)は給紙ローラ44.45の何
れかによりレジストローラ51に一枚づつ給送される。
こののち受像シート=16a(46b)はレジストロー
ラ51の回転により圧力転写位置80に導かれる。
圧力転写位置80を通過した受像シー1−46 a(4
6b)は搬送ベルト53によりシート加熱装置101に
搬送される。このシート加熱装置101はヒートローラ
102およびローラ103に張架されたヒートベルト1
04と、このヒートベルト104を介してヒートローラ
102に当接するローラ105とにより構成されている
。このヒートベルト104とローラ105との間を受像
シート46a  (46b)が通過する。ヒートローラ
102の内部にはヒータランプ106が備えられており
、このヒータランプ106の駆動によりヒトローラ10
2を介してヒートヘルド104を加熱する。このように
構成されたシート加熱装置101を通過した受像シート
46a(46b)は排紙ローラ56により排紙トレイ5
7上にIJF出される。
複写機本体21にはメインモータM1および光学系モー
タM2が備えられている。メインモータM1の回転はク
ラッチCL、′F2により上側の圧力ローラ32、クラ
ッチCLT3により給1゛氏ローラ44.45、クラッ
チCLT’4により巻取軸3G、およびクラッチCL’
r5によりレジストローラ51にそれぞれ供給される。
このほかにも搬送ヘルド53 、排紙し1−ラ56およ
びヒートローラ102などにもモータMlから駆動力が
供給される。光学系モータM2は正逆両方向に回転し、
ミラーベース61.62に矢印GおよびH方向の移動時
における駆動力を供給する。
複写機本体21の内部の適所にはセンサSl〜S5のそ
れぞれが備えられている。センサSl。
S2は後述する移動ローラ78を検出する。センサS3
.S4はそれぞれレジストローラ51の近傍および搬送
ベルト53の位置において受像シート46 a  (4
6b)を検出する。センサS5はイニシャル位置におけ
るミラーベース61.62を検出する。
第3図は、上記複写機の移動ローラ近傍を示す要部の斜
視図である。
移動ローラ78はガイド11に軸支されている。このガ
イド11の一方の端部には軸受部11aが形成されてお
り、この軸受部11aに複写機本体21に固定された支
持棒12が嵌入する。したがって、ガイド11の軸受部
11aは支持棒12の周面をその長手方向に摺動する。
この支持棒12の長手方向は、第3図に示した矢印■お
よびJ方向に一致する。また、ガイド11の他端にはプ
ーリ13が軸支されており、ワイヤ14aおよび14b
の間を回転する。ガイド11の中間部にはワイヤ17の
一端が固定されている。このワイヤ17は巻取ローラ1
5に巻回されている。巻取ローラ15は、複写機本体2
1の図外のフレームに回転自在にされた軸16に固定さ
れている。
以上の+7.S成により軸16が矢印へ方向に回転する
と、巻取ローラエ5も同様に矢印A方向に回転する。こ
の巻取ローラ15の回転がワイヤ17を介してガイド1
1に伝達され、ガイド11は矢印1方向に移動する。第
4図に示すように矢印1方向の移動は複写機本体21の
内部において右上方への移動であるため、軸16の回転
が停止され圧力ローラ32.33が回転すると、光受容
シート3 =1は矢印、J方向に引かれ、ガイド11は
移動ローラ78とともに矢印J方向に移動する。このと
きガイド11の移動はワイヤ17を介して巻取lコーラ
15および軸16に伝達され、輔16は矢印B方向に回
転する。
第5図は、上記複写機が有する移動ローラの駆動機構を
示す平面図である。
ワイヤ17を巻回する巻取ローラ15を固定した軸16
は、複写機本体21のフレーム10に軸支されている。
この軸16にはモータM3の回転がギア2〜7、クラッ
チCL ’1’ lおよびトルクリミッタ夕9を介して
伝達される。クラッチCLTIは電磁クラッチであり、
電圧が印加された際にギア6と係合してモータM3の回
転をギア7に伝達する。トルクリミッタ9は内部に図外
のワンウェイクラッチを備えており、軸16の第3図に
示す矢印B方向への回転についてその回転速度を一定値
以下に規制する。この軸16の矢印B方向の回転はギア
2〜7を介して伝達されるモータM3の回転とは逆方向
の回転である。
以上の構成によりモータM3が回転し、電磁クラッチC
LTIが駆動されると、モータM3の回転はギア2〜7
を介して輔16に伝達される。これによって軸16は第
3図に示す矢印A方向に回転し、巻取ローラ15も矢印
A方向に回転する。
この回転によってガイド11は移動ローラ78とともに
矢印■方向に移動する。このガイド11および移動ロー
ラ78の矢印■方向の移動速度は、露光位置90におけ
る光受容シート34の最適露光速度にされている。電磁
クラッチCLT1の駆動が停止されると、移動ローラ7
8およびガイド11は圧力ローラ32,33の回転によ
り矢印J方向に移動する。このとき軸16は矢印B方向
にトルクリミッタ9によって規定される回転速度で回転
する。したがって、移動ローラ78およびガイド11は
トルクリミッタ9により規定される速度によって矢印J
方向に移動する。トルクリミッタ9が規定する回転速度
は、圧力転写位置80での受像シート4 G a  (
46b)における無色染料の最適発色速度に対応する速
度にされており、光受容シート34は圧力転写位置80
を受像シーI・46 a  (46b)とともに最適発
色速度で通過する。
第6図は、上記複写機か有する供給軸35に備えられた
ロック機構の構成を示す図である。
巻取軸35の一端にはラチェットホイール111が固定
されている。このラチェットホイール111には支点1
13により本体側に回転自在にされたラチェツト爪11
2が係合する。ラチェツト爪112の一端には他端を図
外のフレームに係止したスプリング114の一端が係止
されており、同様にソレノイドSQL 1のアクチュエ
ータ115が係合している。ソレノイドSQL 1が駆
動されてい゛ない状態では、スプリング114の弾性力
によりラチェツト爪112は支点113を中心に矢印F
方向に付勢されており、ラチェットホイールillに噛
み合うことによってラチェットホイール111および供
給軸35の回転を規制している。ソレノイド5OLIが
駆動されるとアクチュエータ115は矢印C方向に移動
し、ラチェツト爪112は支点113を中心に矢印E方
向に回転する。これによってラチェツト爪112はラチ
ェットホイール111との保合状態を解除し、ラチェッ
トホイール111および供給軸35は回転可能になる。
第7図は、上記複写機の制御部の要部のブロック図であ
る。
メインCPU (M−CPU)121にはI10インタ
ーフェイス124を介してモータドライバ125.12
6、ランプドライバ127、ヒータドライバ128、ク
ラッチドライバ129〜132およびソレノイドドライ
バ133が接続されている。また、M−CPU121に
はilo・インターフェイス124からセンサS1〜S
5のオン/オフデータが入力される。M−CPU 12
1はitOM122に予め記憶されたプログラムに従っ
てセンサS1〜S5のオン/オフ状態に応じた制御デー
タを各ドライバに出力する。RAM123の所定のメモ
リエリアがこのときのワーキングエリアに割り当てられ
ている。MCPU121から出力される制御データにし
たがって、モータドライバ125.126はそれぞれメ
インモータM1およびモータM3を駆動制御し、ランプ
ドライバ127およびヒータドライバ128はそれぞれ
コピーランプ23およびヒータランプ106を駆動する
。また、クラッチドライバ129〜132は同様にクラ
ッチCL i’ l〜CLT4を駆動制御し、ソレノイ
ドドライバ133はソレノイド5QL1を駆動する。
M−CPUI 21にはシリアルインターフェイス14
6を介してスレーブCPU (S−CPU)141が接
続されている。この5−CPUI 41にはROM14
2およびRAM143が接続されており、光学系装置2
2の制御部を構成している。5−CPU141はM−C
PUI 21がら送られた複写倍率データおよび画像モ
ードデータに従ってI10インターフェイス144がら
モータドライバ145に制御データを出力する。この制
御データC,″従ってモータドライバ145は光学系モ
ータM2を所定の速度で駆動する。
第8図および第9図は、上記複写機の制御部の処理手順
を示すフローチャートである。
複写機本体21に電源が投入されると、ヒートベルト1
04が所定温度に達するまでヒータランプ106を駆動
するウオーミングアツプが実行される。ヒートベルト1
04は受像シート46a (46b)が通過する際にこ
れを加熱し、受像シート46a (46b)上における
無色染料の発色反応を促進するとともに、受像シート4
6a (46b)上にコーティングされた熱可塑性樹脂
を溶融し画像に光沢を与える。従って、ヒートベルl−
104は受像シー146a(46b)が通過する際には
熱可塑性樹脂を溶融可能な温度まで達していなければな
らない。このウオーミングアンプ処理が本実施例の特徴
部であり、後述するようにヒートベルト104が受像シ
ート46 a  (46b)の熱可塑性樹脂を溶融可能
な温度に達する前のウオーミングアンプ中にプリントス
イッチを艮作可能なレディ状態となる。レディ状態にな
ってプリントスイッチの操作を待機する(n2)。この
レディ状態でプリントスイッチが代作されると、コピー
ランプ23、光学系モータM2、モータM3、クラッチ
CLTIおよびソレノイド5OLIを駆動する。これに
よって光学系装置22のミラーベース61.62は原稿
台29の下面を矢印G方向に移動するとともに、移動ロ
ーラ78は矢印1方1i+J lこ移動する。ソレノイ
ドSQL 1が駆動されることによって供給軸35は回
転可能になり、移動、ローラ78の矢印1方向の移動に
よって受像シート34が繰り出される。このとき、光受
像シート34は露光位置90を最適露光速度で通過する
この露光位置90には光学系装置22からコピーランプ
23の原稿からの反射光が図中−点鎖線で示すように配
光され、光受容シート34には選択的硬化像が形成され
る。この間にメインモータM1およびクラッチCLT3
が島区動され(n3.n9)、受像シート46a(46
b)が給紙ローラ44または45によりセンサS3がオ
ンするまでレジス1−ローラ5L方向に給客氏される(
nlO。
n11)。これによって受像シート46a(46b)は
先端部をレジストローラ51に当接した状態で停止する
。第10図において時間ta〜tcで示す上記n2〜n
12の露光工程の間に供給軸35から操り出された光受
容シー1−34は移動ローラ78の移動により露光位置
90と圧力転写位置80との間で貯留される。
ミラーベース62が原稿の終端に達すると(n12)、
コピーランプ23をオフするとともに(n13)、光学
系モータM2を逆転する。これによってミラーベース6
1.62は原稿台29の下面を矢印11方向に移動し、
イニシャル位置に復す6:する。ミラーベース61.6
2がイニシャル位置に復帰しセンサS5がオンすると(
n15)、光学系モータM2、モータM3、クラッチC
LTIおよびソレノイドSOL 1をオフしくn16〜
n19)、さらにクラッチCLT2,4.5を駆動する
(n20〜口22)。これによって移動ローラ78に矢
印1方向の駆動力が供給されなくなり、圧力ローラ32
,33および巻取軸36が回転を開始する。さらにレジ
ストローラ51にも回転力が供給され、受像シート46
a  (46b)は圧力転写位置80にm8かれる。ま
た、ソレノイI” S○L1がオフされることによって
供給軸35の回転が規制される。以上の動作により圧力
ローラ32.33および巻取M36の回転により、露光
位置90と圧力転写位置80.との間に貯留された光受
容シート34は移動ローラ78の矢印J方向の移動によ
り圧力転写位置80を経由して巻取軸36に巻き取られ
る。このとき、前述のように移動ローラ78の矢印J方
向の移動速度は受像シート46a(=16b)における
無色染料の最適発色速度以下になるようにされており、
圧力ローラ32533が最適発色速度の周速で回転する
ため、光受容シート34は受像シート46 a  (4
6b)とともに最適発色速度で圧力転写位置80を通過
する。このとき、クラッチCLT5の駆動タイミングは
、圧力転写位置80において光受容シート34上に形成
された選択的硬化像の先端部に受像シー h lI 6
 a  (IL 6 b )の前端部が一致するように
されている。上記口Y3〜n22の処理が第10図にお
いて時間tb〜tdで示される圧力転写工程である。
移動ローラ78がイニシャル位置に復帰し、センサS2
がこれを検出すると(n23)、クラッチCLT5をオ
フするとともに(n24)、ソレノイドSQL 1を駆
動する(n25)。これによって供給軸35は再び回転
自在にされる。こののち受像シート116a(46b)
の後端部がセンサS4を通過しこれがオフすると(n2
6)、クラッチCLT2,4およびソレノイドSOL 
Lをオフする(028〜n29)。上記n23〜n29
の処理は第10図において時間td〜teで示される。
移動ローラ78がイニシャル位置に達したのち受イ象シ
ート46 a  (46b)がセンサS4を1j11過
するまでの間においてソレノイドSQL 1が駆動され
るため、受像シート46a(46b)が圧力転写位置8
0を完全に通過するまで光受容シート34も供給される
。こののち受像シート46a(46b)が外部に排出さ
れるとメインモータMlをオフしてrI’lに戻る(n
 30)。
第9図は、第8図に示ずnlのウオーミングアンプ処理
における処理手順を詳細に示している。
複写機本体21に電源が投入されたのち、RAM123
のメモリエリアM A 1に割り当てられているタイマ
Lを起動する(n31)。ついでヒータランプ106を
オンしくn32)、タイマもが予め設定されている原稿
・す゛イズに対応する時間t1〜L4を計時するのを待
機する(033〜n39)。この時間t1〜t4は第1
図のウオーミングアツプ時間発生手段で発生する時間t
cとシート搬送時間発生手段で発生する時間tnとの差
(・tc−tn)に相当する。なお、時間tnは原稿サ
イズによって異なる値をとる。ヒータランプ106の駆
動によるヒートベルト104の温度上昇はサーミスタ1
07により検出される。ヒートベルト1.04の温度は
第9図に示すように常温状態から時間経過とともに上昇
し、電源投入後時間tc経過後に受像シート46 a 
 (46b)にコーティングされた熱可塑性樹脂を溶融
可能な所定温度TCに達し、以後この所定温度TCを維
持するようにヒータランプ106が駆動制御される。
一方、n33〜n39では、電源投入後に原稿のサイズ
に応じた上記時間t+−Laが経過した際に操作パネル
のレディランプを点灯し、複写作業の実行を受は付ける
。ここにおいて、それぞれの時間には、t、<t、<t
3 <t4<tcの関係が成り立つ。この時間t、xt
4を設定する場合(tc−tnとして求めて設定する場
合)、例えばA3サイズの複写画像を形成する際には、
露光工程に必要な時間を、ヒートベルト104が所定温
度−[’Cまで上昇するに必要な所定時間tcから減じ
た時間がtlとして設定される。
n34.n36.n38.n39で複写画像サイズに応
じた時間が経過したのちレディランプを点灯して複写作
業の実行を受付け(n40)、n2においてプリントス
イッチが操作されると、レディランプを消灯して(n4
2)、第8図に示す複写プロセスを実行する。
以上のようにしてこの実施例によれば、複写殿本体21
に電源が投入されたのち、複写画像サイズに応じた時間
(露光工程に必要な時間をウオーミングアツプに必要な
時間から減じた時間)か経過したのらにレディランプが
点灯し、複写動作が開始可能になる。したがって、レデ
ィランプ点灯直後にプリントス・インチを操作して複写
プロセスを実行すると、第10図に示す時間t a −
= t cの間の露光工程がシート加熱装置101のつ
A−ミングアソプどともに実行される。そして、シート
加熱装置のウオーミングアンプは露光工程とほぼ同時に
終了し、シー[・加熱装置101のヒート−’、ルト1
04が所定温度Tcに達したのちに圧力転写工程が実行
される。したがって、電源投入後直ちに複写プロセスを
実行する際に、その作業時間を露光工程に必要な時間だ
け短縮することができる。
第12図は、この発明の別の実施例に係る複写機の制御
部の処理手順の一部を示すフローチャートである。
同図に示すように電源投入直後にヒータランプ106を
駆動しくn51)、サーミスタ107の検出温度が複写
画像サイズに応じた温度T、−T。
になったときレディランプを点灯する(n52〜n59
)。ここにおいて各温度T1〜T4は第11図において
それぞれ1.−14時の温度であり、T、’<T2<T
、<’r4の関係が成り立つ。したがって、複写機本体
21に電源が投入されたのち、ウオーミングアツプに必
要な時間から露光工程に必要な時間を減じた時間が経過
したときに複写作業の動作開始が可能になる。
以上のようにしてこの実施例によれば、例えばA3サイ
ズの複写画像を形成する場合には、電源投入後ヒート−
、ルI−LO4か温度TIに達した際にレディランプが
点灯し、複写作業動作の開始可能状態となる。このとき
直ちにプリント・スイッチを操作し複写作業を開始する
と、移動ローラ78が矢印1方向に移動する露光工程中
にヒートベルト1011が温度T、から所定温度Tcま
で上昇する。これによってヒートベルト104が所定温
度Tcに達した状態で圧力転写工程を実行することがで
きる。したがって、この実施例においても露光工程をウ
オーミングアンプと並行して実行することができ、電源
投入後における複写作業時間を露光工程弁だけ短縮でき
る。
なお、以上の実施例では露光工程終了後にちょうどヒー
トベルl−104の温度が所定温度Tcに達するよ)な
制御を行うようにしているが、受像シート46a(46
b)の先端がヒートヘルドlO4に達するときにちょう
ど所定温度Tcに達するようにレディ状態を表示するタ
イミングに制御することもできる。このような制御では
コピー時間をより短縮できる。
また、電源投入後にサーミスタ107の検出温度をチエ
ツクし、設定されている複写作業の露光工程中に受ける
ヒートベルl−104の上昇温度を下回る場合には直ち
にレディランプを点灯するようにしてもよい。さらに、
電源投入後のプリントスイッチの操作待機中にヒートベ
ルトを温度Tc以下の中間温度で保温するようにした場
合であっても、その中間温度から温度Tcまで上昇させ
る間に露光工程を実行させるようにしてもよい。加えて
、ウオーミングアツプ中に複写作業に必要なデータの設
定入力およびプリントスイッチの操作を受付けてこれを
記憶しておき、レディ状態になったときに記憶内容に従
って直しに複写動作を開始するようにしてもよい。また
、複写機以外の画像形成装置についてもこの発明を同様
に実施できることは言うまでもない。
(g1発明の効果 この発明によれば、電源投入後ウオーミングアンプ実行
中に画像形成動作の開始可能状態が表示され、この表示
後直しに画像形成動作を開始すると、画像形成動作の一
部がウオーミングアンプと並行して実行され、電源投入
後最初の画像形成作業が終了するまでの時間を短縮する
ことができ、徨働効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明が実施される複写機の構
成およびこの発明の作用を示す図、第3図はこの発明の
画像形成装置のシート加熱装置制御方法を用いた複写機
にbluえられるローラ移動機構の斜視図、第4図は同
複写機の正面断面の略図、第5図は同複写機に備えられ
たローラ移動機構の要部の構成を示す平面図、第6図は
同複写機の供給軸に備えられたロック機構の構成を示す
図、第7図は同複写機の制御部の要部を示すブロック図
、第8図および第9図は同制御部の処理手順を示すフロ
ーチャート、第10図は同複写機における各装置のタイ
ミングチャート、第11図はヒートローラの温度上昇と
時間経過との関係を示す図である。また、第12図はこ
の発明の別の実施例に係る複写機の制御部の処理手順の
一部を示すフローチャートである。 室1図 レゾ1ランフ ッ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電源がオンされたときに、シート加熱装置の温度
    を所定温度まで上昇するウォーミングアップを開始する
    画像形成装置のシート加熱装置制御方法において、 電源がオンされたのち、ウォーミングアップに必要な時
    間から画像形成動作の開始後にシートの先端がシート加
    熱装置に達するまでの時間の一部または全部を差し引い
    た時間が経過したときに、画像形成動作の開始可能状態
    を表示することを特徴とする画像形成装置のシート加熱
    装置制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5426494A (en) * 1992-09-18 1995-06-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electrophotographic device and method for shortening a print time

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5426494A (en) * 1992-09-18 1995-06-20 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electrophotographic device and method for shortening a print time

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