JPH0212184Y2 - - Google Patents

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JPH0212184Y2
JPH0212184Y2 JP1983075819U JP7581983U JPH0212184Y2 JP H0212184 Y2 JPH0212184 Y2 JP H0212184Y2 JP 1983075819 U JP1983075819 U JP 1983075819U JP 7581983 U JP7581983 U JP 7581983U JP H0212184 Y2 JPH0212184 Y2 JP H0212184Y2
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JP1983075819U
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JPS59181019U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、箱の内側が複数の部分に区画される
ように中仕切を設けた中仕切付紙箱に関し、箱内
に2列多数行の仕切片を備え、偏平な物品を仕切
り収納するに便利な中仕切付紙箱であつて、然も
簡潔な構造で、折目貼着加工し易く、立起こし組
み立てが容易な紙箱を提供するものである。
箱の内側を複数部分に区画するように中仕切を
設けた紙箱としては、例えば実開昭55−27679号
公報に記載されているような、多数の仕切壁を箱
本体に連設し、箱の組み立てと同時に中仕切を完
成させるようにしたものである。しかしながら、
このような多数の仕切り壁を形成してあるため
に、箱を起こす際に総ての仕切壁が完全に起きな
い場合があり、その後工程の内容物の充填作業に
支障をきたしていた。
本願の中仕切付紙箱は、多数の仕切片を形成し
た中仕切形成パネルの下方部分を貼着部とし、か
つ中仕切形成パネルの上方に糊着片を連設してい
るので、各パネルに貼り合せられた仕切片は、こ
れら貼着部と糊着片とによつて強固に支持されて
おり、従つて、各仕切片は、折りぐせが形成され
ていなくてもバランス良く起こされ、内容物を収
納するまでの間、所定の空間を確実に保持できる
ものである。
(従来の技術) 箱の内側が複数の部分に区画されるように中仕
切を形成した紙箱は従来より種々提案されてい
る。
それらの内で、薬ビンやドリンクビンを収納す
るための箱は、各区画が断面正方形状に構成され
ているため、洋酒ビン等の偏平なビンを収納する
のには不適当であつた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、偏平な形状のビンを確実に収納する
ことができる中仕切付紙箱を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案の中仕切付紙箱は、第1図に示
すように前面パネル8と、その左右に形成した側
面パネル9,9と、片方の側面パネル9の側部に
形成した後面パネル7と、該後面パネル7の側部
に形成した側面パネル9の1/2の巾の接続パネル
11と、該接続パネル11の側部に形成した中間
仕切パネル6と、前記後面パネル7の上側に形成
した上面パネル10と、後面パネル7と前面パネ
ル8の下側にそれぞれ形成した底面形成パネル1
2,12と、側面パネル9,9の上下に各々形成
した上面フラツプ9a,9aおよび底面フラツプ
12a,12aと、中間仕切パネル6及び前面パ
ネル8の上側にそれぞれ折目a及び折目a′を介し
て形成した中仕切形成パネル1a及び1bと、中
仕切形成パネル1a及び1bの上側に折目b及び
b′を介して形成した糊着片4,4と、中仕切形成
パネル1a,1bの下方部分に形成した貼着部
1′,1′と、中仕切形成パネル1a,1bの折目
b,b′と貼着部1′との間に、相対して等間隔に
形成した複数の同形の斜め切目cと、中仕切形成
パネル1a,1bの左端から貼着部1′の上側に
沿つて切込c′を刻設して中仕切形成パネルの中間
に形成した帯状糊着部2a,2aと、中仕切形成
パネルの帯状糊着部以外の部分に形成し、各々上
下一対の前記切目cの外側端部及び仕切c′から折
目a,a′に対して直角に結ぶ等間隔の各々の折目
dと、該折目dに平行に適宜間隔Pを設け、前記
各々一対の切目cとその内側にある他の切目cの
端部及び中仕切形成パネル1a,1bのそれぞれ
右端の一対の切目cの内側を折目a,a′に対して
直角に結ぶ等間隔の各々の折目d′とを刻設して形
成した糊着部2,2と、縦仕切片3,3および折
目d′を介して中仕切形成パネル1a,1bの端部
に形成した接続パネル11と同巾の糊着片5とか
ら構成されるものであり、その組み立て方法は、
第2図および第3図に示すように糊付片4を折目
bを介して中仕切形成パネル1aに重ね更に中仕
切形成パネル1aを折目aを介して中間仕切パネ
ル6に重ね、中仕切形成パネル1aの下端の貼着
部1′と糊着部4とをそれぞれ中間仕切パネル6
に貼着し、次いで折目fを介して中間仕切パネル
6を接続パネル11を後面パネル7と側面パネル
9の上に折り重ね、糊着部2と貼着片5を後面パ
ネル7に貼着し、更に糊着片4を折目b′を介して
中仕切形成パネル1bに重ね、更に中仕切形成パ
ネル1bを折目a′を介して前面パネル8に重ね、
中仕切形成パネル1bの下端の貼着部1′と糊着
片4とをそれぞれ前面パネル8に貼着し、次いで
折目hを介して前面パネル8と側面パネル9を中
間仕切パネル6の上に折り重ね、中仕切形成パネ
ル1bの糊着部2と貼着片5を中間仕切パネル6
に貼着し、更に接続パネル11と側面パネル9と
を貼着し、各仕切り切片3を箱内に立て起こし可
能に形成するものである。
次いで第4図に示すように、側面パネル9,9
を後面パネル7に対して直角に折り立てて、中仕
切形成パネル1a、及び中仕切形成パネル1bの
それぞれの糊着部2及び貼着片5は各々後面パネ
ル7側と前面パネル8側とに固定され、各々の縦
仕切片3が両パネル7,8に対して直角に立起さ
れる。このように組み立てた紙箱の底面フラツプ
12a,12a及び底面形成パネル12,12を
それぞれ内側に折り曲げて、底面形成パネル1
2,12の重ね合せ面を貼着して本考案の紙箱が
完成され、包装すべき内容物を仕切内に入れた
後、折目jより折り曲げて上面パネル10及び差
込みフラツプ10aにより施封する。
本考案の中仕切付紙箱は、中仕切形成パネル1
a,1bにそれぞれ糊着部2の上下に仕切片3を
設け、各々の仕切片3の長さに対して区画単位毎
の間隔を広くとつてあり、中仕切形成パネル1
a,1bの糊着部2を該パネル内部に設け、それ
ぞれ後面パネル7と中間仕切パネル6に糊着けし
てあるため、仕切片3を円滑に立て起こすことが
でき、各々の仕切片3は中間仕切パネル6をはさ
んで、両側に2列に、きれいに立て起こすことが
でき、形成される各々の仕切片3は、中間仕切パ
ネル6と後面パネル7及び前面パネル8とによつ
て確実に保持される。
(作用) 本考案の中仕切付紙箱は、折目dおよび折目
d′によつて区切られた糊着部2と縦仕切片3で囲
まれる収納部が、断面長方形となるので、洋酒ビ
ンのような偏平なビンを確実に収納できるもので
ある。
(考案の効果) 本考案の中仕切付紙箱は、折畳筒状に折曲貼着
した後、立て起こして組み立て形成する製函し易
い構造になつているたけでなく、縦仕切片を上下
複数段に形成し、その縦仕切片の間に糊着部を設
け、この糊着部を各々所定のパネルに糊着するの
で、この糊着部の存在によつて糊着部の上下にあ
る縦仕切片は折りぐせがなくても無理なくバラン
スよく立て起こされ、従来のように製函不良を起
こすことなく円滑に製函されるのである。然も糊
着片と糊着部の間に前記縦仕切片の糊着部が存在
するので、中仕切と箱本体とは一層強固に固着さ
れ、中仕切付紙箱自体の強度を一層強固なものと
している。又複数段に縦仕切片を形成したので、
縦仕切片の強度が大きくなり、深い箱にも十分適
用できる中仕切付紙箱とすることができるもので
あり、更にそれぞれ偏平な仕切により2列に整列
して物品を収納することができるなどの実用的価
値のあるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案紙箱の展開図、第2図及び第
3図は、本考案紙箱の組み立て方を説明する斜視
図、第4図は、本考案紙箱の組立完成斜視図であ
る。 1a,1b……中仕切形成パネル、2……糊着
部、3……縦仕切片、4……糊着片、5……貼着
片、6……中間仕切パネル、7……後面パネル、
8……前面パネル、9……側面パネル、10……
上面パネル、11……接続パネル、12……底面
形成パネル、a,a′,b,b′……折目、c……切
目、d,d′……仕切片の折目、e〜m……折目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面パネル8、その左右に形成した側面パネル
    9,9、片方の側面パネル9の側部に形成した後
    面パネル7、該後面パネル7の側部に形成した側
    面パネル9の1/2の巾の接続パネル11、該接続
    パネル11の側部に形成した中間仕切パネル6、
    前記後面パネル7の上側に形成した上面パネル1
    0、後面パネル7と前面パネル8の下側にそれぞ
    れ形成した底面形成パネル12,12、側面パネ
    ル9,9の上下に各々形成した上面フラツプ9
    a,9a底面フラツプ12a,12a、中間仕切
    パネル6及び前面パネル8の上側にそれぞれ折目
    a及び折目a′を介して形成した中仕切形成パネル
    1a及び1b、中仕切形成パネル1a及び1bの
    上側に折目b及びb′を介して形成した糊着片4,
    4、中仕切形成パネル1a,1bの下方部分に形
    成した貼着部1′,1′、中仕切形成パネル1a,
    1bの折目b,b′と貼着部1′との間に、相対し
    て等間隔に形成した複数の同形の斜め切目c、中
    仕切形成パネル1a,1bの左端から貼着部1′
    の上側に沿つて切込c′を刻設して中仕切形成パネ
    ルの中間に形成した帯状糊着部2a,2a、中仕
    切形成パネルの帯状糊着部以外の部分に形成し、
    各々上下一対の前記切目cの外側端部及び仕切
    c′から折目a,a′に対して直角に結ぶ等間隔の
    各々の折目dと、該折目dに平行に適宜間隔Pを
    設け、前記各々一対の切目cとその内側にある他
    の切目cの端部及び中仕切形成パネル1a,1b
    のそれぞれ右端の一対の切目cの内側を折目a,
    a′に対して直角に結ぶ等間隔の各々の折目d′とを
    刻設して形成した糊着部2,2、縦仕切片3,
    3、および折目d′を介して中仕切形成パネル1
    a,1bの端部に形成した接続パネル11と同巾
    の糊着片5とから構成され、糊着片4を折目bを
    介して中仕切形成パネル1aに重ね、更に中仕切
    形成パネル1aを折目aを介して中間仕切形成パ
    ネル6に重ね、中仕切形成パネル1aの下端の貼
    着部1′と糊着片4とをそれぞれ中間仕切形成パ
    ネル6に貼着し、次いで折目fをを介して中間仕
    切形成パネル6と接続パネル11を後面パネル7
    と側面パネル9の上に折り重ね、糊着部2と貼着
    片5を後面パネル7に貼着し、更に糊着片4を折
    目b′を介して中仕切形成パネル1bに重ね、更に
    中仕切形成パネル1bを折目a′を介して前面パネ
    ル8に重ね、中仕切形成パネル1bの下端の貼着
    部1′と糊着片4とをそれぞれ前面パネル8に粘
    着し、次いで折目hを介して前面パネル8と側面
    パネル9を中間仕切形成パネル6の上に折り重
    ね、中間仕切形成パネル1bの糊着部2と貼着片
    5を中仕切形成パネル6に貼着し、更に接続パネ
    ル11と側面パネル9とを貼着し、各仕切片3を
    箱内に立て起こし可能に形成したことを特徴とす
    る中仕切付紙箱。
JP7581983U 1983-05-20 1983-05-20 中間仕切付紙箱 Granted JPS59181019U (ja)

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JP7581983U JPS59181019U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 中間仕切付紙箱

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JP7581983U JPS59181019U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 中間仕切付紙箱

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JPS59181019U JPS59181019U (ja) 1984-12-03
JPH0212184Y2 true JPH0212184Y2 (ja) 1990-04-05

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ID=30205878

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US2943763A (en) * 1958-01-22 1960-07-05 Unipak Cartons Ltd Cartons
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JPS5527679B2 (ja) * 1976-06-15 1980-07-22

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