JPH0212047Y2 - - Google Patents

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JPH0212047Y2
JPH0212047Y2 JP12523485U JP12523485U JPH0212047Y2 JP H0212047 Y2 JPH0212047 Y2 JP H0212047Y2 JP 12523485 U JP12523485 U JP 12523485U JP 12523485 U JP12523485 U JP 12523485U JP H0212047 Y2 JPH0212047 Y2 JP H0212047Y2
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JP
Japan
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plate
cylinder device
plates
support
workpiece
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JP12523485U
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、工作物の組付ラインに用いられる汎
用治具装置に関するものである。
<従来の技術> 例えば、自動車のボデーの組立ラインにおいて
は、ボデーの所要各部を支持する治具がラインに
沿つて設置されている。従来の治具は第10図で
示すように、基台1に、先端にワーク支持部3を
有するプレート2を軸4により起倒旋回自在に装
架し、シリンダ装置5によつて前記プレート2を
回避位置Bワーク支持位置Aとに起倒旋回動する
構造である。
<考案が解決しようとする問題点> 自動車ボデーあるいはその他のものを1つの組
立ラインにて多種混合生産を行う場合、上記従来
の治具装置では、ワークの形状変更に対応するた
めに装置全体を交換する必要があり、そのために
相当な時間が掛かる。また、第11図で示すよう
に、多種ワークに対応するよう複数の治具装置
C,D,Eを必要なだけ並設することも考えられ
るが、並設寸法が大きくなり、限られたスペース
の中に設置可能な装置台数は少ないため、要求さ
れる種類のワークに対処することは困難であり、
また、各装置毎にプレートを起倒旋回させるシリ
ンダ装置を必要とし、流体圧力の配管、制御装置
等が複雑となると共に、高価な設備費を要する。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記従来の問題点を解決するため
に、基台に支持軸を水平な軸線方向に固設し、先
端に各種のワークに対応するワーク支持部をそれ
ぞれ備えた複数のプレートを前記支持軸に支持軸
線と直交する方向に起倒旋回自在に並列装架し、
前記複数のプレートの所望の1つを選択的に所定
位置に起倒旋回動する1つのシリンダ装置を備え
て成るものである。
<作用> 本考案は、1つのシリンダ装置が複数のプレー
トの中の必要な1つのプレート位置に選択移動さ
せるか、又は固定された1つのシリンダ装置に対
し、複数のプレート全体を移動し、必要な1つの
プレートをシリンダ装置と対応位置させ、シリン
ダ装置の作動によりプレートを起倒旋回動させる
ものである。
<実施例> 以下本考案の実施例を第1図乃至第9図に基づ
いて説明する。第1図乃至第4図において、10
は基台である。この基台10に支持軸11が水平
な軸線方向に固設されている。この支持軸11に
は、複数のアーム12が支持軸線と直交する方向
に起倒旋回自在に並列装架され、このそれぞれの
アーム12にプレート13がボルト等により着脱
交換可能に取り付けられている。このプレート1
3の先端には、第1図及び第5図で示すように、
各種のワーク形状に対応する形状のワーク支持部
14がイ,ロ,ハ,ニ……Nとそれぞれ異なる複
数種類で形成されている。また、このプレート1
3を備えたアーム12は垂直位置のワーク支持位
置Aと、水平位置の回避位置Bとの90度の旋回端
で規制されるよう、ワーク支持位置Aのストツパ
23と、回避位置Bのストツパ24が備えられて
いる。そして、各プレート13は通常は支持軸1
1の支点による重心によつ回避位置Bに倒れてい
る。
上記プレート13を起倒する手段は次の通りで
ある。基台10に支持軸11と平行な軸線でガイ
ド軸15と送りねじ軸16とを設け、これに移動
体18を装架する。送りねじ軸16の一端にはサ
ーボモータ17が、また他端にはエンコーダ25
が取付けられている。また、移動体18にはシリ
ンダ装置19が鉛直軸線方向にブラケツト26を
介して固設され、そのピストンロツド端には押動
部材20が固着され、押動部材20と一体のガイ
ドロツド21がブラケツト26に摺動自在に貫通
し、押動部材20を回り止めしている。一方、各
アーム12には、前記押動部材20と対応する当
接部22を有している。
上記構成の動作について説明する。サーボモー
タ17の作動により移動体18が移動し、エンコ
ーダ25によつて押動部材20が複数のアーム1
2の中の所要の1つに選択位置される。その後シ
リンダ装置19によつて押動部材20を下降動さ
せることにより、押動部材20はアーム12の当
接部22に当接して押動し、回避位置Bに倒れて
いるプレート13を起してワーク支持位置Aに直
立させ、その状態で押動部材20の押動を維持す
るものである。このようにして、並列装架された
複数のプレート13の中の1つが支持しようとす
るワークと対応して自動的に切換えられるのであ
る。
第6図乃至第9図は本考案の設計変更による他
の実施例である。第6図はシリンダ装置19が第
1図乃至第4図と同様に移動し、押動部材20の
上昇動によつてプレート13をワーク支持位置A
に直立させるものである。27はプレート13の
回避位置Bでのストツパを示す。第7図は第6図
の実施例において、シリンダ装置19を所定位置
に固定し、複数のアーム12を保持するブロツク
28をガイド軸15と送りねじ軸16とに装架さ
せ、ブロツク28の移動によりシリンダ装置19
に対し、所望のプレート13を割出し位置決めす
る構成である。
第8図及び第9図はシリンダ装置19を水平軸
線方向に配置したもので、第8図の場合は押動部
材20の前進動でプレート13を直立作動し、第
9図の場合は押動部材20の後退動でプレート1
3を直立作動する。第8図の29はプレート13
の水平位置のストツパ、第9図の30もプレート
13の水平位置のストツパである。
<考案の効果> 以上のように本考案によると、小スペース内に
集合的に起倒旋回自在に設けた各種のワークに対
応する複数のプレートを、1つのシリンダ装置に
より所望の1つのプレートを選択的に起倒旋回動
する構成であるから、数多くのワーク支持に対応
し、且つその切換も自動的に速やかに行われ、生
産性の向上が得られる。また、ワークの形状変更
の場合は、アームに対しプレートを脱着交換する
のみで装置全体の交換を不要とする。さらに、1
つのシリンダ装置で複数のプレートを起倒旋回作
動するため、流体圧の配管、制御機構が簡単とな
り、設備費も安価となる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の側面図、第2図は正面図、第
3図は第2図−線断面図、第4図は第1図
−線断面図、第5図はプレートの各種を示す
図、第6図,第7図,第8図及び第9図は本考案
の他の実施例を示す図、第10図及び第11図は
従来装置を示す図である。 10……基台、11……支持軸、12……アー
ム、13……プレート、14……ワーク支持部、
18……移動体、19……シリンダ装置、20…
…押動部材、22……当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台に支持軸を水平な軸線方向に固設し、先端
    に各種のワークに対応するワーク支持部をそれぞ
    れ備えた複数のプレートを前記支持軸に支持軸線
    と直交する方向に起倒旋回自在に並列装架し、前
    記複数のプレートの所望の1つを選択的に所定位
    置に起倒旋回動する1つのシリンダ装置を備えて
    成る汎用治具装置。
JP12523485U 1985-08-16 1985-08-16 Expired JPH0212047Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12523485U JPH0212047Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12523485U JPH0212047Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6235769U JPS6235769U (ja) 1987-03-03
JPH0212047Y2 true JPH0212047Y2 (ja) 1990-04-04

Family

ID=31017959

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JP12523485U Expired JPH0212047Y2 (ja) 1985-08-16 1985-08-16

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JPS6235769U (ja) 1987-03-03

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