JPH0212025Y2 - - Google Patents
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- JPH0212025Y2 JPH0212025Y2 JP1981194706U JP19470681U JPH0212025Y2 JP H0212025 Y2 JPH0212025 Y2 JP H0212025Y2 JP 1981194706 U JP1981194706 U JP 1981194706U JP 19470681 U JP19470681 U JP 19470681U JP H0212025 Y2 JPH0212025 Y2 JP H0212025Y2
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- JP
- Japan
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- speaker
- phase
- chuck device
- drive device
- chuck
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- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 230000018199 S phase Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Measuring Phase Differences (AREA)
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、スピーカ製造ラインにおいて、ター
ミナルへのリード線の半田付けやヨーク底面への
印刷等の工程に移る直前にパレツト上に伏せ置か
れたスピーカの位相方向を自動的に修正する装置
を提供するものである。
ミナルへのリード線の半田付けやヨーク底面への
印刷等の工程に移る直前にパレツト上に伏せ置か
れたスピーカの位相方向を自動的に修正する装置
を提供するものである。
従来、かかるスピーカの位相修正は人手に頼つ
て行なわれているので、作業能率が低いうえ、不
正確であり、不良品発生率が比較的高くなる欠点
があつた。
て行なわれているので、作業能率が低いうえ、不
正確であり、不良品発生率が比較的高くなる欠点
があつた。
本考案者は、かかる欠点を解消するためにスピ
ーカのフレームに貫設した取付ビス孔を基準にし
てスピーカの位相を自動修正することを着想した
が、この場合には、ターミナルベースの位置が直
角ないし反対にずれる修正誤まりが生じる欠点が
あることが分かつた。
ーカのフレームに貫設した取付ビス孔を基準にし
てスピーカの位相を自動修正することを着想した
が、この場合には、ターミナルベースの位置が直
角ないし反対にずれる修正誤まりが生じる欠点が
あることが分かつた。
本考案は、スピーカの位相修正がターミナルベ
ースの位相を修正するために行なわれるという根
本的な思想に思いを到し、上記諸欠点を解消する
ために、スピーカのターミナルベースを利用して
スピーカの位相を自動的に修正する装置を提供す
ることを目的とするものである。
ースの位相を修正するために行なわれるという根
本的な思想に思いを到し、上記諸欠点を解消する
ために、スピーカのターミナルベースを利用して
スピーカの位相を自動的に修正する装置を提供す
ることを目的とするものである。
以下、本考案の構成ないし作用を図示の実施例
を通して説明する。
を通して説明する。
第1図ないいし第3図は本考案の第1実施例を
示し、これは、パレツト1上に伏せ置かれたスピ
ーカ2を自動求心状に挾持するチヤツク装置3を
備え、このチヤツク装置3は昇降枠4を介して基
枠5に昇降並びに挾持中心軸心周りに回転可能に
支持する。
示し、これは、パレツト1上に伏せ置かれたスピ
ーカ2を自動求心状に挾持するチヤツク装置3を
備え、このチヤツク装置3は昇降枠4を介して基
枠5に昇降並びに挾持中心軸心周りに回転可能に
支持する。
基枠5の上部に支持したエアシリンダよりなる
昇降駆動装置6を昇降枠4に連結して、昇降駆動
装置6で昇降枠4を介してチヤツク装置3を昇降
駆動可能に構成する。
昇降駆動装置6を昇降枠4に連結して、昇降駆動
装置6で昇降枠4を介してチヤツク装置3を昇降
駆動可能に構成する。
また、チヤツク装置3は、昇降枠4に支持させ
たエアモータよりなる回転駆動装置7で回転駆動
され、回転駆動装置7には回転停止装置としてト
ルクリミツタ30がチヤツク装置3との間に設け
てある。
たエアモータよりなる回転駆動装置7で回転駆動
され、回転駆動装置7には回転停止装置としてト
ルクリミツタ30がチヤツク装置3との間に設け
てある。
チヤツク装置3は、第2図に示すように、互い
に同一平面上で接離可能に対向配置した1対の挾
持具8と両挾持具8を接離駆動する開閉駆動装置
9とを備える。この開閉駆動装置9は別のエアシ
リンダよりなる。
に同一平面上で接離可能に対向配置した1対の挾
持具8と両挾持具8を接離駆動する開閉駆動装置
9とを備える。この開閉駆動装置9は別のエアシ
リンダよりなる。
本例のチヤツク装置3は、縦軸の回転軸10を
介して昇降枠4に可回転に枢支された支持枠11
を備え、支持枠11の前後に左右摺動可能に各案
内軸12a,12bを支持する。前方の案内軸1
2aは左方の取付枠13aに固定され、右方の取
付枠13bの被案内部14bに摺動案内可能に内
嵌する。また、後方の案内軸12bは右方の取付
枠13bに固定され、左方の取付枠13aの被案
内部14aに摺動案内可能に内嵌する。そして、
各案内軸12a,12bは、これらの対向面に固
設した各ラツク15a,15bと両ラツク15
a,15bに噛み合うピニオン16よりなる機械
的同期装置17で連動連結する。上記ピニオン1
6は支持枠11に回転自在に枢支する。開閉駆動
装置9のシリンダ本体9aは支持枠11に、ピス
トンロツド9bは右方の取付枠13bにそれぞれ
固定する。
介して昇降枠4に可回転に枢支された支持枠11
を備え、支持枠11の前後に左右摺動可能に各案
内軸12a,12bを支持する。前方の案内軸1
2aは左方の取付枠13aに固定され、右方の取
付枠13bの被案内部14bに摺動案内可能に内
嵌する。また、後方の案内軸12bは右方の取付
枠13bに固定され、左方の取付枠13aの被案
内部14aに摺動案内可能に内嵌する。そして、
各案内軸12a,12bは、これらの対向面に固
設した各ラツク15a,15bと両ラツク15
a,15bに噛み合うピニオン16よりなる機械
的同期装置17で連動連結する。上記ピニオン1
6は支持枠11に回転自在に枢支する。開閉駆動
装置9のシリンダ本体9aは支持枠11に、ピス
トンロツド9bは右方の取付枠13bにそれぞれ
固定する。
各取付枠13a,13bの下面に固定された各
挾持具8は、支持枠11の下側にスピーカ2のヨ
ーク部2aが納まるに足る上下間隔を支持枠11
との間に置いて配置される。
挾持具8は、支持枠11の下側にスピーカ2のヨ
ーク部2aが納まるに足る上下間隔を支持枠11
との間に置いて配置される。
第3図に示すように、各挾持具8の各対向面に
はV字形の求心接当面18を設ける。
はV字形の求心接当面18を設ける。
これら求心接当面18は対向方向軸心に関して
線対称のV字形に、かつ、挾持中心軸心と対向方
向軸心との交点Cに関して点対称に形成してある
ので、両挾持具8を開閉駆動装置9で接近させて
スピーカ2のヨーク部2aを挾持すると、スピー
カ2の軸心が挾持中心軸心と正確に一致させられ
ることになる。
線対称のV字形に、かつ、挾持中心軸心と対向方
向軸心との交点Cに関して点対称に形成してある
ので、両挾持具8を開閉駆動装置9で接近させて
スピーカ2のヨーク部2aを挾持すると、スピー
カ2の軸心が挾持中心軸心と正確に一致させられ
ることになる。
スピーカ2はパレツト1上でチヤツク装置3に
挾持された後、昇降駆動装置6を作動させてチヤ
ツク装置3ごと所定の高さに上昇させられ、次い
で回転駆動装置7を作動させてチヤツク装置3の
挾持中心軸心、すなわち、スピーカ2の中心軸心
周りに回転させられる。
挾持された後、昇降駆動装置6を作動させてチヤ
ツク装置3ごと所定の高さに上昇させられ、次い
で回転駆動装置7を作動させてチヤツク装置3の
挾持中心軸心、すなわち、スピーカ2の中心軸心
周りに回転させられる。
上記所定の高さに持上げられ、回転させられる
スピーカ2のターミナルベース19の回転領域内
に臨む位置に突出させて位相ストツパ20を基枠
5に支持させ、回転させられるスピーカ2のター
ミナルベース19を位相ストツパ20で受け止め
るよう構成する。
スピーカ2のターミナルベース19の回転領域内
に臨む位置に突出させて位相ストツパ20を基枠
5に支持させ、回転させられるスピーカ2のター
ミナルベース19を位相ストツパ20で受け止め
るよう構成する。
この時、スピーカ2はチヤツク装置3によつて
自動求心状に挟持されており、確実にスピーカ2
の中心軸心を中心として回転するので、回転振れ
がなく、位相ストツパ20はスピーカ2の表面に
触れることがない。
自動求心状に挟持されており、確実にスピーカ2
の中心軸心を中心として回転するので、回転振れ
がなく、位相ストツパ20はスピーカ2の表面に
触れることがない。
本例では、第4図に示すように、位相ストツパ
20を昇降揺動可能に基枠5に支持し、所要の昇
降揺動位相に位相ストツパ20を固定することに
より、位相ストツパ20のターミナルベース受け
止め高さを調節できるよう構成する。符号21は
揺動固定用ボルトであり、これを緩めて位相スト
ツパ20の揺動を自由に許す場合には、スピーカ
2の上昇が位相ストツパ20により妨害された
り、スピーカ2の上昇の際にターミナルベース1
9が位相ストツパ20で折下げられたりすること
を防止できる。
20を昇降揺動可能に基枠5に支持し、所要の昇
降揺動位相に位相ストツパ20を固定することに
より、位相ストツパ20のターミナルベース受け
止め高さを調節できるよう構成する。符号21は
揺動固定用ボルトであり、これを緩めて位相スト
ツパ20の揺動を自由に許す場合には、スピーカ
2の上昇が位相ストツパ20により妨害された
り、スピーカ2の上昇の際にターミナルベース1
9が位相ストツパ20で折下げられたりすること
を防止できる。
また、本例では、位相ストツパ20のターミナ
ルベース幅方向の位置を横位置調節用ボルト22
で調節し、ターミナルベース19が所定の位相で
正確に位相ストツパ20に受け止められるよう構
成する。
ルベース幅方向の位置を横位置調節用ボルト22
で調節し、ターミナルベース19が所定の位相で
正確に位相ストツパ20に受け止められるよう構
成する。
さらに、本例では、位相ストツパ20をスピー
カ2に向つて進退可能に基枠5に支持させ、ター
ミナルベース19の突出領域の異なる種々のスピ
ーカ2に対して位相ストツパ20の接近距離を適
正に調節するとともに、チヤツク装置3の昇降時
にチヤツク装置3と位相ストツパ20との衝突を
避けるために、位相ストツパ20を後退させられ
るよう構成する。符号23は進退案内軸、24は
エアシリンダよりなる進退駆動装置、25は進出
限界設定用定規、26は定規固定用ボルトをそれ
ぞれ示す。
カ2に向つて進退可能に基枠5に支持させ、ター
ミナルベース19の突出領域の異なる種々のスピ
ーカ2に対して位相ストツパ20の接近距離を適
正に調節するとともに、チヤツク装置3の昇降時
にチヤツク装置3と位相ストツパ20との衝突を
避けるために、位相ストツパ20を後退させられ
るよう構成する。符号23は進退案内軸、24は
エアシリンダよりなる進退駆動装置、25は進出
限界設定用定規、26は定規固定用ボルトをそれ
ぞれ示す。
加えて、本例では、昇降枠4を昇降案内する昇
降案内筒27をネジ軸28を介して降下限界調節
駆動装置29で昇降調節することにより、チヤツ
ク装置3の降下限界を調節できるように構成し
て、ヨーク部2aの高さの異なるスピーカ2をそ
の適正な高さでチヤツク装置3により挾持できる
ようにする。上記限界調節駆動装置29はモータ
で構成されている。
降案内筒27をネジ軸28を介して降下限界調節
駆動装置29で昇降調節することにより、チヤツ
ク装置3の降下限界を調節できるように構成し
て、ヨーク部2aの高さの異なるスピーカ2をそ
の適正な高さでチヤツク装置3により挾持できる
ようにする。上記限界調節駆動装置29はモータ
で構成されている。
さて、スピーカ2がチヤツク装置3に挾持され
てパレツト1上の所定の高さに持上げられた後回
転させられ、ターミナルベース19が位相ストツ
パ20に受け止められると、回転駆動装置7とチ
ヤツク装置3との間に回転停止装置として介在さ
せたトルクリミツタ30が作動し、チヤツク装置
3及び回転駆動装置7の回転が停止されるよう構
成する。従つて、チヤツク装置3はスピーカ2の
回転停止と同時に回転を停止するので、チヤツク
装置3がスピーカ2の表面を滑ることなく、スピ
ーカ2の位相修正を完了するものである。そし
て、チヤツク装置3及び回転駆動装置7の回転が
停止された後、チヤツク装置3及びスピーカ2を
降下させ、スピーカ2を元のパレツト1に再度載
置し、挾持具8の間隔を開いてスピーカ2をチヤ
ツク装置3から解放する。
てパレツト1上の所定の高さに持上げられた後回
転させられ、ターミナルベース19が位相ストツ
パ20に受け止められると、回転駆動装置7とチ
ヤツク装置3との間に回転停止装置として介在さ
せたトルクリミツタ30が作動し、チヤツク装置
3及び回転駆動装置7の回転が停止されるよう構
成する。従つて、チヤツク装置3はスピーカ2の
回転停止と同時に回転を停止するので、チヤツク
装置3がスピーカ2の表面を滑ることなく、スピ
ーカ2の位相修正を完了するものである。そし
て、チヤツク装置3及び回転駆動装置7の回転が
停止された後、チヤツク装置3及びスピーカ2を
降下させ、スピーカ2を元のパレツト1に再度載
置し、挾持具8の間隔を開いてスピーカ2をチヤ
ツク装置3から解放する。
第5図ないし第9図は本考案の第2実施例を示
し、これは、チヤツク装置3の具体的構造が前例
と異なる。
し、これは、チヤツク装置3の具体的構造が前例
と異なる。
もつとも、本例のチヤツク装置3は、互いに接
離可能に対向配置した1対の挾持具8と両挾持具
8を接離駆動する開閉駆動装置9を備える点では
何ら前例と異ならない。本例のチヤツク装置3
は、支持枠11内に対向フリーピストン形エアシ
リンダよりなる開閉駆動装置9を備え、支持枠1
1に揺動可能に枢支した左右一対の各レバーより
なる取付枠13a,13bの作用腕下端に各挾持
具8を連結し、開閉駆動装置9のピストン尾部9
bで取付枠13a,13bの力腕を押し開いて両
挾持具8の間隔を閉じられるようにしたことが前
例と異なる。符号31は戻しバネで、これは取付
枠13a,13bの力腕に植設した係合ピン32
どうしにわたつて架着する。
離可能に対向配置した1対の挾持具8と両挾持具
8を接離駆動する開閉駆動装置9を備える点では
何ら前例と異ならない。本例のチヤツク装置3
は、支持枠11内に対向フリーピストン形エアシ
リンダよりなる開閉駆動装置9を備え、支持枠1
1に揺動可能に枢支した左右一対の各レバーより
なる取付枠13a,13bの作用腕下端に各挾持
具8を連結し、開閉駆動装置9のピストン尾部9
bで取付枠13a,13bの力腕を押し開いて両
挾持具8の間隔を閉じられるようにしたことが前
例と異なる。符号31は戻しバネで、これは取付
枠13a,13bの力腕に植設した係合ピン32
どうしにわたつて架着する。
また、符号33は両挾持具8の接近限界を設定
する接近限界設定用ボルト、34は両挾持具8に
挾持されたスピーカ2の上面を下方に弾圧してス
ピーカ2のふらつきを防止するスピーカ押え装置
を示し、このスピーカ押え装置34は、支持枠1
1に昇降可能に吊持した押え軸35とこれを降下
付勢する押えバネ36よりなる。機械的同期装置
17は一対の歯車37で構成する。
する接近限界設定用ボルト、34は両挾持具8に
挾持されたスピーカ2の上面を下方に弾圧してス
ピーカ2のふらつきを防止するスピーカ押え装置
を示し、このスピーカ押え装置34は、支持枠1
1に昇降可能に吊持した押え軸35とこれを降下
付勢する押えバネ36よりなる。機械的同期装置
17は一対の歯車37で構成する。
本例のその他の構成は、進出限界設定用定規及
び定規固定用ボルトを省略する点を除き、前例と
同様に構成する。
び定規固定用ボルトを省略する点を除き、前例と
同様に構成する。
上記各実施例において、例えば、次の(イ)ないし
(ハ)に示すように、その構成の一部を変更すること
は自由である。
(ハ)に示すように、その構成の一部を変更すること
は自由である。
(イ) 昇降枠4を省略し、昇降駆動装置6を支持枠
11に直結するとともに、回転駆動装置7を支
持枠11に支持させてもよい。
11に直結するとともに、回転駆動装置7を支
持枠11に支持させてもよい。
(ロ) 昇降駆動装置6、回転駆動装置7、開閉駆動
装置9、進退駆動装置24、降下限界調節駆動
装置29等は空気力機械に限らず電動駆動装
置、油圧装置等、適宜取捨選定してよい。
装置9、進退駆動装置24、降下限界調節駆動
装置29等は空気力機械に限らず電動駆動装
置、油圧装置等、適宜取捨選定してよい。
(ハ) トルクリミツタ30に代えて、位相ストツパ
20に感圧スイツチ、近接スイツチ等ターミナ
ルベース19が位相ストツパ20に受け止めら
れたことを検出するスイツチを設け、このスイ
ツチのターミナルベース受け止め検出作動に基
づき回転駆動装置7を停止させるよう構成して
もよい。
20に感圧スイツチ、近接スイツチ等ターミナ
ルベース19が位相ストツパ20に受け止めら
れたことを検出するスイツチを設け、このスイ
ツチのターミナルベース受け止め検出作動に基
づき回転駆動装置7を停止させるよう構成して
もよい。
本考案は、上述のように、パレツト上のスピー
カを自動求心状に挾持するチヤツク装置を基枠に
昇降並びにその挾持中心軸心周りに回転可能に支
持し、チヤツク装置を昇降駆動装置で昇降駆動可
能に構成するとともに、チヤツク装置を回転駆動
装置で回転駆動可能に構成し、チヤツクに挾持さ
れてパレツト上の所定の高さに持上げられたスピ
ーカのターミナルベースの回転領域に位相ストツ
パを臨ませ、その高さでチヤツク装置の挾持中心
軸心周りに回転させられるスピーカのターミナル
ベースを位相ストツパで受け止め可能に構成して
あるので、ライン上を移送されてきたスピーカ
を、その位相を予め揃えることなく、移送されて
来た位相のままにつかんで持上げ、回転させてタ
ーミナルベースを位相ストツパに受け止めさせる
という簡単な原理で、何ら人手を煩すことなく、
スピーカの位相を高能率かつ誤まりなく自動修正
できる。
カを自動求心状に挾持するチヤツク装置を基枠に
昇降並びにその挾持中心軸心周りに回転可能に支
持し、チヤツク装置を昇降駆動装置で昇降駆動可
能に構成するとともに、チヤツク装置を回転駆動
装置で回転駆動可能に構成し、チヤツクに挾持さ
れてパレツト上の所定の高さに持上げられたスピ
ーカのターミナルベースの回転領域に位相ストツ
パを臨ませ、その高さでチヤツク装置の挾持中心
軸心周りに回転させられるスピーカのターミナル
ベースを位相ストツパで受け止め可能に構成して
あるので、ライン上を移送されてきたスピーカ
を、その位相を予め揃えることなく、移送されて
来た位相のままにつかんで持上げ、回転させてタ
ーミナルベースを位相ストツパに受け止めさせる
という簡単な原理で、何ら人手を煩すことなく、
スピーカの位相を高能率かつ誤まりなく自動修正
できる。
しかも、チヤツク装置によつてスピーカが自動
求心状に挟持されるので、回転振れがなく位相ス
トツパがスピーカの表面に触れることがない。更
に、回転停止装置の作動により、位相修正完了時
にチヤツク装置とスピーカとが同時に回転を停止
するので、チヤツク装置がスピーカの表面を滑ら
ず、従つてスピーカの表面を何等損傷することな
く位相が修正される。
求心状に挟持されるので、回転振れがなく位相ス
トツパがスピーカの表面に触れることがない。更
に、回転停止装置の作動により、位相修正完了時
にチヤツク装置とスピーカとが同時に回転を停止
するので、チヤツク装置がスピーカの表面を滑ら
ず、従つてスピーカの表面を何等損傷することな
く位相が修正される。
また、スピーカの位相修正を誤まりなく自動修
正できることから、その自動修正に続くライン、
例えば、リード線のターミナルへの半田付けライ
ンやヨーク底面への印刷ラインでの不良品の発生
をほとんど無くせる。
正できることから、その自動修正に続くライン、
例えば、リード線のターミナルへの半田付けライ
ンやヨーク底面への印刷ラインでの不良品の発生
をほとんど無くせる。
さらに、これらの効果が得られる割には構造が
簡単であり、安価かつ容易に実施できる利点もあ
る。
簡単であり、安価かつ容易に実施できる利点もあ
る。
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は側面図、第2図はそのチヤツク装置
の斜視図、第3図は位相修正作動を示す平面図、
第4図は要部の側面図である。第5図ないし第9
図は本考案の第2実施例であり、第5図は側面
図、第6図はそのチヤツク装置の正面図、第7図
は第6図のA−A線断面図、第8図はその挾持具
の平面図、第9図はその位相ストツパの平面図で
ある。 1…パレツト、2…スピーカ、3…チヤツク装
置、5…基枠、6…昇降駆動装置、7…回転駆動
装置、8…挾持具、17…機械的同期装置、18
…求心接当面、19…ターミナルベース、20…
位相ストツパ、30…トルクリミツタ。
し、第1図は側面図、第2図はそのチヤツク装置
の斜視図、第3図は位相修正作動を示す平面図、
第4図は要部の側面図である。第5図ないし第9
図は本考案の第2実施例であり、第5図は側面
図、第6図はそのチヤツク装置の正面図、第7図
は第6図のA−A線断面図、第8図はその挾持具
の平面図、第9図はその位相ストツパの平面図で
ある。 1…パレツト、2…スピーカ、3…チヤツク装
置、5…基枠、6…昇降駆動装置、7…回転駆動
装置、8…挾持具、17…機械的同期装置、18
…求心接当面、19…ターミナルベース、20…
位相ストツパ、30…トルクリミツタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 スピーカ製造ラインのパレツト1上に伏せ置
かれたスピーカ2を、チヤツク装置3で挟持
し、所定の高さに持上げた後、その高さ位置で
水平方向に回転駆動することによりスピーカ2
の位相を修正する装置において、 チヤツク装置3は基枠5に昇降駆動装置6を
介して昇降駆動可能に支持させるとともに、回
転駆動装置7に連動連結させて挟持中心軸心周
りを回転駆動可能に構成し、 チヤツク装置3には、互いに接離可能に対向
配置した一対の挟持具8と両挟持具8を接離駆
動する開閉駆動装置9とを設け、 両挟持具8は機械的同期装置17で連動連結
し、 位相ストツパ20を、所定の高さに持上げら
れたスピーカ2のターミナルベース19の回転
領域に臨む位置に突出させて基枠5に支持さ
せ、 回転駆動装置7には、位相修正完了時に回転
駆動を停止させる回転停止装置を設けたことを
特徴とする、スピーカ製造ラインにおけるスピ
ーカ位相修正装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のスピー
カ製造ラインにおけるスピーカ位相修正装置に
おいて、チヤツク装置3の両挟持具8の各対向
面にV字形の求心接当面18を設け、各求心接
当面18を、対向方向軸心に関して線対称のV
字形を形成するとともに、挟持中心軸心と対向
軸心との交点に関して点対称に形成したもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項、または、第
2項記載のスピーカ製造ラインにおけるスピー
カ位相修正装置において、回転駆動装置7とチ
ヤツク装置3との間にトルクリミツタ30を介
在させて回転停止装置としたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19470681U JPS5899999U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | スピ−カ製造ラインにおけるスピ−カ位相修正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19470681U JPS5899999U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | スピ−カ製造ラインにおけるスピ−カ位相修正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5899999U JPS5899999U (ja) | 1983-07-07 |
JPH0212025Y2 true JPH0212025Y2 (ja) | 1990-04-04 |
Family
ID=30108012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19470681U Granted JPS5899999U (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | スピ−カ製造ラインにおけるスピ−カ位相修正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5899999U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5978773B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-08-24 | セイコーエプソン株式会社 | ロボット及びロボットハンド |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126541A (en) * | 1980-02-29 | 1981-10-03 | Toyoda Mach Works Ltd | Metal loading device |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP19470681U patent/JPS5899999U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56126541A (en) * | 1980-02-29 | 1981-10-03 | Toyoda Mach Works Ltd | Metal loading device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5899999U (ja) | 1983-07-07 |
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