JPH0212010Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0212010Y2 JPH0212010Y2 JP527582U JP527582U JPH0212010Y2 JP H0212010 Y2 JPH0212010 Y2 JP H0212010Y2 JP 527582 U JP527582 U JP 527582U JP 527582 U JP527582 U JP 527582U JP H0212010 Y2 JPH0212010 Y2 JP H0212010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- chuck
- holder
- jaw
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 34
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、工作機械のチヤツク用爪に関するも
のである。
のである。
例えば旋盤のように回転主軸端に取付けて使用
する工作機械のチヤツクは、そのチヤツク本体の
表面において、油圧、空圧による自動、又は手動
で案内溝に沿つて移動する爪受け台に爪体をボル
トで結合して被加工物を把握する。この場合、被
加工物を掴む部分を、その寸法に合せて削つて成
形できるようにしたものが生爪である。ところ
が、前記の生爪は機械構造用炭素鋼から成り、又
通常の硬爪はクロム鋼を焼入れして成るものであ
るが、その何れにおいてもボルト通し部を除くと
全体がムク(Solid)であるから、これをチヤツ
ク本体に取付けるとチヤツク全体の重量がかなり
増大する結果、バランスが悪くなつて回転効率が
落ちる難点がある。
する工作機械のチヤツクは、そのチヤツク本体の
表面において、油圧、空圧による自動、又は手動
で案内溝に沿つて移動する爪受け台に爪体をボル
トで結合して被加工物を把握する。この場合、被
加工物を掴む部分を、その寸法に合せて削つて成
形できるようにしたものが生爪である。ところ
が、前記の生爪は機械構造用炭素鋼から成り、又
通常の硬爪はクロム鋼を焼入れして成るものであ
るが、その何れにおいてもボルト通し部を除くと
全体がムク(Solid)であるから、これをチヤツ
ク本体に取付けるとチヤツク全体の重量がかなり
増大する結果、バランスが悪くなつて回転効率が
落ちる難点がある。
一方、回転主軸端に取付けるチヤツクは、軽量
であればある程、該チヤツクの回転におけるバラ
ンスが良好となるので、高速回転に適している。
そこで、チヤツク本体に結合する爪を少しでも軽
量化することが望ましい。しかも、爪を軽くする
と、チヤツク本体への取付け、取外し等の操作が
し易いとともに作業上取扱いに便利である。
であればある程、該チヤツクの回転におけるバラ
ンスが良好となるので、高速回転に適している。
そこで、チヤツク本体に結合する爪を少しでも軽
量化することが望ましい。しかも、爪を軽くする
と、チヤツク本体への取付け、取外し等の操作が
し易いとともに作業上取扱いに便利である。
本考案は上記の目的を達成するために、工作機
械のチヤツク用爪において、チヤツク本体の爪受
け台に取付けられる爪体胴部の幅方向の空虚部を
形成し、爪体底部に爪受け台のセレーシヨンを設
け、前記空虚部によつて離間した底部と平面部と
に爪体を爪受け台に取付けるためのボルト通し孔
を設けるものである。
械のチヤツク用爪において、チヤツク本体の爪受
け台に取付けられる爪体胴部の幅方向の空虚部を
形成し、爪体底部に爪受け台のセレーシヨンを設
け、前記空虚部によつて離間した底部と平面部と
に爪体を爪受け台に取付けるためのボルト通し孔
を設けるものである。
以下図面について実施例を説明すると、1はチ
ヤツク本体、2はチヤツク本体の表面に形成した
案内溝、3は案内溝2に収容され、該溝に沿つて
移動する爪受け台、4は爪体であつて、本考案は
爪体4の胴部41するわち横腹を水平且つ幅Wの
方向に刳貫いて空虚部sを形成したものである。
前記の空虚部sは第1,2図のように爪体掴持部
より一定の距離11だけ離れた部位に形成されて
いる。5は爪体の底部の長手方向に沿つて2列に
成形したセレーシヨン(鋸歯部)を示し、これに
対峙するセレーシヨン6が爪受け台3の表面に設
けられている。7は爪体4の高さ方向hに貫通し
たボルト通し孔、8は爪体の掴持部、9はボルト
を示す。
ヤツク本体、2はチヤツク本体の表面に形成した
案内溝、3は案内溝2に収容され、該溝に沿つて
移動する爪受け台、4は爪体であつて、本考案は
爪体4の胴部41するわち横腹を水平且つ幅Wの
方向に刳貫いて空虚部sを形成したものである。
前記の空虚部sは第1,2図のように爪体掴持部
より一定の距離11だけ離れた部位に形成されて
いる。5は爪体の底部の長手方向に沿つて2列に
成形したセレーシヨン(鋸歯部)を示し、これに
対峙するセレーシヨン6が爪受け台3の表面に設
けられている。7は爪体4の高さ方向hに貫通し
たボルト通し孔、8は爪体の掴持部、9はボルト
を示す。
本考案爪の使用に当つては、第4,5図のよう
に掴持部8をチヤツク本体1の中心に向けた爪4
を、その底部のセレーシヨン5を爪受け台3のセ
レーシヨン6に合せて位置決めしてからボルト9
を孔7に通して爪受台3に取付駒31・取付溝3
2を介して固定し、又は爪受台3にボルト9を直
付けして固定する。チヤツク本体1側に取付けら
れた爪体4は、油圧又は空圧による自動式又は手
動式等公知の機構および操作によつて被加工物の
把握とその解除を行なうものである。
に掴持部8をチヤツク本体1の中心に向けた爪4
を、その底部のセレーシヨン5を爪受け台3のセ
レーシヨン6に合せて位置決めしてからボルト9
を孔7に通して爪受台3に取付駒31・取付溝3
2を介して固定し、又は爪受台3にボルト9を直
付けして固定する。チヤツク本体1側に取付けら
れた爪体4は、油圧又は空圧による自動式又は手
動式等公知の機構および操作によつて被加工物の
把握とその解除を行なうものである。
本考案は上記のように、爪体4の胴部41を幅
方向に刳貫いて空虚部sを形成したから、その爪
体の重量がムクの爪体に比べて相当に軽くなり、
2個ないし4個の爪体を取付けたチヤツクの大幅
な軽量化が図れる。従つて、高速回転が要求され
る中・大型の旋盤等において、例えば毎分4000〜
6000回転前後の高速回転において従来よりも少な
くとも30%の回転数が上がるとともに、ムクの爪
体を取付けたチヤツクよりなお一層の高速回転が
得られる。さらに爪体4の空虚部sは、該爪体の
掴持部8より一定の距離11だけ離れた後部位に
形成されているから、これを取付けたとき、チヤ
ツク本体1の中心より外側に位置した個所の方が
その分だけ軽くなつているため、チヤツクが回転
するときのバランスが極めて良好になり高速回転
に適している。
方向に刳貫いて空虚部sを形成したから、その爪
体の重量がムクの爪体に比べて相当に軽くなり、
2個ないし4個の爪体を取付けたチヤツクの大幅
な軽量化が図れる。従つて、高速回転が要求され
る中・大型の旋盤等において、例えば毎分4000〜
6000回転前後の高速回転において従来よりも少な
くとも30%の回転数が上がるとともに、ムクの爪
体を取付けたチヤツクよりなお一層の高速回転が
得られる。さらに爪体4の空虚部sは、該爪体の
掴持部8より一定の距離11だけ離れた後部位に
形成されているから、これを取付けたとき、チヤ
ツク本体1の中心より外側に位置した個所の方が
その分だけ軽くなつているため、チヤツクが回転
するときのバランスが極めて良好になり高速回転
に適している。
また、爪体4はその胴部41の水平幅方向に刳
貫かれているから、ボルト通し孔7を爪体4の高
さh方向にあける際、底部側からあけると、その
高さ方向の中央部が中空であることにより、孔あ
けの精度が向上する。そして、爪全体が軽量化さ
れたことにより、該爪のチヤツクへの取付け、取
外し操作その他の作業上の取扱いが極めて簡単で
便利である。
貫かれているから、ボルト通し孔7を爪体4の高
さh方向にあける際、底部側からあけると、その
高さ方向の中央部が中空であることにより、孔あ
けの精度が向上する。そして、爪全体が軽量化さ
れたことにより、該爪のチヤツクへの取付け、取
外し操作その他の作業上の取扱いが極めて簡単で
便利である。
第1図は本考案に係る爪の正面図、第2図は平
面図、第3図は第1図の3−3線に沿う断面図、
第4図は爪をチヤツク本体に取付けた状態の正面
図、第5図は第4図の側面図、第6図は斜視図。 1……チヤツク本体、2……案内溝、3……爪
受け台、4……爪体。
面図、第3図は第1図の3−3線に沿う断面図、
第4図は爪をチヤツク本体に取付けた状態の正面
図、第5図は第4図の側面図、第6図は斜視図。 1……チヤツク本体、2……案内溝、3……爪
受け台、4……爪体。
Claims (1)
- チヤツク本体の爪受け台に取付けられる爪体胴
部の幅方向に空虚部を形成し、爪体底部に爪受け
台のセレーシヨンに対峙するセレーシヨンを設
け、前記空虚部によつて離間した底部と平面部と
に爪体を爪受け台に取付けるためのボルト通し孔
を設けたことを特徴とする工作機械のチヤツク用
爪。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527582U JPS58110304U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 工作機械のチヤツク用爪 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP527582U JPS58110304U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 工作機械のチヤツク用爪 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110304U JPS58110304U (ja) | 1983-07-27 |
JPH0212010Y2 true JPH0212010Y2 (ja) | 1990-04-04 |
Family
ID=30018086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP527582U Granted JPS58110304U (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 工作機械のチヤツク用爪 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58110304U (ja) |
-
1982
- 1982-01-18 JP JP527582U patent/JPS58110304U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58110304U (ja) | 1983-07-27 |
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