JPH02119987A - 純粋蒸気または高純度蒸溜水の製造装置および加湿器 - Google Patents

純粋蒸気または高純度蒸溜水の製造装置および加湿器

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JPH02119987A
JPH02119987A JP27409988A JP27409988A JPH02119987A JP H02119987 A JPH02119987 A JP H02119987A JP 27409988 A JP27409988 A JP 27409988A JP 27409988 A JP27409988 A JP 27409988A JP H02119987 A JPH02119987 A JP H02119987A
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JP
Japan
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steam
filter
water
evaporator
demister
Prior art date
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Pending
Application number
JP27409988A
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English (en)
Inventor
Seiichi Tan
誠一 丹
Makoto Chiwa
千輪 真
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Organo Corp
Original Assignee
Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば製薬等に用いる純粋蒸気または高純度
蒸溜水の製造装置、および純粋蒸気製造装置の一種とし
ての加湿器に関するものである。
(従来の技術) 従来の純水蒸気の製造装置においては、膜透過水等の純
水を蒸発缶で蒸発させて蒸気を得ており、また従来の高
純度蒸溜水の製造装置においては、膜透過水等の純水を
蒸発缶で蒸発させてこの蒸気をコンデンサーで冷却する
ことにより高純度蒸溜水を得ていた。
さらに従来の加湿器においては、水を超音波により気化
させていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の純水蒸気または高純度蒸溜水の製造装置にお
いては、蒸発缶で蒸発した蒸気をそのまま用いているの
で、蒸気の流れにより水滴が運ばれ、水滴により微細な
不純物が運ばれて、結果的に蒸気中に不純物が混入し、
純水蒸気または高純度蒸溜水の純度が低下するという不
都合があった。
また従来の加湿器においては、超音波により水を気化さ
せるので、大量の蒸気を得るには装置が大量りなものに
なるという不都合があった。さらには、蒸発して上昇す
る蒸気により微細な水滴が運ばれ、この水滴により微細
な塵芥が運ばれて室内に浮遊することがあるという不都
合もあった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明の純粋蒸気または高純
度蒸溜水の製造装置は、供給管を介して純水が供給され
る蒸発缶と、この蒸発缶内の純水を加熱して蒸発させる
加熱装置と、前記蒸発缶内の上部に配置されて蒸気と微
細な水滴とのみを内部に通過させる箱形のデミスタ−と
、このデミスタ−の内部に配置されて蒸気のみを内部に
通過させる箱形のフィルターと、このフィルターの底面
に接続されてフィルター内の蒸気を前記蒸発缶の外部に
取出す取出管とを設けたものである。
また本発明の加湿器は、水道水の匂いや塵芥を除去する
水道用濾過器と、この水道用濾過器と供給管とを介して
水道水が供給される蒸発缶と、この蒸発缶内の水道水を
加熱して蒸発させる加熱装置と、前記蒸発缶内の上部に
配置されて蒸気と微細な水滴とのみを内部に通過させる
箱形のデミスタ−と、このデミスタ−の内部に配置され
て蒸気のみを内部に通過させる箱形のフィルターと、こ
のフィルターの底面に接続されてフィルター内の蒸気を
前記蒸発缶の外部に取出す取出管とを設けたものである
(作用) 蒸気に混入した比較的大きな水滴はデミスタ−により除
去され、微細な水滴はフィルターにより除去されて、不
純物を運ばない蒸気のみが取出管を通って取出される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の一実施例における高純度蒸溜水の製造
装置の概略構成図で、1は蒸発缶であり、この蒸発缶1
の下端には蒸発缶1内に膜透過水等の純水2を供給する
供給管3が接続されている。
供給管3には、流量計4と電動式の開閉弁5と逆止弁6
とが上流側から下流側にかけてこの順に設置されており
、蒸発缶1内の下部には純水2を加熱して蒸発させる加
熱装置の一例としてのヒーター7が設置されている。蒸
発缶1の上上方向はぼ中央部と下部とは循環バイブ8を
介して連通しており、循環バイブ8の下端部には連通管
9の一端が接続されている。連通管9の他端は純水2の
水位が所定水位に達したことを検知するレベルスイッチ
10の下端に接続されており、このレベルスイッチ10
は開閉弁5に電気的に接続されている。
レベルスイッチ10の上端部は連通管11を介して蒸発
缶1内の純水2の水面よりも上側に連通しており、レベ
ルスイッチ10の内圧は常に蒸発缶1の内圧と一致する
。蒸発缶1の上下方向はぼ中央部には純水2の温度を検
知して動作する温度スイッチ12が設置されており、こ
の温度スイッチ12はヒーター7に電気的に接続されて
いる。蒸発缶1の上部には蒸発缶1の内圧を検知する圧
力センサ13が設置されている。蒸発缶1内の上部には
箱形のデ、ミスタ−15が設置されており、このデミス
タ−15は蒸気と微細な水滴とのみを内部に通過させ、
比較的大きな水滴の通過を阻止する。デミスタ−15の
内部には箱形のフィルター16が設置されており、この
フィルター16は蒸気のみを内部に通過させ、水滴の通
過を阻止する。
フィルター16の底面には取出管17の一端が接続され
ており、取出管17の他端はコンデンサー18の下部に
接続されている。コンデンサー18の内部には蒸気を冷
却して蒸溜水にするための冷却管19が設置されており
、コンデンサー18の下端は接続管20を介して図外の
製薬装置等に接続されている。蒸発缶1の下端には蒸発
缶1内の純水2を排水するための配水管22が接続され
ており、この配水管22には排水用の電動式あるいは手
動式の開閉弁23と逆止弁24とが上流側から下流側に
かけてこの順に設置されている。配水管22の開閉弁2
3と逆止弁24との間には所定水位を越えた純水2をオ
ーバーフローさせるためのオバーフロー管25の一端が
接続されており、オバーフロー管25の他端はレベルス
イッチ10の上下方向中間部に接続されている。蒸発缶
1の上端には蒸発缶1の内圧が所定圧を越えたときに安
全のために開弁する安全弁26が設置されている。
デミスタ−15は、第2図に示すように、円板状の底板
28と、この底板28上に取付けられた円筒状のデミス
タ−本体29と、このデミスタ−本体29上に円環状の
パツキン30を介して図外のボルト・ナツト等により取
付けられた円板状の蓋31とにより構成されている。デ
ミスタ−本体29は、例えば焼結ステンレススチールに
より構成されており、蒸気と微細な水滴とのみを通過さ
せ、比較的大きな水滴は通過させない。フィルター16
は、円板状の底板32と、この底板32上に取付けられ
たフィルター本体33とにより構成されており、フィル
ター本体33は全体が例えばテフロンフィルムにより構
成されている。したがってフィルター本体33は疎水性
をHしており、蒸気は通過させるが、水滴は微細なもの
でも一切通過させない。フィルター本体33は図面を判
り易くするために第3図以外では上端が閉塞された円筒
状のように図示しているが、実際は横断面形状が第3図
のように星形であり、効率良く蒸気を通過させるために
表面積が大きくなるように配慮されている。フィルター
16の下端は図外のOリングを介して取出管17の一端
に接続されている。
次に動作を説明する。膜透過水等の純水2が供給管3を
通って蒸発缶1に供給される。蒸発缶1内の純水2が所
定水位に達すると、レベルスイッチ10が作動し、レベ
ルスイッチ10から検知信号が開閉弁5に供給され、開
閉弁5が閉弁する。
蒸発缶1内の純水2は、ヒーター7により加熱されて蒸
発する。このとき純水2が所定温度に達すると、温度ス
イッチ12が作動し、温度スイッチ12から検知信号が
ヒーター7に供給され、ヒーター7への通電が制御され
て、純水2は常に所定温度に維持される。純水2が加熱
されて蒸発することにより、蒸気は蒸発缶1内を上昇す
るが、この蒸気の流れにより若干の水滴が運ばれ、この
水滴には不純物を含んでいることがある。これら蒸気お
よび不純物を含んだ水滴は蒸発缶1の内圧によりデミス
タ−15の内部に流入しようとするのであるが、デミス
タ−本体29は焼結ステンレススチールにより構成され
ているので、蒸気と微細な水滴および不純物とはデミス
タ−本体29の微細な孔を通過するが、比較的大きな水
滴および不純物はデミスタ−本体29を通過することが
できない。デミスタ−15内に流入した蒸気と不純物を
含んだ微細な水滴とは、さらにフィルター16の内部に
流入しようとするのであるが、フィルター本体33は疎
水性のテフロンフィルムにより構成されているので、蒸
気のみがフィルター本体33を通過し、不純物を含んだ
微細な水滴はフィルター本体33を通過できない。かく
して不純物を運ぶことのない蒸気のみがフィルター16
の内部に流入し、取出管17を通ってコンデンサー18
の内部に流入する。コンデンサー18内に流入した蒸気
は、冷却管19を流れる冷却水により冷却されて全く不
純物を含まない高純度蒸溜水になり、接続管20を通っ
て図外の製薬装置等に供給される。
このように、蒸気のみを通過させるフィルター16を介
して蒸発缶1から蒸気を取出すので、この蒸気に不純物
を運ぶ水滴が混入することがなく、極めて高純度な蒸溜
水を得ることができる。またフィルター16をデミスタ
−15で覆ったので、比較的大きな水滴をデミスタ−1
5により阻止でき、フィルター16は微細な水滴のみを
阻止すればよいことから、フィルター16の表面に水に
(が付着して蒸気の通過を阻止するというような事態を
最少限に抑えることができ、効率良く高純度蒸溜水を製
造できる。また取出管17をフィルター16の底面に接
続したので、フィルター16の下部に水滴が溜ることが
ない。また蒸発缶1内の上部にフィルター16を配置し
たので、フィルター16に供給される蒸気の温度低下を
最少限に抑えることができる。
(別の実施例) 第4図は本発明の一実施例における純水蒸気の製造装置
の概略構成図で、第1図との相違点は、コンデンサー1
8および接続管20を設ける変わりに、取出管17を図
外の製薬装置等に接続し、取出管17に手動式あるいは
電動式の流量調整弁34を設けたことである。このよう
にすれば、極めて高純度な蒸気が得られる等、第1図の
実施例と同様の効果を得ることができる、 第5図は本発明の一実施例における加湿器の概略構成図
で、第4図との相違点は、供給管3の流量計4と開閉弁
5との間に活性炭等を用いた水道用濾過器35を設置し
、さらにその上流側および下流側に圧力計36.37を
設置した点である。
このように加湿器として用いる場合は、供給管3により
水道水38を供給し、水道用濾過器35により水道水3
8の匂いおよび塵芥を除去する。また蒸発缶1の内圧が
ほぼ大気圧になるようにヒーター7による水道水38の
加熱の程度を制御する。
かかる加湿器によれば、不純物を含まない清浄な蒸気に
より加湿を行なえ、また簡単な装置により大量の蒸気を
発生させて広い空間の加湿を容易に行なえる。
なお上記各実施例においては、1個のフィルター16を
設けた例について説明したが、第6図および第7図のよ
うに、複数個のフィルター16の上下を連通管3つによ
り相互に連通させて、複数個のフィルター16により大
量の蒸気を効率良く得るようにしてもよい。
また上記各実施例においては、純水2あるいは水道水3
8を加熱する加熱装置としてヒーター7を用いたが、加
熱装置として例えばスチーム管等、他の装置を用いても
よい。
また上記各実施例においては、デミスタ−15のデミス
タ−本体29として焼結ステンレススチールを用いたが
、これは要するに比較的大きな水滴を通過させない材質
であればよく、例えば目の細かい金網を多重にして用い
てもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の純粋蒸気または高純度蒸溜
水の製造装置によれば、蒸気のみを通過させるフィルタ
ーを介して蒸発缶から蒸気を取出すので、この蒸気に不
純物を運ぶ水滴が混入することがなく、極めて高純度な
蒸気あるいは蒸溜水を得ることができる。またフィルタ
ーをデミスタ−で覆ったので、比較的大きな水滴をデミ
スタ−により阻止でき、フィルターは微細な水滴のみを
阻1卜すればよいことから、フィルターの表面に水滴が
付着して蒸気の通過を阻止するというような事態を最少
限に抑えることができ、効率良く純水蒸気あるいは高純
度蒸溜水を製造できる。また取出管をフィルターの底面
に接続したので、フィルターの下部に水滴が溜ることが
ない。また蒸発缶内の上部にフィルターを配置したので
、フィルターに供給される蒸気の温度低下を最少限に抑
えることができる。
また本発明の加湿器によれば、蒸気のみを通過させるフ
ィルターを介して蒸発缶から蒸気を取出すので、この蒸
気に不純物を運ぶ水滴が混入することがなく、不純物を
含まない清浄な蒸気により加湿を行なうことができる。
また加熱装置により水道水を加熱して蒸気を発生させる
ので、簡qiな装置により大量の蒸気を発生させて広い
空間の加湿を容易に行なえる。またフィルターをデミス
タ−で覆ったので、比較的大きな水滴をデミスタ−によ
り阻止でき、フィルターは微細な水滴のみを阻止すれば
よいことから、フィルターの表面に水滴が付着して蒸気
の通過を阻止するというような事態を最少限に抑えるこ
とができ、効率良く純水蒸気を製造して加湿できる。ま
た取出管をフィルターの底面に接続したので、フィルタ
ーの下部に水滴が溜ることがない。また蒸発缶内の上部
にフィルターを配置したので、フィルターに供給される
蒸気の温度低下を最少限に抑えることができる。
4、図面の1III Illな説明 第1図は本発明の一実施例における高純度蒸溜水の製造
装置の概略構成図、第2図は同要部縦断正面図、第3図
はフィルターの横断平面図、第4図は本発明の一実施例
における純水蒸気の製造装置の概略構成図、第5図は本
発明の一実施例における加湿器の概略構成図、第6図は
別の実施例における蒸発缶上部の縦断正面図、第7図は
フィルターの平面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、供給管を介して純水が供給される蒸発缶と、この蒸
    発缶内の純水を加熱して蒸発させる加熱装置と、前記蒸
    発缶内の上部に配置されて蒸気と微細な水滴とのみを内
    部に通過させる箱形のデミスターと、このデミスターの
    内部に配置されて蒸気のみを内部に通過させる箱形のフ
    ィルターと、このフィルターの底面に接続されてフィル
    ター内の蒸気を前記蒸発缶の外部に取出す取出管とを設
    けたことを特徴とする純粋蒸気または高純度蒸溜水の製
    造装置。 2、水道水の匂いや塵芥を除去する水道用濾過器と、こ
    の水道用濾過器と供給管とを介して水道水が供給される
    蒸発缶と、この蒸発缶内の水道水を加熱して蒸発させる
    加熱装置と、前記蒸発缶内の上部に配置されて蒸気と微
    細な水滴とのみを内部に通過させる箱形のデミスターと
    、このデミスターの内部に配置されて蒸気のみを内部に
    通過させる箱形のフィルターと、このフィルターの底面
    に接続されてフィルター内の蒸気を前記蒸発缶の外部に
    取出す取出管とを設けたことを特徴とする加湿器。
JP27409988A 1988-10-28 1988-10-28 純粋蒸気または高純度蒸溜水の製造装置および加湿器 Pending JPH02119987A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102992429A (zh) * 2012-12-24 2013-03-27 济南大学 连续加液亚沸高纯水蒸馏器的安装
JP2018008266A (ja) * 2016-07-05 2018-01-18 クリーンメカニカル株式会社 蒸留水製造装置及びその制御方法
WO2018162634A1 (de) * 2017-03-09 2018-09-13 Foerster Martin Einrichtung zum erzeugen von dampf

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