JPH02119768A

JPH02119768A - 紙巻タバコ製造機並びに紙巻タバコを製造する方法

Info

Publication number: JPH02119768A
Application number: JP1180153A
Authority: JP
Inventors: Michael J Cahill; マイクル　ジョン　カヒル; John Dawson; ジョン　ドウソン
Original assignee: Molins Ltd
Current assignee: Mpac Group PLC
Priority date: 1988-07-12
Filing date: 1989-07-12
Publication date: 1990-05-07
Anticipated expiration: 2013-12-24
Also published as: DE3923014A1; IT1231717B; FR2634106B1; BR8903399A; IT8948179A0; GB2221137A; JP2840302B2; FR2634106A1; GB8915877D0; GB2221137B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】イ、産業上の利用分野本発明は紙巻タバコ製造機に係る。

口、従来の技術紙巻タバコ製造機は、通常、シャワーチャンネルの下流
端を横切って走行する吸引帯に向かってシャワーチャン
ネルを通してタバコをシャワー状に注ぐことによって紙
巻タバコの充填葉即ちフィラーの流れを形成する。タバ
コは吸引帯上に集合しそして吸引帯を通じて伝達される
吸引作用によって吸引中上に確保される。吸引作用によ
って圧縮されている間に、フィラー流れは過剰のタバコ
を除去するために、普通、摘整即ちトリミングを施され
そして次にガーニチャ（ロッド形成装置）を通るガーニ
チャテープによって担持される連続するロッド巻紙即ち
ラッパーウェブ上に載置され、そしてガーニチャにおい
て、ガーニチャテープの補助によって、ラッパーウェブ
はフィラー流れの周囲に封着される。ガーニチヤを通過
する間に、フィラー流れは圧縮されそしてその横断面形
状は矩形から完成紙巻タバコの円形に変化する。

現在まで普通に採用されている原理を実施する機械の一
例は、本願出願人の米国特許第３０１９７９３号に開示
される。より最近の提案は本願出願人の英国特許願第２
１７９８４０号及びそれに対応する米国特許第４７４２
８３４号に説明される。これらはタバコを吸引帯に向か
って吸引帯の運動方向に実質的成分（″前進成分”′）
を有する方向にシャワー状に注ぐ提案、及び吸引帯の区
域において集結する２本の独立したチャンネルを通じて
タバコをシャワー状に注ぐ提案を含む。

ハ９問題点を解決するだめの手段本発明に従えば、紙巻タバコ製造機は互いに向かって運
動するように構成された２本の吸引帯に向かってタバコ
がそれを通ってシャワー状に注がれるように構成された
シャワーチャンネルを有しそれによりシャワー状に注が
れるタバコから２本の部分タバコ流れが吸引帯上に形成
されそしてこれら部分タバコ流れは吸引帯が互いに最も
接近する区域において合流して一体化され得る。吸引帯
は、それらがシャワー状に注がれたタバコを受取る区域
において、好ましくは互いに向がって近づき合い、従っ
て、おのおのタバコがシャワー状に注がれる方向に対し
て傾斜され、その結果、シャワー状に注がれたタバコは
吸引帯の運動方向における一成分（即ち、″前進成分″
）を有する方向に運動する間に各吸引帯に到着する。２
本の部分タバコ流れが合体する点（即ち、パ合流点″）
は好ましくはシャワーチャンネルに関して実質的に中心
に位置し、従って実質的に均等量のタバコが各吸引帯上
にシャワー状に注がれる。

各吸引帯に関し′″前進成分″タバコシャワーは、本願
の出願人等が以前確認したが単一吸引帯に関連して確立
したに過ぎない理由に鑑み有益である。本発明に基づく
２本の集中する吸引帯の使用はさらにいくつかの利点を
有し、特に、２本の吸引帯によって搬送される２本の部
分タバコ流れの合体によって形成される紙巻タバコフィ
ラー流れが、タバコの密度の点で相称性を有することに
おいて有利である。これに反し、在来の機械においては
、タバコ密度は一方の側（吸引帯に最も近い側）におい
て最大である。本発明はタバコ密度が少なくともフィラ
ー流れの反対両側において、そしてフィラー流れの恐ら
く事実上全周縁に沿って、実質的に均一に保たれること
を可能にする。

−好適構造において、２本の吸引帯（または少なくとも
それらの各線）は合流点の少し後においても集結し続け
る。このような継続集結は合体タバコ流れを圧縮しそし
て好ましくは成形する。タバコ流れを成形するために、
２本の吸引帯は横断方向可撓性を有するように繊維織物
から形成されることが好ましく、そして合体タバコ流れ
を漸進的に成形しそして圧縮するために、少なくとも合
流点の下流区域において、少し凹形の横断面を有するよ
うに構成される。かようにして、２本の吸引帯に隣接す
る合体タバコ流れの側部は、完成紙巻タバコの最終円形
横断面形状に近づくように成形され始める。最終成形は
、基本的には現存する技術的慣行に従ってガーニチャテ
ープ及びタンクによる補助下でガーニチャ内で達成され
得る。

本発明に基づく紙巻タバコ製造機の実施例は添付図面に
概略的に示される。

二、実施例第１図にはシャワー状に注がれるタバコから２本のタバ
コ流れ、これら流れは合流点１５で合体される、を形成
するように構成された吸引帯１１．１２へ向かってシャ
ワーチャンネル１０を通じてタバコがシャワー状に注が
れる紙巻タバコ製造機が示される。吸引帯１１．１２は
複数のプーリ１６を回って通過し、そしてそれらの通路
は吸引室１７の周囲に沿って延在する。吸引力は吸引室
１７から吸引帯１１．１２へ供給されてタバコを吸引帯
１１．１２上に確保する。シャワーチャンネル１０を通
じてタバコを搬送するのに使用される空気の成る量は、
シャワーチャンネル１０の壁の一つに設けた過給器ルー
バ１８を通じて引出される。

合流点１５から、全体として１９で表されるロッド形成
区域（ガーニチャ）へ搬送される間に、合体タバコ流れ
は吸引帯１１．１２が複数の案内（図示せず）によって
平坦な横断面から概ね半円形横断面に変わるように強制
される結果として成形される（そして、さらに、好まし
くは横断面を漸縮される）。２位置におけるタバコ流れ
の横断面が断面イラスト２１．２２によって概略的に示
されている。

シャワー状に注がれたタバコがそれに乗ってシャワーチ
ャンネル１０から到来する吸引帯１１の区域はタバコ運
動方向に対し角度Ａを以て傾斜していることが注目され
るべきである。図面に示されるように、角度Ａは概ね４
０度である。従って、タバコの速度をＶとすると、タバ
コはＶｃｏｓＡに等しい吸引帯に対する運動成分を以て
吸引帯に到着する。この成分は角度Ａを増すことによっ
て増大される。

合体成形タバコ流れが吸引帯１１．１２を離れ去った後
に処理される様式の一例として、第１図は平面図として
理解されそしてロッド巻紙即ちラッパーウェブは吸引帯
１１．１２の下に延びる通路に沿ってガーニチャテープ
によって搬送され、その結果、吸引帯１１．１２から出
現するタバコはラッパーウェブ上に配置されて実質的に
同じ方向に続く。タバコ流れの最終成形及び圧縮は在来
の方式でタンクによって達成される。タンクはタバコ流
れの上方に位置しそしてタバコ流れをその成形間に紙巻
タバコの最終横断、面になるまで圧縮するようにタバコ
流れのための漸縮横断面を画成する。代替的に、タバコ
流れの横断面は流れが吸引帯１１．１２から出現すると
き実質的に完成紙巻タバコ横断面を有するようにされ得
る。

タバコは任意の既知形式のホッパによってシャワーチャ
ンネル１０内に給送され得る。タバコが水平運動から垂
直運動へ偏向させられて垂直チャンネル（いわゆる″チ
ムニー″）を通過上昇することに代えて、タバコは実質
的に水平方向に運動し続けて第１図に示されるシャワー
チャンネル１０に進入し得る。

吸引帯１１．１２の運動に関してタバコシャワーの前進
成分は、結果的に、タバコのよりランダムな向きのみな
らずより均一なタバコ流れを吸引帯１１．１２上に形成
することが確認されている。より均等なタバコ流れは所
定密度における最終紙巻タバコの堅さを改善する。タバ
コ流れ１３．１４の均等性の改善によって、通常のトリ
ミングを省略することが可能である。しかし、トリミン
グは例えば第２図に示される方式に従って遂行され得る
。

第２図には第１図と同様の機構であるがシャフト３１に
取付けられたピン付きのローラ３０であって第１図に示
される合流点１５に到達するタバコ流れ１３．１４の一
部分を上方向または下方向へ移転する複数のピンを有す
るものを付設される機構が示される。ローラ３０の位置
はシャフト３１の軸線を横断する向きにおいて（水平方
向に）制御され、それによって、ローラ３０により移転
されるタバコの量を制御する。この制御は手動的に遂行
され得、または、完成紙巻タバコロッドの質量即ち密度
を監視するための核工学的またはその他の方式の装置に
応答して自動的に遂行され得る。■形のカウル３２がロ
ーラ３０を囲い込みそしてもしそうでなければローラ３
０に到達するタバコを吸引帯１１．１２上に偏向して導
く。

代替的に、吸引帯１１．１２上のタバコ流れ１３．１４
のおのおのは、例えば従来の方式に従って複数対のディ
スクによって、各個に摘整され得、その場合、２対のデ
ィスクが互いに干渉することなしに合流点１５に接近し
て位置されるように傾斜配置される。

第３図は第１図において矢印（ＩＩＩ）の方向に見たと
きの紙巻タバコ製造機の正面図であり、本発明に基づく
装置が紙巻タバコ製造機に組込まれるときの一可能方式
を示す。この実施例において紙巻タバコ製造機はカーペ
ット状に展開されたタバコをより分は室４１内へ搬送す
るように構成されたコンベヤバンド４０を有し、より分
は室４１から重い粒子は下方へ延びるダクト４２を通じ
て落下する。タバコの比較的軽い粒子は吸引ローラ４３
に沿って上方へ通過して垂直部分４４、湾曲部分及び下
傾部分４６を有すシャワーチャンネル内に進入する。下
傾部分４６は第１図に示される装置を有する。シャワー
チャンネルの下傾部分４６の下流端から出現する紙巻タ
バコ充填葉即ちフィラー流れは、ガーニチャテープ４８
の補助によってロンド紙巻即ちラッパーウェブ４６に乗
ってさらに搬送され、ガーニチャテープ４８によってラ
ッパーウェブ４７は合体フィラー流れ４９の周囲に対し
曲げ重ねられそして封着される。

代替的に他型式の摘整器即ちトリマも使用され得る。例
えば、前記ローラ３０の位置またはタバコ流れが吸引帯
１１．１２から出現した後にタバコ流れから余剰タバコ
を除去し得る位置に設けられる摘整器即ちトリマが使用
され得る。

第４図はホッパ５０及びロッド形成セクション５１を有
する他機の斜視図である。後者は第５図と第６図にさら
に詳細に図示されている。ホッパ５０は空間５３を有し
、タバコは空間５３からスパイク付きエレベータ５４に
よって上方へ送られて凹板５５上に供給される。凹板５
５上においてタバコはロール状に蓄積するようにされて
いる。カードドラム５６がタバコの測定量をタバコロー
ルから上方へ給送する。給送量の均等性はスパイク付き
拒絶ローラ５７によって改善される。

第５図に示されるように、タバコはピッカローラ５８に
よってカードローラ５６から移転されそしてローラ６０
によって加速されて第４図に全体として示されたロッド
形成セクションの一部を構成するシャワーチャンネル５
９へ供給される。シャワーチャンネル５９への中途にお
いてタバコの重い粒子（葉柄片など）はダクト６１を通
じて離脱するに任される。

ロッド形成セクションは第１図及び第２図に示されたそ
れと同様である。しかし、この実施例においては、集結
する帝６６．６７に対しそれぞれ平行する２個の″過給
器″ルーバ６２．６３が設けられることが注目されるべ
きである。さらに、ダクト６４を通じて合流点に追加の
タバコを導入する機構が図示される。このことは拡大図
５Ａにおいて部分的に詳細に説明されている。拡大図５
Ｂ−５Ｆはそれから延びる引出線によって示されるロッ
ド形成セクションに沿う一連の位置におけるタバコ流れ
の横断面の変化を示す。

第５図そして特に拡大図５Ａに示されるように、ダクト
６４は一方の側面に吐出口６５を有する中空四面体７３
内に入る。タバコは吐出口６５を通じて隣接する帯６６
上にタバコを供給し得る。タバコは完成ロンドにおいて
実質的に一定の重量を維持するように可変量を以てタク
ト６４を通じて連続的に供給され得る。実際量は在来タ
イプであり得る重量監視装置に依存して決定される。代
替的に、または付加的に、タバコは完成ロンドの端部分
と一致するように間欠的にダクト６４内に給送され得、
かくして、より大きい密度にされた端部分を生じさせ得
る。

第６図は第５図の矢印■の方向における拡大図面である
。本図はそれぞれプーリ６８．６９を回って戻る帯６６
．６７を一層明細に図示する。これらブーツの軸線は、
在来の様式でタバコ流れを囲い込むように配列されたラ
ッパーウェブ７２と共にガーニチャテープ７１がそれに
沿って走行するガーニチャベッド７０からプーリ６８．
６９自体が離れていることを可能にするように、互いに
向かって上方向に傾斜することが注目されるべきである
。

第７図は第６図の■−■線に沿って切られた断面図であ
り、成形された（概ね円形）紙巻タバコフィラー流れが
ラッパーウェブ７２上に正に釈放されようとする時点に
おける帯６６．６７及び少し修正されたプーリ６８．６
９（おのおの垂直線に対し２０度の角度を以て傾斜した
軸線を有する）の横断面形状を示ず。

一代替方式として、ラッパーウェブはより早期に、例え
ば合流点またはその近くにおいて、合体されたタバコフ
ィラー流れに対し初度係合させられ得る。

第８図は第１図−第６図に示されたごとき紙巻タバコ製
造機のシャワーチャンネル内へタバコを給送する一代替
手段を示す。この実施例においては、ホッパが、好まし
くは放出ローラ１２２の補助によって、シャワーチャン
ネル１２１内へタバコを給送する高速の吸引帯１２０上
にタバコを規制供給する。葉柄片のような重い粒子は分
離板１２３によって分離されそしてローラ１２４上に落
下し、ローラ１２４はそのような粒子を被制御速度を以
て浮遊室１２５内に下降させ、浮遊室１２５内において
は、空気が上方へ引張られてそれと共に、比較的重いタ
バコ粒子によって同伴された比較的軽いタバコ粒子であ
って紙巻タバコとして用いるのに適するものの少なくと
も一部分を運搬するという事実によって２次より分は作
用が生じる。浮遊室１２５を通つて上昇する空気は傾斜
通路１２６を通ってシャワーチャンネル１２１に進入す
る。分離板１２３はそれによって分離されるタバコの比
率を調節するためにその有効長さ及びｌまたはその傾斜
度に関して調節自在である。シャワーチャンネル１２１
を通る空気流の大部分は、既に説明されたごとき１個ま
たは２個のルーバ１２８に結合された過給器ファン１２
７によって発生される。過給器ファン１２７がら供給さ
れる空気流は、好ましくは調節自在の分流器１２９を介
して、ノズル１３０と、吸引帯１２０からのタバコがそ
れを横切って放出されるブリッジ部材１３１の複数の空
気通路とに供給される。ブリッジ部材１３１から上方へ
通過する空気はタバコを持上げる傾向を発揮し、一方、
ノズル１３０がらの空気はタバコをシャワーチャンネル
１２１に向がってその内部に水平方向に推進する傾向を
発揮する。

シャワーチャンネル１２１内の圧力は大気圧より低い。

シャワーチャンネル１２１の下壁に設けた複数の傾斜し
た空気人口１２１Ａによって、空気が大気から引き入れ
られ、そしてこのようにして導入された空気はタバコを
シャワーチャンネル１２１の下壁から持上げる傾向を発
揮する。

第９図に示される異なる紙巻タバコ製造機においては、
シャワーチャンネル７５は２個の吸引帯７６．７７へ向
かって水腹方向に上方へ延びる。プーリ８３に沿って通
った後、これら吸引帯は実質的に平行する通路に沿って
運動し、そしてこれら通路に沿って吸引帯７６．７７は
平坦な横断面から凹形の横断面に漸次変化しそれにより
部分タバコ流れ７８．７９によって構成されるタバコ流
れを成形する。第９図のＡ−Ａ線に基づく断面図である
第１０図に示されるように、吸引帯７６は狭幅であり、
その上に形成される部分タバコ流れ７８と実質的に同じ
幅である。一方、吸引帯７７はより広幅であり、その上
の部分タバコ流れ７９は部分タバコ流れ７８と合流して
合体タバコフィラー流れを形成する。合体タバコフィラ
ー流れは吸引帯７７によってさらに遠くへ運搬されて、
それがガーニチャテープ８１によって運搬されるラッパ
ーウェブ８０上に載置される位置に達する。

吸引帯７６はプーリ８２．８３．８４に沿って周回し、
一方、吸引帯７７はプーリ８５．８６．８７に沿って周
回し、そしてさらにプーリ８３によって案内される。第
１０図に示されるように、プーリ８３はフランジ８３Ａ
、　８３Ｂを有する。これらフランジは吸引帯７７がプ
ーリ８３に沿って通過する間、吸引帯７７の縁部を支持
する。部分タバコ流れ７８．７９は、吸引帯７７がラッ
パーウェブへ向かつて進む間、それらが吸引作用によっ
て吸引帯７７に確保された状態を維持するように前記フ
ランジ間に僅少の隙間を残して閉込められている。

第９図及び第１０図に示される製造機のその他の細部は
、例えばトリミング及び高密度端部仕上げに関して、既
に説明された細部と同じにされ得る。

第１１図は、第９図のそれと同じように、垂直方向に延
びるシャワーチャンネル９ｏを有しそして合体タバコフ
ィラー流れが合流点を越えてガーニチャ９１そしてさら
にロッド形成切断装置９２を通って垂直方向に運搬され
る製造機を示す。ロッド形成切断装置９２からはタバコ
の一連のロッド９３が出現する。順次に垂直方向に運動
する複数のロッド９３は、次いで、在来形のフィルタ結
合機において使用されるそれと同様の溝付きキャッチャ
ドラムによって受取られ、そして次にそれらの垂直軸線
に対して水平方向に搬送されてそれらの軸線が水平にな
る位置にそれらを旋回させる好適手段上に配置される。

そのような旋回手段は例えば円錐溝付きドラムまたは一
連の円錐ドラムを有し得る。

第１１図はさらに２本の吸引帯上の部分タバコフィラー
流れのための２個の摘整器即ちトリマ９４の設置を示す
。各トリマ９４は複数のピンを担持する円錐周縁面を有
する円形のディスクを有しそしてシャワーチャンネルの
平面に対して傾斜して配置され、従って、対応する吸引
帯に対して平行する平面においてタバコを摘整するため
には単にディスクの小部分がシャワーチャンネル内に突
出することを要するに過ぎない。

第１２図と第１３図は、それぞれ、異なる紙巻タバコ製
造機の平面図と正面図である。本機においては、ホッパ
１００がタバコ粒子の流れを形成し、流れは任意の望ま
れる方法によって、例えばふるい分け、選別、及びふる
い分けにより分離されたタバコから選ばれた粒子の再合
流によって処理される。タバコはチャンネル１０１を通
じて垂直方向上方に搬送され、次いで水平方向にシャワ
ーチャンネル１０２内に給送される。シャワーチャンネ
ル１０２は本発明に従って合流する吸引帯１０３．１０
４となって終端する。

第１４図と第１５図は、それぞれ、異なる紙巻タバコ製
造機の平面図と正面図である。本機においては、タバコ
はホッパ１１０がら給送されて、調整されたタバコ流れ
を形成し、流れは水平方向に延びるダクト１１１を通過
し、次いでもう−っのダクト１１２を通過した後、本発
明に基く集結する吸引帯１１４．１１５を含むシャワー
チャンネル１１３に進入する。上位の吸引帯１１４は下
位の吸引帯１１５より先方へ突出し、それにより、合体
されたタバコ流れを吸引作用によってそれが流れをラッ
パーウェブ１１６上に配置する位置まで運搬する。

一般的に、完成ロッドの重量制御は、シャワーチャンネ
ル内へのタバコの給送を制御することによって部分的に
または全体的に達成される。代替的に、または付加的に
、各個のシャワー流れを、例えばよく知られている方式
で協働する複数対のディスクによって、または、第２図
に示される方式によって摘整する手段が設けられ得る。

もう一つの例は、既に言及されたように、完成紙巻タバ
コのロッドの被制御密度を維持するのに適する制御され
た速度を以て合流点にタバコを導入することに関連する
。そのようなタバコは低品質タバコまたは主タバコ流れ
から何れかの位置で抽出された短いタバコ粒子である。

全タバコが１個の共通のシャワーチャンネルを通じてシ
ャワー状に注がれることに代えて、タバコホッパの分離
された２部分からタバコを送られる２個の独立したシャ
ワーチャンネルを設け、それにより２本の吸引帯に対し
て個別にタバコを下方へ供給することが可能である。２
個のシャワーチャンネル間の隙間は、１個または複数個
のトリマの収容を可能にし、または、合流点への重量調
整用タバコの給送手段の設置を可能にする。

各実施例においてタバコのための２本の吸引帯は、全く
同じ速度または僅かに異なる速度で駆動され得る。例え
ば、２本の吸引帯はラッパーウェブに比し速度において
それぞれ４％高くそして４％低くされ得る。このように
して、タバコ流れの短期間変動に対する若干の補償度が
獲得され得ることが期待される。換言すれば、他の方式
では完成紙巻タバコのロッドに直接反映されるタバコ流
れの変動は、一方の吸引帯」二の高点が他方の吸引帯上
の対応高点に夕１してずらされるから、均しくされる。

吸引帯の一方または両方は合流点の上７流または下流に
おいて横断面に関して湾曲（凹形）化され得る。

″高密度端部仕」二げ″のため合流点に供給するタバコ
の間欠的増量は、例えば本願出願人の有する英国特許第
２１７０６９３号の第９図を参照して説明されるごとく
鋸歯状周縁を有するホイールにタバコを集めることによ
って達成され得る。

次の修正型は第９図に示される装置から構成される。シ
ャワーチャンネルは垂直平面に位置することに代えて概
ね水平の平面に位置する。プーリは有隙され、従って吸
引帯７２は直接プーリ８２．８３に沿って周回し、合体
したタバコ流れは吸引作用によって全て吸引帯７７によ
って搬送される。この場合、より長い吸引帯７７の部分
は、それが合流点から運動するにつれて９０°捩れ、そ
れによって、従来通りの向きを以て位置されたラッパー
ウェブ上に合体タバコ流れを載置する。

【図面の簡単な説明】

第１図は紙巻タバコ製造機の一形式の平面図、第２図は
第１図に示される機械と同様の一修正形式の紙巻タバコ
製造機の平面図、第３図は第１図の矢印ＩＩＩの方向に
見た図面、第４図は地形式の紙巻タバコ製造機の斜視図
、第５図は第４図に示される機械の一部の斜視拡大図、
第６図は第４図及び第５図に示される機械の一部のもう
一つの斜視拡大図、第７図は第６図の線■−■に沿って
切られた拡大断面図、第８図は特にタバコをシャワーチ
ャネル内に給送する手段及びタバコをより分ける手段に
関連する、第４図から第６図に示される機械の可能修正
形式を示す図面、第９図は他の一形式の紙巻タバコ製造
機の前エレベータを示す図面、第１Ｏ図は第９図の線Ａ
−Ａに沿って切られた拡大断面図、第１１図から第１５
図は本発明に基づく紙巻タバコ製造機の他の異なる構成
を示す概略図である。図面上、１０・・・シャワーチャンネル、１１．１２・
・・吸引帯、１３．１４・・・タバコ流れ、１５・・・
合流点、１６・・・プーリ、１７・・・吸引室、１８・
・・過給器ルーバ、１９・・・ロッド形成セクション。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）シャワー状に注がれるタバコから２本の部分タバ
コ流れ（１３、１４；７８、７９）を２本の吸引帯上に
形成しそしてそれら２本の部分タバコ流れをこれら吸引
帯が互いに最も近づく区域（１５）において互いに合体
させるように互いに近づく方向に運動するように構成さ
れた前記２本の吸引帯（１１、１２；６６、６７；７６
、７７；１０３、１０４；１１４、１１５）に向かつて
タバコがそれを通じてシャワー状に注がれるように構成
されたシャワーチャンネル（１０；４６；５９；７５；
９０；１０２；１１３；１２１）を有することを特徴と
する紙巻タバコ製造機。
（２）特許請求の範囲第１項記載の紙巻タバコ製造機に
おいて、吸引帯が、それらがシャワー状に注がれるタバ
コを受取る区域において、互いに向かつて近づき合い、
従つて、おのおのタバコがシャワー状に注がれる方向に
対して傾斜され、その結果、シャワー状に注がれたタバ
コが吸引帯の運動方向における一成分を有する方向に運
動する間に各吸引帯に到達することを特徴とする紙巻タ
バコ製造機。
（３）特許請求の範囲第１項または第２項記載の紙巻タ
バコ製造機において、２本の部分タバコ流れが合流する
点（１５）がシャワーチャンネルに関して中心に位置し
、実質的に均等量のタバコが各吸引帯上にシャワー状に
注がれることを特徴とする紙巻タバコ製造機。
（４）特許請求の範囲第１項から第３項の何れか一つの
項に記載される紙巻タバコ製造機において、吸引帯が２
本の部分タバコ流れが合流する点（１５）の先方へ概ね
平行する通路に沿つて運動するように配列され、吸引帯
の通路及び／または前記概ね平行する通路に沿う一連の
点における吸引帯の横断面が合体タバコ流れを漸進的に
圧縮するように構成されることを特徴とする紙巻タバコ
製造機。
（５）特許請求の範囲第４項記載の紙巻タバコ製造機に
おいて、吸引帯の横断面形状が概ね半円形に漸進的に変
化するように強制されることを特徴とする紙巻タバコ製
造機。
（６）特許請求の範囲第５項記載の紙巻タバコ製造機に
おいて、概ね平行する通路区間の端における吸引帯の半
円形状が、おのおの完成紙巻タバコロッドの半径に概ね
等しい、またはそれより僅かに大きい、半径を有するこ
とを特徴とする紙巻タバコ製造機。
（７）特許請求の範囲第１項から第６項の何れか一つの
項に記載される紙巻タバコ製造機において、シャワーチ
ャンネルが概ね水平面に位置し、それにより、２本の部
分タバコ流れが合体紙巻タバコ充填葉流れの側部を形成
し、そして合体流れが載置される連続巻紙を合体流れの
下方で運搬する手段と、連続紙巻タバコロッドを形成す
るように合体流れの周囲に連続巻紙を巻付けて封着する
手段とを有することを特徴とする紙巻タバコ製造機。
（８）特許請求の範囲第１項から第７項の何れか一つの
項に記載される紙巻タバコ製造機において、各部分タバ
コ流れまたは合体タバコ流れを摘整する手段（３０）を
有することを特徴とする紙巻タバコ製造機。
（９）特許請求の範囲第１項から第８項の何れか一つの
項に記載される紙巻タバコ製造機において、合流点（１
５）において２本の部分タバコ流れの間に追加のタバコ
またはその他の材料を供給する手段（６４、６５、７３
）を有することを特徴とする紙巻タバコ製造機。
（１０）特許請求の範囲第９項記載の紙巻タバコ製造機
において、供給手段（６４、６５、７３）が、高密度端
部分を有する紙巻タバコを形成するために、タバコ流れ
の紙巻タバコ端部分と合致するように間欠的に追加のタ
バコを供給するように構成されることを特徴とする紙巻
タバコ製造機。
（１１）特許請求の範囲第１項から第１０項の何れか一
つの項に記載される紙巻タバコ製造機において、シャワ
ー状に注がれるタバコが空気流によつてシャワーチャン
ネルを通るように運搬され、シャワーチャンネルを通る
空気流の少なくとも一部分がシャワーチャンネルの壁に
設けた１個または複数個のルーバ（１８、６２、６３）
を通じて供給される吸引力によつて誘起されることを特
徴とする紙巻タバコ製造機。
（１２）２本の集中する吸引帯上に実質的に均一の部分
タバコ流れを形成するように前記２本の集中する吸引帯
上にタバコがシャワー状に注がれることと、２本の部分
タバコ流れが１本の紙巻タバコ充填葉流れを形成するよ
うに合体され、前記紙巻タバコ充填葉流れが、おそらく
部分タバコ流れまたは合体タバコ流れの摘整後に、個々
のタバコロッドを形成するために一定の距離を以て爾後
切断される連続紙巻タバコロッドを形成するように連続
巻紙内に包囲されることとを特徴とする紙巻タバコを製
造する方法。