JPH02119248A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
- Publication number
- JPH02119248A JPH02119248A JP27344188A JP27344188A JPH02119248A JP H02119248 A JPH02119248 A JP H02119248A JP 27344188 A JP27344188 A JP 27344188A JP 27344188 A JP27344188 A JP 27344188A JP H02119248 A JPH02119248 A JP H02119248A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- integrated circuit
- protective film
- heat
- heat dissipation
- semiconductor integrated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、半導体素子から発生する熱を放熱させるため
の構造を保護膜に適用した半導体集積回路に関するもの
である。
の構造を保護膜に適用した半導体集積回路に関するもの
である。
従来の技術
従来の半導体集積回路の保護膜の構造を第4図に示す。
本図において、1は保護膜、2は集積回路、3は基板で
ある。以上のように構成された従来の集積回路の保護膜
の作用について説明する。
ある。以上のように構成された従来の集積回路の保護膜
の作用について説明する。
前記保護膜は、パッケージを通しての外部からの水分、
汚染物の侵入や機械的な損傷から集積回路を保護するた
めのものである。保護膜としては従来、S i H4(
シラン)、PH3(ホスフィン)、O2系のガスを30
0〜400℃で熱分解反応(科学気相成長法n CVD
法)により形成したPSG(リンドープガラス)膜が用
いられていた。
汚染物の侵入や機械的な損傷から集積回路を保護するた
めのものである。保護膜としては従来、S i H4(
シラン)、PH3(ホスフィン)、O2系のガスを30
0〜400℃で熱分解反応(科学気相成長法n CVD
法)により形成したPSG(リンドープガラス)膜が用
いられていた。
最近さらに耐湿性を高める目的でプラズマ窒化膜が広く
利用されている。
利用されている。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では、半導体集積回路の
保護膜は、集積回路を保護することが目的で、半導体素
子から発生する熱の放熱を改善するための構造とはなっ
ていないという欠点があった。
保護膜は、集積回路を保護することが目的で、半導体素
子から発生する熱の放熱を改善するための構造とはなっ
ていないという欠点があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、集積回
路の保護膜表面に凹凸を設けるか又は、放熱用フィンを
設は有効放熱面積を大きくすることにより放熱特性の改
善を行うことができる半導体集積回路を提供することを
目的とする。
路の保護膜表面に凹凸を設けるか又は、放熱用フィンを
設は有効放熱面積を大きくすることにより放熱特性の改
善を行うことができる半導体集積回路を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段
この目的を達成するために本発明の半導体集積回路は、
表面保護膜表面に凹凸を設けるか又は、表面保護膜表面
に放熱用フィンを設けたことを特徴としている。
表面保護膜表面に凹凸を設けるか又は、表面保護膜表面
に放熱用フィンを設けたことを特徴としている。
作 用
この構成によって、パッケージを通しての外部からの水
分、汚染物の侵入や機械的な損傷から集積回路を保護す
るための作用と同時に、保護膜の有効放熱面積の拡張に
より半導体素子から発生する熱の放熱を改善する作用も
兼ねそなえることができる。
分、汚染物の侵入や機械的な損傷から集積回路を保護す
るための作用と同時に、保護膜の有効放熱面積の拡張に
より半導体素子から発生する熱の放熱を改善する作用も
兼ねそなえることができる。
実施例
第1図は、本発明の第1の実施例における半導体集積回
路である。第1図において、1は保護膜、2は集積回路
、3は基板、4は凹凸である。
路である。第1図において、1は保護膜、2は集積回路
、3は基板、4は凹凸である。
凹凸の製法としては、保護膜1をプラズマ窒化膜で作製
しその上にPSG膜を作製し、前記プラズマ窒化膜をス
トッパーとして前記PSG膜をエツチングすることによ
り作成できる。
しその上にPSG膜を作製し、前記プラズマ窒化膜をス
トッパーとして前記PSG膜をエツチングすることによ
り作成できる。
集積回路2で発生した電力損失(熱)は、基板3を介し
てケースに放熱されるものと、保護膜lと凹凸4を介し
て大気へ放熱されるものがある。
てケースに放熱されるものと、保護膜lと凹凸4を介し
て大気へ放熱されるものがある。
放熱量は、放熱面積に比例するため、保護膜1の表面に
凹凸を形成させて有効放熱面積を大きくすることにより
、放熱量を増加させる効果がある。
凹凸を形成させて有効放熱面積を大きくすることにより
、放熱量を増加させる効果がある。
第2図は、本発明の第2の実施例における半導体集積回
路である。第2図において、1は保護膜、2は集積回路
、3は基板で、以上は第1図の構成と同様なものである
。第1図の構成と異なるのは、放熱フィン5を保護膜1
の上に設けた点である。放熱フィンの製法としては、保
護膜1をプラズマ窒化膜で作製し、その上に熱伝導率の
高い金属等を選択的に積層させるか又は、前記金属等を
一様に積層させた後にエツチング等により凹凸を設ける
ことで作成できる。以上のように構成された半導体集積
回路についてその動作を説明する。
路である。第2図において、1は保護膜、2は集積回路
、3は基板で、以上は第1図の構成と同様なものである
。第1図の構成と異なるのは、放熱フィン5を保護膜1
の上に設けた点である。放熱フィンの製法としては、保
護膜1をプラズマ窒化膜で作製し、その上に熱伝導率の
高い金属等を選択的に積層させるか又は、前記金属等を
一様に積層させた後にエツチング等により凹凸を設ける
ことで作成できる。以上のように構成された半導体集積
回路についてその動作を説明する。
集積回路2で発生した電力損失(熱)は、基板3を介し
てケースに放熱されるものと、保護膜1と放熱フィンを
介して大気へ放熱されるものがある。放熱量は、放熱面
積に比例するため、保護膜1の表面に放熱フィンを設け
て有効面積を太き(することにより、放熱量を増加させ
る効果がある。
てケースに放熱されるものと、保護膜1と放熱フィンを
介して大気へ放熱されるものがある。放熱量は、放熱面
積に比例するため、保護膜1の表面に放熱フィンを設け
て有効面積を太き(することにより、放熱量を増加させ
る効果がある。
また放熱フィンの熱伝導率は、第1の実施例の凹凸の熱
伝導率よりも高いために、放熱特性の改善効果は更に増
やすことになる。
伝導率よりも高いために、放熱特性の改善効果は更に増
やすことになる。
以下本発明の第3の実施例について説明する。
第3図は本発明の第3の実施例における半導体集積回路
を示すものである。第3図において、1は保護膜、2は
集積回路、3は基板、4は凹凸、6は伝熱媒体、7はパ
ッケージである。以上のように構成された半導体集積回
路について、その動作を説明する。
を示すものである。第3図において、1は保護膜、2は
集積回路、3は基板、4は凹凸、6は伝熱媒体、7はパ
ッケージである。以上のように構成された半導体集積回
路について、その動作を説明する。
保護膜1、集積回路2、基板3、凹凸4は、第1の実施
例の構成と同様なものである。異なる点は、パッケージ
7の中に伝熱媒体6を充てんし、半導体集積回路を設置
した点である。
例の構成と同様なものである。異なる点は、パッケージ
7の中に伝熱媒体6を充てんし、半導体集積回路を設置
した点である。
集積回路2で発生した電力損失(熱)は、基板3を介し
てパッケージ7に放熱されるものと、保護膜1と凹凸4
を介して伝熱媒体へ放熱されるものがある。放熱量は、
放熱面積に比例するため、保護膜1の表面に凹凸を形成
させて有効放熱面積を太き(するか又は、第2の実施例
と同様に保護膜とは異なった高い熱伝導率の物質で放熱
フィン5を形成して有効放熱面精を大きくすることによ
り、放熱量を増加できる効果がある。
てパッケージ7に放熱されるものと、保護膜1と凹凸4
を介して伝熱媒体へ放熱されるものがある。放熱量は、
放熱面積に比例するため、保護膜1の表面に凹凸を形成
させて有効放熱面積を太き(するか又は、第2の実施例
と同様に保護膜とは異なった高い熱伝導率の物質で放熱
フィン5を形成して有効放熱面精を大きくすることによ
り、放熱量を増加できる効果がある。
伝熱媒体6が大気の場合は、凹凸4からの放熱は第1の
実施例と同様であるが、熱伝導率が大気よりも高い気体
(例えば、Heガス等)又は、熱伝導率の高い絶縁性液
体く例えば、変圧器油等〉を伝熱媒体6の代りに使用す
れば、凹凸4からの放熱をパッケージへ効率良く熱伝達
することが可能となり、ひいては半導体集積回路の温度
上昇を低(抑える効果がある。
実施例と同様であるが、熱伝導率が大気よりも高い気体
(例えば、Heガス等)又は、熱伝導率の高い絶縁性液
体く例えば、変圧器油等〉を伝熱媒体6の代りに使用す
れば、凹凸4からの放熱をパッケージへ効率良く熱伝達
することが可能となり、ひいては半導体集積回路の温度
上昇を低(抑える効果がある。
この凹凸は第2の実施例における放熱フィン5とおきか
えても同じ効果が得られる。以下、凹凸と放熱フィンを
まとめて放熱フィンと呼ぶ。放熱フィンの物理的寸法の
限界は、放熱フィン間の間隙で熱の対流現象が認められ
るかどうかの限界にある。例えば、伝熱媒体6が大気の
場合、大気を構成する粒子の平均自由行程は約0.1
ミクロンであるので、前記間隙は少なくとも0.1ミク
ロンは必要である。更に伝熱媒体に使用する気体の圧力
を高くして粒子の平均自由行程を短くすることにより、
前記間隙をもっと狭めることができる。このように放熱
フィンの高さと、放熱フィン間の間隙の比を大きくする
ことにより有効放熱面積も拡大することになり、放熱特
性の改善の効果は極めて大となる。
えても同じ効果が得られる。以下、凹凸と放熱フィンを
まとめて放熱フィンと呼ぶ。放熱フィンの物理的寸法の
限界は、放熱フィン間の間隙で熱の対流現象が認められ
るかどうかの限界にある。例えば、伝熱媒体6が大気の
場合、大気を構成する粒子の平均自由行程は約0.1
ミクロンであるので、前記間隙は少なくとも0.1ミク
ロンは必要である。更に伝熱媒体に使用する気体の圧力
を高くして粒子の平均自由行程を短くすることにより、
前記間隙をもっと狭めることができる。このように放熱
フィンの高さと、放熱フィン間の間隙の比を大きくする
ことにより有効放熱面積も拡大することになり、放熱特
性の改善の効果は極めて大となる。
この放熱フィンは、現在の半導体プロセス技術による微
細加工を直接適用することが可能である。
細加工を直接適用することが可能である。
発明の効果
以上のように本発明は、表面保護膜表面に凹凸を設ける
か又は、表面保護膜表面に放熱用フィンを設けたことに
より、パッケージを通しての外部からの水分、汚染物の
侵入や機械的な損傷から集積回路を保護するための効果
と同時に、保護膜の有効放熱面積の拡張により半導体素
子から発生する熱の放熱を改善する効果も兼ねそなえる
ことができる。また前記放熱フィンの作成は、現在の半
導体プロセス技術による微細加工を直接適用できる効果
がある。
か又は、表面保護膜表面に放熱用フィンを設けたことに
より、パッケージを通しての外部からの水分、汚染物の
侵入や機械的な損傷から集積回路を保護するための効果
と同時に、保護膜の有効放熱面積の拡張により半導体素
子から発生する熱の放熱を改善する効果も兼ねそなえる
ことができる。また前記放熱フィンの作成は、現在の半
導体プロセス技術による微細加工を直接適用できる効果
がある。
第1図は、本発明の第1の実施例における半導体集積回
路の断面概略図、第2図は、本発明の第2の実施例にお
ける半導体集積回路の断面概略図、第3図は、本発明の
第3の実施例における半導体集積回路の断面概略図、第
4図は、従来の半導体集積回路の断面概略図である。 1・・・・・・保護膜、2・・・・・・集積回路、3・
・・・・・基板、4・・・・・・凹凸、5・・・・・・
放熱フィン、6・・・・・・伝熱媒体、7・・・・・・
パッケージ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名菓 図 第 図
路の断面概略図、第2図は、本発明の第2の実施例にお
ける半導体集積回路の断面概略図、第3図は、本発明の
第3の実施例における半導体集積回路の断面概略図、第
4図は、従来の半導体集積回路の断面概略図である。 1・・・・・・保護膜、2・・・・・・集積回路、3・
・・・・・基板、4・・・・・・凹凸、5・・・・・・
放熱フィン、6・・・・・・伝熱媒体、7・・・・・・
パッケージ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名菓 図 第 図
Claims (1)
- 表面保護膜上に0.5ミクロン以上の凹凸を設けたこと
を特徴とする半導体集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27344188A JPH02119248A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27344188A JPH02119248A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02119248A true JPH02119248A (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=17527956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27344188A Pending JPH02119248A (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02119248A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112016007385T5 (de) | 2016-10-28 | 2019-07-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Halbleitervorrichtung und Leistungsumwandlungsvorrichtung |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP27344188A patent/JPH02119248A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112016007385T5 (de) | 2016-10-28 | 2019-07-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Halbleitervorrichtung und Leistungsumwandlungsvorrichtung |
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