JPH02117826A - レトルト食品用包装材料 - Google Patents
レトルト食品用包装材料Info
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- JPH02117826A JPH02117826A JP8862037A JP6203788A JPH02117826A JP H02117826 A JPH02117826 A JP H02117826A JP 8862037 A JP8862037 A JP 8862037A JP 6203788 A JP6203788 A JP 6203788A JP H02117826 A JPH02117826 A JP H02117826A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミ
ニウム層と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品
用包装材料に関するものであり、とくには、包装袋への
食品の充填に際し、またはその包装袋の封止に際し、包
装袋の外表面に、ソースその他が付着することに起因し
て生じる包装袋の汚損を極めて有効に防止するものであ
る。
ニウム層と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品
用包装材料に関するものであり、とくには、包装袋への
食品の充填に際し、またはその包装袋の封止に際し、包
装袋の外表面に、ソースその他が付着することに起因し
て生じる包装袋の汚損を極めて有効に防止するものであ
る。
(従来の技術)
従来既知のレトルト食品用包装材料としては、たとえば
、熱溶着フィルム層としてのポリエチレンもしくはポリ
プロピレンフィルム層と、アルミニウム層と、印刷用フ
ィルム層としてのポリエチレンテレフタレートもしくは
ナイロンフィルム層とのそれぞれをドライラミネートに
よって積層したものがあり、かかる包装材料は、十分な
る耐熱性を有する他、すぐれた強度、ガスバリアー性な
どの緒特性を発揮することができる。
、熱溶着フィルム層としてのポリエチレンもしくはポリ
プロピレンフィルム層と、アルミニウム層と、印刷用フ
ィルム層としてのポリエチレンテレフタレートもしくは
ナイロンフィルム層とのそれぞれをドライラミネートに
よって積層したものがあり、かかる包装材料は、十分な
る耐熱性を有する他、すぐれた強度、ガスバリアー性な
どの緒特性を発揮することができる。
(発明が解決しようとする課B)
このような従来の包装材料によって、たとえばカレーを
包装する場合には、その包装材料からなる包装袋へカレ
ーを充填するに際し、または、カレーの充填後に、その
包装袋の開口を封止するに際して、カレーが包装袋の外
表面、いいかえれば、印刷用フィルム層の外表面に付着
することがしばしばあり、それを完全に防止することは
、甚だ困難であった。
包装する場合には、その包装材料からなる包装袋へカレ
ーを充填するに際し、または、カレーの充填後に、その
包装袋の開口を封止するに際して、カレーが包装袋の外
表面、いいかえれば、印刷用フィルム層の外表面に付着
することがしばしばあり、それを完全に防止することは
、甚だ困難であった。
そこで、かかる場合には、包装袋の外表面に付着したカ
レーを、拭取りロールその他によって払拭することが一
般的であるが、カレー中に多量に含まれて着色料および
香辛料として機能するうこんが、印刷用フィルム層内へ
速かに浸透してそれを黄色に着色することになって、そ
の色味の完全なる除去が実質的に不可能であったことか
ら、包装後におけるトルト食品の価値が、はとんど存在
しなくなるという問題があり、このことは、包装袋の外
表面に付着したカレーの払拭を怠ったまま、たとえば、
120°Cで約30分間トルト殺菌した場合にとくに重
大であり、うこんの高い染色力の故に、包装袋の見栄え
が著しく低下するという問題があった。
レーを、拭取りロールその他によって払拭することが一
般的であるが、カレー中に多量に含まれて着色料および
香辛料として機能するうこんが、印刷用フィルム層内へ
速かに浸透してそれを黄色に着色することになって、そ
の色味の完全なる除去が実質的に不可能であったことか
ら、包装後におけるトルト食品の価値が、はとんど存在
しなくなるという問題があり、このことは、包装袋の外
表面に付着したカレーの払拭を怠ったまま、たとえば、
120°Cで約30分間トルト殺菌した場合にとくに重
大であり、うこんの高い染色力の故に、包装袋の見栄え
が著しく低下するという問題があった。
この発明は、従来技術のかかる問題を有利に解決するも
のであり、包装袋の外表面に、レトルト食品のソースそ
の他が付着した場合であっても、包装袋の汚損を極めて
有効に防止することがきるレトルト食品用包装材料を提
供するものである。
のであり、包装袋の外表面に、レトルト食品のソースそ
の他が付着した場合であっても、包装袋の汚損を極めて
有効に防止することがきるレトルト食品用包装材料を提
供するものである。
(課題を解決するための手段)
この発明の包装材料は、ポリカーボネート、ポリプロピ
レンおよびフッ素が、染料、顔料などの浸透を有効に阻
止し得る物性を有することに着目してなされたものであ
り、少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム層
と、印刷用フィルム層とを具え、それらをドライラミネ
ート、ニーラムラミネート、ノンソルベントラミネート
、押出しラミネートなどによって積層してなるレトルト
食品用包装材料において、印刷用フィルム層の外表面に
、積層、コーティングなどによってポリカーボネート層
、ポリプロピレン層もしくはフッ素層からなる保護層を
設けたものである。
レンおよびフッ素が、染料、顔料などの浸透を有効に阻
止し得る物性を有することに着目してなされたものであ
り、少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム層
と、印刷用フィルム層とを具え、それらをドライラミネ
ート、ニーラムラミネート、ノンソルベントラミネート
、押出しラミネートなどによって積層してなるレトルト
食品用包装材料において、印刷用フィルム層の外表面に
、積層、コーティングなどによってポリカーボネート層
、ポリプロピレン層もしくはフッ素層からなる保護層を
設けたものである。
また、この発明の他の包装材料は、少なくとも、熱溶着
フィルム層と、アルミニウム層と、印刷用フィルム層と
を具えるレトルト食品用包装材料において、最外側に位
置する印刷用フィルム層を、ポリカーボネートフィルム
層、ポリプロピレンフィルム層もしくはフッ素フィルム
層にて形成したものである。
フィルム層と、アルミニウム層と、印刷用フィルム層と
を具えるレトルト食品用包装材料において、最外側に位
置する印刷用フィルム層を、ポリカーボネートフィルム
層、ポリプロピレンフィルム層もしくはフッ素フィルム
層にて形成したものである。
(作 用)
かかる包装材料によれば、それにて形成した包装袋の表
面に、レトルト食品のソース、とくには、カレーが付着
した場合であっても、その包装材料の最外側に位置する
保護層または印刷用フィルム層は、うこんの浸透、拡散
をほぼ完全に防止すべく機能することができるので、た
とえ、そのカレーの払拭を怠ったまま、トルト殺菌を行
った場合であっても、包装袋がうこんによって黄色に着
色されるのをほぼ完全に防止することができ、このこと
は、カレー以外の他のソースの付着についても全く同様
である。
面に、レトルト食品のソース、とくには、カレーが付着
した場合であっても、その包装材料の最外側に位置する
保護層または印刷用フィルム層は、うこんの浸透、拡散
をほぼ完全に防止すべく機能することができるので、た
とえ、そのカレーの払拭を怠ったまま、トルト殺菌を行
った場合であっても、包装袋がうこんによって黄色に着
色されるのをほぼ完全に防止することができ、このこと
は、カレー以外の他のソースの付着についても全く同様
である。
(実施例)
以下にこの発明を図示例に基いて説明する。
第1図はこの発明の実施例を示す断面図であり、第1図
(a)に示す例は、熱溶着フィルム層としての無延伸ポ
リプロピレンフィルム層1と、アルミニウム層2と、印
刷用フィルム層としてのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム層3とを、それらの各層間に接着剤層4.5を介
在させてドライラミネートし、そしてポリエチレンテレ
フタレートフィルム層3の外表面に、ソルベントタイプ
もしくはエマルジョンタイプのポリカーボネトをコーテ
ィングすることにて、ポリカーボネートコーティング層
6からなる保護層を形成したものである。
(a)に示す例は、熱溶着フィルム層としての無延伸ポ
リプロピレンフィルム層1と、アルミニウム層2と、印
刷用フィルム層としてのポリエチレンテレフタレートフ
ィルム層3とを、それらの各層間に接着剤層4.5を介
在させてドライラミネートし、そしてポリエチレンテレ
フタレートフィルム層3の外表面に、ソルベントタイプ
もしくはエマルジョンタイプのポリカーボネトをコーテ
ィングすることにて、ポリカーボネートコーティング層
6からなる保護層を形成したものである。
また、第1図[有])に示す例は、上述した例において
、ポリエチレンテレフタレートフィルム層3の外表面に
、接着剤層7を介在させてポリカーボネートフィルム層
8をドライラミネートしたものである。
、ポリエチレンテレフタレートフィルム層3の外表面に
、接着剤層7を介在させてポリカーボネートフィルム層
8をドライラミネートしたものである。
なお、ここに示す例において、ポリカーボネートコーテ
ィング層6を、ポリプロピレンコーティング層もしくは
フッ素コーティング層とすることも可能であり、また、
ポリカーボネートフィルム層8を、ポリプロピレンフィ
ルム層もしくはフッ素フィルム層とすることも可能であ
る。
ィング層6を、ポリプロピレンコーティング層もしくは
フッ素コーティング層とすることも可能であり、また、
ポリカーボネートフィルム層8を、ポリプロピレンフィ
ルム層もしくはフッ素フィルム層とすることも可能であ
る。
このような実施例のレトルト食品用包装材料によれば、
無延伸ポリプロピレンフィルム層1を相互に熱溶着させ
て包装袋とした状態の下で、その内部へ、たとえば、カ
レーを充填するに際し、または、その充填後において袋
開口を閉止するに際して、そのカレーが包装袋の外表面
に付着したとしても、それが直接的に付着するのはポリ
カーボネートコーティング層6もしくはポリカーボネー
トフィルム層8であり、これらの層6.8はカレーに含
まれるうこんの浸透・拡散をほぼ完全に阻止することが
できるので、たとえ、包装袋の外表面に付着したカレー
の払拭を怠ったまま、それをレトルト殺菌した場合であ
っても、包装袋の着色を極めて有効に阻止することがで
き、このことは、ポリカーボネートコーティングN6に
代えて、ポリプロピレンコーティング層もしくはフッ素
コーティング層を形成した場合、または、ポリカーボネ
ートフィルム層8に代えて、ポリプロピレンフィルム層
もしくはフッ素フィルム層を形成した場合もまた同様で
ある。従って、レトルト食品の価値の低減が十分に防止
されることになる。
無延伸ポリプロピレンフィルム層1を相互に熱溶着させ
て包装袋とした状態の下で、その内部へ、たとえば、カ
レーを充填するに際し、または、その充填後において袋
開口を閉止するに際して、そのカレーが包装袋の外表面
に付着したとしても、それが直接的に付着するのはポリ
カーボネートコーティング層6もしくはポリカーボネー
トフィルム層8であり、これらの層6.8はカレーに含
まれるうこんの浸透・拡散をほぼ完全に阻止することが
できるので、たとえ、包装袋の外表面に付着したカレー
の払拭を怠ったまま、それをレトルト殺菌した場合であ
っても、包装袋の着色を極めて有効に阻止することがで
き、このことは、ポリカーボネートコーティングN6に
代えて、ポリプロピレンコーティング層もしくはフッ素
コーティング層を形成した場合、または、ポリカーボネ
ートフィルム層8に代えて、ポリプロピレンフィルム層
もしくはフッ素フィルム層を形成した場合もまた同様で
ある。従って、レトルト食品の価値の低減が十分に防止
されることになる。
なお、上述した包装材料においてもまた、強度、耐熱性
、耐水性、ガスバリアー性その他の、レトルト食品に要
求さる全ての包装特性を十分に満足し得ることはもちん
であり、このことは、ボエチンテレフタレートフィルム
層3とした印刷フィルム層を、ナイロンフィルム層とし
た場合にもまた同様である。
、耐水性、ガスバリアー性その他の、レトルト食品に要
求さる全ての包装特性を十分に満足し得ることはもちん
であり、このことは、ボエチンテレフタレートフィルム
層3とした印刷フィルム層を、ナイロンフィルム層とし
た場合にもまた同様である。
第2図はこの発明の他の実施例を示す断面図であり、こ
れは、熱溶着フィルム層としてポリエチレンフィルム層
11を用いるとともに、このポリエチレンフィルム層1
1と、アルミニウム層2との間に、接着剤層12.13
を介在させてナイロンフィルム層14を積層したことを
除いては、第1図(a)に示すものと同様である。
れは、熱溶着フィルム層としてポリエチレンフィルム層
11を用いるとともに、このポリエチレンフィルム層1
1と、アルミニウム層2との間に、接着剤層12.13
を介在させてナイロンフィルム層14を積層したことを
除いては、第1図(a)に示すものと同様である。
おこの例において、アルミニウム層2の位置とナイロン
フィルム層14の位置とを入れ換えることも可能であり
、また、ポリカーボネートコーティング層6に代えて、
ポリプロピレンコーティング層もしくはフッ素コーティ
ング層を形成すること、または、ポリカーボネートフィ
ルム層8、ポリプロピレンフィルム層もしくはフッ素フ
ィルム層をを形成することも可能である。
フィルム層14の位置とを入れ換えることも可能であり
、また、ポリカーボネートコーティング層6に代えて、
ポリプロピレンコーティング層もしくはフッ素コーティ
ング層を形成すること、または、ポリカーボネートフィ
ルム層8、ポリプロピレンフィルム層もしくはフッ素フ
ィルム層をを形成することも可能である。
ここに示すこの包装材料によれば、前述した例に比して
ナイロンフィルム層14が一層増加することにより、前
述の実施例の作用効果に加え、耐圧性、耐ピンホール性
などの包装特性をより向上させることができる。
ナイロンフィルム層14が一層増加することにより、前
述の実施例の作用効果に加え、耐圧性、耐ピンホール性
などの包装特性をより向上させることができる。
第3図はこの発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
り、ポリエチレンフィルム層11に、ナイロンフィルム
層14およびアルミニウム層2を、それぞれの接着剤層
12.13を介して順次に積層するとともに、そのアル
ミニウム層2の外側に、印刷用フィルム層としてのポリ
プロピレンフィルム層15を、接着剤層16を介して積
層したものであり、この例によってもまた、ポリプロピ
レンフィルム層15の作用により、レトルト食品のソー
スの、包装袋への浸透、拡散を、前述したそれぞれの例
と同様に、極めて有効に防止することができる。
り、ポリエチレンフィルム層11に、ナイロンフィルム
層14およびアルミニウム層2を、それぞれの接着剤層
12.13を介して順次に積層するとともに、そのアル
ミニウム層2の外側に、印刷用フィルム層としてのポリ
プロピレンフィルム層15を、接着剤層16を介して積
層したものであり、この例によってもまた、ポリプロピ
レンフィルム層15の作用により、レトルト食品のソー
スの、包装袋への浸透、拡散を、前述したそれぞれの例
と同様に、極めて有効に防止することができる。
なおこのことは、印刷用フィルム層としてのポリプロピ
レンフィルム層15を、ポリカーボネートフィルム層、
フッ素フィルム層とした場合にも同様である。
レンフィルム層15を、ポリカーボネートフィルム層、
フッ素フィルム層とした場合にも同様である。
そしてこの例においても、ナイロンフィルム層14の位
置とアルミニウム層2の位置とを入れ換えることもでき
、また場合によっては、ナイロンフィルム層14を省く
ことも可能である。
置とアルミニウム層2の位置とを入れ換えることもでき
、また場合によっては、ナイロンフィルム層14を省く
ことも可能である。
以上この発明を図示例に基づいて説明したが、この発明
の包装材料では、熱溶着フィルム層および印刷用フィル
ム層の種類を所要に応じて種々に変更することもでき、
また、二層以上のナイロンフィルム層もしくはポリエチ
レンテレフタレートフィルム層を積層することも可能で
ある。
の包装材料では、熱溶着フィルム層および印刷用フィル
ム層の種類を所要に応じて種々に変更することもでき、
また、二層以上のナイロンフィルム層もしくはポリエチ
レンテレフタレートフィルム層を積層することも可能で
ある。
(発明の効果)
かくして、この発明によれば、とくには印刷用フィルム
層の表面に、ポリカーボネート層、ポリプロピレン層も
しくはフッ素層からなる保護層を形成することにより、
または、最外側に位置させた印刷用フィルム層を、ポリ
カーボネートフィルム層、ポリプロピレンフィルム層も
しくはフッ素フィルム層にて形成することにより、たと
え、レトルト食品のソースが包装袋の表面に付着した場
合であっても、そのソースの包装材料への浸透、ひいて
は包装袋の汚損を十分に阻止して、レトルト食品の商品
価値の低下をほぼ確実に防止することができる。
層の表面に、ポリカーボネート層、ポリプロピレン層も
しくはフッ素層からなる保護層を形成することにより、
または、最外側に位置させた印刷用フィルム層を、ポリ
カーボネートフィルム層、ポリプロピレンフィルム層も
しくはフッ素フィルム層にて形成することにより、たと
え、レトルト食品のソースが包装袋の表面に付着した場
合であっても、そのソースの包装材料への浸透、ひいて
は包装袋の汚損を十分に阻止して、レトルト食品の商品
価値の低下をほぼ確実に防止することができる。
第1.2.3図はそれぞれこの発明の実施例を示す断面
図である。 1・・・無延伸ポリプロピレンフィルム層2・・・アル
ミニウム層 3・・・ポリエチレンテレフタレートフィルム層4、
5. 7.12.13.16・・・接着剤層6・・・ポ
リカーボネートコーティング層8・・・ポリカーボネー
トフィルム層 11・・・ポリエチレンフィルム層 14・・・ナイロンフィルム層 15・・・ポリプロピレンフィルム層 第1図 第2図 手 続 補 正 書 昭和63年 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿1、事件の
表示 昭和63年特許願第62037 2、発明の名称 レトルト食品用包装材料 大 成 包 材 株 式 15−一−−接着有り層 f6−−−−ポリアロごトンフィルAI#4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」 および図面 「発明の詳細な説明jの欄 1、明細書第1頁第3〜17行の特許請求の範囲を下記
の通りに訂正する。 [2、特許請求の範囲 1、 少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム
層と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品用包装
材料において、 前記印刷用フィルム層の外表面に、ポリカーボネート層
、ポリプロピレン層もしくはフッ素層からなる保護層を
設けてなるレトルト食品用包装材料。 2、 少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム
層と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品用包装
材料において、 最外側に位置する前記印刷用フィルム層を、ポリカーボ
ネートフィルム層、ポリプロピレンフィルム層もしくは
フヱ素フィルム層にて形成してなるレトルト食品用包装
材料。」 2、明細書第2頁第4行の「包装袋の封止Jを「包装袋
の開口の封止」に訂正し、 同頁第18行の「従来の」を削除する。 3、同第3頁第8〜9行の「カレー中に多量に含まれて
着色料」を「従来技術によれば、カレー中に多量に含ま
れて、着色料」に訂正し、同頁第13〜14行の「トル
ト食品−・−−−一−−−−−問題があり、」を「レト
ルト食品の価値が大きく低下するという問題があり、」
に訂正し、 同頁第16行の「トルト殺菌」を「レトルト殺菌」に訂
正し、 同頁第18行の「包装袋の見栄えが著しく低下する」を
「印刷用フィルム層が著しく汚損されるjに訂正する。 4、同第4頁第8〜9行の「ことに着目して」を「との
知見に基づいて」に訂正する。 5、同第5頁第10行の「層は、−・−−−−−−・−
防止」を「層が、そこへのうこんの浸透、拡散を極めて
有効に防止」に訂正し、 同頁第11行の「ことができる」を削除し、同頁第12
行の「トルト殺菌」を「レトルト殺菌」に訂正し、 同頁第15行の「ソースの付着について」を「ソースが
付着した場合について」に訂正する。 6、同第7頁第20行の「合もまた同様」を「合にもま
た同様」に訂正する。 7同第8頁第4行の「要求さる・−・−満足」を[要求
される全ての包装特性を充分に満た」に訂正する。 8、図面中梁3回を別紙訂正図の通りに訂正する。 @30 15−一一−ポリTロピbンフイルA層f5 =−一接
薯創層
図である。 1・・・無延伸ポリプロピレンフィルム層2・・・アル
ミニウム層 3・・・ポリエチレンテレフタレートフィルム層4、
5. 7.12.13.16・・・接着剤層6・・・ポ
リカーボネートコーティング層8・・・ポリカーボネー
トフィルム層 11・・・ポリエチレンフィルム層 14・・・ナイロンフィルム層 15・・・ポリプロピレンフィルム層 第1図 第2図 手 続 補 正 書 昭和63年 特許庁長官 小 川 邦 夫 殿1、事件の
表示 昭和63年特許願第62037 2、発明の名称 レトルト食品用包装材料 大 成 包 材 株 式 15−一−−接着有り層 f6−−−−ポリアロごトンフィルAI#4、代 理 人 5、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」 および図面 「発明の詳細な説明jの欄 1、明細書第1頁第3〜17行の特許請求の範囲を下記
の通りに訂正する。 [2、特許請求の範囲 1、 少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム
層と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品用包装
材料において、 前記印刷用フィルム層の外表面に、ポリカーボネート層
、ポリプロピレン層もしくはフッ素層からなる保護層を
設けてなるレトルト食品用包装材料。 2、 少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム
層と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品用包装
材料において、 最外側に位置する前記印刷用フィルム層を、ポリカーボ
ネートフィルム層、ポリプロピレンフィルム層もしくは
フヱ素フィルム層にて形成してなるレトルト食品用包装
材料。」 2、明細書第2頁第4行の「包装袋の封止Jを「包装袋
の開口の封止」に訂正し、 同頁第18行の「従来の」を削除する。 3、同第3頁第8〜9行の「カレー中に多量に含まれて
着色料」を「従来技術によれば、カレー中に多量に含ま
れて、着色料」に訂正し、同頁第13〜14行の「トル
ト食品−・−−−一−−−−−問題があり、」を「レト
ルト食品の価値が大きく低下するという問題があり、」
に訂正し、 同頁第16行の「トルト殺菌」を「レトルト殺菌」に訂
正し、 同頁第18行の「包装袋の見栄えが著しく低下する」を
「印刷用フィルム層が著しく汚損されるjに訂正する。 4、同第4頁第8〜9行の「ことに着目して」を「との
知見に基づいて」に訂正する。 5、同第5頁第10行の「層は、−・−−−−−−・−
防止」を「層が、そこへのうこんの浸透、拡散を極めて
有効に防止」に訂正し、 同頁第11行の「ことができる」を削除し、同頁第12
行の「トルト殺菌」を「レトルト殺菌」に訂正し、 同頁第15行の「ソースの付着について」を「ソースが
付着した場合について」に訂正する。 6、同第7頁第20行の「合もまた同様」を「合にもま
た同様」に訂正する。 7同第8頁第4行の「要求さる・−・−満足」を[要求
される全ての包装特性を充分に満た」に訂正する。 8、図面中梁3回を別紙訂正図の通りに訂正する。 @30 15−一一−ポリTロピbンフイルA層f5 =−一接
薯創層
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム層
と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品用包装材
料において、 前記印刷用フィルム層の外表面に、ポリカーボネート層
、ポリプロピレン層もしくはフッ素層からなる保護層を
設けてなるレトルト食品用包装材料。 2、少なくとも、熱溶着フィルム層と、アルミニウム層
と、印刷用フィルム層とを具えるレトルト食品用包装材
料において、 最外側に位置する前記印刷用フィルム層を、ポリカーボ
ネートフィルム層、ポリプロピレンフィルム層もしくは
フッ素フィルム層にて形成してなるレトルト食品用包装
材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8862037A JPH02117826A (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-17 | レトルト食品用包装材料 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5735288 | 1988-03-12 | ||
JP63-57352 | 1988-03-12 | ||
JP8862037A JPH02117826A (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-17 | レトルト食品用包装材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02117826A true JPH02117826A (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=13053185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8862037A Pending JPH02117826A (ja) | 1988-03-12 | 1988-03-17 | レトルト食品用包装材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02117826A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001094451A3 (en) * | 2000-06-06 | 2002-03-28 | Cryovac Inc | Printed thermoplastic film with radiation-cured overprint varnish |
US11376831B2 (en) | 2016-03-18 | 2022-07-05 | Amcor Flexibles Selestat Sas | Flexible laminate for printed retort packaging |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737834B2 (ja) * | 1972-04-25 | 1982-08-12 | ||
JPS6028582U (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-26 | 株式会社メイダイ | 貨物自動車 |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP8862037A patent/JPH02117826A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737834B2 (ja) * | 1972-04-25 | 1982-08-12 | ||
JPS6028582U (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-26 | 株式会社メイダイ | 貨物自動車 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7063882B2 (en) | 2000-06-06 | 2006-06-20 | Cryovac, Inc. | Printed thermoplastic film with radiation-cured overprint varnish |
EP1698480A2 (en) * | 2000-06-06 | 2006-09-06 | Cryovac, Inc. | Packaged food product |
EP1698480A3 (en) * | 2000-06-06 | 2006-09-20 | Cryovac, Inc. | Packaged food product |
US11376831B2 (en) | 2016-03-18 | 2022-07-05 | Amcor Flexibles Selestat Sas | Flexible laminate for printed retort packaging |
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