JPH02117715A - 鍛接鋼管の成形方法 - Google Patents

鍛接鋼管の成形方法

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Publication number
JPH02117715A
JPH02117715A JP27037188A JP27037188A JPH02117715A JP H02117715 A JPH02117715 A JP H02117715A JP 27037188 A JP27037188 A JP 27037188A JP 27037188 A JP27037188 A JP 27037188A JP H02117715 A JPH02117715 A JP H02117715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
curvature
stand
roll
forge
Prior art date
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Pending
Application number
JP27037188A
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English (en)
Inventor
Kenji Haneda
羽田 憲治
Yasuo Kimiya
康雄 木宮
Junichi Okamoto
潤一 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鍛接鋼管の製造工程において、成形中のスケ
ルブエツジ部が急激に伸ばされることを防止し、安定し
たスケルブ形状を提供するための成形方法に関する。
[従来の技術] 一般に鍛接鋼管は、第3図に示すように、加熱炉1で熱
間加工温度以上に加熱された帯状スケルブ2を垂直スタ
ンドの成形ロール3で管状に成形し、鍛接ロール5によ
り鍛接して、絞りロール6により圧延することによって
製造される。
この方法は、連続的に製造可能なため、高能率で、低コ
ストであることが大きな利点である。このため、主とし
て、各種配管等に使用されている。
この鍛接管製造過程において、鍛接前の管状スケルブエ
ツジ部を再加熱装置で安定加熱する方法としては、特開
昭58−122188号公報に記載の方法がある。すな
わち、第2図に示すように、帯状スケルブを管状に成形
するに際し、第1スタンドを垂直スタンドとし、第2ス
タンドの水平スタンドの成形ロール4のロール孔型にシ
ームガイドを設けることにより、管状スケルブの鍛接前
のエツジ部を効率良く加熱する方法である。
[発明が解決しようとする課題] この方法においては、成形されていく過程において、特
に小径サイズにおいて板厚方向のエツジ部に、第4図に
示すような波打ち状のエツジ座屈9が生じやすくなる。
このため、鍛接時においてエツジの均一な成形ができず
、健全な鍛接が困難となっている。このエツジ座屈の発
生原因は、第1スタンドの成形ロール3以降のスタンド
間でエツジ部に圧縮歪が作用するためである。小径サイ
ズに生じやすい理由としては、管サイズに比してスタン
ド間距離が大きいために座屈抵抗が小さいためである。
*た、再加熱装置によって加熱されるエツジ部とセンタ
一部との温度差が大きいほど、温度差によって生じる熱
応力によって座屈は生じやすくなる。このため、成形性
及び品質を著しく阻害している。
安定的に製造する方法の提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、加熱炉で加熱されたスケルブを管状に成形す
るに際して、第1スタンドを垂直スタンドとし、第2ス
タンドの水平スタンド成形ロール孔型にシームガイドロ
ールを設け、これら2段の成形ロールで成形を行い、鍛
接ロールで鍛接して管とする鍛接鋼管の製造工程におい
て、垂直スタンド成形ロール孔型のスケルブエツジ部の
曲率を他の部分の曲率よりも大損くし、このロールに下
式において、0.4≦Q≦0.6を満足する成形配分を
与えつつ成形することにより、スケルブのエツジに発生
する座屈を防止することを特徴とする鍛接管製造方法で
ある。
Q” (1/w)I:Ro /RdW   ”・(1)
ここでQ:成型配分 R:幅方向当該位置での曲率半径(■)。
Ro:鍛接ロール孔型曲率半径(a++*)W:板状ス
ケルブ板幅(am) 以下に、第1図に示す実施態様例に基づき、本発明の詳
細な説明する。第2図は、第1スタンドに垂直スタンド
、第2スタンドを水平スタンドとした2スタンドの成形
方式、第3図は、成形ロールを垂直スタンドの一段のみ
とした1スタンド成形方式の従来法を示す図である。第
1図は、この成形方式において本発明を適用した例を示
す図である6通常、2スタンドの成形ロールによる成形
方式においては、成形ロール3において成形される際に
、予変形領域8においてスケルブのセンターに比ベスケ
ルブエッジ部2°(第2図)が急激に伸ばされる。この
伸びたエツジ部が、スタンド間において、軌跡長に比べ
材料が余るため、エツジ部が圧縮ひずみを受けることに
より、第4図に示すようなエツジ座屈が生じる。
このエツジ部の伸びを軽減する方法としては、成形ロー
ル3においてその成形配分を軽減することが考えられる
が、単一カリバーにおいて、曲率を下げることにより成
形配分を軽減すると第5図に示すように第2スタンドの
垂直スタンドの成形ロール4においてスケルブの噛み出
しを生じる場合がある。単一カリバーで成形配分を軽減
する場合の噛み出し限界は、スタンド間距離によっても
異なるが、管寸法に比べてスタンド間距離の大きな小径
サイズで厳しくなり、小径サイズでは単一カリバーで曲
率を下げることにより成形配分を軽減することが不可能
となっている。
そこで、本発明では、成形ロール3において、エツジ部
の曲率を他の部分の曲率より大きくし成形配分を軽減す
ることによって、噛み出し限界を向上させ、予変形部の
エツジ伸びを軽減することを可能としたものである。
なお、成形ロールのカリバーにおいて、エツジ部の曲率
をセンタ一部の曲率よりも大損<シた例としては、電縫
鋼管のブレークダウンロールにおいて、例えば、日本鉄
鋼協会編、鉄鋼便覧第3版、p109に記載されている
ような例がある。しかしながら、これは、電縫鋼管の成
形において、まず最初にブレークダウンロールにおいて
、エツジ部分のみを水平ロールの上下ロールにより管の
曲率まで曲げておくという考え方によるものであり、そ
の考え方、カリバーの形状ともに本発明とは、本質的に
異なるものである。
また、成形ロールを垂直スタンドの一段のみとした1ス
タンド成形方式の従来法においても、本発明法を適用す
ることによりエツジ伸びを軽減させ、より安定した成形
を行なうことが可能である。
ここで、成形ロール3の成形配分Qを0.4以上とする
のは、これ以下の場合、水平スタンドの成形ロールで噛
み出しを生じる場合があるためであり、0.6以下とす
るのは、これ以上の成形配分を与えると、予変形領域1
oのエツジ伸びが過大となるためである。
この方法によって、すべてのサイズについて、エツジ座
屈のない安定な成形を行い、健全な鍛接を行なうことが
できる。
[実 施 例] 第1表は、規格SGP、サイズΦ21.7x t 2.
52およびΦ114.3 x t4.23をそれぞれ2
段の成形ロールで成形を行ない製造する場合において、
本発明を適用した場合と、本発明によらない場合を比較
したものである0本発明によらなければ、かなりのエツ
ジ座屈が発生しているのに対して、本発明による場合に
はほとんど発生していない、ここで、エツジ部の伸びひ
ずみは、式(2)のように表すことかでき、エツジ座屈
の一つの指標となる。すなわち、エツジ部の伸びひずみ
が大きい場合、エツジ座屈も大きいと考えることができ
る。
ε(L−1)/I       ・・・(2)ここでε
:エツジ部の伸びひずみ L:エツジ座屈発生部のエツジに沿−った長さ(mm) 第 表 I:エツジ座屈発生部の直線距ill(cm)[発明の
効果] 以上、加熱炉で過熱されたスケルブを管状に成形する鍛
接管の成形工程に、本発明を通用することにより、エツ
ジ座屈を有効に防止することができて、安定した鍛接を
行なうことが可能となる。さらに、再加熱装置によって
効率良く管状スケルブエツジ部を安定過熱することがで
きる。これにより、鍛接管製造における成形性、品質を
著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による垂直スタンドの成形ロールの孔型
を示した図、第2図は鍛接前のエツジ部を再加熱するた
め成形ロールを2段とした場合の鍛接管製造法の説明図
、第3図は成形ロールが1段の従来の鍛接管成形法の説
明図、第4図はエツジ座屈の状態を示す図、第5図は水
平スタンドの成形ロールでの噛み出し現象について示し
た図である。 1・・・加熱炉      2・・・帯状スケルブ3・
・・#1成形ロール  4・・・#2成形ロール5・・
・鍛接ロール    6・・・絞りロール7・・・高周
波銹導加熱コイル 8・・・予変形領域    9・・・エツジ座屈。 他4名 第1図 3:#1成形ロール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 加熱炉で加熱されたスケルブを管状に成形するに際
    し、第1スタンドを垂直スタンドとし、第2スタンドの
    水平スタンド成形ロール孔型にシームガイドロールを設
    け、これら2段の成形ロールで成形を行い、鍛接ロール
    で鍛接して管とする鍛接鋼管の製造工程において、垂直
    スタンド成形ロール孔型のスケルブエッジ部の曲率を他
    の部分の曲率よりも大 きくし、この成形ロールに下式において、 0.4≦Q≦0.6を満足する成形配分を与えつつ成形
    することにより、スケルブのエッジに発生する座屈を防
    止することを特徴とする鍛接管製造方法 Q=(1/w)∫^w_0R_0/RdW ここでQ:成形配分 R:幅方向当該位置での曲率半径(mm) R_0:鍛接ロール孔型曲率半径(mm) W:板状スケルブ板幅(mm)
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