JPH02117573A - 油圧エレベータ制御装置 - Google Patents

油圧エレベータ制御装置

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JPH02117573A
JPH02117573A JP63264153A JP26415388A JPH02117573A JP H02117573 A JPH02117573 A JP H02117573A JP 63264153 A JP63264153 A JP 63264153A JP 26415388 A JP26415388 A JP 26415388A JP H02117573 A JPH02117573 A JP H02117573A
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JP
Japan
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viscosity
oil
relay
deceleration
elevator
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Application number
JP63264153A
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English (en)
Inventor
Kunio Yasuda
安田 邦夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、油圧エレベータ制御装置に係り、特に可変
速エレベータに適用するのに好適な油圧エレベータ制御
装置に関する。
(従来の技術) 第4図は、一般的な油圧エレベータの概略図である。昇
降路1に隣接した機械室2内に油圧エレベータの駆動源
であるパワーユニット3が設けられている。このパワー
ユニット・3からの圧油4aは、配管5を通り、油圧ジ
↑・ツキ6に送られ、プランジp 7が上昇することに
よりプランジ177上端にあるかご8が昇降路1内を上
界する。また、9はかご8がガイドレール10に沿って
昇降リ−る際の案内賃首である。
一方、かご8の下降については、かご8の自重により油
圧ジヤツキ6内の圧油11aが配管5を通ってパワーユ
ニット3のタンク11へj=流ηることにより、かご8
が下降する。
次に、前述のパワーユニット3の構造とその動きについ
て述べる。第4図に示4如く、パワーユニット3は、タ
ンク11.電動機12.油圧ポンプ13.油量制御弁1
4等より構成されている。
すなわら、電動機12によって駆0ノされる油圧ポンプ
13がタンク11内の油4bを吸い込み、圧油にして吐
出し、その吐出された圧油4aを流量制御弁14により
流量コントロールを行いながら油圧ジヤツキ6内に送る
。これによりプランジャ7が上昇し、それに伴いかご8
が上昇する。
一方、下降の際は、かご8の自重により油圧ジヤツキ6
内の圧油が配管5を流れてタンク11に戻るが、この油
のωが流量制御弁14によってコントロールされること
により、所定の走行パターンに従ってかご8が下降する
このような油圧エレベータの油圧制御回路について、第
5図を基にして説明する。6は油圧ジヤツキ、7はプラ
ンジャ、8はかご、11はタンク。
12は電動機、13は油圧ポンプ、14は流量制御2I
l弁である。ここで、タンク11は便宜士別々のものを
示しているが、実際には一つのものである。
また15はチエツクバルブ、16は下降着床ソレノイド
、17は下降ソレノイド、18は上昇ソレノイド、19
は上昇着床ソレノイド、20は下降バルブ、21はバイ
パスバルブをそれぞれ示すものである。
そこで、エレベータ下降時には、下降着床ソレノイド1
6及び下降ソレノイド17によって制御される下降バル
ブ20を介して油が油圧ジヤツキ6からタンク11に戻
される。即ち、ソレノイド16.17が励磁されると、
バルブ20の制御路からソレノイド16.17を通って
タンク11に通じる油路が開かれるため、バルブ20の
油圧のバランスが変化してバルブ20が開き、油圧ジャ
ツギ6内の油が前記バルブ20を通ってタンク11に戻
され、こうしてかご8が下降する。一方、下降着床用ソ
レノイド16のみが励磁されている状態では、下降バル
ブ20が少量状態となり、かご8は低速で下降する。
エレベータ上昇時には、上昇ソレノイド18及び上昇着
床ソレノイド19によって制御されるバイパスバルブを
閉じることにより、油がポンプ13からチエツクバルブ
15を通って油圧ジャツギ6に注入される。即ち、ソレ
ノイド18.19が励磁されると、バイパスバルブ21
の制御路からソレノイド18.19を通ってタンク11
に通じる油路が閉じられるため、バルブ21の油圧のバ
ランスが変化してバルブ21が閉じ、それまでバルブ2
1を介してタンク11に戻されていたポンプ13からの
油が油圧ジヤツキ6に注入されることになり、エレベー
タのかご8が上界する。一方、上背着床用ソレノイド1
9のみが励磁されている状態ではバイパスバルブ21は
少量状態となり、かご8は低速で上界づ゛ることになる
このような油圧エレベータ制御装置は、ソレノイドバル
ブの開閉により油を媒体として下降バルブ20及びバイ
パスバルブ21を開閉する制御方式を採っていることか
ら、その制御特性が油の温度変化による粘度変化の影響
を受ける。例えば、温度が下がり曲の粘度が増してくる
と、ソレノイドが動作してから下降バルブが動作するま
での時間が長くなる。このために、油温の変化により減
速度、即ら減速位置が異なり、油温が高ければ減速距離
は短かく、低くなれば長くなる。
これに対して、エレベータの安全性を配慮して、油温が
低い場合に合せて減速距離を設定していたため、油温の
上界に従ってその減速距離が短くなると、エレベータの
低速運転時間が長くなり、その結果、エレベータの運転
時間が長くなり、効率の悪化を招くことになる。
そこで、それを解決するために、従来の油圧エレベータ
制御装置では、油の温度を検出して、高速運転から低速
運転に切換えるタイミングを油の温度に応じて切換える
ことにより減速距離の変化を補a するようにしている
このような制御方式の電気回路について、第6図を基に
説明ザる。第6図は第5図の構成の中で、下降着床ソレ
ノイド16及び下降ソレノイド17を制御するための回
路の一例を示す回路構成図で、同図中PCは正の電源線
、NCは負の電源線、DL Xは下降着床ソレノイド1
6の制御用リレーDXは下降ソレノイド17の制御用リ
レー、SLDは減速指令用リレー、X5LDは減速指令
補助リレー l5DL〜N5DLは減速位置検出スイッ
チ、DCRlはドア閉確認用リレー接点、UDXlは運
転補助リレー接点、SUl、SDlは方向リレー接点、
XDI、XD2は補助リレー接点、DLXlは前記!J
L/−DLX(7)接点、D X I G、を前記リレ
ーDXの接点、5LDI、5LD2は前記リレーSLD
の接点、X5LDI、X5LD2は前記リレーX5LD
の接点をそれぞれ示すものである。
また、5SLDTは減速指令用タイマー、5SLDは減
速指令補助リレー、OTHは油温検出スイッチ、5SL
DIは前記リレー5SLDの接点、UDX2は運転補助
リレー接点、X5LD3はリレーX5LDの接点、5L
D3はリレーSLDの接点をそれぞれ示すものである。
かかる構成において、運転補助リレー接点UDX1はエ
レベータ走行中は開状態であり、方向リレー接点SUI
、SDIはそれぞれ上昇、下降の運転時に閉状態になる
ものであり、ドア開確認用リレー接点DCRIは全ての
ドアが閉じている時に閉状態になるものである。
これらの接点条件により、エレベータスタート時には先
ず、減速指令用リレーSLDが励磁される。一方、エレ
ベータが高速で下降する時には、補助リレー接点XDI
、XD2、減速指令リレー接点5LDI、5LD2が閉
状態であり、従って制御用リレーDLX、DXが動作し
てソレノイド16.17が励磁される。
エレベータのかごが減速位置に近づくと、スイッチl5
DL−NSDLのいずれかが閉状態となり、減速指令補
助リレーX5LDが動作して、該リレー接点X5LD1
が開状態となり、X5LD2が閉じる。このため、減速
指令用リレーSLDの自己保持が解除され、該リレー接
点5LDI。
5LD2が開状態となる。
エレベータのかごが減速位置検出スイッチ1SDL〜N
5QLを通り過ぎて該スイッチの全てが開状態に戻ると
、減速指令補助リレーX5LDの動作が解除されて該リ
レーX5LDIが閉じ、X5LD2は開状態となる。従
って、下降ソレノイド17の制御用リレーDXが動作解
除されることとなり、ソレノイド17が励磁を解がれて
下降バルブ20が少量状態となり、エレベータのかご8
は減速下降する。
次に、油温が変化した場合について述べる。減速指令補
助リレー5SLD、減速指令用タイマ5SLDTより成
る回路は、オン遅延要素のタイマー5SLDTを減速指
令補助リレーX5LDのb接点X5LD3に接続するこ
とによって、前記減速指令補助リレーX5LDのオフ遅
延回路を構成したものである。即ら、前記リレーX5L
Dがオフすると、接点X5LD3が閉状態となり、タイ
マー5SLDTが一定の遅延時間後に動作して、減速指
令補助リレー5SLDを動作させる。
従って、前記リレー5SLDの接点5SLDIはリレー
X5LDがオフしてからタイマー5SLDTに設定され
た一定時間経過後にオフすることになる。ちなみに、運
転補助リレー接点UDX2、減速指令用リレーSLDの
接点5LD3はエレベータが運転中で、且つ前記リレー
SLDがオフしている時以外はリレー5SLDが動作し
ないように介挿された接点である。
今、油温が高い場合、1itl温検出スイツチOT l
−1は導通状態にある。エレベータが高速運転から減速
ゾーンに入ると、減速位置検出スイッチ1SDL・〜N
5DLのいずれかが閉状gとなり、減速指令補助リレー
X S L D lfi動作し、該リレー接点X’5L
D1.X5LD3が#ilぎ、リレー接点X S LD
2が閉じる。このため、減速指令用リレーSし1)の自
己保持が解除されて、該リレー接点5LD1.5LD2
が開状態になると共にリレー接点5ID3が閉状態とな
る。
エレベータのかご8が減速位置検出スイッチSL、 D
 1〜5LDNを通り過ぎて該スイッチの全てが開状態
に戻ると減速指令補助リレーX5LDの動作が解除され
、該リレー接点X5LDI、X5LD3が閉じ、リレー
接点X5LD2が聞く。しかしながら、下降ソレノイド
17の制御用リレーDXは、スイッチOT H及びリレ
ー5SLDの接点5SLDIを通じて動作状態を保持さ
れる。同時に、タイマー5SLDTは計時を開始し、一
定時間が経過すると動作してリレーS S L Dを動
作さぼる。
このため、前記リレー5SLDのリレー接点5SLDI
が開き、制御用リレーD×が動作解除されることとなり
、この結果、ソレノイド17が励磁を解かれて下降バル
ブ20が少量状態となる。
従って、エレベータのかご8は減速下降することとなる
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の油圧エレベータ制御装
置には、次のような問題点があった。
油は、劣化及び水分の混入等によって温度とは無関係に
粘度が変化してしまう。また油は、温度の変化に伴って
対数的にその粘度が変化する。すなわら、通常使用する
油温範囲内でも低温1例えば5 ’C付近では、1°C
?111渇が変化すると数10センデストークスと大幅
に粘度が変化するので、さらに検出誤差が大きくなる。
従って、従来のように油温を検出して減速開始点を変化
させていたのでは、減速距離の変化を十分に補償するこ
とができないという問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、油の粘度を常時検出し、その検出出力に応じて
減速開始点を変化させることにより着床までの低速運転
時間がほぼ一定になるように制御し、効率の良いエレベ
ータ運転ができる油圧エレベータ制御装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、油圧ジヤツキの動作によりかごを昇降させ
、かごの上昇時及び下降時それぞれにソレノイドバルブ
の弁開度を制御して油の流量を絞ることにより高速から
低速に切換る油圧ニレベタ制御装置において、油の粘度
を検出する粘度検出器と、この粘度検出器の出力に応じ
て前記ソレノイドバルブの動作するタイミングを切り換
えるバルブ制御手段とを備え、減速距H1の変化を補刊
スるようにしたものである。
(作用) この発明の油圧エレベータ制御装置では、油圧シトツキ
の動作によりかごを昇降させ、かごの上昇時及び下降時
それぞれにソレノイドの弁開度を制御して浦の流ωを絞
ることにより高速から低速に切換え、ゆっくりした速度
で所定の階に停止する。
ここで、粘度検出器は油圧系統の油の粘度を検出し、所
定値よりら粘度が低下していれば減速距離がう、0くな
るため、バルブ制御手段を作動させてソレノイドバルブ
の動作タイミングを遅らせ、できるだけ高速走行時間を
ひき伸ばし、エレベータの効率良い運行を実現する。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図に基いて説明づる。
第1図は、この発明の一実施例のパワーユニット3を示
し、粘度検出器22aがパワーユニット3のタンク11
内に設けられ、しかも油圧ポンプ13によって油圧ジヤ
ツキ6内に圧油4aを送り込んでも浦4bの中にあるよ
うな位置に取り付けられている。ざらに、もう1つの粘
度検出器22bが油圧配管5上に曲につかるように設け
られている。
これらの粘度検出器22a、22bとしては、例えば振
動式費磁気式のものが用いられる。
尚、この実施例の油圧エレベータの他の部分の機械的構
成は従来例で示した第4図と同一のものであり、また油
圧系統は第5図に示したものと同て゛あり、以下共通の
符号を用いて説明する。
第2図はこの発明の一実施例の電気回路を示してJ3す
、下降着床ソレノイド1G及び下降ソレノイド17を制
御するための回路構成図である。図においてVISは、
タンク11内に設itられた年度検出器22aまたは配
管5上に設けられた粘度検出器22bが所定値以下とな
った時にオンとなる粘度検出スイッチで競る。この図に
おいて、他の部分は従来例の第6図と同一である。
このように構成された油圧エレベータ制御装置の作用に
ついて次に説明する。
はじめに、粘度が所定値まで下がり、粘度検出スイッチ
VISが閉じた場合について説明すると、かご8が高速
運転から減速ゾーンに入ると、減速位置検出スイッチI
S、DL−NSDLのいずれかが閉じて減速指令補助リ
レーXSL[)が励磁され、このリレー接点X5LD1
.X5LD3が開き、リレー接点XSL’D2が閉じる
。このため、減速指令用リレーSLDの自己保持が解除
されて、リレー接点5LD1,5LD2が開になるとと
もに、リレー接点5LD3が閉となる。
かご8が減速位置検出スイッチ1SLD〜N5LDを通
り過ぎて、これらのスイッチ1SLD〜N5LDが全て
開状態に戻ると、減速指令補助リレーX5LDが消磁さ
れ、リレー接点X5LDI。
X5LD3が閉じ、リレー接点X5LD2が開く。
しかしながら下降ソレノイド17の制御用リレーDXは
、粘度検出スイッチVIS及び減速指令補助リレー5S
LDのリレー接点5SLDIを通じて動作状態が保持さ
れる。同時に、タイマー5SLDTは計時を開始し、一
定時間が軽過すると動作して減速指令補助リレー5SL
Dが励磁される。
この結果、減速指令補助リレー5SLDのりし一接点5
SLDIが開かれ、制御用リレーDXが動作解除される
こととなり、下降ソレノイド17の励磁が解かれ、下降
バルブ20は全開状態から全開状態に移行し、油還流量
が絞られ、かご8が減速下降することになる。
次に、粘度検出器22bによる粘度が前記所定値よりも
古く、粘度検出スイッチVISが開状態となっている場
合には、減速指令補助リレーX5IDがオフした時点で
すぐに制御用リレーDXが動作解除され、この結果、下
降ソレノイド17の励磁が解かれ、下降バルブ20が全
開状態から全開状態に移行し、かご8が減速下に7する
ことになる。
ここで、粘度検出スイッチVISと減速指令用タイマー
5SLDTの設定値及びその効果について述べる。通常
、使用している油の粘度範囲10〜200センチストー
クスにおいて、10センチストークスと200センチス
トークスとでは減速距離において、例えば400mmと
いう大きな差が生じ、減速距離が短い分だけ低速走行距
離が長くなり、低速運転時間が2〜8秒と大きく異なる
ことになる。そこで、粘度検出スイッチVISの設定値
を例えば110センチストークスとし、減速指令用タイ
マー5SLDTの設定値を例えば0゜4秒(定格速度3
0+++/miとすれば0.4秒間に約200mm走行
する)とすれば、油粘度が10センチストークスと20
0−t?レンチトークスとにお【ノる減速距離の差は約
200 mmとなり、低速運転時間が2〜5秒の幅に短
縮される。
尚、上記の実施例では下降運転時のシーケンス4J作に
ついて説明したが、上昇運転についても、上昇着床ソレ
ノイド18、上昇ソレノイド19について同様に制御す
ることににす、上昇バルブ21を全開状態から全開状態
へ切換えるタイミングをタンク11内の粘度検出器22
aの検出値の大小により変化させ、減速距離が短くなっ
た場合には減速タイミングを遅らせることにより低速運
転時間を短く保つことができることになる。
第3図は、この発明の他の実施例の回路図を示しており
、以下に述べる点について、第2図と眉なる構成を右す
る。つまり、減速指令補助リレー5SLDと減速指令用
タイマー5SLDTの直列回路の代りに、複数の遅延時
間を与えるために、例えば、減速指令補助リレーl5S
LDと減速指令用タイマー5SLDTIの直列回路、減
速指令補助リレー2SSLDと減速指令用タイマー5S
LDT2の直列回路、減速指令補助リレー4SSi D
とメ速指令用タイマー5SLDT4の直列回路がそれぞ
れ並列に接続されている。また、粘度検出スイッチVI
Sと接点5SLDの直列回路の代りに、それぞれ異なっ
た粘度でAンする粘度検出スイッチVISIと前記減速
指令補助リレーl5SLDのリレー接点5SLDIの直
列回路、粘度検出スイッチVIS2とリレー接点5SL
D2の直列回路、・・・、粘度検出スイッチVIS4と
リレー接点SSL’[)4の直列回路をそれぞれ並列に
接続している。
ここで、粘度検出スイッチVISI〜4および減速指令
用タイマー5SLDI〜5SLDT4の設定−値は、例
えば、次のJ:うにする。粘度範囲をほぼ5等分し、粘
度検出スイッチvrsiは10センチストークス、VI
S2は50センチストークス、VIS3は90センチス
トークス、VIS4は160センチストークスで動作す
るように設定する。また減速指令用タイマー5SLDT
Iは0.7秒でこの接点5SLDIが開き、5SLDT
2は0.5秒で、5SLDT3は0.3秒で、5SLD
T4は0.1秒でそれぞれ接点5SLD1.5SLD2
.5SLD3,5SLD4が開くように設定する。
このようにして粘度の変化を複数に分け、それぞれ応じ
てタイマーの遅延時間を異ならせることにより、低速運
転時間は2〜3秒の幅となり、前述の実施例よりさらに
短縮することができる。
なお、この発明は上記の各実施例に限らず、粘度検出器
として電圧出力を連続的に出すものを使用し、この検出
出力値により演n器で高速運転から低速運転に切り換え
る時間又は位置をデジタル的に演算し、これによって、
油圧エレベータをデジタル制御するように構成してもよ
い。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、従来のように油温変化
による減速タイミングをずらすのではなく、油の粘度の
変化に対応して減速タイミングをずらし、着床前の低速
運転時間を短くするよにしているので、油温変化による
粘度変化を補償できるだfノでなく、油そのものの劣化
や水分混入による粘度の低下に対しても対応することが
でき、着床前の低速運転時間を短縮してエレベータの効
率の良い運行サービスが行える。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のパワ−ユニット81i分
の概略正面図、第2図は上記実施例の回路図、第3図は
この発明の他の実施例の回路図、第4図は一般的な油圧
エレベータの概略構成図、第5図は一般的な油圧エレベ
ータの油圧制御系統図、第6図は従来の油圧エレベータ
制御装置の回路図である。 16・・・下降着床ソレノイド 19・・・下降ソレノイド 18・・・上昇ソレノイド
1つ・・・上界ソレノイド 22a、22b・・・粘度検出器 DX、DLX・・・制御用リレー SLD・・・減速指令用リレー X5LD・・・減速指令補助リレー 5SLDT、5SLDTI〜5SLDT4・・・減速指
令用タイマー 5SLD、5sLoi〜S S l−D 4・・・減速
指令補助リレー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 油圧ジャッキの動作によりかごを昇降させ、かごの上昇
    時及び下降時それぞれにソレノイドバルブの弁開度を制
    御して油の流量を絞ることにより高速から低速に切換る
    油圧エレベータ制御装置において、油の粘度を検出する
    粘度検出器と、この粘度検出器の出力に応じて前記ソレ
    ノイドバルブの動作するタイミングを切り換えるバルブ
    制御手段とを備え、減速距離の変化を補償するようにし
    て成る油圧エレベータ制御装置。
JP63264153A 1988-10-21 1988-10-21 油圧エレベータ制御装置 Pending JPH02117573A (ja)

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