JPH02116892A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH02116892A
JPH02116892A JP27157088A JP27157088A JPH02116892A JP H02116892 A JPH02116892 A JP H02116892A JP 27157088 A JP27157088 A JP 27157088A JP 27157088 A JP27157088 A JP 27157088A JP H02116892 A JPH02116892 A JP H02116892A
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electrode
signal
counter electrode
electrodes
liquid crystal
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JP27157088A
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Osamu Tomita
修 富田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、マトリックス型の液晶表示装置に関し、特に
各画素に薄膜トランジスタ等のアクティブマトリックス
素子を付加した液晶表示装置に関するものである。
(従来の技術) 非線形素子をスイッチング素子として液晶表示装置に用
いたマトリックス型液晶表示装置、特に非線形素子に薄
膜トランジスタを用いたアクティブマトリックス型液晶
表示装置は、多ラインのマルチプレックス駆動を行った
場合でも、スタティック駆動と同等に高品位な画像が得
られることから、種々の分野で使われている。
これは、第7図に示されるような構成である。
液晶表示パネルには複数の走査電極X1(i−1,2,
・m)と走査電極駆動手段27が、また複数の信号電極
Yj(j−1,2,・n)と信号電極駆動手段23が、
接続されている。そして、この複数の走査電極と複数の
信号電極がマトリックス配線を形成し、その各交点に薄
膜トランジスタ7が設置されている。第2図にこの薄膜
トランジスタ7の拡大図を示す。この薄膜トランジスタ
7のゲート電極3は走査電極Xiに、ドレイン電極1は
信号電極Yjに接続している。さらにソース電極5は液
晶表示装置の画素電極11と一体となっている。
また、各画素電極11に対向する側に電気的に共通な対
向電極15と対向電極駆動手段29が接続されている。
そして各画素電極11と対向電極15に画素13(液晶
)が挟持されている。
このようなアクティブマトリックス型液晶表示装置の動
作原理を第3図を用いて説明する。
第3図(a)は、信号電極駆動手段23に入力される映
像信号波形22である。これは、−水平期間毎に極性が
反転し、かつ1フィールド毎にも極性が反転する波形で
ある。同図(b)は信号電極Yjに印加される信号波形
の一つであるVyjを示したものである。これは、信号
電極駆動手段23で同図(b)の映像信号を、所定のタ
イミングで抽出し例えば、次の水平期間中に出力される
電圧である。同図(c)は、対向電極15の印加電圧波
形Vcである。映像信号波形と同様に、1水平期間かつ
1フィールド毎に極性を反転させる。
同図(d)は、各走査電極Xiに印加されるパルスを示
したものであり、走査線1ラインめと2ラインめをそれ
ぞれVxl、Vx2で示した。同図(e)では、信号電
極Yjと走査電極X1およびX2の交点の画素電位Vz
l j、Vz2jを示す。
走査電極のパルスによって時刻t1で、ある行が選択さ
れ、薄膜トランジスタのゲート電極3に電圧が印加され
ることにより、TPTのドレイン電極1とソース電極5
が導通する。そして、信号電極Yjを通じて薄膜トラン
ジスタのドレイン電極1に印加されていた画素映像信号
はソース電極5に、さらに画素電極11へと通ずる。そ
して、画素電極11と対向電極15との電位差が液晶に
印加され、電気・光学変換を行う画素となる。
また、トランジスタがオフ状態になると画素電極11に
充電された電荷は保存されるから、画素電極11と対向
電極15の電位差は、対向電極15の電位の変動にかか
わらす一定となる。さらに、次のフィールドで再びその
行が選択されたときは、信号電極波形は、逆極性の信号
電圧が印加されるから、各画素の液晶は交流駆動される
。一方時刻t2において次行の画素が選択されると、同
様にして液晶には逆極性の電圧が印加される。その後T
PTがオフになるとその電位が保持される。
このように対向電極に映像信号の極性に同期した矩形波
を人力する方法は、例えば特開昭60−83477で提
案されているように、映像信号の振幅を小さくでき、映
像信号処理回路の消費電力を小さくできる特徴がある。
また、1走査電極毎に液晶の印加電圧の極性を反転させ
る駆動方法は、例えば文献(テレビジョン学会誌、Vo
140゜No、10.1986)等で示唆されているよ
うに、正極性と負極性の液晶印加電圧の非対称性で生じ
る異なる光学応答を、1フイ一ルド期間内に混在させる
ことによって人間の目に認識されるフリッカを減少させ
るという効果がある。
ところが、表示画面サイズが大きくなり表示画素数が増
加した表示装置にこのような方法を用いると、液晶パネ
ル上に輝度むらが生じるという問題が起こってきた。
また、対向電極のインピーダンスが増大し対向電極駆動
手段の大規模化とそれに伴う消費電力の増大を生じてい
た。
ところで、対向電極駆動手段の負荷インピーダンスは、
おもに対向電極と画素電極間の容量であり、表示パネル
の面積に比例して増大する。また、液晶表示パネル上の
輝度むらの発生は、表示画素数の増大にともなう対向電
極と信号電極との結合容量の増大によることが研究の結
果明かになった。
即ち、対向電極と信号電極間の結合容量により対向電位
が信号電圧に影響され、クロストークが形成される。
このクロストークは、対向電極駆動手段の電流供給能力
に依存する。1画素あたりの結合容量をCs、信号電極
と対向電極の電位変化をΔV1電圧変化のある画素数を
nとすると、対向電極駆動手段に要求される充放電電荷
量の値は、nXC5XΔV の値に対応する。
いま、第8図に示すような黒の背景色に色い図形を、全
走査電極数がmの画面の途中の走査電極pからqまでの
間表示したときの、つまり垂直期間内及び水平期間内で
、信号電位間で急激なレベル差が有った場合、結合容量
Csの電荷の移動が起こる。この時、対向電極駆動手段
の電流供給能力が十分でなく、水平期間内での高速な応
答ができないと対向電極の電位は信号電位側に引き上げ
、あるいは引き下げられる。従って、液晶に印加される
電圧がそれだけ変動する。
この後、対向電極電位が変動前の電位になったとしても
、TPTがオフとなり、画素電極に充電が終了した後で
は、TPTがオフになった瞬間の画素電位と対向電極間
の電位差は保存される。従って、走査電極1〜(p−1
)、及び(q+1)〜mに対応する背景色の黒Aと図形
の左右の黒Bで輝度差が発生し横方向のクロストークと
なって、画面品位が著しく損なわれてしまう。
このような問題を解決するために、例えば、高速電流増
幅器を用いて、対向電極駆動手段の駆動能力を上げるこ
とが考えられるが、高性能回路の採用や部品点数の増加
によるコストの増大と、規模の大型化を招くだけでなく
、消費電力の点でも問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述したように大画面化によって、表示画素数が増加す
ると、液晶表示装置に輝度むらが生じ画面品位が著しく
損なわれてしまい、さらに対向電極駆動手段の大規模化
に伴う消費電力の増大を生じていた。
そこで本発明の目的は、消費電力の少なく、輝度むらの
無い高画質の画像が得られる液晶表示装置を提供するも
のである。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記従来の課題を解決する本発明は、複数の走査電極と
複数の信号電極からなるマトリックス配線と、このマト
リックス配線の交点に設置されたトランジスタスイッチ
ング素子とこのスイッチング素子を介して前記マトリッ
クス配線と接続された画素電極と、この画素電極に対向
する対向電極と、前記画素電極と前記対向電極とによっ
て挟持された液晶とを具備し、前記対向電極には極性の
変化する電圧が印加される液晶表示装置において、 前記対向電極を前記信号電極または前記走査電極の連続
方向において少なくとも2組の電極に分割し、かつ該2
組の対向電極にそれぞれ電気的に独立した電圧を印加す
る対向電極駆動手段を接続することを特徴とする。
また、前記画素電極に供給される映像信号が、1フィー
ルドまたは1フレーム毎の第1の周期で反転されて交流
駆動され、かつ前記映像信号が前記交流駆動より短い第
2の周期で反転され、前記対向電極は前記第2の周期の
極性に対応して分割され、それぞれの対向電極には第1
の周期で逆相となる電圧を印加せしめることを特徴とす
る。
(作 用) そこで、本発明では、対向電極を電気的に全て共通とせ
ずに分割し、複数の安価な構成の対向fll駆動手段で
、それぞれに信号を供給する。このようにすることによ
って、輝度むらの無い高品位な画質を得ることができる
。さらに、複数の対向電極に電圧波形の異なる信号を供
給することにより、対向電極駆動手段の消費電力を大幅
に低減することかできる。
(実施例) (第1の実施例) 以下、本発明の第1の実施例について第1図及び第2図
を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例に係る液晶表示装置の
構成を示す図であり、第2図はその液晶表示装置の薄膜
トランジスタ部を拡大して示した図である。
映像信号発生手段21は、例えばテレビ信号である画像
信号から液晶の駆動に適した映像信号を発生し、信号電
極駆動手段23に送出する。また、制御信号発生回路2
5は、画像信号から所定の制御信号26を発生し、信号
電極駆動手段23、走査電極駆動手段27、及び2組の
対向電極駆動手段29a、29bに送出する。
表示パネル部は、走査電極駆動手段27に接続されたm
本の走査電極X1(i−1,2,・・・m)と、信号電
極駆動手段23に接続された0本の信号電極Yj(j−
1,2,・・・n)によってマトリックス配線が形成さ
れている。このマトリックス配線の交点には、薄膜トラ
ンジスタ7が設けられ、薄膜トランジスタ7のゲート電
極3と走査電極Xi1 ドレイン電極1と信号電極Yj
1そしてソース電極5と画素電極11がそれぞれ接続さ
れている。
一方、対向電極15は、信号電極駆動手段23に接続さ
れた信号電極Y1、Y2、   ・Y(n/2)に対応
する対向電極15aと、信号電極Y(n/2+1)、Y
 (n/2+2)、    ・Ynに対応する対向電極
15bといった電気的に2組の対向電極15a、15b
に分けられている。
そして、この対向電極15a、15bは、それぞれ独立
に対向電極駆動手段29a、29bと接続している。
このような液晶表示装置の駆動方法を説明する。
走査電極駆動手段27は、制御信号26からタイミング
信号を抽出して走査パルス信号を表示パネル部の各走査
電極Xiに印加する。また、信号電極駆動手段23は、
制御信号26から抽出されるタイミング信号で、映像信
号22から各画素映像信号を抽出し、例えば次の水平期
間中に各信号電極Yjに印加する。2組の対向電極駆動
手段29a、29bは同じ性能を有したものであって、
制御信号26からタイミング信号を抽出して対向電極信
号を表示パネル部の各対向電極15に印加する。
第3図は、液晶表示装置の各部分に印加される駆動電圧
波形を示す図である。信号電極駆動手段23に入力され
る映像信号22は、第3図(a)に示す様な信号を供給
する。即ち、例えば奇数フィールドにおいて1水平期間
毎に反転する信号が供給され、偶数フィールドにおいて
は奇数フィールドと逆相で1水平期間毎に反転する信号
が供給される。
信号電極駆動手段23は映像信号22を所定のタイミン
グでサンプリングし、例えば次の水平期間に各信号電極
Y」に印加する。これが、各画素映像信号であり、第3
図(b)のVyjで示したように、水平期間毎に反転し
、かつフィールド毎に逆相となる信号である。
対向電極駆動手段29a、29bからは、同図(c)の
Vcに示したように、矩形波が印加される。つまり、周
期が水平期間の2倍で、フィールド毎に逆相で、かつ画
素映像信号と逆極性となる信号である。
各走査電極Xiには位相がずれたパルス信号が走査電極
駆動手段27から印加されており、−例として走査電極
X1及びX2に印加される信号Vx1、Vx2を同図(
d)に示している。
走査電極X1と信号電極YjにはVxl、Vyjて示し
た信゛号が印加されるとする。走査電極X1には時刻t
1てパルス信号が入力されており、信号電極Y1、ドレ
イン電極1、ソース電極5、画素電極11が導通ずる。
このとき画素13(液晶)には、対向電極15と画素電
極11の電位差の電圧か印加される。いま、対向電極1
5の電位を一定、例えばOVとしたときの液晶の印加電
圧を同図(e)のVzl□ jで示しである。また、t
2の時刻に印加される次の走査電極Xiの液晶印加電圧
をVZ2.jで示した。
さて、前述したように、表示パネルの面積が大きくなる
と、対向電極15の容量が大きくなり、対向電極駆動手
段29a、29bの高性能化が必要となる。そこでこの
問題を解消するために、対内電極15を分割し、複数の
駆動手段で駆動する。
このようにすることによって、対向電極駆動手段29a
、29bを従来の回路で構成することができ、高性能化
を行うよりはるかに容易であり、回路規模や、コストの
面でも非常に有効である。
なお、ここでは2組の対向電極15を表示画面の左右で
分割したが、上下半分づつを異なった対向電極手段と接
続してもよい。また、2組以上の対向電極に分割しても
よい。
(第2の実施例) 以下、本発明の第2の実施例について第4図及び第5図
を参照して説明するが、第1の実施例と同様の箇所につ
いては同一の符号を付して示す。
第1図と同様に映像信号発生手段21は、液晶の駆動に
適した映像信号を発生し、信号電極駆動手段23に送出
する。また、制御信号発生回路25は、所定の制御信号
26を発生し、信号電極駆動手段23、走査電極駆動手
段27、及び2組の対向電極駆動手段29a、29bに
送出する。
表示パネル部は、走査電極駆動手段27に接続されたm
本の走査電極X1(i−1,2,・・・m)と、信号電
極駆動手段23に接続された0本の信号1s極Y j 
 (j −1、2,・・・n)によってマトリックス配
線が形成されている。このマトリックス配線の交点には
、薄膜トランジスタ7が設けられ、薄膜トランジスタ7
のゲート電極3と走査電極Xi1 ドレイン電極1と信
号電極Y55そしてソース電極5と画素電極11がそれ
ぞれ接続されている。
一方、対向電極15は、走査電極Xi1本毎に分割しで
ある。即ち、対向電極15は走査電極駆動手段27に接
続された走査電極X1、X3、X5、・・・X (2に
−1)(k−1,2゜m/2)に対応する対向電極15
aと、走査電極X2、X4、X6、   ・X (2k
)(k−1゜2、  ・・m/2)に対応する対向電極
15bの電気的に2組の電極に分けられている。
そして、この対向電極15a、15bは、それぞれ独立
に対向電極駆動手段29a、29bと接続している。
このような液晶表示装置の駆動方法を説明する。
走査電極駆動手段27は、制御信号26からタイミング
信号を抽出して走査パルス信号を表示パネル部の各走査
電極Xiに印加する。また、信号電極駆動手段23は、
制御信号26から抽出されるタイミング信号で、映像信
号22から各画素映像信号を抽出し、例えば次の水平期
間中に各信号電極Yjに印加する。2相の対向電極駆動
手段29a、29bは、制御信号26からタイミング信
号を抽出して対向電極信号を表示パネル部の各対向電極
15に印加する。
第5図は、液晶表示装置の各部分に印加される駆動電圧
波形を示す図である。信号電極駆動手段23に入力され
る映像信号22は、第1の実施例と同様であり、第5図
(a)に示す様な信号を供給する。即ち、例えば奇数フ
ィールドにおいて1水平期間毎に反転する信号が供給さ
れ、偶数フィールドにおいては奇数フィールドと逆相で
1水平期間毎に反転する信号が供給される。
信号電極駆動手段23は映像信号22を所定のタイミン
グでサンプリングし、例えば次の水平期間に各信号電極
Yjに印加する。これが、各画素映像信号であり同図(
b)のVyjで示したように、水平期間毎に反転し、か
つフィールド毎に逆相となる信号である。
対向電極駆動手段29aからは、同図(C)のVcaに
示したように、フィールド毎に逆極性となる矩形波が印
加される。また、対向電極駆動手段29bからは、これ
と逆相の信号が印加され、これを同図(C)のVcbで
示した。 走査電極X1と信号電極YjにはVxl、V
yjで示した信号が印加されるとする。走査電極X1に
は時刻t1でパルス信号が入力されており、信号電極Y
1、ドレイン電極1、ソース電極5、画素電極11が導
通する。このとき画素13(液晶)には、対向電極15
と画素電極11の電位差の電圧が印加される。
今、対向電極15の電位を一定、例えばOvとしたとき
の液晶の印加電圧を同図(e)のVzl。
jで示しである。また、t2の時刻に印加される次の走
査電極Xiの液晶印加電圧をVz2.jで示した。これ
から分かるように、液晶に印加される実効電圧は第1の
実施例と同様となる。
しかしながら、対向電極信号周波数が減少するため、対
向電極駆動手段29a、29bの消費電流を大幅に低減
できる。この消費電流は、駆動周波数に比例するから従
来の対向電極信号の周波数との比をRとすれば、本発明
により、1/Hにすることができる。また、従来の方法
では、対向電極信号は、水平走査期間内で電圧振幅を変
化させなければならないので対向電極駆動手段29a1
29bの高速化が必要であるが、本発明では、表示期間
以外の長い時間、例えば垂直帰線期間内で変化させれば
よいので対向電極駆動手段29a129bの構成が容易
となる。
第6図に、本発明を実施する対向電極駆動手段の1例を
示す。図で示したように2つのアナログスイッチ31a
、31bそれぞれの入力端子32.32には、直流電位
を分割する抵抗32a、32b及びコンデンサ35a、
35bが、出力端子37には対向電極15a、15bが
接続され、スイッチ端子39には、制御信号が印加され
る。対向電極信号の電位は直流電源の抵抗32a、32
bによる分割によって設定し、またコンデンサ35a、
35bを並列に挿入して電位を安定化する。
このアナログスイッチ31a、31bを制御信号によっ
て切り替えることにより対向電極には矩形波が出力され
る。本発明によれば、対向電極信号である矩形波の周波
数を低くできることから、安価なアナログスイッチを使
用することができ、また容量の大きなコンデンサを用い
ることによって電流供給能力を容易に高めることが可能
である。
このように、本実施例では、対向電極駆動手段の能力不
足で生じていた輝度むらを、対向電極15を走査電極に
対応して分割し、対向電極信号の駆動周波数を下げるこ
とにより、駆動を容易にすることによって解消すること
ができる。
なお、ここでは2つの対向電極信号は逆相の矩形波であ
ったが、表示パネルの走査電極毎に輝度むらがあれば、
振幅や、バイアスに差を持たせてもよい。また、画面の
上下で輝度むらがあれば、対向電極信号は矩形波でなく
電位勾配のある信号でもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、表示パネルの大面
積化によって対向電極駆動手段の負荷が増加しても、対
向電極を複数に分割することによって駆動を容易にし、
輝度むらの無い高品質な画像を得ることのできる液晶表
示装置を提供することが可能となる。
さらに、複数の対向電極に電圧波形の異なる信号を供給
することにより、対向電極駆動手段の消費電力を大幅に
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る液晶表示装置の構
成図、 第2図は第1の一実施例に係る液晶表示装置の薄膜トラ
ンジスタ部分の拡大図、 第3図は従来例及び第1の実施例に係る液晶表示装置の
駆動波形を示す図であり、同図(a)は映像信号の波形
を示し、同図(b)は信号電極電圧の波形を示し、同図
(C)は対向電極電圧の波形を示し、同図(d)は走査
電極電圧の波形を示し、同図(e)は画素電極電圧の波
形を示す図、第4図は本発明の第2の実施例に係る液晶
表示装置の(R成因、 第5図は第2の実施例に係る液晶表示装置の駆動波形を
示す図であり、同図(a)は映像信号の波形を示し、同
図(b)は信号電極電圧の波形を示し、同図(clは対
向電極電圧の波形を示し、同図(d)は走査電極電圧の
波形を示し、同図(e)は画素電極電圧の波形を示す図
、第6図は第2の実施ρノに係る対向電極駆動手段の1
例を示す回路図、 第7図は従来の液晶表示装置の構成図、第8図は従来の
液晶表示装置による図形の表示例を示す図である。 1・・・ドレイン電極、3・・・ゲート電極、5・・・
ソース電極、7・・・薄膜トランジスタ、11・・・画
素電極、13 ・・・画素、15a、15b一対向電極
、21 、、。 映像信号発生手段、22・・・映像信号、23・・・信
号電極駆動手段、25・・・制御信号発生回路、26・
・・制御信号、27・・・走査電極駆動手段、29・・
・対向電極駆動手段、31a、31b・・アナログスイ
ッチ、抵抗32a、32b=−抵抗、35a、35b・
・・コンデンサ、Xi・・・走査電極、Yj・・・信号
電極。 出願人     株式会社 東芝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の走査電極と複数の信号電極からなるマトリ
    ックス配線と、このマトリックス配線の交点に設置され
    たトランジスタスイッチング素子とこのスイッチング素
    子を介して前記マトリックス配線と接続された画素電極
    と、この画素電極に対向する対向電極と、前記画素電極
    と前記対向電極とによって挟持された液晶とを具備し、
    前記対向電極には極性の変化する電圧が印加される液晶
    表示装置において、 前記対向電極を前記信号電極または前記走査電極の連続
    方向において少なくとも2組の電極に分割し、かつ該2
    組の対向電極にそれぞれ電気的に独立した電圧を印加す
    る対向電極駆動手段を接続することを特徴とする液晶表
    示装置。
  2. (2)前記画素電極に供給される映像信号が、1フィー
    ルドまたは1フレーム毎の第1の周期で反転されて交流
    駆動され、かつ前記映像信号が前記交流駆動より短い第
    2の周期で反転され、前記対向電極は前記第2の周期の
    極性に対応して分割され、それぞれの対向電極には第1
    の周期で逆相となる電圧を印加せしめることを特徴とす
    る請求項第1項に記載の液晶表示装置。
JP27157088A 1988-10-27 1988-10-27 液晶表示装置 Pending JPH02116892A (ja)

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JP27157088A JPH02116892A (ja) 1988-10-27 1988-10-27 液晶表示装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5448385A (en) * 1992-07-02 1995-09-05 Societe D'applications Generales D'electricite Et De Mecanique Sagem Active matrix liquid crystal display device with interdigitated counter electrodes
JP2009282332A (ja) * 2008-05-22 2009-12-03 Sharp Corp 液晶表示装置

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