JPH02116844A - 写真機用のシートフイルムカセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明の対象は、感光シートフィルムを装填するための
内部空間と、前面に、生ぜしめられる写真の大きさの像
区画窓と、背面に、ハウジングの背面におけるシートフ
ィルムの装填又は取出しを可能にするために、光漏れの
ないように閉鎖する閉鎖位置から開放位置へ移行可能で
ある後壁とを有する扁平なハウジングと、押圧装置が押
圧板と、この押圧板と後壁との間に接続された少なくと
も１つのばね荷重を受ける機構とを持ち、像区画窓の周
囲に沿って延びかつハウジングの前面から遠い力にある
ハウジングの支持面へ、カセットに装填されたシートフ
ィルムを弾性的に撓むように押圧するための、後壁に配
置された押圧装置と、ハウジングの案内溝の中に移ａ可
能に配置されかつ像区画窓を光漏れのないように閉鎖す
る閉鎖位置から、像区画窓を完全に開放する開放位置へ
移動可能である遮光層動片とを持つ、写真機用のシート
フィルムカセットである。

〔従来の技術〕

この種のシートフィルムカセットは、例えばドイツ連邦
共和国特許第８２７７４９号明細書から公知である。こ
のシートフィルムカセットには他の実施例と比べて、カ
セットの装填及び抜き取りが後壁の開放の際にカセット
の背面から楽に行なえかつ装填されたシートフィルムの
位置が像区画窓の周囲にある支持面により決められてい
るので、シートフィルムの感光りが担体材料の厚さに関
係なく常に、写真機のピントグラス面と非常に正確に一
致する同じ面内にあるという利点がある。これらの理論
的利点にも拘らず、上述のシートフィルムカセットの実
際上の使用の際に、装填されたシートフィルムがしばし
ば完全には平らでなくて、互いに対向する支持面の間に
おいて押圧板から離れるようにカセットの前面の方へ湾
曲されていることが分かる。

これによって写真撮影の最適な結像の鮮明さが損なわれ
ることはもちろんである。

〔発明が解決しようとする課題Ｊ 本発明の課題は、冒頭に挙げた種類のシートフィルムカ
セットを有利に改良して、装填されたシートフィルムが
常に押圧板に十分に接触せしめられ、それによって、支
持面により区画された面におけるシートフィルムの露光
されるべき感光層の実際上完全に平らな面が保証される
ようにすることである。

〔課顕を解決するための手段〕

この諜頭の解決策として見出されたシートフィルムカセ
ットは、押圧装置が付加的に、押圧板と後壁との間に配
置された、少なくとも１対の支持滑り片を有する橋状の
予荷重素子を持つており、これらの支持滑り片が押圧板
の互いに対向する縁上へ係合しかつ深さ方向にハウジン
グの前面に対して垂直にそれぞれ押圧板の厚さを越える
寸法を持っており、予荷重素子の支持滑り片の範囲に支
持面がハウジングの前面の方向に溝状の凹所を持ってお
り、ばね荷重を受けた機構が後壁の閉鎖された際に橋状
の予荷重素子の支持滑り片を支持面の凹所の中へ押し込
みかつ押圧板を支持面へ押し付け、予荷重素子の支持滑
り片が、カセットに装填されたシートフィルムの一番外
側の縁部分と共同作用するためのストッパ面を持ってお
り、これらのストッパ面が、装填されたシートフィルム
へ、このシートフィルムを押圧板と十分接触させる内部
の機械的初応力を与えるように定められかつ構成されて
いることを特徴としている。

本発明によるカセットにおいてシートフィルムの装填後
に邊壁が閉鎖されると、橋状の予荷重素子の支持滑り片
のストッパ面はシートフィルムの互いに対向する一番外
側の縁部分を、シートフィルムがカセットの背面の方へ
湾曲する傾向を持たされるような位置へ押しやり、それ
によって、押圧仮におけるシートフィルムの十分な接触
、従って又シートフィルムの露光されるべき層の平らな
面が得られる。

本発明によるシートフィルムカセットのそれ以外の有利
な構成は、特許請求の範囲の実施態様項に記載されてい
る。

〔実施例〕

本発明の好ましい実施例が添付の図面に示されており、
以下に詳細に説明される。

図面に示されているシートフィルムカセットは、枠状の
ハウジング部分ｌＯと後［１１とを有する扁平なハウジ
ングを持っており、この後壁はヒンジ！２によってこの
枠状ハウジング部分１０に揺動可能に支持されている。

後壁１１を閉鎖位置に固定するために、この後壁に、操
作握り１３を持つ、なるべくばね荷重を受けた閉鎖ロッ
クが設けられている。操作握り１３によって閉鎖ロック
を解除した後に、後壁１１は、第１図に１点鎖線で示さ
れているように、少なくとも１８００だけハウジング部
分１０から離れるように開放位置へ揺動できる。後壁が
開放された際に、カセットの内部空間は背面において自
由に手が届き、シートフィルムの楽な装填又は取出しが
できる。後Ｑｌｌは閉鎖位置でハウジング部分ＩＯにお
ける光漏れのない閉鎖を行なう。

なぜならばその場合には、ハウジング部分１０及び後壁
１１に配置された複数の環状ひれＩＯＡ又はＩＩＡ（ｉ
３図ないし第５図）が交互にかみ合うからＣ′ある。

棒状ハウジング部分１０は前面に像区画窓１４を持って
おり、この像区画窓は、カセットに装填されたシートフ
ィルムの感光層の露光されるべき部分の大きさを決める
。像区画窓！４は周知のやり方で遮光摺動片１５（第３
図ないし第５図）によって光燭れのないように閉鎖可能
であり、この遮光摺動片はハウジング部分１０の案内溝
１６の中で移動可能に案内されておりかつその操作のた
めに握り１７（第１図及び第２図）を持っている。シー
トフィルムカセットが写真機に装着されている場合に写
真撮影を可能にするために、遮光宿動片１５は握り１７
によって・、像区画窓１４を完全に開く開放位置へ移動
できる（図示されていない）、像区画窓１４の周囲に沿
って、共通の面内にある支持面１８が延びており、これ
らの支持面は、カセットに装填されたシートフィルムの
縁部分を支持するために設けられている。後壁１１に押
圧装置２０〜２２が設けられており、この押圧装置は、
カセットに装填されたシートフィルムを支持面１８へ押
し付けるために使われかつ次のように構成されている。

この押圧装置２０〜２２は、板ばね２１（第２図及び第
３図）の影響を受けている、通常の平らな押圧板２０に
加えて、橋状に形成された予荷重素子２２を持っており
、この予荷重素子は押圧板２０と後ＩＪｉｌｌとの間に
配置されておりかつ板ばね２１の影響を受けている。予
荷重素子２２の周囲に支持滑り片２３があり、第４図及
び第５図から特に明瞭に分かるように、これらの支持滑
り片は互いに対になって対向しておりかつ押圧板２０の
互いに対向する縁を遊びをもって覆うことができる。ハ
ウジング部分１０の前面に対して垂直に深さ方向へ、支
持滑り片２３はそれぞれ押圧板２０の厚さを明らかに上
回る寸法を持っているので、支持滑り片２３により区画
された空間内で、垂直方向にカセットの前面又は背面へ
の押圧板２０の移動が可能である。

支持面１８はハウジング部分ｌＯの前面の方向にそれぞ
れ溝状の凹所２４を持っており、この凹所へ予荷重素子
２２の支持滑り片２３のうちの１つが入り込むことがで
きる。第４図ないし第６図によれば、各支持滑り片２３
は、付属の凹所２４の底に接触するための端面２５と、
この端面２５よりも後方へ置かれたストッパ面２６とを
持っており、このストッパ面は、支゛持面１８により区
画された面に対して傾斜している。互いに対になって対
向している支持滑り片２３のストツ″面２６の傾斜は、
これらのストツノ＜面２６がハウジング部分１０の前面
の方へ広がるようニ設けられている。支持面１８により
区画された面に関してストッパ面２６は３°ないし１５
゜なるべく５°ないしｌＯｏ、の角度をなして傾斜して
いるのが好ましい、支持滑り片２３の傾斜したストッパ
面２６は、以下に詳細に説明されるように、カセットに
装填されたシートフィルムＦ（第４図及び第５図）の、
凹所２４を越えて突き出ている一番外側の縁部分と共同
作用するために設けられている。

既に述べた板ばね２１は、第３図に示されているように
、後１４１１と稿状の予荷重素子２２との間に配置され
ておりかつ複数の指状延長部２１Ａ及び２１Ｂ　（第２
図及び第３図）を持っており、これらの延長部は一部は
予荷重素子２２と、一部は押圧板２０と共同作用し、そ
れによりこれらの構成部材を後壁１１から照れる方向に
押し付けることができる。第２図から分かるように、予
荷重素子２２はかどの範囲に切欠き２７を持っており、
この切欠きは板ばね２１の指状延長部のうちの一方２１
Ｂが押圧板２０へ入り込むことを可能にする。板ばね２
１の指状延長部２１Ａ及び２１Ｂは、後壁１１の閉鎖の
際に先ず縞状予荷重素子２２の支持滑り片２３が支持面
１８の凹所２４へ押し込まれ、そのあとで初めて押圧板
２０が支持面１８へ押し付けられるように、形成されて
いる。

板ばね２１は２つの円形の切欠き２８（第２図）を持っ
ており、これらの切欠きをそれぞれ中空円筒状の案内突
起部２９（第３図）が貫通する。

橋状の予荷重素子２２Ｉもやはり円形の切欠き３０（第
３図）、を備えており、これらの切欠きをそれぞれ案内
突起部２９のうちの１つが遊びをもって貫通する。押圧
板２０の後１ｉ１１１に近い方の背面に２つのビン３１
が取り付けられており、これらのビンのうちの１つだけ
が第３図に見える。これらのビンのそれぞれは中空円筒
状の案内突起部２９のうちの１つに軸線方向に移動可能
に案内されておりかつ自由端に拡大された頭部３２を持
っており、この頭部は、ビン３１が案内実起部２９から
滑り出るのを防止する。これらの案内突起部２９及びビ
ン３１によって押圧装置２０〜２２全体が後１３１１と
結合されているので、後壁１１の開放の際に押圧装置２
０〜２２がハウジング部分ｌＯの内部空間から出され、
それにより、カセットに装填されるべき又はカセットか
ら取り出されるべきシートフィルムの通路を開放するこ
とができる。後壁１１の外面に被覆箔３３（第２図及び
第３図）が取り付けられており、これらの被覆箔は、中
空円筒状の案内突起部２９の開口を覆う。

シートフィルムＦの装填の際に像区画窓１４に対するこ
のシートフィルムの正しい位置決めを行なうために、ハ
ウジング部分ｌＯの内部空間の周壁は複数の案内傾斜面
３４又は３５（第２図ないし第５図）を備えており、こ
れらの案内１１ｆｆ　？３面は、ハウジング部分ｌＯの
背面の方へ広がる、シートフィルムの縁の案内面を形成
している。これらの案内傾斜面の一部はひれ３４の形状
を持っており、これらのひれは、第２図から分かるよう
に、橋状予荷重素子２２の縁部分３６にはまる。

最後に、更に述べなければならないことは、ハウジング
部分ｌＯの内部空間の周壁が、切り込み３７を備えた部
分を持っていることである。

これらの切り込み３７は、カセットにシートフィルムを
装填する人が暗闇の中でさがし出すことができかつ切り
込まれた部分の位置は、カセットに正しく装填された、
規格化されたシートフィルムの縁にある切り込みの規格
された位置と一致している。

上述のカセットにシートフィルムを装填するために、後
ｆｉｌｌが開放されかつ約１８０’ハウジング部分１０
から揺動せしめられ、その際、後壁に設けられた押圧装
置２０〜２２はハウジング部分ｌＯの内部空間から出て
、シートフィルムの装填のために通路を開放する。この
シートフィルムは遮光摺動片１５の閉じられた際にかつ
真暗闇の中でハウジング部分ｌＯの背面からこのハウジ
ング部分の中へ入れられ、シートフィルムの縁にあるＷ
！切り込みは、ハウジング部分ｌＯの内部空間の開口に
ある切り込み３７の所へほぼ位置するに至る。この条件
が満たされている場合は、装填されたシートフィルムの
感光層が像区画窓１４及び遮光慴動片１５の方へ向けら
れている。ハウジング部分ｌＯの内部空間の周壁にある
案内傾斜面３４及び３５は、シートフィルムを装填の際
に像区画窓１４に関して正しい位置へ必然的に導くので
、シートフィルムのすべての縁部分が支持面１８を覆う
。

次いで後壁１１は閉鎖位置へ戻され、ハウジング１０．
１１を光漏れのないように閉鎖する。その際、押圧装置
２０〜２２は自動的にハウジング部分ｌＯの内部空間へ
入り込む、後壁１１が閉鎖位置に達する少し前に、板ば
ね２１　、特にこの板ばねの指状延長部２１Ａ（第２図
及び第３図）の彰−を受けて、橋状の予荷重素子２２は
、各支持ｌ骨り片２３の端面２５が溝状の凹所２４の底
に達するまで、カセットの前面の方へ押し付けられる。

その際、各支持滑り片２３の傾斜したストッパ面２６は
、第４図に示されているように、先に装填されたシート
フィルムＦの縁部分を捕捉する。これらの傾斜したスト
ッパ面２６によって、シートフィルムＦの一番外側の縁
部分は、支持面１８により区画された面を越えてカセッ
トの前面の方へ押し付けられ、それによりシートフィル
ムは押圧板２０の反対方向に湾曲される。その際、シー
トフィルムＦはストッパ面２６と支持面１８との間に締
付けられず、しかも閉鎖段階（第４図）の間中も、閉鎖
された状態（第５図）においても締付けられない。

続いて後壁１１が完全に閉鎖されると、板ばね２１の指
状延長部２１Ｂが押圧板２０も像区画窓１４の方へ押圧
し、その際、シートフィルムＦの縁部分は支持面１８と
押圧板２０との間に締付けられかつ、第５図に示されて
いるように、シートフィルムの像区画窓１４の後ろにあ
る部分全体が完全に平滑な位置へ押し付けられる。その
際、傾斜したストッパ面２６により捕捉される、シート
フィルムＦの一番外側の縁部分は更に、支持面１８によ
り区画された面を越えてカセットの前面へ押し付けられ
ているから、シートフィルムＦは内部の機械的応力を受
け、この応力により、シートフィルムの中間部分が押圧
板２０に十分接触せしめられる。これによって、シート
フィルムが決して押圧板２０から離れるように湾曲せず
、従って写真撮影の際にシートフィルムの露光されるべ
き部分が完全に平らであることが保証される。

写真機における上述の装填されたカセットの使用は、従
来のやり方で行なわれ、従ってここで説明を必要としな
い、シートフィルムをカセットから取り出すために、再
び後壁１１が開放位置へ揺動せしめられ、そのあとでシ
ートフィルムをハウジング部分ｌＯの背面から楽に取り
出すことができる。

上述のカセットは、例えば、装填されたシートフィルム
の意に反した二重露出の防止装置及びカセットが空であ
るか又は装填されているか、あるいは装填されたシート
フィルムの露光用の遮光摺動片が既に開放されているか
又は開放されていないかを通報する表示手段のような、
別の有益な装置を持つことができることはもちろんであ
る。このような付加的装置は周知であり、従ってここに
図示及び説明されていない。

【図面の簡単な説明】

８１図は、シートフィルムの装填及び取出しのために開
放位置へ移行可能な後壁が揺動可能に設けられている、
本発明によるシートフィルムカセットの側面図、第２図
は、カセットの内側部分が見えるように後壁が一部切り
欠かれているカセットの背面図、第３図は第２図の３−
３線に沿うシートフィルムカセットの一部の拡大断面図
、第４図は後壁がまだ完全には閉鎖されていない場合の
装填されたシートフィルムを持つ、第２図の４−４線に
沿うシートフィルムカセットの一部の拡大断面図、第５
図は後壁が完全に閉鎖された場合のシートフィルムカセ
ットの第４図と同じような断面図、第６図は第４図及び
第５図の詳細図である。 ＩＯ・・・ハウジング部分、１１・・・後Ｍｌ、１８・
・・支持面、２０・・・押圧板、２１・・・板ばね、２
２・・・予荷重素子、２３・・・支持？骨り片、２４・
・・凹所、２６・・・ストッパ面、Ｆ・・・シートフィ
ルム 特許出願人　シナール・アクチェンゲゼルシャフト・シ
ャツフハウゼン ＥＩＧ、４

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　感光シートフィルムを装填するための内部空間と、
   前面に、生ぜしめられる写真の大きさの像区画窓と、背
   面に、ハウジングの背面におけるシートフィルムの装填
   又は取出しを可能にするために、光漏れのないように閉
   鎖する閉鎖位置から開放位置へ移行可能である後壁とを
   有する扁平なハウジングと、押圧装置が押圧板と、この
   押圧板と後壁との間に接続された少なくとも１つのばね
   荷重を受ける機構とを持ち、像区画窓の周囲に沿つて延
   びかつハウジングの前面から遠い方にあるハウジングの
   支持面へ、カセットに装填されたシートフィルムを弾性
   的に撓むように押圧するための、後壁に配置された押圧
   装置と、ハウジングの案内溝の中に移動可能に配置され
   かつ像区画窓を光漏れのないように閉鎖する閉鎖位置か
   ら、像区画窓を完全に開放する開放位置へ移動可能であ
   る遮光摺動片とを持つ、写真機用のシートフィルムカセ
   ットにおいて、押圧装置（２０〜２２）が付加的に、押
   圧板（２０）と後壁（１１）との間に配置された、少な
   くとも１対の支持滑り片（２３）を有する橋状の予荷重
   素子（２２）を持つており、これらの支持滑り片が押圧
   板（２０）の互いに対向する縁上へ係合しかつ深さ方向
   にハウジング（１０、１１）の前面に対して垂直にそれ
   ぞれ押圧板（２０）の厚さを越える寸法を持つており、
   予荷重素子（２２）の支持滑り片（２３）の範囲に支持
   面（１８）がハウジング（１０、１１）の前面の方向に
   溝状の凹所（２４）を持つており、ばね荷重を受けた機
   構（２１）が後壁（１１）の閉鎖された際に橋状の予荷
   重素子（２２）の支持滑り片（２３）を支持面（１８）
   の凹所（２４）の中へ押し込みかつ押圧板（２０）を支
   持面（１８）へ押し付け、予荷重素子（２２）の支持滑
   り片（２３）が、カセットに装填されたシートフィルム （Ｆ）の一番外側の縁部分と共同作用するためのストッ
   パ面（２６）を持つており、これらのストッパ面（２６
   ）が、装填されたシートフィルム（Ｆ）へ、このシート
   フィルムを押圧板（２０）と十分接触させる内部の機械
   的初応力を与えるように定められかつ構成されているこ
   とを特徴とする、写真機用のシートフィルムカセット。 ２　ばね荷重を受けた機構（２１）が、後壁（１１）の
   閉鎖の際に先ず予荷重素子（２２）の支持滑り片（２３
   ）を支持面（１８）の凹所（２４）へ押し込み、次いで
   押圧板（２０）を支持面（１８）へ押し付けるように形
   成されていることを特徴とする、請求項１に記載のカセ
   ット。 ３　橋状の予荷重素子（２２）の支持滑り片（２３）が
   それぞれ支持面（１８）の凹所（２４）の底に接触する
   ための端面（２５）を持つており、各支持滑り片（２３
   ）のストッパ面（２６）が端面（２５）よりも後方へ置
   かれておりかつ凹所（２４）の範囲にまで届く、装填さ
   れたシートフィルム（Ｆ）の一番外側の縁部分を、支持
   面（１８）により区画された面を越えてハウジング（１
   ０、１１）の前面の方へ押しやることができるように形
   成されていることを特徴とする、請求項２に記載のカセ
   ット。 ４　互いに対向する支持滑り片（２３）のストッパ面（
   ２６）が、支持面（１８）により区画された面に対して
   傾斜しておりかつハウジング（１０、１１）の前面の方
   へ広がつていることを特徴とする、請求項３に記載のカ
   セット。 ５　支持面（１８）により区画された面に対する支持滑
   り片（２３）のストッパ面（２６）の傾斜が３°ないし
   １５°、なるべく５°ないし１０°であることを特徴と
   する、請求項４に記載のカセット。 ６　ハウジング（１０、１１）の内部空間の周壁が、装
   填されるべきシートフィルム（Ｆ）の縁用の、斜めに延
   びて後壁（１１）の方へ広がる案内面を有する複数の案
   内傾斜面（３４、３５）を持つていることを特徴とする
   、請求項１ないし５のうち１つに記載のカセット。 ７　ハウジング（１０、１１）の内部空間の周壁のうち
   の１つが、探索可能な切り込み（３７）を備えた部分を
   持つており、この部分の位置が、正しく装填された、規
   格化されたシートフィルムの縁にある切り込みの位置と
   ほぼ一致していることを特徴とする、請求項１ないし６
   のうち１つに記載のカセット。