JPH02114502A - 油浸型ソレノイド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は電磁弁の電磁駆動機構として好適な油浸型ソレ
ノイドに関する。

（ロ）従来技術 この種のソレノイドは電磁コイルを備えた固定ヨークの
中央部に、プランジャー（可動鉄心）を有し、かつ、該
プランジャーは管状の１ランジヤーガイドと端板で密閉
されたプランジャー室内に収容される。該プランジャー
室内には空気では（ハ）発明が解決しようとする問題点 ところで、このような油浸型ソレノイドでは、該プラン
ジャー吸着時に衝撃力のみならず、油圧衝撃波がプラン
ジャー室内に発生するため、密封されたプランジャー室
を形成する管状のプランジャーガイドと端板の接合部が
疲労破壊し、油浸型ソレノイドの耐久性を損なう問題が
あった。

したがって、本発明は耐久性の高い油浸型ソレノイドを
提供することを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明する。

第１図は本発明による油浸型ソレノイドを示す。１は巻
鉄心タイプの固定ヨーク、２は電磁コイル、３はプラン
ジャー、４は該プランジャー３の中央部に嵌着された押
出ビン、５は管状の非磁性ステンレス鋼材からなるプラ
ンジャーガイド、６は磁性材からなる端板、７は非磁性
材からなる端板、８はその内部に作動油が封入されたプ
ランジャー室である。

第２図は第１図のＡ部詳細図を示し、前記プランジャー
ガイド５と端板６とは互いに嵌合し、かつ、溶接部９に
よって接合されている。１０は端板の外周面に形成され
た環状の溝である。１１は前記プランジャーガイド５の
内径を僅かに縮小変形させた縮径部であって、該プラン
ジャーガイド５の外周面を加熱急冷処理して形成され、
もしくは、機械的な成形によって形成される。

上記構成において、プランジャー３が端板６側に吸着さ
れることによってプランジャー３と端板６の間の作動油
の圧力が瞬間的に上昇し、プランジャー３の緩衝が行わ
れる。この作動油の圧力上昇によって衝撃波が発生し、
これがプランジャーガイド５と端板６との間の僅かな隙
間に進入するとき、先ず前記縮径部１１によって衝撃波
を減衰させ、次に、端板６の外周面に形成された環状の
清１０内の作動油の圧縮性によって衝撃波を消滅させる
。したがって、プランジャーガイド５と端ｆとの接合部
に衝撃波の悪影響が及ばない。

なお、押出ビン４に外部から押圧力が作用す、る、いわ
ゆるキックパックによってプランジャー３の逆方向に衝
撃波を発生するときには、前記端板６の環状の溝１０に
相当する講１２を端板７の周囲に設けることによって、
該キックパックによる衝撃波を消滅させることができる
。

（ホ）効果 本発明によれば、油浸型ソレノイドのプランジャーガイ
ドには該端板との嵌合部に縮径部を設け、かつ、端板に
は該接合部と該縮径部との中間に環状の溝を設けたので
、プランジャーガイドと端板との接合部に衝撃波の悪影
響が及ばずその耐久性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による油浸型ソレノイド、第２図はその
主要部詳細図である。 ３・・・プランジャー ５・・・プランジャーガイド ６・・・端板 １０　・ １１　・ ・講 ・縮径部 第１図 第２図 特許出願人　シーケーディ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．プランジャーガイドと端板とを互いに接合部におい
   て接合した油浸型ソレノイドにおいて、該プランジャー
   ガイドには該端板との嵌合部に縮径部を設け、かつ、該
   端板には該接合部と該縮径部との中間に環状の溝を設け
   たことを特徴とする油浸型ソレノイド。