JPH0211344Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211344Y2 JPH0211344Y2 JP1601485U JP1601485U JPH0211344Y2 JP H0211344 Y2 JPH0211344 Y2 JP H0211344Y2 JP 1601485 U JP1601485 U JP 1601485U JP 1601485 U JP1601485 U JP 1601485U JP H0211344 Y2 JPH0211344 Y2 JP H0211344Y2
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- JP
- Japan
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- lid
- inner container
- container
- score
- outer container
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packages (AREA)
- Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、熱湯の注入により即食べられるイン
スタント、あるいは、ススナツク食品と呼ばれる
各種食品を収容する断熱性の食品収容カツプに関
する。
スタント、あるいは、ススナツク食品と呼ばれる
各種食品を収容する断熱性の食品収容カツプに関
する。
従来、この種食品収容カツプは、断熱性のある
厚紙それ自体、あるいは、発泡樹脂それ自体にて
形成したものが専ら使用されている。
厚紙それ自体、あるいは、発泡樹脂それ自体にて
形成したものが専ら使用されている。
本考案は、イージーオープン蓋を巻締め閉塞し
た金属製外容器の内部に発泡合成樹脂製内容器を
挿嵌するようにした、いわゆる内外２重の食品収
容カツプを提供するものである。
た金属製外容器の内部に発泡合成樹脂製内容器を
挿嵌するようにした、いわゆる内外２重の食品収
容カツプを提供するものである。
ところで、上記のような内外２重のカツプ構造
では当然のことながら、蓋を開いた状態でも内容
器が外容器から抜出さないように内外両容器同志
を何等かの手段で固定せねばならない。
では当然のことながら、蓋を開いた状態でも内容
器が外容器から抜出さないように内外両容器同志
を何等かの手段で固定せねばならない。
そこで上記固定手段として、例えば、内容器を
外容器に蓋と一緒に巻締めるようなことも考えら
れるが、内容器は割れを生じ易い発泡合成樹脂製
なるが故にそれは不可能である。そこで他の固定
手段として接着剤を用いることも考えるが、しか
しこの場合、熱湯のカツプ内への注入によつて接
着剤の臭気の発生や接着剤の毒性の浸透流出とい
う食品衛生上有害な問題もある。
外容器に蓋と一緒に巻締めるようなことも考えら
れるが、内容器は割れを生じ易い発泡合成樹脂製
なるが故にそれは不可能である。そこで他の固定
手段として接着剤を用いることも考えるが、しか
しこの場合、熱湯のカツプ内への注入によつて接
着剤の臭気の発生や接着剤の毒性の浸透流出とい
う食品衛生上有害な問題もある。
そこで本考案は、上記内容器を外容器に固定し
ないで単に遊嵌させ、かつ、この遊嵌なるが故に
必然的に生ずる内容器の外容器からの抜出しを、
内容器の上端開口端面に外容器に巻締め閉塞した
イージーオープン蓋の裏面を、この蓋のスコアを
通じての切除状態で抜止めをなすように押圧さ
せ、もつて目的とする金属製外容器と発泡合成樹
脂製内容器とでなる内外２重の食品収容カツプの
提供を可能としたものである。
ないで単に遊嵌させ、かつ、この遊嵌なるが故に
必然的に生ずる内容器の外容器からの抜出しを、
内容器の上端開口端面に外容器に巻締め閉塞した
イージーオープン蓋の裏面を、この蓋のスコアを
通じての切除状態で抜止めをなすように押圧さ
せ、もつて目的とする金属製外容器と発泡合成樹
脂製内容器とでなる内外２重の食品収容カツプの
提供を可能としたものである。
金属薄鋼板にて、上端から下端に至るに従い順
次径細テーパ筒状の外容器１を形成し、この外容
器１の内部に、該外容器と相似の肉厚テーパ状の
発泡合成樹脂製の内容器２を密接状に遊嵌する。
上記内容器２の上端開口端面２ａには、周縁を外
容器１の上端開口端縁に巻締め閉塞したイージー
オープン蓋３の裏面を押圧させる。
次径細テーパ筒状の外容器１を形成し、この外容
器１の内部に、該外容器と相似の肉厚テーパ状の
発泡合成樹脂製の内容器２を密接状に遊嵌する。
上記内容器２の上端開口端面２ａには、周縁を外
容器１の上端開口端縁に巻締め閉塞したイージー
オープン蓋３の裏面を押圧させる。
上記押圧のために蓋３は以下のようになつてい
る。即ち、第２図のように上記巻締めにより自ず
と外容器１の上端部内壁に沿接する下向きの第１
の周壁３ａにこれと直交する横向きの第２の周壁
３ｂを介して下向きの第３の周壁３ｃを連設し、
この第３の周壁３ｃの垂下端とこれに連なる横向
きの閉塞板３ｄとの直交部３ｅに、該閉塞板３ｄ
の切除用スコア３ｆを配置させ、上記直交部３ｅ
を上部内容器２の上端開口端面２ａに、この上端
開口端面２ａ部分の復元弾性により、上記閉塞板
３ｄの切除によつて露呈するスコア３ｆの切口を
埋没隠蔽するように圧縮状に押圧させてある。３
ｇは閉塞板をスコアにそつて引裂くためのプルタ
ブである。
る。即ち、第２図のように上記巻締めにより自ず
と外容器１の上端部内壁に沿接する下向きの第１
の周壁３ａにこれと直交する横向きの第２の周壁
３ｂを介して下向きの第３の周壁３ｃを連設し、
この第３の周壁３ｃの垂下端とこれに連なる横向
きの閉塞板３ｄとの直交部３ｅに、該閉塞板３ｄ
の切除用スコア３ｆを配置させ、上記直交部３ｅ
を上部内容器２の上端開口端面２ａに、この上端
開口端面２ａ部分の復元弾性により、上記閉塞板
３ｄの切除によつて露呈するスコア３ｆの切口を
埋没隠蔽するように圧縮状に押圧させてある。３
ｇは閉塞板をスコアにそつて引裂くためのプルタ
ブである。
第４図はスコア切口と手指や唇との接触を阻止
する安全縁イをスコアの上方に臨ませてなるイー
ジーオープン蓋を用いて内容器２の上端開口端面
２ａを押圧させた場合の変形例である。第５図は
上記第２図との比較で第１の周壁３ａに直接閉塞
板３ｄをスコア３ｆを介して連設した他の変形例
である。３ｈはプルタブ支持用リベツトである。
する安全縁イをスコアの上方に臨ませてなるイー
ジーオープン蓋を用いて内容器２の上端開口端面
２ａを押圧させた場合の変形例である。第５図は
上記第２図との比較で第１の周壁３ａに直接閉塞
板３ｄをスコア３ｆを介して連設した他の変形例
である。３ｈはプルタブ支持用リベツトである。
尚、２ｂは上記内容器２の外底面に設けた凹部
で、この凹部２ｂに脱酸剤４が収容される。尚、
脱酸剤の代わりに窒素置換により脱酸させる場合
もある。
で、この凹部２ｂに脱酸剤４が収容される。尚、
脱酸剤の代わりに窒素置換により脱酸させる場合
もある。
上記構成からわかるように、金属製の外容器１
によりカツプ内部のガスバリヤや気密性を有効に
保ち、又内容器２の存在により断熱性を保持し、
更に、凹部２ｂに収容した脱酸剤４によりカツプ
内部の酸素を脱酸させ、更に、プルタブ３ｇの引
動により閉塞板３ｄを切除すると内容器の上端開
口端面２ａ部分がその弾性で復元してスコア３ｆ
の切口を埋設状に穏蔽し、内容物を食する際に唇
などが切口に接触する危険性を防ぎ得るものであ
る。
によりカツプ内部のガスバリヤや気密性を有効に
保ち、又内容器２の存在により断熱性を保持し、
更に、凹部２ｂに収容した脱酸剤４によりカツプ
内部の酸素を脱酸させ、更に、プルタブ３ｇの引
動により閉塞板３ｄを切除すると内容器の上端開
口端面２ａ部分がその弾性で復元してスコア３ｆ
の切口を埋設状に穏蔽し、内容物を食する際に唇
などが切口に接触する危険性を防ぎ得るものであ
る。
このように本考案によれば、冒頭に述べた接着
剤などの有害性を除去するために、内容器を外容
器に固定しないで単に遊嵌させたものであるが、
かつ、この遊嵌なるが故に必然的に生ずる内容器
の外容器からの抜出しを阻止せんとするものであ
るが、その手段として、内容器の上端開口端面に
外容器の巻締め閉塞したイージーオープン蓋の裏
面を、この蓋のスコアを通じての切除状態で抜止
めをなすように押圧させる構成にて阻止させ、も
つて有害性のない安全な金属製外容器と発泡合成
樹脂製内容器とでなる内外２重の食品収容カツプ
の提供を可能としたもので、実用上優れた効果を
有するものである。
剤などの有害性を除去するために、内容器を外容
器に固定しないで単に遊嵌させたものであるが、
かつ、この遊嵌なるが故に必然的に生ずる内容器
の外容器からの抜出しを阻止せんとするものであ
るが、その手段として、内容器の上端開口端面に
外容器の巻締め閉塞したイージーオープン蓋の裏
面を、この蓋のスコアを通じての切除状態で抜止
めをなすように押圧させる構成にて阻止させ、も
つて有害性のない安全な金属製外容器と発泡合成
樹脂製内容器とでなる内外２重の食品収容カツプ
の提供を可能としたもので、実用上優れた効果を
有するものである。
第１図は内外２重カツプ縦断正面図、第２図は
同上要部の拡大断面図、第３図は同上の蓋を切除
した状態の断面図、第４図はイージーオープン蓋
の第２の変形例の断面図、第５図はイージーオー
プン蓋の第３の変形例の断面図、第６図は同上切
除状態の断面図である。 １……金属製外容器、２……発泡合成樹脂製内
容器、３……イージーオープン蓋。
同上要部の拡大断面図、第３図は同上の蓋を切除
した状態の断面図、第４図はイージーオープン蓋
の第２の変形例の断面図、第５図はイージーオー
プン蓋の第３の変形例の断面図、第６図は同上切
除状態の断面図である。 １……金属製外容器、２……発泡合成樹脂製内
容器、３……イージーオープン蓋。
Claims (1)
- 金属製外容器の内部に発泡合成樹脂製内容器を
適嵌遊挿せしめ、この内容器の上端開口端面に、
周縁を外容器の上端開口周縁に巻締め閉塞したイ
ージーオープン蓋の裏面を、この蓋のスコアを通
じての切除状態で抜止めをなすように押圧させた
ことを特徴として成る食品収容カツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1601485U JPH0211344Y2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1601485U JPH0211344Y2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61132275U JPS61132275U (ja) | 1986-08-18 |
| JPH0211344Y2 true JPH0211344Y2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=30502385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1601485U Expired JPH0211344Y2 (ja) | 1985-02-05 | 1985-02-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0211344Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100756054B1 (ko) | 2007-03-26 | 2007-09-07 | 신성정밀공업주식회사 | 용기탭에 의한 원터치식 캔용기의 개방구조 |
| JP5178486B2 (ja) * | 2008-12-11 | 2013-04-10 | 冨美男 吉田 | フルオープン型密封断熱二重缶の構造 |
-
1985
- 1985-02-05 JP JP1601485U patent/JPH0211344Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61132275U (ja) | 1986-08-18 |
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