JPH02112816A - 熱間圧延線材の空冷装置 - Google Patents

熱間圧延線材の空冷装置

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JPH02112816A
JPH02112816A JP26684588A JP26684588A JPH02112816A JP H02112816 A JPH02112816 A JP H02112816A JP 26684588 A JP26684588 A JP 26684588A JP 26684588 A JP26684588 A JP 26684588A JP H02112816 A JPH02112816 A JP H02112816A
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JP
Japan
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wire rod
roller
rollers
cooling
nozzle
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JP26684588A
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Yoshimitsu Okamoto
岡本 善光
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱間圧延線材の空冷装置に関するものである
(従来の技術) 熱間圧延された直後の線材を調整冷却する場合、第5図
乃至第7図に示すように、線材1を一定ピッチずらした
リング状で冷却床2のローラコンベア3上に載置してa
矢示方向に搬送する間に、冷却床2側のノズルデツキ4
に設けたスリット状の噴流ノズル5から噴出される冷却
流体、即ち冷却空気により線材lを冷却する方法を採る
従来の冷却設備では、ローラコンベア3の各ローラ6の
ローラ径を100 tmとし、各ローラ6間の距離を2
00閣に設定している。これは、リング状の線材lの搬
送条件を満たす必要からである。
一方、噴流ノズル5の配設状況を見ると、第5図に示す
ように隣合うローラ6間の中央部にノズル幅20III
Ilの噴流ノズル5を配置したもの(従来例A)、第6
図に示すように各ローラ6の直下にノズル幅20mmの
噴流ノズル5を配設したもの(従来例B)、或いは第7
図に示すように隣合うローラ6間に、そのローラ端部間
の全幅にわたってノズル幅100mmの噴流ノズル5を
配設したもの(従来例C)等がある。なお、図中、7は
冷却空気のノズル噴流、8はそれによって発生する渦流
を示す。
(発明が解決しようとする課題) これらの冷却設備では、ノズルデツキ4の下面から送風
機により空気を送風して各噴流ノズル5より上方に噴出
させ、ローラコンヘア3上に載置し搬送される線材1を
冷却するが、夫々の冷却特性に欠点がある。
即ち、実操業の結果を見ると、従来例Aでは、ローラコ
ンベア3の上方部分で冷却空気の噴流7の風速が低くな
り、所定の冷却能を得るためには、噴流ノズル5からの
噴出風量を増大させる必要がある。
また従来例Bでは、ローラコンベア3上の空気流は一定
方向の流れとなる。従って、線材1の重なり合った密な
集りであるリング端部の風量を2倍程度増加させなけれ
ば、線材1を全体にわたって均一に冷却できず、噴出風
量が増大する。
更に従来例Cでは、冷却空気の噴流7の幅が広いため、
流域の伝熱特性が低い値となっている。
また線材リングの全周にわたって均一な冷却ができず、
線材1が重なり合ったリング端部の冷却速度が低くなる
欠点がある。
本発明は、かかる従来の課題に鑑み、小風量で線材を全
体にわたって均一に冷却できる空冷装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、そのための手段として、熱間圧延された直後
の線材10を一定ピッチずらしたリング状で冷却床12
のローラコンヘア11上に載置し搬送する間に、冷却床
12側の噴流ノズル17を経て噴出される冷却流体によ
り該線材10を調整・冷却する熱間圧延線材の空冷装置
において、隣合うローラ14間の中心部に、線材搬送方
向と直角方向にノズル幅が15〜50mmの噴流ノズル
17を設け、この噴流ノズル17のノズル端と各ローラ
14の端部間の間隔がO〜20nmとなるように、ロー
ラ径及びローラピッチを選定したものである。
(作  用) 線材10を冷却する際には、各噴流ノズル17から上方
に冷却流体を噴出する。するとその噴流18は各ローラ
14の上側で互いに合流すると共に、噴流18の近傍に
強烈な渦流19が発生する。そして、この冷却流体中を
線材10が通過する間に、対流伝熱と放射伝熱とにより
線材10が均一に冷却される。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図及び第2図において、10は熱間圧延直後の線材であ
る。11は線材10を一定ピッチずらしたリング状で載
置し搬送するローラコンベアで、冷却床12上に設けら
れている。ローラコンベア11は、一対の側板13間に
多数のローラ14を回転自在に配置して成り、その各ロ
ーラ14は線材10をa矢示方向に搬送すべくローラ駆
動装置15により駆動される。第3図に示すように、各
ローラ14にはローラ径100m+++のちのが使用さ
れ、また隣合う一対のローラ14間のローラピッチは1
30鴫と狭く設計されている。16は冷却床12例のノ
ズルデツキであり、このノズルデツキ16には、線材1
0の搬送方向と直角方向に長いスリット状の噴流ノズル
17が、隣合うローラ14間の中央部に夫々位置するよ
うに設けられている。各噴流ノズル17は、第3図に示
すようにノズル幅が20Mであり、従って、各噴流ノズ
ル17のノズル端を各ローラ14のローラ端部との間隔
は5mIN+となっている。
なお、各ローラ14のローラ径は線材10の搬送条件か
ら150mm位までが望ましく、またローラピッチは1
30〜180 mmピッチ程度に狭く抑える方が望まし
い。一方、噴流ノズル17のノズル幅は、15〜50■
程度まで許容できるが、望ましくは15〜20an程度
に狭くする方が良い。また各噴流ノズル17のノズル端
と各ローラ14のローラ端部との間は0〜20aa程度
であれば良い。
噴流ノズル17の上端がローラ14の中心と同一高さに
ある場合、ノズル上端から線材10までの間隔は、噴流
ノズル17のノズル幅の7倍以下とされている。
線材10の冷却調整に際して、各噴流ノズル17から冷
却流体、即ち空気を上方に噴出すると、その噴流18は
第3図に示すようにローラ14間を通って上昇し、各ロ
ーラ14の上方側で互いに合流する。
そして、各ローラ14の上側には噴流18の近傍で強烈
な渦流19が発生する。これは線材10の冷却に極めて
有効な流れであり、高い冷却能が得られる。
因みに、実験結果では、このような強烈な渦流19が生
じる条件は、ノズル端とローラ端部との間隔が0〜20
mmの範囲であった。
線材10はこれらの流れの中を通過する間に対流伝熱と
大気への放射伝熱により冷却される。強烈な渦流の生じ
る条件下では線材10の全体にわたって均一に冷却する
ことができ、特に線材lOが重なり合った密な集りであ
るリング端部においても、小風量で有効に冷却すること
ができる。
次に本発明と各従来例との実験結果を比較する。
第4図は、冷却速度が一定となるように冷却風量を変え
て実験した結果を示し、本発明の第3図の場合の風量を
100%とし、これに対する各従来例での風量を示した
ものである。
本発明によれば、第4図の実験結果からも明らかなよう
に、各従来例に比較して小風量で同等の冷却速度を得る
ことができる。このことは、送風量と電力量とが比例関
係にあることから、従来に比べて17%の省電力効果が
得られ、従って、例えば線材冷却ラインl系読分の省電
力は240KwHとなる。
(発明の効果) 本発明によれば、隣合うローラ14間の中心部に、線材
搬送方向と直角方向にノズル幅が15〜50mmの噴流
ノズル17を設け、この噴流ノズル17のノズル端と各
ローラ14の端部間の間隔が0〜20mm  となるよ
うに、ローラ径及びローラピッチを選定しているので、
従来に比べて小風量で均一に線材10を冷却することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の■−■矢視図、第3図は本発明の作用を示す図、第
4図は本発明と従来例との必要冷却風量比較結果する図
、第5図乃至第7図は従来例を示す断面図である。 lO・・・線材、11・・・ローラコンベア、12・・
・冷却床、14・・・ローラ、16・・・噴流ノズル、
18・・・噴流、19・・・渦流。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所 106一

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱間圧延された直後の線材(10)を一定ピッチ
    ずらしたリング状で冷却床(12)のローラコンベア(
    11)上に載置し搬送する間に、冷却床(12)側の噴
    流ノズル(17)を経て噴出される冷却流体により該線
    材(10)を調整冷却する熱間圧延線材の空冷装置にお
    いて、隣合うローラ(14)間の中心部に、線材搬送方
    向と直角方向にノズル幅が15〜50mmの噴流ノズル
    (17)を設け、この噴流ノズル(17)のノズル端と
    各ローラ(14)の端部間の間隔が0〜20mmとなる
    ように、ローラ径及びローラピッチを選定したことを特
    徴とする熱間圧延線材の空冷装置。
JP26684588A 1988-10-21 1988-10-21 熱間圧延線材の空冷装置 Expired - Fee Related JP2693976B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100646156B1 (ko) * 2005-11-01 2006-11-14 조소곤 압연설비에 사용되는 쿨링베드 냉각장치
JP2008290114A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Kobe Steel Ltd 線材冷却装置
KR100916061B1 (ko) * 2007-11-20 2009-09-08 주식회사 포스코 선재코일 냉각장치
KR101032514B1 (ko) * 2008-10-24 2011-05-04 주식회사 포스코 선재코일 냉각장치

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KR100646156B1 (ko) * 2005-11-01 2006-11-14 조소곤 압연설비에 사용되는 쿨링베드 냉각장치
JP2008290114A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Kobe Steel Ltd 線材冷却装置
KR100916061B1 (ko) * 2007-11-20 2009-09-08 주식회사 포스코 선재코일 냉각장치
KR101032514B1 (ko) * 2008-10-24 2011-05-04 주식회사 포스코 선재코일 냉각장치

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