JPH02110998A - 電子装置における冷却用ファン騒音防止構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、電子装置等の冷却用ファンの騒音防止のため
の冷却用ファン騒音防止構造に関する。

［従来の技術］ 従来、電子装置筐体に取付けた冷却用ファンの騒音レベ
ルを低減するためには、冷却用ファンの回転数を下げる
等して、その対策を行なっていた。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の技術においては、冷却用ファンの回転数
を下げると冷却効率が悪くなり、また、消音ダクトを設
ける方法で十分な騒音防止対策を得ようとすると、ダク
ト体積が大きくなる欠点があった。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、電子装置内
に、複数の構成機器の間を通るよう排気ダクトを設け、
その排気ダクトの対向面に互いが向い合う方向に複数の
冷却用ファンを配置したことを特徴とするものである。

［実施例］ 次に、本発明について図面を参照して説明する。

外側に消音ダクトを設けるとか、冷却用ファンの第１図
は本発明の一実施例の断面図である。

第１図において４は電子装置であり、その筐体内には多
数の電子機器が備えられている。そしてこの電子装置４
内には筐体内を二つの電子機器群５．６に二分する排気
ダクト１が設けられている。

上記排気ダクト１は、断面長方形状を有する管体であり
、下端を開口状にしである。上記排気ダクト１の量子機
器群５，６側の側面には、それぞれ複数の冷却用ファン
２，３が設けである。

冷却用ファン２は、電子機器群５側の側面に取付けられ
、電子機器群５内部の熱を排気ダクト１に送り出すもの
である。また、冷却用ファン３は、電子機器群６側の側
面に取付けられ、電子機器群６内部の熱を排気ダクト１
に送り出すものである。

この冷却用ファン２．３は、ちょうど互いが向い合う方
向に取付けられ、かつ上下方向に互い違いに配置されて
いる。

次に本実施例の作用について説明する。

電子機器群５側の冷却用ファン２は図中左から右に風を
送り、それに対し電子機器群６側の冷却用ファン３は、
図中右から左に風を送る。電子機器群５側の冷却用ファ
ン２の騒音は、電子機器群６側の冷却用ファン３の騒音
と排気ダクト１内で向い合い、それぞれは逆位相の音で
、互いの音を打ち消すように作用する。

尚、本発明は前記に示す実施例に限定されることなく、
種々の形式で実施できる。

すなわち、前記実施例においては、冷却用ファン２．３
は平行に向い合う形で配置されているが、第２図に示さ
れるように冷却用ファン２゜３に一定の角度を持たせて
取付けることによっても同様の作用が得られる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、電子装置内に、複数の構
成機器の間を通るよう排気ダクトを設け、その排気ダク
トの対向面に互いが向い合う方向に複数の冷却用ファン
を配置したことにより、対向する冷却用ファンの騒音が
逆位置となり、お互いの騒音を打ち消すため、騒音レベ
ルの低減を図れる効果がある。

さらに、電子装置の内部に排気ダクトを設けたことによ
り、外部へ漏れる騒音量が減少する効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電子機器の概略の縦断
面図であり、第２図は本発明の他の実施例を示す電子機
器の概略の縦断面図である。 １：排気ダクト ２．３：冷却用ファン ４：電子装置 ５．６：電子機器群

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電子装置内に、複数の構成機器の間を通るよう排気ダク
   トを設け、その排気ダクトの対向面に互いが向い合う方
   向に複数の冷却用ファンを配置したことを特徴とする電
   子装置における冷却用ファン騒音防止構造。