JPH02110524A - コヒーレント光通信用ヘテロダイン検波受信装置 - Google Patents

コヒーレント光通信用ヘテロダイン検波受信装置

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JPH02110524A
JPH02110524A JP63262943A JP26294388A JPH02110524A JP H02110524 A JPH02110524 A JP H02110524A JP 63262943 A JP63262943 A JP 63262943A JP 26294388 A JP26294388 A JP 26294388A JP H02110524 A JPH02110524 A JP H02110524A
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polarization
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崇男 内藤
Terumi Chikama
輝美 近間
Shigeki Watanabe
茂樹 渡辺
Tetsuya Shimizu
哲也 清永
Yoshito Onoda
義人 小野田
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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    • H04B10/61Coherent receivers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要〕 長距離・大容量通信への適用が期待されているコヒーレ
ント光通信に利用可能な、ヘテロダイン検波方式による
光受信装置に係−リ、さらに詳しくは信号光の偏波状態
を能動制御するための回路部分の改良に関し、 信号光の偏波状態をモニタするための光学系を簡単に構
成できるようにし、かつ高感度の受信を可能にすること
を目的とし、 局部発振光を発振する光層部発振回路と、光伝送路を介
して伝送されてきた信号光の偏波状態を変化させる偏波
作用器と、該偏波作用器により偏波状態を補正された信
号光と前記光層部発振回路から出力された局部発振光と
を混合する混合回路と、該混合回路の出力光を2種類の
偏波成分に分離する偏波分離器と、該偏波分離器からの
各偏波成分毎の信号をそれぞれ検波して中間周波数信号
を出力する受光器と、該受光器から出力された2つの中
間周波数信号を入力する90度ハイブリッドカプラと、
該90度ハイブリッドカプラから出力された中間周波数
信号を復調する復調器と、前記受光器及び前記90度ハ
イブリッドカプラからのそれぞれの出力信号に基づき前
記偏波作用器を駆動して、前記信号光の偏波状態を制御
する偏波制御回路とを備えて構成する。
〔産業上の利用分野] 本発明は、長距離・大容量通信への適用が期待されてい
るコヒーレント光通信に利用可能な、ヘテロダイン検波
方式による光受信装置に係り、さらに詳しくは信号光の
偏波状態を能動制御するための回路部分の改良に関する
[従 来 の 技 術] コヒーレント光通信において、光伝送路を介して受信し
た信号光と、局部発振光とを混合して検波するヘテロゲ
イン検波方式が広く利用されている。ところが、このよ
うな方式では、信号光の偏波状態が光ファイバを伝送中
に変動してしまうため、局部発振光と合波する際に、そ
の検波効率が劣化するという問題が起こる。このような
問題を解決する方法の一つとして、信号光と局部発振光
の偏波状態を積極的に一致させるようにする能動制御方
式がある。第6図に、能動制御方式による従来のヘテロ
ダイン検波受信装置の回路構成を示す。
同図において、光ファイバ等を伝送されてきた信号光は
、偏波作用R7r 1を介して混合回路2に入力され、
ここで、光層部発振回路3から出力された局部発振光と
合波される。上記局部発振光は、例えば45度斜め方向
に主軸角を持つ偏波状態とする。混合回路2の出力信号
の一方は、受光器4でヘテロゲイン検波されて中間周波
数信号に変換され、この中間周波数信号が復調回路5で
復調されて出力される。
また、上記混合回路2のもう一方の出力信号は、信号光
の偏波状態のモニタ用として使用される。
tなわち、このモニタ用の光信号は、まずハーフミラ−
6で2つに分岐され、その透過光は偏波分離2i7で2
つの直行した偏波成分に分離された後、受光器8.9で
電気信号に変換される。一方、上記ハーフミラ−6から
の反射光は、λ/4板10で偏波状態が変換され(例え
ば直線偏光から円偏光に、或いは円偏光から直線偏光に
変換され)、続いて偏波分離器11で2つの直行した偏
波成分に分離された後、受光器12.13で電気信号に
変換される。上記2つの受光器8.9の出力信号は差動
増幅器14に入力され、また、他方の2つの受光器12
.13の出力信号は他方の差動増幅器15に入力され、
これらの差動増幅信号A、 Bをモニタ信号として、偏
波作用器lにより信号光の偏波状態の制御が行われる。
すなわち、例えば、信号光の偏波状態の主軸角は、信号
Aがゼロになるようにすることで制御でき、その楕円率
は、信号Bがゼロになるようにすることで制御できる。
(発明が解決しようとする課題] 上記従来のへテロダイン検波受信装置では、上述したよ
うに、ハーフミラ−6及び偏波分離器7.11を用いて
信号光の一部を分岐した後、4つの受光器8.9.12
.13を用いて信号光の偏波状態をモニタし、信号光の
偏波状態を制御するようにしている。
従って、信号光の偏波状態をモニタするためのみに、光
学系の構成が複雑になり、4つもの受光器を用いなけれ
ばならないことから、装置が大型化せざるを得ないとい
う問題がある。また、信号光の一部を分岐し、これをモ
ニタ用としてだけ使用していることから、その分だけ受
信感度が劣化してしまうという問題もある。更に、雑音
成分を抑圧して高感度の受信が可能なりBOR(二重平
衡型受信機)を構成できないという問題もある。
本発明は、信号光の偏波状態をモニタするための光学系
を簡単に構成できるようにし、かつ高感度の受信を可能
にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理ブロック図である。
同図において、光伝送路を伝送されてきた信号光を偏波
作用器20を介して混合回路21に与えると共に、光層
部発振回路22から局部発振光を出力して混合回路21
に与え、ここで信号光と局部発振光とを合波する。なお
、局部発振光の偏波状態は、例えば45度斜め方向に主
軸角を持つようにする。混合回路21で信号光と局部発
振光とを合波した後、偏波分離器23を用いて2つの直
交した偏波成分に分離し、それぞれ受光器24.25で
へ・テロダイン検波して中間周波数信号を得る。
以上までが光学系によって構成され、続いて電気信号段
に移る。
電気信号段においては、まず、上記受光器24.25か
ら出力された中間周波数信号を90度ハイブリッドカプ
ラ26に与え、その出力ポートP4からの出力信号を復
調器27で復調して出力する。
一方、受光器24.25から出力された中間周波数信号
を差動増幅器28に入力し、その出力信号すを偏波制御
回路29に与えると共に、90度ハイブリッドカプラ2
6のもう一方の出力ボートP3からの出力信号aを偏波
制御回路29に与える。
この偏波制御回路29は、上記信号a及びbに基づいた
制御信号A、Bを出力して偏波作用器20を駆動するこ
とにより、信号光の偏波状態を適宜制御する。
〔作  用〕
第1図において、偏波分離器23で分離された2つの直
交する偏波成分(例えば0度方向の偏波成分と90度方
向の偏波成分)が、それぞれ受光器24.25でヘテロ
ダイン検波されるので、それによって得られた2つの中
間周波数信号のパワーを互いに比較すれば、すなわち差
動増幅器28の出力信号すがゼロからどれだけずれてい
るかを見れば、信号光の偏波状態の主軸角が45度から
どれだけずれているかを知ることができる。よって、例
えば上記の信号すがゼロとなるように偏波制御、回路2
9で偏波作用器20を駆動することにより、信号光の偏
波状態の主軸角を45度に制御することができる。
また、90度ハイブリッドカプラ26に入力する2つの
中間周波数信号は、それらの位相が互いに90度ずれて
いるので、更に90度ハイブリッドカプラ26でクロス
方向に位相がずらされると、一方の出力ボートP4には
互いに同相の信号が加わって出力され、他方の出力ボー
トP3には互いに逆相の信号が加わって(すなわち打ち
消し合って)出力される。このことから、上記出力ボー
トP3から出力される信号aがゼロからどれだけずれて
いるかを見れば、信号光の楕円率を知ることができる。
よって、上記の信号aがゼロとなるように偏波制御回路
29で偏波作用器20を駆動することにより、信号光の
偏波状態を、局部発振光の偏波状態に対し90度の位相
差を持つようにすることができる。例えば、局部発振光
の偏波状態が45度直線偏光の場合、信号光の偏波状態
を円偏向に制御することができる。
更に、90度ハイブリッドカプラ26のポートP4から
は増強されたビート成分が得られ、もう一方のポートP
3からはイメージ成分が互いに打ち消すように出力され
ることになるので、信号aがゼロとなるように偏波制御
回路29で偏波作用器20を駆動することにより、ポー
トP4から出力される中間周波数信号の中からイメージ
成分を除去することもできる。
本発明によれば、受光器が少なくとも2個あれば充分で
あることから、光学系を従来のものと比べて非常に節単
に構成することができ、装置全体の小型化が可能になる
。また、信号光の偏波状態のモニタのためだけに信号光
を分岐することをせずに、電気信号段にて偏波状態をモ
ニタすることができるので、従来よりも高感度の受信が
可能になる。しかも、DBORを用いて構成することも
容易なので、その場合には一層の高感度受信が可能にな
る。
〔実  施  例〕
以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
第2図は、本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
同図においては、光学系として、偏波作用器20、光カ
ップラ等からなる混合回路21、半導体レーザ等からな
る光層部発振回路22、偏波分離器23、及びフォトト
ランジスタ等からなる2つの受光器24.25を備え、
また、電気信号段として、90度ハイブリッドカブラ2
6、復調器27、差動増幅器28、偏波制御回路29、
及びAFC(自動周波数コントローラ)等を備えている
上記偏波制御回路29と偏波作用器20の具体的構成の
一例を、第3図と第4図に示す。第3図において、偏波
制御回路29は、これに入力されるアナログ信号a、b
をデジタル信号に変換するためのA/D変換器29a、
29bと、上記デジタル信号に基づく数値処理を行うた
めの数値処理回路29cと、この処理結果に基づきパル
スモータ20c、20d(第4図参照)をそれぞれ駆動
するための信号A、Bを出力するパルスモータ駆動回路
29d、29eとから構成されている。上記数値処理は
、信号a、bがいずれもゼロになるように制御する処理
である。なお、A/D変換せずに、アナログ信号をその
まま数値処理してもよい。一方、第4図において、偏波
作用器20は、信号光の光路上に順次配置されたλ/4
板20a、λ/2板20bと、これらを上記信号A、B
に応じて回転制御卸するためのパルスモータ20c、2
0dとから構成されている。
上記構成の実施例のヘテロゲイン検波受信装置においで
、まず光ファイバ等を伝送されてきた信号光は、偏波作
用器20を介し、混合回路21の一方の入力ボートPI
に入力される。一方、光層部発振回路22からは、局部
発振光が出力され、混合回路21のもう一方の入カポ−
)Pzに入力される。信号光と局部発振光とは混合回路
21で合波され、ビート成分を有する光信号となって出
力ポートP3から出力される。この光信号は、偏波分離
器23により、2つの直交するX方向とX方向の偏波成
分に分離された後、それぞれ受光器24.25によって
ヘテロゲイン検波される。
上記の光学系による動作を、数式を用いて、以下に具体
的に説明する。
まず、局部発振光は、45度斜め方向に主軸を持つ偏波
状態(例えば円偏光、45度又は135度直線偏光等)
にし、そのX方向とX方向の偏波成分の光パワーが偏波
分離器23によって等分されるようにする。局部発振光
の偏波状態を式に表すと、X = l /(”;!−x
v’P LOX COS ((υLot)Y=I/(T
x−r丁−X c o s ((Otot十〇to)に
なる。例えば、θ、。−〇、π/2の時、それぞれ45
度直線偏光、円偏光を示す。
一方、信号光は、45度斜め方向に主軸角を持ち、かつ
局部発振光の偏波状態に対して位相差が90度になるよ
うにする。例えば、局部発振光の偏波状態が円偏光の場
合には、信号光の偏波状態が45度又は135度直線偏
光となるようにし、一方、局部発振光の偏波状態が45
度又は135度直線偏光の場合には、信号光の偏波状態
が円偏光となるようにする。信号光の偏波状態を式に表
すと、X = 、1 /、/7 X 、/7〒Xcos
 ((115By=1/77x、/−下S Xcos 
((IJs t+θS)になる。ただし、θS−θ、。
−π/2の関係をンAたす。
上記の式で表される信号光と局部発振光とを混合回路2
1で合波した後、その直交した2つの偏波成分を偏波分
#器23で分離し、それぞれ受光器24.25でヘテロ
ゲイン検波することにより、それぞれ以下の式で表され
るように、互いに位相が90度ずれた中間周波数信号I
工、Ivが得られる。
lx =1.cos  ((ωS −ωto)t)Iv
  =IOCO9((ωS −ω10)  t+ (θ
、−〇L、)  ) =1.  s  in  ((ωs−ωto)t)ただ
し、Io=1/4X、r■−了Tである。
次に、電気信号段による処理を、以下に具体的に述べる
まず、上記2つの中間周波数信号1x、Ivは、90度
ハイブリッドカプラ26の入力ポートP、、P2にそれ
ぞれ入力され、クロスした方向に位相が90度遅延され
たものが加えられて、それぞれ出力ポートP3、P4か
ら出力される。すなわち、ボートP1からボートP、3
への経路及びボートP2からボートP4への経路では位
相は変化しないが、ボートP、からボートP4への経路
及びボートP2からボートP3への経路では位相が90
度遅延される。よって、90度ハイブリッドカプラ26
の出力Ox、OYは、以下の式で表される。
Ox =Ix + (Iv ) =(−1+sgn(ωS −ωto)  )  X 1
xOv  =  (lx  )  + Iv=  (1
+sgn  (ωS −ωLo))X’Tyただし、(
)は、90度位相遅延を意味する。また、 と定義する。
よって、上記のOx、Oyの弐から明らかなように、ω
、−ω、。〉0の時に0x−0かつ0V−21vとなり
、一方、(LIS −ωco<Oの時にOv−〇かつO
x−21xとなる。すなわち、90度ハイブリッドカプ
ラ26に入力する2つの中間周波数信号1x、rvは、
それらの位相が互いに90度ずれているので、更に90
度ハイブリッドカプラ26でクロス方向に位相がずらさ
れると、ω。
とωLOの大小関係に応じ、一方の出力ボートには互い
に同相の信号が加わって出力され、もう一方の出力ボー
トには互いに逆相の信号が加わって(すなわち打ち消し
合って)出力される。本実施例では、ω、−ω、。〉0
となるように設定されているものとし、これに応じて、
ボートP4からの出力0v(=21v)が復調器27に
よって復調されて出力される。この際、上記の出力OV
を成る一定の周波数に安定させるために、AFC30に
より、光層部発振回路22の発振周波数が適宜制御卸さ
れている。
次に、信号光の偏波状態のモニタについて、具体的に述
べる。
上述したように偏波分離器23で分離された2つの直交
する偏波成分(ここでは0度方向の偏波成分と90度方
向の偏波成分とする)がそれぞれ受光器24.25でヘ
テロゲイン検波されるので、それによって得られた2つ
の中間周波数信号IX、■、のパワーを互いに比較すれ
ば、信号光の偏波状態の主軸角が45度からどれだけず
れているかを知ることができる。そこで本実施例では、
上記中間周波数信号IX、IYを差動増幅器28に入力
し、その出力を信号すとして偏波制御回路29に与える
ようにしている。よって、信号すがゼロからどれだけず
れているかは、信号光の偏波状態の主軸角が45度から
どれだけずれているかに対応するので、上記の信号すが
ゼロとなるように偏波制御回路29で偏波作用器20を
駆動することにより、信号光の偏波状態の主軸角を45
度に制御することができる。
また、上述した90度ハイブリッドカプラ26のボート
P:lからの出力Oxがゼロからどれだけずれているか
を見れば、信号光の楕円率を知ることができる。そこで
本実施例では、上記ボートP3からの出力OXを信号a
として偏波制御回路29に与え、この信号aがゼロとな
るように、すなわちθ、−〇、。=π/2となるように
偏波制御回路29で偏波作用器20を駆動することによ
り、信号光の偏波状態を円偏光(局部発振光が45度又
は135度直線偏光の場合)、あるいは45度又は13
5度直線偏光(局部発振光が円偏光の場合)とすること
ができる。
更に、90度ハイブリッドカプラ26のポートP4から
は増強されたビート成分が得られ、もう一方のボートP
3からはイメージ成分が互いに打ち消すように出力され
ることになるので、上記のように信号aがゼロとなるよ
うに偏波制御回路29で偏波作用器20を駆動すること
により、ボートP4から出力される中間周波数信号の中
からイメージ成分を除去することもできる。
以上述べたように本実施例では、受光器が2個で済むこ
とから、光学系を従来のものと比べて非常に簡単に構成
することができ、装置全体の小型化を実現できる。また
、信号光の偏波状態のモニタのためだけに信号光を分岐
することをせずに、電気信号段にて偏波状態をモニタす
ることができるので、受信感度を従来よりも一段と向上
させることができる。
次に、第5図は、本発明の第2の実施例を示すブロック
図である。
本実施例は、DBOR(、二重平衡型受信機)を用いて
構成したものである。すなわち、前記第1の実施例にお
ける混合回路21のボートP4に対し、前述した偏波分
離2323及び受光器24.25と同様な構成からなる
、もう−組の偏波分離器31及び受光器32.33を設
けると共に、受光器24と受光器32の出力を減算器3
4に!j、え、受光器25と受光器33の出力を減算器
35に与えるようにしたものである。
このような構成においては、信号光と局部発振光とが1
昆合回路21で合波され、ポー1−P3、P4からは互
いに180度の位相差を持つ光信号が出力される。そし
て、これらの光信号は、それぞれ偏波分離器23.31
により等しい割合で分1捕され、各受光器24.25.
32.33でヘテロゲイン検波される。このようにして
受光器24.32で得られた中間周波数信号は減算器3
4に与えられ、もう一方の受光器25.33で得られた
中間周波数信号は減算器35に与えられる。この際、受
光器24.32には互いに180度の位相差を持つビー
ト成分が入力され、同様に、受光器25.33にも互い
に180度の位相差を持うビート成分が入力されので、
減算器34.35により、ビート成分は互いに加算され
て増強され、それとは逆に、局部発振光の強度雑音成分
は相殺される。このようにして強度雑音成分の抑圧され
た中間周波数信号は、90度ハイブリッドカプラ26と
差動増幅器28に入力され、その後は前記第1の実施例
と同様な処理が行われる。
従って、本実施例では、混合回路21の2つの出力光を
有効に利用することにより、局部発振光の強度雑音を抑
圧して、受信感度を一段と向上させることができる。
なお、上記の各実施例では、信号光と局部発振光のいず
れか一方を45度(又は135度)直線偏光とし、もう
一方を円偏光とする場合について述べたが、必ずしもこ
のように制御する必要はない。
すなわち、信号光と局部発振光の双方が45度斜め方向
に主軸を持つ偏波状態であって、かつ、それらの互いの
位相差が90度であることが条件であり、この条件を満
たす1どのような偏波状態であってもよく、例えば信号
光がX成分とY成分とで110度の位相差を持つ楕円偏
光で、局部発振光がX成分とY成分とで20度の位相差
を持つ楕円偏光であってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、受光器が少なくとも2個あれば充分で
あることから、光学系を従来のものと比べて非常に簡単
に構成することができ、よって装置全体を小型化するこ
とができる。また、信号光の偏波状態のモニタのためだ
けに信号光を分岐することをせずに、電気信号段にて偏
波状態を〔ニクすることができるので、従来よりも著し
く高ざ度の受信が可能になる。しかも、DBORを用い
て構成することも容易なので、その場合には一層の高感
度受信が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の第1の実施例の111179図、第3
図は第2図に示した偏彼制御1回路29の具体的構成の
一例のブロック図、 第4図は第2図に示した偏波作用器20の具体的構成の
一例のブロック図、 第5図は本発明の第2の実施例のブロック図、第6図は
従来のヘテロダイン検波受信装置を示すブロック図であ
る。 20・・・偏波作用器、 21・・・混合回路、 22・・・光層部発振回路、 23・・・偏波分離器、 24.25・・・受光23. 26・ ・ ・90度ハイフ゛りンドカブラ、27・・
・復調器、 28・・・差動増幅器、 29・・・偏波制御回路、 30・・・AFC。 31・・・偏波分離器、 32.33・・・受光器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 局部発振光を発振する光局部発振回路(22)と、 光伝送路を介して伝送されてきた信号光の偏波状態を変
    化させる偏波作用器(20)と、 該偏波作用器により偏波状態を補正された信号光と、前
    記光局部発振回路(22)から出力された局部発振光と
    を混合する混合回路(21)と、該混合回路(21)の
    出力光を2種類の偏波成分に分離する偏波分離器(23
    )と、 該偏波分離器(23)からの各偏波成分毎の信号をそれ
    ぞれ検波して中間周波数信号を出力する受光器(24、
    25)と、 該受光器(24、25)から出力された2つの中間周波
    数信号を入力する90度ハイブリッドカプラ (26)
    と、 該90度ハイブリッドカプラ(26)から出力された中
    間周波数信号を復調する復調器(27)と、 前記受光器(24、25)及び前記90度ハイブリッド
    カプラ(26)からのそれぞれの出力信号に基づき前記
    偏波作用器を駆動して、前記信号光の偏波状態を制御す
    る偏波制御回路(29)とを備えたことを特徴とするコ
    ヒーレント光通信用ヘテロダイン検波受信装置。
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